JPH1056490A - 半導体集積回路及びデータ処理装置 - Google Patents

半導体集積回路及びデータ処理装置

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JPH1056490A
JPH1056490A JP8212252A JP21225296A JPH1056490A JP H1056490 A JPH1056490 A JP H1056490A JP 8212252 A JP8212252 A JP 8212252A JP 21225296 A JP21225296 A JP 21225296A JP H1056490 A JPH1056490 A JP H1056490A
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JP
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integrated circuit
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JP8212252A
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Nobuyoshi Furuhata
信義 降旗
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モード設定時間を短縮するための技術を提供
することにある。 【解決手段】 多機能通信制御LSI(20)に内蔵さ
れるモードレジスタ(7)を不揮発性デバイスで構成す
る。それにより、リセット解除毎にモードレジスタの設
定を行う必要が無くなり、このことが、モード設定時間
の短縮化を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
動作モード設定技術に関し、例えば多機能通信制御LS
I、及びそれを含むデータ処理装置に適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】ホスト通信機能モジュールと端末通信機
能モジュールとの間でデータ通信を行う場合の通信規約
すなわち通信プロトコルもしくはデータ伝送制御手順と
しては、いわゆるBASIC(ベーシック)制御手順や
HDLC制御手順、さらにはISDN(インテグレーテ
ッド・サービス・ディジタル・ネットワーク)用のLA
PD(リンク・アクセス・プロンジャ・Dチャネル)制
御手順やLAPB(リンク・アクセス・プロトコル・バ
ランスタイプ)制御手順など各種伝送制御手順が採用さ
れている。これらデータ伝送制御手順は、基本的にデー
タリンクの確立、通信相手の確認、伝送誤りの検査、受
信確認などを規定している。
【0003】かかるデータ伝送制御手順に従ってデータ
通信を行う場合、ホスト通信機能モジュールや端末通信
機能モジュールに含まれる通信制御装置によって、デー
タ伝送手順やその他の制御が支援される。
【0004】通信制御装置に採用されるような多機能L
SIは、モードレジスタの設定により、例えば上記通信
プロトコルもしくはデータ伝送制御手順について選択設
定可能とされる。つまり、多機能LSIが適用されるシ
ステムに応じて、多機能LSIに内蔵されたモードレジ
スタを設定することによって、同一のLSIでありなが
ら、複数の異なる通信プロトコルもしくはデータ伝送制
御手順を実現できるようになっている。モードレジスタ
は揮発性デバイスによって形成されており、その設定
は、基本的にはモードレジスタ設定のためのソフトウェ
アがCPU(中央処理装置)で実行されることによって
行われる。
【0005】なお、複数のモードレジスタを有する多機
能LSIについて記載された文献の例としては平成2年
7月に株式会社日立製作所から発行された「HD645
70SCAユーザーズマニュアル(第3頁〜第10
頁)」がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】モードレジスタは、多
機能LSIの動作モードの種類に対応して複数形成され
る。したがって、モードレジスタの設定では、多機能L
SIの外部に配置されたCPUで所定のプログラムが実
行されることにより、複数個のモードレジスタに対応す
る複数回のライト動作を必要とする。そのため、多機能
によりモードレジスタの個数が多い場合には、リセット
解除から実際に動作を開始するまでにモード設定時間が
長くなる。本願発明者の検討によれば、同一システムで
使用する限りにおいて、複数の動作モードを切換えて使
用するのは希であり、通常は、システムの仕様に応じて
通信プロトコルもしくはデータ伝送制御手順が決定され
てしまうから、同一システムで使用される限り、モード
レジスタの設定内容が大幅に変更されることは無い。そ
れにもかかわらず、リセット解除毎にモードレジスタの
設定を行うことは無駄な時間を費やしているといわざる
を得ない。
【0007】本発明の目的は、モード設定時間を短縮す
るための技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、複数の動作モードを有する機能
