JP2023077875A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masahiro Otsuka
俊一 ▲高▼田
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Abstract

【課題】一つの印刷ジョブにより複数の画像形成装置から画像を出力させる場合であっても、出力物の画質を安定させる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、用紙に画像を形成する画像形成エンジン101と、センサ200と、画像形成エンジン101の動作を制御するプリンタ制御部300と、を備える。プリンタ制御部300は、センサ200による検出結果に基づいて予測画像濃度を算出する画像濃度予測モデルを有する予測濃度算出部307と、画像濃度予測モデルを修正する予測モデル修正部350と、を有する。プリンタ制御部300は、一つの印刷ジョブに基づいて他の画像形成装置と分散して印刷処理を行う場合に、他の画像形成装置の画像濃度予測モデルに応じて、予測濃度算出部307が有する画像濃度予測モデルを更新する。【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
画像形成装置は、設置環境の変動や装置内部の環境変動に起因する短期的な状態変動、及び構成部品や現像剤の経時変化に起因する長期的な状態変動の影響により、出力画像の画像濃度や階調特性に変化が生じる。画像濃度や階調特性の変化により出力画像の色味等の画質が低下する。画像形成装置は、出力画像の画像濃度や階調特性の変化を抑制して所定の画像濃度や階調特性を得るために、随時、画像形成条件を補正する。このような画像濃度や階調特性の変化を抑制する画像形成条件の補正は、「キャリブレーション」と呼ばれる。キャリブレーションでは、例えば画像濃度が一様な検出用画像を形成し、画像濃度の目標値と検出用画像の画像濃度との比較結果に基づいて画像形成条件が適宜補正される。
特許文献1は、階調補正用の検出用画像を用紙に形成し、画像読取部による検出用画像の読取結果をγ補正等の画像形成条件にフィードバックすることで画質を安定化する画像処理装置を開示する。キャリブレーションが必要になるタイミングは、環境変動時や長時間の放置後である。特に、環境変動が起こりやすい早朝の電源投入時や節電モードからの復帰時、出力画像の画像濃度が高くトナー補給量が多い場合、或いは画像濃度が低い出力画像を連続して出力する場合にキャリブレーションを行う必要がある。特許文献2は、このようなキャリブレーションを行う画像形成装置を開示する。
近年では、画質の安定性と同時にユーザビリティの向上への要求が高まっている。特に、待機時間やダウンタイムの削減による生産性の向上に対する要求が高まっている。これは、画質安定化のためのキャリブレーションに対しても、より短時間で行うことを求めている。特許文献3は、キャリブレーションを短時間で行う画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、外部環境、画像出力条件、及び各種センサの検出結果の変動を入力値とするモデルを作成する。画像形成装置は、このモデルに基づいてキャリブレーション用の検出用画像の読取結果の変動を予測する。画像形成装置は、このような予測により、キャリブレーションで所要時間の多くを費やす検出用画像の作像工程を省略して、キャリブレーションを短時間で行うことができる。
特開2000-238341号公報 特開2003-167394号公報 特開2017-37100号公報
一つの印刷ジョブにより複数の画像形成装置から画像を出力させる分散処理が行われる場合がある。分散処理では、各画像形成装置の状態が異なるために、出力物に印刷された画像の色味が画像形成装置毎に異なる可能性がある。これを回避するために、特許文献1の画像処理装置は有効である。しかしながら、各画像形成装置は、印刷が進行することによる色味や画像濃度の変動の推移が異なる。結果として、出力物の画質が各画像形成装置で異なる可能性がある。
本発明の目的は、一つの印刷ジョブにより複数の画像形成装置から画像を出力させる場合であっても、出力物の画質を安定させる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成エンジンと、内部に設けられたセンサと、前記画像形成エンジンの動作を制御するプリンタ制御手段と、を備え、前記プリンタ制御手段は、前記センサによる検出結果に基づいて予測画像濃度を算出する画像濃度予測モデルを有する予測濃度算出手段と、前記画像濃度予測モデルを修正する予測モデル修正手段と、を有し、前記プリンタ制御手段は、一つの印刷ジョブに基づいて他の画像形成装置と分散して印刷処理を行う場合に、予測モデル修正手段により、前記他の画像形成装置の画像濃度予測モデルに応じて、前記予測濃度算出手段が有する前記画像濃度予測モデルを更新することを特徴とする。
本発明によれば、一つの印刷ジョブにより複数の画像形成装置から画像を出力させる場合であっても、出力物の画質を安定させることが可能となる。
プリントシステムの構成図。 画像形成装置の構成図。 プリンタ制御部の説明図。 予測濃度算出部の説明図。 予測モデル修正部の説明図。 基本濃度値の取得処理を表すフローチャート。 2点電制による電位制御の説明図。 検出用画像の例示図。 テスト画像の画像濃度値とLPWの関係を示す図。 階調補正テーブルの説明図。 合成補正LUTの作成方法を表すフローチャート。 画像濃度カーブの説明図。 予測時LUTの説明図。 合成補正LUTの説明図。 画像濃度値を取得する処理を表すフローチャート。 合成補正LUTの作成方法の説明図。 合成補正LUTの作成方法の説明図。 合成補正LUTの作成方法の説明図。 合成補正LUTの作成方法の説明図。 予測画像濃度値の算出処理を表すフローチャート。 画像濃度予測モデルの作成処理を表すフローチャート。 分散印刷処理を表すフローチャート。 分散印刷処理の変形例を表すフローチャート。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では電子写真方式の画像形成装置を用いて説明するが、画像形成装置は、インクジェットプリンタや昇華型プリンタなどであってもよい。
図1は、本実施形態のプリントシステムの構成図である。プリントシステム1は、画像形成装置100a、100b、PC(Personal Computer)1002、及びサーバ1003を備える。画像形成装置100aと画像形成装置100bとはカラープリンタである。画像形成装置100a、100bは、それぞれ出力物の画像濃度の予測モデル(画像濃度予測モデル)を備える。画像形成装置100a、100b、PC1002、及びサーバ1003は、ネットワーク回線1001を介して相互に通信可能である。ネットワーク回線1001は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、公衆回線等である。
