JP2002024081A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2002024081A
JP2002024081A JP2000208294A JP2000208294A JP2002024081A JP 2002024081 A JP2002024081 A JP 2002024081A JP 2000208294 A JP2000208294 A JP 2000208294A JP 2000208294 A JP2000208294 A JP 2000208294A JP 2002024081 A JP2002024081 A JP 2002024081A
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ram
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JP2000208294A
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Yasuto Shiratori
靖人 白鳥
Hirofumi Mukai
浩文 向井
Toshihiro Matsuo
俊宏 松尾
Kenji Horiuchi
健二 堀内
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリを搭載したシングルチップ・
マイクロコンピュータなどの半導体集積回路装置におい
て、外部から不揮発性メモリへデータ書込みを行う場合
にその時間短縮を図ることができ、ひいてはシステム開
発の行い易い半導体集積回路装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 CPU11と、データの書込みが可能な
フラッシュROM15と、高速にデータの書き込みが可
能な内蔵RAM14と、外部からデータ入力を行うイン
ターフェース17とを備え、外部から入力したデータを
フラッシュROM15に書き込む場合に、入力した書込
みデータを一旦内蔵RAM14に格納し、その後、該内
蔵RAM14からフラッシュROM15に書込みデータ
を転送して書き込んでいく半導体集積回路装置1におい
て、少なくともフラッシュROM15と内蔵RAM14
とが接続される内部バス20,21と、インターフェー
ス17と内蔵RAM14とが接続される書込みデータ専
用バス25a,25bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気的に書込み
可能な不揮発性メモリを搭載したシングルチップ・マイ
クロコンピュータなどの半導体集積回路装置に適用して
有用な技術に関し、更にはこのような半導体集積回路装
置を搭載した種々の情報処理システムに利用して有用な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以前より、CPU(中央演算処理ユニッ
ト)、RAM、ROMおよび入出力装置等を1チップに
搭載したシングルチップ・マイクロコンピュータが、P
DA(Personal Digital Assistant)やノート形PC
(パーソナル・コンピュータ)等の携帯型情報端末、あ
るいは衛星放送やケーブルテレビ用のチューナー、その
他、種々の情報家電においてメインの制御装置として用
いられている。近年では、上記のROMとしてデータを
電気的に一括消去可能なフラッシュROMなどデータの
書き換え可能な不揮発性メモリを備えるものも多い。フ
ラッシュROM等の不揮発性メモリは、個々のメモリセ
ルへのデータの書込み速度がCPUやRAM等の動作に
比べて非常に遅いため、データの書込みは例えば1本の
ワード線に接続された複数のメモリセルに対して一括し
て行うように構成されている。
【0003】上記のようなシングルチップ・マイクロコ
ンピュータを用いてシステムを開発する場合、デバッグ
により不具合が見つかる度に修正プログラムや修正デー
タを何度も不揮発性メモリへ転送し書き込むと云った処
理を行うことが多い。
【0004】従来、シングルチップ・マイクロコンピュ
ータに内蔵される不揮発性メモリ(例えばフラッシュR
OM)へのデータ書込みは、例えば、図3のタイムチャ
ートに示すような方式で行われていた。すなわち、先
ず、内蔵されるRAMをバッファとして利用し、外部の
ホストコンピュータから該バッファに内部バスを介して
データ単位の書込みデータを転送する。次に、バッファ
に格納されたデータ単位の書き込みデータを内部バスを
介して不揮発性メモリに転送し書き込む。そして、この
ようなデータ単位ごとのデータ転送と書込みとを繰り返
