JP6007529B2 - 画像形成装置、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置およびプログラムに関する。
公報記載の従来技術として、中央演算装置やデバイス等のレジスタと、メモリ等の揮発性記憶装置と、不揮発メモリや外部記憶装置等の不揮発性記憶装置を持つプログラム実行型のコンピュータ装置において、該揮発性記憶装置をプログラム領域、データ領域、画像領域等の一時記憶領域、未使用領域に分割し、通常状態からスリープ状態又はシステム停止状態へ遷移する前に該データ領域及び該レジスタを該不揮発性記憶装置に格納し、スリープ状態又はシステム停止状態から通常状態へ遷移する際に格納した該データ領域と該レジスタ、及び該不揮発記憶装置にあらかじめ格納している実行形式のプログラムを展開し、該展開した情報を用いて復帰することを特徴とする、コンピュータ装置が存在する(特許文献1参照)。
特開2007−38580号公報
本発明は、読み書き可能な不揮発性レジスタを備える情報処理装置等にて、動作モード、省エネルギモード、停止モードの間における移行の際の誤動作の発生を軽減することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電源が供給されて動作状態にある動作モードと、当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードと、電源の供給がない停止モードと、を有し、画像を記録部材に形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、論理演算または算術演算をする演算手段と、前記演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶する記憶手段と、前記動作モードと前記省エネルギモードとの間の移行または当該動作モードと前記停止モードとの間の移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタに保持された複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する変更手段と、前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する他の変更手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、電源が供給されて動作状態にある動作モードと、当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードと、電源の供給がない停止モードと、を有し、論理演算または算術演算をする演算手段と、前記演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶する記憶手段と、前記動作モードと前記省エネルギモードとの間での移行または当該動作モードと前記停止モードとの間での移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタに保持された複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する変更手段と、前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する他の変更手段とを備える情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記変更手段は、外部に設けられた不揮発性メモリに記憶された変更するレジスタ値を指定するレジスタ情報を参照して、前記不揮発性レジスタのレジスタ値を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、変更する前記レジスタ値が、ユーザを識別する識別情報を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記不揮発性レジスタが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかで構成されていることを特徴とする請求項2ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、論理演算または算術演算をする機能と、演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶させる機能と、電源が供給されて動作状態にある動作モードと当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードとの間での移行または当該動作モードと電源の供給がない停止モードとの間での移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタにおける複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する機能と、前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、画像形成装置におけるモード間の移行の際の誤動作の発生を軽減できる。
請求項2の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、モード間の移行の際の誤動作の発生を軽減できる。
請求項3の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、変更するレジスタ値の指定が容易にできる。
請求項4の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、ユーザ情報の漏洩が抑制できる。
請求項の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、モード間における移行の際の立ち上げに要する時間がより抑制できる。
請求項6の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、モード間の移行の際の誤動作の発生を軽減できる。
本実施の形態が適用される画像形成システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置の構成の一例を示す図である。 不揮発性レジスタおよび不揮発性メインメモリの一部の構成を示す図である。 画像形成装置の動作モードと省エネルギモードとを比較する図である。 停止モードから動作モードに移行する場合を説明するフローチャートである。 動作モードから停止モードに移行する場合を説明するフローチャートである。 動作モードから省エネルギモードに移行する場合を説明するフローチャートである。 省エネルギモードから動作モードに移行する場合を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(画像形成システム)
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システムの構成の一例を示す図である。
この画像形成システムは、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を備えた所謂複合機として動作する画像形成装置100と、画像形成装置100に接続される通信回線200と、通信回線200に接続される端末装置300と、通信回線200に接続されるファクシミリ装置400と、通信回線200に接続されるサーバ装置500とを有している。
ここで、通信回線200は、インターネット回線や電話回線等によって構成されている。また、端末装置300は、通信回線200を介して、画像形成装置100に画像の形成等を指示するものであり、例えばPC(Personal Computer)で構成される。さらに、ファクシミリ装置400は、通信回線200を介して、画像形成装置100との間でファクシミリを送受信する。さらにまた、サーバ装置500は、通信回線200を介して、画像形成装置100との間でデータ(プログラムを含む)を送受信する。