PC1002は、プリンタドライバがインストールされており、印刷ジョブにより画像形成装置100a、100bに対して印刷を指示する。サーバ1003は、PC1002から指示される印刷ジョブを取得して、画像形成装置100a、100bに対して印刷ジョブに応じた画像の印刷を指示する。サーバ1003は、画像形成装置100aと画像形成装置100bとに対して、単独による印刷処理と、分散した印刷処理(分散印刷処理)とのいずれかによる印刷を指示する。画像形成装置100a、100bは、単独による印刷処理が指示される場合には、印刷ジョブに応じていずれか一方が印刷処理を行う。画像形成装置100a、100bは、分散印刷処理が指示される場合には、印刷ジョブに応じて、協働して印刷処理を行う。
(画像形成装置)
図2は、画像形成装置100(画像形成装置100a、100b)の構成図である。画像形成装置100は、リーダA、プリンタB、及び操作部20を含んで構成される。プリンタBは、用紙Sに画像を形成する。リーダAは、画像が形成された用紙(原稿G)から画像を読み取る。操作部20は、ユーザインタフェースである。操作部20は、入力インタフェースとして各種キーボタンやタッチパネルを備える。操作部20は、出力インタフェースとして表示部110を備える。ユーザは、操作部20を用いてコピーの開始や各種設定を行う。
(リーダ)
リーダAは、原稿Gが載置される原稿台ガラス102、原稿台ガラス102に載置された原稿Gに光を照射する光源103、光学系104、受光部105、及びリーダ制御部108を備える。光源103、光学系104、及び受光部105は、原稿Gの画像を読み取る画像読取部を構成する。原稿台ガラス102の縁部には、原稿Gの一辺が当接されて原稿Gの斜め配置を防止する位置決め部材107と、画像読取部のシェーディング補正に用いられる基準白色板106とが配置される。
光学系104は、光源103から照射された光の原稿Gによる反射光を受光部105の読取面に結像させる。受光部105は、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであり、受光した反射光を電気信号に変換した画像信号を出力する。受光部105は、例えば複数のCCDセンサが赤(R)、緑(G)、青(B)に対応して三列配置される。受光部105は、R、G、Bの各色の色成分信号を画像信号として生成する。画像読取部は、矢印方向R103に移動しながら、原稿台ガラス102に載置された原稿Gの画像を1ラインずつ読み取る。
受光部105で生成された画像信号は、リーダ制御部108に入力される。リーダ制御部108は、受光部105から取得した画像信号に対するA/D変換、シェーディング補正、色変換等の画像処理を行う。リーダ制御部108は、画像処理後の画像信号をプリンタBへ送信する。また、リーダ制御部108は、リーダAの動作を制御する。
(プリンタ)
プリンタBは、画像形成部PY、PM、PC、PK、中間転写ベルト6、二次転写ローラ64、定着器11、給紙カセット65、及びプリンタ制御部300を備える。プリンタBは、中間転写ベルト6に沿って画像形成部PY、PM、PC、PKが配列されたタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。画像形成部PYはイエローの画像(トナー像)を形成する。画像形成部PMはマゼンタの画像(トナー像)を形成する。画像形成部PCはシアンの画像(トナー像)を形成する。画像形成部PKはブラックの画像(トナー像)を形成する。
中間転写ベルト6は、テンションローラ61、駆動ローラ62、及び対向ローラ63に掛け渡して支持される像担持体である。テンションローラ61に対向してベルトクリーナ68が設けられる。中間転写ベルト6は、駆動ローラ62に駆動されて所定のプロセススピードで矢印R2方向に回転する。画像形成部PY、PM、PC、PKのそれぞれで形成された画像(トナー像)は、中間転写ベルト6の回転速度に応じたタイミングで中間転写ベルト6に順次重ねて転写される。これにより中間転写ベルト6にフルカラーの画像(トナー像)が形成される。
対向ローラ63は、二次転写ローラ64との間に二次転写部T2を形成する。中間転写ベルト6に転写された画像は、二次転写部T2へ搬送されて用紙Sへ一括転写される。二次転写ローラ64に正極性の直流電圧が印加されることにより、中間転写ベルト6に担持された負極性に帯電する画像(トナー像)が用紙Sへ転写される。転写後に中間転写ベルト6に残留する現像剤はベルトクリーナ68により回収される。
用紙Sは、給紙カセット65に収納されており、1枚ずつ給送される。用紙Sが搬送される搬送路には、分離ローラ66及びレジストローラ67が設けられる。用紙Sは、給紙カセット65から供給され、分離ローラ66により1枚ずつに分離されて、レジストローラ67へ搬送される。レジストローラ67は、停止状態で用紙Sを受け入れて待機させ、中間転写ベルト6の画像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに応じて用紙Sを二次転写部T2へ搬送する。
画像が転写された用紙Sは、搬送ベルト10を介して定着器11へ搬送される。定着器11は、用紙Sを加熱及び加圧することで、用紙Sに画像を定着させる。画像が定着された用紙Sは、プリンタBの機体外部へ排出される。
画像形成部PY、PM、PC、PKによる画像形成について説明する。画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像に用いる現像剤(ここではトナー)の色が異なるのみであり、同じ構成で同じ動作を行う。以下の説明では、色を区別する場合には符号末尾にY、M、C、Kの添え字を付し、色を区別しない場合には符号末尾のY、M、C、Kを省略する。
画像形成部Pは、感光ドラム1、帯電器2、露光器3、現像器4、及び一次転写ローラ7を備える。感光ドラム1と一次転写ローラ7との間に中間転写ベルト6が挟持される。感光ドラム1の周囲に帯電器2、露光器3、現像器4、及び一次転写ローラ7が配置される。
感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面に負極性の帯電極性を持たせた感光層が形成される像担持体である。感光ドラム1は、所定のプロセススピードでドラム軸を中心に矢印R1方向に回転する。感光ドラム1は、近赤外光(960[nm])の反射率が約40%のOPC感光体である。なお、感光ドラム1は、反射率が同程度であるアモルファスシリコン系の感光体等であってもよい。
帯電器2は、本実施形態ではスコロトロン帯電器であり、コロナ放電に伴う荷電粒子を感光ドラム1に照射して、感光ドラム1の表面の感光層を一様な負極性の電位に帯電させる。スコロトロン帯電器は、高圧電圧が印加されるワイヤと、接地されたシールド部と、所望の電圧が印加されるグリッド部とを有する。帯電器2のワイヤには、帯電バイアス電源(図示せず)から、所定の帯電バイアス電圧が印加される。帯電器2のグリッド部には、グリッドバイアス電源(図示せず)から、所定のグリッドバイアス電圧が印加される。ワイヤに印加される電圧にも依存するが、感光ドラム1は、ほぼグリッド部に印加された電圧に帯電する。
