JP2006195434A - 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006195434A JP2006195434A JP2005347940A JP2005347940A JP2006195434A JP 2006195434 A JP2006195434 A JP 2006195434A JP 2005347940 A JP2005347940 A JP 2005347940A JP 2005347940 A JP2005347940 A JP 2005347940A JP 2006195434 A JP2006195434 A JP 2006195434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- recording sheet
- image forming
- charging
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】両面プリントに対する課金を適正に行なうこと。
【解決手段】記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置であって、記録シートの面単位に課金を行なう第1のモードと、記録シートの記録シート単位に、両面記録分の課金を行なう第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定することにより適正な課金を可能とした(S109)。
【選択図】図3
【解決手段】記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置であって、記録シートの面単位に課金を行なう第1のモードと、記録シートの記録シート単位に、両面記録分の課金を行なう第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定することにより適正な課金を可能とした(S109)。
【選択図】図3
Description
本発明は画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
従来から、コピー、プリント等のプリントサービスを提供する際に、そのプリントサービスに対して課金を実施する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置の中には、ジョブデータを受信し、受信したジョブデータに含まれた画像データをビットマップ展開する際にエラーを発生した場合の課金処理に着目した装置も提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−256177号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、両面プリントサービスを提供し、かつそのサービスに対する課金を行う際に問題が生じていた。すなわち、1枚の記録シートの一方の面のプリントが完了した後、他方の面のプリントが完了せずプリント動作が中断した場合を考える。この場合、ユーザに対して一方の面分のプリントサービスに対する課金をすべきか否かという問題がある。両面の印刷を期待していたのに、一方の面の印刷物しか得られない場合にも対価を支払うのは、ユーザにとっては不合理に感じるかもしれない。
一方、課金側の立場では、すくなくとも一方の面のプリントを完了し、そのサービスをユーザに提供したので、片面プリント分のプリントサービスの対価を課金したいという意識がある。すなわち、中途半端なサービスを提供した場合の課金側とユーザ側との間で対立が生じてしまう。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、両面プリントに対する課金を適正に行なうことのできる画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置において、画像データ入力手段と、前記画像データ入力手段からの画像データに従って前記記録シートに画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成部に接続された制御手段と、前記記録材記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定手段とを含み、前記制御手段は、前記課金設定手段で設定されたモードに応じて画像形成サービスを行うことを特徴とする。
また上記目的を達成するため、本発明の他の実施形態に係る制御方法は、記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置の制御方法において、画像データ入力工程と、前記画像データ入力工程からの画像データに従って前記記録シートに画像形成を行う画像形成工程と、制御工程と、前記記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定工程とを含み、前記制御工程は、前記課金設定工程において設定されたモードに応じて画像形成サービスを行うことを特徴とする。
また上記目的を達成するため、本発明の実施形態に係る制御プログラムは、記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置の制御プログラムであって、画像データ入力工程と、前記画像データ入力工程からの画像データに従って前記記録シートに画像形成を行う画像形成工程と、制御工程と、前記記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定工程とを含み、前記制御工程は、前記課金設定工程において設定されたモードに応じて画像形成サービスを行い、前記工程を前記画像形成装置で実行させることを特徴とする。
