JP2019074604A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 濃度予測制御の予測精度の低下を抑制する。【解決手段】 センサ200の検出値と基準濃度とに基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置は以下を備える。プリンタコントローラ300と、シートPに形成されたパターン画像を読み取るリーダAと、中間転写ベルト6に形成されたパッチ画像を測定する画像濃度センサ400。プリンタコントローラ300は、リーダAによるパターン画像の読取結果に基づいて画像形成条件が生成された場合、パッチ画像を画像濃度センサ400によって測定して基準濃度を取得する。そして、プリンタコントローラ300は、他のタイミングにおいても、パッチ画像を画像濃度センサ400によって測定して基準濃度を更新する。【選択図】 図13

Description

本発明は、出力画像の濃度を予測する濃度予測制御に関する。
電子写真技術を活用した画像形成装置は、装置が設置される環境の変化や、各部材の劣化などが原因となって出力画像の濃度が目標濃度とならない可能性がある。そこで、画像形成装置は、出力画像の濃度を目標濃度に制御するため、測定用画像を形成し、測定用画像の測定結果に基づいて画像形成条件を補正している。
しかしながら、画像形成装置は、出力画像の形成を中断して測定用画像を形成すると、生産性が低下してしまう。そこで、近年の画像形成装置には、画像形成装置に設けられたセンサの検出値から出力画像の濃度を補正するものがある(特許文献1)。このような画像形成装置は、予めモデル式が設計されており、センサの検出値からモデル式に基づいて、画像形成条件を補正している。
特開2010−102317号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、大量に画像を形成したり、現像剤の消費量が極端に少なかったり過剰に多い場合、濃度予測制御の予測精度が低下する可能性があった。
そこで、本発明の目的は、出力画像の濃度の予測精度が低下することを抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に設けられたセンサと、前記センサから出力された検出値と基準濃度とに基づいて画像形成条件を決定する決定手段と、測定用画像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された前記測定用画像を測定する第1測定手段と、前記第1測定手段の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得する取得手段と、前記シートに形成されたパターン画像を測定する第2測定手段と、前記画像形成手段によって前記シートに前記パターン画像を形成させ、前記第2測定手段によって前記パターン画像を測定させ、前記第2測定手段による前記パターン画像の測定結果に基づいて前記画像形成条件を生成する生成手段と、を有し、前記取得手段は、前記画像形成手段が前記シートに前記パターン画像を形成する場合、前記画像形成手段によって前記像担持体に第1測定用画像を形成させ、前記第1測定手段によって前記第1測定用画像を測定させ、前記第1測定手段による前記第1測定用画像の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得し、前記取得手段は、前記画像形成手段によって前記像担持体に第2測定用画像を形成させ、前記第1測定手段によって前記第2測定用画像を測定させ、前記第1測定手段による前記第2測定用画像の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得することを特徴とする。
本発明によれば、濃度予測制御の予測精度の低下を抑制できる。
画像形成装置の概略断面図 画像形成装置の制御ブロック図 予測濃度算出部の機能ブロック図 自動階調補正のフローチャート図 パターン画像1の模式図 パターン画像2の模式図 階調補正テーブルの生成方法の説明図 中間転写ベルト上に形成されたパッチ画像の模式図 予測補正LUTの作成処理のフローチャート図 画像信号値と濃度変動量との対応関係を示す図 濃度特性(階調特性)を示す図 初期補正LUTと予測補正LUTとを示す図 基準濃度と基本信号値の更新処理のフローチャート図 モデル係数の一例を示す表 UI画面の概略図
図1は画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、リーダA、プリンタ101、操作パネル20を備える。さらに、画像形成装置100は、プリンタコントローラ300(図2)、及び画像処理部110(図2)も備える。
プリンタ101はシートPに画像を形成する。プリンタ101は、異なる色の画像を形成する画像形成部PY、PM、PC、及びPKと、画像をシートPに定着する定着器11とを備える。本実施形態のプリンタ101は、さらに、画像形成部PY、PM、PC、及びPKと、定着器11とを制御するためのCPU120(図2)を備える。