露光器3は、レーザビームを回転ミラーで反射することで帯電した感光ドラム1を走査して、感光ドラム1の表面に静電潜像を形成する。感光ドラム1の近傍に電位センサ(図示せず)が設けられる場合、電位センサにより感光ドラム1に形成された静電潜像の電位が検出される。現像器4は、現像バイアス電圧が印加されることで感光ドラム1の静電潜像に現像剤としてトナーを付着させて、感光ドラム1に画像(トナー像)に形成する。
一次転写ローラ7は、中間転写ベルト6の内側面を押圧して、感光ドラム1と中間転写ベルト6との間に一次転写部を形成する。正極性の直流電圧が一次転写ローラ7に印加されることで、感光ドラム1に担持された負極性のトナー像が、一次転写部を通過する中間転写ベルト6へ転写される。このように画像形成部Pは、感光ドラム1に対応する色のトナー像を形成し、形成したトナー像を感光ドラム1から中間転写ベルト6へ転写する。なお、転写後に感光ドラム1に残留するトナーは、不図示のクリーナにより回収される。
中間転写ベルト6の回転方向で画像形成部PKの下流側には、中間転写ベルト6を挟んで駆動ローラ62に対向する位置に、画像センサとしての画像濃度センサ400が配置される。画像濃度センサ400は、中間転写ベルト6に転写された未定着のトナー像の画像濃度を測定する。なお、画像濃度センサ400は、中間転写ベルト6上のトナー像の画像濃度を測定する構成の他に、感光ドラム1上のトナー像の画像濃度を測定する構成であってもよい。また、画像濃度センサ400は、用紙Sに定着された画像の画像濃度を測定するように、用紙Sの搬送方向で定着器11の下流側に配置されてもよい。
(プリンタ制御部)
図3は、プリンタ制御部300の説明図である。プリンタ制御部300は、リーダ制御部108及び画像形成装置100の外部に設けられるホストコンピュータ301に、通信可能に接続される。ホストコンピュータ301は、例えばサーバ1003である。また、プリンタ制御部300には、操作部20、外部メモリ181、及び画像形成エンジン101が接続される。
プリンタ制御部300は、画像形成装置100全体の動作を制御する。プリンタ制御部300は、通信インタフェース(I/F)部302、入出力バッファ303、入出力I/F部311、及びメモリI/F部312を備える。プリンタ制御部300は、第1CPU(Central Processing Unit)313、プログラムROM(Read Only Memory)304、及びRAM(Random Access Memory)309を備える。プリンタ制御部300は、RIP(Raster Image Processor)部314、色処理部315、階調補正部316、擬似中間調処理部317、及びエンジンI/F部318を備える。プリンタ制御部300のこれらの構成要素は、システムバス319に接続されて、相互にデータの送受信が可能である。
通信I/F部302は、リーダ制御部108及びホストコンピュータ301との間のネットワーク回線1001を介した通信を制御する。入出力I/F部311は、操作部20との間の通信を制御する。入出力I/F部311は、操作部20により入力される指示等を受け付け、且つ表示部110に各種情報を表示する。メモリI/F部312は、印字データや様々な画像形成装置100の情報等の保存に利用される外部メモリ181との間の通信を制御する。入出力バッファ303は、通信I/F部302が受信した制御コードや、入出力I/F部311、メモリI/F部312により送受信されるデータの一時保管等を行う。
第1CPU313は、プログラムROM304に格納されるコンピュータプログラムを実行することで、画像形成装置100の動作を制御する。RAM309は、第1CPU313がコンピュータプログラムを実行する際の作業領域を提供する。プログラムROM304は、コンピュータプログラムや制御データを格納する。プログラムROM304は、第1CPU313がコンピュータプログラムを実行することで、画像情報生成部305、最大濃度条件決定部306、予測濃度算出部307、階調補正テーブル生成部308、及び予測モデル修正部350として機能する。
画像情報生成部305は、ホストコンピュータ301やリーダ制御部108から取得したデータ(画像信号)に応じて各種の画像オブジェクトを生成する。最大濃度条件決定部306は、最大濃度調整を行う。予測濃度算出部307は、画像形成エンジン101に設けられる後述のセンサ200の検出結果(信号値)に基づいて画像濃度を予測する。階調補正テーブル生成部308は、画像の階調補正に用いられる階調補正テーブル(γLUT(Look Up Table))を生成する。予測モデル修正部350は、画像濃度予測モデルを修正する。RAM309は、最大濃度条件決定部306、予測濃度算出部307、及び階調補正テーブル生成部308による処理結果を一時格納するテーブル格納部138を備える。
RIP部314は、画像情報生成部305で生成された画像オブジェクトをビットマップ画像に展開した画像データを生成する。色処理部315は、画像データに対する多次元の色変換処理を行う。階調補正部316は、γLUTを用いて色変換処理後の画像データに対する単色の階調補正を行う。
擬似中間調処理部317は、階調補正後の画像データに対するディザマトリクスや誤差拡散法等の擬似中間調処理を行う。擬似中間調処理部317は、階調補正部316により変換された画像データに、画像の種類に適した中間調処理を行う。擬似中間調処理部317は、写真や図形が階調性に優れた画像となるように、イメージに関する画像データ及びグラフィックスに関する画像データに対して、イメージスクリーンを用いて中間調処理を行う。擬似中間調処理部317は、文字が鮮明に印刷されるように、テキストに関する画像データに対して、テキストスクリーンを用いて中間調処理を行う。擬似中間調処理部317は、ユーザが誤差拡散法を選択した場合には、誤差拡散法を用いて中間調処理を行う。
RIP部314、色処理部315、階調補正部316、及び擬似中間調処理部317により処理された画像データは、エンジンI/F部318を介して画像形成エンジン101へ送信される。画像形成エンジン101は、プリンタ制御部300から取得する画像データに基づいて画像形成部PY、PM、PC、PKの動作を制御して、用紙Sへ画像を形成する。
画像形成エンジン101は、第2CPU160、センサ200、タイマ201、及びカウンタ202を備える。第2CPU160は、プリンタBの動作を制御して、用紙Sへの画像形成処理(印刷処理)を制御する。センサ200、タイマ201、及びカウンタ202から出力される信号値は、画像濃度の予測処理に用いられる。センサ200は、例えば画像形成装置100の内部に設けられ、画像形成装置100の環境情報(温度又は湿度)を検出する環境センサである。センサ200、タイマ201、及びカウンタ202は、画像形成時の環境条件を検出する検出手段であり、それぞれから出力される信号値は、画像形成時の環境条件の変化を表す。