また上記目的を達成するため、本発明の他の実施形態に係る記憶媒体は、本発明の前記実施形態における制御プログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、両面プリントに対する課金を適正に行なうことのできる画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本実施の形態にかかるシステムの構成図である。本システムは画像形成装置としての複写機100と料金徴収装置としてのコイン制御装置200とを含む。これらは、信頼性の高い通信回線、例えば、LANケーブル、無線LAN通信、RS232C、USB、IEEE1394等のケーブルで接続されている。設置者は、複写機100とコイン制御装置200とを接続して構成した装置をコンビニエンスストアなどに設置し、複写機100、またはコイン制御装置200を操作して課金方法を設定する。コンビニエンスストアを訪れた使用者は、プリントサービスを受けるためにコイン制御装置200に対してお金を投入し、その後複写機100を操作して投入した金額の範囲内でプリントサービスを受ける。
図2は図1の複写機100の内部構成を示す概略的なブロック図である。複写機100は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)1、CPU1のワークエリアを提供するRAM2、プログラムを提供し、さまざまな設定を記憶するハードディスク3を有する。さらに記録シートとして用いるプリント用紙にプリントを実行する印刷部4、ユーザ(使用者、設置者含む)が複写機100の設定を行うユーザコマンド入力部5を有する。またさらに、原稿を読み取る画像読取部6、コイン制御装置200と通信を行う料金徴収制御部7、センサ群9、メインバス8を含む。
本実施形態において印刷部4はトナーを用いてプリントを実行する静電潜像型の複写機で説明するが、インクジェット方式を採用したインクジェット型の複写機を用いても良い。センサ群9は、印刷部4におけるトナーの残量を検知するトナー残量検知センサ、プリント用紙搬送路におけるプリント用紙の紙づまりを検知するペーパーエッジセンサ、プリント用紙給紙部におけるプリント用紙の有無を検知するペーパ有無センサなどを含んでいる。尚、上記のさまざまな設定を記憶するには、ハードディスク3以外にフロッピー(登録商標)ディスクや半導体のNV(Non-Volatile)-RAM等であってもよい。
なお、本発明の実施形態においては特に断らない限り、複写機100ではCPU1がメインバス8を介してRAM2、ハードディスク3、印刷部4、ユーザコマンド入力部5、画像読取部6、料金徴収制御部7、センサ群9を制御する。
まず複写機100の初期化について図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
複写機100の電源を投入し、複写機100を立ち上げる(S102)。そして複写機100の内部で必要な初期化処理を実施する(S103)。そしてユーザコマンド入力部5からの入力によりシステム設定モードに入るかどうかを判断する(S104)。なお、システム設定モードに入るときにはパスワードやIDカード等での認証が求められる。これにより、料金を支払って複写機100を利用する客が勝手に課金方法の設定を変更できないように構成されている。システム設定モードに入らなければ通常の使用モードに入り入力に対応する通常処理を実施する(S105)。
システム設定モードでは、プリント用紙の一方の面に対する印刷が終了した時点で、その一方の面に対するプリントサービス分の課金を行う。そしてプリント用紙の他方の面に対する印刷が終了した時点で、その他方の面に対するプリントサービス分の課金を行なう第1のモードを有する。さらに、プリント用紙の両面に対して画像形成が終了した時点で、両面プリントサービス分の課金を行なう第2のモードを有する。この2つのモードの何れかを選択的に設定することができる。
具体的には、例えば図4のようなシステム設定ページが表示されたユーザインターフェース画像400をユーザコマンド入力部5に設けた表示部に表示する。そして、両面印刷時の料金徴収設定モードが選択されたかどうか判断する(S106)。この場合、ユーザコマンド入力部5において、料金徴収設定モードが選択されなければ、対応する処理を実施する(S107)。
一方、料金徴収設定モードが選択された場合には、例えば図5のような選択ページのユーザインターフェース画像500をユーザコマンド入力部5の表示部に表示する(S108)。ここでは、例として、両面プリントサービス時に一方の面のプリントが完了し、他方の面のプリント中にジャム(紙づまり)が発生したとき、一方の面のプリントサービス分の料金を徴収するかどうかを問うメッセージが表示されている。この場合、単純に片面単位で課金するか、両面単位で課金するかを問うメッセージでも良い。さらには、印刷面単位に課金するか、用紙の枚数単位に課金するかを問うメッセージでも良い。
設置者が、ユーザコマンド入力部5で"はい"を選択すると、ステップS109からS110に進み、ハードディスク3の記憶領域に片面徴収FLAGをONとして記憶させた後に設置される。これにより上述の第1のモードに移行する。
また、設置者が、ユーザコマンド入力部5で"いいえ"を選択すると、ステップS109からS111に進み、ハードディスク3の記憶領域に片面徴収FLAGをOFFとして記憶させた後に設置される。これにより、上述の第2のモードに移行する。そしてユーザコマンド入力部5よりシステム設定モードを終了するかどうか選択が求められる(S112)。終了するのであればS104に戻る。しかし、終了しないのであればS106に戻る。
ここでは、設置者が課金の単位を選択的に設定することを前提に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、プリントを要求するユーザが、このような設定を可能な構成としても良い。ただしその場合には、プリントを要求するユーザは料金設定変更だけは出来ない。