画像形成部PYはイエローの画像を形成し、画像形成部PYはマゼンタの画像を形成し、画像形成部PCはシアンの画像を形成し、画像形成部PKはブラックの画像を形成する。画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像器4Y、4M、4C、4Kに収容されたトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外、実質的に同一の構成である。以下では、特に区別しない場合、添え字Y、M、C、Kを省略して説明する。
感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面に感光層(感光体)が形成された感光体である。感光ドラム1は、所定の速度で矢印R1方向に回転駆動される。帯電器2は感光ドラム1の表面を一様な負極性の電位に帯電するスコロトロン帯電器である。帯電器2は、電源ユニット(不図示)からワイヤに帯電電圧が印加され、電源ユニット(不図示)グリッド部材にグリッドバイアスが印加される。
露光部3は帯電した感光ドラム1の表面を露光する。これによって、感光ドラム1の表面には静電潜像が形成される。現像器4は、トナーとキャリアとを含む現像剤を蓄積する。露光部3は、例えば、光源と回転多面鏡とを備えるレーザスキャナ、又は、複数のLEDがライン状に並んだレーザスキャナである。
現像器4は、現像剤を担持して感光ドラム1へトナーを供給する現像スリーブ、現像器4に蓄積された現像剤を撹拌するために回転する回転部材、及び現像器へ現像剤を補給する補給機構を備える。現像スリーブには不図示の電源ユニットから現像バイアスが供給される。現像器4は、現像スリーブと感光ドラム1との電位差によって現像スリーブに担持された現像剤を感光ドラム1に付着させる。これによって、感光ドラム1に形成された静電潜像は顕像化される。また、現像器4は、当該現像器4に蓄積された現像剤のトナー濃度を検知するインダクタンスセンサ200を備える。ここで、トナー濃度とは、現像剤の量に対するトナーの量の比率を示すパラメータである。補給機構は現像剤を補給するために回転する補給スクリューを備える。
中間転写ベルト6は、駆動ローラ61、テンションローラ62、及びローラ63にかけ回されたベルトである。中間転写ベルト6は、駆動ローラ61が回転することによって、矢印R2方向へ移動する。また、一次転写ローラ7は、中間転写ベルト6を押圧して、感光ドラム1と中間転写ベルト6との間に一次転写部T1を形成する。一次転写ローラ7に転写電圧が印加されると、一次転写部T1において感光ドラム1に担持されたトナー像が中間転写ベルト6に転写される。これは、一次転写と呼ばれる。また、クリーニング装置68は、中間転写ベルト6を摺擦するクリーニングブレードを有し、中間転写ベルト6から記録材Pに転写されずに中間転写ベルト6に残ったトナーを清掃する。
二次転写ローラ64は、中間転写ベルト6に対してローラ63の反対側に配置される。二次転写ローラ64は、二次転写ローラ64と中間転写ベルト6との間に二次転写部T2を形成する。二次転写ローラ64に転写電圧が印加されることによって、中間転写ベルト6に担持されたトナー像が記録材Pへ転写される。これは、二次転写と呼ばれる。
画像濃度センサ400は、中間転写ベルト6に担持された測定用画像を測定する。画像濃度センサ400は、例えば、発光素子と受光素子とを有し、測定用画像からの反射光を測定する光学センサである。測定用画像のトナー付着量に応じて測定用画像からの反射光の強度又は光量が変化する。画像形成装置100は、例えば、測定用画像からの反射光の強度と測定用画像の濃度との変換テーブルに基づいて、測定用画像の濃度を検出できる。
シートカセット65はシートPを収容する。シートカセット65の周囲には環境センサ199が配置される。環境センサ199は環境情報を検知する。環境情報は、例えば、湿度(相対湿度)である。なお、環境情報は相対湿度に限られず、環境情報は温度であってもよく、あるいは、温度と相対湿度の両方であってもよい。また、環境情報は絶対湿度であってもよい。
給送ローラ66は、シートカセット65から1枚ずつシートPを分離し、シートPを搬送する。レジストレーションローラ67は、給送ローラ66によって搬送されたシートPが二次転写部T2に到達するタイミングを制御するために、シートPを搬送しながらシートPの送り出しタイミングを調整する。
定着器11はローラ対とヒータとを有する。定着器11はシートPがローラ対のニップ部を通過している間にヒータによってシートPを加熱する。これによって、シートP上のトナー像が溶融し、シートPに定着される。排出トレイ109には定着器11を通過したシートPが排出される。給送ローラ66、レジストレーションローラ67、定着器11は、シートを搬送するための搬送経路を形成する。
リーダAは、原稿台102、光源103、レンズ104、ミラー105、CCDセンサ108を備える。光源103、レンズ104、及びミラー105は所定方向へ移動するキャリッジを構成する。
原稿Gの読取動作について以下に説明する。ユーザは原稿台102に原稿Gを載置し、操作パネル20から読取指示を入力する。読取指示が入力された場合、光源103が発光しながらキャリッジが所定方向へ移動する。原稿Gからの反射光は、レンズ104、ミラー105を介してCCDセンサ108に結像される。そして、CCDセンサ108が原稿Gの読取データをプリンタコントローラ300(図2)へ転送する。テストチャートの読取動作も同様である。