(予測濃度算出部)
図4は、予測濃度算出部307の説明図である。予測濃度算出部307は、入力信号値処理部320及び画像濃度予測部330を備える。入力信号値処理部320は、信号値記憶部321及び差分算出部322を備える。画像濃度予測部330は、画像濃度記憶部331及び予測関数部332を備える。
予測濃度算出部307は、画像形成エンジン101が備えるセンサ200、タイマ201、及びカウンタ202の各々から出力される信号値が入力される。また、予測濃度算出部307は、画像形成装置100による現在の露光強度(以下、「LPW」という。)及び帯電電位(以下、「Vd」という。)等の画像形成条件203が入力される。LPWは、露光器3が出力するレーザビームの強度である。Vdは、帯電時の感光ドラム1の表面の電位である。画像形成条件203は、例えばRAM309、外部メモリ181、或いは画像形成エンジン101内の不図示のメモリに保存されており、必要に応じて予測濃度算出部307に入力される。
センサ200、タイマ201、及びカウンタ202の各々から出力される信号値と画像形成条件203とは、入力信号値処理部320に入力される。入力信号値処理部320は、信号値記憶部321に、各信号値及び画像形成条件203の基本となる信号値(以下、「基本信号値」という。)を記憶している。差分算出部322は、入力された各信号値及び画像形成条件203と基本信号値との差分(差分値)を算出する。
入力信号値処理部320で算出された差分値は、画像濃度予測部330に入力される。画像濃度記憶部331は、基本となる画像濃度(以下、「基本濃度値」という。)を記憶する。予測関数部332は、入力信号値処理部320から入力される差分値に基づいて画像濃度を予測する。予測関数部332は、各信号値及び画像形成条件203の差分値に基づいて、基本となる画像濃度からの画像濃度変化量を算出する後述の画像濃度予測モデルを有する。予測関数部332は、算出した画像濃度変化量に、画像濃度記憶部331に記憶されている基本濃度値を加算して、現在の予測画像濃度を算出する。
予測濃度算出部307は、画像濃度予測部330で算出した予測画像濃度を階調補正テーブル生成部308へ送信する。階調補正テーブル生成部308は、予測画像濃度に基づいてγLUTを生成する、
(予測モデル修正部)
図5は、予測モデル修正部350の説明図である。予測濃度算出部307は、モデル作成用データ記憶部351、モデル修正用データ記憶部352、及びモデル演算部353を備える。モデル作成用データ記憶部351は、信号値記憶部3511及び画像濃度記憶部3512を備える。モデル修正用データ記憶部352は、信号値記憶部3521及び画像濃度記憶部3522を備える。モデル演算部353は、演算部3531及びモデル記憶部3532を備える。
予測濃度算出部307が予測画像濃度を算出するための画像濃度予測モデルを修正する。予測モデルの修正は、詳細は後述するが、現状の予測モデルを作成したデータに修正用のデータを追加して修正した予測モデルを作成することで行われる。
モデル作成用データ記憶部351は、現状の画像濃度予測モデルを作成したときのデータを記憶する。そのために信号値記憶部3511は、予測モデル作成用のセンサ200等の信号値や画像形成条件203を記憶する。画像濃度記憶部3512は、信号値記憶部3511に記憶される信号値や画像形成条件203に対応する画像濃度値を記憶する。
モデル修正用データ記憶部352は、新たに取得した修正用データを記憶する。修正用データにより画像濃度予測モデルが修正される。信号値記憶部3521は、修正用データとして新たに取得した信号値や画像形成条件203を記憶する。画像濃度記憶部3522は、信号値記憶部3521に記憶される信号値や画像形成条件203に対応する画像濃度値を記憶する。
モデル演算部353は、モデル作成用データ記憶部351に記憶される各種データとモデル修正用データ記憶部352に記憶される各種データとにより、新たな画像濃度予測モデルを作成する。演算部3531は、新たな画像濃度予測モデルを作成する。モデル記憶部3532は、作成された新たな画像濃度予測モデルを記憶する。なお、画像濃度予測モデルの修正が完了すると、モデル修正用データ記憶部352に記憶される信号値、画像形成条件203、及び画像濃度値は、データセットとしてモデル作成用データ記憶部351に記憶される。
なお、予測モデル修正部350は、画像形成装置100内に設けられる例を説明するが、画像形成装置100にネットワークを介して接続された別の装置に設けられていてもよい。
(基本信号値及び基本濃度値取得)
入力信号値処理部320の信号値記憶部321に記憶される基本信号値と、画像濃度予測部330の画像濃度記憶部331に記憶される基本濃度値と、の取得方法について説明する。本実施形態で用いる基本濃度値は、用紙S上に形成された出力画像(定着後の画像)を用いた自動階調補正制御により取得される。図6は、基本濃度値の取得処理を表すフローチャートである。なお、本実施形態では、感光ドラム1の表面上の電位を測定する不図示の電位センサを有する構成により説明するが、これに限定されるものではない。
・電位制御
自動階調補正制御が開始されると、まず、プリンタ制御部300は、画像形成エンジン101により電位制御処理を行う(S201)。画像形成エンジン101は、用紙S上に画像を形成する前に、電位制御により目標とする帯電電位VdT、グリッドバイアスY、及び現像バイアスVdcを決定する。電位制御処理により、画像形成装置100が設置されている環境条件(温度や湿度の条件を含む)に応じた各電位が決定される。
本実施形態では、画像形成エンジン101は、2点電制と呼ばれる電位制御を行う。図7は、2点電制による電位制御の説明図である。Vd1は第1の帯電条件(グリッドバイアス400[V])による帯電電位を示し、Vl1は標準レーザパワーで形成された露光部電位を示している。Vd2は第2の帯電条件(グリッドバイアス800[V])による帯電電位を示し、Vl2はそのときの標準レーザパワーで形成された露光部電位を示している。このとき、400[V]及び800[V]のグリッドバイアスにおけるコントラスト電位(Cont1、Cont2)は、以下の式(1)、(2)により算出することができる。
Cont1=Vd1―Vl1 …(1)
Cont2=Vd2-Vl2 …(2)
帯電電位が1[V]変化することによるコントラスト電位の変化量ContΔは、式(1)、(2)の結果に基づいて、式(3)式により算出することができる。
ContΔ=(Cont2-Cont1)/(Vd2-Vd1) …(3)
画像形成装置100内のセンサ200は環境センサであり、温度や湿度等の環境条件を検出する。画像形成エンジン101の第2CPU160は、環境センサの計測結果に基づいて画像形成装置100内部の環境条件(例えば、絶対水分量)を取得する。プリンタ制御部300は、予め登録されている環境テーブルに基づいて、環境条件に対応する目標コントラスト電位ContTを決定する。目標コントラスト電位ContTと、コントラスト電位の増加量ContΔとの関係は、式(4)により算出することができる。