また、画像形成装置100は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る画像読取部140と、紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成部130と、ユーザから電源のオン/オフ、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を用いた動作に関連する指示を受け付けるとともに、ユーザに対してメッセージを表示するユーザインタフェース(UI)120と、通信回線200を介して端末装置300、ファクシミリ装置400およびサーバ装置500との間でデータの送受信を行う送受信部150と、これら画像読取部140、画像形成部130、UI120および送受信部150の動作を制御する制御部である情報処理装置1とを備えている。そして、この画像形成装置100では、画像読取部140によってスキャン機能が実現され、画像形成部130によってプリント機能が実現され、画像読取部140および画像形成部130によってコピー機能が実現され、画像読取部140、画像形成部130および送受信部150によってファクシミリ機能が実現される。なお、送受信部150は、例えばインターネット回線用のものと電話回線用のものとを、別々に設けるようにしてもかまわない。
画像形成装置100は、画像読取部140から読み取った画像を、画像形成部130により紙等の記録部材に印刷する。
なお、画像形成部130は、レーザビーム、LEDなどにより感光体ドラムに潜像を書き込み、潜像をトナーで現像して記録材に転写する方式でもよく、インクジェットなどで記録材に像を形成する方式でもよい。画像読取部140は、受光素子アレイをスキャンさせる方式であってもよく、CCDなどの撮像素子で画像を読み取る方式でもよい。
また、画像形成装置100は、通信回線200を介して、画像形成装置100の外部に置かれた端末装置300、ファクシミリ装置400またはサーバ装置500から送信された画像などのデータを画像形成部130により記録部材に印刷する。
一方、画像形成装置100は、画像読取部140が読み取った画像などのデータを、送受信部150から通信回線200を介して画像形成装置100の外部に置かれた端末装置300および/またはファクシミリ装置400に送信する。
(画像形成装置100)
図2は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。
画像形成装置100は、図1に示したように、制御部としての情報処理装置1と、UI120と、画像形成部130と、画像読取部140と、送受信部150とを備えている。
なお、これらのUI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150のそれぞれを画像形成装置100の構成と表記し、これらをまとめて装置構成と表記する。
制御部としての情報処理装置1は、中央処理ユニット(以下ではCPUと表記する。)10、読み書き可能な不揮発性記憶素子から構成される不揮発性レジスタ14の特定のビットをリセットするリセットユニット25、同様に読み書き可能な不揮発性記憶素子から構成される不揮発性メインメモリ30、後述するデータ/アドレスバス41および外部バス42に接続されるバスブリッジ40、ユーザから情報処理装置1を制御するための信号などが入力されるUIIF(ユーザインプットインターフェース)50、インターネットや電話網などの通信回線に接続される通信IF(通信インターフェース)60、外部機器と接続されるIOIF(入出力インターフェース)70、シリアル通信が行なわれるSBIF(シリアルバスインターフェース)80、電源ユニット90を備えている。
さらに、情報処理装置1は、データ/アドレスバス41、外部バス42を備えている。
ここでは、UI120は情報処理装置1のUIIF50に、画像形成部130は情報処理装置1のIOIF70に、画像読取部140はSBIF80に、そして送受信部150は、通信IF60にそれぞれ接続されている。
不揮発性記憶素子は、情報(“1”/“0”)を保持する機能(記憶機能)を有する素子をいう。「揮発性」とは、電源の供給がある場合には情報(“1”/“0”)を保持する機能(記憶機能)を有するが、電源の供給がなくなった場合には情報(“1”/“0”)を保持する機能(記憶機能)が失われる、つまり保持ができなくなることをいう。これに対して、「不揮発性」とは、電源の供給がある場合に加え、電源の供給がなくなった場合においても、情報(“1”/“0”)を保持(記憶)し続ける機能(記憶機能)を有していることをいう。
この情報処理装置1は、不揮発性メインメモリ30を備え、揮発性メインメモリを備えていないとして説明する。なお、揮発性メインメモリを備えていてもよい。不揮発性メインメモリ30を不揮発性メモリと称することがある。
そして、不揮発性メインメモリ30は、オペレーションシステム(以下ではOSと表記する。)、アプリケーションプログラム(以下ではプログラムと表記する。)、テキスト、定数、変数などを保持する。また、不揮発性メインメモリ30は、一時的にデータなどを保持する作業領域(ワークエリア)としても使用される。なお、OSを必要としない場合もある。
なお、不揮発性メインメモリ30は、CPU10から番地(アドレス)を指定して、その番地(アドレス)で指定された不揮発性メインメモリ30の領域に保持された情報(“1”/“0”)を直接読み書き(アクセス)できる。
次に、CPU10の構成を説明する。
CPU10は、演算手段の一例としての論理演算及び算術演算を行うALU(Arithmetic Logical Unit:論理算術演算ユニット)11、同様に演算手段の一例としての浮動小数点演算を行うFPU(Floating Point Unit:浮動小数点演算ユニット)12、割り込み処理を行う割込ユニット13(Interrupt Unit)を備えている。さらに、CPU10は、これらの演算および処理を実行するにあたってデータ、番地(アドレス)などを保持(記憶)する不揮発性レジスタ14を備えている。ここでは、不揮発性レジスタ14が保持するデータ、番地(アドレス)などをまとめてレジスタ値と表記する。
以下では、このCPU10は、不揮発性レジスタ14を備え、揮発性レジスタを備えないとして説明する。なお、揮発性レジスタを備えていてもよい。
また、CPU10は、データの読み出し(ロード)および保持(ストア)を制御するL/Sユニット(ロード/ストアユニット)15、命令を復号(デコード)する命令ユニット16を備えている。
さらにまた、CPU10は、データをキャッシュするデータキャッシュ17、命令をキャッシュする命令キャッシュ18、バスブリッジ40と接続されるバスIF(バスインターフェイス)19を備えている。
そして、CPU10は、上述のALU11、FPU12、割込ユニット13、不揮発性レジスタ14、L/Sユニット15、命令ユニット16、データキャッシュ17、命令キャッシュ18、バスIF19を制御する制御ユニット20を備えている。制御ユニット20は変更手段の一例である。なお、リセットユニット25は、他の変更手段の一例である。
そしてまた、CPU10は、ALU11、FPU12、割込ユニット13、不揮発性レジスタ14、L/Sユニット15、命令ユニット16、制御ユニット20に接続され、これらの間において、データまたは命令を入出力するための内部バス22を備えている。
ここでは、CPU10を構成するALU11、FPU12、割込ユニット13、不揮発性レジスタ14、L/Sユニット15、命令ユニット16、データキャッシュ17、命令キャッシュ18、バスIF19、制御ユニット20、内部バス22は、例えばシリコンで構成された一個の半導体チップとして構成されているとする。なお、これらのユニットのうちのいくつかまたはこれらのユニットの一部などが他の半導体チップなどで構成され、CPU10の外部に置かれてもよい。
本実施の形態におけるCPU10では、データキャッシュ17、命令キャッシュ18などは、電源の供給がある場合には情報(“1”/“0”)を保持する記憶機能を有しているが、電源の供給がなくなった場合には保持できなくなる。ALU11、FPU12は、内部に演算レジスタを有し、電源の供給がある場合には情報(“1”/“0”)を保持する記憶機能を有しているが、電源の供給がなくなった場合には記憶機能が失われ、保持できなくなる。割込ユニット13、命令ユニット16、バスIF19、制御ユニット20なども、それぞれ内部にレジスタを有し、電源の供給がある場合には情報(“1”/“0”)を保持する記憶機能を有しているが、電源の供給がなくなった場合には記憶機能が失われ、保持できなくなる。バスブリッジ40、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80も同様である。
次に、情報処理装置1における接続関係を説明する。
CPU10のバスIF19は、データ、番地(アドレス)、命令などが双方向に送受信可能なように、バスブリッジ40に接続されている。
そして、バスブリッジ40には、データ/アドレスバス41および外部バス42が接続されている。そして、データ/アドレスバス41には、不揮発性メインメモリ30が接続されている。
