JP4345837B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置では、例えば外部から衝撃等によって、被記録媒体への画像形成位置が正規の位置からずれることがある。このため、従来から、画像形成位置のずれを補正する機能を備えた画像形成装置がある。この画像形成装置は、例えば、回転駆動して被記録媒体を搬送する搬送ベルト上に、感光体上に形成された位置ずれ検出用のマークを転写し、このマークの位置を光学センサ等により検出し、この検出結果に基づき感光体上に形成された画像の形成位置を補正する。その結果、位置ずれが低減された品質の良い画像が形成されるようになる。
ここで、特許文献1には、感光体の回転ムラに起因する動的位置ずれによって、位置ずれ補正の精度に悪影響が生じてしまうことを避けるため、4色1組からなる位置ずれ検出用のマークを、感光体の回転周期が逆位相となる位置を書き出し位置として、複数形成することが記載されている。
特開平9−193476公報
ところで、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体表面の汚染や損傷などに起因して、非画像形成位置に意図しない画像、すなわち、黒ポチなどの欠陥画像が感光体の回転周期毎に(感光体の周長間隔で)発生することがある。そして、この欠陥画像の位置によっては、欠陥画像と位置ずれ検出用のマークとが干渉してしまい(欠陥画像を位置ずれ検出用のマークと誤認識してしまい)、マークの位置検出精度が悪化してしまうことがあった。
この欠陥画像は、欠陥画像が生じている感光体の回転周期毎に形成されるため、位置ずれ検出用のマークを検出するセンサは、欠陥画像が到来する度に、位置ずれ検出用のマークと誤認識する場合があった。特に、特許文献1のように、感光体の回転周期に合わせてマークを形成する場合、感光体の回転周期毎に同一色のマークが形成されるため、当該色のマークのみ欠陥画像による誤認識の影響を受け、当該色のマークの位置検出精度が他色のマークの位置検出精度と比べ著しく悪化し、位置ずれ補正が適切に実行できないと言う不具合があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、感光体の回転周期毎に形成される欠陥画像が生じたとしても、位置ずれ補正の精度が著しく悪化してしまうことを抑制することが可能な画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、像担持体上に転写されたマークの位置を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づいて形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段とを備え、形成手段は、像担持体にマークが転写されたときに、各色のマークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、感光体の周長をD、マーク間の距離をL、
着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするときに、以下の式(1)が満たされるように、マークを等間隔にて形成することを特徴とする。
D=N×M×L+(M−1)×L ・・・式(1)
当該特徴によれば、像担持体上における長さD内には、複数のマークが、それぞれ間隔Lを隔てて、各色のマークが順に並ぶように形成される。また、像担持体上における長さD内には、上記式の右項をマーク間の距離Lにて除算した、(N×M+(M−1))個のマークが各色順に形成される。つまり、M色のマークを順に並べたマーク群がN組(N=
0の場合は、当該マーク群は無し)と、(M−1)個のマークとが、像担持体上における長さD内に形成されることとなる。
これにより、例えば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマークと一部重なるように形成されることとなる。
上記の目的を達成するために、請求項2に記載の画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、像担持体上に転写されたマークの位置を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づいて形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段とを備え、形成手段は、像担持体にマークが転写されたときに、各色のマークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、感光体の周長をD、マーク間の距離をL、着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするときに、以下の式(2)が満たされるように、マークを等間隔にて形成することを特徴とする。
D=N×M×L+L ・・・式(2)
当該特徴によれば、像担持体上における長さD内には、複数のマークが、それぞれ間隔Lを隔てて、各色のマークが順に並ぶように形成される。また、像担持体上における長さD内には、上記式の右項をマーク間の距離Lにて除算した、(N×M+1)個のマークが各色順に形成される。つまり、M色のマークを順に並べたマーク群がN組(N=0の場合
は、当該マーク群は無し)と、1個のマークとが、像担持体上における長さD内に形成されることとなる。
これにより、例えば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマークと一部重なるように形成されることとなる。
上記の目的を達成するために、請求項3に記載の画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、像担持体上に転写されたマークの位置を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づいて形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段とを備え、形成手段は、像担持体にマークが転写されたときに、各色のマークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、感光体の周長をD、マーク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするときに、以下の式(3)が満たされるように、マークを等間隔にて形成することを特徴とする。