ContT=Cont1+X・ContΔ …(4)
式(4)の関係を満たすパラメータ「X」を算出することで、目標とする帯電電位VdT(以下、これを「ターゲット電位」という。)は式(5)で算出することができる。
VdT=Vd1+X …(5)
グリットバイアスが1[V]変化することによる帯電電位の変化量VdΔは式(6)により算出することができる。
VdΔ=(Vd2-Vd1)/(800-400) …(6)
ターゲット電位VdTを与えるグリットバイアスYは、式(7)により算出することができる。
VdT=400+Y・VdΔ …(7)
式(7)の変化量VdΔは、式(6)により算出することが可能であり、ターゲット電位VdTは式(5)により算出ことが可能である。従って、式(5)及び式(6)に既知となる電位を代入することで、式(7)の関係を満たすグリットバイアスYを最終的に決定することができる。
以上の処理により、環境条件に応じたターゲット電位VdTとグリッドバイアスYが決定される。現像バイアスVdcは、ターゲット電位VdTに対して規定電位差を有し、決定したターゲット電位VdTから規定電位を減じることで算出することが可能である。決定した現像バイアスVdcによりこれ以降の画像形成が行われる。なお、各感光ドラム1上の帯電電位は負であるが、計算のプロセスをわかり易くするために、ここでは負符号を省略している。以上のようにS201の電位制御処理が行われる。
・最大トナー載り量調整
電位制御処理が終了すると、プリンタ制御部300は、画像形成エンジン101により最大トナー載り量の調整処理を行う。画像形成エンジン101は、電位制御処理で決定したグリットバイアスYと現像バイアスVdcを用いて、トナーの最大載り量を調整するための検出用画像を用紙Sに形成する(S202)。生産性を重視したプリンタBでは、以下の処理を省略して電位制御のみで最大載り量を調整することも可能である。しかしながら、現像器4内の色材電荷保持量やトナーとキャリアの混合比なども環境や時間経過によって変化してしまうため、電位制御のみによる最大載り量の調整は精度が低い。そのため本実施形態では、露光強度(LPW)を数段階に変更して検出用画像を形成し、通常の画像形成に用いるLPWを決定する。
グリットバイアスYと現像バイアスVdcを決定した画像形成エンジン101は、最大載り量の調整を行うため、用紙Sに検出用画像を形成する。図8は、検出用画像の例示図である。この検出用画像は、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの色毎に、5つのテスト画像(1)~(5)を含んでいる。なお、テスト画像数は、これに限定されるものではない。5つのテスト画像の形成条件は、それぞれLPWが異なる。左に位置するテスト画像から順に、LPW1、LPW2、LPW3、LPW4、LPW5である。LPW3は、電位制御に用いた際の標準レーザパワーに相当する。LPW1から順にLPW5までレーザパワーは高くなっている。
検出用画像が形成された用紙Sは、ユーザによりリーダAの原稿台ガラス102に載置され、各テスト画像の画像濃度が自動的に検出される(S203)。ステップS203の処理においてリーダAは、テスト画像の画像濃度を測定する画像センサとして機能する。図9は、各テスト画像の画像濃度値とLPWの関係を示す図である。プリンタ制御部300は、検出された画像濃度値を目標とする濃度ターゲット値(以下、「最大載り量ターゲット濃度値」という。)に合わせてLPWを制御することで、トナー載り量を調整することが可能である。
・階調補正及び基本濃度値取得
最大載り量の調整が終了すると、プリンタ制御部300は、画像形成エンジン101により階調性の補正を行う。画像形成エンジン101は、先に決定したグリットバイアスY、現像バイアスVdc、及びLPWレベルを用いて、階調補正用の検出用画像を用紙Sに形成する(S204)。本実施形態では、64階調のテスト画像からなる検出用画像が用紙Sに形成されるが、階調数はこれに限定されるものではない。
検出用画像が形成された用紙Sは、ユーザによりリーダAの原稿台ガラス102に載置され、各テスト画像の画像濃度が自動的に検出される(S205)。ステップS205の処理においてリーダAは、テスト画像の画像濃度を測定する画像センサとして機能する。プリンタ制御部300は、各テスト画像から得られた画像濃度に補間処理とスムージング処理を行い、全画像濃度領域のエンジンγ特性を取得する。プリンタ制御部300は、得られたエンジンγ特性と予め設定されている階調ターゲットを用いて、入力画像信号を出力用の画像信号に変換するための階調補正テーブルを作成する(S206)。図10は、階調補正テーブルの説明図である。本実施形態では、階調ターゲットに一致するようにエンジンγ特性を逆変換することで、階調補正テーブルが作成される。階調補正により、用紙Sに形成される画像の画像濃度が、全画像濃度領域で階調ターゲットに合致するようになる。
プリンタ制御部300は、作成した階調補正テーブルを用いて、画像形成エンジン101により画像濃度の検出用画像を中間転写ベルト6上に形成する(S207)。プリンタ制御部300は、画像濃度センサ400により、中間転写ベルト6上の検出用画像の画像濃度を検出する(S208)。検出した画像濃度値は、中間転写ベルト6上におけるターゲット濃度となり、基本濃度値として画像濃度記憶部331に保存される(S209)。本実施形態では、階調補正テーブルが作成された後に各色10階調のテスト画像を含む検出用画像が中間転写ベルト6に形成される。画像濃度センサ400を用いて検出用画像の画像濃度値が検出される。その検出結果が基本濃度値として画像濃度記憶部331に保存される。
自動階調補正時及び基本濃度値の取得時の信号値と画像形成条件とは、基本信号値として信号値格納部401に保存される(S210)。信号値は、センサ200、タイマ201、及びカウンタ202から出力される信号値である。画像形成条件は、グリッドバイアスY、現像バイアスVdc、及びLPWレベル等である。
なお、本実施形態では画像濃度予測モデルを中間転写ベルト6上のテスト画像の画像濃度を予測するモデルとしたため、基本となる画像濃度値は、中間転写ベルト6上で測定した画像濃度値としている。しかし、例えば用紙S上のテスト画像の画像濃度を予測するモデルの場合、基本となる画像濃度値は用紙S上で測定した画像濃度値とする。基本濃度値は、画像濃度予測モデルを、どの位置のテスト画像の画像濃度を扱うかによって、適宜選択すればよく、上述の内容に限定されるものではない。
(画像出力時のLUT作成方法)
算出した画像濃度値を画像出力時のLUTに反映する方法について説明する。
