JP5800479B2 - 電子機器管理システム、電子機器管理システムの制御方法、及び、プログラム - Google Patents

電子機器管理システム、電子機器管理システムの制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器管理システム、電子機器管理システムの制御方法、及び、プログラムに関する。
近年、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を低減するために、プリンタや複合機等の電子機器(以下、デバイス)使用時における消費電力量を低減することが求められている。このため、デバイス使用時における消費電力量をユーザが認識可能にすること(いわゆる「見える化」)が求められている。
例えば、特許文献1には、消費電力を計測可能な複数の複写機(画像形成装置)とそれらの管理装置がネットワークに接続されたシステムにおいて、管理装置の要求に応じて各複写機が計測した消費電力量に関するデータを送出する技術が開示されている。特許文献1によれば、例えば1か月毎の各複写機の消費電力量の履歴を管理装置で一元把握することが可能になる。
また、特許文献2では、複数の機器と消費電力量算出装置がネットワークに接続されたシステムにおいて、消費電力量算出装置が各機器のジョブの仕事量と動作状態を把握することで各機器の消費電力量を算出(推定)する技術が開示されている。
特開2003−335026号公報 特開2010−072870号公報
しかしながら特許文献1に記載のように、常に複写機において消費電力量を計測するシステムでは、消費電力量を計測するための消費電力が常に発生してしまう。これは複写機がジョブ処理中など動的な状態においては小さな割合だが、複写機がスリープモード(省電力状態)など静的かつ長時間維持される状態では大きな割合を占めることとなり、無視できない。
一方、特許文献2に記載のように、各機器の消費電力量を測定せず常に消費電力量を算出装置で算出(推定)する構成では、ジョブ処理中のような動的な状態において正確に機器の消費電力量を見積もることが困難である。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、消費電力量を計測するための消費電力量の割合を低減したまま適切に消費電力量を計測することのできる仕組みを提供することである。
本発明は、第1の電力モード又は前記第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードで動作する1又は複数の電子機器と、前記電子機器を管理する管理装置とがネットワークを介して通信可能に接続された電子機器管理システムであって、前記電子機器は、前記第1の電力モード中の前記電子機器の消費電力量を計測し、前記第2の電力モード中には、前記消費電力量の計測を行わない計測手段と、前記管理装置からの要求に応じて、前記計測手段で計測した消費電力量の情報を消費電力量通知として前記管理装置に通知する消費電力量通知手段と、前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行したこと、又は、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行したことを示す動作モード移行通知を前記管理装置に送信する動作モード通知手段を有し、前記管理装置は、前記電子機器からの前記動作モード移行通知に応じて前記電子機器が前記第2の電力モードであるか前記第1の電力モードであるかを判断する電源状態管理手段と、前記電源状態管理手段により前記第1の電力モードであると判断された電子機器に対して、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を要求し、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を収集する収集手段と、前記電源状態管理手段により前記電子機器が前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行したと判断された電子機器の前記第2の電力モード中の消費電力量を、前記電子機器が前記第2の電力モードに移行してから前記第1の電力モードへ復帰するまでの経過時間を用いて算出する第1の算出手段と、前記収集手段で収集した消費電力量と前記第1の算出手段で算出した消費電力量を前記電子機器ごとに合算して前記電子機器ごとの総消費電力量を算出する第2の算出手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、消費電力量を計測するための消費電力量の割合を低減させながら適切に画像形成装置の消費電力量を得ることが可能となる。
本発明の電子機器の一実施例を示す画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置100内の電源供給構成及び電力計測部30内の構成例を示した図である。 操作部60の構成例を示す平面図である。 実施例1の画像形成装置100が実行する消費電力量管理プログラム1290のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の画像形成装置の消費電力量の計測、演算とスリープモードへの移行、復帰に関わる動作を示すフローチャートである。 計測による消費電力量情報更新処理の一例を示すフローチャートである。 推定演算による消費電力量情報更新処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における画像形成装置100の消費電力量の情報を表示する表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施例2を示す電子機器管理システムを適用して1又は複数の画像形成装置の消費電力に関わる情報を主に管理するネットワークシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 消費電力算出管理サーバ200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 消費電力算出管理サーバ200が実行する消費電力量算出管理プログラム1340の一例を示す図である。 スリープ時消費電力テーブル1345の一例を示す図である。 実施例2の各画像形成装置が実行する消費電力量管理プログラム1400のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施例2の画像形成装置100〜102の動作及び消費電力算出管理サーバ200の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
以下、本発明の電子機器(デバイス)の一例として画像形成装置を説明する。なお、本発明は、通常モードと省電力モード(以下、スリープモード)とを切り替えて省電力を実現する機能を有する電子機器であれば、画像形成装置以外の電子機器にも本発明を適用可能である。
<画像形成装置-全体構成>
図1は、本発明の電子機器の一実施例を示す画像形成装置の構成の一例を示すブロック図でる。
図1において、100は、本発明の電子機器としての画像形成装置であり、動作モードを通常モードと省電力モード(スリープモード)とで切り替える省電力機能を有する。なお、画像形成装置100は、後述する構成により、自身(画像形成装置100)の消費電力量を算出又は計測することが可能である。
画像形成装置100は、画像形成装置100を使用するユーザが各種の操作を行うための操作部60と、操作部60からの指示に従って画像情報を読み取るスキャナ部10と、画像データを用紙に印刷するプリンタ部20とを有する。
さらに、画像形成装置100は、画像形成装置100の各部に電源を供給する電源供給部40と画像形成装置100の消費電力を計測する電力計測部30を有する。また、画像形成装置100は、スキャナ部10や、プリンタ部20や、LAN3000や、公衆回線(WAN)3001と接続され、画像形成装置の動作を統括的に制御するコントローラ1200を備える。なお、コントローラ1200は、画像情報やデバイス情報、消費電力量に関わる情報等の入出力制御も行う
<画像形成装置-コントローラ構成>
以下、図1を用いてコントローラ1200の内部について詳細に説明する。
コントローラ1200は、LAN3000を介してLAN3000上のクライアントPC110から受信した印刷ジョブに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開するラスタイメージプロセッサ(RIP)1250を有する。また、コントローラ1200は、スキャナ部10から入力された画像データに対し補正、加工、編集を行うスキャナ画像処理部1260を有する。また、コントローラ1200は、プリンタ部20で出力(印刷)される画像データに対して補正、解像度変換等を行うプリンタ画像処理部1270と、画像データの回転を行う画像回転部1230とを有する。また、コントローラ1200は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、又はMHの圧縮伸張処理を行う画像圧縮部1240とを有する。
また、コントローラ1200は、スキャナ部10及びプリンタ部20とコントローラ1200を接続して画像データの同期系/非同期系の変換を行うデバイスI/F1220を有する。さらに、コントローラ1200は、RIP1250、スキャナ画像処理部1260、プリンタ画像処理部1270、画像回転部1230、画像圧縮部1240、デバイスI/F1220を互いに接続して画像データを高速で転送する画像バス1212とを備えている。