データ/アドレスバス41は、アドレスバスとデータバスとを備えている。
アドレスバスは、CPU10が不揮発性メインメモリ30の番地(アドレス)を指定(アクセス)する信号を送信するための信号線であって、例えば32ビット幅でアクセスする場合には、アドレスバスは32本の信号線から構成されている。
また、データバスは、番地(アドレス)で指定された不揮発性メインメモリ30の領域からデータや命令を読み出すため、データや命令を信号として送信する信号線である。また、番地(アドレス)で指定された不揮発性メインメモリ30の領域にデータを書き込むため、データを信号として送信する信号線でもある。すなわち、不揮発性メインメモリ30の番地(アドレス)が指定されると、不揮発性メインメモリ30からデータまたは命令を読み出したり、不揮発性メインメモリ30にデータを書き込んだりできる。
例えば32ビット幅でデータまたは命令の送受信をする場合には、データバスは32本の信号線から構成されている。
このように、不揮発性メインメモリ30は、CPU10がアクセス可能な空間(アドレス空間)(例えば番地(アドレス)が32ビットの場合は4Gの空間)に配置され、番地(アドレス)で指定された不揮発性メインメモリ30の領域から予め設定されたビット幅(例えばビット幅が32ビットの場合は4バイト)のデータまたは命令がビット並列で送受信される。
ここでは、データ/アドレスバス41は、データバスとアドレスバスとが分けられて構成されているとして説明したが、データバスおよびアドレスバスのそれぞれの一部または全部を共用するように構成されてもよい。
外部バス42には、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80が接続されデータや命令などが送受信可能に接続されている。
そして、外部バス42も、データ/アドレスバス41と同様に、データや命令などを送受信するビット幅に対応した数の信号線から構成されている。
電源ユニット90は、CPU10、リセットユニット25、バスブリッジ40、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80のそれぞれに電源を供給するように接続されている。なお、図1において、電源ユニット90から電源を供給する配線(ライン)の表記を省略する。
また、電源ユニット90は、後述する省エネルギモードの場合に、オンである給電制御部90aを備えている。そして、給電制御部90aは、UI120または送受信部150から信号を受信できるように、UI120および送受信部150と接続されている。さらに、給電制御部90aは、オンである場合にリセットユニット25に電源を供給するように接続されている。
上記においては、電源ユニット90は、給電制御部90aを備えるとしているが、以下の説明では、給電制御部90aと分けて説明するため、電源ユニット90は給電制御部90aを含まない部分を指すとして説明する。さらに、電源スイッチをオンにすると、まず給電制御部90aがオンになり、その後、給電制御部90aを除く電源ユニット90がオンになるとする。
次に、CPU10の内部の接続関係を説明する。
CPU10の内部バス22には、ALU11、FPU12、割込ユニット13、不揮発性レジスタ14、L/Sユニット15、命令ユニット16、制御ユニット20が並列に接続されている。そして、ALU11、FPU12、割込ユニット13、不揮発性レジスタ14、L/Sユニット15、命令ユニット16、制御ユニット20と内部バス22との間で、データ、番地(アドレス)などが双方向に送受信できるようになっている。
内部バス22は、データ、番地(アドレス)などが送受信されるビット幅、例えば32ビットである場合にはビット幅に対応した32本の信号線から構成されている。
データキャッシュ17は、データが双方向に送受信できるようにL/Sユニット15に接続されている。さらに、データキャッシュ17は、不揮発性メインメモリ30とデータが双方向に送受信できるように、バスIF19に接続されている。
命令キャッシュ18は命令を命令ユニット16に送信できるように接続されている。また、命令キャッシュ18は不揮発性メインメモリ30から命令を受信できるようにバスIF19に接続されている。
ここで、内部バス22、データ/アドレスバス41、外部バス42を比較すると、内部バス22は半導体チップに構成されていて、最も高速にデータ、番地(アドレス)などの送受信ができる。次に、データ/アドレスバス41が高速であって、不揮発性メインメモリ30とのデータ、番地(アドレス)などの送受信が高速に行えるようになっている。そして、外部バス42が最も遅い。
前述したように、不揮発性レジスタ14および不揮発性メインメモリ30は、読み書き可能な不揮発性記憶素子により構成され、電源ユニット90からの電源の供給がある場合に加え、電源の供給がなくなった場合においても、情報(“1”/“0”)を保持する(保持し続ける)記憶機能を有している。
以下、揮発性記憶素子と比較しながら、不揮発性記憶素子を説明する。なお、これらにおける「素子」は、記憶の単位(主にビット)であるセルを構成するもの(単位素子)に加え、セルを集合して構成された部品(後述するDRAMなど)および装置(後述するHDD)も表記するものとする。
揮発性記憶素子の例としては、静電容量(キャパシタ)に蓄えられた電荷の有無により情報(“1”/“0”)を保持するDRAM(dynamic RAM)、フリップフロップ(FF)によるラッチ効果によって、情報(“1”/“0”)を保持するSRAM(static RAM)がある。これらは、半導体チップに、記憶の単位であるセルがマトリクス状に配置されている。そして、セル間に格子状に設けられた配線とその配線に接続されて形成された駆動回路とにより、任意のセルにアクセスでき、情報(“1”/“0”)を読み書きできる。このため、これらはRAM(random access memory)と呼ばれている。
DRAMは、セルの大きさがSRAMに比べて小さく、高集積化に向くので、大容量であることが求められる揮発性メインメモリとして用いられる。ただし、DRAMでは、時間の経過とともに静電容量に蓄積された電荷が減衰する。このため、保持した情報(“1”/“0”)が時間の経過によって失われないよう、予め定められた時間間隔で、電荷を元に戻すリフレッシュが行われる。
SRAMは、フリップフロップ(FF)によるラッチ効果により、情報(“1”/“0”)が保持される。SRAMはセルの大きさがDRAMに比べて大きいが、DRAMに比べ高速に読み書きができる。
一方、不揮発性記憶素子には、磁極の向きにより情報(“1”/“0”)を保持する磁性媒体を円板上に形成したHDD(ハードディスクドライブ)がある。HDDは、大容量であるが機械的機構によって情報(“1”/“0”)を読み書きするため、情報(“1”/“0”)の読み書き速度(アクセス速度)が遅い。
また、不揮発性記憶素子には、MOSトランジスタのゲート電極(フローティングゲート)に蓄積した電荷の有無により情報(“1”/“0”)を保持するフラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などがある。フラッシュメモリおよびEEPROMは、電気的に状態(“1”/“0”)の読み書きができるが、前述のSRAM、DRAMに比べ、読み書き速度が、特に書き込み速度が遅い。そして、フラッシュメモリ、EEPROMは、書き換え回数に制限がある。
さらに、不揮発性記憶素子には、磁気メモリ(magnetoresistive RAM:MRAMと表示する。)、強誘電体メモリ(ferroelectric RAM:FeRAMと表記する。)、相変化メモリ(phase change RAM:PRAMと表記する。)、抵抗メモリ(resistance RAM:ReRAMと表記する。)などがある。
MRAMは、2枚の磁性積層膜をトンネル磁気抵抗膜で挟み、重ねた磁性積層膜の磁化のなす相対角度によりトンネル磁気抵抗膜の抵抗が変化する磁気抵抗(magnetoresistive:MR)効果を用いて情報(“1”/“0”)を保持する。FeRAMは、PZT(Pb(Zr、Ti)O)などの強誘電体の分極を用いて情報(“1”/“0”)を保持する。PRAMは、カルコゲナイドの相変化にともなう抵抗変化により情報(“1”/“0”)を保持する。ReRAMは、電圧の印加による電気抵抗の大きな変化(CER(colossal electro−resistance)効果)を利用し、抵抗変化により情報(“1”/“0”)を保持する。
これらの不揮発性記憶素子(MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAM)は、DRAM、SRAMと同様に半導体基板上にセルをマトリクス状に高密度に配置でき、一体形成された駆動回路により高速な読み書きができる。さらに、書き換え回数の制限が原理的にない、または書き換え可能な回数が極めて大きい(以下では、書き換え回数の制限が小さいと表記する)。