プリンタ制御部300は、ユーザの指示により行う自動階調補正時に、予め設定されている階調ターゲット(以下、「階調LUT」という。)になるように、エンジンγ特性に合わせて階調補正テーブル(以下、「初期補正LUT」という。)を作成する。その後、プリンタ制御部300は、各色10階調の基本濃度値を取得する。自動階調補正後、プリンタ制御部300は、入力画像信号を初期補正LUTにより補正して画像形成エンジン101に送信する。画像形成エンジン101は、補正された入力画像信号に基づいて用紙Sに画像を形成する。これにより、階調LUTに応じた画像が形成される。
以後、プリンタ制御部300は、例えば電源投入時、スリープ状態からの復帰時、環境変動時、或いは予め設定されたタイミング等の画像濃度補正制御の起動条件が満たされたタイミングで、画像濃度補正制御を行う。プリンタ制御部300は、画像濃度補正制御の起動条件が満たされたタイミングで画像濃度値を取得し、取得した画像濃度値を基づいて、画像出力時のLUT(以下、「合成補正LUT」という。)を作成する。
図11、図12、図13、及び図14は、合成補正LUTの作成方法の説明図である。図11は、合成補正LUTの作成方法を表すフローチャートである。
プリンタ制御部300は、後述する予測画像濃度値を取得する(S301)。プリンタ制御部300は、取得した予測画像濃度値を階調毎にプロットして画像濃度カーブを作成する(S302)。図12は、画像濃度カーブの説明図である。図12の白丸が予測画像濃度値である。画像濃度カーブは、図12の破線で表される。プリンタ制御部300は、画像濃度カーブに対して、画像濃度カーブを初期画像濃度カーブに補正するための逆変換を行い、予測時LUTを作成する(S303)。図13は、予測時LUTの説明図である。図13の長破線が予測時LUTである。プリンタ制御部300は、予測時LUTと初期補正LUTを掛け合わせて合成補正LUTを作成する(S304)。図14は、合成補正LUTの説明図である。図14の長2点鎖線が合成補正LUTである。プリンタ制御部300は、画像形成エンジン101により、合成補正LUTを反映した画像を形成する。なお、画像濃度カーブの作成方法は、10点を結ぶような近似式を用いる等の一般的に用いられる近似方法でよい。
(通常の画像濃度算出)
図15は、画像濃度補正用の検出用画像を形成する通常の画像濃度補正制御により、現在の画像形成装置100の画像濃度値を取得する処理を表すフローチャートである。
画像形成装置100が起動されると、プリンタ制御部300は、信号値及び画像形成を行うための画像形成条件を入力信号値として取得する(S501)。信号値は、制御動作時の環境値や放置時間、トナー補給回数等の情報であり、センサ200、タイマ201、及びカウンタ202から得られる。
プリンタ制御部300は、取得した入力信号値に応じた画像形成条件で、複数のトナー像である検出用画像を中間転写ベルト6に形成する(S502)。本実施形態では、検出用画像として各色10階調のテスト画像が形成されるが、検出用画像はこれに限定されるものではない。プリンタ制御部300は、中間転写ベルト6上の検出用画像の画像濃度センサ400による検出結果を取得する。プリンタ制御部300は、検出用画像の検出結果から画像濃度値を検出する(S503)。プリンタ制御部300は、このように補正時点の画像濃度値(γ特性)を取得する。
(実測制御時のLUT作成)
図16、図17、図18、及び図19は、合成補正LUTの作成方法の説明図である。本実施形態では、画像濃度補正用の検出用画像は、画像信号値が30H、60H、90H、C0H、FFHの5階調のテスト画像を順次打ち回して使用するが、これに限定されるものではない。
プリンタ制御部300は、現時点の補正LUTを用いてテスト画像を作成する。プリンタ制御部300は、自動階調補正後に、画像濃度補正用の決められた階調、例えば画像信号値が30Hのテスト画像を、自動階調補正時に得られた図17に例示する初期補正LUTにより変換して作成する(S901、S902)。プリンタ制御部300は、作成したテスト画像の画像濃度センサ400による検出結果を30Hの検出画像濃度としてプロットする(S903)。図18では白丸で示すように、初期画像濃度カーブの初期ターゲット濃度値の30H部分に新たに検出画像濃度がプロットされる。
その他の画像濃度値が60H、90H、C0H、FFHのテスト画像については、初期補正LUT作成直後の画像濃度ターゲット値が用いられる。プリンタ制御部300は、新たにプロットした30H実測濃度値(検出画像濃度)と、初期に計測した画像濃度値60H、90H、C0H、FFHの5点を用いて、図19で長二点鎖線により示す画像濃度カーブを作成する(S904)。この画像濃度カーブの作成方法は、5点を結ぶような近似式を用いる等の一般的に使用される近似方法でよい。
プリンタ制御部300は、S904で作成した現時点の画像濃度カーブを初期画像濃度カーブに補正するために、現時点の画像濃度カーブに逆変換を行い逐次補正LUTを作成する(S905)。図19の破線は逐次補正LUTを示す。プリンタ制御部300は、逐次補正LUTと初期補正LUTを掛け合わせた図18の実線に例示する合成補正LUTを作成する(S906)。プリンタ制御部300は、作成した合成補正LUTを反映させて画像を形成する。この合成補正LUTを反映させた後、出力画像及び次の紙間部分での画像濃度補正用の検出用画像は、この合成補正LUTで変換されて出力される。その後、プリンタ制御部300は、引き続き別の階調の検出用画像を作成して画像濃度検出を行い、画像濃度カーブを作成し、現在の合成補正LUTと画像濃度カーブから求めた逐次補正LUTから合成補正LUTを新たに作成する。
(予測画像濃度算出)
図20は、予測画像濃度値の算出処理を表すフローチャートである。この処理は、上述した方法により予め基本信号値及び基本濃度値が取得された状態で、画像形成装置100が起動させたときに行われる。
プリンタ制御部300は、画像形成装置100が起動されると、入力信号値として信号値及び画像形成を行うための画像形成条件を取得する(S401)。信号値は、制御動作時の環境値や放置時間、トナー補給回数等の情報であり、センサ200、タイマ201、及びカウンタ202から得られる。プリンタ制御部300は、取得した入力信号値と予め信号値格納部401に格納されている基本信号値との差分値を抽出する(S402)。
プリンタ制御部300は、抽出した差分値を予め作成されている画像濃度予測モデル式に代入し(S403)、現時点における画像濃度と基本濃度値との差分値を、画像濃度の変動量の予測値として算出する(S404)。プリンタ制御部300は、算出した予測値と基本濃度値との和から、現時点の予測画像濃度値を算出し、γ特性を取得する(S405)。そして、プリンタ制御部300は、ステップS405の処理で得られたγ特性と予め設定されている階調ターゲットを用いて、入力画像信号を出力用の画像信号に変換するための逐次補正LUTを作成する。その後、プリンタ制御部300は、現在の合成補正LUTと前述の逐次補正LUTを掛け合わせて合成補正LUTを新たに作成する。
(画像濃度予測モデル)
