JP5887989B2 - 情報処理装置、制御装置および画像形成装置 - Google Patents

情報処理装置、制御装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、制御装置および画像形成装置に関する。
情報処理装置は、論理演算または算術演算を実行する中央演算処理装置(CPU)と、ASIC(特定用途向け集積回路、Application Specific Integrated Circuit)などで構成されCPUの制御により予め定められた機能を実行する制御装置とを含んで構成されている。
特許文献1には、情報処理装置内にCPU等に用いるシステムリセットとは独立した系統で動作するコントローラを持ち、そのコントローラがROMとRAMの間のデータ転送をシステムリセット期間中に行う機能を有する装置が記載されている。
特許文献2には、電源投入時に演算処理装置の初期化を行うリセット部からの入力によって周辺制御部用に設けた専用制御バスの動作を開始し、該周辺制御部の初期化を行うことによって、制御プログラムによる周辺制御ASIC初期化に要する時間を削除し、システム復帰時間を短縮することによって低消費電力化を実現し、ユーザの利便性を向上させる画像形成装置が記載されている。
特許文献3には、内部レジスタが不揮発性である不揮発回路と、内部レジスタが揮発性である一以上の揮発回路と、初期化要求機構とを備えた情報処理装置であって、前記初期化要求機構は、前記揮発回路を駆動する電源がオフになったことを検知する一以上の電源検知部と、前記電源がオフになったことを記録する初期化要求レジスタと、を備え、前記電源検知部は、前記電源がオフになったことを検知した場合、前記電源がオフになったことを示す第1情報を前記初期化要求レジスタに記録し、前記初期化要求機構は、前記初期化要求レジスタに少なくとも一以上の前記第1情報が記録されている場合、前記揮発回路の初期化が必要であることを前記不揮発回路に通知し、前記不揮発回路は、前記初期化要求機構から前記通知を受信した場合、前記不揮発回路の内部レジスタに保持されているプロセスの実行状態に合わせて、前記揮発回路の内部レジスタを設定し、前記内部レジスタの設定後に、前記揮発回路を起動する情報処理装置が記載されている。
特開2003−337746号公報 特開2003−223089号公報 特開2010−170206号公報
本発明は、実行可能な状態になるまでの立ち上がり時間を短くした、クロック信号から逓倍したクロック信号を生成して動作する情報処理装置等を提供する。
請求項1に記載の発明は、論理演算または算術演算をする演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づいて予め定められた機能を実行する実行手段と、基準となる第1のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、前記第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のいずか一方を選択して前記実行手段に供給するクロック信号選択手段と、前記実行手段を実行可能な状態に設定するためのデータを、読み書き可能であって、電源を供給しなくても、記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、電源がオンになってリセットが解除されると、前記クロック信号選択手段に前記第1のクロック信号を選択させ、前記記憶手段より前記データを読み出して前記実行手段に書き込みを開始し、当該実行手段を実行可能な状態に設定する設定手段とを備える情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記記憶手段が記憶するデータは、初めて実行可能な状態にするために前記実行手段に書き込むデータまたは実行が中断したときから再開して実行可能な状態にするために当該実行手段に書き込むデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記設定手段は、前記リセットが解除されてから予め定められた時間が経過した後、前記クロック信号逓倍手段から前記第2のクロック信号が予め定められた設定値に設定されたことを示す信号を受信した後、または前記実行手段が実行可能な状態に設定された後の少なくともいずれか1つの後に、前記クロック信号選択手段に対して当該第2のクロック信号を選択させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記実行手段は、供給される前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のそれぞれに対応して、前記予め定められた機能を実行するために生成する信号のタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記不揮発性メモリが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、外部から供給される第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のいずか一方を選択するクロック信号選択手段と、電源がオンになってリセットが解除されると、前記第1のクロック信号が供給され、読み書き可能であって電源を供給しなくても記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリからデータが読み出され、書き込みが開始されて実行可能な状態に設定されることで、予め定められた機能を実行する実行手段とを備える制御装置である。
請求項7に記載の発明は、前記実行手段を実行可能な状態に設定するデータを、前記不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、電源がオンになってリセットが解除されると、前記クロック信号選択手段に前記第1のクロック信号を選択させて、前記記憶手段より前記データを読み出して前記実行手段に書き込みを開始する設定手段とをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の制御装置である。
請求項8に記載の発明は、前記不揮発性メモリが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかであることを特徴とする請求項6または7に記載の制御装置である。
請求項9に記載の発明は、画像を記録部材に形成する画像形成部と、論理演算または算術演算をする演算手段と、当該演算手段の演算結果に基づいて予め定められた機能を実行する実行手段と、基準となる第1のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、当該第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、当該第1のクロック信号または当該第2のクロック信号のいずか一方を選択して当該実行手段に供給するクロック信号選択手段と、当該実行手段を実行可能な状態に設定するためのデータを、読み書き可能であって、電源を供給しなくても、記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、電源がオンになりリセットが解除されることにより、当該クロック信号選択手段に当該第1のクロック信号を選択させ、当該記憶手段より当該データを読み出して当該実行手段に書き込みを開始し、当該実行手段を実行可能な状態に設定する設定手段とを備え、前記画像形成部を制御する制御部とを備える画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、クロック信号選択手段を備えない場合に比べ、情報処理装置が実行可能になるまでの立ち上り時間を短くできる。