操作パネル20は液晶ディスプレイ218を有している。ユーザは、操作パネル20を介して画像の印刷枚数や片面印刷か両面印刷かの指定等の印刷情報を入力できる。プリンタ101は、操作パネル部20から入力された印刷情報に基づいて画像形成処理を行う。また、ユーザは、操作パネル20を介してリーダAを制御できる。また、ユーザは、操作パネル20を介してプリンタBのキャリブレーションを実行できる。
次に、プリンタ101がシートPに画像を形成する画像形成処理について説明する。
画像形成部PY、PM、PC、及びPKは画像データに基づき順次画像を形成する。そして、一次転写ローラ7Y、7M、7C、及び7Kが、画像形成部PY、PM、PC、及びPKによって形成されたトナー像を、中間転写ベルト6において重なるように転写する。これによって、中間転写ベルト6にはフルカラーのトナー像が形成される。
一方、給送ローラ66は、シートカセット65に収容されたシートPをレジストレーションローラ67へ向けて搬送する。レジストレーションローラ67は、中間転写ベルト6に形成されたトナー像が二次転写部T2に到達するタイミングにシートPが二次転写部T2に到達するタイミングが合うように、シートPを搬送する。そして、二次転写ローラ64は、中間転写ベルト6上のトナー像をシートPに転写する。不図示の搬送ローラはトナー像が転写されたシートPを定着器11へ搬送する。シートPが定着器11を通過する際、定着器11は熱と圧力とによってシートPに転写されたトナー像をシートPに定着する。そして、トナー像が定着されたシートPは排出トレイ109へ排出される。
図2は、画像形成装置100の制御ブロック図である。画像形成装置100は、プリンタコントローラ300、プログラムROM304、RAM309、画像処理部110を備える。プリンタコントローラ300のCPU313は、画像形成装置100を統括的に制御するプロセッサである。プログラムROM304は、CPU313が実行する各種の制御プログラムや制御データが記憶されている。RAM309はシステムワークメモリである。画像処理部110は画像データに画像処理を実行するためのASIC(Application Specific Integrated Circuit)である。
画像処理部110は、RIP(Raster Image Processor)314、色処理部315、階調補正部316、中間調処理部317を有する。RIP314は、画像データをビットマップ形式の画像データに変換する。色処理部315は、入力された画像データの色情報をプリンタ101に適した色情報へ変換する。色処理部315は、例えば、レッド、グリーン、及びブルーの画像データをイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの画像データへ変換する。
階調補正部316は、プリンタ101によって形成される画像の階調特性(濃度特性とも呼ばれる)を、理想的な階調特性に補正するため、画像データに含まれる画像信号値を変換する。階調補正部316は、例えば、入力画像信号値と出力画像信号値との対応関係を示す階調補正テーブル(γLUTと称す。)を参照して、画像データに含まれる画像信号値を変換する。階調補正テーブルは、出力画像の階調特性を理想的な階調特性に補正するための階調補正条件である。階調補正テーブル(γLUT)は1次元の変換テーブルである。階調補正テーブル(γLUT)は色毎に不図示のメモリに記憶されている。なお、階調補正部316は、階調補正テーブルに限られず、例えば、変換式に基づいて画像信号値を変換する構成としてもよい。中間調処理部317は、プリンタ101に入力される画像データを生成するため、画像データにディザ処理を施す。
プリンタ101は、画像形成部PY、PM、PC、及びPKと、定着器11とを備える。CPU120は画像形成部PY、PM、PC、及びPKと、定着器11とを制御するプロセッサである。CPU120は、CPU313から入力される印刷コマンドに従ってプリンタ101を制御する。プリンタ101は、リーダAから転送された画像データに基づいて画像を形成したり、不図示のサーバ又はPCから転送された画像データに基づいて画像を形成する。さらに、プリンタ101は、後述の画像形成条件を制御するため、測定用画像データ(測定用画像信号値)に基づいてパッチ画像(図8)を形成したり、パターン画像データ(パターン画像信号値)に基づいてパターン画像(図5、及び図6)を形成する。パッチ画像は画像濃度センサ400により測定される測定用画像である。一方、パターン画像はシートPに形成される測定用画像である。
プリンタコントローラ300は、最大濃度条件決定部306、予測濃度算出部307、階調補正テーブル生成部308を有する。最大濃度条件決定部306はプリンタ101により形成される画像の最大濃度を調整するための画像形成条件を決定する。プリンタ101により形成される画像の最大濃度を調整するための画像形成条件は、例えば、露光部3が感光ドラム1を露光する光の強度(露光強度)である。
なお、最大濃度を調整するための画像形成条件は、帯電器2が感光ドラム1を帯電するための帯電電圧やグリッドバイアスであってもよい。あるいは、最大濃度を調整するための画像形成条件は、現像器4の現像スリーブに印加される現像バイアスであってもよい。
予測濃度算出部307は図3に基づいて後述する。階調補正テーブル生成部308は、プリンタ101により形成される画像の階調特性を理想的な階調特性に調整するための画像形成条件を生成する。プリンタ101により形成される画像の階調特性を理想的な階調特性に調整するための画像形成条件は、画像データの画像信号値を変換するための階調補正テーブル(γLUT)である。