画像濃度予測モデルは、画像濃度の変動に相関のある情報を入力情報とし、画像濃度情報を出力情報として、実験結果に基づいて数式化することで得られる。入力情報は、環境情報、時間情報、回数情報、及び画像形成装置100が放置される前の画像形成条件等である。環境情報は、画像形成装置100の電源投入直後やスリープ状態からの復帰直後にセンサ200から取得される。時間情報は、タイマ201から取得できる前回印刷からの放置時間等である。回数情報は、カウンタ202から取得できるトナー補給回数や空回転回数等である。
図21は、画像濃度予測モデルの作成処理を表すフローチャートである。本実施形態では重回帰モデルを用いて説明を行うが、重回帰モデルに限定されず、他の回帰モデルを用いても画像濃度予測モデルの作成が可能である。
プリンタ制御部300は、環境条件の変動パターンと画像形成条件の変動パターンを多数用意し、その条件下で印刷実験を行い、環境条件と画像濃度を測定する(S101)。環境条件は、印刷時の現像器4内のトナー濃度や様々な箇所の温度、湿度、前回の印刷時の現像器4内のトナー濃度、前回の印刷からの放置時間などである。これらの環境条件は、電源投入直後に入手される環境情報である。画像形成条件は、感光ドラム1上の帯電電位Vdや、露光強度LPW、現像器4の現像コントラストVcont等である。画像濃度とは、検出用画像の感光ドラム1上や中間転写ベルト6上での濃度や、用紙S上での濃度のいずれかである。
プリンタ制御部300は、測定した環境条件及び画像濃度を、各実験日の初期環境及び初期画像形成条件からの環境変動、画像形成条件の変化、及び画像濃度変動を算出し、各データに分類する(S102、S103)。プリンタ制御部300は、例えば入力変数xi(n)を、例えば印刷時のLPW変動x1(n)、帯電電位変動x2(n)、現像器内トナー濃度変動x3(n)、環境温度変動x4(n)の4入力とする。プリンタ制御部300は、入力変数xi(n)の組み合わせから予測する出力変数として、4種類の入力変数から予測される画像濃度変動y(n_train)の一次関数モデルを作成する(S104)。
4入力モデル:y(n_train)=a1×x1(n) +a2×x2(n) +a3×x3(n) +a4×x4(n)
(i=1,2,3,4 、n=データ数)
プリンタ制御部300は、この入力モデル(一次関数モデル)に対して、出力変数である画像濃度変動の実際に測定した実測データを教師データy(n_teach)としてカーブフィットを行う。カーブフィットの方法として、例えば、一次関数モデルの係数(a1,a2,a3,a4)に対して、予測値と実測値の次式で表される予測誤差の二乗和Lを演算し、これを最小にする係数を導出する。
その導出方法を説明する。まずは各変数を下記のように行列で表す。
Figure 2023077875000002
そして、プリンタ制御部300は、予測値と実測値の二乗和Lを算出する。これにより予測誤差が演算される。
Figure 2023077875000003
この展開式が予測誤差の二乗和Lである。二乗和Lが最小を実現する行列a、つまり一次関数モデルの係数(a1,a2,a3,a4)を求めることが目的である。
Figure 2023077875000004
そのため、プリンタ制御部300は、二乗和Lを目的変数としておき、二乗和Lをaで微分した式を0とし、これを解くことで回帰モデルの最適係数を導出する。
まず、プリンタ制御部300は、微分式を求める。
Figure 2023077875000005
プリンタ制御部300は、この解を0とし、aを左辺に置く式展開を行うことで、以下のようにaを導出する。
Figure 2023077875000006
このようにして、プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデルの一例とした重回帰モデルの係数a行列を求めることにより、重回帰モデルを作成する(S104)。本実施形態では、入力変数をx1(n)、x2(n)、x3(n)、x4(n)のような単純なものとした。入力変数をx1(n)×x2(n)のような環境条件及び画像形成条件の積や商とすることにより、複雑なモデルも検討することができる。例えば、現像器4内のトナー濃度と放置時間とを加味したトナー帯電量の変化を表現できる入力変数を作成し、予測モデルを検討することができる。
(画像濃度予測モデルの修正)
上記の通り、個別の画像形成装置100に対応して最適な画像濃度予測モデルを用いて画像濃度調整のためのキャリブレーション制御を行う場合、使用する画像濃度予測モデルを修正していく必要がある。なぜなら、画像形成装置100は多数の部品で構成されており、各部品の個体差やその組み合わせによって、同じ使用環境、出力条件、使用状況であっても出力される画像濃度に画像形成装置100の装置差が生じるためである。通常、出荷時に設定されている画像濃度予測モデルには、ある程度の使用環境や状況を網羅できるような平均的なモデルを用いることが一般的で、個別の画像形成装置100に最適であるとは限らない。
画像濃度予測モデルを修正するには、実際の画像濃度の変動と環境や出力条件等を合わせたデータが必要になってくる。本実施形態では、プリンタ制御部300は、キャリブレーション用の検出用画像を形成して画像濃度調整を行う制御と同時に、画像濃度予測モデル修正用のデータを取得していく。プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデル修正用のデータのデータ数nを増やして以下の行列データへ追加する。
Figure 2023077875000007
プリンタ制御部300は、追加更新された各変数を用いて、上述した処理と同様の方法で重回帰モデルの係数aを再度算出し、新たな重回帰モデルを作成する。新たな重回帰モデルが修正された画像濃度予測モデルとなる。
画像濃度予測モデルの修正を行うにあたり、実際に画像濃度予測制御実行中のモデルの修正を随時進めるか、若しくは画像濃度予測モデルを複数有し、実際に画像濃度予測を行うモデルと、修正を進める画像濃度予測モデルを別に有する構成でもよい。また、画像濃度予測モデルを修正するためのデータ蓄積や、実際に修正した画像濃度予測モデルを求める演算の実行は、画像形成装置100内、若しくは画像形成装置100にネットワーク接続された装置で行うことで実現可能である。
(分散印刷)
以上のような構成のプリントシステム1により、複数の画像形成装置を用いて分散印刷処理が行われる。本実施形態では、2台の画像形成装置100a、100bで分散印刷が行われる例を説明する。分散印刷は、サーバ1003により制御される。図22は、分散印刷処理を表すフローチャートである。各画像形成装置100a、100bは同様の処理を行う。
ユーザがPC1002から印刷ジョブを入力すると、サーバ1003が印刷ジョブに応じて印刷情報と分割処理情報とを生成して、画像形成装置100a、100bにそれぞれ送信する。分割処理情報は、画像形成装置100aと画像形成装置100bとで分散印刷を行う場合にのみ生成される。分割処理情報は、複数の画像形成装置(画像形成装置100a、100b)のそれぞれに印刷情報に応じた画像形成処理を行わせるための情報である。プリンタ制御部300は、サーバ1003から印刷情報を取得する。この際、プリンタ制御部300は、分割処理情報も同時に送信されていれば、これも取得する(S701)。