ブロック(1,4,6)の動作モード選択設定のために
半導体集積回路(20)に内蔵されるモードレジスタ
(7)を不揮発性記憶デバイスを含んで構成するもので
ある。基本的に不揮発性記憶デバイスについては再書込
みを要しない。それにより、リセット解除毎にモードレ
ジスタの設定を行う必要が無くなり、このことが、モー
ド設定時間の短縮化を達成する。
【0011】このとき、シルアルデータを受信可能なレ
シーバ(1)と、このレシーバを介して受信されたレジ
スタ書込み開始コマンドを検出するためのコマンド検出
手段(114)と、このコマンド検出手段の検出結果に
基づいて、レジスタ書込み開始コマンドの後に受信され
たデータを上記モードレジスタへ書込むための制御手段
(6)とを設けることができる。
【0012】また、上記制御手段の制御により、上記レ
ジスタ書込み開始コマンドの後に受信されたデータを、
上記モードレジスタの書換えデータとして保持するため
の書換えレジスタ(116)と、この書換えレジスタに
記憶されたデータに基づいて上記モードレジスタの選択
信号を生成するためのデコーダ(115)とを設けるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には本発明にかかる半導体集
積回路の一例である多機能通信制御LSI及びそれを含
むデータ処理装置が示される。
【0014】図1に示される多機能通信制御LSI20
は、通信プロトコルもしくはデータ伝送制御手順などが
モードレジスタの設定によって変更できるようになって
いる。そのような多機能通信制御LSI20は、特に制
限されないが、公知の半導体集積回路製造技術により、
単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成さ
れ、データ処理装置200のシステムバス80に結合さ
れる。このシステムバス200には、上記多機能通信制
御LSI20の他に、CPU(中央処理装置)30、R
AM(ランダムアクセスメモリ)40、ROM(リード
オンリメモリ)50、表示制御部60、及びハードディ
スクなどの外部記憶装置90がデータのやり取り可能に
結合されている。上記多機能通信制御LSI20を介し
て外部のシリアル回線から取込まれたデータは、表示制
御部60の制御によりCRTディスプレイ70に表示さ
れたり、必要に応じて外部記憶装置90に書込まれる。
また、それとは逆に多機能通信制御LSI20を介して
外部のシリアル回線にデータを送出することができる。
つまり、多機能通信制御LSI20を介して双方向のシ
リアル通信が可能とされる。
【0015】上記CPU30は、本データ処理装置20
0の論理的中核とされ、主として、アドレス指定、情報
の読出しと書込み、データの演算、命令のシーケンス、
割り込の受付け、記憶装置と入出力装置との情報交換の
起動等の機能を有し、演算制御部や、バス制御部、メモ
リアクセス制御部などの各部から構成される。RAM4
0は、複数のダイナミック型メモリセルを配列して成
り、上記CPU30での演算処理のワークエリアなどと
して使用される。上記ROM50には、書換えを要しな
いプログラムが格納される。
【0016】上記多機能通信制御LSI20は、次のよ
うに構成される。
【0017】シリアル受信データをパラレルデータに変
換するレシーバ1や、受信データを一時的に格納するた
めの受信バッファレジスタ2、送信データを一時的に格
納するための送信バッファレジスタ3、パラレルデータ
をシリアルデータに変換してシリアル回線に送信するた
めのトランスミッタ4、送受信状態を示すためのコマン
ドステータスレジスタ5、設定された通信プロトコルに
従い、また送受信状態に応じて通信全体を制御する送受
信制御部6が設けられる。そして、通信プロトコル等の
動作モード、各種制御方法を設定するためのモードレジ
スタ7や、このモードレジスタ7の書換えを行うための
書換え制御部11、CPU30によって、多機能通信制
御LSI20内の各種レジスタのリード/ライトを可能
とするためのアクセス制御部8が設けられる。
【0018】上記書換え制御部11や、受信バッファレ
ジスタ2、コマンドステータスレジスタ5、及び送信バ
ッファレジスタ3が内部データバス9によってデータの
やり取り可能に結合され、この内部データバス9が、双
方向のデータバッファ10を介してシステムバス80に
結合されている。
【0019】シリアル受信データは、レシーバ1でパラ
レルデータに変換された後、送受信制御部6が許可する
場合には受信バッファレジスタ2に一旦格納される。こ
のとき、コマンドステータスレジスタ5のフラグビット
によってデータ受信状態であることが示される。CPU
30によって、上記コマンドステータスレジスタ5のフ
ラグビットが読出されてステータスの判別が行われる。
このステータス判別において、データ受信状態であると
判断された場合には、上記受信バッファレジスタ2内の
受信データがデータバッファ10を介してシステムバス
80に伝達される。また、送信バッファレジスタ3が空
の場合には、コマンドステータスレジスタ5により送信