次に図8、図9及び図10を用いて、複写機100の通常処理動作を詳細に説明する。先ず、本発明の実施形態に係る複写機100の動作を示すフローチャートの一部を示す図9において、電源投入され、複写機100が起動する(S202)。すると複写機内部の初期化が行われる(S203)。尚、本発明の実施形態に係る複写機100の動作は、図9と、後に説明する図10とで、全体の動作を示すフローチャートとなる。従って、図9の丸で囲んだA及びBの流れは、図10の丸で囲んだA及びBにつながるものである。
初期化終了後、システム設定モードに入るかどうかユーザコマンド入力部5より選択が求められる(S204)。システム設定モードが選択されれば、システム設定モードの処理を行う(S205)。通常モードが選択されれば、ユーザが両面プリントサービスを選択したかどうか判定する(S206)。もし他のサービスが選択されれば、対応するサービス処理を実施して(S207)、ステップS204に戻る。
ユーザが両面プリントサービスを選択した場合、原稿読み取り部6に原稿がセットされるのを待つ(S208)。この時、ユーザコマンド入力部5の表示部に、図3のステップS108〜S111で用いた料金徴収の方法の設定ページを表示して、ユーザに確認させても良い。例えば、「本装置は、印刷面毎に課金が行なわれるよう設定されています」や「本装置は、片面のみ印刷した時点でエラーによって終了しても、片面分のプリント料金を徴収させていただく設定になっています」といったメッセージを表示すればよい。これにより、ユーザは課金設定を納得した上で、複写機100を使用することができる。
原稿がセットされれば原稿のおもて面を画像読み取り部6で読み取り、そのイメージを電子データ化しハードディスク3に格納する(S209)。そして読み取った原稿がカラーか白黒かを判定し、さらにその用紙サイズを判定し、図8で示されるような料金計算テーブルより、おもて面の複写料金を算出し確定する(S210)。そして原稿を反転させ原稿の裏面を画像読み取り部6で読み取り、そのイメージを電子データ化しハードディスク3に格納する(S211)。そして読み取った原稿がカラーか白黒かを判定し、さらにその画像サイズを判定し図8で示されるような料金算出テーブルより、裏面の複写料金を算出し確定する(S212)。そしておもて面の複写料金と裏面の複写料金の合算し両面複写の合計料金を算出する(S213)。なお、上記ではカラーコピー/白黒コピー動作の判定を原稿の色の自動判別によるものとした。しかし、ユーザがユーザコマンド入力部5などから、コピーモードを指定する方法を採用してもよい。この場合、原稿がカラーであったとしても所望するコピー画像は白黒で充分であるとユーザが判断すれば料金節約になるからである。
次に、料金徴収制御部7を介して、合計料金をパラメータとする料金確認要求をコイン制御装置200に送出する(S214)。そしてコイン制御装置200からの報告を待つ(S215)。料金徴収制御部7を介してコイン制御装置200からの報告または通知を受信すれば、その受信内容がプリント料金確認の完了報告か、プリント料金不足の通知かを判定する(S216)。もし受信したものがプリント料金不足の通知であればコイン制御装置200に投入された金額が両面複写サービスの対価よりも少ないと判断する。そしてユーザにコインをさらに投入するように催促する画面をユーザコマンド入力部5に出す(S217)。その後S215に戻る。もしプリント料金確認の完了報告であればコイン制御装置200に投入された金額が両面複写サービスの対価と同じか、または多いと判断し、両面複写サービスの実行が可能と判断する。
そして次に、本発明の実施形態に係る複写機100の動作を示すフローチャートの一部である図10に示すように、ハードディスク3に格納されている片面徴収FLAGがONかOFFか判定する(S218)。
片面徴収FLAGがONであれば、ハードディスク3に格納されていた原稿のおもて面のイメージデータを取り出す。そして印刷部4を利用してプリント用紙のおもて面のプリントを開始する(S219)。プリント中にジャムやトナー切れ、紙切れ等の異常が発生したかどうか確認する(S220)。異常が発生していれば異常判定処理を行う。異常判定処理の中で、ユーザによってプリント処理の中断指示がなされれば、本フローチャートの処理を終了する。異常判定処理の中で、印字を再開できれば、ステップS220に戻る。
ステップS220で正常にプリントが終了していれば、おもて面の複写料金をパラメータとしたプリント料金引き落とし要求を料金徴収制御部7を介してコイン制御装置200に送信する(S221)。そしてプリント用紙を反転させ裏面プリントに備える(S222)。ハードディスク3に格納されていた原稿の裏面のイメージの電子データを取り出す。そして印刷部4を利用して裏面のプリントを開始する(S223)。プリント中にジャムやトナー切れ、紙切れ等異常が発生したかどうか確認する(S224)。異常が発生していれば異常判定処理を行う。異常判定処理の中で、ユーザによってプリント処理の中断指示がなされれば、本フローチャートの処理を終了する。異常判定処理の中で、プリントを再開できれば、ステップS224に戻る。
正常にプリントが終了していれば裏面の複写料金をパラメータとしたプリント料金を引き落とし要求を料金徴収制御部7を介してコイン制御装置200に送信し(S225)、図9に示すステップS206に戻る。
片面徴収FLAGがOFFであればハードディスク3に格納されていた原稿のおもて面のイメージデータを取り出す。そして印刷部4を利用してプリント用紙のおもて面のプリントを開始する(S226)。プリント中にジャムやトナー切れ、紙切れ等異常が発生したかどうか確認する(S227)。異常が発生していれば異常判定処理を行う。異常判定処理の中で、ユーザによってプリント処理の中断指示がなされれば、本フローチャートの処理を終了する。異常判定処理の中で、印字を再開できれば、ステップS227に戻る。
