JP3418615B2 - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体素子およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の配線とこの
第1の配線上に位置する第2の配線とを接続した多層配
線構造の半導体素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の半導体素子の構造図であ
り、多層配線構造の断面図である。図14において、6
1は下層配線、62は層間絶縁膜、63はスルーホー
ル、64は上層配線、2rはスルーホール63の直径
(半径はr)、dは下層配線61と上層配線64の間隔
(=スルーホール63の高さ)である。図14の従来の
半導体素子は、下層配線61と、層間絶縁膜62を介し
て下層配線61上に位置する上層配線64とが、ともに
スルーホール62に埋め込まれたメタルに接触して、下
層配線61と上層配線64の接続がなされている。
【0003】図14の従来の多層配線構造の製造方法に
ついて以下に説明する。まず、全面にメタル層を堆積さ
せ、このメタル層をホトリソ・エッチングによりパター
ニングし、下層配線61を形成する。次に、全面にシリ
ケートグラスなどの層間絶縁膜62を堆積させ、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)法により層間絶縁
膜62表面を平坦にする。次に、層間絶縁膜62の下層
配線62と上層配線64とを接続する部分に、ホトリソ
・エッチングにより下層配線62を露出させるスルーホ
ール63を形成し、このスルーホール63にメタルを埋
め込む。次に、メタル層を全面に堆積させ、このメタル
層をホトリソ・エッチングによりパターニングし、上層
配線64を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の半導体素子では、素子の微細化に伴い、スルーホール
径2rが小さくなり、スルーホールのアスペクト比(d
/πr)が大きくなると、ホトリソグラフィーにおい
て径の小さなスルーホールのレジストパターンを安定し
て形成することが困難になると同時に、そのあとのエッ
チングにおいて径が小さく一定の深さのスルーホールを
安定して形成することが困難になるので、多層配線の接
続構造を安定して形成することが困難になり、上記接続
構造の信頼性が低下する。そして、このように多層配線
の接続構造の安定した形成が困難なことが、素子の微細
化を推進する上での障害になっている。
【0005】上記従来の半導体素子において、接続構造
を安定して形成できるスルーホール寸法の限界は、例え
ば、スルーホール径2r=0.2[μm]、スルーホー
ル深さd=0.5[μm]である。なお、スルーホール
径2rが小さくなるのに伴い、配線間隔(=スルーホー
ル深さ)dを小さくすることは、配線間容量の増大を招
くために望ましくない。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、素子の微細化を推進する
ことができる多層配線の接続構造を備えた半導体素子お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の半導体素子は、第1の方向に延びて配置さ
れる第1の配線と、第1の方向と交差する第2の方向に
延びて第1の配線の上方に配置される第2の配線とを接
続した多層配線構造の半導体素子において、第1の配線
に沿って第1の配線上に部分的に形成された長方体形状
の第1の導体部と、第2の配線に沿って第2の配線下に
部分的に形成された長方体形状の第2の導体部とを備
え、第1の導体部の上面を構成する第1の方向に延びる
長辺は、第2の配線の第1の方向の幅よりも長く、 第2
の導体部の下面を構成する第2の方向に延びる長辺は、
第1の配線の第2の方向の幅よりも長く、上記導体部
互いに接触して第1の配線と第2の配線の接続がなされ
ていることを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】また、本発明の他の半導体素子は、第1の
面上に設けられ、それぞれが第1の方向に延びてかつ前
記第1の方向と交差する第2の方向に互いに離間して
置される複数の第1の配線と、前記第1の面の上方に位
置する第2の面上に設けられ、それぞれが第2の方向に
延びてかつ前記第1の方向に互いに離間して配置される
複数の第2の配線とのうち、1つの前記第1の配線と1
つの前記第2の配線とが電気的に接続される半導体素子
において、前記1つの第1の配線上に形成された長方体
形状の第1の導体部と、 前記1つの第2の配線下に形成
された長方体形状の第2の導体部と を備え、 前記第1の
導体部の上面を構成する前記第1の方向に延びる長辺
は、前記第2の配線の前記第1の方向の幅よりも長く、
かつ前記1つの第2の配線に隣接する2つの前記第2の
配線間の前記第1の方向の距離よりも短く、 前記第2の
導体部の下面を構成する前記第2の方向に延びる長辺
は、前記第1の配線の前記第2の方向の幅よりも長く、
かつ前記1つの第1の配線に隣接する2つの前記第1の
配線間の前記第2の方向の距離よりも短く、前記第1の
導体部と前記第2の導体部とが互いに接することで、前
記1つの第1の配線と前記1つの第2の配線とが電気的
に接続されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態の半導体素
子の構造図であり、図1ないし図4において、(a)は
平面図、(b)は(a)においてのx−x’間の断面
図、(c)は(a)においてのy−y’間の断面図であ
り、1は下層配線、2は第1の導体部である第1の矩形
状メタル、3は層間絶縁膜、4は第2の導体部である第
2の矩形状メタル、5は上層配線、L1は第1の矩形状
メタル2の長さ(図2および図3を除く)、W1は第1
の矩形状メタル2の幅、H1は第1の矩形状メタル2の
高さ、L2は第2の矩形状メタル4の長さ(図2を除
く)、W2は第2の矩形状メタル4の幅、H2は第2の
矩形状メタル4の高さ、LWは下層配線1および上層配
線5の幅、dは下層配線1と上層配線5の間隔である。
図1はともにまっすぐに延びた下層配線1と上層配線5
とがほぼ直角に交差しており、両配線の途中の上記交差
部において両配線の接続がなされた多層配線の接続構造
であり、図2ないし図4は下層配線1の途中のほぼ直角
に曲がった角部上に上層配線5の端部が位置しており、
上記角部またはその近傍と上記端部またはその近傍にお
いて両配線の接続がなされた多層配線の接続構造であ
る。
【0012】第1の実施の形態の半導体素子において、
第1の矩形状メタル2は、下層配線1に沿って下層配線
1上に部分的に形成されている。また、第2の矩形状メ
タル4は、上層配線5に沿って上層配線5下に部分的に
形成されている。第1の矩形状メタル2は、下層配線1
に接触して、あるいは下層配線1に一体に形成されてお
り、第2の矩形状メタル4は、上層配線5に接触して、
あるいは上層配線5に一体に形成されている。そして、
第1の矩形状メタル2と第2の矩形状メタル4とが接触
して、下層配線1と上層配線5との接続がなされてい
る。
【0013】この第1の実施の形態の半導体素子では、
第1の矩形状メタル2の高さH1と第2の矩形状メタル
4の高さH2の和は、下層配線1と上層配線5の間隔d
に等しく、d=H1+H2である。従って、d>H1,
d>H2である。また、第1の矩形状メタル2の幅W1
および第2の矩形状メタル4の幅W2は、配線の幅LW
と同じであり、W1=W2=LWである。また、第1の
矩形状メタル4の長さL1および第2の矩形状メタル4
の長さL2は、下層配線1および上層配線5の幅よりも
大きな値に設定され、L1>W1=LW,L2>W2=
LWである。
【0014】第1の実施の形態の半導体素子において、
多層配線の設計基準(パターンルール)に準じ、例え
ば、配線の幅LWが0.2[μm]、上下配線の間隔d
が0.5[μm]のとき、第1の矩形状メタル2の高さ
H1、幅W1、長さL1、および第2の矩形状メタル4
の高さH2、幅W2、長さL2は、例えば、H1=H2
=0.25[μm]、W1=W2=0.2[μm]、L
1=L2=0.4[μm]である。ただし、長さL1,
