JPH0945763A - コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法 - Google Patents
コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法Info
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- JPH0945763A JPH0945763A JP19684295A JP19684295A JPH0945763A JP H0945763 A JPH0945763 A JP H0945763A JP 19684295 A JP19684295 A JP 19684295A JP 19684295 A JP19684295 A JP 19684295A JP H0945763 A JPH0945763 A JP H0945763A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細コンタクトホールにおけるコンタクト抵
抗を低減しうる、コンタクトプラグおよびこれを用いた
多層配線形成方法を提供する。 【解決手段】 コンタクトプラグの平面形状が配線の平
面形状領域内から逸脱しないとともに、コンタクトプラ
グの側面の全周が、配線の側面と接触する構造とする。 【効果】 コンタクトプラグと配線の密着性に優れ、か
つ接触面積が増加するので、低抵抗のコンタクトプラグ
および多層配線が形成できる。
抗を低減しうる、コンタクトプラグおよびこれを用いた
多層配線形成方法を提供する。 【解決手段】 コンタクトプラグの平面形状が配線の平
面形状領域内から逸脱しないとともに、コンタクトプラ
グの側面の全周が、配線の側面と接触する構造とする。 【効果】 コンタクトプラグと配線の密着性に優れ、か
つ接触面積が増加するので、低抵抗のコンタクトプラグ
および多層配線が形成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンタクトプラグお
よびこれを用いた多層配線形成方法に関し、さらに詳し
くは、高集積度の半導体装置等に用いる微細な開口径を
有する低抵抗なコンタクトプラグおよびこれを用いた多
層配線形成方法に関する。
よびこれを用いた多層配線形成方法に関し、さらに詳し
くは、高集積度の半導体装置等に用いる微細な開口径を
有する低抵抗なコンタクトプラグおよびこれを用いた多
層配線形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の高集積化の進展
とともにデザインルールも微細化し、多層配線間を接続
するコンタクトホール径もこれにともない縮小されつつ
ある。米国の半導体工業会(SIA)が1995年にま
とめた2010年までの半導体技術ロードマップによれ
ば、最小デザインルールが0.25μmの半導体装置で
はコンタクトホール径は0.28μm程度、同じく最小
デザインルールが0.18μmの半導体装置ではコンタ
クトホール径は0.20μm程度が要求される。またコ
ンタクトホール径の縮小と同時にそのアスペクト比が増
大する傾向にある。これは絶縁耐圧の確保や配線間容量
の観点からは、平面方向のデザインルールの微細化に比
例して層間絶縁膜の厚さを縮小することが困難なためで
ある。
とともにデザインルールも微細化し、多層配線間を接続
するコンタクトホール径もこれにともない縮小されつつ
ある。米国の半導体工業会(SIA)が1995年にま
とめた2010年までの半導体技術ロードマップによれ
ば、最小デザインルールが0.25μmの半導体装置で
はコンタクトホール径は0.28μm程度、同じく最小
デザインルールが0.18μmの半導体装置ではコンタ
クトホール径は0.20μm程度が要求される。またコ
ンタクトホール径の縮小と同時にそのアスペクト比が増
大する傾向にある。これは絶縁耐圧の確保や配線間容量
の観点からは、平面方向のデザインルールの微細化に比
例して層間絶縁膜の厚さを縮小することが困難なためで
ある。
【0003】かかるコンタクトホール径の縮小により、
コンタクトプラグのコンタクト面積が減少することか
ら、コンタクト抵抗の増大が問題視されている。コンタ
クト抵抗の増大は半導体装置の動作速度の低下、消費電
力や発熱の増加となり、半導体装置の信頼性そのものの
劣化の原因ともなる。コンタクト抵抗の増加を抑制する
方法として、Al系金属配線に対してはAl系金属のコ
ンタクトプラグを形成する同種金属間の接続が考えられ
るが、現在の技術水準からは実現が困難である。
コンタクトプラグのコンタクト面積が減少することか
ら、コンタクト抵抗の増大が問題視されている。コンタ
クト抵抗の増大は半導体装置の動作速度の低下、消費電
力や発熱の増加となり、半導体装置の信頼性そのものの
劣化の原因ともなる。コンタクト抵抗の増加を抑制する
方法として、Al系金属配線に対してはAl系金属のコ
ンタクトプラグを形成する同種金属間の接続が考えられ
るが、現在の技術水準からは実現が困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した高集