正常にプリントが終了していればプリント紙を反転させ裏面プリントに備える(S228)。ハードディスク3に格納されていた原稿の裏面のイメージデータを取り出す。そして印刷部4を利用して裏面のプリントを開始する(S229)。プリント中にジャムやトナー切れ、紙切れ等異常が発生したかどうか確認する(S230)。異常が発生していれば異常判定処理を行う。異常判定処理の中で、ユーザによってプリント処理の中断指示がなされれば、本フローチャートの処理を終了する。異常判定処理の中で、プリントを再開できればステップS230に戻る。正常にプリントが終了していれば、おもて面と裏面の複写料金の合算料金をパラメータとしたプリント料金の引き落とし要求を料金徴収制御部7を介してコイン制御装置200に送信し(S231)、図9に示すS206に戻る。
次に異常判定処理について図11を利用して詳細に説明する。異常の原因として紙づまりを検知したか(S301)、トナー切れを検知したか(S306)、紙なしを検知したかどうか(S310)を判定する。紙づまりについては、センサ群9のペーパーエッジセンサによって検知され、CPU1によって判定される。トナー切れについては、センサ群9のトナー残量検知センサによって検知され、CPU1によって判定される。紙なしについては、ペーパ有無センサによって検知され、CPU1によって判定される。なお、これらの判定は、おもて面のプリント終了までは、おもて面プリントの異常判定処理として行う。またおもて面のプリント終了以後、プリント用紙の反転時を含み、プリント用紙の排紙完了までを裏面プリントの異常判定処理として行う。
紙づまりが検知されていれば、ユーザコマンド入力部5の表示部に紙づまりの通知を表示する(S302)。そして紙づまりが解消されるのを待つ(S303)。紙づまりが解消されていればハードディスク3よりプリントしようとしていたイメージデータを再び取り出し(S304)プリントを開始する(S305)。
トナー切れが検知されればユーザコマンド入力部5の表示部にトナー切れの通知を表示する(S307)。そしてトナー切れが解消されるのを待つ(S308)。トナー切れが解消されていればプリントを開始する(S309)。
紙なしが検知されればユーザコマンド入力部5に対応するサイズの紙切れの通知を表示する(S311)。そして紙なしが解消されるのを待つ(S312)。紙なしが解消されていればプリントを開始する(S313)。
その他の異常であれば対応する処理がなされ、問題が解決されるのを待つ(S314)。問題が解決されれば、プリントを開始する(S315)。
各種の異常が解消されたか否かを判定する際に、同時に、ユーザからプリント処理の中止指示を入力したか否かをも判定する(S316〜S318)。そしてキャンセルの指示をユーザから入力した場合には、プリント処理自体を終了する。
次にコイン制御装置200の動作について、図12を用いて詳細に説明する。
電源が投入されて、コイン制御装置200の内部の初期化処理が実施される(S402)。そして新規にコインが投入されるのを待つ(S403)。新規にコインが投入されれば現在コイン投入、払い戻しがロック(禁止)されているかどうか判定する(S404)。ロックされていれば新規に投入されたコインを返却する(S405)。ロックされていなければ新規に投入されたコインの金額を現在のコイン制御装置200に投入済みの金額に加算する(S406)。
そして複写機100からプリント料金確認要求を受信したかどうか調べる(S407)。受信していなければコイン返却レバーが操作されたかを調べる(S408)。コイン返却レバーが操作されていなければ、S407を行う。コイン返却レバーが操作された場合、現在コイン投入、払い戻しがロック(禁止)されているかどうか判定する(S409)。ロックされていればS403を行う。ロックされていなければコイン制御装置200に投入されているすべての金額を払い戻す(S410)。
プリント料金確認要求を受信していればコイン投入、払い戻しをロックする(S411)。そしてプリント料金確認要求のパラメータとして送信されてきた金額とコイン制御装置200内に現在投入されている金額を比較する(S412)。そして、前者の方が小さければプリント料金不足通知を複写機100に送出する(S413)。そしてコイン投入、払い戻しのロックを解除する(S414)。
プリント料金の方が大きいまたは等しければプリント料金確認完了報告を複写機に送出する(S415)。そして複写機よりプリント料金引き落とし要求を受信するのを待つ(S416)。プリント料金引き落とし要求を受信したならばそのパラメータとして送信されてきたプリント料金をコイン制御装置200内に現在投入されている金額より引き落とす(S417)。そしてそしてコイン投入、払い戻しのロックを解除する(S418)。
図6及び図7に、複写機100とコイン制御装置200の間で行なわれる動作をタイミングチャートにて示す。
図6は、記録面毎に課金を行なう場合に特化したタイミングチャートであり、図7は、プリント用紙の枚数毎に課金を行なう場合に特化したタイミングチャートである。図9、図10及び図12で用いた符号を対応する処理に付しているため、ここでは、これらのチャートの詳しい説明は省略する。
なお、上記実施形態では複写機100での実施の形態を説明したが、図13に示すような、パーソナルコンピュータ等の端末600とプリンタ700とを含むシステムでも同じことが可能である。例えば、パーソナルコンピュータ等の端末600が、印刷するイメージを電子データ化し、その電子データをハードディスク3に格納すれば、上記実施形態と同じことが可能である。またプリンタ、コピー機等の複数の機能を持つ複合機でも同じことができる。