また、コントローラ1200は画像形成装置100を統括的に制御する制御部としてのCPU1201を有する。また、コントローラ1200は、CPU1201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあるRAM1202とを有する。また、コントローラ1200は、操作部60とのインタフェース部で、操作部60に表示する画像データを操作部60に対して出力する操作部I/F1206を有する。なお、操作部I/F1206は、操作部60から画像形成装置100を使用するユーザが入力した情報をCPU1201に伝える役割も担っている。また、コントローラ1200は、LAN3000に接続され、クライアントPC110やLAN3000上の図示しないその他のコンピュータ端末との通信(送受信)を行うネットワーク部1210を有する。また、コントローラ1200は、公衆回線3001に接続され、図示しない外部のファクシミリ装置とのデータの通信(送受信)を行うモデム部1211を有する。
また、コントローラ1200は、CPU1201が実行するブートプログラムが格納されているROM1203と、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納するハードディスクドライブ(HDD)1204を備える。また、コントローラは、スキャナ部10及びプリンタ部20のCPUと夫々通信を行う内部通信I/F1208を有する。さらに、コントローラ1200は、CPU1201、RAM1202、操作部I/F1206、ネットワーク部1210、モデム部1211、ROM1203、HDD1204、内部通信I/F1208を互いに接続するシステムバス1207を備える。
また、コントローラ1200は、システムバス1207及び画像バス1212を接続しデータ構造を変換するバスブリッジであるイメージバスI/F(ImageBus I/F)1205を備える。
さらに、コントローラ1200は、電源供給部40から電力供給ライン1281を介して受容したDC電源を電力供給ライン1282、1283を介してコントローラ1200の所定の回路要素に供給する電源制御部1280を備える。電源制御部1280は、操作部I/F1206、ネットワーク部1210、モデム部1211等から制御信号線1285を介して受信した制御信号及びCPU1201から制御信号線1284を介して受信した制御信号に基づいて制御される。また、電源制御部1280は、CPU1201の指示に従い、電源供給部40を制御することも可能である。さらに、電源制御部1280は、電力供給ライン1282、1283を選択的にON/OFFする。
電力供給ライン1282は、CPU1201、ROM1203、HDD1204、イメージバスI/F1205、内部通信I/F1208に接続される。また、電力供給ライン1282は、デバイスI/F1220、画像回転部1230、画像圧縮部1240、RIP1250、スキャナ画像処理部1260及びプリンタ画像処理部1270に接続される。電力供給ライン1283は、RAM1202、操作部I/F1206、ネットワーク部1210及びモデム部1211に接続されている。
<画像形成装置-電力計測部構成>
図2は、画像形成装置100内の電源供給構成及び電力計測部30内の構成例を示した図である。
図2において、商用電源50は、主電源スイッチ51、電力計測部30を介し電源供給部40に接続されている。電源供給部40は、プリンタ部20、スキャナ部10、電力計測部30、コントローラ1200、操作部60などの画像形成装置100の各部に必要な電源を商用電源50を元に内部生成し供給する。また、電源供給部40は、コントローラ1200からの命令に従い、プリンタ部20、スキャナ部10、操作部60などの電源供給をON/OFF可能な構成となっている。
次に、図2を用いて電力計測部30を詳細に説明する。
電力計測部30内部は、電圧検出部31と電流検出部32を有する。電圧検出部31は、電圧の値を読み取るものである。また、電流検出部32は、電流の値を読み取るものである。なお、電圧の具体的な検出は一般的な商用電源のL(ライン)とN(ニュートラル)を全波整流し、それをトランスなどで低圧化して、その数値をA/D変換部33で読み取る方法でもよい。また、電流の具体的な検出は、L(ライン)に流れる電流値を磁束に変換し、それを電圧に変換して、A/D変換部34で読み取ってもよいし、電流値検出抵抗を挿入して読み取ってもよい。また、流れる電流により温度が変化する素子を挿入して、読み取る方法でも良い。
上記の方法でそれぞれ検出され、A/D変換部33、34によりそれぞれA/D変換された電圧レベルと電流レベルは、本実施例ではプリンタ部20に入力される。そして、プリンタ部20内部のCPU(不図示)により読み取られ、2つの値を乗算した結果を、プリンタ部20内部の記憶部(不図示)に消費電力として保持する。また、プリンタ部20内部のCPUによる電圧レベルと電流レベルの読み取り及び消費電力の算出・保持を一定時間周期で実施し、該消費電力に前記一定時間を乗算(消費電力×一定時間)とすることで一定時間内の消費電力量を算出する。この計測結果を元にプリンタ部20内部で算出された消費電力量は、プリンタ部20がコントローラ1200内の内部通信I/F1208と通信することでコントローラ1200内のCPU1201に送信することが可能な構成となっている。なお、プリンタ部20内で行った上記の消費電力量の算出を、コントローラ1200内やスキャナ部10内等で行う構成であってもよい。
また、その他の手法として、電力計測部30内部にデジタルデータを高速に演算処理するDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を搭載し、電力計測部30内部で消費電力量を算出する構成としてもよい。その場合、電力計測部30は直接コントローラ1200に内部通信I/F1208を通して接続されるものとしてよい。
<画像形成装置-操作部構成>
図3は、操作部60の構成例を示す平面図である。
図3において、液晶操作パネル61は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ1200に送る。
スタートキー62は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキー62には、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー63は、稼動中の動作を止める働きをする。ハードキー群64には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザモードキーが設けられる。
また、節電キー65は、画像形成装置を操作部60からスリープモードに移行、又は、スリープモードから通常モードに復帰させる際に用いられる。画像形成装置100は、通常モードで節電キー65がユーザによって押下されるとスリープモードへ移行し、スリープモードで節電キー65がユーザによって押下されると通常モードへ移行する。
<印刷ジョブの実行>
図1における画像形成装置100は、LAN3000に接続されたクライアントコンピュータ(クライアントPC)110から送信された印刷ジョブに基づいて以下のように印刷処理を実行する。
CPU1201は、LAN3000に接続されたクライアントPC110からネットワーク部1210を介して受信した画像データである印刷データをRAM1202に記憶させる。そして、CPU1201は、この画像データを、イメージバスI/F1205を介してRIP1250に供給する。RIP1250は、この画像データ(PDLコード)をビットマップデータに展開し、画像圧縮部1240は、前記展開されたビットマップデータに対して圧縮処理を行ってHDD1204に蓄積する。次いで、HDD1204に蓄積された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)は、イメージバスI/F1205を介して画像圧縮部1240に供給される。画像圧縮部1240は、供給された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)を伸張する。プリンタ画像処理部1270は、前記伸張されたビットマップデータに対してプリンタの補正及び解像度変換等を行う。画像回転部1230は、必要な場合に前記ビットマップデータに対して回転処理を施す。続いて、各種処理を施されたビットマップデータは、印刷データとしてデバイスI/F1220を介してプリンタ部20に送出され、プリンタ部20によって用紙等の印刷媒体に印刷処理される。
また、上記の印刷ジョブ実行中もプリンタ部20は、一定時間毎に電力計測部30の計測値を取得し、消費電力量を算出しており、コントローラ1200からの要求に従い、前記消費電力量をコントローラ1200に送信可能な状態となっている。なお、消費電力量のプリンタ部20における算出間隔、言い換えるとプリンタ部20よる電力計測部30の出力値の読取間隔は、印刷ジョブやその他のプリント処理に影響のない範囲で自由に設定してよい。また、コントローラ1200によるプリンタ部20への消費電力量の要求も同様で、コントローラ1200におけるその他処理に影響のない範囲で要求間隔を自由に設定してよい。
<スリープモード移行・復帰時の電源供給処理>
画像形成装置100は、省電力モードの1つであるスリープモードで動作可能である。通常モードでは、図2に示したように、電源供給部40は、スキャナ部10、プリンタ部20、電力計測部30、操作部60、コントローラ1200にそれぞれ電力供給を行う。また、コントローラ1200内部においては、図1に示したように、電源供給部40は、電力供給ライン1281を介して電源制御部1280に電力供給を行う。そして、CPU1201は、電力供給ライン1282及び電力供給ライン1283が各々ONとなるように電源制御部1280を制御する。これにより、CPU1201とネットワーク部1210の双方を含めたコントローラ1200内の全部位に電源供給部40から電力が供給される。