して全てのデータを書き込んでいく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなデータ書
込みの方式では、そのトータルの書込み時間は、RAM
から不揮発性メモリへの書込み時間と、ホストコンピュ
ータからRAMへのデータ転送時間とを合算した時間と
なり、時間の短縮が図られていなかった。
【0006】今後、シングルチップ・マイクロコンピュ
ータに搭載される不揮発性メモリは大容量化され、該不
揮発性メモリへ搭載される制御プログラムや制御データ
のサイズも増大が予想されるが、上記従来のデータの書
込み方式のままでは書込み時間が増大する一方であり、
システム開発者やエンドユーザーによる不揮発性メモリ
のデータ書き換えに時間がかかり過ぎるといった問題が
生じる。
【0007】この発明の目的は、不揮発性メモリを搭載
したシングルチップ・マイクロコンピュータなどの半導
体集積回路装置において、上記不揮発性メモリへのデー
タの書込み時間を短縮し、システム開発のスピードアッ
プを可能にすることにある。
【0008】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0010】すなわち、プログラムコードに従って演算
処理を行う中央演算処理ユニットと、電気的にデータの
書込みと消去が可能な複数のメモリセルを有し所定のデ
ータ単位でデータの書込みが可能な不揮発性メモリユニ
ットと、該不揮発性メモリより高速にデータの書き込み
が可能な揮発性記憶手段と、外部からデータ入力を行う
インターフェースとが1個の半導体基板上に設けられて
いる例えばシングルチップ・マイクロコンピュータなど
の半導体集積回路装置において、少なくとも上記不揮発
性メモリおよび上記揮発性記憶手段が接続される内部バ
スと、上記インターフェースおよび上記揮発性記憶手段
が接続される書込みデータ専用バスとが設けられ、外部
から上記不揮発性メモリへデータを書き込む場合に、外
部から上記インターフェースに入力された書込みデータ
を上記書込みデータ専用バスを介して上記揮発性記憶手
段に転送し、上記データ単位の書込みデータが溜まった
ら該書込みデータを上記内部バスを介して上記不揮発性
メモリへ転送して書き込んでいくように構成されるとと
もに、上記揮発性記憶手段は上記データ単位の2倍以上
の記憶容量を有し、上記揮発性記憶手段の一の領域に格
納されている書込みデータを上記不揮発性メモリユニッ
トに書き込んでいる間に、外部から書込みデータを入力
して上記揮発性記憶手段の他の領域に格納していくよう
に構成する。
【0011】上記のような手段によれば、不揮発性メモ
リユニットにデータを書き込んでいる間に次の書込みデ
ータを上記揮発性記憶手段に転送できるので、その分、
トータルの書込み時間を短縮できる。
【0012】具体的には、上記インターフェースは、シ
リアル通信用のインターフェースである。また、上記揮
発性記憶手段はRAM(Random Access Memory)であ
り、セレクタを介して上記データ専用バスと上記内部バ
スとに択一的に接続されるように構成する。或いは、上
記揮発性記憶手段として、2つの入出力を有し、各入出
力を介して読出しと書込みとを同時に行えるデュアルポ
ートRAMを使用する。
【0013】望ましくは、外部から入力される書込みデ
ータを、上記中央演算処理ユニットの動作と独立して上
記揮発性記憶手段へ転送させるダイレクトメモリアクセ
スコントローラを備えると良い。
【0014】このような手段によれば、インターフェー
スから揮発性記憶手段へのデータ転送と、揮発性記憶手
段から不揮発性メモリユニットへのデータ転送とを、そ
れぞれ独立的に並列処理できるので、上記のような書込
み処理の制御が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明を適用して好適なシングル
チップ・マイクロコンピュータの実施例を示す構成図で
ある。
【0017】同図において、1はシングルチップ・マイ
クロコンピュータ、11はプログラムコードに従って演
算処理を行うCPU(中央演算処理ユニット)、12は
CPU11が扱う論理アドレスとメモリ側の物理アドレ
スとを変換するMMU(メモリ・マネージメント・ユニ
ット)、13はRAM14や外部メモリの一部のデータ
を一時的に蓄えておきCPU11に高速にアクセスさせ
るキャッシュメモリ、13aはキャッシュメモリ13で
ミスヒットが生じた場合にRAM14又は外部メモリの
データとキャッシュメモリ13のデータとをブロック単
位で置き換えるなどキャッシュメモリ13の制御を行う
をキャッシュコントローラ、14はCPU11に作業空
