JP5013215B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成位置のずれを測定しそれを補正する機能を備えた画像形成装置に関する。
従来より画像形成装置として、複数の画像形成部が用紙搬送用のベルトに沿って並んで配置されており、ベルト上を搬送される用紙に対して各画像形成部から順次各色のトナー像が転写される方式のものなどが知られている。こうした画像形成装置では、形成される画像の品質を確保するために、各色の画像形成位置のずれを測定してそれを補正するレジストレーション等と呼ばれる技術が採用されている。
例えば特許文献1に記載された画像形成装置は、各画像形成部の構成部品(感光ドラムや露光部の光学部品等)の取付位置のずれなどに起因する静的な位置ずれを補正する機能と、ベルトの厚みムラ、あるいは感光ドラムやベルトを支持するローラの偏心やこれらを回転駆動するギアのピッチの狂い等に起因する、特定の周期を持った動的な位置ずれを補正する機能とを備えている。これらの位置ずれ補正機能では、各画像形成部によってベルト表面に複数のマークからなるパターンを形成し、各マークの位置を光学センサで検出することで、画像形成位置の理想位置からのずれ量を測定する。そして、そのずれを打ち消すための補正値をメモリに記憶しておき、画像形成時にメモリから読み出した補正値に基づいて各色の画像形成位置に補正を加える。
特開平10−003188号公報
上述した画像形成位置のずれ量は、例えばカートリッジが新品に交換されたり、位置ずれ測定後の装置の稼働量(印刷枚数)が増えたりすること等によって変動する。すると、メモリに記憶された補正値と実際のずれ量とが対応しなくなり、画像品質が影響を受ける可能性がある。これに対し、そうした位置ずれ量を変動させるような事象の発生を検知した場合に、位置ずれ量の測定を行ってメモリの補正値を更新することで、画像品質の確保を図ることができる。しかしながら、特に動的な位置ずれ量の測定は時間がかかる傾向にあり、動的な位置ずれの測定が頻繁に行われると、ユーザが多くの待ち時間を強いられるという不都合がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、動的な位置ずれ測定の実行頻度を抑えること、若しくは画像品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、画像を形成する形成手段と、特定の周期を有する動的な画像形成位置のずれを測定する動的測定を実行可能な測定手段と、前記形成手段による画像形成時に前記測定手段の測定結果に基づいて画像形成位置を補正する補正手段と、画像形成位置の変動を生じさせる可能性がある変動事象の発生を検知する検知手段と、前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合に、前記補正手段による画像形成位置の補正量の大きさが、当該変動事象の発生を検知する前よりも小さくなるように調整する調整手段と、を備える。
第1の発明によれば、変動事象の発生により位置ずれ量が変動し、動的測定の結果と実際の位置ずれ量とが合わなくなった場合に、動的測定を改めて行わずに以前の動的測定の結果に基づいて画像形成時の補正を行うと、位置ずれ量の変動具合によっては、元の位置ずれ量よりも位置ずれ量の(ピークの)大きさが増大し、却って画像品質が悪化してしまう可能性がある。そこで、本発明では、変動事象の発生(例えばカートリッジやその他の部品の交換や、カバー開閉動作等)を検知した場合に、画像形成位置の補正量の大きさが、変動事象の発生を検知する前よりも小さくなるように調整する。これにより、変動事象の発生後に動的測定を実行していない状態であっても画像品質の大幅な低下を抑制することができる。従って、動的測定の実行頻度を抑えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記検知手段は、複数種類の変動事象の発生を検知可能であり、前記調整手段は、前記検知手段により検知された変動事象の種類によって補正量の調整度合を変更する。
第2の発明によれば、発生した変動事象の種類によって、位置ずれ状態が大きく変動するものと、小さく変動するものとが考えられる。そこで、補正量の調整度合を変動事象の種類に応じて変更することで、補正量を適切に調整することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記測定手段は、動的測定の実行後に、前記検知手段により変動事象の発生が検知された回数が2以上の規定値に達した場合に、動的測定を実行する。
第3の発明によれば、動的測定を行った後、変動事象の発生を検知した回数が規定値に達した場合に動的測定を実行する。変動事象の発生回数が増えると、測定結果と実際の位置ずれ量との開きが大きくなる可能性が高いため、発生回数が規定値に達した場合に動的測定を実行することで、補正の精度を確保することができる。