積度半導体装置におけるコンタクト抵抗の上昇を低減し
うるコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成
方法を提供することをその課題とする。
積度半導体装置におけるコンタクト抵抗の上昇を低減し
うるコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成
方法を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンタクトプラ
グは、上述の課題を解決するために提案するものであ
り、層間絶縁膜を介して交叉する下層配線と上層配線を
接続するコンタクトプラグであって、このコンタクトプ
ラグの平面形状は、下層配線と上層配線の交叉領域の平
面形状内から逸脱しない形状であるとともに、コンタク
トプラグの側面の全周は、下層配線および上層配線のい
ずれの側面とも接触することを特徴とする。かかる構造
のコンタクトプラグは、コンタクトプラグの全周方向か
ら下層配線および上層配線に接触するので、従来コンタ
クトプラグの底面あるいは上面のみで下層配線および上
層配線に接触していた構造に比較し、緊密で密着性の優
れたコンタクトプラグとなり、コンタクト抵抗の低減に
寄与する。
グは、上述の課題を解決するために提案するものであ
り、層間絶縁膜を介して交叉する下層配線と上層配線を
接続するコンタクトプラグであって、このコンタクトプ
ラグの平面形状は、下層配線と上層配線の交叉領域の平
面形状内から逸脱しない形状であるとともに、コンタク
トプラグの側面の全周は、下層配線および上層配線のい
ずれの側面とも接触することを特徴とする。かかる構造
のコンタクトプラグは、コンタクトプラグの全周方向か
ら下層配線および上層配線に接触するので、従来コンタ
クトプラグの底面あるいは上面のみで下層配線および上
層配線に接触していた構造に比較し、緊密で密着性の優
れたコンタクトプラグとなり、コンタクト抵抗の低減に
寄与する。
【0006】またかかる構造のコンタクトプラグにおい
ては、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長
をL、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層厚をdu
とした場合、コンタクトプラグと下層配線あるいは上層
配線との接触面積はLdl あるいはLdu となる。従来
のコンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sが
そのまま接触面積となっていたから、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。
ては、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長
をL、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層厚をdu
とした場合、コンタクトプラグと下層配線あるいは上層
配線との接触面積はLdl あるいはLdu となる。従来
のコンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sが
そのまま接触面積となっていたから、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。
【0007】また本発明のコンタクトプラグは、層間絶
縁膜を介して交叉する半導体基板と上層配線を接続する
コンタクトプラグであって、このコンタクトプラグの平
面形状は、上層配線の平面形状領域から逸脱しない形状
であるとともに、コンタクトプラグの側面の全周は、上
層配線の側面と接触することを特徴とする。かかる構造
のコンタクトプラグは、コンタクトプラグの全周方向か
ら上層配線に接触するので、従来コンタクトプラグの上
面のみで上層配線に接触していた構造に比較し、緊密で
密着性の優れたコンタクトプラグとなり、コンタクト抵
抗の低減に寄与する。
縁膜を介して交叉する半導体基板と上層配線を接続する
コンタクトプラグであって、このコンタクトプラグの平
面形状は、上層配線の平面形状領域から逸脱しない形状
であるとともに、コンタクトプラグの側面の全周は、上
層配線の側面と接触することを特徴とする。かかる構造
のコンタクトプラグは、コンタクトプラグの全周方向か
ら上層配線に接触するので、従来コンタクトプラグの上
面のみで上層配線に接触していた構造に比較し、緊密で
密着性の優れたコンタクトプラグとなり、コンタクト抵
抗の低減に寄与する。
【0008】またかかる構造のコンタクトプラグにおい
ては、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長
をL、上層配線の層厚をdu とした場合、コンタクトプ
ラグと上層配線との接触面積はLdu となる。従来のコ
ンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがその
まま接触面積となっていたから、 S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。
ては、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長
をL、上層配線の層厚をdu とした場合、コンタクトプ
ラグと上層配線との接触面積はLdu となる。従来のコ
ンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがその
まま接触面積となっていたから、 S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。
【0009】つぎに本発明の多層配線形成方法は、下層
配線上に層間絶縁膜を介して上層配線層を形成する工
程、上層配線層上に下層配線の平面形状領域を逸脱しな
い開口を有するレジストパターンを形成する工程、この
レジストパターンをマスクに、上層配線層、層間絶縁膜
および下層配線をパターニングしてコンタクトホールを
形成する工程、レジストパターンを除去する工程、コン
タクトホールを略平坦に埋め込んでコンタクトプラグを
形成する工程、そしてコンタクトプラグの平面形状が、
上層配線の平面形状領域を逸脱しないように上層配線層
をパターニングして上層配線を形成する工程を有するこ
とを特徴とする。なお一般的に下層配線と上層配線間の
接続孔はビアホールと呼称する場合があるが、本明細書
中においてはビアホールも含めコンタクトホールと総称
することとする。
配線上に層間絶縁膜を介して上層配線層を形成する工
程、上層配線層上に下層配線の平面形状領域を逸脱しな
い開口を有するレジストパターンを形成する工程、この
レジストパターンをマスクに、上層配線層、層間絶縁膜
および下層配線をパターニングしてコンタクトホールを
形成する工程、レジストパターンを除去する工程、コン
タクトホールを略平坦に埋め込んでコンタクトプラグを
形成する工程、そしてコンタクトプラグの平面形状が、
上層配線の平面形状領域を逸脱しないように上層配線層
をパターニングして上層配線を形成する工程を有するこ
とを特徴とする。なお一般的に下層配線と上層配線間の
接続孔はビアホールと呼称する場合があるが、本明細書
中においてはビアホールも含めコンタクトホールと総称
することとする。
【0010】かかる多層配線の形成方法によれば、コン
タクトプラグの全周方向から下層配線および上層配線に
接触するので、従来コンタクトプラグの底面あるいは上
面のみで下層配線および上層配線に接触していた多層配
線の形成方法に比較し、緊密で密着性の優れたコンタク
トプラグを用いた多層配線の形成が可能となり、コンタ
クト抵抗の低減に寄与する。
タクトプラグの全周方向から下層配線および上層配線に
接触するので、従来コンタクトプラグの底面あるいは上
面のみで下層配線および上層配線に接触していた多層配
線の形成方法に比較し、緊密で密着性の優れたコンタク
トプラグを用いた多層配線の形成が可能となり、コンタ
クト抵抗の低減に寄与する。
【0011】またかかる多層配線の形成方法において
は、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長を
L、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層厚をdu とし
た場合、コンタクトプラグと下層配線あるいは上層配線
との接触面積はLdl あるいはLdu となる。従来のコ
ンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがその
まま接触面積となっていたから、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。すなわち、低抵抗のコンタクトプラグを
用いた多層配線の形成が可能となる。
は、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長を
L、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層厚をdu とし
た場合、コンタクトプラグと下層配線あるいは上層配線
との接触面積はLdl あるいはLdu となる。従来のコ
ンタクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがその
まま接触面積となっていたから、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。すなわち、低抵抗のコンタクトプラグを
用いた多層配線の形成が可能となる。
【0012】さらに本発明の多層配線の形成方法は、半
導体基板上に層間絶縁膜を介して上層配線層を形成する
工程、この上層配線層上にコンタクトホール開口用のレ
ジストパターンを形成する工程、レジストパターンをマ
スクに、上層配線層および層間絶縁膜をパターニングし
てコンタクトホールを形成する工程、レジストパターン
を除去する工程、コンタクトホール略平坦に埋め込んで
前記コンタクトプラグを形成する工程、コンタクトプラ
グの平面形状が、上層配線の平面形状領域を逸脱しない
ように上層配線層をパターニングして上層配線を形成す