スリープモードでは、電源供給部40は、コントローラ1200からの命令を受け、スキャナ部10、プリンタ部20、電力計測部30、操作部60には電力を供給せず、コントローラ1200にのみ電力供給ライン1281を介して電力を供給する。そして、コントローラ内の電源制御部1280に電力供給し、CPU1201は、電力供給ライン1282がOFF及び電力供給ライン1283がONとなるように電源制御部1280を制御する。これにより、コントローラ1200のCPU1201を含む主要回路要素に対する電力供給は遮断されるので、画像形成装置100の消費電力は大幅に低減できる。さらに、ネットワーク部1210がLAN3000上のクライアントPC110等から印刷ジョブ等のデータを受信したとき、ネットワーク部1210は、通常モードへ復帰すべく、電源制御部1280を制御することができる。
なお、スリープモードでは、CPU1201に対する電力供給は遮断されるものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、CPU1201に対する電力供給を通常モードより低減させるようにしてもよい。この場合、CPU1201はスリープモードにおいては、通常モードの場合にくらべて実行できる処理が制限されるものとする。制限される処理には、ネットワーク部1210がLAN3000上のコンピュータ端末から受信したデータの処理が少なくとも含まれる。
なお、スリープモードのときでも、RAM1202には、電源制御部1280から電力が供給されているので、スリープモードのとき、RAM1202はセルフリフレッシュ動作を行って、システムプログラムをバックアップしている。
以下、画像形成装置100のスリープモードから通常モードへの復帰を詳細に説明する。
ネットワーク部1210が、例えばクライアントPC110から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブとして受信されたパケット中に、自装置(画像形成装置100)に固有の物理的アドレスに対応するデータシーケンスが含まれているか否かを解析する。ネットワーク部1210は、自装置に対応するデータシーケンスを検出すると、電力供給ライン1282をONにするよう制御信号線1285を介して電源制御部1280を制御し、CPU1201を起動させる。
このとき、CPU1201は、CPU1201が起動した要因が、スリープモードから通常モードへの復帰によるものか否かを電源制御部1280より判断する。そして、スリープモードから通常モードへの復帰によるものと判断したときは、起動シーケンスを開始する。このとき、CPU1201は、システムプログラムをHDD1204からRAM1202にダウンロードするシーケンスは省き、スリープモード移行時にRAM1202にバックアップされたシステムプログラムを利用する。これにより、通常モードとなったコントローラ1200は、LAN3000上のクライアントPCからの印刷ジョブに応答して、プリンタ部20に印刷出力を開始させる。
また、上記説明では、ネットワーク部1210によって、電力供給モードをスリープモードから通常モードへ切り替える処理がなされているが、他の態様であってもよい。具体的には、ネットワーク部1210に限らず、モデム部1211又は操作部I/F1206によってスリープモードから通常モードへの切り替えがなされてもよい。モデム部1211は、スリープモード時に公衆回線3001からのファクシミリ受信を検知すると、スリープモードから通常モードへの切り替えを行うように制御する。操作部I/F1206は、スリープモード時に操作部60の節電キー65がユーザによって押下されたことを検知すると、スリープモードから通常モードへの切り替えを行うように制御する。
また、実際にスリープモードから通常モードへ移行、又は通常モードからスリープモードへ移行する場合は、その処理とともに消費電力量の計測・推定処理が実行される。それらの制御に関しては後述のフローチャートで説明する。
<消費電力量管理制御>
図4は、実施例1の画像形成装置100が実行する消費電力量管理プログラム1290のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4に示す消費電力量管理プログラム1290は、上述した印刷ジョブを実行するジョブ管理・制御プログラムやスリープモード移行・復帰(省電力機能)を実行する電源管理・制御プログラムとともにHDD1204内に格納されている(コンピュータ読取可能に記録されている)。消費電力量管理プログラム1290はCPU1201がブートプログラムを実行することにより、HDD1204からRAM1202へ読み出される。そしてCPU1201がRAM1202上に読み出したプログラムを実行することで処理されることとなる。
図4の消費電力量管理プログラム1290において、計測消費電力量取得部1291は、画像形成装置100の消費した電力量を電力計測部30から取得するものである。具体的には、計測消費電力量取得部1291は、内部通信I/F1208を通じてプリンタ部20に、電力計測部30によって計測した消費電力を元とした消費電力量の情報を要求し、プリンタ部20から取得した消費電力量の情報を累計消費電力量保持部1293へと格納する。詳細は後述するが、このような計測した消費電力量の取得は、画像形成装置100がスリープモードへ移行していない場合にのみ実行される。
推定消費電力量算出部1292は、主に画像形成装置100のスリープモード時の消費電力量を推定し算出するものである。スリープモード時では、電源供給部40は、上述したようにコントローラ1200内の電力供給ライン1283にのみ電力を供給し、プリンタ部20やコントローラ1200内のCPU1201には電力を供給しないようにすることで低消費電力状態を維持する。よって、電力計測部30を用いた消費電力量の情報は取得できない。そこで、推定消費電力量算出部1292においてスリープモード移行時の時刻をRAM1202上に記憶させておき、スリープモード復帰時にスリープ時間(スリープモードに移行してから通常モードに復帰するまでの経過時間)を求め、スリープ時消費電力情報1294を用いてスリープモード中の消費電力量を推定算出する。具体的には、推定消費電力量算出部1292は、上記スリープ時間とスリープ時消費電力情報1294とを乗算することで画像形成装置100のスリープモード時の消費電力量を推定演算することとなる。このような構成の推定消費電力量算出部1292により、画像形成装置100では、省電力状態で消費電力量を計測するための電力を消費することなく、省電力モード中の画像形成装置100の消費電力量を推定することができる。
スリープ時消費電力情報1294とは、単位時間当りのスリープモード中の画像形成装置100の消費電力を示す数値である。これは、予めスリープモード中の単位時間当りの消費電力を実験による計測や理論値の算出などにより求めておき、HDD1204に保持しておいたものである。スリープモード中では、画像形成装置100は静的な状態(各デバイスは動作しない状態)となるのでスリープモード中の単位時間当りの消費電力値に個体差などの実際の消費電力値と保持した値の誤差は発生しにくい。よって、予め求めておいたスリープモード中の単位時間当りの消費電力値(スリープ時消費電力情報1294)を参照して、精度よくスリープ中の消費電力量を推定算出することが可能となる。
累計消費電力量保持部1293は、計測消費電力量取得部1291によって取得した消費電力量の値(通常モード中の消費電力量)と推定消費電力量算出部1292によって推定演算された消費電力量の値(スリープモード中の消費電力量)とを合算保持するものである。即ち、累計消費電力量保持部1293には、画像形成装置100がスリープモード中及び通常モード中に消費した総消費電力量が保持されることとなる。
インタフェース部1295は、累計消費電力量保持部1293で保持されている総消費電力量を操作部60の液晶操作パネル61に表示出力するものである。なお、インタフェース部1295は、累計消費電力量保持部1293で保持されている総消費電力量を、ネットワーク部1210を介してLAN3000上に接続されたクライアントPC110やその他の外部装置に出力する制御も行う。
以上示したように、本発明の画像形成装置では、スリープモード中に消費電力量を計測するのではなく、スリープ中の消費電力量を推定算出するものである。よって、スリープ中に消費電力量を計測するための消費電力が発生することもなく、省電力状態を維持しつつ、スリープ中の消費電力量も推定演算により得ることができる。このように、通常モード中に実際に計測した消費電力量とスリープモード中に推定した消費電力量とを用いることで、消費電力量を計測するための消費電力量の割合を低減させながら適切に画像形成装置の消費電力量を得ることが可能となる。
<累計消費電力量制御動作フロー>
以下、図5〜図6を用いて、画像形成装置100の消費電力量の計測、演算とスリープモードへの移行、復帰に関わる動作を説明する。
図5は、実施例1の画像形成装置の消費電力量の計測、演算とスリープモードへの移行、復帰に関わる動作を示すフローチャートである。
図6は、計測による消費電力量情報更新処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、推定演算による消費電力量情報更新処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図5、図6、図7のフローチャートの処理は、コントローラ1200内のCPU1201がHDD1204にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、図5のフローチャートに示す処理は、任意の時間置きに繰り返し実行されるものとする。