第4の発明に係る画像形成装置は、画像を形成する形成手段と、特定の周期を有する動的な画像形成位置のずれを測定する動的測定を実行可能な測定手段と、前記形成手段による画像形成時に前記測定手段の測定結果に基づいて画像形成位置を補正する補正手段と、画像形成位置の変動を生じさせる可能性がある変動事象の発生を検知する検知手段と、前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合に、前記補正手段による画像形成位置の補正量を初期値に戻すように調整する調整手段と、を備える。
第4の発明によれば、変動事象の発生により位置ずれ量が変動し、動的測定の結果と実際の位置ずれ量とが合わなくなった場合に、動的測定を改めて行わずに以前の動的測定の結果に基づいて画像形成時の補正を行うと、位置ずれ量の変動具合によっては、元の位置ずれ量よりも位置ずれ量の(ピークの)大きさが増大し、却って画像品質が悪化してしまう可能性がある。そこで、本発明では、変動事象の発生(例えばカートリッジやその他の部品の交換や、カバー開閉動作等)を検知した場合に、画像形成位置の補正量を初期値(0若しくは0以外のデフォルト値)に戻す。これにより、変動事象の発生後に動的測定を実行していない状態であっても画像品質の大幅な低下を抑制することができる。従って、動的測定の実行頻度を抑えることができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか一つの発明において、前記形成手段は、複数色の着色剤を用いて画像を形成するものであって、前記検知手段は、各色についての変動事象の発生を検知可能であり、前記調整手段は、前記検知手段により変動事象の発生が検知された場合に、補正量の調整を当該変動事象の発生した色に対してのみ行う。
第5の発明によれば、変動事象(カートリッジの交換等)の発生が検知された場合に、補正量の調整を変動事象の発生した色に対してのみ行う。即ち、変動事象が発生していない色については、位置ずれ量の変動が無いあるいは僅かであると考えられるため、補正量の調整を行わないことで画像品質を確保することができる。
第6の発明は、第1から第5のいずれか一つの発明において、前記測定手段は、さらに静的な画像形成位置のずれを測定する静的測定を実行可能であり、前記検知手段により変動事象の発生が検知された場合に静的測定を実行する。
第6の発明によれば、変動事象が発生した場合に、比較的短時間で実行し易い静的測定を行うことで、ある程度の画像品質を確保することができる。
本発明によれば、変動事象の発生により位置ずれ量が変動し、動的測定の結果と実際の位置ずれ量とが合わなくなった場合に、動的測定を改めて行わずに以前の動的測定の結果に基づいて画像形成時の補正を行うと、位置ずれ量の変動具合によっては、元の位置ずれ量よりも位置ずれ量の(ピークの)大きさが増大し、却って画像品質が悪化してしまう可能性がある。そこで、本発明では、変動事象の発生(例えばカートリッジやその他の部品の交換や、カバー開閉動作等)を検知した場合に、画像形成位置の補正量の大きさが、変動事象の発生を検知する前よりも小さくなるように調整するか、若しくは画像形成位置の補正量を初期値(0若しくは0以外のデフォルト値)に戻す。これにより、変動事象の発生後に動的測定を実行していない状態であっても画像品質の大幅な低下を抑制することができる。従って、動的測定の実行頻度を抑えることができる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図10を参照して説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。本プリンタ1は4色(ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンC)のトナーを用いてカラー画像を形成するダイレクトタンデム式のカラープリンタである。以下の説明においては、図1における左側を前方とする。また、図1において、各色間で同一の構成部品については、適宜符号を省略する。
プリンタ1は、本体ケーシング2を備えており、その上面には開閉可能なカバー2Aが設けられている。本体ケーシング2内の底部には、複数の用紙3(被記録媒体の一例)を積載可能な供給トレイ4が設けられている。供給トレイ4に積載された用紙3は、給紙ローラ5によりレジストローラ6へ送り出され、レジストローラ6によりベルトユニット11上に搬送される。
ベルトユニット11は、前側に配置されたベルト支持ローラ12Aと、後側に配置されたベルト駆動ローラ12Bとの間に、ポリカーボネート等からなる環状のベルト13を張架した構成となっている。ベルト駆動ローラ12Bは、本体ケーシング2内に設けられた駆動モータ(図示せず)の動力によりが回転駆動され、それによりベルト13が図示時計周り方向に循環移動し、ベルト13上面に静電吸着された用紙3が後方に搬送される。