L2については、L1≧LW、L2≧LWなる範囲で自
由に設定可能である。これに対し、図14の従来の半導
体素子において、上記と同じ設計基準に準じるとき、ス
ルーホール径2rは、配線の幅と同じ0.2[μm]で
あり、スルーホール63の深さは、上下配線の間隔dと
同じ0.5[μm]である。
【0015】このように第1の実施の形態の半導体素子
では、同じ設計基準において、矩形状メタル2,4の高
さH1,H2は、従来のスルーホールの深さよりも低く
なり、矩形状メタル2,4の幅W1,W2は、従来のス
ルーホール径2rと同じであり、矩形状メタル2,4の
長さL1,L2は、従来のスルーホール径2rよりも長
くなる。なお、図2および図3のほぼ直角に曲がった第
1の矩形状メタル2の長さ、ならびに図2の第2の矩形
状メタル4の長さも、従来のスルーホール径2rよりも
長くなる。また、矩形状メタル2,4のパターン面積
(W1×L1,W2×L2)は、従来のスルーホールの
パターン面積(πr)よりも大きくなり、矩形状メタ
ル2,4のアスペクト比(H1/(W1×L1),H2
/(W2×L2))は、従来のスルーホールのアスペク
ト比(d/πr)よりも小さくなる。また、第1の矩
形状メタル2と第2の矩形状メタル4の接触面積(W1
×W2=LW)は、従来のスルーホールの上層配線お
よび下層配線との接触面積(πr)よりも大きくな
る。
【0016】矩形状メタル2,4のパターン面積を従来
よりも大きくでき、アスペクト比を従来よりも小さくで
きることにより、矩形状ホール(メタルを埋め込んで矩
形状メタル2,4を形成するためのホール)を従来のス
ルーホールよりも安定して形成することができ、あるい
はメタル層のホトリソ・エッチングにより矩形状メタル
2,4を従来のスルーホールよりも安定して形成するこ
とができるので、多層配線の接続部を従来よりも安定し
て形成することができ、接続部の信頼性を高めることが
できる。
【0017】また、矩形状メタル2,4の長さL1,L
2を従来のスルーホール径2rよりも大きくできること
により、第2の矩形状メタル4またはその矩形状ホール
を形成するためのホトリソグラフィーにおいての第1の
矩形状メタル2に対する合わせ余裕を、従来のスルーホ
ールを形成するためのホトリソグラフィーにおいての下
層配線に対する合わせ余裕、および従来の上層配線を形
成するためのホトリソグラフィーにおいてのスルーホー
ルに対する合わせ余裕よりも大きくすることができるの
で、多層配線の接続部を従来よりも安定して形成するこ
とができ、接続部の信頼性を高めることができる。
【0018】また、第1の矩形状メタル2と第2の矩形
状メタル4の接触面積を従来よりも大きくできることに
より、接触面において電流を分散することができ、接触
面の電流密度を従来よりも低くすることができるので、
接続部の信頼性を高めることができる。
【0019】なお、図2の接続構造については、第2の
矩形状メタル4がx’およびyの向きにずれたときの合
わせ余裕は大きくなるが、第2の矩形状メタル4がxお
よびy’の向きにずれたときの合わせ余裕は大きくなら
ない。このため、図3のように、上層配線5の端部およ
び第2の矩形状メタル4をyの向きに延ばし、yの向き
にずれたときの合わせ余裕を大きくするとともに、第1
の矩形状メタル2と第2の矩形状メタル4の接触面積を
さらに大きくする構造や、図4のように、上層配線5の
端部および第2の矩形状メタル4を、yの向きに延ばす
とともにx’の向きにずらし、xおよびy’の向きにず
れたときの合わせ余裕を大きくする構造が考えられる。
【0020】この第1の実施の形態の半導体素子によれ
ば、下層配線1に沿ってその上に接触形成または一体形
成した第1の矩形状メタル2と、上層配線5に沿ってそ
の下に接触形成または一体形成した第2の矩形状メタル
4とを、互いに接触させて第1の矩形状メタル2と第2
の矩形状メタル4を接続することにより、同じ設計基準
において接続部を従来よりも安定して形成することがで
き(微細な設計基準においても接続部を安定して形成す
ることができ)、接続部の信頼性を高めることができる
ので、素子の微細化を推進することができる。
【0021】第1の矩形状メタル2の長さL1および第
2の矩形状メタル4の長さL2は、上下配線間の容量、
リソグラフィーの必要な合わせ余裕、多層配線の設計基
準などを考慮して最適なものに自由に設定することがで
きる。
【0022】矩形状メタル2,4の長さL1,L2は、
原則的には複数の下層配線1および複数の上層配線5が
レイアウトされる場合においても上下配線のピッチ寸法
およびレイアウトに関わらず自由に設定することが可能
であるが、ある上下配線の接続部の周辺に、この接続部
の上下配線との接続を必要としない他の上下配線の接続
部がレイアウトされている特別な場合においては、上記
他の上下配線に接続しないための制限の許容範囲内にお
いて設定される。
【0023】また、矩形状メタル2,4の長さL1,L
2を長くするほどホトリソグラフィーの合わせ余裕は増
大するが、複数の下層配線1および複数の上層配線5が
レイアウトされる場合には、矩形状メタル2,4の長さ
L1,L2を長くするほど、その矩形状メタル2,4
と、接続を必要としない他の上下配線との距離が短くな
るので、その矩形状メタル2,4の配線と上記他の上下
配線との配線間容量が増大する。このため、合わせ余裕
の増加とそれに伴う上下配線間の容量の増加とを比較検
討して、矩形状メタル2,4の長さL1,L2を最適な
値に設定することが必要である。
【0024】図5は矩形状メタルの長さを説明する図で
ある。図5において、1A,1Bは互いに隣接する下層
配線、5A,5Bは互いに隣接する上層配線、2A,2
Bはそれぞれ下層配線1A,1Bに形成された第1の矩
形状メタル、4A,4Bはそれぞれ上層配線5A,5B
に形成された第2の矩形状メタル、L2a,L2b,L
2cは第1の矩形状メタル2Aの長さ、L1a,L1
b,L1cは第2の矩形状メタル4Bの長さ、LWは下
層配線1A,1Bおよび上層配線5A,5Bの幅、Pは
下層配線1A,1Bおよび上層配線5A,5B間の距
離、すなわちピッチ寸法である。上下配線の幅LWは
0.2[μm]、上下配線のピッチ寸法Pは0.4[μ
m]とする。また、矩形状メタル2A,4Bの長さL2
a,L1aは0.5P(=LW)<L2a<1.5P,
0.5P(=LW)<L1a<1.5Pの範囲、矩形状
メタル2A,4Bの長さL2b,L1bは1.5P<L
2b,1.5P<L1bの範囲、矩形状メタル2A,4
Bの長さL2c,L1cは1.5P<L2c<2.5
P,1.5P<L1c<2.5Pの範囲で設定される。
下層配線1Aと上層配線5Aとが、それらの交差部にお
いて、第1の矩形状メタル2Aと第2の矩形状メタル4
Aの接触によって接続されており、下層配線1Bと上層
配線5Bとが、それらの交差部において、第1の矩形状
メタル2Bと第2の矩形状メタル4Bの接触によって接
続されている。
【0025】図5において、第1の矩形状メタル2Aの
長さを上層配線5B下に達する上記の長さL2bとし、
第2の矩形状メタル4Bの長さを下層配線1A上に達す
る上記の長さL1bとすると、下層配線1Aと上層配線
5Bの交差部において第1の矩形状メタル2Aと第2の
矩形状メタル4Bが接触してしまうので、第1の矩形状
メタル2Aの長さは、上層配線5B下に達しない上記の
長さL2aに設定され、第2の矩形状メタル4Bの長さ
は、下層配線1A上に達しない上記の長さL1aに設定
される。長さL2a,L1aは、例えばL2a=L1a
=0.4[μm](=P)に設定される。ただし、第1
の矩形状メタル2Aの長さまたは第2の矩形状メタル4
Bの長さのいずれかを、上記の長さL2bまたはL1b
に設定することは可能である。第2の矩形状メタル4A
と第1の矩形状メタル2Bについても同様である。
【0026】この図5のように、ある上下配線の接続部
の周辺に、接続を必要としない他の上下配線の接続部が
レイアウトされている特別な場合においては、それぞれ
の矩形状メタルの長さが、接続を必要としない上下配線
に達する長さ(上記の長さL2b,L1b)であると、
上記ある上下配線の矩形状メタルと上記他の上下配線の
矩形状メタルの接触を生じるので、いずれかの矩形状メ
タルの長さが、接続を必要としない上下配線に達しない