CPU1201は、S101において、スリープ移行条件が成立したかどうかを判断する。なお、スリープ移行条件とは、具体的には前述してきた省電力モードの1つであるスリープモードへ画像形成装置100を移行させる条件を指す。この条件とは、例えば「通常モードにおいて画像形成装置100に印刷ジョブなどの動作指示が一定時間以上行われないこと」などである。さらに操作部60からユーザによって操作が一定時間以上行われないことなども条件に加味してもよい。上記条件が成立しないと判断した場合(S101でNo)、CPU1201は、S102へ処理を進める。
S102では、CPU1201は、計測による消費電力量情報の更新を実行し、本フローチャートの処理を終了する。S102で行われる具体的処理内容は図6にて後述するが、この処理により累計消費電力量保持部1293の消費電力量の情報が計測値を元として適切に更新される。
一方、上記S101において前述したスリープモードへ画像形成装置100を移行させる条件が成立したと判断した場合(S101でYes)、CPU1201は、S103へ処理を進める。
S103では、CPU1201は、スリープモードへの移行の前準備として計測による消費電力量情報の更新を実行する。これはS102での処理と同様の処理となり詳細は図6にて後述する。なお、図5が或る時間間隔おきに実行される場合、最後にS102を実行してからスリープ移行条件成立までの間に時間的な間隔が空くこととなるが、S103の処理により上記空き間隔の間の消費電力量の情報が適切に累計消費電力量保持部1293に反映される。つまり、上記S103の処理により、スリープモードへ移行する直前までの消費電力量の情報が適切に累計消費電力量保持部1293に反映されることとなる。
次に、S104では、CPU1201は、スリープ移行時刻を記憶する。これはCPU1201が現在の時刻情報を取得し、RAM1202やHDD1204などスリープモード中も情報が保持される記憶部にその時刻情報を記録しておくことで実現する。これにより、スリープモード復帰後にスリープモードへ移行した時刻が取得できるようになる。
次に、S105では、CPU1201は、スリープ移行処理を実行する。具体的には前述の<スリープモード移行・復帰時の電源供給処理>で説明したスリープモード移行処理の実行となり、コントローラ1200内のCPU1201は電源供給部40を制御する。電源供給部40は、CPU1201からの命令を受けスキャナ部10、プリンタ部20、電力計測部30、操作部60には電力を供給せずコントローラ1200にのみ電力供給ライン1281を介して電力を供給する。さらに、コントローラ1200内では前述したようにRAM1202とスリープ復帰条件に関わる部分(操作部I/F1206、ネットワーク部1210、モデム部1211)にのみ電力が供給されることとなる。このとき、電力計測のための動作部である電力計測部30やプリンタ部20も電力供給をカットするのでスリープモード中の消費電力は非常に小さなものとなる。即ち、これにより、CPU1201への電力供給も停止されることとなる。
S106では、スリープ復帰条件に関わる部分(操作部I/F1206、ネットワーク部1210、モデム部1211)が、スリープモードから復帰となる条件が成立したかどうかを判断する。なお、スリープモードから復帰となる条件とは前述の通り、ネットワーク部1210による印刷ジョブの受信や、モデム部1211によるファクシミリ通信の受信、または操作部I/F1206、操作部60による節電キー65の押下検知などである。
そして、上記S106においてスリープモードから復帰となる条件が成立しない場合(S106でNo)、スリープ復帰条件に関わる部分は、引き続きS106においてスリープモードから復帰となる条件が成立したかを監視しつづける。
一方、上記S106にてスリープモードから復帰となる条件が成立した場合(S106でYes)、スリープ復帰条件に関わる部分は、電力供給ライン1282をONにするよう制御信号線1285を介して電源制御部1280を制御する。これにより、電源制御部1280は、コントローラ1200のCPU1201を含む部分へ電力供給を再開する。
なお、スリープモード中でもCPU1201へ電力供給が行われる構成の場合(例えば、スリープモード中はCPU1201へ電力供給が通常モードより低減されて行われる構成の場合)、上記S106の判断処理を、CPU1201が実行するものとしてもよい。
電源供給が再開されたCPU1201は、S107において、スリープモードからの復帰処理を実行する。具体的には、CPU1201はRAM1202にバックアップされたシステムプログラムを利用した起動シーケンスを実行し、電源供給部40に画像形成装置100の各部への電力供給の再開を指示する。電源供給部40は、CPU1201からの命令を受け画像形成装置100の各部へ電力供給を再開する。これにより画像形成装置100は通常モードへと復帰する。
次に、S108では、CPU1201は、推定演算による消費電力量情報の更新を実行し、本フローチャートの処理を終了する。上記S108で行われる具体的処理内容は図7にて後述するが、この処理により累計消費電力量保持部1293の消費電力量の情報が推定演算値を元として適切に更新される。
<計測による消費電力量情報更新フロー>
以下、図5のS102、S103の計測による消費電力量情報更新処理を、図6を用いて詳細に説明する。
S201において、CPU1201は、プリンタ部20に計測値を要求して取得する。これは前述した消費電力量管理プログラム1290の計測消費電力量取得部1291を実行することによって実現される。プリンタ部20では図示しない内部のCPUにより電力計測部30が出力する電圧・電流を適宜定められた間隔で読み取り続けており、積算処理している。この積算値を消費電力量の情報としてCPU1201からの要求に従いプリンタ部20はコントローラ1200に送信する。
S202では、CPU1201は、上記S201で取得した消費電力量の情報を元に累計消費電力量保持部1293の消費電力量の情報を更新する。更新とは、累計消費電力量保持部1293に保持される消費電力量の情報に上記S201で取得した消費電力量の情報を新たに加算する(累計する)ことを指す。これにより累計消費電力量保持部1293には一定間隔で常に画像形成装置100の最新の総消費電力量の情報が保持されることとなる。なお、累計消費電力量保持部1293には、上記累計した消費電力量の情報のみでなく、上記S201で取得した消費電力量の情報も、毎回、取得した日時と紐付けられて追加保持されていくものとする。
S203では、CPU1201は、プリンタ部20へ演算により求めていた消費電力量の情報をクリアする処理を指示する。これにより、プリンタ部20により送信される消費電力量の情報は前回CPU1201が要求してから今回の要求までのものとすることができる。そして、上記S203の処理を終了すると、CPU1201は、図5のフローチャートに処理を戻す。
なお、図6のS201〜S203内で行われるコントローラ1200とプリンタ部20の通信は、全て内部通信I/F1208を介して実行されている。
<推定演算による消費電力量情報更新フロー>
以下、図5のS108の推定演算による消費電力量情報更新処理を、図7を用いて詳細に説明する。
S301において、CPU1201は、実際にスリープモードで経過した時間を演算により求める。これは前述した消費電力量管理プログラム1290における推定消費電力量算出部1292を実行することによって実現される。具体的には、図5のS104でRAM1202上に記憶しておいたスリープ移行時刻を読み取り、現在の時刻情報とを比較し、スリープモードで経過した時間を求める。
S302では、CPU1201は、スリープモード中に画像形成装置100が単位時間当りに消費する電力量の情報をスリープ時消費電力情報1294から取得する。
S303では、CPU1201は、スリープモード中に消費した電力量を推定演算する。具体的には、上記S301で求めたスリープモードで経過した時間と上記S302で取得したスリープモード中に単位時間当りに消費する電力量の情報とを乗算し、スリープモード中に消費した電力量を推定する。前述したようにスリープモードのような静的な状態では推定値と実際の消費電力量との誤差は少ないものと考えられる。
S304では、CPU1201は、上記S303で推定演算した消費電力量の情報を元に累計消費電力量保持部1293の消費電力量の情報を更新する。更新とは、累計消費電力量保持部1293に保持される消費電力量の情報に上記S303で推定演算した消費電力量の情報を新たに加算する(累計する)ことを指す。これにより累計消費電力量保持部1293にはスリープモード中の消費電力量を加味した最新の総消費電力量の情報が保持されることとなる。なお、累計消費電力量保持部1293には、上記累計した消費電力量の情報のみでなく、上記S303で推定演算した消費電力量の情報も、毎回、推定演算した日時と紐付けられて追加保持されていくものとする。そして、上記S304の処理を終了すると、CPU1201は、図5のフローチャートに処理を戻す。
<画像形成装置の消費電力量の表示・出力>
図8は、実施例1における画像形成装置100の消費電力量の情報を表示する表示画面の一例を示す図である。この表示画面は、ユーザが操作部60を操作することによってCPU1201の表示制御により液晶操作パネル61に表示される。