請求項2の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、情報処理装置の処理を中断した状態から再開させることができる。
請求項3の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、より速やかに予め定められた速度での動作に移行させることができる。
請求項4の発明によれば、第1のクロック信号または第2のクロック信号のそれぞれに対応してタイミングを設定しない場合に比べ、情報処理装置の立ち上り時間を短くできる。
請求項5の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、情報処理装置の立ち上がり時間をより短くできる。
請求項6の発明によれば、クロック信号選択手段を備えない場合に比べ、立ち上り時間を短くできる。
請求項7の発明によれば、記憶手段と設定手段とを備えない場合に比べ、情報処理装置を構成したときの部品の点数をより少なくできる。
請求項8の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、立ち上がり時間をより短くできる。
請求項9の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、画像形成装置の立ち上げにかかる所要時間を短くできる。
第1の実施の形態が適用される情報処理装置の全体構成の一例を示した図である。 情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。 クロック信号選択部を備えない制御装置を備える情報処理装置の全体構成の一例を示した図である。 クロック信号選択部を備えない制御装置を備える情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。 画像形成装置の構成の一例を示す図である。 画像形成装置と通信回線に接続された機器との関係を説明した図である。 第2の実施の形態が適用される情報処理装置の全体構成の一例を示した図である。 第3の実施の形態が適用される情報処理装置の全体構成の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
(情報処理装置1)
図1は、第1の実施の形態が適用される情報処理装置1の全体構成の一例を示した図である。
情報処理装置1は、論理演算および算術演算を実行するALU(Arithmetic Logical Unit:論理算術演算ユニット)などを備えた演算手段の一例としての中央演算処理装置(以下ではCPUと表記する。)10、CPU10の演算結果に基づいて、予め定められた機能を行う制御装置20、読み書き可能なメインメモリ30、データ、アドレス、命令(コマンド)などを転送するバス40、制御装置20の予め定められた状態に設定しなおすこと(リセット)を指示するリセット信号(/RST)を生成するリセット信号生成手段の一例としてのリセット信号生成部50、第1のクロック信号の一例としてのクロック信号CLKを生成するクロック信号生成手段の一例としてのクロック信号生成部60を備えている。
クロック信号CLKは、情報処理装置1において基準となる信号である。
メインメモリ30は、DRAMなどの揮発性メモリであってもよく、後述する不揮発性メモリであってもよい。
また、情報処理装置1は、読み出し専用メモリ(ROM)を備えていてもよい。
そして、制御装置20は、予め定められた機能を実行する実行手段の一例としての実行部21、リセット信号(/RST)によりリセットが解除になった際に実行部21を実行可能な状態に設定する設定手段の一例としての設定部22、実行部21を実行可能な状態に設定するためのデータを記憶する不揮発性メモリ23、クロック信号CLKを受信して予め定められた倍率に逓倍した第2のクロック信号の一例としてのPLLクロック信号PCLKを生成するクロック信号逓倍手段の一例としてのフェイズ・ロック・ループ(PLL)回路24(以下ではPLL24と表記する。)、実行部21内部の実行部クロック信号LCLKとして、クロック信号CLKまたはPLLクロック信号PCLKのいずれかを選択して切り替えるクロック信号選択手段の一例としてのクロック信号選択部25を備えている。
なお、実行部21は、CPU10と同様に、ALU、シーケンサ、カウンタ、レジスタなどを含む論理回路で構成されている。すなわち、実行部21は、CPU10から受信するコマンドに基づいて、メモリへのアクセスや、メモリから取り込んだデータの処理などを行い、制御装置20に予め定められた機能を実行する。
制御装置20において、PLL24を設け、クロック信号CLKを逓倍したPLLクロック信号PCLKで実行部21を動作させると、クロック信号CLKで動作させる場合に比べて、実行部21が高速に動作する。クロック信号CLKを高周波化する場合に比べ、ノイズの影響を受けにくく、実行部21の動作を高速化しやすい。
制御装置20の例については、情報処理装置1を制御部とする装置の一例としての画像形成装置100(後述する図5)において説明する。
ここでは、制御装置20は、実行部21、設定部22、不揮発性メモリ23、クロック信号選択部25が、ASICなどにより、1つの半導体チップとして構成されているとする。なお、実行部21、設定部22、不揮発性メモリ23、クロック信号選択部25がそれぞれ1つの半導体チップ、またはいくつかをまとめた半導体チップとして構成されていてもよい。
本明細書においては、「/RST」などの「/」は、そのあとに続く記号(アルファベットなど)の上にあるもの(アッパーバー)とし、記号(アルファベットなど)で示される信号が負論理であることを示す(図中においては、記号にアッパーバーを付して示し、端子に○を付して表記する。)。
設定部22の機能を説明する。
第1の実施の形態の制御装置20は、電源がオフからオンになって、リセットが解除されると、CPU10の制御によらず、実行部21を予め定められた機能を実行可能な状態に設定する。
ここで、実行部21が実行可能な状態とは、制御装置20が初めて実行可能になったときの実行部21の状態(初期状態)であってもよく、実行部21の実行が中断されたとき、中断された状態から実行を再開する状態であってもよい。
実行が中断されたときの例としては、実行部21がオン状態からオフ状態に移行する直前の状態(以下では、中断直前の状態と表記する。)が上げられる。なお、制御装置20は、実行部21によって制御されるので、実行部21が実行可能とは、制御装置20が実行可能であることである。以下では、実行部21で説明するが、制御装置20としても同様である。