長さ(上記の長さL2a,L1a)に制限される。
【0027】図5において、例えば、下層配線1Bと上
配線5Bが接続されず、第1の矩形状メタル2Bおよび
第2の矩形状メタル4Bが形成されていなければ、第1
の矩形状メタル2Aの長さおよび第2の矩形状メタル4
Aの長さは、上記の制限を受けず、上下配線のピッチ寸
法Pおよびレイアウトに関わらず上記の長さL2a,L
1aおよびL2b,L1bのいずれにも設定可能であ
る。
【0028】また、図5において、矩形状メタル2A,
2B,4A,4Bが長くなるほど、ホトリソグラフィー
の合わせ余裕は増大するが、第1の矩形状メタル2Aと
上層配線5Bの距離、第1の矩形状メタル2Bと上層配
線5Aの距離、第2の矩形状メタル4Aと下層配線1B
の距離、および第2の矩形状メタル4Bと下層配線1A
の距離が短くなるので、下層配線1Aと上層配線5Bの
配線間容量および下層配線1Bと上層配線5Aの配線間
容量も増大する。このため、矩形状メタル2A,2B,
4A,4Bの長さを上記のL2a,L1aの範囲内で設
定する場合においても、合わせ余裕を大きくとる必要が
さほどなく、かつ配線間容量を抑えたいときには、矩形
状メタル2A,2B,4A,4Bの長さは比較的短い値
に設定され、逆に配線間容量を抑える必要がさほどな
く、かつ合わせ余裕を大きくしたいときには、矩形状メ
タルの長さを比較的長い値に設定される。
【0029】なお、図5において、さらに下層配線1A
と上層配線5Bとが接続されるのであれば、例えば、第
1の矩形メタル2Aの長さおよび第2の矩形メタル4B
の長さをそれぞれ図5の長さL2c,L1cに設定し、
第1の矩形メタル2Aと第2の矩形メタル4Bとを接触
させる。長さL2cは、長さL2aの上層配線5B側を
延ばし、第1の矩形メタル2Aが上層配線5Bに完全に
オーバーラップするようにした長さであり、長さL1c
は、長さL1aの下層配線1A側を延ばし、第2の矩形
メタル4Bが下層配線1Aに完全にオーバーラップする
ようにした長さである。これらの長さL2c,L1c
は、例えばL2c=L1c=0.8[μm]である。
【0030】図6は本発明の第1の実施の形態の半導体
素子の第1の製造方法を説明する図であり、図2(c)
の配線構造についての図である。図6において、図2と
同じものには同じ符号を付してある。
【0031】まず、図6(a)において、配線層の下地
となる絶縁膜上全面にTi(チタン)などのバリアメタ
ルを介してAl(アルミ)を堆積させ、このメタル層を
ホトリソ・エッチングによりパターニングし、下層配線
1を形成する。
【0032】次に、全面にシリケートグラスなどの第1
の層間絶縁膜3aを堆積させ、CMP法により表面を平
坦にする。次に、ホトリソ・エッチングにより第1の層
間絶縁膜3aに第1の矩形状ホール6を形成する。ここ
で、第1の矩形状ホール6を形成する際に用いられるレ
ジストの膜厚は、約8000〜9000[Å]である。
この第1の矩形状ホール6は、下層配線1に沿って下層
配線1上に部分的に形成され、下層配線1の表面を部分
的に露出させる。
【0033】次に、Tiなどのバリアメタルを介して全
面にW(タングステン)を堆積させ、このメタル層で第
1の矩形状ホール6を埋め込み、CMP法により表面を
平坦にするとともに、第1の矩形状ホール6以外の領域
に堆積したメタル層を除去し、第1の矩形状メタル2を
形成する。
【0034】次に、図6(b)において、全面にシリケ
ートグラスなどの第2の層間絶縁膜3bを堆積させ、ホ
トリソ・エッチングにより第2の層間絶縁膜3bに第2
の矩形状ホール7を形成する。この第2の矩形状ホール
7は、上層配線5の形成領域に沿ってその形成領域に部
分的に形成され、第1の矩形状メタル2の表面を部分的
に露出させる。なお、第1の層間絶縁膜3aおよび第2
の層間絶縁膜3bは層間絶縁膜3を構成する。
【0035】次に、Tiなどのバリアメタルを介して全
面にWを堆積させ、このメタル層で第2の矩形状ホール
7を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするととも
に、第2の矩形状ホール7以外の領域に堆積したメタル
層を除去し、第2の矩形状メタル4を形成する。
【0036】次に、図6(c)において、全面にTiな
どのバリアメタルを介してAlを堆積させ、このメタル
層をホトリソ・エッチングによりパターニングし、上層
配線5を形成する。以上により、第1の実施の形態の配
線構造が形成される。
【0037】この第1の製造方法では、第1の矩形状ホ
ール6および第2の矩形状ホール7の表面積は従来のス
ルーホールよりも大きく、矩形状ホール6,7の深さは
従来のスルーホールよりも浅く、矩形状ホール6,7の
アスペクト比は従来のスルーホールよりも小さいので、
同じ設計基準において、ホトリソ・エッチングにより矩
形状ホール6,7を従来のスルーホールよりも安定して
形成することができる。また、矩形状ホール6,7の長
さは従来のスルーホール径よりも長いので、ホトリソグ
ラフィーの合わせ余裕を従来よりも大きくすることがで
きる。また、第1の矩形状メタル2および第2の矩形状
メタル4の表面積は従来のスルーホールよりも大きいの
で、接触面の電流密度を従来よりも低くすることができ
る。これにより、多層配線の接続部を従来よりも安定し
て形成することができ、接続部の信頼性を高めることが
できるので、素子の微細化を推進することができる。
【0038】図7は本発明の第1の実施の形態の半導体
素子の第2の製造方法を説明する図であり、図2(c)
の配線構造についての図である。図7において、図2と
同じものには同じ符号を付してある。
【0039】まず、図7(a)において、配線層の下地
となる絶縁膜上全面にTiなどのバリアメタルを介し
て、一部が第1の配線層、つまり下層配線1となる導電
膜のAlを堆積する。その導電膜をパターニングして互
いに第1の方向に離間する複数の下層配線1を形成す
る。その後、複数の下層配線1上にレジストを塗布し
て、ホトリソを行う。これにより、1つの下層配線1上
にレジストマスクを形成する。次に、そのレジストマス
クをマスクとして下層配線1のエッチングを行い、下層
配線1上に第1の導体部である第1の矩形状メタル2を
形成する。このように、第2の製造方法では、下地上に
形成された導電膜を2回のホトリソ・エッチングにより
パターニングし、下層配線1および第1の矩形状メタル
2を形成する。第1の矩形状メタル2は、下層配線1に
沿って下層配線1上に部分的に形成される。なお、下層
配線1と第2の矩形状メタル2は、どちらを先に形成し
ても良い。つまり、1回目のホトリソ・エッチングで下
層配線1を形成し、2回目のホトリソ・エッチングで第
1の矩形状メタル2を形成しても良いし、その逆でも良
い。
【0040】次に、図7(b)において、全面に層間絶
縁膜3を堆積させ、CMP法により表面を平坦にする。
次に、ホトリソ・エッチングにより層間絶縁膜3に第2
の矩形状ホール7を形成する。この第2の矩形状ホール
7は、上層配線5の形成領域に沿ってその形成領域に部
分的に形成され、第1の矩形状メタル2の表面を部分的
に露出させる。
【0041】次に、図7(c)において、Tiなどのバ
リアメタルを介して全面にAlを堆積させ、このメタル
層で第2の矩形状ホール7を埋め込み、このメタル層を
ホトリソ・エッチングによりパターニングし、第2の矩
形状メタル4および上層配線5を同時に形成する。以上
により、第1の実施の形態の配線構造が形成される。
【0042】この第2の製造方法によれば、上記第1の
製造方法と同様に素子の微細化を推進することができ
る。なお、この第2の製造方法では、第1の矩形状メタ
ル2はメタル層のホトリソ・エッチングにより形成され
るが、この第1の矩形状メタル2は、同じ設計基準にお
いて、従来のスルーホールよりも安定して形成される。
【0043】さらに、第2の製造方法では、下層配線1
と第1の矩形状メタル2、上層配線5と第2の矩形状メ
タル4がそれぞれ同じメタル層により一体形成されるの
で、矩形状メタルと配線間においての抵抗上昇やオープ
ン不良を上記第1の製造方法よりも生じにくい構造にな
っている。
【0044】さらにまた、第2の製造方法では、下層配
線1および第1の矩形状メタル2を同じメタル層につい