ベルト13の内側には、後述する各プロセス部19K〜19Cの感光ドラム28とベルト13を挟んで対向する位置に転写ローラ14が設けられている。ベルトユニット11は、本体ケーシング2のカバー2Aを開け、各プロセス部19K〜19Cを取り外した状態で、本体ケーシング2に対して着脱可能である。
また、ベルト13の下面に対向して、ベルト13上に形成されるパターンの検出等を行うためのパターンセンサ15が設けられている。パターンセンサ15は、光源よりベルト13表面に光を当てたときの反射光をフォトダイオードで受光し、受光した光の強度に対応した電気信号を出力する。さらに、ベルトユニット11の下側には、ベルト13表面に付着したトナーや紙粉等を回収するクリーナ16が設けられている。
ベルトユニット11の上方には、4つの露光部17K,17Y,17M,17Cと、4つのプロセス部19K,19Y,19M,19Cとが前後方向に並んで設けられている。露光部17K〜17C、プロセス部19K〜19C及び既述の転写ローラ14は、それぞれ一つずつで一組の画像形成部20K,20Y,20M,20C(形成手段の一例)を構成しており、プリンタ1全体では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色に対応した4組の画像形成部20K,20Y,20M,20Cが設けられている。
各露光部17K〜17Cは、カバー2Aの下面に支持されており、その下端部に複数のLEDが一列に並んで設けられたLEDヘッド18を備えている。露光部17K〜17Cは、それぞれ印刷データに基づいて発光制御され、LEDヘッド18から対応する感光ドラム28の表面に一ラインごとに光を照射することで露光を行う。
各プロセス部19K〜19Cは、カートリッジフレーム21と、このカートリッジフレーム21に対し着脱可能に装着される現像カートリッジ22とを備えている。カバー2Aを開放すると、各露光部17K〜17Cがカバー2Aと共に上方に退避して、各プロセス部19K〜19Cが本体ケーシング2に対して個別に着脱可能となる。
現像カートリッジ22は、各色のトナー(着色剤の一例)を収容するトナー収容室23を備え、その下側に供給ローラ24、現像ローラ25、層厚規制ブレード26等を備えている。トナー収容室23から放出されたトナーは、供給ローラ24の回転により現像ローラ25に供給され、供給ローラ24と現像ローラ25との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ25上に供給されたトナーは、現像ローラ25の回転に伴って、層厚規制ブレード26と現像ローラ25との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ25上に担持される。
カートリッジフレーム21の下部には、表面が正帯電性の感光層によって覆われた感光ドラム28と、スコロトロン型の帯電器29とが設けられている。画像形成時には、感光ドラム28が回転駆動され、それに伴って感光ドラム28の表面が帯電器29により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分が露光部17K〜17Cの走査により露光されて、感光ドラム28の表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ25上に担持され正帯電されているトナーが感光ドラム28表面の静電潜像に供給され、これにより感光ドラム28の静電潜像が可視像化される。その後、各感光ドラム28の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光ドラム28と転写ローラ14との間の各ニップ位置を通過する間に、転写ローラ14に印加される負極性の転写電圧によって用紙3上に順次転写される。トナー像が転写された用紙3は、次に定着器31に搬送され、そこでトナー像が熱定着され、その後カバー2Aの上面に排出される。
2.プリンタの電気的構成
図2は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
プリンタ1は、同図に示すように、CPU40、ROM41、RAM42、NVRAM(不揮発性メモリ)43、ネットワークインターフェイス44を備え、これらに既述の画像形成部20K〜20C、パターンセンサ15や、表示部45、操作部46、カバーセンサ47、ICリーダライタ48、カップリング部49などが接続されている。
ROM41には、後述する印刷制御処理など、このプリンタ1の動作を実行するためのプログラムが記憶されており、CPU40(測定手段、補正手段、調整手段の一例)は、ROM41から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM42またはNVRAM43に記憶させながら各部の制御を行う。ネットワークインターフェイス44は、通信回線を介して外部のコンピュータ(図示せず)等に接続され、これにより相互のデータ通信が可能となっている。