D=N×M×L+(M−R)×L ・・・式(3)
当該特徴によれば、像担持体上における長さD内には、複数のマークが、それぞれ間隔Lを隔てて、各色のマークが順に並ぶように形成される。また、像担持体上における長さD内には、上記式の右項をマーク間の距離Lにて除算した、(N×M+(M−R))個のマークが各色順に形成される。つまり、M色のマークを順に並べたマーク群がN組(N=
0の場合は、当該マーク群は無し)と、(M−R)個のマークとが、像担持体上における長さD内に形成されることとなる。
これにより、例えば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマークと一部重なるように形成されることとなる。
上記の目的を達成するために、請求項4に記載の画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、像担持体上に転写されたマークの位置を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づいて形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段とを備え、形成手段は、像担持体にマークが転写されたときに、各色のマークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、感光体の周長をD、マーク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするときに、以下の式(4)が満たされるように、マークを等間隔にて形成することを特徴とする。
D=N×M×L+R×L ・・・式(4)
当該特徴によれば、像担持体上における長さD内には、複数のマークが、それぞれ間隔Lを隔てて、各色のマークが順に並ぶように形成される。また、像担持体上における長さD内には、上記式の右項をマーク間の距離Lにて除算した、(N×M+R)個のマークが各色順に形成される。つまり、M色のマークを順に並べたマーク群がN組(N=0の場合
は、当該マーク群は無し)と、R個のマークとが、像担持体上における長さD内に形成されることとなる。
これにより、例えば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマークと一部重なるように形成されることとなる。
上記の目的を達成するために、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、形成手段は、マークを並べてなるパターンの全長がD×Mの整数倍となるように、マークを形成することを特徴とする。
当該特徴によれば、例えば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、各色毎に、欠陥画像と一部重なる回数がそれぞれ同数となる。
本発明によれば、ある感光体による欠陥画像が感光体の回転周期で発生して、その欠陥画像とマークとが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマークと一部重なるように形成されることとなる。そのため、欠陥画像とマークとが一部重なることによるマーク位置の検出誤差が生じたと
しても、その影響が特定の色のマークのみに集中することがないので、位置ずれ補正の精度が著しく悪化してしまうことを抑制することが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図4を参照しつつ説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、本実施形態のプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側(右方)をプリンタ1の前側(前方)とする。
図1に示すように、プリンタ1(画像形成装置の一例)は、直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタであって、ケーシング3を備えている。ケーシング3の底部には供給トレイ5が設けられ、この供給トレイ5に、被記録媒体(例えば用紙などのシート材)7が積載される。
被記録媒体7は、押圧板9によってピックアップローラ11に向かって押圧され、ピックアップローラ11の回転によって、レジストローラ13へ送られる。レジストローラ13は、被記録媒体7の斜行補正を行った後、所定のタイミングで、被記録媒体7をベルトユニット15上へ送り出す。
画像形成部17は、ベルトユニット15、スキャナ部19、プロセス部21、定着器23などを備えている。
ベルトユニット15は、一対の支持ローラ25,27の間に架設される無端のベルト29(像担持体の一例)を備える。そして、ベルト29は、例えば後側の支持ローラ27が回転駆動することで図1の反時計回り方向に循環移動し、そのベルト29上に載せた被記録媒体7を後方へ搬送する。
なお、ベルトユニット15の下側には、ベルト29に付着したトナー(後述するレジストレーションパターン91を含む)、紙粉等を除去するためのクリーニングローラ31が設けられている。
スキャナ部19は、画像データに基づきオンオフ制御されるレーザ発光部(図示せず)を備え、各色画像のレーザ光Lを、それぞれの色に対応する感光ドラム33(感光体の一例)の表面に照射しつつ高速走査する。
プロセス部21は、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各色に対応して4つ設けられている。各プロセス部21は、トナー(着色剤の一例)の色等を除いて同一の構成とされている。以下の説明において、色毎に区別する必要がある場合は各部の符号にK(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の添え字を付し、区別する必要がない場合は添え字を省略する。