ての2回のホトリソ・エッチングにより形成し、第2の
矩形状メタル4および上層配線5を同じメタル層につい
ての1回のホトリソ・エッチングにより同時に形成する
ので、上記第1の製造方法よりも製造工程を簡略化する
ことができる。
【0045】なお、下層配線1および第1の矩形状メタ
ル2を上記第1の製造方法により形成し、第2の矩形状
メタル4および上層配線5を上記第2の製造方法により
形成すること、あるいは逆に、下層配線1および第1の
矩形状メタル2を上記第2の製造方法により形成し、第
2の矩形状メタル4および上層配線5を上記第1の製造
方法により形成することも可能である。
【0046】図8は本発明の第1の実施の形態の半導体
素子の第3の製造方法を説明する図であり、図2(c)
の配線構造についての図である。図8において、図2と
同じものには同じ符号を付してある。
【0047】この第3の製造方法は、配線の形成に際
し、絶縁膜に配線を形成するための溝、つまり溝状ホー
ルを形成し、この溝状ホールにCu(銅)などのメタル
を埋め込んで配線を形成するシングルダマシン法を適用
したものである。ダマシン法は、Cuなどのより低抵抗
な材料を用いて配線を形成するための方法である。
【0048】まず、図8(a)において、配線層の下地
となる絶縁膜上全面にシリケートグラスなどの第1の層
間絶縁膜3aを堆積させ、ホトリソ・エッチングにより
第1の層間絶縁膜3aの下層配線形成領域に第1の溝状
ホール8を形成する。
【0049】次に、全面にTiなどのバリアメタルを介
してCuを堆積させ、このメタル層で第1の溝状ホール
8を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするととも
に、第1の溝状ホール8以外の領域に堆積したメタル層
を除去し、第1の溝状ホール8に下層配線1を形成す
る。
【0050】次に、図8(b)において、全面にシリケ
ートグラスなどの第2の層間絶縁膜3bを堆積させ、ホ
トリソ・エッチングにより第2の層間絶縁膜3bに第1
の矩形状ホール6を形成する。この第1の矩形状ホール
6は、下層配線1に沿って下層配線1上に部分的に形成
され、下層配線1の表面を部分的に露出させる。
【0051】次に、全面にTiなどのバリアメタルを介
してWを堆積させ、このメタル層で第1の矩形状ホール
6を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするととも
に、第1の矩形状ホール6以外の領域に堆積したメタル
層を除去し、第1の矩形状メタル2を形成する。
【0052】次に、図8(c)において、全面にシリケ
ートグラスなどの第3の層間絶縁膜3cを堆積させ、ホ
トリソ・エッチングにより第3の層間絶縁膜3cに第2
の矩形状ホール7を形成する。この第2の矩形状ホール
7は、あとから形成される上層配線5の形成領域に沿っ
てその形成領域に部分的に形成され、第1の矩形状メタ
ル2の表面を部分的に露出させる。
【0053】次に、全面にTiなどのバリアメタルを介
してWを堆積させ、このメタル層で第2の矩形状ホール
7を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするととも
に第2の矩形状ホール7以外の領域に堆積したメタル層
を除去し、第2の矩形状メタル4を形成する。
【0054】次に、図8(d)において、全面にシリケ
ートグラスなどの第4の層間絶縁膜3dを堆積させ、ホ
トリソ・エッチングにより第4の層間絶縁膜3dの上層
配線形成領域に第2の溝状ホール9を形成する。この第
2の溝状ホール9は、第2の矩形状メタル4の表面を露
出させる。
【0055】次に、図8(e)において、全面にTiな
どのバリアメタルを介してCuを堆積させ、このメタル
層で第2の溝状ホール9を埋め込み、CMP法により表
面を平坦にするとともに第2の溝状ホール9以外の領域
に堆積したメタル層を除去し、第2の溝状ホール9に上
層配線5を形成する。以上により、第1の実施の形態の
配線構造が形成される。
【0056】この第3の製造方法によれば、上記第1の
製造方法と同様に素子の微細化を推進することができ
る。さらに、シングルダマシン法を用いて上層配線1お
よび下層配線5を形成することにより、より低抵抗で高
密度な配線を形成することができる。
【0057】図9は本発明の第1の実施の形態の半導体
素子の第4の製造方法を説明する図であり、図2(c)
の構造についての図である。図9において、図2と同じ
ものには同じ符号を付してある。
【0058】この第4の製造方法は、配線および矩形状
メタルの形成に際し、絶縁膜に配線形成のための溝状ホ
ールおよび矩形状メタル形成のための矩形状ホールを形
成し、そこにCuなどのメタルを埋め込んで配線および
矩形状メタルを同時に形成するデュアルダマシン法を適
用したものである。
【0059】まず、図9(a)において、配線層の下地
となる絶縁膜上全面にシリケートグラスなどの第1の層
間絶縁膜3aを堆積させ、ホトリソ・エッチングにより
第1の層間絶縁膜3aの下層配線形成領域に第1の溝状
ホール8を形成する。
【0060】次に、全面にTiなどのバリアメタルを介
してCuを堆積させ、このメタル層で第1の溝状ホール
8を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするととも
に、第1の溝状ホール8以外の領域に堆積したメタル層
を除去し、第1の溝状ホール8に下層配線1を形成す
る。
【0061】次に、全面にシリケートグラスなどの第2
の層間絶縁膜3bを堆積させ、ホトリソ・エッチングに
より第2の層間絶縁膜3bに第1の矩形状ホール6を形
成する。この第1の矩形状ホール6は、下層配線1に沿
って下層配線1上に部分的に形成され、下層配線1の表
面を部分的に露出させる。
【0062】次に、全面にTiなどのバリアメタルを介
してCuを堆積させ、このメタル層で第1の矩形状ホー
ル6を埋め込み、CMP法により表面を平坦にするとと
もに、第1の矩形状ホール6以外の領域に堆積したメタ
ル層を除去し、第1の矩形状メタル2を形成する。
【0063】次に、図9(b)において、全面にシリケ
ートグラスなどの第3の層関絶縁膜3cを堆積させ、2
回のホトリソ・エッテングにより第3の層間絶縁膜3c
に第2の溝状ホール9および第2の矩形状ホール7を形
成する。第2の溝状ホール9は、上層配線形成領域に形
成される。また、第2の矩形状ホール7は、第2の溝状
ホール9に沿って第2の溝状ホール9下に部分的に形成
され、第1の矩形状メタル2の表面を部分的に露出させ
る。なお、第2の溝状ホール9と第2の矩形状ホール7
は、どちらを先に形成しても良い。つまり、1回目のホ
トリソ・エッチングで第2の溝状ホール9を形成し、2
回目のホトリソ・エッチングで第2の矩形状ホール7を
形成しても良いし、その逆でも良い。
【0064】次に、図9(c)において、全面にTiな
どのバリアメタルを介してCuを堆積させ、このメタル
層で第2の矩形状ホール7および第2の溝状ホール9を
埋め込み、CMP法により表面を平坦にするとともに第
2の矩形状ホール7以外の領域に堆積したメタル層を除
去し、第2の矩形状メタル4および上層配線5を同時に
形成する。以上により、第1の実施の形態の配線構造が
形成される。
【0065】この第4の製造方法によれば、上記第1の
製造方法と同様に素子の微細化を推進することができ
る。また、ダマシン法を用いて上層配線1および下層配
線5を形成することにより、上記第3の製造方法と同様
により低抵抗で高密度な配線を形成することができる。
さらに、デュアルダマシン法を用いて、第2の矩形状メ
タル4および上層配線5を、1回のメタル層の堆積によ
り同時に一体形成することにより、第2の矩形状メタル
4と上層配線5間においての抵抗上昇やオープン不良が
上記第3の製造方法よりも生じにくく、上記第3の製造
方法よりも製造工程を簡略化することができる。
【0066】上記第1ないし第4の製造方法での層間絶
縁膜のエッチング手順は、例えば以下の(1)〜(4)
のいずれかによる。 (1)膜厚およびエッチングレートをもとに設定した固
定のエッチング時間でエッチングする。 (2)エッチングする層間絶縁膜を、上層のエッチング
される膜(例えばシリコン酸化膜やシリケートグラス)