間を提供する内蔵RAM(Random Access Memory)、1
5はCPU11が実行する制御プログラムや制御データ
が格納されるフラッシュROM、16は内部クロックを
生成したり計時を行うクロック&タイマ、17は外部の
ホストコンピュータ等とシリアル通信を可能とするSC
I(シリアル・コミュニケーション・インターフェー
ス)、18は外部バスとの間でデータ転送を行う外部バ
スインターフェース、19はCPU11からの指示によ
り内蔵RAM14へのデータ転送をCPU11の動作と
独立して行うDMAC(Direct Memory AccessContro
l)、20,21はアドレスバスやデータバス等からな
る内部バス、20aは論理アドレスバス、21aはキャ
ッシュメモリ13を介してCPU11にデータ転送を行
うデータバス、25a,25bは本発明を適用するため
に設けられた書込みデータ専用バス(データバスとアド
レスバス)である。
【0018】フラッシュROM15は、コントロールゲ
ートと半導体基板との間にフローティングゲートを有
し、フローティングゲートに電荷を注入又は放出させる
ことでデータの書込みと消去とを行う複数のメモリセル
を備え、該複数のメモリセルがワード線を共通とするセ
クタ毎に区分けされて該セクタ毎に書込み動作可能に構
成されている不揮発性メモリユニットである。1セクタ
の容量は、例えば128byteや256byteであ
る。
【0019】内蔵RAM14は、ダイナミックRAM又
はスタティックRAMなどからなり、内部バス20,2
1を介してキャッシュメモリ13やフラッシュROM1
5との間のデータ転送の他、SCI17を介したデータ
転送によるデータ書込みが可能に構成されている。フラ
ッシュROM15へデータ書込みを行う際には、1回の
書込みデータサイズ(例えば128byteや256b
yte)を容量とする記憶領域がそれぞれ2個、書込み
データのバッファ領域として、この内蔵RAM14上に
確保される。
【0020】外部バスインターフェース18は、例えば
外部メモリが接続された外部バスと内部バス20,21
との間でデータ転送を可能とするインターフェースであ
り、例えば、CPU11の制御或いはCPU11の命令
に基づくDMAC19の制御により、外部メモリから内
蔵RAM14へデータ転送を行ったり、又は、内蔵RA
M14から外部メモリへデータ転送を行うことが可能に
なっている。
【0021】内部バス20,21には、フラッシュRO
M15やRAM14およびSCI17等が接続され、C
PU11は論理アドレスバス20aとMMU12並びに
データバス21aとキャッシュメモリ13を介して内部
バス20,21に接続されている。なお、内部バスは、
RAM14やフラッシュROM15が接続される高速バ
スと、SCI、リアルタイムクロックやタイマなどの周
辺機能回路が接続される低速の周辺バスとにそれぞれ分
割して構成され、これらのバスをバスコントローラによ
り接続して互いにデータ転送可能なように構成される場
合もある。
【0022】書込みデータ専用バス25a,25bは、
フラッシュROM15への書込みデータを外部から転送
する際に使用されるもので、上記内部バス20,21を
使用せずにSCI17からRAM14へ直接のデータ転
送が可能となっている。
【0023】RAM14やSCI17は、上記内部バス
と書込みデータ専用バス25a,25bとの両方に接続
されるが、詳細には、これら2系統のバスには例えばセ
レクタ等を介して接続され、セレクタを制御することで
接続されるバスが切り換わるように構成されている。こ
れらセレクタの切換制御は、例えばCPU11やDMA
C19により行われる。
【0024】また、RAM14として、2系統の入出力
を有し各々の入出力から書込みと読出しを同時に行える
デュアルポートRAMを用いて、一方の入出力には内部
バスを、他方の入出力には書込みデータ専用バス25
a,25bを接続するようにしても良く、そうすること
で書込みデータ専用バス25a,25bを介したRAM
14へのデータ転送と、内部バスを介したRAM14か
らフラッシュROM15へのデータ転送とを、セレクタ
の制御を要せずに並列的に処理することが出来る。
【0025】上記のように構成された本実施例のシング
ルチップ・マイクロコンピュータ1は、PDAやノート
PCなどの携帯型情報端末、衛星放送やケーブルテレビ
用のチューナーなどの情報家電、あるいはCD−RWや
DVDドライブなどのOA機器においてメインの制御装
置として用いられるが、これらシステムへシングルチッ
プ・マイクロコンピュータを搭載する前に、シングルチ
ップ・マイクロコンピュータ1に内蔵されるフラッシュ
ROM15に、制御プログラムや制御データを書き込む