リーダA、環境センサ199、インダクタンスセンサ200、操作パネル20は図1において説明しているので、ここでの説明は省略される。また、タイマ201は、プリンタ101の各ユニットが駆動している時間を計測する。タイマ201は、例えば、プリンタ101が画像を形成していない放置時間を計測する。ここで、放置時間は、例えば、現像器4の現像スクリューが回転していない時間であってもよい。カウンタ202は、補給機構の補給スクリューの回転回数を計測する。補給スクリューの回転回数は補給回数に相当する。補給スクリューが1回転することで現像器4へ供給されるトナーの量は予め決まっている。つまり、カウンタ202は、現像器4へ補給されるトナーの量を計測すると言い換えることができる。あるいは、カウンタ202は、回転部材の回転回数を計測する構成としてもよい。回転部材の回転回数に応じて現像器4に蓄積されたトナーが摩擦帯電される。つまり、回転部材の回転回数はトナーの帯電量を予測するためのパラメータである。
本実施形態のプリンタコントローラ300は、プリンタ101により形成される出力画像の濃度を予測する予測濃度算出部307を有する。本実施形態の予測濃度算出部307は、環境センサ199の検出値、及びインダクタンスセンサ200の検出値に基づいて、基準濃度からの濃度変動量を予測し、出力画像の予測濃度を求める。そして、階調補正テーブル生成部308は、予測濃度算出部307により予測された濃度(予測濃度)に基づいて、階調補正テーブルを調整する。
プリンタコントローラ300は、測定用画像を形成することなく、予測濃度算出部307により予測された濃度に基づいて画像形成条件を制御する。つまり、本実施形態のプリンタコントローラ300は、画像形成装置100の主電源がONされた場合に、測定用画像を形成することなく出力画像の濃度を予測して画像形成条件を制御するので、出力画像が形成されるまでのダウンタイムを短縮できる。また、本実施形態のプリンタコントローラ300は、画像形成装置100がスリープモードからスタンバイモードへモードを移行した場合にも、同様に、出力画像が形成されるまでのダウンタイムを短縮できる。
図3は、図2に示した予測濃度算出部307の詳細を示す制御ブロック図である。予測濃度算出部307は、環境センサ199とインダクタンスセンサ200とから取得した検出値と基準検出値との差を求め、予め記憶されているモデル式に基づいて前述の差から濃度変動量を算出する。そして、予測濃度算出部307は、予め記憶された基準濃度と濃度変動量とから出力画像の濃度を予測する。
予測濃度算出部307は、信号値記憶部321、及び差分算出部322を有する入力信号値処理部320と、濃度記憶部331、及び予測部332を有する濃度予測部330とを備える。入力信号値処理部320は、環境センサ199とインダクタンスセンサ200との各々から出力される検出値が入力される。信号値記憶部321は、環境センサ199の基準検出値と、インダクタンスセンサ200の基準検出値とを格納する。差分算出部322は、環境センサ199の検出値と環境センサ199の基準検出値との差分を算出する。濃度記憶部331は基準濃度を記憶する。予測部332は、画像濃度予測モデル式に基づいて、基準濃度に対する濃度変動量を算出し、濃度記憶部331に記憶された基準濃度と濃度変動量とに基づいて出力画像の濃度を予測する。
ここで、本実施形態の予測濃度算出部307は、例えば、10個の画像信号値に対応する予測濃度を求める。10個の画像信号値は、例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、及び100%とする。これは、例えば、画像信号値10%に基づき形成される画像の濃度の変動量は、画像信号値90%に基づき形成される画像の濃度の変動量と異なるためである。予測濃度算出部307は、複数の予測濃度を求めることによって、画像形成装置100の階調特性を予測できる。そのため、本実施形態の予測濃度算出部307は画像濃度予測モデル式が10個必要である。階調補正テーブル生成部308は、予測濃度算出部307により算出された10個の予測濃度に基づいて階調補正テーブル(γLUT)を補正する。予測濃度から階調補正テーブル(γLUT)を補正する方法は、図9乃至図12を用いて後述する。
また、本実施形態のモデル式はインダクタンスセンサ200の検出値(トナー濃度)に係数を掛けた値と、環境センサ199の検出値(環境湿度)に係数を掛けた値との2つを入力値とする。画像信号値毎の係数を図14に例示する。
次に、信号値記憶部321に記憶される基準検出値と、濃度記憶部331に記憶される基準濃度との取得方法について説明する。プリンタコントローラ300は自動階調補正が実行された場合に基準検出値と基準濃度を取得する。自動階調補正とは、プリンタ101を用いてシートPにパターン画像を形成し、リーダAによってパターン画像を読み取った結果に基づいて画像形成条件を補正するキャリブレーションである。以下では画像形成装置100が実行する自動階調補正を図4乃至図7に基づいて説明する。
図4は、自動階調補正のフローチャート図である。例えば、ユーザが操作パネル20から自動階調補正の実行コマンドを入力すると、CPU313はプログラムROM304に記憶された自動階調補正の制御プログラムを実行する。