と、下層の薄いエッチングされない膜(例えばシリコン
室化膜)の2層構造にした上で、下層膜上でエッチング
をストップさせ、そのあとエッチングガスを変えて下層
膜をエッチングする。 (3)エッチングする層間絶縁膜(例えばシリコン酸化
膜やシリケートグラス)の下に、エッチングされない絶
縁膜(例えばシリコン窒化膜)を堆積させておき、そこ
でエッチ冫グをストップさせる。 (4)エッチングすることにより露出するメタルを検知
し、その検知をもとにエッチングごとに個別にエンドポ
イントを設定する。
【0067】また、上記第1または第2の製造方法での
メタルのエッチング手順は、例えば以下の(a)〜
(c)のいずれかによる。 (a)メタル層の厚さおよびエッチングレートをもとに
設定した固定のエッチング時間でエッチングする。 (b)バリアメタルをエッチングしないエッチングガス
でバリアメタルが露出するまでメタルをエッチングし、
そのあとエッチングガスを変えてバリアメタルをエッチ
ングする。 (c)エッチングすることにより露出する層間絶縁膜を
検知し、その検知をもとにエッチングごとに個別にエン
ドポイントを設定する。
【0068】以上のように第1の実施の形態によれば、
下層配線1に沿ってその上に接触形成または一体形成し
た第1の矩形状メタル2と、上層配線5に沿ってその下
に接触形成または一体形成した第2の矩形状メタル4と
を、互いに接触させて下層配線1と上層配線5を接続す
ることにより、微細な設計基準においても信頼性の高い
接続部を安定して形成することができるので、素子の微
細化を推進することができる。
【0069】第2の実施の形態 図10および図11は本発明の第2の実施の形態の半導
体素子の構造図であり、図10および図11において、
(a)は平面図、(b)は(a)においてのx−x’間
の断面図、(c)は(a)においてのy−y’間の断面
図であり、31は下層配線、32は第1の導体部である
第1の矩形状メタル、33は層間絶縁膜、34は第2の
導体部である第2の矩形状メタル、35は上層配線、h
1は第1の矩形状メタル32の高さ、h2は第2の矩形
状メタル34の高さ、dは下層配線1と上層配線5の間
隔である。図10はともにまっすぐに延びた下層配線3
1と上層配線35とがほぼ直角に交差しており、両配線
の途中の上記交差部において両配線の接続がなされた多
層配線の接続構造であり、図11は下層配線31の途中
のほぼ直角に曲がった角部上に上層配線35の端部が位
置しており、上記角部と上記端部において両配線の接続
がなされた多層配線の接続構造である。なお、図11の
接続構造についても、上記第1の実施の形態の図3また
は図4の接続構造を適用することが可能である。
【0070】第2の実施の形態の半導体素子において、
第1の矩形状メタル32は、下層配線31に沿って下層
配線31上に部分的に形成されている。また、第2の矩
形状メタル34は、上層配線35に沿って上層配線35
下に部分的に形成されている。第1の矩形状メタル32
は、下層配線31に接触して、あるいは下層配線31に
一体に形成されており、第2の矩形状メタル34は、上
層配線35に接触して、あるいは上層配線35に一体に
形成されている。そして、第1の矩形状メタル32と第
2の矩形状メタル34とが接触して、下層配線31と上
層配線35との接続がなされている。さらに、第1の矩
形状メタル32の表面には、凹部が形成されており、こ
の凹部に第2の矩形状メタル34が嵌合して、第1の矩
形状メタル32と第2の矩形状メタル34の接触がなさ
れている。
【0071】この第2の実施の形態の半導体素子では、
第1の矩形状メタル32と第2の矩形状メタル34の上
記嵌合構造により、第1の矩形状メタル32の高さh1
と第2の矩形状メタル34の高さ2の和は、下層配線
31と上層配線35の間隔dよりも長く、d<1+
2である。また、d>1,d>2である。なお、第
1の矩形状メタル32および第2の矩形状メタル34の
幅および長さについては、上記第1の実施の形態の第1
の矩形状メタル2および第2の矩形状メタル4と同様で
ある。
【0072】この第2の実施の形態の半導体素子では、
上記第1の実施の形態の半導体素子と同様に、従来の半
導体素子と同じ設計基準において、矩形状メタル2,4
の高さh1,h2は、従来のスルーホールの深さよりも
低くなる。また、矩形状メタル32,34のアスペクト
比(h1/表面積,h2/表面積)は、従来のスルーホ
ール(図14参照)のアスペクト比(d/πr)より
も小さくなる。このため、上記第1の実施の形態の半導
体素子と同様に、矩形状ホール(メタルを埋め込んで矩
形状メタル32,34を形成するためのホール)を従来
よりも安定して形成することができるとともに、メタル
層のホトリソ・エッチングにより矩形状メタル32,3
4を形成することもでき、かつホトリソグラフィーにお
いての合わせ余裕を従来よりも大きくすることができ、
かつ接触面の電流密度を従来よりも低くすることができ
るので、多層配線の接続部を従来よりも安定して形成す
ることができ、接続部の信頼性を高めることができる。
【0073】さらに、この第2の実施の形態の半導体素
子では、第1の矩形状メタル32の表面に凹部を形成
し、この凹部に第2の矩形状メタル34を嵌合させ、第
1の矩形状メタル32の高さh1と第2の矩形状メタル
34の高さh2の和を下層配線31と上層配線35の間
隔dよりも長くして、第1の矩形状メタル32と第2の
矩形状メタル34を接触させているので、第1の矩形状
メタル32と第2の矩形状メタル34の接触面積は、上
記第1の実施の形態よりもさらに大きくなる。このた
め、接触面の電流密度を上記第1の実施の形態よりもさ
ら低くすることができるので、接続部の信頼性をさらに
高めることができる。
【0074】この第2の実施の形態の半導体素子の製造
にあたっては、上記第1の実施の形態で説明した第1〜
第4の製造方法を適用することができる。ただし、第2
の矩形状ホールをエッチングにより形成するときに、第
1の矩形メタル32の表面が露出してもエッチングをや
めず、第1の矩形メタル32の表面をさらにエッチング
して、第1の矩形メタル32の表面に、第2の矩形状メ
タル34を嵌合させるための凹部を形成する。具体的に
は、まず、第1の矩形メタル32を形成し、第1の矩形
メタル32を含む下層配線31上に層間絶縁膜33を形
成した後、第1の矩形メタル32上の層間絶縁膜33に
第1の矩形メタル32に至るホールを形成する。このホ
ールによって、第1の矩形メタル32の表面は層間絶縁
膜33より露出される。ここで、ホール形成時に用いら
れるエッチングガスとしては、フロロカーボン系のガス
等が用いられる。次に、エッチングガスを塩素系または
フッ素系のガスに切り替えて、ホールより露出した第1
の矩形メタル32の一部の除去を行い、凹部を形成す
る。このとき、第1の矩形メタル32がAlで形成され
ている場合は塩素系のガスを用い、Wで形成されている
場合はフッ素系のガスを用いることが望ましい。また、
このような第1の矩形メタル32の除去を行う場合、マ
スクとして用いられるレジストも同時に除去されてしま
う恐れがある。そのため、本実施の形態では、第1の矩
形メタル32を露出させるホールを形成する際に用いら
れるレジストマスクの膜厚が第1の実施の形態よりも厚
く形成されることが望ましい。本第2の実施の形態によ
れば、新たなホトリソ工程を要することなく、同一チャ
ンバー内で所望の半導体素子を製造することが可能とな
る。なお、上記第3または第4の製造方法の適用につい
ては、ダマシン法により形成される配線材料のエッチン
グが将来的に可能になることを前提にしている。
【0075】以上のように第2の実施の形態によれば、
下層配線31に沿ってその上に接触形成または一体形成
した第1の矩形状メタル32と、上層配線35に沿って
その下に接触形成または一体形成した第2の矩形状メタ
ル34とを、互いに接触させて下層配線31と上層配線
35を接続することにより、微細な設計基準においても
信頼性の高い接続部を安定して形成することができるの
で、上記第1の実施の形態と同様に素子の微細化を推進
することができる。さらに、第1の矩形状メタル32の
高さh1と第2の矩形状メタル34の高さh2の和を下
層配線31と上層配線35の間隔dよりも長くしたこと
により、接触面の電流密度を上記第1の実施の形態より