実行部21を初期状態に設定するデータや、中断直前の状態に設定するデータは、不揮発性メモリ23に格納されている。
そして、リセットが解除されると、設定部22は、実行部21を実行可能な状態(初期状態または中断直前の状態)に設定するデータを、不揮発性メモリ23から読み出し、実行部21に書き込む(設定する)。
このように、第1の実施の形態の情報処理装置1では、制御装置20が設定部22を備えているので、CPU10の制御によらず、制御装置20の実行部21を実行可能な状態に設定できる。
なお、実行部21を中断直前の状態に設定するデータは、実行部21がオン状態からオフ状態に移行する直前、または実行部21の実行ごとに、不揮発性メモリ23に書き込まれる(退避される)。このようにすることで、実行部21は、オフ状態からオン状態に移行した際、オフ状態になる前に実行を中断した状態から、実行を再開することができる。
なお、実行部21がオン状態からオフ状態に移行する直前に、実行部21を中断直前の状態に設定するデータを不揮発性メモリ23に書き込む(退避する)時間がなかったときは、実行部21を中断直前の状態から再開させることができない。
これに対して、実行部21の実行ごとに、実行部21の状態を設定するデータ(レジスタおよびカウンタなどのデータ、シーケンサ、フリップフロップなどの状態に関するデータ)を不揮発性メモリ23に書き込め(退避すれ)ば、実行部21を中断直前の状態に設定するデータを不揮発性メモリ23に書き込む(退避する)時間がなくても、実行部21を中断直前の状態から再開させることができる。
設定部22がシーケンサなどのハードウエアで構成されている場合には、ハードウエア制御で実行部21の実行可能な状態に設定してもよい。この場合、実行可能な状態に設定するために要する時間が短くなる(所要時間が短い)。しかし、ソフトウエアによる制御(ソフトウエア制御)で実行部21を実行可能な状態に設定してもよい。
不揮発性メモリ23は、“1”/“0”で表されたデータを記憶する機能を有している。そして、「不揮発性」とは、電力が供給されている間はもとより電力の供給がない場合であっても、データを記憶することをいう。よって、実行部21を実行可能な状態に設定するためのデータを不揮発性メモリ23に記憶すれば、これらのデータは、実行部21がオフ状態になっても、失われない。
このような不揮発性メモリ23としては、DRAM、SRAMなどと同様に、高速に読み書きできる不揮発性メモリが好ましい。このような不揮発性メモリには、磁気メモリ(magnetoresistive RAM:MRAMと表示する。)、強誘電体メモリ(ferroelectric RAM:FeRAMと表記する。)、相変化メモリ(phase change RAM:PRAMと表記する。)、抵抗メモリ(resistance RAM:ReRAMと表記する。)等がある。
MRAMは、2枚の磁性積層膜をトンネル磁気抵抗膜で挟み、重ねた磁性積層膜の磁化のなす相対角度によりトンネル磁気抵抗膜の抵抗が変化する磁気抵抗(magnetoresistive:MR)効果を用いて情報(“1”/“0”)を記憶する。FeRAMは、PZT(Pb(Zr、Ti)O)などの強誘電体の分極を用いて情報(“1”/“0”)を記憶する。PRAMは、カルコゲナイドの相変化にともなう抵抗変化により情報(“1”/“0”)を記憶する。ReRAMは、電圧の印加による電気抵抗の大きな変化(CER(colossal electro−resistance)効果)を利用し、抵抗変化により情報(“1”/“0”)を記憶する。
これらの不揮発性メモリ(MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAM)は、DRAM、SRAMと同様に半導体基板上にマトリクス状にセルを高密度に配置でき、一体形成された駆動回路により高速に読み書きができる。さらに、書き換え回数の制限が原理的にない、または書き換え可能な回数が極めて大きい(以下では、書き換え回数の制限が小さいと表記する)。
このため、これらのMRAM、FeRAM、PRAM、ReRAM等は、不揮発性メモリ23に適用しやすい。
なお、不揮発性メモリには、MOSトランジスタのゲート電極(フローティングゲート)に蓄積した電荷の有無により情報(“1”/“0”)を記憶するフラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などもある。フラッシュメモリおよびEEPROMは、電気的に状態(“1”/“0”)の読み書きができるが、前述の不揮発性メモリ(MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAM等)に比べ、読み書きの速度、特に書き込みの速度が遅い。そして、フラッシュメモリ、EEPROMは、書き換え回数に制限がある。
これらのフラッシュメモリおよびEEPROMを、不揮発性メモリ23に適用してもよい。
また、不揮発性メモリ23の代わりに、DRAM、SRAMなどの揮発性メモリを使用してもよい。このときは、情報処理装置1の電源がオフになっても、データが記憶されるように、電池等によってバックアップすればよい。
次に、情報処理装置1における接続関係と信号の流れを説明する。
CPU10、制御装置20の実行部21、メインメモリ30は、データ、アドレス、命令などを双方向に送受信可能なバス40にそれぞれ接続されている。すなわち、CPU10、制御装置20(実行部21)、メインメモリ30は、バス40に並列に接続され、バス40を介してデータ、アドレス、命令などを相互に送受信可能としている。
リセット信号生成部50は、リセット信号(/RST)を生成して、CPU10および制御装置20の実行部21、設定部22、PLL24に送信する。
クロック信号生成部60は、クロック信号(CLK)を生成して、制御装置20の設定部22、PLL24、クロック信号選択部25に送信する。
そして、制御装置20において、実行部21と設定部22とは、データ、アドレス、命令などを相互に送受信可能なバスで接続されている。同様に、設定部22と不揮発性メモリ23とは、データ、アドレス、命令などを相互に送受信可能なバスで接続されている。
クロック信号選択部25は、2入力1出力であって、切り替えにより2入力のいずれか一方を選択して出力とする。
クロック信号選択部25の2入力の一方は、クロック信号CLKであって、他方はPLL24が生成するPLLクロック信号PCLKである。そして、クロック信号またはPLLクロック信号PCLKのいずれかが選択されて、出力である実行部クロック信号LCLKとなる。
すなわち、クロック信号選択部25は、PLLクロック信号PCLKとクロック信号CLKのいずれかを選択して(切り替えて)、実行部クロック信号LCLKとする。
情報処理装置1の動作を説明する。
図2は、情報処理装置1の動作を説明するタイミングチャートである。図2では、情報処理装置1の電源のOn/Off状態(図2では電源と表記する。以下同様に、図2中の表記を( )内に表記する。)、クロック信号生成部60の状態(CLKの状態)、リセット信号(/RST)のレベル、PLL24の状態(PLLの状態)、実行部クロック信号LCLKの源(LCLK源)、設定部22の状態(設定部の状態)、実行部21の状態(実行部の状態)を示している。