図8において、71は表示内容のタイトルであり、本表示例の場合は、一日分の消費電力量の情報をグラフ化表示していることから、「消費電力量(日)」と表示している。70では、表示している区間におけるトータル消費電力量を示す。消費電力量グラフ72では、ユーザからの指示を受けて、ある区間の消費電力量をグラフ化して表示している。このグラフ例の場合、縦軸は単位当りの消費電力量であり、横軸は時刻である。
この表示画面の表示処理は、ユーザによる操作部60からの表示要求が操作部I/F1206を介してCPU1201に伝えられることによって実行される。具体的には、CPU1201によって前述した消費電力量管理プログラム1290のインタフェース部1295を実行することによって実現される。
なお、図8の表示画面に表示させるグラフの種類や軸の設定、表示させるデータの範囲等は、ユーザが操作部60を操作することにより指示することができる。この指示に応じて、CPU1201は、累計消費電力量保持部1293に保持されるデータを取得し必要に応じて加工して、ユーザ指示に対応する消費電力量の情報からなる表示画面を生成し、液晶操作パネル61に表示制御する。図8に示した例は、累計消費電力量保持部1293に保持される指定された日付に対応する各データを時間毎に集計し、棒グラフで表示したものである。又は、指定された範囲(例えば、1ヶ月)で時間毎に平均したデータを生成して、棒グラフで表示したものである。
また、本実施例では操作部60の液晶操作パネル61に表示としたが、LAN3000上のクライアントPC110などの外部機器からの要求を受けてネットワーク部1210を介してクライアントPC110などの外部機器内の表示部に表示するようにしてもよい。
以上の構成により、消費電力量を計測するための消費電力を低減させながら適切に画像形成装置の消費電力量を得ることが可能となる。
なお、ユーザが操作部60を操作することによって、又は、ネットワーク部1210を介してクライアントPC110などの外部機器から、累計消費電力量保持部1293に保持される消費電力量の情報をクリアすることができる。また、CPU1201が、一定の周期で、累計消費電力量保持部1293に保持される消費電力量の情報をクリアするようにしてもよい。
上記実施例1では、画像形成装置の内部でスリープモード中の消費電力量を推定演算する構成を示した。本実施例では、画像形成装置の外部のサーバにおいて画像形成装置のスリープモード中の消費電力量を推定演算し、また画像形成装置の累計消費電力量を管理する構成について示す。このような構成をとることで、画像形成装置がスリープ中にユーザから現時刻までの累計消費電力量の表示要求があっても、画像形成装置をスリープ復帰させずにサーバ側で、画像形成装置の消費電力量の情報を表示させることが可能となる。また、複数台の画像形成装置の消費電力量に関わる情報を一元管理することも可能となる。
以下、図面を参照して、実施例1との差分について本実施例を詳細に説明する。
<システム構成図>
図9は、本発明の実施例2を示す電子機器管理システムを適用して1又は複数の画像形成装置の消費電力に関わる情報を主に管理するネットワークシステム構成の一例を示すシステム構成図である。本システムは、クライアントPC110、111と、画像形成装置100、101、102と、消費電力算出管理サーバ200とを備える。クライアントPC110、111と画像形成装置100、101、102と消費電力算出管理サーバ200は、それぞれLAN3000により相互に通信可能に接続されている。
なお、図9に示した例では、消費電力算出管理サーバ200が、複数の画像形成装置の消費電力を管理する構成であるが、消費電力算出管理サーバ200が消費電力を管理する電子機器は、画像形成装置に限定されるものではない。通常モードと省電力モード(以下、スリープモード)とを切り替えて省電力を実現する機能を有する電子機器を含む電子機器群を、消費電力算出管理サーバ200で消費電力を管理する構成であってもよい。
以下、消費電力算出管理サーバ200のハードウェア構成について説明する。
<消費電力算出管理サーバ-ハード構成>
図10は、消費電力算出管理サーバ200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図10において、消費電力算出管理サーバ200は、それぞれシステムバス1308で相互に接続されているCPU1301、RAM1302、ROM1303、HDD1304、ネットワーク部1307、IO部1305、操作部1306を有する。
CPU1301は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトなどのプログラムをHDD1304から読み出して実行することで種々の機能を提供する。さらに、CPU1301は、消費電力算出管理サーバ200が行う消費電力算出管理処理を統括的に制御する。RAM1302は、CPU1301がプログラムを実行する際のシステムワークメモリである。ROM1303は、BIOS(Basic Input Output System)やOSを起動するためのプログラム、設定ファイルをコンピュータ読取可能に記録している。
HDD1304はハードディスクドライブであって、システムソフトウェアや、後述する各手段を実現するためのプログラムをコンピュータ読取可能に記録している。上記後述する各手段を実現するためのプログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリ等にコンピュータ読取可能に記録されて配布されたり、LAN3000を介して接続された所定のサーバからダウンロードされ、HDD1304にインストールされてもよい。
ネットワーク部1307はLAN3000に接続され、クライアントPC110、111や画像形成装置100、101、102などの外部機器と通信(送受信)を行う。IO部1305は、操作部1306と情報を入出力するためのインタフェースである。操作部1306は、液晶ディスプレイやマウスなど図示しない入出力デバイスを有する。液晶ディスプレイには、プログラムが指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で所定の情報が描画される。例えば、液晶ディスプレイは、GUI(Graphical User Interface)画面を形成し、操作に必要な各種ウィンドウやボタン、データ等を表示する。
以上、消費電力算出管理サーバ200の構成であるがクライアントPC110、111も同様のハードウェア構成となっている。
<消費電力算出管理サーバ-機能構成>
図11は、消費電力算出管理サーバ200が実行する消費電力量算出管理プログラム1340の一例を示す図である。
図11に示す消費電力量算出管理プログラム1340は、HDD1304内に消費電力算出管理サーバ200が実現すべき機能として格納されている(コンピュータ読取可能に記録されている)。消費電力量算出管理プログラム1340はCPU1301がブートプログラムを実行することにより、HDD1304からRAM1302へ読み出される。そしてCPU1301がRAM1302上に読み出したプログラムを実行することで処理されることとなる。
以下、消費電力量管理プログラム1340に含まれる各プログラムについて説明する。
インタフェース部1341は、後述する機能部からの指示に従ってネットワーク部1307を介してLAN3000上に接続されたクライアントPC110、111や画像形成装置100、101、102などの外部装置にアクセスする制御を行う。また、インタフェース部1341は、累計消費電力量保持部1346で保持している各画像形成装置の総消費電力量の情報をIO部1305を介して操作部1306の液晶ディスプレイなどに表示する。
消費電力量情報収集部1342では、LAN3000上の各画像形成装置の消費電力情報を収集する。具体的には各画像形成装置に定期的に各画像形成装置で計測した消費電力量の情報の取得要求を、インタフェース部1341を経由して送信し、収集している。詳細は後述するが、上記画像形成装置で計測した消費電力量の情報の取得要求は、スリープモードへ移行していない画像形成装置にのみ実行される。また、収集した各画像形成装置で計測した消費電力量の情報は、累計消費電力量保持部1346で加算・保持され各画像形成装置毎に管理される。
電源状態管理部1343では、LAN3000上の各画像形成装置の電源状態を管理する。電源状態とは各画像形成装置がスリープモードか否(通常モード)かの状態を示す。本実施例では、詳細は後述するがLAN3000上の各画像形成装置は自らがスリープモードへ移行する際にその旨の情報を消費電力算出管理サーバ200へ送信する。また逆にスリープモードから通常モードへ復帰する際にも、各画像形成装置はその旨の情報を消費電力算出管理サーバ200へ送信する。電源状態管理部1343では、これらの情報を画像形成装置ごとに管理することでLAN3000上の各画像形成装置が現在スリープモードか否(通常モード)かを把握している。
スリープ時消費電力量推定部1344では、LAN3000上の画像形成装置がスリープモードである場合に、スリープモード中に消費した電力量を推定演算する。具体的には、スリープ時消費電力量推定部1344は、まず、或る画像形成装置がスリープモードから復帰した際に、電源状態管理部1343から、その画像形成装置のスリープモード中における経過時間情報を取得する。そして、スリープ時消費電力量推定部1344は、スリープ時消費電力テーブル1345から上記画像形成装置のスリープモード時の単位時間当りの消費電力を示す数値を取得する。さらに、スリープ時消費電力量推定部1344は、上記取得した経過時間と単位時間当りの消費電力とを乗算することで、上記画像形成装置のスリープモード時の消費電力量を推定演算する。なお、スリープ時消費電力量推定部1344により、この推定演算が実行されるタイミングは、画像形成装置のスリープモードからの復帰タイミングだけでなく、操作部1306におけるユーザからの消費電力量表示要求時を含んでもよい。