もさら低くすることができるので、接続部の信頼性をさ
らに高めることができる。
【0076】第3の実施の形態 図12は本発明の第3の実施の形態の半導体素子の構造
図である。図12において、(a)は平面図、(b)は
(a)においてのx−x’間の断面図、(c)は(a)
においてのy−y’間の断面図であり、41は下層配
線、42は第1の矩形状メタル、43は層間絶縁膜、4
4はスルーホール、45は上層配線、H1は第1の矩形
状メタル32の高さ、D2はスルーホール44の深さ、
2rはスルーホール44の直径、dは下層配線41と上
層配線45の間隔である。図12は下層配線41の途中
のほぼ直角に曲がった角部上に上層配線45の端部が位
置しており、上記角部と上記端部において両配線の接続
がなされた多層配線の接続構造である。なお、この第3
の実施の形態に、上記第1の実施の形態の図1ないし図
3の接続構造を適用することも可能である。
【0077】第3の実施の形態の半導体素子において、
第1の導体部である第1の矩形状メタル42は、下層配
線41に沿って下層配線41上に部分的に形成されてい
る。また、スルーホール44は、上層配線45下に部分
的に形成されている。第1の矩形状メタル42は、下層
配線41に接触して、あるいは下層配線41に一体に形
成されており、第2の導体部である、スルーホール44
に埋め込まれたメタルは、上層配線45に接触して、あ
るいは上層配線45に一体に形成されている。そして、
第1の矩形状メタル42とスルーホール44に埋め込ま
れたメタルとが接触して、下層配線41と上層配線45
との接続がなされている。
【0078】この第3の実施の形態の半導体素子は、上
記第1の実施の形態の半導体素子において、第2の矩形
状メタル4を、第1の矩形メタル2よりも小さいスルー
ホール44に埋め込まれたメタルとしたものである。こ
の第3の実施の形態の半導体素子では、第1の矩形状メ
タル42の高さH1とスルーホール44の深さD2の和
は、下層配線41と上層配線45の間隔dに等しく、d
=H1+D2である。従って、d>H1,d>D2であ
る。なお、第1の矩形状メタル42の幅および長さにつ
いては、上記第1の実施の形態の第1の矩形状メタル2
と同様であり、スルーホール44の直径2rについて
は、図14の従来のスルーホール63と同じである。
【0079】この第3の実施の形態の半導体素子では、
同じ設計基準において、スルーホール44のアスペクト
比(D2/πr)は、従来のスルーホール63のアス
ペクト比(d/πr)よりも小さくなる。このため、
スルーホール44を従来のスルーホール63よりも安定
して形成することができるので、スルーホール44およ
び第1の矩形状メタル42による多層配線の接続部を従
来よりも安定して形成することができ、接続部の信頼性
を高めることができる。
【0080】さらに、この第3の実施の形態の半導体素
子では、第2の矩形状メタルを形成しないので、互いに
接続を必要としない2つの接続部が近接してレイアウト
されていても、第1の矩形状メタル42の長さが制限を
受けることはない。このため、第1の矩形状メタル42
の長さを、上下配線のピッチ寸法およびレイアウトに関
わらず自由に設定することができる。この第1の矩形状
メタル42の長さは、上下配線間の容量、リソグラフィ
ーの必要な合わせ余裕、多層配線の設計基準などを考慮
して最適なものに設定される。
【0081】この第3の実施の形態の半導体素子の製造
にあたっては、上記第1の実施の形態で説明した第1〜
第4の製造方法を適用することができる。ただし、第2
の矩形状ホールをエッチングにより形成するときに、ス
ルーホール44を形成し、第2の矩形状ホールにメタル
を埋め込むときに、スルーホール44にメタルを埋め込
む。
【0082】以上のように第3の実施の形態によれば、
下層配線41に沿ってその上に接触形成または一体形成
した第1の矩形状メタル42と、上層配線45下に接触
形成または一体形成したスルーホール44のメタルと
を、互いに接触させて下層配線41と上層配線45を接
続することにより、微細な設計基準においても信頼性の
高い接続部を安定して形成することができるので、上記
第1の実施の形態と同様に素子の微細化を推進すること
ができる。さらに、第2の矩形状メタルを形成しないこ
とにより、第1の矩形状メタル42の長さを、上下配線
のピッチ寸法およびレイアウトに関わらず自由に設定す
ることができる。
【0083】第4の実施の形態 図13は本発明の第4の実施の形態の半導体素子の構造
図である。図13において、(a)は平面図、(b)は
(a)においてのx−x’間の断面図、(c)は(a)
においてのy−y’間の断面図であり、51は下層配
線、52はスルーホール、53は層間絶縁膜、54は第
2の矩形状メタル、55は上層配線、D1はスルーホー
ル52の深さ、H2は第2の矩形状メタル32の高さ、
2rはスルーホール52の直径、dは下層配線51と上
層配線55の間隔である。図13は下層配線51の途中
のほぼ直角に曲がった角部上に上層配線55の端部が位
置しており、上記角部と上記端部において両配線の接続
がなされた多層配線の接続構造である。なお、この第4
の実施の形態に、上記第1の実施の形態の図1ないし図
3の接続構造を適用することも可能である。
【0084】第4の実施の形態の半導体素子において、
スルーホール52は、下層配線52上に部分的に形成さ
れている。また、第2の導体部である第2の矩形状メタ
ル54は、上層配線55に沿って上層配線55下に部分
的に形成されている。第1の導体部である、スルーホー
ル52に埋め込まれたメタルは、下層配線51に接触し
て、あるいは下層配線51に一体に形成されており、第
2の矩形状メタル54は、上層配線55に接触して、あ
るいは上層配線55に一体に形成されている。そして、
スルーホール52に埋め込まれたメタルと第2の矩形状
メタル54とが接触して、下層配線51と上層配線55
との接続がなされている。
【0085】この第4の実施の形態の半導体素子は、上
記第1の実施の形態の半導体素子において、第1の矩形
状メタル2を、第2の矩形メタル4よりも小さいスルー
ホール44に埋め込まれたメタルとしたものである。こ
の第4の実施の形態の半導体素子では、スルーホール4
4の深さD1と第2の矩形状メタル54の高さH2との
和は、下層配線51と上層配線55の間隔dに等しく、
d=D1+H2である。従って、d>D1,d>H2で
ある。なお、第2の矩形状メタル54の幅および長さに
ついては、上記第1の実施の形態の第2の矩形状メタル
4と同様であり、スルーホール52の直径2rについて
は、図14の従来のスルーホール63と同じである。
【0086】この第4の実施の形態の半導体素子では、
同じ設計基準において、スルーホール52のアスペクト
比(D1/πr)は、従来のスルーホール63のアス
ペクト比(d/πr)よりも小さくなる。このため、
スルーホール52を従来のスルーホール63よりも安定
して形成することができるので、スルーホール54およ
び第2の矩形状メタル54による多層配線の接続部を従
来よりも安定して形成することができ、接続部の信頼性
を高めることができる。
【0087】また、この第4の実施の形態の半導体素子
では、第2の矩形状メタル54の長さをスルーホール径
2rよりも大きくすることができる。このため、第2の
矩形状メタル54を形成するためのホトリソグラフィー
においてのスルーホール52に対する合わせ余裕を、第
2の矩形状メタル54の長さ方向について従来よりも大
きくすることができるので、多層配線の接続部を従来よ
りも安定して形成することができ、接続部の信頼性を高
めることができる。
【0088】さらに、この第4の実施の形態の半導体素
子では、第1の矩形状メタルを形成しないので、互いに
接続を必要としない2つの接続部が近接してレイアウト
されていても、第2の矩形状メタル54の長さが制限を
受けることはない。このため、第2の矩形状メタル54
の長さを、上下配線のピッチ寸法およびレイアウトに関
わらず自由に設定することができる。この第2の矩形状
メタル54の長さは、上下配線間の容量、リソグラフィ
ーの必要な合わせ余裕、多層配線の設計基準などを考慮
して最適なものに設定される。
【0089】この第4の実施の形態の半導体素子の製造