自動階調補正が実行されると、CPU313は、プリンタ101を制御してシートPにパターン画像1を形成する(S201)。CPU313はパターン画像1に対応するパターン画像データをCPU120へ転送する。CPU120は、パターン画像1に対応するパターン画像データに基づいてプリンタ101を制御してシートPにパターン画像1を形成する。パターン画像1の模式図を図5に示す。パターン画像1は、色毎に10個のパターン画像を含む。パターン画像1は、例えば、露光部3が感光ドラム1を露光する光の強度(露光強度)が異なる10個のパターン画像を含む。以降、露光部3の露光強度をLPWと称す。
CPU313は、パターン画像1を読み取る(S202)。ユーザは、排出トレイ109に出力されたパターン画像1の形成されたシートPを原稿台102へ載置し、操作パネル20の読取ボタンを押す。リーダAは読取動作を実行してパターン画像1の読取データをCPU313へ転送する。これによって、CPU313は、リーダAから出力されたパターン画像1の読取データを取得する。
CPU313は、パターン画像1の読取データに基づいてLPWを決定する(S203)。ステップS203において、最大濃度条件決定部306は、読取データから各パターン画像1の濃度を求め、色毎のパターン画像1の濃度を線形補間して濃度とLPWとの対応関係を求め、目標濃度に対応するLPWを決定する。最大濃度条件決定部306は目標濃度の画像を形成するためのLPWを色毎に決定する。
次いで、CPU313は、プリンタ101を制御してパターン画像2をシートPに形成する(S204)。CPU313はパターン画像2に対応するパターン画像データをCPU120へ転送する。CPU120は、パターン画像2に対応するパターン画像データに基づいてプリンタ101を制御してシートPにパターン画像2を形成する。このとき、CPU120は、プリンタ101の画像形成条件を、ステップS203において決定されたLPWに基づいて制御する。パターン画像2の模式図を図6に示す。パターン画像2は、色毎に64階調のパターン画像を含む。つまり、パターン画像2に対応するパターン画像データは、色毎に64個の画像信号値を含む。このとき、帯電電圧、グリッドバイアス、LPW、現像バイアスは変更しない。なお、パターン画像2は、後述のパッチ画像1、及びパッチ画像2の画像信号値を含む。
CPU313は、パターン画像2を読み取る(S205)。ユーザは、排出トレイ109に出力されたパターン画像2の形成されたシートPを原稿台102へ載置し、操作パネル20の読取ボタンを押す。リーダAは読取動作を実行してパターン画像2の読取データをCPU313へ転送する。これによって、CPU313は、リーダAから出力されたパターン画像2の読取データを取得する。
CPU313は、パターン画像2の読取データに基づいて階調補正テーブル(初期補正LUT)を生成する(S206)。ステップS206において、階調補正テーブル生成部308は、読取データから各パターン画像2の濃度を求め、色毎のパターン画像2の濃度を線形補間してプリンタ101の階調特性を取得する。そして、階調補正テーブル生成部308は、図7に示すように、プリンタ101の階調特性(エンジンγ特性)が理想的な階調特性(階調ターゲット)となるように、画像信号値を変換するための初期補正LUTを生成する。これによって、プリンタ101によってシートPに形成される画像の濃度は目標濃度に制御される。
次いで、CPU313は基準濃度と基準信号値の取得を行う。CPU313は、プリンタ101を制御してパッチ画像1を形成する(S207)。つまり、プリンタ101は、パターン画像2とパッチ画像1とを連続して形成する。CPU313はパッチ画像1に対応する測定用画像データをCPU120へ転送する。CPU120は、パッチ画像1に対応する測定用画像データに基づいてプリンタ101を制御して中間転写ベルト6にパッチ画像1を形成する。このとき、CPU120は、プリンタ101の画像形成条件を、ステップS203において決定されたLPWに基づいて制御する。パッチ画像1の模式図を図8に示す。パッチ画像1は、例えば、各色10階調のパッチ画像を含む。パッチ画像1を形成するための画像信号値は、例えば、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、及び100%とする。このとき、帯電電圧、グリッドバイアス、LPW、現像バイアスは変更しない。
CPU313は、画像濃度センサ400によってパッチ画像1を測定する(S208)。ステップS208において、CPU313は、画像濃度センサ400の測定結果からパッチ画像1の濃度を求め、このパッチ画像1の濃度を基準濃度として濃度記憶部331に記憶する。濃度記憶部331には、10個の画像信号値に対応する基準濃度が記憶される。なお、本実施形態の画像濃度予測モデル式は中間転写ベルト6上のパッチ濃度の濃度変動量を求めるための式なので、基準濃度は中間転写ベルト6上のパッチ画像の濃度としている。しかしながら、例えば、シートP上のパッチ濃度の濃度変動量を予測するモデル式とする場合には、プリンタ101がシートPにパッチ画像1を形成し、シートP上のパッチ濃度の濃度を基準濃度として記憶すればよい。
