JP2007286461A - 画像補正方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光体ドラム11上の基準パターンのトナー付着量を検出して画像補正を行なう画像補正方法において、トナー付着量の異なる複数の補正用テストパターンを作成し、補正用テストパターンで正反射した反射光を検出した濃度検出センサ1のセンサ出力Isと現像バイアス電位Vbとの直線近似式と、濃度検出センサ1により検出された反射光の光量に基づき算出された補正用テストパターンのトナー付着量と現像バイアス電位とVbの直線近似式とにより、トナー付着量に対して前記正反射センサによる検出結果が直線性(リニアリティ)を確保できなくなる領域での目標トナー付着量に対応する現像バイアス電位Vbを算出して画像補正を行なうことを特徴とするものとする。
【選択図】図5
Description
これにより、上記目的、すなわちトナー消費量の削減と測定時間の短縮を達成している。
そのため、上記特許文献1のようにして画像形成条件を補正しても、実際の使用状態に即した適正な補正が行えるとは限らないといった問題があった。
請求項1に記載した画像補正方法は、像担持体を一様に帯電したのち露光して静電潜像を形成し、現像装置により前記像担持体上の静電潜像にトナーを付着させて現像することで作像を行なうもので、前記像担持体上にトナーによる基準パターンの静電潜像を形成し、前記現像装置で該基準パターンを現像し、現像された基準パターンのトナー付着量を検出し、該トナー付着量の検出結果に基づいて画像補正を行なう画像補正方法において、前記基準パターンとして黒色トナーによりトナー付着量の異なる複数の黒色トナー用基準パターンを作成し、前記黒色トナー用基準パターンで正反射した反射光を正反射センサにより検出して、前記正反射センサのセンサ出力と現像バイアス電位との直線近似式を求め、前記正反射センサにより検出された反射光の光量に基づき前記黒色トナー用基準パターンのトナー付着量を算出し、算出されたトナー付着量と現像バイアス電位との直線近似式を求め、前記正反射センサのセンサ出力と現像バイアス電位との直線近似式と、前記トナー付着量と現像バイアス電位との直線近似式とにより、トナー付着量に対して前記正反射センサによる検出結果が直線性(リニアリティ)を確保できなくなる領域での目標トナー付着量に対応する現像バイアス電位を算出して画像補正を行なうことを特徴とするものである。
すなわち、請求項2に記載した発明によれば、前記正反射センサによる前記黒色トナー用基準パターンの検出を、前記像担持体に作像されたトナー像が転写される中間転写ベルト上で行なうことで、2次転写方式による画像形成装置において、用紙等に2次転写される場合と同様な状態で基準パターンの検出を行なうので、正確なトナー付着量を検出することができる。
図1は、本発明の画像補正方法が実行される画像形成装置であるディジタルカラー複写機の画像形成部の構成を示す概略図である。
なお、ディジタルカラー複写機以外の電子写真方式の画像形成を行うプリンタやファクシミリ装置等の他の画像形成装置においても、この発明を同様に実施することができる。
露光ユニット13aは、感光体ドラム11aの表面を画像光により露光して静電潜像を形成する。
現像ユニット14aは、内部に収納したトナーを感光体ドラム11aの表面に供給し、静電潜像をトナー像に可視像化する。
転写器15aは、転写搬送ベルト17を挟んで感光体ドラム11aの周面に対向しており、感光体ドラム11aの表面に担持されたトナー像を転写搬送ベルト17上に載置された用紙の表面に転写する。
クリーナ16は、転写工程を終了した感光体ドラム11aの周面に残留しているトナーを除去する。
図2は本実施形態に係るディジタルカラー複写機の画像処理部の構成を示すブロック図である。
画像データ処理部41は、RGB系の画像データから減法混色の3原色及び黒色(YMCK系)の画像データを生成するとともに、設定された複写倍率に応じてズーム処理等を行う。
階調補正部46は、YMCK系の画像データに対して後述する階調補正処理を施す。
画像データ出力部42は、階調補正処理を施されたYMCK系の画像データに基づいて生成した駆動データを露光ユニット13a〜13dに出力する。
パルス幅変調方式では、画像の濃度に応じて、露光ユニット13から照射するレーザビームのオン/オフ時間(パルス幅)を制御する。
パワー変調方式では、画像の濃度に応じて露光ユニット13から照射するレーザビームの強度を制御する。面積階調方式は、元の画像の画素の階調に応じて一定の規定のもとに白黒を生成していき、白黒の出現頻度によって中間調を表現する方式である。
以下に、各補正処理について説明する。
高濃度補正処理は、画像形成処理の対象となる画像の全体的な濃度の変動を抑制するために行われる。高濃度補正処理においては、メモリ49に記憶されているテストパターンデータのうち、階調が連続して変化するような一つのテストパターン(事前テストパターン)を形成するためのテストパターンデータがCPU44によって読み出され、画像データ出力部42に供給される。これによって、感光体ドラム11a〜11d毎の表面に高濃度から低濃度まで一連に変化する一つのテストパターンが形成される。
図3の(a)は本実施形態に係るディジタルカラー複写機の画像形成部で形成される補正用テストパターンを示す説明図、(b)は前記補正用テストパターンを検出する濃度検出センサのセンサ出力と現像バイアス電位の関係を示すグラフである。
階調補正処理は、トナー像の階調性の変動を抑制することにより、原稿画像が有する階調を複写画像において忠実に再現するために行われる。
階調補正処理において、CPU44は、メモリ49に記憶されているテストパターンデータのうち、階調が異なる複数のテストパターン(補正用テストパターン)を形成するためのデータを読み出し、画像データ出力部42に供給する。これによって、感光体ドラム11a〜11dには、レーザーダイオードのPWMのデューティが切り替えられた補正用テストパターンの静電潜像が形成される。