可能状態であることが示される。CPU30は、送信す
べきデータがあって、しかも上記コマンドステータスレ
ジスタ5のステータス判別で、送信可能であると判断し
た場合には、データバッファ10を介して送信データを
送信バッファレジスタ3に書込む。送信バッファレジス
タ3に書込まれたデータは、送信可能ならばトランスミ
ッタ4に送られて、シリアルデータに変換された後に、
シルアル回線へ送信される。
【0020】モードレジスタ7に設定された情報によ
り、特に制限されないが、ビット同期、バイト同期、調
歩同期等の各種通信プロトコル動作、CRCチェック、
パリティチェック等のエラー制御動作、シリアル転送速
度、マルチプレクス端子設定等が制御される。モードレ
ジスタ7の設定値を変更することで、通信プロトコル、
エラー制御、シリアル転送速度等をシステムに応じて設
定することができる。
【0021】アクセス制御部8は、CPU30からのア
クセス時に、モードレジスタ7、コマンドステータスレ
ジスタ5、受信バッファレジスタ2、送信バッファレジ
スタ3を選択して、リード又はライトを指示する信号を
出力する。また、このとき同時にデータバッファ10の
データ転送方向を制御する。
【0022】図3には、上記モードレジスタ7のブロッ
ク構成が示される。特に制限されないが、モードレジス
タ7は、4個のレジスタ71,72,73,74を含
む。各レジスタは、特に制限されないが、8ビット構成
とされ、入力データDin0〜Din7をそれぞれ保持
可能な8個の不揮発性記憶デバイスを含む。この不揮発
性記憶デバイスは、特に制限されないが、システムに組
み込んだ状態でプログラムの変更が可能とされるEEP
ROM(エレクトリカリ・イレーザブル・アンド・プロ
グラマブル・リード・オンリ・メモリ)セル21とされ
る。4個のレジスタ71,72,73,74のいずれが
選択されるかは選択信号SELによる。
【0023】モードレジスタ7の各ビットが、不揮発性
記憶デバイスであるEEPROMセル21で構成されて
いるため、そこに書込まれたデータは、データ処理装置
200の電源遮断時においても保持されている。
【0024】図2には上記レシーバ1及び書換え制御部
11の構成例が示される。
【0025】書換え制御部11は、デコーダ115及び
書換えレジスタ116を含み、レシーバ1は、受信シフ
トレジスタ111,112、コマンド比較用シフトレジ
スタ113、コマンド検出部114を含む。シリアル受
信データRXDが受信シフトレジスタ111及びコマン
ド比較用レジスタ113の双方に入力されるようになっ
ている。コマンド比較用レジスタ113の記憶情報は、
コマンド検出部114でチェックされ、受信データにモ
ードレジスタ7の書換えに関するコマンド(書込み開始
コマンド)が含まれている場合に、書込み状態を示すW
RMD信号をハイレベルにアサートする。また、受信デ
ータに書込み終了コマンドが含まれている場合に書込み
状態を示すWRMD信号をローレベルにネゲートする。
書込み状態を示すWRMD信号は送受信制御部6に伝達
され、送受信制御部6では、このWRMD信号に基づい
てモードレジスタ7の書込みに関する制御が行われる。
受信シフトレジスタ112によってシリアルデータがパ
ラレル形式に変換され、受信バッファレジスタ2、又は
書換え制御部11内の書換えレジスタ116に伝達され
るようになっている。通常の受信データは、WRRB信
号が送受信制御部6によりアサートされることにより受
信バッファレジスタ2へ書込まれるが、上記コマンド検
出部114により書込み開始コマンドが検出された場合
には、送受信制御部6により書換えレジスタ書込みスト
ローブ信号WRWRがアサートされることで、上記受信
シフトレジスタ112の出力データが上記書換えレジス
タ116に書込まれる。書換えレジスタ116からモー
ドレジスタ7のアドレスが出力される場合には、送受信
制御部6によりアドレスストローブ信号ADSがアサー
トされることによりデコーダ115でデコードされ、モ
ードレジスタ7の複数のレジスタ71,72,73,7
4を選択するためのアドレス信号SELが生成される。
データADは、モードレジスタ7のデータ入力端子Di
n0〜Din7に伝達される。尚、このモードレジスタ
7の出力端子Dout0〜7は、レシーバ1、送受信制
御部6、及びトランスミッタ4などに結合される。
【0026】次に、モードレジスタの書換えについて説
明する。
【0027】モードレジスタ7の書換えはデータ処理装
置200内のCPU30によって行う第1方法と、シリ
アル回線からレシーバ1を介して行う第2方法とがあ
る。
【0028】先ず、モードレジスタ7の書換えをデータ
処理装置200内のCPU30によって行う第1方法に
ついて説明する。
【0029】モードレジスタ7において、多機能通信制
御LSI20の使用機能に対応するレジスタは、CPU
30によりアクセス制御部8を介して選択することがで
きる。このモードレジスタ7の特定のレジスタが選択さ
れた状態で、当該レジスタにデータバッファ10を介し
て所望の設定値が転送されることで、モードレジスタ7
のオンボード書換えが可能とされる。このオンボード書