各プロセス部21は、感光ドラム33、帯電器35及び現像カートリッジ37等を備えて構成されている。
現像カートリッジ37は、トナー収容室39、供給ローラ41、現像ローラ43および層厚規制ブレード45が設けられている。なお、本実施形態では、スキャナ部19及び現像ローラ43が「形成手段」の一例である。
トナーは、アジテータ47および供給ローラ41の回転により現像ローラ43に供給される。さらに、現像ローラ43上に供給されたトナーは、層厚規制ブレード45と現像ローラ43との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ43上に担持される。
感光ドラム33の表面は、帯電器35により一様に正帯電される。その後、スキャナ部19からのレーザ光Lにより露光されて、被記録媒体7に形成すべき各色画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ43上に担持されているトナーが、感光ドラム33の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム33の静電潜像は、各色ごとのトナー像として可視像化される。
そして、ベルト29によって搬送される被記録媒体7が、感光ドラム33と転写ローラ49(転写手段の一例)との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ49に負極性の転写バイアスが印加される。これにより、各感光ドラム33の表面に担持されたトナー像が上記被記録媒体7に順次転写される。こうしてトナー像が転写された被記録媒体7は、定着器23に搬送される。
定着器23は、トナー像を担持した被記録媒体7を、加熱ローラ51及び加圧ローラ53によって搬送しながら加熱することにより、トナー像を被記録媒体7に熱定着させる。そして、熱定着された被記録媒体7は、排紙ローラ55により排紙トレイ57上に排出される。
また、プリンタ1には、図1に示すように、ベルト29の後側下方に、光学センサ81が設けられている。この光学センサ81は、投光部と受光部とを備える反射型のセンサである。投光部はベルト29の表面に対して斜め方向から光を照射し、受光部は、そのベルト29の表面からの反射光を受光し、検出領域内に後述するレジストレーションパターン91のマーク93があるか否かに応じた2値化信号を出力する。ここで、ベルト29は一定速度で移動するため、
(プリンタの電気的構成)
図2は、上述のプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
プリンタ1は、CPU61、ROM63、RAM65、EEPROM(不揮発性メモリ)67、操作部69、表示部71、既述の画像形成部17、ネットワークインターフェイス73、光学センサ81等を備えている。
ROM63には、プリンタ1の動作を制御するための各種プログラムが記録されており、CPU61は、ROM63から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM65やEEPROM67に記憶させながら、プリンタ1の動作を制御する。
操作部69は、複数のボタンからなり、ユーザによって印刷開始の指示などの各種の入力操作が可能である。表示部71は、液晶ディスプレイやランプからなり、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。ネットワークインターフェイス73は、通信回線75を介して外部のコンピュータ(図示せず)等に接続されており、相互のデータ通信が可能となっている。
(位置ずれ補正処理)
プリンタ1では、被記録媒体7に対する各色の画像形成位置(転写位置)がずれると、位置ずれ(色ずれ)が生じたカラー画像が形成されてしまうため、各色の画像形成位置を適正な位置とすることが重要である。そして、この位置ずれを補正するための処理が位置
ずれ補正処理である。この位置ずれ補正処理では、例えば、ブラックを基準色(基準点)、他の色(イエロー、マゼンタ及びシアン)を測定色(測定点)とし、基準色の画像形成位置に対する各測定色の画像形成位置を光学センサ81によって検出する。そして、検出の結果、各測定色の画像形成位置が、理想位置に対してどの程度ずれているかを導き出し、それを補正量として扱うことで、以後の画像形成に反映させる。より具体的には、この補正量を基に、スキャナ部19からのレーザ光Lの露光位置を調整することで、各色間の相対位置や縮尺率を補正する公知の処理を実行することとなる。なお、図3は、ベルト29上に形成するパターン例を示した模式図であり、上からベルト29の上面図、側面図、下面図の順で示されている。
図3には、第1レジストレーションパターン(以下、単に「第1パターン91A」という。)及び第2レジストレーションパターン(以下、単に「第2パターン91B」という。)が示されている。この第1パターン91Aは、上記ベルト29の回転方向(プリンタ1の前後方向 以下、「副走査方向」という。)における画像形成位置のずれ量を検出するために使用される。具体的には、第1パターン91Aは、左右方向に延びる棒状の複数のマーク93が、ベルト29の移動方向に沿って並べられた構成となっている。また、ブラックのマーク93K、イエローのマーク93Y、マゼンタのマーク93M、シアンのマーク93Cの4色のマーク93を、この順番で並べてなるマーク群が、1組または複数組、副走査方向に沿って並んで構成される。さらに、隣り合うマーク93間の距離(例えば、隣り合うマーク93の先端間の距離)がLとなるように、各マーク93が形成されている。