スリープ時消費電力テーブル1345に保持される画像形成装置ごとのスリープモード時の単位時間当りの消費電力を示す数値は、実施例1と同様に、対応する画像形成装置にて予めスリープモード中の単位時間当りの消費電力を実験による計測や理論値の算出などにより求められ、画像形成装置ごとに保持されたものである。その具体例を図12に示す。
図12は、スリープ時消費電力テーブル1345の一例を示す図である。
本実施例では、各画像形成装置は、スリープモードとしてスリープ1とスリープ2の二種類を有するものとする。なお、スリープ2は実施例1で詳細に説明したスリープモードを指示す。また、スリープ1は、実施例1におけるスリープモード(即ち、スリープ2)に比べ電力供給範囲が広がり、画像形成装置が実行できる処理がスリープ2に比べ多い状態を指す。例えば、スリープ2ではCPU1201への電力供給は遮断されるが、スリープ1ではCPU1201へ電力供給が通常モードより低減されて行われるように構成してもよい。
スリープ時消費電力テーブル1345では、LAN3000上の各画像形成装置100、101、102の機種判別のための機種識別情報を管理している。
さらに、スリープ時消費電力テーブル1345では、各画像形成装置のスリープ1における単位時間当りの消費電力値(スリープ1消費電力)と、スリープ2における単位時間当りの消費電力値(スリープ2消費電力)をテーブルで管理している。
累計消費電力量保持部1346では、消費電力量情報収集部1342によって取得された各画像形成装置の消費電力量の値と、スリープ時消費電力量推定部1344によって推定演算された各画像形成装置の消費電力量の値を、画像形成装置毎に合算保持している。よって、累計消費電力量保持部1346には、各画像形成装置がスリープモード中又は通常モード中に消費した総消費電力量が画像形成装置毎に保持されることとなる。
<画像形成装置-ハード構成>
実施例2における画像形成装置100、101、102のハード構成は、実施例1の図1で記載した内容と同様となる。また、図2の電力計測部や図3の操作部の構成も同じである。実施例2の画像形成装置では、消費電力管理プログラムの内容が実施例1と異なる。
<画像形成装置―消費電力量管理制御>
以下、図13を用いて、実施例2における各画像形成装置の消費電力量管理プログラム1400について説明する。
図13は、実施例2の各画像形成装置が実行する消費電力量管理プログラム1400のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図13に示す消費電力量管理プログラム1400は、上述した印刷ジョブを実行するジョブ管理・制御プログラムやスリープモード移行・復帰を実行する電源管理・制御プログラムとともに各画像形成装置のHDD1204内に格納されている(コンピュータ読取可能に記録されている)。消費電力量管理プログラム1400は各画像形成装置のCPU1201がブートプログラムを実行することにより、HDD1204からRAM1202へ読み出される。そして各画像形成装置のCPU1201がRAM1202上に読み出したプログラムを実行することで処理されることとなる。
以下、消費電力量管理プログラム1400に含まれる各プログラムについて説明する。
計測消費電力量取得部1401は、画像形成装置の消費した電力量を電力計測部30から取得する。具体的には実施例1と同様に内部通信I/F1208を通じてプリンタ部20に電力計測部30によって計測した消費電力を元とした消費電力量の情報を要求して取得し、取得した消費電力量の情報を計測消費電力量保持部1402へと格納する。詳細は後述するが、このような計測した消費電力量の取得は、画像形成装置がスリープモードへ移行していない場合にのみ、一定期間毎に実行される。
計測消費電力量保持部1402では、計測消費電力量取得部1401によって取得した消費電力量の値の累計値を保持している。よって、計測消費電力量保持部1402には画像形成装置が通常モード中に消費した総消費電力量が保持されることとなる。
計測消費電力量要求応答部1403は、前述の消費電力算出管理サーバ200の消費電力量情報収集部1342からの要求に対する応答制御を実行する。具体的には、消費電力算出管理サーバ200の消費電力量情報収集部1342からの要求に応じ、計測消費電力量要求応答部1403は計測消費電力量保持部1402に保持された計測による消費電力量の値を読み出し、消費電力算出管理サーバ200に送信する(消費電力量通知処理)。このようにすることで、画像形成装置における計測による消費電力量を消費電力算出管理サーバ200で取得して管理することが可能となる。なお、計測消費電力量保持部1402で保持される消費電力量の値(累計値)は、計測消費電力量要求応答部1403により読み出され消費電力算出管理サーバ200に送信されると、クリアされるように構成されている。
また、計測消費電力量要求応答部1403は、画像形成装置が通常モードから省電力モードに移行したこと、又は、省電力モードから通常モードに移行したことを示す動作モード移行通知を消費電力算出管理サーバ200に送信する動作モード通知処理も行う。
累計消費電力表示部1404は、画像形成装置の累計消費電力量を操作部60に表示する。これはユーザが操作部60を操作することによって実行される。具体的には、累計消費電力表示部1404が、ネットワーク部1210を介して消費電力算出管理サーバ200にアクセスし、画像形成装置のスリープモード中の消費電力量を含めた累計消費電力量を取得し、操作部60に表示する。表示内容としては実施例1の表示内容(例えば図8)と同等のものとする。
<スリープモードへの移行・復帰時の処理>
上述したように、実施例2におけるスリープモードは、スリープ1とスリープ2の2種がある。
スリープ2は、前述したように実施例1で詳細に説明したスリープモードを指し、スリープモードへの移行・復帰時の電源供給処理は実施例1と同様となる。
また、スリープ1とは、実施例1のスリープモードに加え、電力供給ライン1282にも電力を供給している状態を指すものとし、その違い以外はスリープモードへの移行・復帰時の電源供給処理は実施例1と同様となる。
また、実際にスリープモードから通常モードへ移行、又は通常モードからスリープモードへ移行(復帰)する場合は、その処理とともに消費電力量に関わる処理が画像形成装置及び消費電力算出管理サーバ双方で実行される。それらの制御は、実施例1と異なり、以下の図14に示すフローチャートで説明する。
<消費電力量算出管理制御動作フロー>
以下、図14を用いて、実施例2におけるシステムの消費電力量算出管理に関わる制御動作を説明する。
図14は、実施例2の画像形成装置100〜102の動作及び消費電力算出管理サーバ200の動作を示すフローチャートである。
本実施例2では、実施例1と異なり、図14の動作フローは画像形成装置100〜102と消費電力算出管理サーバ200とで処理される。
なお、図14のS401〜S411の処理は、コントローラ1200内のCPU1201がHDD1204にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、図14のS421〜S431の処理は、消費電力算出管理サーバ200内のCPU1301がHDD1304にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、図14のフローチャートに示す処理は、任意の時間置きに繰り返し実行されるものとする。
まず、画像形成装置側の処理から説明する。
画像形成装置のCPU1201は、S401において、スリープ移行条件が成立したかどうかを判断する。なお、スリープ移行条件とは、具体的には前述してきたスリープ1又はスリープ2へ画像形成装置を移行させる条件を指す。この条件とは、例えば「通常モードにおいて各画像形成装置に印刷ジョブなどの動作指示が一定時間以上行われないこと」などである。さらに操作部60からユーザによって操作が一定時間以上行われないことなども条件に加味してもよい。上記条件が成立しないと判断した場合(S401でNo)、CPU1201は、S402へ処理を進める。
S402では、CPU1201は消費電力算出管理サーバ200からの要求を受信したかどうかを判断する。そして、消費電力算出管理サーバ200からの要求を受信したと判断した場合(S402でYes)、CPU1201はS403へ処理を進める。
S403では、CPU1201は、消費電力算出管理サーバ200からの要求を受けて電力計測値の取得をする。電力計測値とは、前述の計測消費電力量保持部1402に保持されている計測された消費電力量の値の累計値である。
S404では、CPU1201は、上記S403で取得した電力計測値を消費電力算出管理サーバ200へ送信する。また、このときCPU1201は、消費電力算出管理サーバ200が画像形成装置の機種を判別できるように機種判別情報を送信データに付与するものとする。なお、S402〜404の処理は、消費電力量管理プログラム1400内の計測消費電力量要求応答部1403をCPU1201が実行することにより処理される。上記S404の処理が終了すると、CPU1201は、画像形成装置側の処理を終了する。
一方、上記S402において、消費電力算出管理サーバ200からの要求を受信していないと判断した場合(S402でNo)、CPU1201はS411へ処理を進める。
S411では、CPU1201は、電力計測値の更新を実行する。具体的には、CPU1201は、計測消費電力量取得部1401を実行し、プリンタ部20に計測した消費電力量を要求、取得し、その取得した値を計測消費電力量保持部1402へ加算する。上記S411の処理が終了すると、CPU1201は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S401において、前述のスリープ移行条件が成立したと判断した場合(S401でYes)、CPU1201は、S405へ処理を進める。