このため、これらの不揮発性記憶素子(MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAM)は、SRAM、DRAMと同様にメインメモリ(不揮発性メインメモリ30)、レジスタ(不揮発性レジスタ14)などに適用しやすい。
本実施の形態では、不揮発性レジスタ14および不揮発性メインメモリ30を一例としてMRAMで構成されているとして説明する。なお、MRAM以外のFeRAM、PRAM、ReRAMで構成してもよい。
情報処理装置1の動作を説明する。
情報処理装置1のCPU10は制御ユニット20の制御に基づいて、不揮発性メインメモリ30から、バスブリッジ40、バスIF19を介して、命令(コマンド)、番地(アドレス)、データなどを読み出す。そして、番地(アドレス)、データはデータキャッシュ17およびL/Sユニット15を介して不揮発性レジスタ14に書き込まれる。同様に、命令は、命令キャッシュ18を介して、命令ユニット16に送られ、命令ユニット16にて解読(デコード)される。そして、ALU11またはFPU12の実行する演算を指定する。
ALU11またはFPU12は、不揮発性レジスタ14に書き込まれたデータ、番地(アドレス)などを用いて、指定された演算を実行する。そして、演算の結果、得られたデータ、番地(アドレス)などを、不揮発性レジスタ14に書き込むとともに、L/Sユニット15、データキャッシュ17、バスIF19、バスブリッジ40を介して、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80に送信し、それぞれに接続されたUI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150を制御する。
なお、割込ユニット13は、UI120がユーザから電源のオン/オフ、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を用いた動作に関連する指示を受け付けると、制御ユニット20に割り込みが発生したことを通知する。制御ユニット20は、発生した割り込みに対応する命令、データなどを上述したように不揮発性メインメモリ30から取得し、割込み処理を実行する。
なお、リセットユニット25の機能は、不揮発性レジスタ14とともに説明する。
画像形成装置100には、すべての機能が動作可能な状態(オン状態)である動作モードと、一部の機能(UIIF50、通信IF60、電源ユニット90の給電制御部90a)が動作可能な状態(オン状態)で他のほとんどの機能が停止した状態(オフ状態)である省エネルギモードとが設けられる。省エネルギモードの画像形成装置100は、通信回線200を介してファクシミリを受信したとき、またはユーザから使用を開始する信号を受信したときなどに動作モードに復帰する。
また、画像形成装置100のすべての機能が停止した状態を停止モードと表記する。
動作モード、省エネルギモードおよび停止モードについては、後に詳述する。
図3は、不揮発性レジスタ14および不揮発性メインメモリ30の一部の構成を示す図である。図3(a)は、不揮発性レジスタ14の構成を、図3(b)は不揮発性メインメモリ30の一部の構成を示している。
前述したように、本実施の形態では、不揮発性メインメモリ30は、OS、プログラム、テキスト、定数、変数などを保持する。また、不揮発性メインメモリ30は、一時的にデータなどを保持する作業領域(ワークエリア)としても使用される。しかし、図3(b)に示す不揮発性メインメモリ30は、不揮発性レジスタ14に関係する情報を記憶する領域の構成を示している。
まず、不揮発性レジスタ14を説明する。不揮発性レジスタ14は、例えばそれぞれが32ビットのデータを保持することができるレジスタReg0、Reg1、Reg2、…を備えている。なお、レジスタReg0、Reg1、Reg2、…をそれぞれ区別しないときはレジスタRegと表記する。また、レジスタReg0、Reg1、Reg2、…のそれぞれが保持するレジスタ値は、レジスタ値Reg0、Reg1、Reg2、…とレジスタRegと同じ符号を使って表記し、それぞれを区別しないときは、レジスタ値Regと表記する。
そして、レジスタReg0、Reg1、Reg2、…は、それぞれレジスタ番地R0、R1、R2、…で区別される。レジスタ番地R0、R1、R2、…をそれぞれ区別しないときはレジスタ番地Rと表記する。なお、図3(a)では、例えばレジスタ番地R0(0x8100)と表記し、具体的なレジスタ番地“0x8100”を例として示している。なお、“0x”は16進数であることを示す。
ここでは、レジスタReg0には、電源フラグPfが格納される。電源フラグPfにはオフ(“0”)またはオン(“1”)が設定される。オフ(“0”)に設定されていると、画像形成装置100は後述する動作モードである。一方、オン(“1”)に設定されると、画像形成装置100は動作モードから後述する省エネルギモードに移行する。
なお、画像形成装置100の停止モードから動作モードへの立ち上げの際、および省エネルギモードから動作モードへの復帰の際において、電源フラグPfはオフ(“0”)に設定されることが必要である。電源フラグPfがオン(“1”)のままであると、動作モードに移行できない。
また、レジスタReg1には終了フラグPsが格納される。終了フラグPsにはオフ(“0”)またはオン(“1”)が設定される。画像形成装置100に電源が供給され動作状態にあるときは、終了フラグPsはオフ(“0”)に設定される。そして、画像形成装置100への電源の供給が停止(オフに)される際、予め定められた手順にしたがって電源ユニット90が電源の供給をオフにする。この場合には、電源の供給をオフにする直前に、終了フラグPsはオフ(“0”)からオン(“1”)に設定される。
一方、電源ユニット90への電源の供給が停止したときなど、予め定められた手順にしたがって電源ユニット90が電源の供給を停止しなかった場合には、終了フラグPsは、オフ(“0”)からオン(“1”)に設定されることなく、オフ(“0”)が維持される。
電源ユニット90への電源の供給が停止したときとは、停電、瞬電または電源プラグが不用意に抜かれるなどの予期しない場合が対応する。
さらに、レジスタReg2には、構成ステータスStが格納される。構成ステータスStは、この画像形成装置100に装着され得る各構成に対し、その構成が存在している場合にはオン(“1”)が設定され、その構成が存在していない場合にはオフ(“0”)が設定される。すなわち、構成ステータスStを参照することにより、画像形成装置100に装着されている構成が分かる。なお、画像形成装置100が前回起動された際の装置構成を「前回の装置構成」と表記し、今回起動された際の装置構成を「今回の装置構成」と表記する。
そして、レジスタReg3には識別情報ID(Identification)、レジスタReg4にはカレンダ情報、レジスタReg5にはパラメータ、レジスタReg6にはプログラムカウンタPCが格納される。
これ以降(レジスタReg7以降)には、ALU11、FPU12が演算に用いるデータ、番地(アドレス)などが格納される。識別情報ID、カレンダ情報、パラメータ、プログラムカウンタPCについては後述する。
なお、プログラムカウンタPCは、CPU10が次に実行する命令が格納された不揮発性メインメモリ30の番地(アドレス)である。プログラムカウンタPCの番地(アドレス)を順次更新することで、情報処理装置1は処理を実行する。
なお、上述した電源フラグPfおよび終了フラグPsは、それぞれがオフ(“0”)とオン(“1”)との2値であって、1ビットで表される。よって、電源フラグPfおよび終了フラグPsを、1つのレジスタRegの異なるビットに設定してもよい。また、電源フラグPfおよび終了フラグPsを、他のデータ、番地(アドレス)などを格納するレジスタRegにおいて、データ、番地(アドレス)などの格納に用いられないビットに設定してもよい。
そして、電源フラグPfを格納するレジスタReg0は、リセットユニット25と接続されている。
次に、図3(b)により、不揮発性メインメモリ30の不揮発性レジスタ14に関係する情報(レジスタ情報)を記憶する領域の構成を説明する。この領域は、不揮発性レジスタ14と同様に、番地(メモリ番地M)を指定することで、予め定められたビット数のデータを読み出すことができるようになっている。
ここでは、メモリ番地Mを指定することで1度に読み出すことができるデータのビット数を、一例として、不揮発性レジスタ14におけるレジスタRegのビット数の倍の64ビットとする。