必要がある。
【0026】また、システムの開発時に制御プログラム
や制御データのデバッグ作業で制御プログラムや制御デ
ータを修正する場合に、ホストコンピュータからシング
ルチップ・マイクロコンピュータ1に修正した制御プロ
グラムや制御データを送信し、これらを内蔵フラッシュ
ROM15へ書き込むといった処理を行う必要がある。
【0027】図1は、ホストコンピュータ3からシング
ルチップ・マイクロコンピュータ1に書込みデータを転
送してフラッシュROM15へ書込みを行う場合のシス
テム構成を示しており、ホストコンピュータ3の記憶装
置に修正プログラムが格納され、ホストコンピュータ3
とシングルチップ・マイクロコンピュータ1のSCI1
7とはシリアルケーブル4を介して接続され、ホストコ
ンピュータ3はチップ内のRAM14にシリアル通信で
データを送信するようになっている。
【0028】次に、上記構成のシングルチップ・マイク
ロコンピュータ1において、そのフラッシュROM15
に書込みデータを書き込んでいく処理の手順について説
明する。
【0029】図2には、この書込み処理の動作を説明す
るタイムチャートを示す。
【0030】先ず、フラッシュROM15に制御プログ
ラムや制御データ等を書き込む場合、予め、書込みデー
タをホストコンピュータに用意しておく。次に、ホスト
コンピュータ3からデータの書込みを開始するコマンド
を送信する。書込み開始のコマンドがシングルチップ・
マイクロコンピュータ1に送信されると、該コマンドを
受けてCPU11はフラッシュROM15へのデータ書
込み処理の準備を行う。ここで、内蔵RAM14上に2
セクタ分のバッファ領域(BAFFERとBAFFER)が確保
される。
【0031】そして、書込み処理の準備が整ったら、S
CI17を介してホストコンピュータにデータ送信を開
始させる信号を送り、次いで、SCI17のバス接続の
切換えを行って書込みデータ専用バス25a,25bへ
の接続を有効とし、内部バス20,21とSCI17と
の接続を無効とする。
【0032】ホストコンピュータ3は、データ送信開始
の信号を受信すると、シリアルケーブル4を通じて書込
みデータを連続的に送信していく。書込みデータはSC
I17に受信された後、専用バス25a,25bを介し
て直接内蔵RAM14のバッファ領域の何れかに転送さ
れる。データ転送先のアドレス指定は、内蔵RAM14
の2つのバッファ領域に交互にデータが書き込まれてい
くようにハード構成により行われる。従って、一方のバ
ッファ領域に1セクタ分(例えば128byteや25
6byte)の書込みデータが格納されたら、続いて転
送されてくる書込みデータは、他方のバッファ領域に格
納されていく。
【0033】1つのバッファ領域に1セクタ分の書込み
データが転送されたら、CPU11の制御により、この
1セクタ分の書込みデータは内部データバス21を介し
てフラッシュROM15に転送され、所定領域に書き込
まれる。
【0034】なお、SCI17を介したホストコンピュ
ータ3からのデータ転送速度は、内蔵RAM14のデー
タアクセス速度に比べて非常に遅いので、ホストコンピ
ュータ3から連続的にデータ転送が行われている間で
も、SCI17から内蔵RAM14へは常にデータ転送
が行われているわけではなく、例えばホストコンピュー
タ3からの転送データをSCI17内の受信バッファに
蓄えている間など、内蔵RAM14は他のモジュールか
らデータアクセス可能な状態にある。従って、この間に
内蔵RAM14からフラッシュROM15への書込みデ
ータの転送を行うことが出来る。
【0035】また、このとき内蔵RAM14とSCI1
7とは書込みデータ専用バス25a,25bを介して接
続されているので、内蔵RAM14に接続されるバスの
切換えのみ行えば、ホストコンピュータ3からのデータ
転送やSCI17からのデータ転送を中断させることな
く、内蔵RAM14からフラッシュROM15へのデー
タ転送が可能である。すなわち、内蔵RAM14からフ
ラッシュROM15へのデータ転送をSCI17の動作
に対して独立して行えるので、その制御が煩雑にならな
いという利点がある。
【0036】つまり、ホストコンピュータ3から一方の
バッファ領域にデータ転送が連続的に行われている間
に、他方のバッファ領域に蓄積された書込みデータをフ
ラッシュROM15へ転送して所定領域にデータを書き
込むことができる。
【0037】この実施例では、フラッシュROM15の
1回の書込み時間の方が、ホストコンピュータ3からの
1セクタ分のデータ転送時間よりも十分に短い場合を想
定しているので、一方のバッファ領域に書込みデータが
格納される間に、他方のバッファ領域にある書込みデー