CPU313は、自動階調補正を実行した場合、環境センサ199から出力された検出値とインダクタンスセンサ200から出力された検出値とを基準検出値として信号値記憶部321に記憶する(S209)。これによって、基準濃度と基準検出値とが取得される。そして、CPU313は、自動階調補正の処理を終了する。
自動階調補正が実行されて初期補正LUTが生成された後、しばらくは出力画像の濃度が目標濃度に制御される。しかしながら、経過時間や環境(温度及び湿度)の変化が原因となって出力画像の濃度が変化してしまう。特に、画像形成装置100がしばらく放置された後に画像を形成する場合には、出力画像の濃度が目標濃度から乖離してしまう可能性が高い。
そこで、本実施形態の画像形成装置100は、予測濃度算出部307によって出力画像の濃度変動量を予測し、出力画像の濃度が目標濃度となるように階調補正テーブルを補正している。以下では、予測濃度から階調補正テーブル(γLUT)を補正する方法について図9乃至図12を用いて説明する。
図9は、測定用画像を形成することなく、出力画像を目標濃度に補正するための予測補正LUTの作成処理のフローチャート図である。例えば、画像形成装置100の主電源がONされた直後に画像を形成する場合、CPU313はプログラムROM304に記憶された予測補正LUTの作成処理の制御プログラムを実行する。
予測補正LUTの作成処理が実行されると、CPU313は環境センサ199の検出値とインダクタンスセンサ200の検出値とを取得する(S101)。次に、差分算出部322は、信号値記憶部321に記憶された基準信号値とステップS101において取得された検出値との差分を算出する(S102)。ステップS102において、差分算出部322は、環境センサ199の基準検出値と環境センサ199の検出値との差分、及び、インダクタンスセンサ200の基準検出値とインダクタンスセンサ200の検出値との差分を算出する。
予測部332は、ステップS102において算出された差分から画像濃度予測モデル式に基づいて濃度変動量を予測する(S103)。ステップS103において、予測部332は、10個の画像信号値に対応する濃度変動量を予測する。図10は濃度変動量を線形補間して求めた画像信号値と濃度変動量との対応関係を示す図である。以下では、濃度が低下したものと仮定して説明する。濃度予測部330は、予測部332により予測された濃度変動量と濃度記憶部331に記憶された基準濃度とを合算して予測濃度を算出し、予測濃度特性を作成する(S104)。図11は、基準濃度の濃度特性(基準濃度特性)と予測濃度の濃度特性(予測濃度特性)とを比較した図である。基準濃度に対して予測濃度は全体的に低下している。
そして、階調補正テーブル生成部308は、ステップS104において作成された予測濃度特性が目標濃度特性(理想的な階調特性)となるように、予測補正LUTを生成する(S105)。ステップS105において、予測補正LUTの生成方法は、初期補正LUTの生成方法と同じである。図12は、初期補正LUTと予測補正LUTとを示す図である。基準濃度に対して予測濃度が低下したので、予測補正LUTは初期補正LUTよりも出力信号値が大きくなる変換テーブルである。そして、CPU313は予測補正LUTの生成処理を終了する。
次に、基本濃度を補正する必要性について説明する。
発明者の実験によれば、大量に画像を形成した場合に、予測濃度値が実際の濃度値よりも低下してしまった。これは、例えば、現像器4に蓄積された現像剤が劣化したことが原因であると考えられる。さらに、発明者の実験によれば、大量に画像を形成した場合であっても、濃度の絶対値は変化するが濃度の変動量の遷移は変化していないことが分かった。このことから、本実施形態の画像形成装置100は、例えば、基準濃度が前回設定されてから1万ページ分の画像が形成された場合、基準濃度と基準検出値を更新する。
以下、基準濃度と基準検出値とを更新する更新処理を図13に基づいて説明する。なお、図13に示す更新処理では、シートPに測定用画像を形成しないので、シートPの無駄な消費を抑えることができ、さらに、ユーザがシートPをリーダAに読み取らせる煩わしさもない。CPU313は、画像形成装置の主電源がONされている間、プログラムROM304に記憶された更新処理の制御プログラムを実行する。
CPU313は、まず、基準濃度が濃度記憶部331に前回記憶されてからプリンタ101が1ページ分の画像を形成した数(画像形成枚数)が所定数に達したか否かを判定する(S501)。ステップS501において、所定数は例えば1万頁とする。CPU313は、ステップS501において画像形成枚数が所定数未満ならば、本処理を終了させる。
CPU313は、画像形成枚数が所定数に達した場合、プリンタ101を制御してパッチ画像2を形成する(S502)。ステップS502において、CPU313は、パッチ画像2に対応する測定用画像データをCPU120へ転送する。なお、本実施形態のパッチ画像2に対応する測定用画像データは、前述のパッチ画像1に対応する測定用画像データと同じとする。CPU120は、パッチ画像2に対応する測定用画像データに基づいてプリンタ101を制御して中間転写ベルト6にパッチ画像2を形成する。このとき、CPU120は、プリンタ101の画像形成条件を、自動階調補正によって決定されたLPWに基づいて制御する。