一方、この第2パターン91Bは、上記副走査方向に直交する方向(プリンタ1の左右方向 以下、「主走査方向」という。)における画像形成位置のずれ量を検出するために使用される。具体的には、第2パターン91Bは、上記主走査方向に対して互いに異なる角度をなす1対の棒状マークを1つとしたマーク95が、ベルト29の移動方向に沿って複数並べられた構成となっている。また、ブラックのマーク95K、イエローのマーク95Y、マゼンタのマーク95M、シアンのマーク95Cの4色のマーク95を、この順番で並べてなるマーク群が、1組または複数組、副走査方向に沿って並んで構成される。さらに、隣り合うマーク95間の距離(例えば、隣り合うマーク95の後端間の距離)がLとなるように、各マーク95が形成されている。なお、例えば、EEPROM67には、上記第1パターン91Aのデータ及び第2パターン91Bのデータが記憶されている。
そして、CPU61は、所定の実行条件を満たしたときに、位置ずれ補正処理を実行する。この実行条件の例としては、前回の位置ずれ補正処理からの経過時間、または、画像形成を行った被記録媒体の枚数などが、ある基準値に達した場合が挙げられる。また、操作部69を介してユーザからの指令が確認された場合などが挙げられる。
画像形成部17は、位置ずれ補正処理が開始されると、次の動作を行う。すなわち、図3に示すように、動作開始時からベルト29が半周するまでの間に、ベルト29の略半分の第1領域29A上に第1パターン91Aを形成する。次いで、第1パターン91Aの形成が終了した位置からベルト29が更に半周するまでの間に、ベルト29の残りの略半分の第2領域29B上に第2パターン91Bを形成する。なお、ベルト29上に形成された第1パターン91A及び第2パターン91Bは、光学センサ81によって各マーク93,95の位置が検出された後、クリーニングローラ31によりクリーニングされる。
ベルト29上に形成された第1パターン91Aのマーク93は、それぞれ光学センサ81によってその位置が特定され、原点(仮想位置)からの距離の平均値が各色毎に算出される。ここで、図3に示す第1パターン91Aの場合、ブラックのマーク93K、イエローのマーク93Y、マゼンタのマーク93M、シアンのマーク93Cは、それぞれL
つ離すことを理想としてマーク93を形成しており、理想位置に対する位置ずれが生じている場合は、ブラックのマーク93Kから他の色のマーク93までの距離がそれぞれLの整数倍とならなくなる。
つまり、ブラックのマーク93Kとシアンのマーク93Cとの平均値の差分がL、ブラックのマーク93Kとマゼンタのマーク93Mとの平均値の差分が2L、ブラックのマーク93Kとイエローのマーク93Yとの平均値の差分が3Lであることが各色の理想的な位置関係である。この理想的な位置関係に対するずれ量を基に補正量を導き出し、EEPROM67に保存して、次回以降の画像形成時にその補正量を参照することで、各色の副走査方向における画像形成位置を調整する。このとき、CPU61は補正手段として機能する。
なお、原点からの距離の平均値を各色毎に算出するのは、各色のマーク93の位置を単数の測定結果で決定してしまうと、ノイズなどによってマーク93の位置検出に誤差が生じた場合に大きな影響を受けるので、マーク93の位置の信頼性を向上させるために複数の結果を平均化することがより好ましいからである。
また、ベルト29上に形成された第2パターン91Bについても同様の処理が実行される。すなわち、マーク95は、それぞれ光学センサ81によってその位置が特定され、原点(仮想位置)からの距離の平均値が各色毎に算出される。ここで、図3に示す第2パターン91Bの場合、ブラックのマーク95K、イエローのマーク95Y、マゼンタのマーク95M、シアンのマーク95Cは、それぞれLずつ離すことを理想としてマーク95を形成しており、理想位置に対する位置ずれが生じている場合は、ブラックのマーク95Kから他の色のマーク95までの距離がそれぞれLの整数倍とならなくなる。
つまり、ブラックのマーク95Kとシアンのマーク95Cとの平均値の差分がL、ブラックのマーク95Kとマゼンタのマーク95Mとの平均値の差分が2L、ブラックのマーク95Kとイエローのマーク95Yとの平均値の差分が3Lであることが各色の理想的な位置関係である。この理想的な位置関係に対するずれ量を基に補正量を導き出し、EEPROM67に保存して、次回以降の画像形成時にその補正量を参照することで、各色の主走査方向における画像形成位置を調整する。このとき、CPU61は補正手段として機能する。
なお、原点からの距離の平均値を各色毎に算出するのは、各色のマーク95の位置を単数の測定結果で決定してしまうと、ノイズなどによってマーク95の位置検出に誤差が生じた場合に大きな影響を受けるので、マーク95の位置の信頼性を向上させるために複数の結果を平均化することがより好ましいからである。
次に、図4を参照しつつ、マーク93の第1パターン91Aに関する詳細を説明する。なお、マーク95の第2パターン91Bについては、基本的に、後述の説明におけるマーク93のマーク間距離であるLが、マーク95のマーク間距離であるLに置き換わるのみであり、いずれも同様の思想に基づき形成されているため、マーク93の形成パターンについての詳細な説明のみ行い、マーク95の形成パターンについてはその詳細な説明を省略する。
図4に示されるように、第1パターン91Aは、ブラックのマーク93K、イエローのマーク93Y、マゼンタのマーク93M、シアンのマーク93Cの4色のマーク93を、この順番で並べてなるマーク群が、1組または複数組、副走査方向に沿って並んで構成される。さらに、感光体33の周長をD、隣り合うマーク間の距離をL、着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするとき、下記の式(1)が満たされるように、各マーク93が形
成されている。
D=N×M×L+(M−1)×L ・・・式(1)
本実施形態においては、着色剤の色数が4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)であるため、式(1)に、M=4が代入される。また、隣り合うマーク間の距離がLであるため、式(1)に、L=Lが代入される。さらに、Nは0以上の整数であり、任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてN=1を代入した例を説明する。なお、便宜上、着色剤の色数が4色(M=4)、0以上の整数を1(N=1)として以下の説明を行うが、これらの色数や整数として他の数値を採用した場合も以下と同様の結果が得られるため、ここではその説明を省略する。