本実施の形態では、この領域は5個のレジスタ情報群G1、G2、G3、G4、G5に分けられている。レジスタ情報群G1の先頭はメモリ番地M00、レジスタ情報群G2の先頭はメモリ番地M10、レジスタ情報群G3の先頭はメモリ番地M20、レジスタ情報群G4の先頭はメモリ番地M30、レジスタ情報群G5の先頭はメモリ番地M40である。なお、レジスタ情報群G1、G2、G3、G4、G5をそれぞれ区別しないときは、レジスタ情報群Gと、メモリ番地M00、M10、M20、M30、M40などをそれぞれ区別しないときはメモリ番地Mと表記する。
そして、図3(b)では、例えばメモリ番地M00(0x1000)と表記し、具体的なメモリ番地“0x1000”を例として示している。
不揮発性メインメモリ30の各メモリ番地Mには、不揮発性レジスタ14のレジスタ番地Rと初期化するための初期値D(図3(b)におけるD00、D01、D02、D04を区別しないときにDと表記する。)とを組にして格納している。例えば、メモリ番地M00の上位32ビットにはレジスタ番地R3(0x8103)が、下位32ビットに初期値D01が格納されている。
これらのレジスタ番地Rと初期値Dとの組は、レジスタ番地Rで指定されたレジスタRegのレジスタ値Regを、初期値Dで書き換える(変更する)ことを指示する。
なお、初期値Dを例えば“0x0000”または“0xFFFF”とすれば、すべてのビットを“0”または“1”に設定することになり、レジスタ値Regを消去することと同様になる。よって、レジスタ値Regを消去することも初期値Dで書き換えると表記する。
そして、レジスタ情報群G1は、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)に、レジスタ情報群G2は、動作モードから停止モードに移行する際(ケース2)に、レジスタ情報群G3は、動作モードから省エネルギモードに移行する際(ケース3)に、レジスタ情報群G4は、省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)において、レジスタ値Regを書き換えるレジスタRegのレジスタ番地Rおよび書き換える初期値Dを示している。
さらに、レジスタ情報群G5は、情報処理装置1を初めて動作させる状態にする(初期化する)際(ケース5)において、レジスタ値Regを書き換えるレジスタRegのレジスタ番地Rおよび書き換える初期値Dを示している。
これらの詳細については、後述する画像形成装置100の動作において説明する。
このような画像形成装置100は、使用されないときは通電されていないことが好ましい。そして、使用しようとするときに速やかに動作可能になることが望ましい。
そこで、本実施の形態の画像形成装置100には、前述したように、電源が供給されて動作可能な状態(オン状態)である動作モードと、一部の機能のみが動作可能な状態(オン状態)で他のほとんどの機能が停止した状態(オフ状態)にあって消費電力が動作モードに比べて少ない省エネルギモードとが設けられる。省エネルギモードの画像形成装置100は、通信回線200を介してファクシミリを受信したとき、またはユーザから使用を開始する信号を受信したときなどに動作モードに復帰する。
なお、電源が供給されていないときは停止モードである。
省エネルギモードを、図2を参照して説明する。
省エネルギモードにおいて、省エネルギの効果を高めるためには、制御部である情報処理装置1のCPU10、不揮発性メインメモリ30、バスブリッジ40、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80もオフ状態になっていることが好ましい。さらに、電源ユニット90もオフ状態になっていることが好ましい。すなわち、省エネルギモードでは、UI120、送受信部150、電源ユニット90の給電制御部90aがオン状態になっていて、情報処理装置1のCPU10、不揮発性メインメモリ30、バスブリッジ40、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80、電源ユニット90の給電制御部90aを除く部分、および画像形成部130、画像読取部140がオフ状態になっている。
そして、UI120および送受信部150のそれぞれから情報処理装置1の電源ユニット90の給電制御部90aに信号が送られるように信号線が設けられている。
電源ユニット90に設けられた給電制御部90aは、UI120または送受信部150からの信号を受信して、電源ユニット90をオンにして、オフ状態であった情報処理装置1のCPU10、不揮発性メインメモリ30、バスブリッジ40、UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80および画像形成部130、画像読取部140に電源の供給を再開する。
すなわち、省エネルギモードにあっても、UI120、送受信部150および情報処理装置1の電源ユニット90の給電制御部90aには、不図示の電源から電源が供給されている。
なお、情報処理装置1の電源ユニット90が画像形成部130、画像読取部140に電源を供給するとしたが、給電制御部90aと同様な給電制御部を備え、UI120または送受信部150からの信号により、画像形成部130および画像読取部140に電源の供給を再開するようにしてもよい。
図4は、画像形成装置100の動作モードと省エネルギモードとを比較する図である。図4(a)は動作モード、図4(b)は省エネルギモードを示している。オン状態にある部分を実線で囲むとともに網点を付して示している。一方、オフ状態にある部分を破線で囲って示している。
図4(a)に示す動作モードでは、情報処理装置1、UI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150がすべてオン状態にある。一方、図4(b)に示す省エネルギモードでは、UI120、送受信部150、情報処理装置1の電源ユニット90の給電制御部90aがオン状態にあって、画像形成部130、画像読取部140、電源ユニット90の給電制御部90aを除く情報処理装置1がオフ状態(休止状態)になっている。
省エネルギモードにある期間に、画像読取部140がスキャナである場合、ユーザが画像形成装置100を使用するためスキャナの上蓋を持ち上げるとする。スキャナの上蓋はUI120の一つであるので、ユーザがスキャナの上蓋を持ち上げることにより、UI120から、画像形成装置100を起動することを指示する信号が情報処理装置1の電源ユニット90の給電制御部90aに送られる。これにより、電源ユニット90がオンになる。そして、情報処理装置1、画像形成部130、画像読取部140にも電源ユニット90から電源が供給され、それぞれが動作状態になる。
このようにして、画像形成装置100は、動作モードに戻る。
同様に、省エネルギモードにある期間に、通信回線200を介してファクシミリ装置400からデータを受信すると、送受信部150が検知して、画像形成装置100を起動することを指示する信号が情報処理装置1の電源ユニット90の給電制御部90aに送られる。これにより、電源ユニット90がオンになる。そして、上述した場合と同様に、情報処理装置1、画像形成部130、画像読取部140にも電源ユニット90から電源が供給され、それぞれが動作状態になる。
このようにして、画像形成装置100は、動作モードに戻る。
以上では省エネルギモードから動作モードに移行する場合について説明した。
UI120、送受信部150、電源ユニット90の給電制御部90aを含めてすべてがオフ状態の停止モードから動作モードに移行する際は、電源ユニット90がオンにされることにより、情報処理装置1、UI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150に電源ユニット90から電源が供給されることで、それぞれが動作状態になる。
また、動作モードから停止モードに移行する際は、電源ユニット90が情報処理装置1、UI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150への電源の供給を停止し、電源ユニット90もオフになる。
なお、動作モードから停止モードへの移行および動作モードから省エネルギモードへの移行においては、電源ユニット90は、予め定められた電源の供給を停止する手順にしたがって、それぞれの構成に対して電源の供給を停止する。
さて、本実施の形態では、電源を供給しなくとも情報を記憶することができる不揮発性レジスタ14を用いているので、電源の供給をされていた際に記憶させたレジスタ値Regを記憶している。このため、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)において、不揮発性レジスタ14には、停止モードに移行する前または省エネルギモードに移行する前に各レジスタRegに格納されたレジスタ値Regが保持されている。