感光体ドラム11a〜11dの各々に形成された補正用テストパターンのトナー像は、転写器15a〜15dによって転写搬送ベルト17の表面に転写された後、濃度検出センサ1及び濃度認識部47によるトナー濃度の検出及び認識を受ける。
図4の(a)は本実施形態に係る画像形成部で形成された補正用テストパターンを示す説明図、(b)は前記補正用テストパターンの階調数とレーザPWMデューティの関係を示すグラフである。
図5は本実施形態における補正用テストパターンを検出する濃度検出センサのセンサ出力及びそれより算出されるトナー付着量と現像バイアス電位の関係を示すグラフである。
図6は実施形態に係るディジタルカラー複写機における画像補正を行なう手順を示すフローチャートである。
なお、図6のフローチャートにおいてはプロセスコントロールをプロコンと略記する。
本実施形態における画像出力時の画像補正は、図6に示すように、電源が投入されると(ステップS1)、印字プロセス速度が中速VMにおけるプロコン(ステップS2)と、高速VHにおけるプロコン(ステップS3)とにより差分テーブルが作成される(ステップS4)。
2 発光素子
3 受光素子
10 画像形成部
10a〜10d 画像形成ステーション
11,11a〜11d 感光体ドラム(像担持体)
14a 現像ユニット(現像装置)
17 転写搬送ベルト
40 画像データ入力部
41 画像データ処理部
42 画像データ出力部
44 濃度認識部
46 階調補正部
47 濃度認識部
49 メモリ
Is、I0,I1,12,13,I101〜I116 センサ出力
TB0 換算テーブル
TBH 画像補正テーブル
TBM 画像補正テーブル
TP1,TP2,TP3、
TP101〜TP116,TP201〜TP206 補正用テストパターン
Vb,Vb0 現像バイアス
VH 高速
VM 中速
Claims (5)
- 像担持体を一様に帯電したのち露光して静電潜像を形成し、現像装置により前記像担持体上の静電潜像にトナーを付着させて現像することで作像を行なうもので、前記像担持体上にトナーによる基準パターンの静電潜像を形成し、前記現像装置で該基準パターンを現像し、現像された基準パターンのトナー付着量を検出し、該トナー付着量の検出結果に基づいて画像補正を行なう画像補正方法において、
前記基準パターンとして黒色トナーによりトナー付着量の異なる複数の黒色トナー用基準パターンを作成し、
前記黒色トナー用基準パターンで正反射した反射光を正反射センサにより検出して、前記正反射センサのセンサ出力と現像バイアス電位との直線近似式を求め、
前記正反射センサにより検出された反射光の光量に基づき前記黒色トナー用基準パターンのトナー付着量を算出し、算出されたトナー付着量と現像バイアス電位との直線近似式を求め、
前記正反射センサのセンサ出力と現像バイアス電位との直線近似式と、前記トナー付着量と現像バイアス電位との直線近似式とにより、トナー付着量に対して前記正反射センサによる検出結果が直線性(リニアリティ)を確保できなくなる領域での目標トナー付着量に対応する現像バイアス電位を算出して画像補正を行なうことを特徴とする画像補正方法。 - 前記正反射センサによる前記黒色トナー用基準パターンの検出は、前記像担持体に作像されたトナー像が転写される中間転写ベルト上で行なわれることを特徴とする請求項1に記載の画像補正方法。
- 前記黒色トナー用基準パターンは、複数の印字プロセス速度で作像されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像補正方法。
- 前記複数の印字プロセス速度で作像された黒色トナー用基準パターンによる画像形成条件の補正結果は、異なる印字プロセス速度における画像形成条件にフィードバックされることを特徴とする請求項3に記載の画像補正方法。
- 一様に帯電したのち露光して静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電潜像にトナーを付着させて顕像化する現像装置と、前記像担持体上に基準パターンの静電潜像を形成する基準パターン書き込み手段と、前記現像装置でトナーにより顕像化された基準パターンのトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段とを備え、前記トナー濃度検出手段による検出結果に基づいて画像補正を行なう画像補正方法を実施する画像形成装置において、
前記トナー濃度検出手段として正反射センサを用い、
前記画像補正方法として、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の画像補正方法を実施することを特徴とする画像形成装置。
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US9250593B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-02-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control method employed by the image forming apparatus |
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Citations (2)
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JPH09211911A (ja) * | 1996-02-05 | 1997-08-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002116585A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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