ここで、上述の値を式(1)に代入すると、D=7Lとなる。本実施形態におけるマーク93は、この条件を満たすように、マーク93が形成されている。その結果、ベルト29上における長さDの範囲内には、7個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。つまり、4色のマーク93を順に並べたマーク群が1組(N組(N=0の場合は、当該マーク群は無し))と、それに後続する3色((M−1)個)のマーク93とが、ベルト29上における長さDの範囲内に形成されることとなる。
ところで、感光体33の汚染や損傷などに起因して、非画像形成位置に意図しない画像、すなわち、黒ポチなどの欠陥画像が感光体33の回転周期毎に発生することがある。そして、この欠陥画像の位置によっては、欠陥画像とマーク93とが一部重なり、マーク93の輪郭(形状)が変形してしまう場合がある。このように、欠陥画像が一部重なったマーク93の位置を光学センサ81によって検出すると、欠陥画像をマーク93と誤認識してしまい、マーク93の位置検出精度に悪影響を及ぼす恐れがある。このような悪影響は、特定の色のマーク93のみに集中してしまうと、当該悪影響を受けていない他の色との間で、位置検出精度の乖離が大きくなり、適切な位置ずれ補正の妨げとなる。
これに対して、本実施形態によれば、上記の式(1)、その一例として、上述したような、D=7Lという条件を満たすように、マーク93が形成される。そして、この条件を満たすことにより、例えば、ブラックのトナー像を形成する感光体33Kに欠陥画像(非画像形成位置に形成される意図しないブラックのトナー像)が生じてしまい、当該欠陥画像が感光体33Kの回転周期で発生して、その欠陥画像とマーク93とが一部重なるように形成されたとしても、ある欠陥画像と、それに後続する欠陥画像とは、それぞれ異なる色のマーク93と一部重なるように形成されることとなり、上述の悪影響が特定の色のマーク93のみに集中してしまうことがない。
つまり、D=7Lという条件を満たす場合、ベルト29上における長さDの範囲内には、7個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。仮に、当該範囲の先頭に位置するマーク93をブラックとした場合、当該範囲には、先頭から順に、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→ブラック→シアン→マゼンタとなるように、計7個のマーク93が形成される。
ここで、ブラックのトナー像を形成する感光体33Kに欠陥画像が生じてしまい、その欠陥画像が先頭に位置するブラックのマーク93Kと一部重なった場合を想定すると、当該欠陥画像は、感光体33の周長D毎にベルト29上に形成されることになるが、ブラックのマーク93Kを始点として距離Dだけ離れた位置に形成されるマーク93は、後続する範囲(当該範囲の直後に位置する周長Dの範囲)の先頭に位置するイエローのマーク93Yであるため、次回に欠陥画像と一部重なるマーク93は、ブラックのマーク93Kではなく、イエローのマーク93Yとなる。
同様に、イエローのマーク93Yの次に欠陥画像と一部重なるのは、マゼンタのマーク93Mとなり、さらに、その次に欠陥画像と一部重なるのは、シアンのマーク93Cとなる。また、シアンのマーク93Cの次に欠陥画像と一部重なるのは、再びブラックのマーク93Kとなる。
すなわち、上記式(1)が満たされるようにマーク93が形成された場合、ある色のマーク93を始点として、感光体33の周長Dの整数倍となる距離に位置するマーク93の色を順番に取り出すと、例えば上述した例では、ブラック→イエロー→マゼンタ→シアン→ブラックというサイクルで順次変化したように、画像形成に使用される複数の色間で順番に遷移していくこととなる。
よって、仮にある色のマーク93と欠陥画像とが一部重なる状態になったとしても、上述の悪影響が、特定の色のマーク93のみに集中してしまうことを避けることが可能となり、欠陥画像に起因する位置ずれ補正精度の著しい悪化を緩和させることが可能となる。
なお、上述の悪影響は、マーク93の色間でそれぞれ同等にすると、欠陥画像に起因する位置ずれ補正精度の悪化をより緩和させることができる。これは、上述したように、位置ずれ量の把握は、各色のマーク93間の相対距離を基に行っているため、各色間で同等の誤差(悪影響)が生じるように構成することにより、相対距離(検出位置同士の差分)を算出する際に、その誤差を相殺できるからである。このように、上述の悪影響を、マーク93の色間でそれぞれ同数にするためには、具体的には、図3に示すように、マーク93を並べてなる第1パターン91Aの全長(最先端に位置するマーク93と最後端に位置するマーク93との間の距離に、マーク93間の距離Lを加算した距離)を、感光体33の周長をD、着色剤の色数をMとしたときに、D×Mの整数倍となるように形成することで実現可能である。換言すれば、第1パターン91Aを構成するマーク93の数を、距離D内に形成されるマーク93の数に色数Mを乗算して算出される数にすればよい。
<実施形態2>
図5は実施形態2を示す。実施形態1との相違は、マーク93の第1パターン91Aに関する詳細にあり、その他の点は実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図5に示されるように、第1パターン91Aは、感光体33の周長をD、隣り合うマーク間の距離をL、着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするとき、下記の式(2)が満たされるように、各マーク93が形成されている。
D=N×M×L+L ・・・式(2)
本実施形態においては、着色剤の色数が4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)であるため、式(2)に、M=4が代入される。また、隣り合うマーク間の距離がLであるため、式(2)に、L=Lが代入される。さらに、Nは0以上の整数であり、任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてN=1を代入した例を説明する。なお、便宜上、着色剤の色数が4色(M=4)、0以上の整数を1(N=1)として以下の説明を行うが、これらの色数や整数として他の数値を採用した場合も以下と同様の結果が得られるため、ここではその説明を省略する。