プリンタ制御部300は、分割処理情報を取得しているか否かを判断する(S702)。分割処理情報を取得していない場合(S702:N)、分散印刷処理は行われない。この場合、プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデルの更新を行うことなく、印刷情報に応じた印刷処理を開始する(S704)。
分割処理情報を取得している場合(S702:Y)、分散印刷処理が行われる。この場合、プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデルを更新する(S703)。画像濃度予測モデルは、分散印刷が指示された他の画像形成装置との出力物の画像濃度差を抑制するように更新される。例えば、プリンタ制御部300は、サーバ1003を介して他の画像形成装置の画像濃度予測モデルから予測される画像濃度を取得し、取得した画像濃度に応じて画像濃度予測モデルを更新する。この場合、他の画像形成装置は、画像濃度予測モデルの更新を行わなくてもよい。プリンタ制御部300は、更新した画像濃度予測モデルを用いて画像形成条件を調整し、印刷情報に応じた印刷処理を開始する(S704)。
このように分散印刷を行う場合に画像濃度予測モデルを更新することで、複数の画像形成装置100間で出力される画像(出力物)の色味や画像濃度等の画質の差を小さくなる。そのために、印刷ジョブに応じた均等な画質の出力物が複数の画像形成装置100から得られる。
(変形例)
図23は、分散印刷処理の変形例を表すフローチャートである。この処理は、図22の処理に、分散印刷を行う場合に、画像濃度や色味の画像形成装置100a、100b間の差に応じて画像濃度予測モデルの更新を行うか否かの判断が追加された処理である。つまり、各画像形成装置100a、100bで画質の差が小さい場合には、画像濃度予測モデルの更新処理が省略される。
プリンタ制御部300が分割処理情報を取得しているか否かを判断する処理までは、図22のS701、S702の処理と同様である(S801、S802)。分割処理情報を取得していない場合(S802:N)、分散印刷処理は行われない。この場合、プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデルの更新を行うことなく、印刷情報に応じた印刷処理を開始する(S806)。
分割処理情報を取得している場合(S802:Y)、プリンタ制御部300は、現在の画像濃度予測モデルを用いて、取得した印刷情報に基づいて印刷する画像の画像濃度や色味を推定する(S803)。各画像形成装置100a、100bで推定された画像濃度や色味は、サーバ1003により比較される。サーバ1003は、各画像形成装置100a、100bから取得した画像濃度や色味の差分を所定値と比較する。比較結果は、各画像形成装置100a、100bへ送信される。
比較の結果、差分が所定値より小さければ(S804:N)、プリンタ制御部300は、画像濃度予測モデルの更新を行うことなく、印刷情報に応じた印刷処理を開始する(S806)。比較の結果、差分が所定値以上であれば(S804:Y)、プリンタ制御部300は、図22のS703の処理と同様の処理により、画像濃度予測モデルを更新する(S805)。プリンタ制御部300は、更新した画像濃度予測モデルを用いて画像形成条件を調整し、印刷情報に応じた印刷処理を開始する(S806)。
以上のように一つの印刷ジョブに基づいて複数の画像形成装置100で分散して印刷処理を行う際に画像濃度予測モデルを更新することで、複数の画像形成装置100間での色味や画像濃度等の画質の差を小さくすることができる。そのために、一つの印刷ジョブで異なる画像形成装置100から出力された出力物の画像品位が向上する。

Claims (7)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成エンジンと、
    内部に設けられたセンサと、
    前記画像形成エンジンの動作を制御するプリンタ制御手段と、を備え、
    前記プリンタ制御手段は、
    前記センサによる検出結果に基づいて予測画像濃度を算出する画像濃度予測モデルを有する予測濃度算出手段と、
    前記画像濃度予測モデルを修正する予測モデル修正手段と、を有し、
    前記プリンタ制御手段は、一つの印刷ジョブに基づいて他の画像形成装置と分散して印刷処理を行う場合に、予測モデル修正手段により、前記他の画像形成装置の画像濃度予測モデルに応じて、前記予測濃度算出手段が有する前記画像濃度予測モデルを更新することを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記プリンタ制御手段は、前記他の画像形成装置の出力物との画像濃度差を抑制するように、前記予測濃度算出手段が有する前記画像濃度予測モデルを更新することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記プリンタ制御手段は、前記他の画像形成装置の画像濃度予測モデルから予測される画像濃度を取得し、取得した該画像濃度に応じて前記予測濃度算出手段が有する前記画像濃度予測モデルを更新することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記プリンタ制御手段は、前記一つの印刷ジョブに基づいて前記他の画像形成装置と分散して印刷処理を行う場合に、現在の画像濃度予測モデルを用いて印刷する前記印刷ジョブに応じた画像の画像濃度を推定し、前記他の画像形成装置で推定された画像濃度との差分が所定値より小さければ、前記現在の画像濃度予測モデルの更新を行わないことを特徴とする、
    請求項1~3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記プリンタ制御手段は、前記差分が前記所定値以上であれば、前記現在の画像濃度予測モデルを更新することを特徴とする、
    請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像濃度予測モデルは回帰モデルであることを特徴とする、
    請求項1~5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記プリンタ制御手段は、前記画像濃度予測モデルに基づき画像濃度を制御するとともに、検出用画像を測定する画像センサの検出結果に基づいて画像濃度を制御することを特徴とする、
    請求項1~6のいずれか1項記載の画像形成装置。
JP2021191362A 2021-11-25 2021-11-25 画像形成装置 Pending JP2023077875A (ja)

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