リセット信号(/RST)は、ハイレベル(以下「H」と表記する。)とローレベル(以下「L」と表記する。)とを有しているとする。例えば、「L」は0V、「H」は5Vである。
そして、時刻a、時刻b、時刻c、…のように、アルファベット順に時間が経過するとする。
情報処理装置1の電源をオン(On)にする時刻aにおいて、リセット信号(/RST)は「L」にあるとする。そして、CPU10、実行部21、設定部22、PLL24は、リセット信号(/RST)が「L」から「H」に移行する(リセットが解除される)ことにより動作を開始するとする。
また、クロック信号選択部25は、実行部クロック信号LCLKとしてクロック信号CLKを選択している。
時刻aにおいて、情報処理装置1の電源をオン(On)にする。電源をオンとしても、その直後において、クロック信号CLKは、周波数が安定してなかったり、発振振幅が小さかったりする不安定な状態(図2では不安定と表記)にある。
このとき、クロック信号CLKは、制御装置20の実行部21、設定部22、PLL24に送信されている。しかし、リセット信号(/RST)は「L」に保持され、実行部21、設定部22、PLL24を停止状態に維持している。これは、電源をオンにした後、動作状態が安定するまで暫く待たなければならない部品(例えば、水晶発振器)がある場合に、動作状態が安定するのを待つためである。これにより、情報処理装置1の不安定な動作が抑制される。
時刻bにおいて、クロック信号CLKが安定する。
そして、クロック信号CLKが安定した時刻bより後の時刻cにおいて、リセット信号生成部50は、リセット信号(/RST)を「L」から「H」に移行させ、リセットを解除する。なお、時刻aと時刻cとの時間差は、予め定められた時定数を有するコンデンサ(C)と抵抗(R)とで構成される積分回路などをリセット信号生成部50に設けることで得られる。
前述したように、リセット信号(/RST)は、CPU10、実行部21、設定部22、PLL24に並行して送信され、リセット信号(/RST)が解除されると、PLL24は動作を開始する。しかし、動作開始直後においては、PLL24が出力するPLLクロック信号PCLKは、周波数、位相がずれた不安定なアンロック状態(図2では“Un Lock”と表記する。)にある。この後、PLL24は、周波数、位相を制御し、予め定められた値となって安定したロック状態(図2では“Lock”と表記する。)へと移行していく。なお、アンロック状態を不安定状態、ロック状態を安定状態と表記することがある。
一方、実行部21および設定部22は、安定したクロック信号CLKが供給されているので、設定部22は実行部21を実行可能な状態に設定する処理(図2では状態設定と表記する。)を開始する。なお、時刻cでは、実行部クロック信号LCLKは、クロック信号CLKである。
時刻dにおいて、PLL24の出力するPLLクロック信号PCLKがロック状態になる。
このとき、設定部22は、実行部21を実行可能な状態に設定する処理(状態設定)を継続している。なお、時刻dでは、実行部クロック信号LCLKは、クロック信号CLKである。
時刻eにおいて、設定部22は、実行部21を実行可能な状態に設定する処理(状態設定)を完了する。これにより、実行部21は、実行を開始する(図2においては実行と表記する)。
そして、設定部22は、実行部21の実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKからPLLクロック信号PCLKに切り替えを指示するクロック選択信号CLKSELを、クロック信号選択部25に送信する。これにより、クロック信号選択部25は、実行部21の実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKからPLLクロック信号PCLKに切り替える。
この後、実行部21は、PLLクロック信号PCLKを実行部クロック信号LCLKとして動作する。
以上説明したように、本実施の形態では、実行部21の実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKまたはPLLクロック信号PCLKのいずれかに選択するクロック信号選択部25を備えている。これにより、PLL24がアンロック状態にあっても、設定部22は実行部21を実行可能な状態に設定する処理(状態設定)を開始することができる。このため、PLL24がロック状態になるのを待つことを要しない。
なお、上記では、時刻e、すなわち、設定部22が実行部21を実行可能な状態に設定する処理(状態設定)を完了するタイミングにおいて、実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKからPLLクロック信号PCLKに切り替えた。しかし、実行部クロック信号LCLKを切り替える切替タイミングは、PLL24がロックした時刻d以降であればよい。
よって、切替タイミングは、リセット信号(/RST)が「L」から「H」に移行した時刻cから、PLL24がロックするに要する時間(時刻cから時刻dまでに相当する時間より長い時間)で設定してもよい。この時間は、リセットが解除されてからの予め定められた経過時間である。この時間は、例えば、予め定められた時定数を有するコンデンサ(C)と抵抗(R)で構成される積分回路などで設定することができる。
また、PLL24がロックされたとき(ロック完了のとき)、すなわちPLLクロック信号PCLKが予め定められた設定値に設定されたときに、PLL24からロック完了の信号を設定部22が受信するように構成して、設定部22がロック完了の信号を受信したときを切替タイミングとしてもよい。
さらに、上記の3つの切替タイミングを、組み合わせて、2つまたは3つが成立したタイミングを切替タイミングとしてもよい。
次に、クロック信号選択部25を備えない制御装置20を説明し、第1の実施の形態の制御装置20と比較する。
図3は、クロック信号選択部25を備えない制御装置20を備える情報処理装置1の全体構成の一例を示した図である。
この情報処理装置1は、図1に示した情報処理装置1において、制御装置20がクロック信号選択部25を備えない。その一方、この情報処理装置1は、遅延部70を備えている。
遅延部70は、リセット信号生成部50に接続されて、リセット信号生成部50が生成するリセット信号(/RST)を遅延させる。遅延部70は、例えば、予め定められた時定数を有するコンデンサ(C)と抵抗(R)とで構成される積分回路などである。
リセット信号生成部50は、PLLリセット信号(/PLLRST)を生成して、制御装置20のPLL24および遅延部70に送信する。そして、遅延部70は、PLLリセット信号(/PLLRST)を受信し、遅延させたSYSリセット信号(/SYSRST)をCPU10ならびに制御装置20の実行部21および設定部22に送信する。
一方、クロック信号生成部60は、クロック信号CLKを制御装置20のPLL24、設定部22に送信する。PLL24は、生成するPLLクロック信号PCLKを実行部21に送信する。ここでは、実行部クロック信号LCLKは、PLLクロック信号PCLKである。すなわち、クロック信号選択部25を備えないので、実行部クロック信号LCLKとして、クロック信号CLKを用いることができない。
他の構成は、図1と同様であるので、説明を省略する。