表示部45は、液晶ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部46は、複数のボタンを備え、ユーザにより各種の入力操作が可能である。カバーセンサ47(検知手段の一例)は、カバー2Aの開閉状態に応じた検知信号を出力する。ICリーダライタ48(検知手段の一例)は、各プロセス部19K〜19Cに設けられたICチップ(図示せず)に記録された情報(識別情報等)の読み出しと、ICチップへの情報(プロセス部19K〜19Cの使用量等)の書き込みとが可能である。
カップリング部49は、駆動モータの動力により回転可能な結合部を備え、カバーセンサ47によりカバー2Aが閉鎖状態であることが検知された場合に、結合部をプロセス部19K〜19C側に設けられた被結合部に噛み合わせることで、駆動モータの動力をプロセス部19K〜19C側(感光ドラム28等)に伝達可能な状態とする。また、カップリング部49は、カバー2Aが開放状態であることが検知された場合には、結合部とプロセス部19K〜19Cの被結合部との結合を解除する。
3.プリンタの動作
CPU40は、各画像形成部20K〜20Cにより画像を形成する際に、特定の周期を有する動的な画像形成位置のずれの補正(動的補正)と、静的な画像形成位置のずれの補正(静的補正)とを行う。これらの補正は、NVRAM43に記憶された動的補正値及び静的補正値に基づいて行われる。また、CPU40は、以下に示すように、動的な位置ずれの量を測定しその結果に基づいて動的補正値を更新する動的測定と、静的な位置ずれの量を測定しその結果に基づいて静的補正値を更新する静的測定とをそれぞれ実行可能である。
動的測定及び静的測定は、例えば、電源投入直後や、若しくは前回の測定実行から所定の時間が経過するか、または所定枚数の印刷が行われた場合など、それぞれ所定の条件が満たされた場合にCPU40の制御により実行される。また、各測定は、ユーザにより操作部46から測定実行の指示が入力された場合や、外部のコンピュータ等からネットワークインターフェイス44を介して測定実行の指示を受けた場合にも実行される。
(動的測定)
図3は、動的測定の流れを示すフローチャートであり、図4は、動的測定用のパターンP1を示す図である。
CPU40は、図3に示す動的測定を開始すると、各画像形成部20K〜20Cによりベルト13上に動的測定用のパターンP1を形成する(S101)。このパターンP1は、図4に示すように、主走査方向(ベルト13の幅方向)に細長い各色のマーク51K,51Y(ここではブラックとイエローのみを図示)を、各色ごとに副走査方向(ベルト13の移動方向)に並べて配置したものである。隣り合う同色のマーク51K,51Yの間隔は、各マーク51K,51Yが位置ずれのない理想位置に形成された場合に等しくなる。また、感光ドラム28の回転ムラに起因する動的な位置ずれの量を把握する場合、各色のマーク51K,51Y群の副走査方向の長さは、少なくとも感光ドラム28の周長よりも大きく、例えば感光ドラム28の周長の整数倍とされる。
続いてCPU40は、各色のマーク51K,51Yがパターンセンサ15の検出位置を通過するタイミングをパターンセンサ15からの信号により検出し、その結果に基づいて、周期的な位置ずれ量を測定する(S102)。なお、動的な位置ずれとしては、ベルト13の回転周期に従って変動する位置ずれ(ベルト13の厚みムラ等に起因する)やベルト駆動ローラ12Bの回転周期に従って変動する位置ずれ(ベルト駆動ローラ12Bの偏心に起因する)などもあるが、ここでは、簡略化のため感光ドラム28の回転周期に従って変動する位置ずれ量のみを求めて、それを補正するものとする。
より詳細には、感光ドラム28の回転周期を複数の区間に分け、各区間ごとに対応するマーク51K,51Yの理想位置からのずれ量を求め、それらの平均値をその区間の動的な位置ずれ量とする。そして、CPU40は、測定された動的な位置ずれ量を打ち消すための新たな動的補正値を算出し(S103)、その値でNVRAM43に記憶された動的補正値を更新し(S104)、この動的測定を終了する。
(静的測定)
図5は、静的測定の流れを示すフローチャートであり、図6は、静的測定用のパターンP2を示す図である。
CPU40は、図5に示す静的測定を開始すると、各画像形成部20K〜20Cによりベルト13上に静的測定用のパターンP2を形成する(S201)。静的測定用のパターンP2は、図6に示すように、主走査方向に細長い各色のマーク50K,50Y,50M,50Cから構成され、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に並んだ4つのマーク50K〜50Cを一組として、複数組のマーク50K〜50Cを副走査方向に間隔を開けて、例えばベルト13の全周にわたって配置したものである。隣り合うマーク50K〜50Cの間隔は、各マーク50K〜50Cが位置ずれのない理想位置に形成された場合に等しくなる。