S405では、CPU1201は、スリープモードへの移行の前準備として、上記S403と同様に電力計測値を計測消費電力量保持部1402から取得をする。
さらにS406にて、CPU1201は、スリープモードへの移行情報をスリープ1、スリープ2のどちらのスリープモードへの移行であるかを示す情報も加味して、消費電力算出管理サーバ200へ通知する。このときの通知内容には、上記S405で取得した電力計測値や機種判別情報も含むものとする。この処理により、画像形成装置のスリープモードへの移行時刻を消費電力算出管理サーバ200が適切に把握できるだけでなく、適切にスリープモードへ移行する直前までの消費電力量の情報が消費電力算出管理サーバ200に送信されることとなる。
次にS407において、CPU1201は、画像形成装置のスリープ移行処理を実行する。具体的には実施例1で説明したスリープモード移行処理(図5のS105)の実行となる。これにより、スリープモードへ移行し、CPU1201への電力供給は停止されることとなる。
S408では、スリープ復帰条件に関わる部分(操作部I/F1206、ネットワーク部1210、モデム部1211)が、スリープモードから復帰となる条件が成立したかどうかを判断する。なお、スリープモードから復帰となる条件とは前述の通り、ネットワーク部1210による印刷ジョブの受信や、モデム部1211によるファクシミリ通信の受信、または操作部I/F1206、操作部60による節電キー65の押下検知などである。
そして、上記S408においてスリープモードから復帰となる条件が成立しない場合(S408でNo)、スリープ復帰条件に関わる部分は、引き続きS408においてスリープモードから復帰となる条件が成立したかを監視しつづける。
一方、上記S408にてスリープモードから復帰となる条件が成立した場合(S408でYes)、スリープ復帰条件に関わる部分は、電力供給ライン1282をONにするよう制御信号線1285を介して電源制御部1280を制御する。これにより、電源制御部1280は、コントローラ1200のCPU1201を含む部分へ電力供給を再開する。
なお、スリープモードでもCPU1201へ電力供給が行われる構成の場合(例えば、スリープ1ではCPU1201へ電力供給が通常モードより低減されて行われる構成の場合)、上記S407のスリープ移行処理実行後もCPU1201への電力供給は行われる。CPU1201への電力供給が行われている場合、上記S408の判断処理も、CPU1201が実行するものとしてもよい。
電源供給が再開されたCPU1201は、S409において、スリープモードからの復帰処理を実行する。具体的には、CPU1201はRAM1202にバックアップされたシステムプログラムを利用した起動シーケンスを実行し、電源供給部40に画像形成装置100の各部への電力供給の再開を指示する。電源供給部40は、CPU1201からの命令を受け画像形成装置100の各部へ電力供給を再開する。これにより画像形成装置100は通常モードへと復帰する。
次にS410において、CPU1201は、画像形成装置のスリープモードからの復帰を消費電力算出管理サーバ200へ通知する。このときの通知内容には、画像形成装置の機種判別情報も含むものとする。この通対により、消費電力算出管理サーバ200は、画像形成装置のスリープ時間を適切に管理できるようになる。上記S410の処理が終了すると、CPU1201は、画像形成装置側の処理を終了する。
次に、消費電力算出管理サーバ側の処理について説明をする。
S421において、消費電力算出管理サーバ200のCPU1301は、スリープ移行情報を画像形成装置から受信したか否かを判断する。そして、スリープ移行情報を画像形成装置から受信していないと判断した場合(S421でNo)、CPU1301は、S422へ処理を進める。
S422では、CPU1301は、電力計測値の要求を目的の画像形成装置(スリープ状態ではない画像形成装置)へ送信する。これは、消費電力量算出管理プログラム1340内の消費電力量情報収集部1342の機能を実行することでインタフェース部1341を介して実現する。
次にS423において、CPU1301は、画像形成装置から電力計測値を受信すると、S424に処理を進める。なお、上記S423では、S404の画像形成装置側の説明で述べたように電力計測値とともに機種判別情報も受信することとなる。
S424では、CPU1301は、上記S423で受信した電力計測値を累計消費電力量保持部1346へ加算する(累計する)。累計消費電力量保持部1346には、画像形成装置ごとに消費電力量が管理されており、上記S424では機種判別情報を元に適切に目的の画像形成装置の消費電力量を更新する。更新とは、累計消費電力量保持部1346に保持される上記S423で受信したデータに含まれる機種判別情報に対応する画像形成装置の消費電力量の情報に、上記S423で受信した消費電力量の情報を新たに加算する(累計する)ことを指す。これにより累計消費電力量保持部1346には一定間隔で各画像形成装置の最新の総消費電力量の情報が保持されることとなる。なお、累計消費電力量保持部1346には、画像形成装置ごとの上記累計した消費電力量の情報のみでなく、上記S423で取得した消費電力量の情報も、毎回、取得した日時と紐付けられて画像形成装置ごとに追加保持されていくものとする。上記S424の処理が終了すると、CPU1301は、消費電力算出管理サーバ側の処理を終了する。
一方、上記S421において、スリープ移行情報を画像形成装置から受信したと判断した場合(S421でYes)、CPU1301は、S425へ処理を進める。
S425では、CPU1301は、上記受信したスリープ移行情報を元に累計消費電力量保持部1346に加算処理を行う。具体的には、CPU1301は、上記S421で受信したスリープ移行情報に含まれる画像形成装置のスリープ移行直前までの電力計測値の情報を、累計消費電力量保持部1346に保持される上記S421で受信したスリープ移行情報に含まれる機種判別情報に対応する画像形成装置の消費電力量の情報に加算(累計)する。なお、累計消費電力量保持部1346には、上記画像形成装置ごとの上記累計した消費電力量の情報のみでなく、上記S421で受信したスリープ移行情報に含まれる消費電力量の情報も、毎回、受信した日時と紐付けられて画像形成装置ごとに追加保持されていくものとする。
また、上記S425では、CPU1301は、上記スリープ移行情報を受信した時刻をRAM1302上もしくはHDD1304上に、上記スリープ移行情報に付加された機種判別情報が示す画像画像形成ごとに記憶しておく。
次に、S426では、CPU1301は、スリープ復帰の通知を上記S421で受信したスリープ移行情報の送信元の画像形成装置から受信したかどうかを判断する。そして、スリープ復帰の通知を上記画像形成装置から受信していないと判断した場合(S426でNo)、CPU1301は、S427へ処理を進める。
S427では、CPU1301は、サーバを管理・運用するユーザから消費電力算出管理サーバ200へ操作部1306を介して消費電力量の情報の表示要求があったかどうかを判断する。そして、上記消費電力量の情報の表示要求がないと判断した場合(S427でNo)、CPU1301は、上記S426へ処理を戻し、引き続きスリープ復帰の通知を受信したかの判断をする。
一方、上記S427において、上記消費電力量の情報の表示要求があったと判断した場合(S427でYes)、CPU1301は、S428へ処理を進める。
S428では、CPU1301は、上記S421でスリープ移行情報を受信した時刻から上記表示要求があった現在までの経過時間(差分)から、上記S421で受信したスリープ移行情報に対応する画像形成装置がスリープ中に消費した消費電力量を推定演算する。具体的には、CPU1301は、消費電力量算出管理プログラム1340上のスリープ時消費電力量推定部1344の処理を実行し、上記スリープ開始から現在までの経過時間とスリープ時消費電力テーブル1345を用いて推定演算を実行する。推定演算の詳細については、図11及び12で説明済みなのでここでは省略する。
次に、S429では、CPU1301は、後述する合算消費電力量を上記S427で受けた表示要求に従って操作部1306内の液晶ディスプレイなどに表示する。ここで合算消費電力量とは、上記S428で推定演算により求めた上記画像形成装置のスリープ中の消費電力量と、累計消費電力量保持部1346に保持されている上記画像形成装置のスリープ移行前までの消費電力量の合算値を指す。このような処理フローとすることで、消費電力算出管理サーバ200を管理・操作するユーザは、スリープ中の画像形成装置をスリープ復帰処理させることなく今現在までの消費電力量の情報を参照することができる。
一方、上記S426において、CPU1301が、スリープ復帰の通知を上記S421で受信したスリープ移行情報の送信元の画像形成装置から受信したと判断した場合(S426でYes)、CPU1301は、S430へ処理を進める。
S430では、CPU1301は、上記スリープ移行情報を受信した時刻から上記スリープ復帰の通知を受信した時刻までの経過時間(差分)から、上記画像形成装置がスリープ中に消費した消費電力量を推定演算する。具体的には、CPU1301は、消費電力量算出管理プログラム1340上のスリープ時消費電力量推定部1344の処理を実行し、上記スリープ開始からスリープ復帰までの経過時間とスリープ時消費電力テーブル1345を用いて推定演算を実行する。推定演算の詳細については、図11及び12で説明済みなのでここでは省略する。