る工程を有することを特徴とする。かかる多層配線の形
成方法によれば、コンタクトプラグの全周方向から上層
配線に接触するので、従来コンタクトプラグの上面のみ
で上層配線に接触していた方法に比較し、緊密で密着性
の優れた多層配線を形成することが可能となり、コンタ
クト抵抗の低減に寄与する。
導体基板上に層間絶縁膜を介して上層配線層を形成する
工程、この上層配線層上にコンタクトホール開口用のレ
ジストパターンを形成する工程、レジストパターンをマ
スクに、上層配線層および層間絶縁膜をパターニングし
てコンタクトホールを形成する工程、レジストパターン
を除去する工程、コンタクトホール略平坦に埋め込んで
前記コンタクトプラグを形成する工程、コンタクトプラ
グの平面形状が、上層配線の平面形状領域を逸脱しない
ように上層配線層をパターニングして上層配線を形成す
る工程を有することを特徴とする。かかる多層配線の形
成方法によれば、コンタクトプラグの全周方向から上層
配線に接触するので、従来コンタクトプラグの上面のみ
で上層配線に接触していた方法に比較し、緊密で密着性
の優れた多層配線を形成することが可能となり、コンタ
クト抵抗の低減に寄与する。
【0013】またかかる多層配線の形成方法において
は、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長を
L、上層配線の層厚をdu とした場合、コンタクトプラ
グと上層配線との接触面積はLdu となる。従来のコン
タクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがそのま
ま接触面積となっていたから、 S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。すなわち、低抵抗のコンタクトプラグを
用いた多層配線の形成が可能となる。
は、コンタクトプラグの平面形状の面積をS、周囲長を
L、上層配線の層厚をdu とした場合、コンタクトプラ
グと上層配線との接触面積はLdu となる。従来のコン
タクトプラグの場合は、その平面形状の面積Sがそのま
ま接触面積となっていたから、 S<Ldu の不等式をいずれも満たす場合に本発明のコンタクトプ
ラグの接触面積の方が大となり、コンタクト抵抗は確実
に低減される。すなわち、低抵抗のコンタクトプラグを
用いた多層配線の形成が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、添付図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
【0015】実施例1 本実施例は、層間絶縁膜を介して交叉する下層配線と上
層配線を接続するコンタクトプラグおよびこれを用いた
多層配線に本発明を適用した例であり、これを図1
(a)〜(d)および図2(e)〜(h)を参照して説
明する。
層配線を接続するコンタクトプラグおよびこれを用いた
多層配線に本発明を適用した例であり、これを図1
(a)〜(d)および図2(e)〜(h)を参照して説
明する。
【0016】まず図1(a)に示すように不純物を含む
多結晶シリコンや高融点金属ポリサイド、Al系金属等
からなる下層配線1上に層間絶縁膜2を例えばTEOS
をソースガスとするp−CVDにより1μm程度の厚さ
に形成し、エッチバックにより表面を平坦化する。下層
配線1の厚さは例えば0.5μmとする。
多結晶シリコンや高融点金属ポリサイド、Al系金属等
からなる下層配線1上に層間絶縁膜2を例えばTEOS
をソースガスとするp−CVDにより1μm程度の厚さ
に形成し、エッチバックにより表面を平坦化する。下層
配線1の厚さは例えば0.5μmとする。
【0017】つぎに図1(b)に示すようにスパッタリ
ングおよび反応性スパッタリング等により上層配線層3
を形成する。上層配線3は、例えば下から順にTi/A
l−0.5%Cu/Ti/TiNの積層構造とし、各層
の厚さはこの順に75/400/5/20nmの合計
0.5μmとする。最上層の20nmのTiNは反射防
止層である。
ングおよび反応性スパッタリング等により上層配線層3
を形成する。上層配線3は、例えば下から順にTi/A
l−0.5%Cu/Ti/TiNの積層構造とし、各層
の厚さはこの順に75/400/5/20nmの合計
0.5μmとする。最上層の20nmのTiNは反射防
止層である。
【0018】この後図1(c)に示すように化学増幅型
レジストとエキシマレーザリソグラフィにより、一辺が
0.25μmの正方形の開口を有するレジストパターン
4を形成する。レジストパターン4の開口位置は、下層
配線1の平面形状を逸脱しない位置とする。したがっ
て、下層配線1の線幅は位置合わせ精度を含め0.38
μm程度とする。コンタクトプラグ形成領域のみをパッ
ド形状に拡げる場合には、下層配線1の幅はこれより狭
く、0.25μmあるいはこれ以下でもよい。
レジストとエキシマレーザリソグラフィにより、一辺が
0.25μmの正方形の開口を有するレジストパターン
4を形成する。レジストパターン4の開口位置は、下層
配線1の平面形状を逸脱しない位置とする。したがっ