タの書込みが完了する。従って、ホストコンピュータ3
からRAMへのデータ転送を中断することなく行える。
【0038】そして、上記のような処理を繰り返し行っ
て、全ての書込みデータをフラッシュROM15に書き
込んでいき、全ての書込みデータが書き込まれたらCP
U11の制御によりSCI17とバスとの接続が書込み
データ専用バス25a,25bから内部バス20,21
に切り換えられて、書込み処理が完了する。
【0039】図2のタイムチャートから分かるように、
上記の書込み処理によれば、一方のバッファ領域の書込
みデータをフラッシュROM15へ転送し書き込んでい
る間に、他方のバッファ領域にホストコンピュータ3か
ら書込みデータを転送しておけるので、図3に示す従来
の書込み処理に比べて、短時間でフラッシュROM15
へデータ書込みを行うことが出来る。
【0040】また、実施例のシングルチップ・マイクロ
コンピュータ1によれば、内部バス20,21と別に、
SCI17と内部RAM14とを直接的に接続する書込
みデータ専用バス25a,25bを備えているので、S
CI17から内部RAM14へのデータ転送と、内部R
AM14からフラッシュROM15へのデータ転送と
を、それぞれ独立的に並列処理できるようになり、容易
な制御で上記のようなデータ書込みの処理を実現でき
る。
【0041】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】例えば、書込みデータを入力するインター
フェースは、シリアル通信用のSCI17に限らず、例
えば、パラレルインターフェース、IrDA(赤外線通
信)インターフェースなど、種々のインターフェースを
適用しても良い。
【0043】また、外部バスインターフェース18に外
部バスが接続され、該外部バスに主記憶などの外部メモ
リが接続されているようなシステムにおいては、DMA
C19の制御により外部メモリ等から外部バスインター
フェース18を介して書込みデータを入力し、該書込み
データをフラッシュROM15に書き込ませるように構
成することも出来る。この場合、書込みデータ専用バス
は、外部バスインターフェース18と内蔵RAM14と
を直接に接続するように設け、該専用バスを介して外部
メモリから内蔵RAM14に書込みデータを転送するよ
うに構成すれば良い。
【0044】また、書込みデータのバッファとなる記憶
手段として内蔵RAM14を利用した例を挙げたが、そ
の他、バッファ専用の記憶手段を設けても良い。また、
不揮発性メモリユニットとしてフラッシュROMを例示
したが、フラッシュROM以外のEEPROMのような
不揮発性メモリユニットを搭載する場合にも同様に扱う
ことが出来る。
【0045】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシング
ルチップ・マイクロコンピュータについて説明したがこ
の発明はそれに限定されるものでなく、DSP(Digita
l Signal Processor)やASIC(Application Specif
ic IC)など、各種の半導体集積回路装置に広く利用す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0047】すなわち、本発明に従うと、不揮発性メモ
リユニットにデータを書き込んでいる間に次の書込みデ
ータを上記記憶手段に転送できるので、その分、トータ
ルの書込み時間を短縮できるという効果がある。
【0048】更に、書込みデータ専用バスを別に設ける
ことで、インターフェースから記憶手段へのデータ転送
と、記憶手段から不揮発性メモリユニットへのデータ転
送とを、それぞれ独立的に並列処理できるので、書込み
処理の制御が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適なシングルチップ・マイ
クロコンピュータの実施例を示す構成図である。
【図2】外部のホストコンピュータからフラッシュRO
Mにデータ書込みを行ったときの動作を説明するタイム
チャートである。
【図3】従来のシングルチップ・マイクロコンピュータ
における外部のホストコンピュータからフラッシュRO
Mへのデータ書込み処理の動作を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 シングルチップ・マイクロコンピュータ(半
導体集積回路装置) 3 ホストコンピュータ 11 CPU(中央演算処理ユニット) 14 内蔵RAM(記憶手段) 15 フラッシュROM 17 SCI(インターフェース) 18 外部バスインターフェース 19 DMAC 20,21 内部バス 25a,25b 書込みデータ専用バス