しかし、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)において、保持されているレジスタ値Regをそのまま使用すると、不都合を生じる場合がある。不都合を生じるレジスタ値Regは、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)において、消去または別の値(初期値D)に設定(初期化)されている必要がある。
このような不都合を生じるレジスタ値として、例えば、ユーザ(個人など)を識別する情報である識別情報ID(Identification)がある。例えば、画像形成装置100において、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)に、レジスタReg3に保持された識別情報IDが消去されていないと、停止モードに移行する前または省エネルギモードに移行する前のユーザの識別情報IDが使用できてしまう。すなわち、ユーザの識別ができないばかりでなく、ユーザデータ(顧客情報など)の流出を招いてしまう。
このため、識別情報IDは、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)に、消去または初期化する必要がある。なお、動作モードから停止モードに移行する際(ケース2)、動作モードから省エネルギモードに移行する際(ケース3)に消去または初期化してもよい。
また、不都合を生じるレジスタ値として、年月日および時刻などのカレンダ情報がある。停止モードにある期間または省エネルギモードにある期間では、カレンダ情報を格納するレジスタReg4のレジスタ値Regは更新されない。このため、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)に消去または初期化する必要がある。なお、消去した後に、情報処理装置1に設けられたタイマ(不図示)等よりカレンダ情報を新たに取得して、カレンダ情報を格納するレジスタReg4のカレンダ情報を設定することとなる。
そして、不都合を生じるレジスタ値として、前述した電源フラグPfがある。電源フラグPfはオフ(“0”)からオン(“1”)になると、画像形成装置100は省エネルギモードに移行する。よって、電源フラグPfがオン(“1”)のままであると、動作モードに復帰できない。よって、動作モードに復帰する際に、電源フラグPfをオン(“1”)からオフ(“0”)に設定することが必要となる。これは、情報処理装置1のCPU10によって設定することができない。よって、給電制御部90aに接続されたリセットユニット25を用いて、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)に、電源フラグPfをオン(“1”)からオフ(“0”)に設定する必要がある。
そしてまた、不都合を生じるレジスタ値として、例えば画像形成部130に設けられた紙等を保持するトレイに収納されている紙の量やサイズがある。省エネルギモードの期間または停止モードの期間に、トレイが引き出されて紙の量の増減やサイズの変更が行われることがある。このような場合に、紙の量やサイズを保持するレジスタRegのレジスタ値Regが、省エネルギモードに移行する前または停止モードに移行する前のレジスタ値Regであると、画像形成装置100に誤動作が生じる。
よって、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)および省エネルギモードから動作モードに復帰する際(ケース4)に、画像形成部130の用紙トレイにおける紙の量やサイズなど、各構成に関するパラメータが格納されたレジスタRegのレジスタ値Regを消去または初期化する必要がある。なお、これらのレジスタ値Regは、動作モードから停止モードに移行する際(ケース2)または動作モードから省エネルギモードに移行する際(ケース3)において、消去または初期化してもよい。
なお、消去した後に、トレイに収納された紙の量や紙のサイズなどを画像形成部130から新たに取得して、これらのレジスタ値Regを設定することとなる。
さらに、不都合を生じるレジスタ値として、構成ステータスStがある。停止モードの期間に、画像形成装置100に設けられたUI120、画像形成部130、画像読取部140、送受信部150などの構成が変更された場合には、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)に検知した装置構成(今回の装置構成)と不揮発性レジスタ14のレジスタReg2に格納されている構成ステータスSt(前回の装置構成)とが不一致になる。このような場合には、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)に、レジスタReg2に格納された構成ステータスStを消去することが必要となる。そして、検出した今回の装置構成を構成ステータスStとしてレジスタReg2に設定することとなる。これに伴って、画像形成装置100の動作の制御に関係するすべてのレジスタRegのレジスタ値Regを消去または初期化する必要がある。
さらにまた、不都合を生じるレジスタ値として、終了フラグPsがある。画像形成装置100が動作モードから停止モードに移行する際(ケース2)に、予め定められた手順によらなかった場合には、終了フラグPsがオフ“0”になっている。この場合、情報処理装置1は正常な状態にない恐れがある。よって、画像形成装置100を、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)に、不揮発性レジスタ14に記憶されたレジスタ値Regで動作させると、誤動作を生じる恐れがある。終了フラグPsがオフ“0”である場合は、停止モードから動作モードに移行する際(ケース1)に、プログラムカウンタPCが格納されたレジスタReg6など、画像形成装置100の動作の制御に関係するすべてのレジスタRegのレジスタ値Regを消去または初期化する必要がある。
よって、図3(a)の不揮発性レジスタ14では、電源フラグPf(レジスタReg0)、終了フラグPs(レジスタReg1)、構成ステータスSt(レジスタReg2)、識別情報ID(レジスタReg3)、カレンダ情報(レジスタReg4)、パラメータ(レジスタReg5)、プログラムカウンタPC(レジスタReg6)を例として示している。
なお、上記のレジスタ値Regは例であって、他のレジスタ値Regが含まれてもよい。
(情報処理装置1の動作)
次に、情報処理装置1の動作を説明する。
以下では、停止モードから動作モードに移行するケース1、動作モードから停止モードに移行するケース2、動作モードから省エネルギモードに移行するケース3、省エネルギモードから動作モードに復帰するケース4について説明する。情報処理装置1を初めて動作させる状態にする(初期化する)ケース5については、終了フラグがオフ(“0”)である場合として説明する。
[停止モードから動作モードに移行するケース1]
図5は、停止モードから動作モードに移行する場合を説明するフローチャートである。
電源スイッチをオンにすると、給電制御部90aがオンになる(ステップ1)。すると、電源が供給されたリセットユニット25が、不揮発性レジスタ14のレジスタ番地R0のレジスタReg0に格納された電源フラグPfをオフ(“0”)にする(ステップ2)。これにより、電源ユニット90がオンになる(ステップ3)。そして、情報処理装置1に電源が供給される。その後、動作状態になったCPU10が、不揮発性メインメモリ30からOSを読み出して起動する(ステップ4)。
すると、CPU10は、バスブリッジ40および外部バス42を介して接続されている各IF(UIIF50、通信IF60、IOIF70、SBIF80)を用いて、画像形成装置100の装置構成を検出する(ステップ5)。
なお、ステップ5では、例えば各IFにコネクタ等が物理的に接続されているか否かを検出するハードウェア的な手法を用いてもよいし、また、例えば各IFを介して接続対象と通信が行えるか否かを検出するソフトウェア的な手法を用いてもよい。
次に、CPU10は、不揮発性レジスタ14のレジスタReg2に格納されている前回の起動時の装置構成(前回の装置構成)である構成ステータスStと、検知した今回の装置構成とを比較し、変更があるか否かの判断を行う(ステップ6)。ステップ6において否定(No)の判断を行った場合、すなわち今回の装置構成と前回の装置構成が同じである場合には、終了フラグPsがオン(“1”)か否かの判断を行う(ステップ7)。以下では、ステップ7において肯定(Yes)の判断を行った場合を説明し、否定(No)の判断を行った場合については、後に説明する。