換え制御は、ROM50内に格納されているオンボード
書換えのための所定のプログラムがCPU30で実行さ
れることによって実現される。
【0030】モードレジスタ7のEEPROMセル21
は、不揮発性記憶デバイスであるため、そこに書込まれ
た設定値は、再び書込まれるまで(書換えが行われるま
で)保持される。
【0031】モードレジスタ7における全てのレジスタ
71,72,73,74について上記書込み動作が完了
すると、それ以降は、モードレジスタ7の設定内容の変
更がない限りにおいて、モードレジスタへの再書込み動
作は不要である。なぜなら、リセット解除時には、不揮
発性記憶デバイスであるEEPROMセル21に記憶さ
れた設定値に従って各部の動作モードが決定されるから
である。モードレジスタ7の設定内容の変更がない限り
において、モードレジスタ7の書換えが不要とされるこ
とにより、例えばデータ処理装置200における主要機
能ブロックへのシステムクロックの停止等によりシステ
ム消費電力の低減を図るためのスリープ状態から、通常
動作状態に復帰する場合(ウェークアップ)などにおい
ては、上記モードレジスタ7の設定が不要とされるの
で、速やかに通常動作状態に復帰させることができる。
【0032】次に、モードレジスタ7の書換えをシリア
ル回線から行う第2方法について説明する。
【0033】図3にはモードレジスタの書換えをシリア
ル回線から行う場合の動作タイミングが示される。
【0034】図2に示される受信関連ブロックは、基本
的にシリアル受信データRXDに同期した受信クロック
RXCを基準クロックとして動作される。シリアル受信
データRXDは、受信シフトレジスタ111と同時にコ
マンド比較用シフトレジスタ113に転送され、コマン
ド検出部114でレジスタ書込み開始コマンドと比較さ
れる。受信シフトレジスタ111、及びコマンド比較用
シフトレジスタ113の長さは、レジスタ書込み開始コ
マンドの長さに等しく、データとコマンドの区別に十分
な長さになっている。コマンド検出部114でレジスタ
書込み開始コマンドの受信が検出された場合には、書込
み状態を示すWRMD信号がアサートされる。これによ
り、送受信制御部6の書込み制御が開始される。
【0035】受信シフトレジスタ111のデータは、順
次受信シフトレジスタ112に送られ、そこで、パラレ
ルデータに変換されて受信バッファレジスタ2又は書換
えレジスタ115に転送される。書込み状態の場合に
は、書込みアドレス及び書込みデータが受信シフトレジ
スタ111に入った時点で書換えレジスタ書込みストロ
ーブ信号WRWRがハイレベルにアサートされて、それ
ぞれ書換えレジスタ116へ転送される。書換えレジス
タ116が書込みアドレスをモードレジスタ7へ出力す
る時点でアドレスストローブ信号ADSがハイレベルに
アサートされ、デコーダ115のデコード出力信号(書
込みアドレス)SELにより、モードレジスタ1のレジ
スタ71,72,73,74のいずれかが選択される。
書換えレジスタ116が書込みデータをモードレジスタ
7へ出力する時点でモードレジスタ書込みストローブ信
号WRがアサートされて、当該レジスタの書換えが行わ
れる。
【0036】コマンド検出部114でレジスタ書込み終
了コマンドが検出された場合には、書込み状態を示すW
RMD信号がローレベルにネゲートされて、それにより
送受信制御部6による書込み状態制御が終了される。
【0037】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0038】(1)モードレジスタ7を、不揮発性記憶
デバイスであるEEPROMセル21を含んで構成する
ことにより、モードレジスタ7の設定に要する時間を短
縮することができ、それにより多機能通信制御LSI2
0の初期化時間を短縮することができる。
【0039】(2)リセット解除時には、上記モードレ
ジスタ7に記憶されたモード設定値に従った動作モード
で速やかに再起動することができる。
【0040】(3)シリアル回線を通じてモードレジス
タ7の設定変更を行うことができるので、通信相手のシ
ステムにおけるモードレジスタ7の設定内容を遠隔地か
ら容易に変更することができる。
【0041】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0042】上記実施例では、不揮発性記憶デバイスと
してEEPROMを使用しているが、それに代えて、フ
ラッシュメモリセル、EPROM(エレクトリカリ・プ
ログラマブル・リード・オンリ・メモリ)セル、PRO
M(プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)セルを
使用するようにしても良い。PROMセルを使用した場
合、又はEPROMセルを使用して紫外線透過性のない
パッケージを使用した場合には、モード設定値の書込は
最初の1回のみ可能になる。また、モードレジスタ7を
揮発性メモリセルとヒューズとを組合わせて実現しても
良い。ヒューズによる記憶セルは、適用システムとの関
係で通信用LSIのプロトコルなどが固定的で良い場合