フロントページの続き (72)発明者 向井 浩文 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 松尾 俊宏 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 堀内 健二 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 Fターム(参考) 5B060 CA03 CB01 5B062 CC01 DD01 DD08 EE09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムコードに従って演算処理を行
    う中央演算処理ユニットと、電気的にデータの書込みと
    消去が可能な複数のメモリセルを有し所定のデータ単位
    でデータの書込みが可能な不揮発性メモリユニットと、
    該不揮発性メモリより高速にデータの書き込みが可能な
    揮発性記憶手段と、外部からデータ入力を行うインター
    フェースとが1個の半導体基板上に設けられている半導
    体集積回路装置において、 少なくとも上記不揮発性メモリおよび上記揮発性記憶手
    段が接続される内部バスと、上記インターフェースおよ
    び上記揮発性記憶手段が接続される書込みデータ専用バ
    スとが設けられ、外部から上記不揮発性メモリへデータ
    を書き込む場合に、外部から上記インターフェースに入
    力された書込みデータを上記書込みデータ専用バスを介
    して上記揮発性記憶手段に転送し、上記データ単位の書
    込みデータが溜まったら該書込みデータを上記内部バス
    を介して上記不揮発性メモリへ転送して書き込んでいく
    ように構成されるとともに、 上記揮発性記憶手段は上記データ単位の2倍以上の記憶
    容量を有し、上記揮発性記憶手段の一の領域に格納され
    ている書込みデータを上記不揮発性メモリユニットに書
    き込んでいる間に、外部から書込みデータを入力して上
    記揮発性記憶手段の他の領域に格納していくように構成
    されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記インターフェースは、シリアル通信
    用のインターフェースであることを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記揮発性記憶手段はRAMであり、セ
    レクタを介して上記データ専用バスと上記内部バスとに
    択一的に接続されるように構成されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記揮発性記憶手段は、2つの入出力を
    有し、各入出力を介して読出しと書込みとを同時に行え
    るデュアルポートRAMであることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 上記中央演算処理ユニットの動作と独立
    して、外部から入力される書込みデータを上記揮発性記
    憶手段へ転送させるダイレクトメモリアクセスコントロ
    ーラを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに
    記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7450457B2 (en) 2002-02-07 2008-11-11 Solid State Storage Solutions Llc Memory system comprising a controller managing independent data transfer between input-output terminal, synchronous dynamic random access memory, and flash memory
JP2009123236A (ja) * 2009-02-26 2009-06-04 Solid State Storage Solutions Llc メモリシステム
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JP2016002695A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 ナルテック株式会社 集積回路装置

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