CPU313は、画像濃度センサ400によってパッチ画像2を測定する(S503)。ステップS503において、CPU313は、画像濃度センサ400の測定結果からパッチ画像2の濃度を求める。そして、CPU313は、パッチ画像2の濃度を基準濃度として濃度記憶部331に記憶する(S504)。これによって、濃度記憶部331に記憶された10個の画像信号値に対応する基準濃度が更新される。CPU313は、さらに、環境センサ199から出力された検出値とインダクタンスセンサ200から出力された検出値とを基準検出値として信号値記憶部321に記憶する(S505)。これによって、信号値記憶部321に記憶された基準検出値が更新される。
CPU313は、ステップS504、及びS505において基準濃度と基準信号値とが更新された後、画像形成枚数の値を0に設定し、更新処理を終了させる。また、CPU313は、自動階調補正が実行された場合も同様に、画像形成枚数の値を0に設定する。つまり、CPU313は、基準濃度が更新されずに画像形成枚数が所定数に達した場合、基準濃度を更新する。同様に、CPU313は、基準信号値が更新されずに画像形成枚数が所定数に達した場合、基準信号値を更新する。
また、本実施形態のCPU313は画像形成枚数が所定数に達した場合に更新処理を実行する構成としたが、更新処理が実行されるタイミングは本構成に限定されない。例えば、CPU313は、画像データを解析して取得したシートPに対する画像の割合(画像比率)を累積した値が所定値を超えた場合に更新処理を実行してもよい。あるいは、CPU313は、画像形成装置100の主電源がONされてからOFFされるまでの時間が所定時間に達する度に更新処理を実行してもよい。あるいは、CPU313は、画像形成装置100の主電源がONされていた時間の累積が所定時間に達する度に更新処理を実行してもよい。つまり、CPU313は、所定条件が満たされた場合、基準濃度と基準検出値を更新するためにプリンタ101によってパッチ画像2を形成して更新処理を実行する。
また、本実施形態の更新処理は、ユーザが操作パネル20から実行指示を入力する構成としてもよい。図15は液晶ディスプレイ218に表示された簡易キャリブレーションの画面である。
ユーザが操作パネル20においてユーザモードボタンを押すと、CPU313は液晶ディスプレイ218に簡易キャリブレーション画面を表示する。この画面では、ユーザが更新処理の実行を指示することができる。さらに、この画面には、次回更新処理が実行されるまでの残りの画像形成枚数を示すステータス451が表示されている。ステータス451は、累積画像形成枚数が1万頁になるタイミングを基準濃度の更新タイミングとしている。図15に示すステータス451は80%である。つまり、画像形成装置100は、約8000頁分の画像をこれから印刷する予定である。
このように、液晶ディスプレイ218は基準濃度の更新処理が必要になるまでのパラメータが表示するので、ユーザに大まかに更新タイミングを通知することができる。さらに、簡易キャリブレーション画面には、更新タイミング前であっても、ユーザの都合によって更新処理を実行するタイミングを変更することもできる。ユーザがOKボタン452を押すと、累積画像形成枚数が所定数に達していなくても、CPU313は更新処理を実行する。これによって、ユーザが所望のタイミングで更新処理を実行することができる。なお、ユーザがキャンセルボタン453を押すと、液晶ディスプレイ218には、簡易キャリブレーション画面とは異なる別の画面が表示される。
また、本実施形態のモデル式は環境センサ199の検出値とインダクタンスセンサ200の検出値とに基づいて濃度変動量を求めるものとした。しかしながら、例えば、モデル式は、環境センサ199の検出値、タイマ201により計測された放置時間、カウンタ202により計測された補給回数を入力値とする構成としてもよい。あるいは、モデル式は、現像器4の温度、現像器4の湿度の入力値を加えた式としてもよい。
また、本実施形態の画像濃度センサ400は、中間転写ベルト6に形成されたパッチ画像を測定する構成としたが、例えば、画像濃度センサ400は、各感光ドラム1に形成されたパッチ画像を測定する構成としてもよい。つまり、画像濃度センサ400は、像担持体である感光ドラム1(又は中間転写ベルト6)に担持された測定用画像を測定する。
また、本実施形態の画像形成装置100は、CPU313、画像処理部110、及びCPU120を備える構成としたが、プロセッサの数はこの限りではない。画像処理部110を制御するためのプロセッサを有する構成であってもよく、CPU120を持たずにCPU313がプリンタ101を制御する構成であってもよい。あるいは、プリンタコントローラ300の各機能が個別のASICによって制御される構成であってもよい。
A リーダ
101 プリンタ
300 プリンタコントローラ
400 画像濃度センサ

Claims (15)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に設けられたセンサと、
    前記センサから出力された検出値と基準濃度とに基づいて画像形成条件を決定する決定手段と、
    測定用画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された前記測定用画像を測定する第1測定手段と、
    前記第1測定手段の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得する取得手段と、
    前記シートに形成されたパターン画像を測定する第2測定手段と、