両面印刷時、片面印刷終了後ジャム処理時の片面印刷分の料金徴収を行うかどうかのデフォルト値は、その初期値(工場出荷値)を「料金徴収を行わない」に設定してもよい。さらに、「料金徴収を行う」に設定してもよいとする(ただし設置者がこの値を変更すればその変更値は保持される)。
上記実施形態においては、複写機100内のユーザコマンド部5を使用して、システム設定モードや料金徴収モードの設定や表示を行なっている。しかし、複写機100とコイン制御装置200の接続回線上に、パーソナルコンピュータなどのディスプレイや操作部を持つ端末600を接続する。そして、端末600から、システム設定モードや料金徴収モードの設定や表示を行ってもよい。また、印刷の指示を行うパーソナルコンピュータ等の端末600から、システム設定モードや料金徴収モードの設定や表示を行ってもよい。
また上記実施形態においては、記録シートとしてプリント用紙の場合について記載したが、他にも記録シートの素材として、布、板状の木、金属、石やガラス、フィルム、ビニール等、複数の面を持つ素材であればよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、半導体で構成される不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムでもよい。また、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現されるてもよい。
Claims (10)
- 記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置において、
画像データ入力手段と、
前記画像データ入力手段からの画像データに従って前記記録シートに画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成部に接続された制御手段と、
前記記録記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定手段とを含み、
前記制御手段は、前記課金設定手段で設定されたモードに応じて画像形成サービスを行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1のモードは、前記記録シートの一方の面に対する画像形成が終了した時点で課金を行うと共に、前記記録シートの他方の面に対する画像形成が終了した時点でも課金を行ない、
前記第2のモードは、前記記録シートの両面に対して画像形成が終了した時点で課金を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、料金徴収装置に接続され、
前記第1のモードでは、前記制御手段は、前記記録シートの面に画像形成を行なう度に画像形成料金の引き落とし要求を前記料金徴収装置に対して送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1のモードでは、前記記録シートの一方の面に対する画像形成が終了した時点でエラーが発生して、他方の面に対する画像形成を行わなかったとしても、前記一方の面の画像形成に対する課金を行ない、
前記第2のモードでは、前記記録シートの一方の面に対する画像形成が終了した時点でエラーが発生して、他方の面に対する画像形成を行わなかった場合には、課金を行わないことを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像形成装置。 - 前記課金設定手段に対する設定を入力する操作手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像形成装置。
- 前記課金設定手段に対する設定を外部から入力するための通信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5に記載の画像形成装置。
- 前記課金設定手段による課金の設定には、認証を必要とすることを特徴とする請求項1乃至6に記載の画像形成装置。
- 記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置の制御方法において、
画像データ入力工程と、
前記画像データ入力工程からの画像データに従って前記記録シートに画像形成行う画像形成工程と、
制御工程と、
前記記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定工程とを含み、
前記制御工程は、前記課金設定工程において設定されたモードに応じて画像形成サービスを行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 記録シートの両面に対する画像形成が可能な画像形成装置の制御プログラムであって、
画像データ入力工程と、
前記画像データ入力工程からの画像データに従って前記記録シートに画像形成を行う画像形成工程と、
制御工程と、
前記記録シートの面単位に課金を行う第1のモードと、前記記録シートの記録シート単位に両面記録分の課金を行う第2のモードと、の何れかのモードを選択的に設定可能な課金設定工程とを含み、
前記制御工程は、前記課金設定工程において設定されたモードに応じて画像形成サービスを行い、前記工程を前記画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置で実行可能な制御プログラム。 - 請求項9に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347940A JP2006195434A (ja) | 2004-12-17 | 2005-12-01 | 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004366699 | 2004-12-17 | ||