て、下層配線1の線幅は位置合わせ精度を含め0.38
μm程度とする。コンタクトプラグ形成領域のみをパッ
ド形状に拡げる場合には、下層配線1の幅はこれより狭
く、0.25μmあるいはこれ以下でもよい。
【0019】さらに図1(d)に示すように、レジスト
パターン4をエッチングマスクとして上層配線層3、層
間絶縁膜2および下層配線1を連続的に異方性エッチン
グしてコンタクトホール5を開口する。コンタクトホー
ル5の平面形状は、下層配線1の平面形状領域内を逸脱
することはない。またコンタクトホール5は、下層配線
1の層厚方向の全てをパターニングし、下地の下層層間
絶縁膜(図示せず)表面を露出することが基本である
が、下層配線1の層厚方向の1部を残してパターニング
してもよい。この場合にも後工程で形成するコンタクト
プラグと下層配線1の側面との接触は達成される。
パターン4をエッチングマスクとして上層配線層3、層
間絶縁膜2および下層配線1を連続的に異方性エッチン
グしてコンタクトホール5を開口する。コンタクトホー
ル5の平面形状は、下層配線1の平面形状領域内を逸脱
することはない。またコンタクトホール5は、下層配線
1の層厚方向の全てをパターニングし、下地の下層層間
絶縁膜(図示せず)表面を露出することが基本である
が、下層配線1の層厚方向の1部を残してパターニング
してもよい。この場合にも後工程で形成するコンタクト
プラグと下層配線1の側面との接触は達成される。
【0020】この後図2(e)に示すようにTiN層を
例えばスパッタリングにより30nmの厚さにコンタク
トホール5内を含めて全面に形成し、続けて例えばブラ
ンケットCVDによりW層を600nmの厚さに形成
し、全面エッチバックによりW層およびTiN層ををコ
ンタクトホール5内に残し、コンタクトプラグ6を形成
する。W層は選択CVDによりコンタクトホール5内に
形成してもよい。この場合は予めTiN層をエッチバッ
クしてコンタクトホール5内にのみ残し、選択成長の核
とする。コンタクトプラグ6は多結晶シリコン等他の導
電材料により形成してもよい。
例えばスパッタリングにより30nmの厚さにコンタク
トホール5内を含めて全面に形成し、続けて例えばブラ
ンケットCVDによりW層を600nmの厚さに形成
し、全面エッチバックによりW層およびTiN層ををコ
ンタクトホール5内に残し、コンタクトプラグ6を形成
する。W層は選択CVDによりコンタクトホール5内に
形成してもよい。この場合は予めTiN層をエッチバッ
クしてコンタクトホール5内にのみ残し、選択成長の核
とする。コンタクトプラグ6は多結晶シリコン等他の導
電材料により形成してもよい。
【0021】続けて図2(f)に示すように上層配線パ
ターニング用のレジストマスク7により、上層配線層3
を異方性エッチングによりパターニングし、上層配線3
aを形成する。レジストマスク7は、コンタクトプラグ
6が上層配線3aの平面形状領域から逸脱しないような
形状と位置合わせにより形成する。この後図2(g)に
示すようにレジストマスク7をアッシング除去し上層配
線3aを完成する。
ターニング用のレジストマスク7により、上層配線層3
を異方性エッチングによりパターニングし、上層配線3
aを形成する。レジストマスク7は、コンタクトプラグ
6が上層配線3aの平面形状領域から逸脱しないような
形状と位置合わせにより形成する。この後図2(g)に
示すようにレジストマスク7をアッシング除去し上層配
線3aを完成する。
【0022】下層配線1、上層配線3aおよびコンタク
トプラグ6により形成された多層配線の平面形状を図2
(h)に示す。同図から明らかなように、コンタクトプ
ラグ6の平面形状は下層配線1と上層配線3aの交叉領
域の平面形状内から逸脱することはない。また図2
(g)から明らかなようにコンタクトプラグ6の側面の
全周は、下層配線1と上層配線3aのいずれの側面とも
接触している。したがって、コンタクトプラグ6と下層
配線1あるいは上層配線3aとの接触面積は、 0.25μm×4(コンタクトプラグ6の周囲長)×
0.5μm(配線の層厚)=0.5μm2 となる。一方、従来のコンタクトプラグのように、コン
タクトプラグの底面あるいは上面でのみ、下層配線ある
いは上層配線と接触していた場合の接触面積は、 0.25μm(コンタクトプラグの1辺の長さ)×0.
25(コンタクトプラグの1辺の長さ)=0.0625
μm2 である。
トプラグ6により形成された多層配線の平面形状を図2
(h)に示す。同図から明らかなように、コンタクトプ
ラグ6の平面形状は下層配線1と上層配線3aの交叉領
域の平面形状内から逸脱することはない。また図2
(g)から明らかなようにコンタクトプラグ6の側面の
全周は、下層配線1と上層配線3aのいずれの側面とも
接触している。したがって、コンタクトプラグ6と下層
配線1あるいは上層配線3aとの接触面積は、 0.25μm×4(コンタクトプラグ6の周囲長)×
0.5μm(配線の層厚)=0.5μm2 となる。一方、従来のコンタクトプラグのように、コン
タクトプラグの底面あるいは上面でのみ、下層配線ある
いは上層配線と接触していた場合の接触面積は、 0.25μm(コンタクトプラグの1辺の長さ)×0.