ここで、上述の値を式(2)に代入すると、D=5Lとなる。本実施形態におけるマーク93は、この条件を満たすように、マーク93が形成されている。その結果、ベルト29上における長さDの範囲内には、5個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。つまり、4色のマーク93を順に並べたマーク群が1組(N組(N=0の場合は、当該マーク群は無し))と、それに後続する1色のマーク93とが、ベルト29上
における長さDの範囲内に形成されることとなる。
D=5Lという条件を満たす場合、ベルト29上における長さDの範囲内には、5個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。仮に、当該範囲の先頭に位置するマーク93をブラックとした場合、当該範囲には、先頭から順に、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→ブラックとなるように、計5個のマーク93が形成される。
ここで、ブラックのトナー像を形成する感光体33Kに欠陥画像が生じてしまい、その欠陥画像が先頭に位置するブラックのマーク93Kと一部重なった場合を想定すると、当該欠陥画像は、感光体33の周長D毎にベルト29上に形成されることになるが、ブラックのマーク93Kを始点として距離Dだけ離れた位置に形成されるマーク93は、後続する範囲(当該範囲の直後に位置する周長Dの範囲)の先頭に位置するシアンのマーク93Cであるため、次回に欠陥画像と一部重なるマーク93は、ブラックのマーク93Kではなく、シアンのマーク93Cとなる。
同様に、シアンのマーク93Cの次に欠陥画像と一部重なるのは、マゼンタのマーク93Mとなり、さらに、その次に欠陥画像と一部重なるのは、イエローのマーク93Yとなる。また、イエローのマーク93Yの次に欠陥画像と一部重なるのは、再びブラックのマーク93Kとなる。
すなわち、上記式(2)が満たされるようにマーク93が形成された場合、ある色のマーク93を始点として、感光体33の周長Dの整数倍となる距離に位置するマーク93の色を順番に取り出すと、例えば上述した例では、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→ブラックというサイクルで順次変化したように、画像形成に使用される複数の色間で順番に遷移していくこととなる。
よって、仮にある色のマーク93と欠陥画像とが一部重なる状態になったとしても、上述の悪影響が、特定の色のマーク93のみに集中してしまうことを避けることが可能となり、欠陥画像に起因する位置ずれ補正精度の著しい悪化を緩和させることが可能となる。
<実施形態3>
図6は実施形態3を示す。実施形態1との相違は、マーク93の第1パターン91Aに関する詳細にあり、その他の点は実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。但し、本実施形態においては、着色剤の色数が5色の場合を例に挙げて説明する。そのため、追加された色に対応するプロセス部21を図1に示した4色のプロセス部21と並列配置する必要がある。また、追加色に対応するマーク93を、マーク93Xとして図6に図示する。
図6に示されるように、第1パターン91Aは、感光体33の周長をD、隣り合うマーク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするとき、下記の式(3)が満たされるように、各マーク93が形成されている。
D=N×M×L+(M−R)×L ・・・式(3)
本実施形態においては、着色剤の色数が5色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、「追加色」)であるため、式(3)に、M=5が代入される。また、隣り合うマーク間の距離がLであるため、式(3)に、L=Lが代入される。さらに、Nは0以上の整数であり、任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてN=1を代入した例を説明する。また、Rは正の整数であり、M>2R、かつ、M≠IR(I:整数)を満たす任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてR=2を代入した例を説
明する。なお、便宜上、着色剤の色数が5色(M=5)、0以上の整数を1(N=1)、正の整数を2(R=2)として以下の説明を行うが、これらの色数や整数として他の数値を採用した場合も以下と同様の結果が得られるため、ここではその説明を省略する。
ここで、上述の値を式(3)に代入すると、D=8Lとなる。本実施形態におけるマーク93は、この条件を満たすように、マーク93が形成されている。その結果、ベルト29上における長さDの範囲内には、8個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。つまり、5色のマーク93を順に並べたマーク群が1組(N組(N=0の場合は、当該マーク群は無し))と、それに後続する3色((M−R)個)のマーク93とが、ベルト29上における長さDの範囲内に形成されることとなる。
D=8Lという条件を満たす場合、ベルト29上における長さDの範囲内には、8個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。仮に、当該範囲の先頭に位置するマーク93をブラックとした場合、当該範囲には、先頭から順に、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→「追加色」→ブラック→シアン→マゼンタとなるように、計8個のマーク93が形成される。