    前記画像形成手段によって前記シートに前記パターン画像を形成させ、前記第2測定手段によって前記パターン画像を測定させ、前記第2測定手段による前記パターン画像の測定結果に基づいて前記画像形成条件を生成する生成手段と、を有し、
    前記取得手段は、前記画像形成手段が前記シートに前記パターン画像を形成する場合、前記画像形成手段によって前記像担持体に第1測定用画像を形成させ、前記第1測定手段によって前記第1測定用画像を測定させ、前記第1測定手段による前記第1測定用画像の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得し、
    前記取得手段は、前記画像形成手段によって前記像担持体に第2測定用画像を形成させ、前記第1測定手段によって前記第2測定用画像を測定させ、前記第1測定手段による前記第2測定用画像の測定結果に基づいて前記基準濃度を取得することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記センサから出力された前記検出値に基づいて濃度変動量を決定し、前記基準濃度と前記濃度変動量とに基づいて前記画像形成条件を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段は、前記センサから出力された前記検出値と前記センサの基準検出値とに基づいて濃度変動量を決定し、前記基準濃度と前記濃度変動量とに基づいて前記画像形成条件を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記基準濃度が更新される場合に前記センサの検出値を取得し、前記センサの基準検出値を決定する他の決定手段をさらに有し、
    前記決定手段は、前記センサから出力された前記検出値と前記センサの基準検出値とに基づいて濃度変動量を決定し、前記基準濃度と前記濃度変動量とに基づいて前記画像形成条件を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記取得手段は、所定条件が満たされた場合、前記画像形成手段によって前記像担持体に前記第2測定用画像を形成させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、前記基準濃度が更新されてから前記画像形成手段が1ページ分の画像を形成した数が所定数に達した場合、前記画像形成手段によって前記像担持体に前記第2測定用画像を形成させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記取得手段は、前記基準濃度が更新されてから経過した時間が所定時間を越えた後、前記画像形成手段によって前記像担持体に前記第2測定用画像を形成させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は、前記パターン画像と前記第1測定用画像とを連続して形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記パターン画像は、前記第1測定用画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段は、前記パターン画像を形成するための異なる画像信号値に基づいて複数のパターン画像を形成し、
    前記画像形成手段は、前記測定用画像を形成するための異なる画像信号値に基づいて複数の測定用画像を形成し、
    前記複数の測定用画像の数は、前記複数のパターン画像の数より少ないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記センサは、環境情報を検知するセンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成手段は、トナーを含む現像剤を蓄積した現像器を有し、
    前記画像形成手段は、前記現像器の現像剤を用いて前記画像を形成し、
    前記センサは、前記現像器に蓄積された前記現像剤のトナー濃度を検知するセンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 前記決定手段は、前記センサから出力された前記検出値に基づいて異なる画像信号値に対応する濃度変動量を決定し、前記異なる画像信号値に対応する濃度変動量に基づいて前記画像形成条件を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成手段は、感光体と、静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光部とを有し、
    前記画像形成条件は、前記露光部の露光強度であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  15. 階調補正条件に基づいて画像データに画像処理を実行する画像処理手段をさらに有し、
    前記画像形成手段は、前記画像処理手段により画像処理が実行された前記画像データに基づいて前記画像を形成し、
    前記画像形成条件は、前記階調補正条件を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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