ステップ7において肯定(Yes)の判断を行った場合、すなわち前回停止モードに移行した際に、予め定められた手順にしたがって移行した場合には、レジスタ情報を読み出すための不揮発性メインメモリ30の番地(読出しメモリ番地M)をレジスタ情報群G1の先頭であるメモリ番地M00に設定する(ステップ8)。そして、レジスタ番地Rと初期値Dを読み出す(ステップ9)。
次に、レジスタ番地Rのレジスタ値Regと初期値Dとが一致するか否かの判断を行う(ステップ10)。ステップ10において肯定(Yes)の判断を行った場合、レジスタ情報群G1について完了したか否かを判断する(ステップ11)。ステップ11において否定(No)の判断を行った場合、メモリ番地Mを“1”繰り上げて、ステップ9に戻って、不揮発性メインメモリ30からのレジスタ番地Rと初期値Dの読み出しと、レジスタ値Regとの比較を続けて行う。
一方、ステップ10において否定(No)の判断を行った場合、初期値Dをレジスタ番地Rのレジスタ値Regに設定する(ステップ12)。
そして、ステップ11において肯定(Yes)の判断を行った場合、終了フラグPsをオフ(“0”)に設定する(ステップ13)。
このようにして、停止モードから動作モードへ移行する。
ステップ6において肯定(Yes)の判断を行った場合、すなわち前回の装置構成と今回の装置構成とが異なる場合には、制御部である情報処理装置1の初期化を実行することが必要となる。まず、今回の装置構成を不揮発性レジスタ14のレジスタReg2の構成ステータスStに格納する(ステップ21)。
レジスタ情報を読み出すための不揮発性メインメモリ30の番地(読出しメモリ番地M)をレジスタ情報群G5の先頭であるメモリ番地M40に設定する(ステップ22)。
そして、ステップ9と同様に、レジスタ番地Rと初期値Dを読み出し(ステップ23)、レジスタ番地Rのレジスタ値Regと初期値Dとが一致するか否かの判断を行う(ステップ24)。ステップ24において肯定(Yes)の判断を行った場合、レジスタ情報群G5について完了したか否かを判断する(ステップ25)。ステップ25において否定(No)の判断を行った場合、メモリ番地Mを“1”繰り上げて、ステップ23に戻って、不揮発性メインメモリ30からのレジスタ番地Rと初期値Dの読み出しと、レジスタ値Regとの比較を続けて行う。
ステップ24において否定(No)の判断を行った場合、初期値Dをレジスタ番地Rのレジスタ値Regに設定する(ステップ26)。
ステップ7において、否定(No)の判断を行った場合、すなわち前回停止モードに移行した際に、予め定められた手順にしたがって移行していない場合には、制御部である情報処理装置1の初期化を実行することが必要となる。よって、ステップ22から実行すればよい。
以上説明したように、停止モードから動作モードに移行するケース1においては、装置構成に変更がなく、終了フラグPsがオン(“1”)である場合には、不揮発性メインメモリ30からレジスタ情報群G1を読み込んで、識別情報ID、カレンダ情報、パラメータを消去または初期化すればよい。プログラムカウンタPCを変更しないので、前回停止モードに移行した直前の状態から、動作を再開することができる。
これに対して、装置構成に変更がある場合、または終了フラグPsがオフ(“0”)である場合には、制御部である情報処理装置1の初期化を行う必要がある。このため、プログラムカウンタPCを含む、画像形成装置100の制御に関わる全てのレジスタ値Regを初期化することが必要となる。よって、不揮発性メインメモリ30からレジスタ情報群G5を読み込んで、プログラムカウンタPCを含むレジスタ値を消去または初期化する。
[動作モードから停止モードに移行するケース2]
図6は、動作モードから停止モードに移行する場合を説明するフローチャートである。
CPU10は、UI120を介してユーザから電源のオフの指示を取得する(ステップ31)。CPU10は、レジスタ情報を読み出すための不揮発性メインメモリ30の番地(読出しメモリ番地M)を、レジスタ情報群G2の先頭であるメモリ番地M10に設定する(ステップ32)。
そして、図5のステップ9と同様に、レジスタ番地Rと初期値Dを読み出す(ステップ33)。読み出した初期値Dとレジスタ番地Rのレジスタ値Regとが一致するか否かの判断を行う(ステップ34)。ステップ34において肯定(Yes)の判断を行った場合、レジスタ情報群G2について完了したか否かを判断する(ステップ34)。ステップ34において否定(No)の判断を行った場合、メモリ番地Mを“1”繰り上げて、ステップ33に戻って、不揮発性メインメモリ30からのレジスタ番地Rと初期値Dの読み出しと、レジスタ値Regとの比較を続けて行う。
一方、ステップ34において否定(No)の判断を行った場合、初期値Dをレジスタ番地Rのレジスタ値Regに設定する(ステップ36)。
そして、レジスタ番地R1のレジスタ値Reg1の終了フラグPsをオン(“1”)に設定する(ステップ37)。さらに、レジスタ番地R0のレジスタ値Reg0の電源フラグPfをオン(“1”)に設定する(ステップ38)。こののち、給電制御部90aを除く電源ユニット90がオフになり(ステップ39)、給電制御部90aもオフになる(ステップ40)。
このようにして、動作モードから停止モードに移行する。
動作モードから停止モードに移行する場合には、レジスタ情報群G2で指定されたレジスタReg3の識別情報IDを消去または初期化すればよい。
[動作モードから省エネルギモードに移行するケース3]
図7は、動作モードから省エネルギモードに移行する場合を説明するフローチャートである。
CPU10は、ユーザからUI120を介して、または画像形成装置100が予め定められた時間使用されていないことを検知した際に、省エネルギモードへの移行の指示を取得する(ステップ41)。CPU10は、レジスタ情報を読み出すための不揮発性メインメモリ30の番地(読出しメモリ番地M)をレジスタ情報群G3の先頭であるメモリ番地M20に設定する(ステップ42)。
そして、図5のステップ9と同様に、レジスタ番地Rと初期値Dを読み出す(ステップ43)。読み出した初期値Dとレジスタ番地Rのレジスタ値Regとが一致するか否かの判断を行う(ステップ44)。ステップ44において肯定(Yes)の判断を行った場合、レジスタ情報群G3について完了したか否かを判断する(ステップ45)。ステップ45において否定(No)の判断を行った場合、メモリ番地Mを“1”繰り上げて、ステップ43に戻って、不揮発性メインメモリ30からのレジスタ番地Rと初期値Dの読み出しと、レジスタ値Regとの比較を続けて行う。
一方、ステップ44において否定(No)の判断を行った場合、初期値Dをレジスタ番地Rのレジスタ値Regに設定する(ステップ46)。
そして、レジスタReg0の電源フラグPfをオン(“1”)に設定する(ステップ47)。これにより、給電制御部90aを除く電源ユニット90がオフになる(ステップ48)。
このようにして、動作モードから省エネルギモードに移行する。
動作モードから省エネルギモードに移行する場合には、レジスタ情報群G3で指定されたレジスタReg3の識別情報IDを消去または初期化すればよい。
[省エネルギモードから動作モードに移行するケース4]
図8は、省エネルギモードから動作モードに移行する場合を説明するフローチャートである。
給電制御部90aは、UI120または送受信部150を介して、動作モードへの復帰の指示を取得する(ステップ51)。すると、給電制御部90aは、リセットユニット25に給電して、電源フラグPfをオフ(“0”)に設定する(ステップ52)。さらに、電源ユニット90をオンにする(ステップ53)。
CPU10は、レジスタ情報を読み出すための不揮発性メインメモリ30の番地(読出しメモリ番地M)を、レジスタ情報群G4の先頭のメモリ番地M30に設定する(ステップ54)。
そして、図5のステップ9と同様に、レジスタ番地Rと初期値Dを読み出す(ステップ55)。読み出した初期値Dとレジスタ番地Rのレジスタ値Regとが一致するか否かの判断を行う(ステップ56)。ステップ56において肯定(Yes)の判断を行った場合、レジスタ情報群G4について完了したか否かを判断する(ステップ57)。ステップ57において否定(No)の判断を行った場合、メモリ番地Mを“1”繰り上げて、ステップ55に戻って、不揮発性メインメモリ30からのレジスタ番地Rと初期値Dの読み出しと、レジスタ値Regとの比較を続けて行う。
一方、ステップ56において否定(No)の判断を行った場合、初期値Dをレジスタ番地Rのレジスタ値Regに設定する(ステップ58)。