にあたっては、上記第1の実施の形態で説明した第1〜
第4の製造方法を適用することができる。ただし、第
1、第3、第4の製造方法においては、第1の矩形状ホ
ールをエッチングにより形成するときに、スルーホール
52を形成し、第1の矩形状ホールにメタルを埋め込む
ときに、スルーホール52にメタルを埋め込む。また、
第2の製造方法においては、ホトリソ・エッチングによ
り第1の矩形状メタルをパターニングするときに、スル
ーホール52のメタルをパターニングする。
【0090】以上のように第4の実施の形態によれば、
下層配線51上に接触形成または一体形成したスルーホ
ール52のメタルと、上層配線55に沿ってその下に接
触形成または一体形成した第2の矩形状メタル54と
を、互いに接触させて下層配線51と上層配線55を接
続することにより、微細な設計基準においても信頼性の
高い接続部を安定して形成することができるので、上記
第1の実施の形態と同様に素子の微細化を推進すること
ができる。さらに、第1の矩形状メタルを形成しないこ
とにより、第2の矩形状メタル54の長さを、上下配線
のピッチ寸法およびレイアウトに関わらず自由に設定す
ることができる。
【0091】第1ないし第4の実施の形態では、下層配
線上および上層配線下に設けられる導体部の形状とし
て、矩形を例に挙げて説明を行った。しかし、導体部の
形状は矩形に限られるものではなく、例えば、楕円形や
菱形などであってもよい。本発明の導体部の形状として
は、導体部に接続された下層配線または上層配線に隣接
する他の配線によって規定された層間絶縁膜に形成され
るとともに、他の配線と接続しないような形状のもので
あればよく、導電層の幅についても、隣接する他の配線
に接続しない程度の幅であれば、導電層に接続される下
層配線または上層配線の幅と略同一の幅でなくてもよ
い。すなわち、下層配線上に設けられる導体部の幅は、
その導体部が接続される下層配線に隣接する他の下層配
線との間の距離よりも短く、導体部の長さについては、
その導体部が接続された下層配線に接続される上層配線
に隣接する他の上層配線との距離よりも短く規定されて
いればよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来よりも微細な設計基準において、多層配線の接続部を
安定して形成でき、接続部の信頼性を高めることができ
るので、素子の微細化を推進することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の構
造図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の構
造図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の構
造図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の構
造図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子にお
いての矩形状メタルの長さを説明する図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の第
1の製造方法を説明する図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の第
2の製造方法を説明する図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の第
3の製造方法を説明する図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態の半導体素子の第
4の製造方法を説明する図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の半導体素子の
構造図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態の半導体素子の
構造図である。
【図12】 本発明の第3の実施の形態の半導体素子の
構造図である。
【図13】 本発明の第4の実施の形態の半導体素子の
構造図である。
【図14】 従来の半導体素子の構造図である。
【符号の説明】
1,31,41,51 下層配線、 2,32,42
第1の矩形状メタル、3,33,43,53 層間絶縁
膜、 4,34,54 第2の矩形状メタル、 5,3
5,45,55 上層配線、 6 第1の矩形状ホー
ル、 7 第2の矩形状ホール、 8 第1の溝状ホー
ル、 9 第2の溝状ホール、 44,52 スルーホ
ール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−17864(JP,A) 特開 平4−29357(JP,A) 特開 平4−152526(JP,A) 特開 平11−74345(JP,A) 特開 平4−348547(JP,A) 特開 昭63−228736(JP,A) 特開 昭61−140149(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/3213 H01L 21/768

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に延びて配置される第1の配
    線と、第1の方向と交差する第2の方向に延びて第1の
    配線の上方に配置される第2の配線とを接続した多層配
    線構造の半導体素子において、 第1の配線に沿って第1の配線上に部分的に形成された
    長方体形状の第1の導体部と、 第2の配線に沿って第2の配線下に部分的に形成された
    長方体形状の第2の導体部と を備え、第1の導体部の上面を構成する第1の方向に延びる長辺
    は、第2の配線の第1の方向の幅よりも長く、 第2の導体部の下面を構成する第2の方向に延びる長辺
    は、第1の配線の第2の方向の幅よりも長く、 上記導体部が互いに接触して第1の配線と第2の配線の
    接続がなされていることを特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体素子において、 第1の導体部と第2の導体部の高さの和が、第1の配線
    と第2の配線の間隔よりも長いことを特徴とする半導体
    素子。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体素子において、 第1の導体部の上面を構成する第2の方向に延びる短辺
    は、第1の配線の第2の方向の幅と同じであり、 第2の導体部の下面を構成する第1の方向に延びる短辺
    は、第2の配線の第1の方向の幅と同じである ことを特
    徴とする半導体素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体素子の製造方法
    であって、 第1の配線を形成したあとに全面に堆積させた絶縁膜
    に、長方体形状のホールを形成する工程と、上記 ホールにメタルを埋め込み、第1の導体部を形成す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項に記載の半導体素子の製造方法
    であって、 第1の導体部を形成したあとに全面に堆積させた絶縁膜
    に、長方体形状のホールを形成する工程と、上記 ホールにメタルを埋め込み、第2の導体部を形成す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の半導体素子の製造方法
    であって、 第1の導体部を形成したあとに全面に堆積させた絶縁膜
    に、長方体形状のホールを形成する工程と、上記 ホールを形成したあとに全面にメタル層を堆積さ
    せ、このメタル層をホトリソ・エッチングすることによ
    り第2の導体部および第2の配線を一体形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の半導体素子の製造方法
    であって、 全面に堆積させた絶縁膜に、ホトリソ・エッチングによ
    を形成する工程と、上記溝 にメタルを埋め込み、第1の配線を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項に記載の半導体素子の製造方法