ここで、ブラックのトナー像を形成する感光体33Kに欠陥画像が生じてしまい、その欠陥画像が先頭に位置するブラックのマーク93Kと一部重なった場合を想定すると、当該欠陥画像は、感光体33の周長D毎にベルト29上に形成されることになるが、ブラックのマーク93Kを始点として距離Dだけ離れた位置に形成されるマーク93は、後続する範囲(当該範囲の直後に位置する周長Dの範囲)の先頭に位置するイエローのマーク93Yであるため、次回に欠陥画像と一部重なるマーク93は、ブラックのマーク93Kではなく、イエローのマーク93Yとなる。
同様に、イエローのマーク93Yの次に欠陥画像と一部重なるのは、シアンのマーク93Cとなり、その次に欠陥画像と一部重なるのは、「追加色」のマーク93Xとなり、さらに、その次に欠陥画像と一部重なるのは、マゼンタのマーク93Mとなる。また、マゼンタのマーク93Mの次に欠陥画像と一部重なるのは、再びブラックのマーク93Kとなる。
すなわち、上記式(3)が満たされるようにマーク93が形成された場合、ある色のマーク93を始点として、感光体33の周長Dの整数倍となる距離に位置するマーク93の色を順番に取り出すと、例えば上述した例では、ブラック→イエロー→シアン→「追加色」→マゼンタ→ブラックというサイクルで順次変化したように、画像形成に使用される複数の色間で順番に遷移していくこととなる。
よって、仮にある色のマーク93と欠陥画像とが一部重なる状態になったとしても、上述の悪影響が、特定の色のマーク93のみに集中してしまうことを避けることが可能となり、欠陥画像に起因する位置ずれ補正精度の著しい悪化を緩和させることが可能となる。
<実施形態4>
図7は実施形態4を示す。実施形態1との相違は、マーク93の第1パターン91Aに関する詳細にあり、その他の点は実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。但し、本実施形態においては、着色剤の色数が5色の場合を例に挙げて説明する。そのため、追加された色に対応するプロセス部21を図1に示した4色のプロセス部21と並列配置する必要がある。また、追加色に対応するマーク93を、マーク93Xとして図7に図示する。
図7に示されるように、第1パターン91Aは、感光体33の周長をD、隣り合うマー
ク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするとき、下記の式(4)が満たされるように、各マーク93が形成されている。
D=N×M×L+R×L ・・・式(4)
本実施形態においては、着色剤の色数が5色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、「追加色」)であるため、式(4)に、M=5が代入される。また、隣り合うマーク間の距離がLであるため、式(4)に、L=Lが代入される。さらに、Nは0以上の整数であり、任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてN=1を代入した例を説明する。また、Rは正の整数であり、M>2R、かつ、M≠IR(I:整数)を満たす任意の整数を選ぶことが可能であるが、ここでは一例としてR=2を代入した例を説明する。なお、便宜上、着色剤の色数が5色(M=5)、0以上の整数を1(N=1)、正の整数を2(R=2)として以下の説明を行うが、これらの色数や整数として他の数値を採用した場合も以下と同様の結果が得られるため、ここではその説明を省略する。
ここで、上述の値を式(4)に代入すると、D=7Lとなる。本実施形態におけるマーク93は、この条件を満たすように、マーク93が形成されている。その結果、ベルト29上における長さDの範囲内には、7個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。つまり、5色のマーク93を順に並べたマーク群が1組(N組(N=0の場合は、当該マーク群は無し))と、それに後続する2色(R個)のマーク93とが、ベルト29上における長さDの範囲内に形成されることとなる。
D=7Lという条件を満たす場合、ベルト29上における長さDの範囲内には、7個のマーク93がそれぞれLの間隔にて各色順に形成される。仮に、当該範囲の先頭に位置するマーク93をブラックとした場合、当該範囲には、先頭から順に、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→「追加色」→ブラック→シアンとなるように、計7個のマーク93が形成される。
ここで、ブラックのトナー像を形成する感光体33Kに欠陥画像が生じてしまい、その欠陥画像が先頭に位置するブラックのマーク93Kと一部重なった場合を想定すると、当該欠陥画像は、感光体33の周長D毎にベルト29上に形成されることになるが、ブラックのマーク93Kを始点として距離Dだけ離れた位置に形成されるマーク93は、後続する範囲(当該範囲の直後に位置する周長Dの範囲)の先頭に位置するマゼンタのマーク93Mであるため、次回に欠陥画像と一部重なるマーク93は、ブラックのマーク93Kではなく、マゼンタのマーク93Mとなる。
同様に、マゼンタのマーク93Mの次に欠陥画像と一部重なるのは、「追加色」のマーク93Xとなり、その次に欠陥画像と一部重なるのは、シアンのマーク93Cとなり、さらに、その次に欠陥画像と一部重なるのは、イエローのマーク93Yとなる。また、イエローのマーク93Yの次に欠陥画像と一部重なるのは、再びブラックのマーク93Kとなる。
すなわち、上記式(4)が満たされるようにマーク93が形成された場合、ある色のマーク93を始点として、感光体33の周長Dの整数倍となる距離に位置するマーク93の色を順番に取り出すと、例えば上述した例では、ブラック→マゼンタ→「追加色」→シアン→イエロー→ブラックというサイクルで順次変化したように、画像形成に使用される複数の色間で順番に遷移していくこととなる。
よって、仮にある色のマーク93と欠陥画像とが一部重なる状態になったとしても、上述の悪影響が、特定の色のマーク93のみに集中してしまうことを避けることが可能とな