このようにして、省エネルギモードから動作モードに移行する。
省エネルギモードから動作モードに移行する場合には、レジスタ情報群G4で指定されたレジスタReg3の識別情報ID、カレンダ情報、パラメータを消去または初期化すればよい。
このとき、プログラムカウンタPCを書き換えていないので、画像形成装置100は省エネルギモードに移行する直前の状態から動作を再開する。
なお、省エネルギモードから停止モードへの移行する場合は、省エネルギモードから動作モードに復帰し、その後動作モードから停止モードに移行すればよい。
本実施の形態では、不揮発性レジスタ14を備えているため、電源の供給がなくても、不揮発性レジスタ14のレジスタ値Regは、消去(クリア)されない。よって、停止モードから動作モードへの移行(ケース1)や省エネルギモードから動作モードへの復帰(ケース4)において、不都合を生じるレジスタ値Regが消去または初期化されていることが必要となる。
以上説明したように、本実施の形態では、不揮発性メインメモリ30に、移行する前後のモード(停止モード、動作モード、省エネルギモード)に対応してレジスタ情報を群に分けて記憶している。そして、モードを移行した際に、レジスタ情報を参照して、レジスタ値を消去または初期化している。
このことで、画像形成装置100がモードを移行したときに、不都合となるレジスタ値を消去または初期化することで、誤動作の発生を抑制するようにしている。
なお、本実施の形態では、不揮発性レジスタ14の電源フラグPfをオン(“1”)に設定することで、省エネルギモードに移行する。このため、電源フラグPfは、省エネルギモードにある間において、オン(“1”)が維持される。よって、省エネルギモードから動作モードに復帰しようとしてもできなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、リセットユニット25を用いて、電源フラグPfのオン(“1”)をオフ(“0”)に設定することで、省エネルギモードからの復帰ができなくなることを抑制している。
本実施の形態では、不揮発性メインメモリ30に記憶させたレジスタ情報を5個のレジスタ情報群Gに分けた。この数は、用いるモード(停止モード、動作モード、省エネルギモード)によって設定すればよい。
また、図3(b)では、同じデータが異なるレジスタ情報群Gに重複して記憶されている。よって、レジスタ情報の重複を避けるために、移行する前後のモードに対応する参照テーブルを設け、読み出すメモリ番地Mを指定するようにしてもよい。
さらに、図3(a)で示した不揮発性レジスタ14に格納した電源フラグPf、終了フラグPs、構成ステータスSt、識別情報ID、カレンダ情報、パラメータ、プログラムカウンタPCは、一例であって、他の情報を含んでもよく、それぞれを複数含んでもよい。
また、画像形成装置100の制御部である情報処理装置1は、MRAMなどの高速に読み書きでき、書き換え回数の制限が小さい不揮発性メインメモリ30を備えているので、OS、プログラムなどが書き込まれると、そのまま記憶している。よって、停止モードから動作モードへの移行(ケース1)の際、省エネルギモードから動作モードへの復帰(ケース4)の際に、再度書き込むことを要しない。このことから、情報処理装置1および画像形成装置100の起動処理の所要時間を抑制できる。
また、情報処理装置1は不揮発性レジスタ14を備えているので、停止モードから動作モードへの移行(ケース1)の際および省エネルギモードから動作モードへの復帰(ケース4)の際に、停止モードまたは省エネルギモードに移行する直前の状態から再開することができる。
なお、本実施の形態では、画像形成装置100を制御する情報処理装置1を示したが、他の機能を有する装置を制御する情報処理装置1であってもよい。また、CPU10と同様な機能を有する演算回路とレジスタとを備えるASICなどであってもよい。
1…情報処理装置、10…CPU、11…ALU、12…FPU、13…割込ユニット、14…不揮発性レジスタ、15…L/Sユニット、16…命令ユニット、17…データキャッシュ、18…命令キャッシュ、20…制御ユニット、22…内部バス、25…リセットユニット、30…不揮発性メインメモリ、41…データ/アドレスバス、42…外部バス、50…UIIF、60…通信IF、70…IOIF、80…SBIF、100…画像形成装置、120…UI、130…画像形成部、140…画像読取部、150…送受信部、200…通信回線、300…端末装置、400…ファクシミリ装置、500…サーバ装置

Claims (6)

  1. 電源が供給されて動作状態にある動作モードと、当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードと、電源の供給がない停止モードと、を有し、
    画像を記録部材に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    論理演算または算術演算をする演算手段と、
    前記演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶する記憶手段と、
    前記動作モードと前記省エネルギモードとの間の移行または当該動作モードと前記停止モードとの間の移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタに保持された複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する変更手段と
    前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する他の変更手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 電源が供給されて動作状態にある動作モードと、当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードと、電源の供給がない停止モードと、を有し、
    論理演算または算術演算をする演算手段と、
    前記演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶する記憶手段と、
    前記動作モードと前記省エネルギモードとの間での移行または当該動作モードと前記停止モードとの間での移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタに保持された複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する変更手段と
    前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する他の変更手段と
    を備える情報処理装置。
  3. 前記変更手段は、外部に設けられた不揮発性メモリに記憶された変更するレジスタ値を指定するレジスタ情報を参照して、前記不揮発性レジスタのレジスタ値を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 変更する前記レジスタ値が、ユーザを識別する識別情報を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記不揮発性レジスタが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかで構成されていることを特徴とする請求項2ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータに、
    論理演算または算術演算をする機能と、
    演算手段が用いる複数のレジスタ値を、読み書きが可能で電源を供給しなくても記憶した情報を保持する不揮発性レジスタに記憶させる機能と、
    電源が供給されて動作状態にある動作モードと当該動作モードに比べて消費電力が少ない省エネルギモードとの間での移行または当該動作モードと電源の供給がない停止モードとの間での移行の際に、当該省エネルギモードに移行前または当該停止モードに移行前に前記不揮発性レジスタにおける複数の前記レジスタ値の内、それぞれの移行において不都合を生じるレジスタ値を変更する機能と
    前記動作モードから前記省エネルギモードへの移行を指示するフラグを当該省エネルギモードから当該動作モードに移行する際に解除する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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