25(コンタクトプラグの1辺の長さ)=0.0625
μm2 である。
【0023】この単純計算から明らかなように、本発明
のコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方
法によれば、コンタクトプラグと配線間の接触面積は8
倍となり、この面積倍率に反比例してコンタクト抵抗は
低減する。しかもコンタクトプラグはその全周方向で配
線と接触するので、緊密で密着性の高いコンタクトプラ
グ構造が得られる。
のコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方
法によれば、コンタクトプラグと配線間の接触面積は8
倍となり、この面積倍率に反比例してコンタクト抵抗は
低減する。しかもコンタクトプラグはその全周方向で配
線と接触するので、緊密で密着性の高いコンタクトプラ
グ構造が得られる。
【0024】実施例2 本実施例は、層間絶縁膜を介して半導体基板と上層配線
を接続するコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配
線に本発明を適用した例であり、これを図3(a)〜
(d)および図4(e)〜(h)を参照して説明する。
を接続するコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配
線に本発明を適用した例であり、これを図3(a)〜
(d)および図4(e)〜(h)を参照して説明する。
【0025】まず図3(a)に示すように不純物拡散領
域やゲート電極(ともに図示せず)等が形成された半導
体基板10上に層間絶縁膜2を例えばシラン系ガスをソ
ースガスとする減圧CVDにより1μm程度の厚さに形
成する。層間絶縁膜2は必要に応じてエッチバックや化
学的機械研磨により平坦化してもよい。
域やゲート電極(ともに図示せず)等が形成された半導
体基板10上に層間絶縁膜2を例えばシラン系ガスをソ
ースガスとする減圧CVDにより1μm程度の厚さに形
成する。層間絶縁膜2は必要に応じてエッチバックや化
学的機械研磨により平坦化してもよい。
【0026】つぎに図3(b)に示すようにスパッタリ
ングおよび反応性スパッタリング等により上層配線層3
を形成する。上層配線3は、例えば下から順にTi/A
l−0.5%Cu/Ti/TiNの積層構造とし、各層
の厚さはこの順に75/400/5/20nmの合計
0.5μmとする。最上層の20nmのTiNは反射防
止層である。
ングおよび反応性スパッタリング等により上層配線層3
を形成する。上層配線3は、例えば下から順にTi/A
l−0.5%Cu/Ti/TiNの積層構造とし、各層
の厚さはこの順に75/400/5/20nmの合計
0.5μmとする。最上層の20nmのTiNは反射防
止層である。
【0027】この後図3(c)に示すように化学増幅型
レジストとエキシマレーザリソグラフィにより、一辺が
0.25μmの正方形の開口を有するレジストパターン
4を形成する。レジストパターン4の開口位置は、半導
体基板10上の不純物拡散領域を臨む位置とする。
レジストとエキシマレーザリソグラフィにより、一辺が
0.25μmの正方形の開口を有するレジストパターン
4を形成する。レジストパターン4の開口位置は、半導
体基板10上の不純物拡散領域を臨む位置とする。
【0028】さらに図3(d)に示すように、レジスト
パターン4をエッチングマスクとして上層配線層3およ
び層間絶縁膜2を連続的に異方性エッチングしてコンタ
クトホール5を開口し、半導体基板1上の不純物拡散領
域を露出する。
パターン4をエッチングマスクとして上層配線層3およ
び層間絶縁膜2を連続的に異方性エッチングしてコンタ
クトホール5を開口し、半導体基板1上の不純物拡散領
域を露出する。
【0029】この後図4(e)に示すようにTiN層を
例えばスパッタリングにより30nmの厚さにコンタク
トホール5内を含めて全面に形成し、続けて例えばブラ
ンケットCVDによりW層を600nmの厚さに形成
し、全面エッチバックによりW層およびTiN層ををコ
ンタクトホール5内に残し、コンタクトプラグ6を形成
する。W層は選択CVDによりコンタクトホール5内に
形成してもよい。この場合は予めTiN層をエッチバッ
クしてコンタクトホール5内にのみ残し、選択成長の核
とする。コンタクトプラグ6は多結晶シリコン等他の導
電材料により形成してもよい。
例えばスパッタリングにより30nmの厚さにコンタク
トホール5内を含めて全面に形成し、続けて例えばブラ
ンケットCVDによりW層を600nmの厚さに形成
し、全面エッチバックによりW層およびTiN層ををコ