次にS431では、CPU1301は、上記S430の電力推定演算により求めた消費電力量を、累計消費電力量保持部1346に加算処理する(累計する)。累計消費電力量保持部1346には、画像形成装置ごとに消費電力量が管理されており、上記S431では機種判別情報を元に適切に目的の画像形成装置の消費電力量を更新する。更新とは、累計消費電力量保持部1346に保持される上記S426で受信したスリープ復帰通知に含まれる機種判別情報に対応する画像形成装置の消費電力量の情報に、上記S430で推定演算した消費電力量の情報を新たに加算する(累計する)ことを指す。これにより、累計消費電力量保持部1346には画像形成装置から受信した電力計測値に加え、スリープ中に消費したと推定される電力量も加算された累計値が保持されることとなる。なお、累計消費電力量保持部1346には、画像形成装置ごとの上記累計した消費電力量の情報のみでなく、上記S430で推定演算した消費電力量の情報も、毎回、スリープ復帰した日時と紐付けられて画像形成装置ごとに追加保持されていくものとする。上記S431の処理が終了すると、CPU1301は、消費電力算出管理サーバ側の処理を終了する。
以上の手順により、消費電力量を計測するための消費電力を低減させながら適切に複数台の画像形成装置の消費電力量を消費電力算出管理サーバ200で管理することが可能となる。さらに、画像形成装置がスリープ中であった場合も、スリープ復帰させずに現在時刻までの消費電力量を算出して、操作部に表示し、ユーザが確認可能にすることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等プロセッサ)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
10 スキャナ
20 プリンタ
30 電力計測部
40 電源供給部
100 画像形成装置
1200 コントローラ
1201 CPU
1202 RAM
1204 HDD
1290 消費電力量管理プログラム
1291 計測消費電力量取得部
1292 推定消費電力量算出部
1293 累計消費電力量保持部
1294 スリープ時消費電力情報
1295 インタフェース部

Claims (10)

  1. 第1の電力モード又は前記第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードで動作する1又は複数の電子機器と、前記電子機器を管理する管理装置とがネットワークを介して通信可能に接続された電子機器管理システムであって、
    前記電子機器は、
    前記第1の電力モード中の前記電子機器の消費電力量を計測し、前記第2の電力モード中には、前記消費電力量の計測を行わない計測手段と、
    前記管理装置からの要求に応じて、前記計測手段で計測した消費電力量の情報を消費電力量通知として前記管理装置に通知する消費電力量通知手段と、
    前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行したこと、又は、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行したことを示す動作モード移行通知を前記管理装置に送信する動作モード通知手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記電子機器からの前記動作モード移行通知に応じて前記電子機器が前記第2の電力モードであるか前記第1の電力モードであるかを判断する電源状態管理手段と、
    前記電源状態管理手段により前記第1の電力モードであると判断された電子機器に対して、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を要求し、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を収集する収集手段と、
    前記電源状態管理手段により前記電子機器が前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行したと判断された電子機器の前記第2の電力モード中の消費電力量を、前記電子機器が前記第2の電力モードに移行してから前記第1の電力モードへ復帰するまでの経過時間を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記収集手段で収集した消費電力量と前記第1の算出手段で算出した消費電力量を前記電子機器ごとに合算して前記電子機器ごとの総消費電力量を算出する第2の算出手段と、
    を有することを特徴とする電子機器管理システム。
  2. 前記管理装置は、前記電子機器ごとに前記第2の電力モード中の単位時間当りの消費電力量の情報を予め記憶する記憶手段を有し、
    前記第1の算出手段は、前記経過時間と、前記記憶手段に前記電子機器ごとに記憶される前記電子機器の第2の電力モード中の単位時間当りの消費電力量の情報とを用いて、前記電子機器の前記第2の電力モード中の消費電力量を算出することを特徴とする請求項に記載の電子機器管理システム。
  3. 前記動作モード通知手段、及び、消費電力量通知手段は、前記通知に、前記電子機器の識別情報を含めることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の電子機器管理システム。
  4. 前記動作モード通知手段は、前記電子機器が前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する際には、前記計測手段で計測した消費電力量の情報を、前記動作モード移行通知に含めることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の電子機器管理システム。
  5. 前記第2の算出手段は、前記算出した前記電子機器ごとの総消費電力量を保持手段に保持するものであり、
    前記保持手段により保持されている前記電子機器ごとの総消費電力量の情報を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に電子機器管理システム。
  6. 前記第1の算出手段は、前記出力手段がデバイスの消費電力量の情報を出力する前に、前記電子機器の消費電力量を算出することを特徴とする請求項に記載の電子機器管理システム。
  7. 前記電子機器は、前記管理装置から前記電子機器の消費電力量の情報を取得して前記電子機器の表示手段に表示する消費電力量表示手段を有し、
    前記出力手段は、前記電子機器からの要求に応じて、前記保持手段に保持される前記電子機器の消費電力量の情報を前記電子機器に送信することを特徴とする請求項に記載の電子機器管理システム。
  8. 第1の電力モード又は前記第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードで動作する1又は複数の電子機器と、前記電子機器を管理する管理装置とがネットワークを介して通信可能に接続された電子機器管理システムの制御方法であって、
    前記電子機器は、
    前記第1の電力モード中の前記電子機器の消費電力量を計測し、前記第2の電力モード中には、前記消費電力量の計測を行わない計測ステップと、
    前記管理装置からの要求に応じて、前記計測ステップで計測した消費電力量の情報を消費電力量通知として前記管理装置に通知する消費電力量通知ステップと、
    前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行したこと、又は、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行したことを示す動作モード移行通知を前記管理装置に送信する動作モード通知ステップを有し、
    前記管理装置は、
    前記電子機器からの前記動作モード移行通知に応じて前記電子機器が前記第2の電力モードであるか前記第1の電力モードであるかを判断する電源状態管理ステップと、
    前記電源状態管理ステップで前記第1の電力モードであると判断された電子機器に対して、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を要求し、前記電子機器で計測された前記電子機器の前記第1の電力モード中の消費電力量を収集する収集ステップと、
    前記電源状態管理ステップで前記電子機器が前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ移行したと判断された電子機器の前記第2の電力モード中の消費電力量を、前記電子機器が前記第2の電力モードに移行してから前記第1の電力モードへ復帰するまでの経過時間を用いて算出する第1の算出ステップと、
    前記収集ステップで収集した消費電力量と前記第1の算出ステップで算出した消費電力量を前記電子機器ごとに合算して前記電子機器ごとの総消費電力量を算出する第2の算出ステップと、
    を有することを特徴とする電子機器管理システムの制御方法。
  9. 第1の電力モード又は前記第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードで動作する電子機器に設けられたコンピュータを、請求項乃至のいずれか1項に記載された電子機器の手段として機能させるためのプログラム。
  10. 第1の電力モード又は前記第1の電力モードより消費電力が少ない第2の電力モードで動作する電子機器を管理する管理装置に設けられたコンピュータを、請求項乃至のいずれか1項に記載された管理装置の手段として機能させるためのプログラム。
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