図4は、クロック信号選択部25を備えない制御装置20を備える情報処理装置1の動作を説明するタイミングチャートである。
時刻a、時刻b、時刻c、…は、図2のタイミングチャートと同じとした。
図2と同様に、時刻aにおいて、情報処理装置1の電源がオフ状態からオン状態になり、時刻bにおいて、クロック信号CLKが安定する。
クロック信号CLKが安定した時刻bの後の時刻cにおいて、リセット信号生成部50は、PLLリセット信号(/PLLRST)を「L」から「H」に移行させる。これにより、PLL24がリセットを解除され、動作を開始する。ただし、動作開始直後においては、PLL24が出力するPLLクロック信号PCLKは、周波数、位相がずれたアンロック状態(“Un Lock”)にある。
時刻dにおいて、PLL24が出力するPLLクロック信号PCLKがロック状態(“Lock”)に移行する。
時刻eにおいて、遅延部70が実行部21、設定部22に送信するSYSリセット信号(/SYSRST)が「L」から「H」に移行する。これにより、実行部21、設定部22がリセット解除されて、設定部22は実行部21の状態設定を開始する。これにより、実行部21は、実行可能な状態に設定される。なお、SYSリセット信号(/SYSRST)が「L」から「H」になるタイミングは、PLL24がロックされた後(時刻d以降)になるように設定されている。
そして、時刻fにおいて、設定部22は実行部21の状態設定を完了する。そして、実行部21は実行を開始する。
図2と図4とを比較する。
図1、図2で説明した第1の実施の形態の情報処理装置1における制御装置20は、クロック信号選択部25を備え、実行部21がクロック信号CLKで動作できるように構成されている。よって、実行部21は時刻eにおいて実行を開始する。
これに対し、図3、図4で説明したクロック信号選択部25を備えない制御装置20では、PLL24がロックされて(時刻d以降)から、状態設定が行われる。よって、実行部21は、時刻fで実行を開始する。
すなわち、図1、図2で説明した第1の実施の形態の情報処理装置1における制御装置20は、実行が開始するまでに要する時間が短くなる(図4の時刻fが図2の時刻eになる)。
図1においては、制御装置20は1つがバス40に接続されているとした。しかし、複数の制御装置20がバス40にそれぞれ接続されていてもよい。
以上説明したように、制御装置20がPLL24を備え、入力されたクロック信号CLKから、PLL24により逓倍されたPLLクロック信号PCLKを用いて、実行部21を動作させることで、クロック信号CLKで動作させる場合に比べ、実行部21が高速に動作する。しかし、このような制御装置20においては、実行部21が正常に動作するためには、PLL24が生成するPLLクロック信号PCLKが安定になること、すなわちPLL24がロックされることが必要となる。
このため、実行部21の実行部クロック信号LCLKがPLLクロック信号PCLKに設定されていると、PLL24がロックするまで、実行部21を動作させることができない。このため、実行部21、制御装置20および情報処理装置1の立ち上がりに時間がかかってしまう。
そこで、第1の実施の形態では、実行部21の実行部クロック信号LCLKを、クロック信号CLKまたはPLLクロック信号PCLKのいずれかを選択して用いることができるようにしている。これにより、PLL24がアンロックであるときは、既に安定な状態にあるクロック信号CLKを実行部クロック信号LCLKに設定して、実行部21を実行可能な状態に設定する状態設定を開始している。すなわち、実行部21を立ち上げる際にかかる所要時間のうち、PLL24がアンロックである時間(図4における時刻cから時刻dまでの期間)を短縮できる。
なお、クロック信号CLKは、クロック信号CLKを逓倍して生成されるPLLクロック信号PCLKに比べ、周波数が低い。このため、クロック信号CLKを実行部クロック信号LCLKとすると、PLLクロック信号PCLKを実行部クロック信号LCLKとする場合に比べて、実行部21の動作が遅い。しかし、PLL24がロック状態になるまでの時間を待たないで、状態設定を開始するので、実行部21の立ち上り時間が短くなる。
また、実行部21は、実行部クロック信号LCLKがクロック信号CLKかPLLクロック信号PCLKかにより、実行部21の動作を設定するタイミングパラメータを変更してもよい。これにより、例え実行部クロック信号LCLKが、PLLクロック信号PCLKより周波数が低いクロック信号CLKであっても、実行部21の動作の遅延を抑制できる。
なお、タイミングパラメータとは、実行部21が実行部クロック信号LCLKを基にして生成する信号のタイミングである。
例えば、実行部21では、PLL24で逓倍したPLLクロック信号PCLKを分周した信号を後段の回路で用いることがある。この場合、実行部クロック信号LCLKがクロック信号CLKであるときは、分周比を小さくして、後段の回路の動作が遅延しないようにすればよい。
PLL24がクロック信号CLKを4倍に逓倍する場合、クロック信号CLKによる実行部21の動作は、PLLクロック信号PCLKによる動作の1/4倍に低下する。このとき、後段の回路に与える信号の分周比を1/4倍に設定すれば、後段の回路の動作の低下が抑制できる。
また、メインメモリ30がDDR SDRAM(Double−Data−Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)である場合など、アクセス信号に周波数の下限が設定されている場合がある。この場合において、クロック信号CLKにより実行部21を動作させるとき、アクセス信号の周波数が下限を超えて低くならないように、アクセス信号のタイミングパラメータを変更する。これにより、メインメモリ30をアクセスできなくなることが抑制できる。
なお、設定部22は、クロック選択信号CLKSELをクロック信号選択部25に送信している。よって、このクロック選択信号CLKSELを実行部21にも送信すれば、実行部21は実行部クロック信号LCLKが、クロック信号CLKまたはPLLクロック信号PCLKのいずれであるかを検知できる。よって、実行部21は、タイミングパラメータをクロック選択信号CLKSEL(実行部クロック信号LCLK)にしたがって設定することができる。
また、タイミングパラメータは、予め用意された複数のパラメータから、クロック選択信号CLKSELによって選択してもよく、クロック信号CLKとPLLクロック信号PCLKとの比率を演算して設定してもよい。
また、情報処理装置1は複数の制御装置20を備えていてもよい。複数の制御装置20に並行して、リセット信号(/RST)とクロック信号CLKを送信することで、複数の制御装置20のそれぞれの実行部21を並行して、実行可能な状態に設定できる。
次に、第1の実施の形態の情報処理装置1を画像形成装置100の制御部として構成する場合を説明する。
(画像形成装置100)
図5は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。
画像形成装置100は、制御部としての情報処理装置1と、ボタンなどユーザが指示を与えるためのUI(ユーザインターフェイス)部120、プリンタなどの画像形成部130、スキャナなどの画像読取部140、通信回線200(後述する図6参照)とデータなどの送受信を行う送受信部150を備えている。