続いてCPU40は、各組のマーク50K〜50Cについて、各マーク50K〜50Cがパターンセンサ15の検出位置を通過するタイミングをパターンセンサ15からの信号により測定し、その結果に基づいてブラックのマーク50Kを基準とする他の色(補正色という)のマーク50Y,50M,50Cの副走査方向の位置ずれ量を求める(S202)。そして、各補正色の位置ずれ量について、全組の平均値をそれぞれ算出し、この平均値の位置ずれを打ち消すための新たな静的補正値を算出し(S203)、この値でNVRAM43に記憶された各補正色の静的補正値を更新し(S204)、この静的測定を終了する。
(印刷制御処理)
図7は印刷制御処理の流れを示すフローチャートであり、図8から図10は、動的な位置ずれ量及び補正量と時間との関係を例示するグラフである。
この印刷制御処理は、外部のコンピュータ等からネットワークインターフェイス44を介して印刷指令を受けた場合等に実行される。CPU40は、図7に示す印刷制御処理を開始すると、まず前回NVRAM43上の動的補正値を更新した後にカバーセンサ47によりカバー2Aの開閉動作(変動事象の一例)が検知されたかを判断する(S301)。
そして、CPU40は、カバー2Aの開閉動作が検知されていない場合(S301:No)には、NVRAM43から各色の動的補正値及び各色の静的補正値を読み込み、各補正値に基づいて各露光部17K〜17Cによる各ラインの書き出しタイミングを調整するための補正データを含んだ印刷データを各色ごとに生成する(S302)。そして、その印刷データを各画像形成部20K〜20Cに供給することで用紙3上に印刷を実行する(S303)。
例えば、動的な位置ずれ量が図8の実線L1のように変化する場合には、補正量を破線L2のように変動させる補正データが生成される。従って、破線L2の補正データに従って印刷を行うことにより、動的な位置ずれが打ち消され、動的な位置ずれがほぼ解消された状態で画像が形成される。
また、CPU40は、カバーセンサ47によりカバー2Aの開閉動作が検知された場合(S301:Yes)には、前回NVRAM43上の動的補正値が更新された後にいずれかのプロセス部19K〜19Cの交換(変動事象の一例)が検知されたかを判断する(S304)。ここでは、ICリーダライタ48により各プロセス部19K〜19CのICチップから識別番号を読み取り、その識別番号をNVRAM43に記憶された、以前読み取った各プロセス部19K〜19Cの識別番号と比較することで、各プロセス部19K〜19Cが交換されたかを判断する。
そして、プロセス部19K〜19Cの交換が検知された場合(S304:Yes)には、動的な補正量が0となるようにNVRAM43に記憶された各色の動的補正値をリセットする(S305)。そして、リセットされた各動的補正値に基づいて補正データ(印刷データ)を作成し(S302)、印刷を実行する(S303)。
即ち、プロセス部19K〜19Cが交換された場合には、動的な位置ずれの状態が前回の動的測定時から大きく変動してしまう可能性が高い。例えば、動的な位置ずれ量が図8の実線L1から図9の実線L3のように変化した場合に、実線L1に対応する補正量である破線L2で示すような補正を加えて印刷を行うと、その結果、破線L4で示すように位置ずれ量が補正を行わない場合よりも却って大きくなってしまうことがある。そこで、このような場合に、上述のように動的な補正量を0とし、実質的に動的補正を行わないのと同様の状態で印刷を行うことにより、位置ずれ量が元の実線L3のまま維持される。従って、位置ずれの状態が動的補正を行うことによって悪化することを防ぐことができる。
また、CPU40は、S304にてプロセス部19K〜19Cの交換が検知されていない場合(S304:No)には、補正量を減少させるような動的補正値を求めてNVRAM43に記憶された各色の動的補正値を更新する(S306)。そして、それらの動的補正値に基づいて補正データ(印刷データ)を作成し(S302)、印刷を実行する(S303)。
即ち、プロセス部19K〜19Cが交換されておらず、カバー2Aの開閉動作のみが行われた場合には、例えば、カバー2Aの開閉動作に伴う振動や、カップリング部49の結合部とプロセス部19K〜19Cの被結合部との噛み合わせがずれることなどにより、位置ずれ状態が若干変動する可能性があるものの、プロセス部19K〜19Cが交換された場合のように大きく位置ずれ状態が変動する可能性は低いと考えられる。
ここで、例えば、カバー2Aの開閉動作が検知される前(前回の動的測定時)の位置ずれ量が図8の実線L1であって、本処理での位置ずれ量が図10の実線L5のように変化したとする。なお、ここで、実線L5は、元の位置ずれ量L1から単に位相がずれたものを示したが、実線の形状が変化するような場合もありうる。位置ずれ量がL1からL5に若干変動することにより、L1に対応する補正量であるL2がL5に対し正確には対応しなくなる。