    であって、 第2の導体部を形成したあとに全面に堆積させた絶縁膜
    に、ホトリソ・エッチングによりを形成する工程と、上記溝 にメタルを埋め込み、第2の配線を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の面上に設けられ、それぞれが第1
    の方向に延びてかつ前記第1の方向と交差する第2の方
    向に互いに離間して配置される複数の第1の配線と、前
    記第1の面の上方に位置する第2の面上に設けられ、
    れぞれが第2の方向に延びてかつ前記第1の方向に互い
    に離間して配置される複数の第2の配線とのうち、1つ
    の前記第1の配線と1つの前記第2の配線とが電気的に
    接続される半導体素子において、前記1つの第1の配線上に形成された長方体形状の第1
    の導体部と、 前記1つの第2の配線下に形成された長方体形状の第2
    の導体部と を備え、 前記第1の導体部の上面を構成する前記第1の方向に延
    びる長辺は、前記第2の配線の前記第1の方向の幅より
    も長く、かつ前記1つの第2の配線に隣接する2つの前
    記第2の配線間の前記第1の方向の距離よりも短く、 前記第2の導体部の下面を構成する前記第2の方向に延
    びる長辺は、前記第1の配線の前記第2の方向の幅より
    も長く、かつ前記1つの第1の配線に隣接する2つの前
    記第1の配線間の前記第2の方向の距離よりも短く、 前記第1の導体部と前記第2の導体部とが互いに接する
    ことで、前記1つの第1の配線と前記1つの第2の配線
    とが電気的に接続されることを特徴とする半導体素子。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の半導体素子におい
    て、 前記第1の導体部または前記第2の導体部の一方には凹
    部が設けられ、前記凹部に前記第2の導体部または前記
    第1の導体部が嵌合することによって、前記1つの第1
    の配線は前記1つの第2の配線に電気的に接続されるこ
    とを特徴とする半導体素子。
  11. 【請求項11】 請求項に記載の半導体素子におい
    て、前記第1の導体部の上面を構成する前記第2の方向に延
    びる短辺は、前記第1の配線の前記第2の方向の幅と同
    じであり、 前記第2の導体部の下面を構成する前記第1の方向に延
    びる短辺は、前記第2の配線の前記第1の方向の幅と同
    じである ことを特徴とする半導体素子。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の半導体素子の製造方
    であって、 前記第1の面上に、互いに前記第2の方向に離間した前
    記複数の第1の配線を形成する工程と、 前記複数の第1の配線を含む前記第1の面上に第1の絶
    縁膜を形成する工程と、 前記1つの第1の配線上の前記第1の絶縁膜に、前記1
    つの第1の配線に至る長方体形状の第1のホールを形成
    する工程と、 前記第1のホール内に、前記1つの第1の配線と電気的
    に接続される第1の導体部を形成する工程と、 前記第1の導体部を含む前記第1の絶縁膜上に、第2の
    絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜に、前記第1の導体部に至る長方体形
    状の第2のホールを形成する工程と、 前記第2のホール内に前記第1の導体部と電気的に接続
    される第2の導体部を形成し、前記第2の導体部上に前
    記第2の導体部と電気的に接続される前記1つの第2の
    配線を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体素
    子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記第1の配線を形成する工程は、 前記第1の面上に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第3の絶縁膜に互いに離間する複数の溝を形成する
    工程と、 前記複数の溝に導電材料を埋め込むことで前記複数の第
    1の配線を形成する工程とを含むことを特徴とする半導
    体素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記導電材料は、銅を含む導電膜により形成されている
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記第2の導体部と、前記第2の導体部と電気的に接続
    される前記1つの第2の配線とは、一体形成されること
    を特徴とする半導体素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記第2のホールを形成する工程は、 前記第2の絶縁膜に前記第2のホールと前記第2のホー
    ルを含む溝を形成する工程と、 前記第2のホールおよび前記溝に導電材料を埋め込むこ
    とで、前記第2の導体部と、前記第2の導体部上に前記
    第2の導体部と電気的に接続される前記1つの第2の配
    線とを形成する工程とを含むことを特徴とする半導体素
    子の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記第2のホールを形成した後、前記第1の導体部の一
    部をエッチング除去する工程をさらに有することを特徴
    とする半導体素子の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項9に記載の半導体素子の製造方
    であって、 前記第1の面上に形成された導電膜をパタ−ニングし
    て、互いに前記第2の方向に離間した前記複数の第1の
    配線を形成する工程と、 前記複数の第1の配線上にレジストを塗布した後、ホト
    リソを行い、前記1つの第1の配線上にレジストマスク
    を形成する工程と、 前記レジストマスクをマスクとて前記1つの第1の配
    線のエッチングを行い、前記1つの第1の配線上に、前
    記第1の導体部を形成する工程と、 前記第1の導体部および前記第1の配線を含む前記第1
    の面上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜、前記第1の導体部に至る長方体形状の
    ールを形成する工程と、 前記ホール内に前記第1の導体部と電気的に接続される
    第2の導体部を形成し、前記第2の導体部上に前記第2
    の導体部と電気的に接続される前記1つの第2の配線を
    形成する工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製
    造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の導体素子の製造
    方法において、 前記第2の導体部と、前記第2の導部と電気的に接続
    される前記1つの第2の配線とは、一体形成されること
    を特徴とする半導体素子の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の半導体素子の製造
    方法において、 前記ホールを含む溝を形成する工程をさらに有し、 前記第2の導体部と前記1つの第2の配線を形成する工
    程は、前記ホールおよび前記溝に導電材料を埋め込むこ
    とで前記第2の導体部と、前記第2の導体部上に前記第
    2の導体部と電気的に接続される前記1つの第2の配線
    とを形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の半導体素子の製造
    方法において、記ホールを形成した後、前記第1の導体部の一部をエ
    ッチング除去する工程をさらに有することを特徴とする
    半導体素子の製造方法。
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