そして、制御部としての情報処理装置1は、4つの制御装置20−1〜20−4を備えている。制御装置20−1はUI部120を制御する機能を有するUI制御装置、制御装置20−2は画像形成部130を制御する機能を有する画像形成制御装置、制御装置20−3は画像読取部140を制御する機能を有する画像読取制御装置、制御装置20−4は送受信部150を制御する機能を有する送受信制御装置である。画像形成装置100の説明においては、制御装置20−1〜20−4を、それぞれUI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4と読み替える。
UI部120はUI制御装置20−1に、画像形成部130は画像形成制御装置20−2に、画像読取部140は画像読取制御装置20−3に、送受信部150は送受信制御装置20−4に、それぞれデータ、命令などを送受信可能に接続されている。
UI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4はそれぞれ図1に示した制御装置20と同様な構成である。なお、UI制御装置20−1の実行部21(図1参照)は、UI部120とデータ、命令などを送受信可能なバスで接続されている。他の画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4も同様である。
さらに、リセット信号生成部50は、リセット信号(/RST)をUI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4に並行に送信する。また、クロック信号生成部は、クロック信号CLKをUI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4に並行に送信する。
なお、UI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4は、それぞれ図1に示した制御装置20と同様であるので、リセット信号(/RST)はそれぞれの実行部21、設定部22、PLL24に並行して受信される(図5では、それぞれ1本の信号で表記している。)。同様に、クロック信号CLKはそれぞれの設定部22、PLL24、クロック信号選択部25に並行して受信される(図5では、それぞれ1本の信号で表記している。)。
UI部120は、例えばボタンやタッチパネルなどで構成された入力機器であって、ユーザからの指示が入力される。そして、UI制御装置20−1は、UI部120に入力されたユーザの指示をCPU10に送信し、CPU10からの命令を受信し、UI部120がユーザの指示に対応した応答(入力画面などの切り替え)をするように制御する。
画像形成部130は、LEDなどにより感光体ドラムに潜像を書き込み、潜像をトナーで現像して紙などの記録部材に転写する方式のプリンタでもよく、インクジェットなどで記録部材に像を形成する方式のプリンタであってもよい。そして、画像形成制御装置20−2は、メインメモリ30内の画像データを画像形成部130に送信したり、画像形成部130から動作状態に関するデータを受信してCPU10に送信したりする。
画像読取部140は、画像が記録された記録部材に対向させた受光素子アレイをスキャンさせる方式の画像読取機器であってもよく、CCDなどの撮像素子で画像を読み取る方式の撮像機器であってもよい。そして、画像読取制御装置20−3は、CPU10と画像読取部140との間にあって、CPU10から画像読取部140の読み取り条件などを設定するデータを受信して画像読取部140に送信したり、画像読取部140が読み取った画像データを受信してメインメモリ30に送信したりする。
送受信部150は、通信回線200を介してコンピュータ300またはファクシミリ装置400から送信された画像などのデータを受信する(後述する図6参照)。送受信制御装置20−4は、送受信部150が受信したデータをCPU10やメインメモリ30に送信する。また、送受信部150は、通信回線200に接続されたコンピュータ300またはファクシミリ装置400に、画像読取部140が読み取った画像などのデータを、送受信制御装置20−4を介して送信する。
図6は、画像形成装置100と通信回線200に接続された機器との関係を説明した図である。
画像形成装置100は、送受信部150を介して、インターネット、電話網などの通信回線200に接続されている。そして、通信回線200には、コンピュータ300、ファクシミリ装置400、サーバ500などが接続されている。
図5および図6を参照して、画像形成装置100の基本的な動作を説明する。
画像形成装置100は、画像読取部140から読み取った画像を、画像形成部130により記録部材に印刷する。
また、画像形成装置100は、通信回線200を介して、画像形成装置100の外部に置かれたコンピュータ300、ファクシミリ装置400またはサーバ500から送信された画像などのデータを画像形成部130により記録部材に印刷する。
一方、画像形成装置100は、画像読取部140が読み取った画像などのデータを、送受信部150から通信回線200を介して画像形成装置100の外部に置かれたコンピュータ300および/またはファクシミリ装置400に送信する。
この画像形成装置100は、使用されないときは通電されていないことが好ましい。例えば、電源からの電力の供給が全くない完全停止状態または節電のために一部の機能を停止させた待機(スリープ)状態に設定される。そして、使用しようとするときに、これらの完全停止状態または待機状態から、速やかに実行可能な状態になることが望ましい。
このため、図5に示すように、第1の実施の形態における情報処理装置1を、画像形成装置100の制御部とすると、UI制御装置20−1、画像形成制御装置20−2、画像読取制御装置20−3、送受信制御装置20−4は、リセット信号(/RST)を並行して受信し、リセットが解除されることで、それぞれの実行部21の実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKをとして動作させ、設定部22による実行部21の状態設定を開始する。
よって、前述したように、PLL24がロックされてから、実行部21の状態設定が開始する場合に比べ、実行部21が短い時間で実行を開始できる。
[第2の実施の形態]
(情報処理装置1)
第1の実施の形態の情報処理装置1では、制御装置20は実行部21、PLL24に加え、設定部22、不揮発性メモリ23を備えていた。第2の実施の形態の情報処理装置1では、制御装置20は実行部21とPLL24とを備え、設定部22、不揮発性メモリ23を備えないとした。そして、設定部22、不揮発性メモリ23は、制御装置20とは別に構成されているとした。
図7は、第2の実施の形態が適用される情報処理装置1の全体構成の一例を示した図である。第2の実施の形態では、情報処理装置1は、第1の実施の形態における情報処理装置1におけるCPU10、メインメモリ30、リセット信号生成部50、クロック信号生成部60に加え、不揮発性メモリ35、設定部80、複数の制御装置20を備えている。ここでは、複数の制御装置20を制御装置20−1、20−2、…と表記する。なお、図7では、制御装置20−1、20−2を示している。