ンタクトホール5内に残し、コンタクトプラグ6を形成
する。W層は選択CVDによりコンタクトホール5内に
形成してもよい。この場合は予めTiN層をエッチバッ
クしてコンタクトホール5内にのみ残し、選択成長の核
とする。コンタクトプラグ6は多結晶シリコン等他の導
電材料により形成してもよい。
【0030】続けて図4(f)に示すように上層配線パ
ターニング用のレジストマスク7により、上層配線層3
を異方性エッチングによりパターニングし、上層配線3
aを形成する。レジストマスク7は、コンタクトプラグ
6が上層配線3aの平面形状領域から逸脱しないような
形状と位置合わせにより形成する。この後図4(g)に
示すようにレジストマスク7をアッシング除去し上層配
線3aを完成する。
ターニング用のレジストマスク7により、上層配線層3
を異方性エッチングによりパターニングし、上層配線3
aを形成する。レジストマスク7は、コンタクトプラグ
6が上層配線3aの平面形状領域から逸脱しないような
形状と位置合わせにより形成する。この後図4(g)に
示すようにレジストマスク7をアッシング除去し上層配
線3aを完成する。
【0031】半導体基板10、上層配線3aおよびコン
タクトプラグ6により形成された多層配線の平面形状を
図4(h)に示す。同図から明らかなように、コンタク
トプラグ6の平面形状は上層配線3aの平面形状内から
逸脱することはない。また図4(g)から明らかなよう
にコンタクトプラグ6の側面の全周は、上層配線3aの
側面と接触している。したがって、コンタクトプラグ6
と上層配線3aとの接触面積は、 0.25μm×4(コンタクトプラグ6の周囲長)×
0.5μm(配線の層厚)=0.5μm2 となる。一方、従来のコンタクトプラグのように、コン
タクトプラグの上面でのみで上層配線と接触していた場
合の接触面積は、 0.25μm(コンタクトプラグの1辺の長さ)×0.
25(コンタクトプラグの1辺の長さ)=0.0625
μm2 である。
タクトプラグ6により形成された多層配線の平面形状を
図4(h)に示す。同図から明らかなように、コンタク
トプラグ6の平面形状は上層配線3aの平面形状内から
逸脱することはない。また図4(g)から明らかなよう
にコンタクトプラグ6の側面の全周は、上層配線3aの
側面と接触している。したがって、コンタクトプラグ6
と上層配線3aとの接触面積は、 0.25μm×4(コンタクトプラグ6の周囲長)×
0.5μm(配線の層厚)=0.5μm2 となる。一方、従来のコンタクトプラグのように、コン
タクトプラグの上面でのみで上層配線と接触していた場
合の接触面積は、 0.25μm(コンタクトプラグの1辺の長さ)×0.
25(コンタクトプラグの1辺の長さ)=0.0625
μm2 である。
【0032】この単純計算から明らかなように、本発明
のコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方
法によれば、コンタクトプラグと上層配線との接触面積
は8倍となり、この面積倍率に反比例してコンタクト抵
抗は低減する。しかもコンタクトプラグはその全周方向
で上層配線と接触するので、緊密で密着性の高いコンタ
クトプラグ構造が得られる。
のコンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方
法によれば、コンタクトプラグと上層配線との接触面積
は8倍となり、この面積倍率に反比例してコンタクト抵
抗は低減する。しかもコンタクトプラグはその全周方向
で上層配線と接触するので、緊密で密着性の高いコンタ
クトプラグ構造が得られる。
【0033】以上、本発明を2種の実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0034】例えば、実施例は下層配線と上層配線との
コンタクトプラグ、あるいは半導体基板と上層配線との
コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法
について例示したが、3層以上の多層配線や、3次元半
導体装置に適用してそのコンタクト抵抗の低減に寄与す
ることが可能である。また下層配線と上層配線の交叉角
度は垂直以外の角度でもよく、平行に配置されていても
よい。その他、配線やコンタクトプラグの材料構成等も
本発明の技術思想の範囲内で適宜変更が可能である。
コンタクトプラグ、あるいは半導体基板と上層配線との
コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法
について例示したが、3層以上の多層配線や、3次元半
導体装置に適用してそのコンタクト抵抗の低減に寄与す