に有効であり、揮発性メモリセルは頻繁にモードが変更
される場合に有効であるから、揮発性メモリセル部分と
ヒューズ部分とを、使用モードとの関係で割当てるよう
にする。ヒューズ部分は不揮発性であるから、それにつ
いての再書込みは不要である。
【0043】尚、モードレジスタ7の書込みをEPRO
Mライターで行うようにしても良い。
【0044】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である多機能
通信制御LSIに適用したものについて説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、例えば各種モー
ド設定のためのレジスタを持つシングルチップマイクロ
コンピュータなど各種半導体集積回路に広く適用するこ
とができる。
【0045】本発明は、少なくともモードレジスタを有
することを条件に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0047】すなわち、半導体集積回路のモードレジス
タを不揮発性記憶デバイスを含んで構成することによ
り、モードレジスタの設定に要する時間を短縮すること
ができ、それにより初期化時間を短縮することができる
できるという効果が得られる。
【0048】また、リセット解除時には、記憶したモー
ド設定値に従った動作モードで速やかに再起動すること
ができる。
【0049】さらに、シリアル回線を通じてモードレジ
スタの設定変更を行うことができるので、通信相手のシ
ステムにおけるモードレジスタの設定内容を遠隔地から
変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路の一例である多
機能通信制御LSI及びそれをを含むデータ処理装置の
構成例ブロック図である。
【図2】上記多機能通信制御LSIにおける書換え制御
部及びレシーバの構成例ブロック図である。
【図3】上記多機能通信制御LSIにおけるモードレジ
スタの構成例ブロック図である。
【図4】上記モードレジスタの書換えについての動作タ
イミング図である。
【符号の説明】
1 レシーバ 2 受信バッファレジスタ 3 送信バッファレジスタ 4 トランスミッタ 5 コマンドステータスレジスタ 6 送受信制御部 7 モードレジスタ 8 アクセス制御部 9 内部データバス 10 データバッファ 11 書換え制御部 21 EEPROMセル 30 CPU 40 RAM 50 ROM 60 表示制御部 70 CRTディスプレイ 80 システムバス 111,112 受信シフトレジスタ 113 コマンド比較用シフトレジスタ 114 コマンド検出部 115 デコーダ 116 書換えレジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動作モードを有する機能ブロック
    と、上記機能ブロックの動作モードを選択設定可能なモ
    ードレジスタとを含んで、一つの半導体基板に形成され
    た半導体集積回路において、 上記複数のモードレジスタは、不揮発性記憶デバイスを
    含んで成ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 シルアルデータを受信可能なレシーバ
    と、 上記レシーバを介して受信されたレジスタ書込み開始コ
    マンドを検出するためのコマンド検出手段と、 上記コマンド検出手段の検出結果に基づいて、上記レジ
    スタ書込み開始コマンドの後に受信されたデータを上記
    モードレジスタへ書込むための制御手段とを含む請求項
    1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記制御手段の制御により、上記レジス
    タ書込み開始コマンドの後に受信されたデータを、上記
    モードレジスタの書換えデータとして保持するための書
    換えレジスタと、 上記書換えレジスタに記憶されたデータに基づいて上記
    モードレジスタの選択信号を生成するためのデコーダと
    を含む請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の半
    導体集積回路と、 予め定められたプログラムに従って、上記モードレジス
    タのオンボード書換え可能とする中央処理装置とを含
    み、上記半導体集積回路を介してシリアルデータの通信
    を可能とするデータ処理装置。
JP8212252A 1996-08-12 1996-08-12 半導体集積回路及びデータ処理装置 Withdrawn JPH1056490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010076599A1 (en) * 2008-12-30 2010-07-08 Tommaso Zerilli Non-volatile configuration for serial non-volatile memory
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