そして、制御装置20−1、20−2は、それぞれ実行部21、PLL24、クロック信号選択部25を備えている。
すなわち、第2の実施の形態の情報処理装置1の制御装置20では、第1の実施の形態の制御装置20から、設定部22を取り出して設定部80に、不揮発性メモリ23を取り出して不揮発性メモリ35とした構成である。
そして、制御装置20−1、20−2および設定部80は個別のASICなどで構成されているとする。
リセット信号生成部50は、リセット信号(/RST)を生成し、CPU10、設定部80、制御装置20−1、20−2のそれぞれの実行部21、PLL24に並行して送信する。
クロック信号生成部60は、クロック信号CLKを生成し、設定部80、制御装置20−1、20−2のそれぞれのPLL24、クロック信号選択部25に送信する。
設定部80は、クロック選択信号CLKSELを生成し、制御装置20−1、20−2のそれぞれのクロック信号選択部25に送信する。
第2の実施の形態における情報処理装置1の動作は、第1の実施の形態と同様である。すなわち、情報処理装置1の電源がオンになって、クロック信号CLKが安定した後、リセット信号(/RST)が「L」から「H」になる(図2の時刻c)。すると、設定部80および制御装置20−1、20−2のそれぞれの実行部21、PLL24が動作を開始する。設定部80は、不揮発性メモリ35から、それぞれの実行部21を実行可能な状態に設定するデータを順に読み出して、それぞれの実行部21を順に状態設定する。
そして、PLL24がロック(図2の時刻d)した後に、それぞれのクロック信号選択部25は、設定部80から受信したクロック選択信号CLKSELにより、実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKからPLLクロック信号PCLKに切り替える。
なお、切替のタイミングは、第1の実施の形態と同様に、それぞれの実行部21が実行可能な状態への設定(状態設定)が完了した後でなくともよい。状態設定の処理の途中で切り替えれば、状態設定に要する時間を短くすることができる。
そして、それぞれの実行部21が実行可能な状態に設定されると、それぞれの実行部21は実行を開始する。
なお、すべての実行部21が実行可能な状態に設定されてから、情報処理装置1が動作を開始するようにしてもよく、制御装置20−1、20−2ごとに順次動作を開始してもよい。
ここでは、制御装置20−1、20−2と2個としたが、さらに制御装置20−3、…とあってもよい。
また、設定部80は、それぞれの実行部21の状態設定している間、CPU10に対してBUSYであることを、バス40を介して行っている。よって、図7では、BUSY信号の経路を記載していない。
以上説明したように、第1の実施の形態における制御装置20から、設定部22および不揮発性メモリ23を取り出すことで、制御装置20−1、20−2、…の大きさが小さくなる。
また、1組の設定部80と不揮発性メモリ35とで、複数の制御装置20−1、20−2、…のそれぞれの実行部21の状態設定ができる。
さらに、不揮発性メモリ35を制御装置20−1、20−2、…で共用することで、不揮発性メモリ35を使用する効率が向上する。
また、MRAMなどの高速にアクセス可能な不揮発性メモリ35をそれぞれの実行部21の状態設定のためのデータを記憶または退避するエリアに使用することに加え、メインメモリ30として使用することもできる。
この場合、不揮発性メモリ35がオペレーションシステム(OS)、プログラム、テキスト、定数、変数などを記憶し、揮発性のメインメモリ30が作業領域(ワークエリア)として一時的に使用するデータなどを記憶することとすると、情報処理装置1の電源をオフにしたのち再びオンにする際、OS、プログラムなどを再度ロードする必要がない。よって、情報処理装置1を、短い時間で実行可能な状態にできる。
[第3の実施の形態]
(情報処理装置1)
第3の実施の形態の情報処理装置1は、第1の実施の形態の制御装置20と第2の実施の形態の制御装置20−1、20−2、…とを併用する。すなわち、第1の実施の形態における制御装置20は、実行部21、PLL24に加え、設定部22と不揮発性メモリ23を備えている。一方、第2の実施の形態の制御装置20−1、20−2、…は、実行部21、PLL24を備え、設定部22、不揮発性メモリ23を備えない。
そこで、第3の実施の形態では、第1の実施の形態における制御装置20(以下では制御装置20−0と表記する。)と第2の実施の形態における制御装置20−1、20−2、…とを併用し、制御装置20−0が内蔵する設定部22と不揮発性メモリ23とを用いて、制御装置20−1、20−2、…を実行可能な状態に設定する。
図8は、第3の実施の形態が適用される情報処理装置1の全体構成の一例を示した図である。なお、図8では、制御装置20−0、20−1を示している。
第1の実施の形態の情報処理装置1と、同様な部分の説明は省略し、異なる部分を説明する。制御装置20−0、20−1はそれぞれの実行部21がバス40に接続されている。
そして、制御装置20−0の設定部22は、生成するクロック選択信号CLKSELを、制御装置20−0のクロック信号選択部25に送信するとともに、制御装置20−1のクロック信号選択部25にも送信する。
第3の実施の形態における情報処理装置1の動作は、第2の実施の形態と同様である。すなわち、情報処理装置1の電源がオンになって、クロック信号CLKが安定した後、リセット信号(/RST)が「L」から「H」になる(図2の時刻c)。すると、制御装置20−0の実行部21、設定部22、PLL24が動作を開始する。同様に、制御装置20−1の実行部21、PLL24が動作を開始する。このとき、制御装置20−0の実行部21および制御装置20−1の実行部21はクロック信号CLKにより動作している。
制御装置20−0の設定部22は、制御装置20−0の不揮発性メモリ23から制御装置20−0の実行部21を実行可能な状態に設定するデータを読み出して、制御装置20−0の実行部21を設定する。制御装置20−0の実行部21が実行可能な状態に設定されると、設定部22は、不揮発性メモリ23から制御装置20−1の実行部21を実行可能な状態に設定するデータを読み出して、制御装置20−1の実行部21を設定する。さらに、制御装置20−2、…とある場合には、それぞれの制御装置20−2、…を設定する。このようにして、すべての制御装置20−0、20−1、20−2、…のそれぞれの実行部21は、実行可能な状態に設定される。
このとき、制御装置20−1の実行部21を実行可能な状態に設定するデータは、制御装置20−0の設定部22が不揮発性メモリ23から読み出し、制御装置20−0の実行部21を介して、バス40に読み出される。そして、バス40を介して制御装置20−1の実行部21に送信され、実行部21が実行可能な状態に設定される。
この間に、制御装置20−0、20−1のそれぞれのPLL24がロックされ、PLLクロック信号PCLKが安定する。PLL24がロックした後、制御装置20−0の設定部22は、クロック選択信号CLKSELを生成し、それぞれのクロック信号選択部25に送信する。それぞれのクロック信号選択部25は、それぞれの実行部21の実行部クロック信号LCLKをクロック信号CLKからPLLクロック信号PCLKに切り替える。切替のタイミングは、第1の実施の形態と同様に、それぞれの制御装置20の実行部21が実行可能な状態に設定された後でなくともよい。状態設定の途中で切り替えれば、状態設定に要する時間を短くすることができる。