そこで、ここでは、補正量L2を例えば0.7倍にする動的補正値を求めて、その動的補正値に基づいて印刷を行うことにより、補正の効果を抑制する。これにより、例えば、補正後の位置ずれ量が例えば破線L6で示すように、動的補正を行わない場合(若しくは動的な補正量を0とした場合)よりもピークの大きさを減少させることができ、さらにまた、補正量をL2としたままで補正を行った場合よりもピークの大きさを減少させることが可能である。
4.本実施形態の効果
以上のように、変動事象の発生により位置ずれ量が変動し、動的測定の結果と実際の位置ずれ量とが合わなくなった場合に、動的測定を改めて行わずに以前の動的測定の結果に基づいて画像形成時の補正を行うと、位置ずれ量の変動具合によっては、元の位置ずれ量よりも位置ずれ量の(ピークの)大きさが増大し、却って画像品質が悪化してしまう可能性がある。そこで、本発明では、変動事象の発生(例えばカートリッジやその他の部品の交換や、カバー開閉動作等)を検知した場合に、画像形成位置の補正量の大きさが、変動事象の発生を検知する前よりも小さくなるように調整するか、若しくは画像形成位置の補正量を初期値である0に戻す。これにより、変動事象の発生後に動的測定を実行していない状態であっても画像品質の大幅な低下を抑制することができる。従って、動的測定の実行頻度を抑えることができる。
即ち、変動事象の発生を検知した場合に直ちに動的測定を実行すれば、画像品質は確保できるものの、ユーザの待ち時間の増大やトナーの消費が増える等の問題がある。これに対し、本発明では、変動事象の発生を検知した場合に、動的測定を行わずに代わりに補正量の調整を行うことで、前述の問題の軽減を図るとともに、画像品質の大幅な劣化を抑制することができる。
また、発生した変動事象の種類によって、位置ずれ状態が大きく変動するものと、小さく変動するものとが考えられる。そこで、補正量の調整度合を変動事象の種類に応じて変更することで、補正量を適切に調整することができる。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について図11を参照して説明する。図11は、印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。
上記実施形態では、動的測定及び静的測定を印刷制御処理とは別に実行するものを示したが、本実施形態では、動的測定及び静的測定をそれぞれ所定条件が満たされた場合に印刷制御処理中において実行するものを示す。
CPU40は、図11に示す印刷制御処理を開始すると、まず前回の動的測定の実行後に、カバーセンサ47によりカバー2Aの開閉動作が検知されたかを判断する(S401)。カバー2Aの開閉動作が検知されていない場合(S401:No)には、NVRAM43に記憶されている各色の動的補正値、静的補正値を読み出し、それらの補正値に基づいて補正データ(印刷データ)を生成し(S402)、印刷を行う(S403)。
また、カバー2Aの開閉動作が検知された場合(S401:Yes)には、RAM42等に記憶されるカバー2Aの開閉回数を数えるためのカウンタNの値に1を加え(S404)、カウンタNの値が規定回数(2またはそれ以上の数、規定値の一例)以上であるかを判断する(S405)。カウンタNの値が規定回数を以上でない場合(S405:No)には、動的な補正量を所定量減少させるような動的補正値を算出しNVRAM43に記憶される動的補正値をその値で更新する(S406)。ここでは、新しい補正量を元の補正量の0.7倍等とする。続いて、CPU40は、図5の静的測定を実行してNVRAM43上の静的補正値を更新し(S407)、その後、補正データを生成し(S402)、印刷を実行する(S403)。これにより、カバー2Aの開閉動作が検知された場合に、その開閉回数Nが規定回数に到達するまでは、動的測定を行わずに、静的測定のみを実行した状態で印刷が行われる。また、カバー2Aの開閉回数Nが増えるにつれて、徐々に動的な補正量が減少する。
CPU40は、S405にてカウンタNの値が規定回数以上になった場合(S405:Yes)には、図3の動的測定を実行してNVRAM43上の動的補正値を更新し(S408)、カウンタNの値に0をセットする(S409)。続いて、静的測定を実行し(S407)、更新された動的補正値及び静的補正値に基づいて補正データを生成し(S402)、印刷を実行する(S403)。これにより、カバー2Aの開閉動作が検知された場合に、その開閉回数Nが規定回数に到達した場合には、動的測定及び静的測定を実行した状態で印刷が行われる。
本実施形態によれば、変動事象が発生した場合に、比較的短時間で実行し易い静的測定を行うことで、ある程度の画像品質を確保することができる。また、動的測定の実行を抑制することで、測定に要する時間を抑えることができる。