JP2005347940A JP2006195434A (ja) | 2004-12-17 | 2005-12-01 | 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006195434A true JP2006195434A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36801531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005347940A Pending JP2006195434A (ja) | 2004-12-17 | 2005-12-01 | 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006195434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040894A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2015057731A (ja) * | 2014-11-21 | 2015-03-26 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、シート処理装置、印刷装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
-
2005
- 2005-12-01 JP JP2005347940A patent/JP2006195434A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040894A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2015057731A (ja) * | 2014-11-21 | 2015-03-26 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、シート処理装置、印刷装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100882287B1 (ko) | 화상 형성 장치, 화상 형성 시스템 및 화상 형성 프로그램기록매체 | |
CN102611816B (zh) | 图像形成装置及图像形成装置的控制方法 | |
JP2009180858A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003241928A (ja) | 複写機及び複写機能ダウンロード方法及び複写機能ダウンロードシステム | |
US7412183B2 (en) | Image forming apparatus including a billing unit, a method for controlling the image forming apparatus, a control program, and a computer-readable store medium | |
JP4748176B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN100442221C (zh) | 图像形成装置及图像形成控制方法 | |
US20140376033A1 (en) | Image formation system | |
JP2002183832A (ja) | 画像出力システム | |
JP4682777B2 (ja) | ジョブ実行装置、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP5929234B2 (ja) | 画像形成システム、サーバ、課金装置、および、プログラム | |
JP2007094816A (ja) | ジョブ実行装置及びジョブ実行方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2006185440A (ja) | 画像出力システム | |
JP2006195434A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 | |
JP5752169B2 (ja) | 画像形成システム及び画像形成方法 | |
JP2009237731A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3666219B2 (ja) | 通信回線を用いたプリントシステム | |
JP2005254571A (ja) | 画像形成装置及びその方法、並びにプログラム及び記憶媒体 | |
JP5589390B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成プログラム | |
JP2009237730A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3828045B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3685060B2 (ja) | 画像出力システム | |
JP2003244356A (ja) | 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体及びプログラム | |
JP7431023B2 (ja) | 画像形成装置、画質調整プログラムおよび画質調整方法 | |
JP2007058461A (ja) | 課金見積もりシステム及び課金見積もり方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080324 |