すべての制御装置20−0、20−1のそれぞれの実行部21は、実行可能な状態に設定されれば、実行を開始する。
なお、第2の実施の形態における情報処理装置1と同様に、すべての制御装置20−0、20−1、…の実行部21が実行可能な状態に設定されてから、情報処理装置1が動作を開始するようにしてもよく、制御装置20−0、20−1、…ごとに順次動作を開始するようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施の形態の情報処理装置1では、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様に、制御装置20−0、20−1、…のそれぞれの実行部21の立ち上り時間が短くなる。
また、第1の実施の形態における制御装置20(制御装置20−0)と、第2の実施の形態の制御装置20(制御装置20−1、…)とを併用することで、制御装置20−1、…の大きさを小さくできる。
さらに、不揮発性メモリ23を制御装置20−0および制御装置20−1、20−2、…で共用することで、不揮発性メモリ23の使用効率が向上する。
1…情報処理装置、10…CPU、20、20−0、20−1、20−2、20−3、20−4…制御装置、21…実行部、22…設定部、23、35…不揮発性メモリ、30…メインメモリ、40…バス、50…リセット信号生成部、60…クロック信号生成部、70…遅延部、80…設定部、100…画像形成装置、120…UI部、130…画像形成部、140…画像読取部、150…送受信部、200…通信回線、300…コンピュータ、400…ファクシミリ装置、500…サーバ

Claims (9)

  1. 論理演算または算術演算をする演算手段と、
    前記演算手段の演算結果に基づいて予め定められた機能を実行する実行手段と、
    基準となる第1のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、
    前記第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、
    前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のいずか一方を選択して前記実行手段に供給するクロック信号選択手段と、
    前記実行手段を実行可能な状態に設定するためのデータを、読み書き可能であって、電源を供給しなくても、記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、
    電源がオンになってリセットが解除されると、前記クロック信号選択手段に前記第1のクロック信号を選択させ、前記記憶手段より前記データを読み出して前記実行手段に書き込みを開始し、当該実行手段を実行可能な状態に設定する設定手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記記憶手段が記憶するデータは、初めて実行可能な状態にするために前記実行手段に書き込むデータまたは実行が中断したときから再開して実行可能な状態にするために当該実行手段に書き込むデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段は、前記リセットが解除されてから予め定められた時間が経過した後、前記クロック信号逓倍手段から前記第2のクロック信号が予め定められた設定値に設定されたことを示す信号を受信した後、または前記実行手段が実行可能な状態に設定された後の少なくともいずれか1つの後に、前記クロック信号選択手段に対して当該第2のクロック信号を選択させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行手段は、供給される前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のそれぞれに対応して、前記予め定められた機能を実行するために生成する信号のタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記不揮発性メモリが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 外部から供給される第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、
    前記第1のクロック信号または前記第2のクロック信号のいずか一方を選択するクロック信号選択手段と、
    電源がオンになってリセットが解除されると、前記第1のクロック信号が供給され、読み書き可能であって電源を供給しなくても記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリからデータが読み出され、書き込みが開始されて実行可能な状態に設定されることで、予め定められた機能を実行する実行手段と
    を備える制御装置。
  7. 前記実行手段を実行可能な状態に設定するデータを、前記不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、
    電源がオンになってリセットが解除されると、前記クロック信号選択手段に前記第1のクロック信号を選択させて、前記記憶手段より前記データを読み出して前記実行手段に書き込みを開始する設定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記不揮発性メモリが、MRAM、FeRAM、PRAM、ReRAMのいずれかであることを特徴とする請求項6または7に記載の制御装置。
  9. 画像を記録部材に形成する画像形成部と、
    論理演算または算術演算をする演算手段と、当該演算手段の演算結果に基づいて予め定められた機能を実行する実行手段と、基準となる第1のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、当該第1のクロック信号を逓倍して第2のクロック信号を生成するクロック信号逓倍手段と、当該第1のクロック信号または当該第2のクロック信号のいずか一方を選択して当該実行手段に供給するクロック信号選択手段と、当該実行手段を実行可能な状態に設定するためのデータを、読み書き可能であって、電源を供給しなくても、記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリに記憶する記憶手段と、電源がオンになりリセットが解除されることにより、当該クロック信号選択手段に当該第1のクロック信号を選択させ、当該記憶手段より当該データを読み出して当該実行手段に書き込みを開始し、当該実行手段を実行可能な状態に設定する設定手段とを備え、前記画像形成部を制御する制御部と
    を備える画像形成装置。
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