また、前回の動的測定からの変動事象の発生した回数が増える度に、実際の動的な位置ずれの具合と前回の動的測定の結果に基づく補正値との開きが大きくなる可能性が高いため、変動事象の発生回数に応じて徐々に動的な補正量の大きさを減少させることで、動的補正により位置ずれ状態を悪化させることを防ぐことができる。
さらに、動的測定を行った後、変動事象の発生を検知した回数が規定値に達した場合に動的測定を実行する。変動事象の発生回数が増えると、測定結果と実際の位置ずれ量との開きが大きくなる可能性が高いため、発生回数が規定値に達した場合に動的測定を実行することで、画像補正の精度を確保することができる。
<実施形態3>
次に本発明の実施形態3について図12を参照して説明する。図12は、印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態では、印刷制御処理において、画像形成部20K〜20Cにおいて使用する各色ごとに変動事象の有無を判断し、その結果に応じて動的な補正量の調整動作を実行するか否かを切り替えるものを示す。
CPU40は、印刷指令に基づいて図12に示す印刷制御処理を開始すると、まず前回の動的補正値の更新後にカバーセンサ47によりカバー2Aの開閉動作が検知されたかを判断する(S501)。そして、カバー2Aの開閉動作が検知されていない場合(S501:No)には、NVRAM43に記憶されている動的補正値を用いて補正データ(印刷データ)を生成し(S502)、印刷を実行する(S503)。
また、カバー2Aの開閉動作が検知された場合(S501:Yes)には、ICリーダライタ48によりブラックのプロセス部19Kの交換が検知されたかを判断し(S504)、ブラックのプロセス部19Kが交換された場合(S504:Yes)には、ブラックに対応する動的な補正量が0となるようにNVRAM43に記憶されている動的補正値を更新する(S505)。続いて、イエロー、マゼンタ、シアンの各プロセス部19Y,19M,19Cについて同様の処理を行い(S506〜S511)、その後、補正データを生成し(S502)、印刷を行う(S503)。
本実施形態によれば、変動事象(カートリッジの交換等)の発生が検知された場合に、動的な補正量の調整を変動事象の発生した色に対してのみ行う。即ち、変動事象が発生していない色については、位置ずれの状態が変動していないと考えられるため、動的な補正量の調整を行わないことで画像品質を確保することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明をダイレクトタンデム方式のプリンタに適用したものを示したが、本発明は、例えば、中間転写方式のプリンタや、インクジェットなどの他の方式の画像形成装置にも適用することができる。また、上実施形態では、測定用のパターンを形成する担持体として、ベルトを用いたものを示したが、例えば感光ドラム、感光ベルトや、中間転写ベルト、中間転写ドラムなど他の部材を用いても良い。
(2)上記実施形態では、感光ドラムの周期に一致する動的な位置ずれを測定し、その補正を行うものを示したが、感光ドラムに限らず、例えばベルトの回転周期やベルト駆動ローラ、その他のギア部品等の回転周期に一致する動的な位置ずれを測定し、補正するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、画像形成位置の変動を生じさせる可能性がある変動事象として、カバーの開閉動作及びプロセス部の交換を検知するものを示したが、本発明によれば、例えば、装置の稼働量(印刷枚数等)が所定値に至ったことを変動事象としても良く、あるいは、温度や湿度の変化をセンサにより検出し、その変化量が所定値を超えたことを変動事象が発生としても良い。
(4)上記実施形態では、動的測定を電源投入時や、印刷制御処理の際に実行するものを示したが、その他のタイミングで実行しても良い。例えば、変動事象が検知された直後に実行しても良い。また、スリープ状態や待機状態など、装置がユーザに使用されていない間に実行しても良い。また、深夜など、予め設定された特定の時間帯に行っても良い。この場合、装置の主電源がオフの状態であっても、実行する時間帯になったときに自動的に装置の主電源をオンとして、動的測定を実行し、動的測定の完了後に装置の主電源をオフとしても良い。また、どのようなタイミングで検出を実行するかをユーザが適宜設定できるようにしても良い。
(5)上記実施形態では、変動事象の発生を検知した場合に、画像形成位置の補正量を0に戻すもの等を示したが、この補正量を0以外のデフォルト値に戻すようにしても良い。例えば、プロセス部に関する動的な位置ずれ成分と、ベルト駆動ローラやそれを駆動するギア機構に関する動的な位置ずれ成分とをそれぞれ補正する構成としたとき、プロセス部の交換が検知された場合には、プロセス部の交換に関する補正量の大きさのみを小さくするかあるいは0に調整すれば良く、ベルト駆動ローラ等に関する補正量は調整しなくても良い。また、その他にも装置固有の(変動事象の発生により変動しないような)動的な位置ずれ成分を打ち消すための補正量をここでいうデフォルト値として、変動事象の発生時に補正量をこのデフォルト値に戻すようにしても良い。