り、欠陥画像に起因する位置ずれ補正精度の著しい悪化を緩和させることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、画像形成装置として、被記録媒体7上で複数色のトナー像を重畳させる、いわゆる、ダイレクトタンデム方式のカラーレーザプリンタを示したが、本発明は、例えば、中間転写ベルト上で複数色のトナー像を重畳させる、いわゆる、中間転写方式のカラーレーザプリンタ等にも適用することができる。なお、中間転写方式のカラーレーザプリンタに本発明を適用した場合は、中間転写ベルトが本発明の像担持体として機能することとなる。
(2)マーク93,95の並び順、また、プロセス部21の並び順は、上述した実施形態に限定されるものではない。これらの並び順や、色数については、上述した実施形態と異なっていても良い。
本発明の一実施形態に係るプリンタの概略構成を示す側断面図 プリンタの電気的構成を示すブロック図 ベルト上に形成するパターン例を示した模式図 第1実施形態におけるマーク93の第1パターン91Aに関する模式図 第2実施形態におけるマーク93の第1パターン91Aに関する模式図 第3実施形態におけるマーク93の第1パターン91Aに関する模式図 第4実施形態におけるマーク93の第1パターン91Aに関する模式図
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)
19…スキャナ部(形成手段)
23…定着器
29…ベルト(像担持体)
43…現像ローラ(形成手段)
49…転写ローラ(転写手段)
61…CPU(形成手段、検出手段、補正手段)
81…光学センサ(検出手段)
91A…第1パターン
91B…第2パターン
93…マーク
95…マーク

Claims (5)

  1. 回転駆動される複数の感光体と、
    各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、
    前記形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、
    前記像担持体上に転写された前記マークの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段と
    を備え、
    前記形成手段は、前記像担持体に前記マークが転写されたときに、各色の前記マークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、前記感光体の周長をD、前記マーク間の距離をL、着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするときに、以下の式(1)が満たされるように、前記マークを等間隔にて形成することを特徴とする画像形成装置。
    D=N×M×L+(M−1)×L ・・・式(1)
  2. 回転駆動される複数の感光体と、
    各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、
    前記形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、
    前記像担持体上に転写された前記マークの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段と
    を備え、
    前記形成手段は、前記像担持体に前記マークが転写されたときに、各色の前記マークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、前記感光体の周長をD、前記マーク間の距離をL、着色剤の色数をM、0以上の整数をNとするときに、以下の式(2)が満たされるように、前記マークを等間隔にて形成することを特徴とする画像形成装置。
    D=N×M×L+L ・・・式(2)
  3. 回転駆動される複数の感光体と、
    各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、
    前記形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、
    前記像担持体上に転写された前記マークの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段と
    を備え、
    前記形成手段は、前記像担持体に前記マークが転写されたときに、各色の前記マークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、前記感光体の周長をD、前記マーク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするときに、以下の式(3)が満たされるように、前記マークを等間隔にて形成することを特徴とする画像形成装置。
    D=N×M×L+(M−R)×L ・・・式(3)
  4. 回転駆動される複数の感光体と、
    各々の感光体上に互いに異なる色の着色剤像を形成する形成手段と、
    前記形成手段によって感光体上に形成された着色剤像からなる位置ずれ検出用のマークを像担持体に転写する転写手段と、
    前記像担持体上に転写された前記マークの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記形成手段による着色剤像の形成位置を補正する補正手段と
    を備え、
    前記形成手段は、前記像担持体に前記マークが転写されたときに、各色の前記マークを順に並べてなるマーク群が1または複数形成され、かつ、前記感光体の周長をD、前記マーク間の距離をL、着色剤の色数をM(但し、M≧5)、0以上の整数をN、正の整数をR(但し、M>2R、M≠IR(I:整数))とするときに、以下の式(4)が満たされるように、前記マークを等間隔にて形成することを特徴とする画像形成装置。
    D=N×M×L+R×L ・・・式(4)
  5. 前記形成手段は、前記マークを並べてなるパターンの全長がD×Mの整数倍となるように、前記マークを形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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