本発明の実施形態1におけるプリンタの概略構成を示す側断面図 プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図 動的測定の流れを示すフローチャート 動的測定用のパターンを示す図 静的測定の流れを示すフローチャート 静的測定用のパターンを示す図 印刷制御処理の流れを示すフローチャート 動的な位置ずれ量及び補正量と時間との関係を例示するグラフ 動的な位置ずれ量及び補正量と時間との関係を例示するグラフ 動的な位置ずれ量及び補正量と時間との関係を例示するグラフ 実施形態2における印刷制御処理の流れを示すフローチャート 実施形態3における印刷制御処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)
20K〜20C…画像形成部(形成手段)
40…CPU(測定手段、補正手段、調整手段)
47…カバーセンサ(検知手段)
48…ICリーダライタ(検知手段)

Claims (6)

  1. 画像を形成する形成手段と、
    特定の周期を有する動的な画像形成位置のずれを測定する動的測定を実行可能な測定手段と
    像形成位置を補正する補正手段と、
    画像形成位置の変動を生じさせる可能性がある変動事象の発生を検知する検知手段と
    記補正手段による画像形成位置の補正量の大きさが、当該変動事象の発生を検知する前よりも小さくなるように調整する調整手段と、
    を備え
    前記形成手段は、
    前記動的測定の実行後に前記検知手段により前記変動事象の発生が検知されない場合は、前記測定手段の測定結果に基づく画像形成位置の前記補正量に従って、前記補正手段により画像形成位置を補正して画像を形成し、前記動的測定の実行後に前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合は、前記調整手段が調整した画像形成位置の前記補正量に従って、前記補正手段により画像形成位置を補正して画像を形成する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記検知手段は、画像形成位置の変動の大きさの異なる複数種類の前記変動事象の発生を検知可能であり、
    前記調整手段は、前記検知手段により検知された前記変動事象の種類に応じて画像形成位置の前記補正量を調整する、画像形成装置
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記測定手段は、前記動的測定の実行後に、前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された回数が2以上の規定値に達した場合に、動的測定を実行する、画像形成装置
  4. 画像を形成する形成手段と、
    特定の周期を有する動的な画像形成位置のずれを測定する動的測定を実行可能な測定手段と
    像形成位置を補正する補正手段と、
    画像形成位置の変動を生じさせる可能性がある変動事象の発生を検知する検知手段と
    記補正手段による画像形成位置の補正量を初期値に戻すように調整する調整手段と、
    を備え
    前記形成手段は、
    前記動的測定の実行後に前記検知手段により前記変動事象の発生が検知されない場合は、前記測定手段の測定結果に基づく画像形成位置の前記補正量に従って、前記補正手段により画像形成位置を補正して画像を形成し、前記動的測定の実行後に前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合は、前記調整手段が調整した画像形成位置の前記補正量に従って、前記補正手段により画像形成位置を補正して画像を形成する、画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段は、複数色の着色剤を用いて画像を形成するものであって、
    前記検知手段は、各色についての前記変動事象の発生を検知可能であり、
    前記調整手段は、前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合に、画像形成位置の前記補正量の調整を当該変動事象の発生した色に対してのみ行う、画像形成装置
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記測定手段は、さらに静的な画像形成位置のずれを測定する静的測定を実行可能であり、前記検知手段により前記変動事象の発生が検知された場合に当該静的測定を実行する、画像形成装置
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