ることが可能である。また下層配線と上層配線の交叉角
度は垂直以外の角度でもよく、平行に配置されていても
よい。その他、配線やコンタクトプラグの材料構成等も
本発明の技術思想の範囲内で適宜変更が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコンタクトプラグおよびこれを用いた半導体装置の形
成方法によれば、微細な径のコンタクトプラグのコンタ
クト抵抗を低減し、信頼性の高い高集積度半導体装置を
提供することが可能となる。
のコンタクトプラグおよびこれを用いた半導体装置の形
成方法によれば、微細な径のコンタクトプラグのコンタ
クト抵抗を低減し、信頼性の高い高集積度半導体装置を
提供することが可能となる。
【図1】本発明を適用した実施例1の前半の工程を、そ
の工程順に説明する概略断面図であり、(a)は下層配
線上に層間絶縁膜を形成した状態、(b)は上層配線層
を形成した状態、(c)はレジストパターンを形成した
状態、(d)は上層配線層、層間絶縁膜および下層配線
をパターニングしてコンタクトホールを形成した状態で
ある。
の工程順に説明する概略断面図であり、(a)は下層配
線上に層間絶縁膜を形成した状態、(b)は上層配線層
を形成した状態、(c)はレジストパターンを形成した
状態、(d)は上層配線層、層間絶縁膜および下層配線
をパターニングしてコンタクトホールを形成した状態で
ある。
【図2】図1に続く後半の工程を説明するための概略断
面図および概略平面図であり、(e)はコンタクトプラ
グを形成した状態、(f)は上層配線層をパターニング
して上層配線を形成した状態、(g)はをレジストマス
クをアッシングした状態、そして(h)は完成したコン
タクトプラグおよび多層配線の平面形状を示す図であ
る。
面図および概略平面図であり、(e)はコンタクトプラ
グを形成した状態、(f)は上層配線層をパターニング
して上層配線を形成した状態、(g)はをレジストマス
クをアッシングした状態、そして(h)は完成したコン
タクトプラグおよび多層配線の平面形状を示す図であ
る。
【図3】本発明を適用した実施例2の前半の工程を、そ
の工程順に説明する概略断面図であり、(a)は半導体
基板上に層間絶縁膜を形成した状態、(b)は上層配線
層を形成した状態、(c)はレジストパターンを形成し
た状態、(d)は上層配線層および層間絶縁膜をパター
ニングしてコンタクトホールを形成した状態である。
の工程順に説明する概略断面図であり、(a)は半導体
基板上に層間絶縁膜を形成した状態、(b)は上層配線
層を形成した状態、(c)はレジストパターンを形成し
た状態、(d)は上層配線層および層間絶縁膜をパター
ニングしてコンタクトホールを形成した状態である。
【図4】図3に続く後半の工程を説明するための概略断
面図および概略平面図であり、(e)はコンタクトプラ
グを形成した状態、(f)は上層配線層をパターニング
して上層配線を形成した状態、(g)はをレジストマス
クをアッシングした状態、そして(h)は完成したコン
タクトプラグおよび多層配線の平面形状を示す図であ
る。
面図および概略平面図であり、(e)はコンタクトプラ
グを形成した状態、(f)は上層配線層をパターニング
して上層配線を形成した状態、(g)はをレジストマス
クをアッシングした状態、そして(h)は完成したコン
タクトプラグおよび多層配線の平面形状を示す図であ
る。
1 下層配線 2 層間絶縁膜 3 上層配線層 3a 上層配線 4 レジストパターン 5 コンタクトホール 6 コンタクトプラグ 7 レジストマスク 10 半導体基板
Claims (8)
- 【請求項1】 層間絶縁膜を介して交叉する下層配線と
上層配線を接続するコンタクトプラグであって、 該コンタクトプラグの平面形状は、前記下層配線と前記
上層配線の交叉領域の平面形状内から逸脱しない形状で
あるとともに、 該コンタクトプラグの側面の全周は、前記下層配線およ
び上層配線のいずれの側面とも接触することを特徴とす
るコンタクトプラグ。 - 【請求項2】 コンタクトプラグの平面形状の面積を
S、周囲長をL、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層
厚をdu とした場合、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たすことを特徴とする、請求項1
記載のコンタクトプラグ。 - 【請求項3】 層間絶縁膜を介して交叉する半導体基板
と上層配線を接続するコンタクトプラグであって、 該コンタクトプラグの平面形状は、前記上層配線の平面
形状領域から逸脱しない形状であるとともに、 該コンタクトプラグの側面の全周は、前記上層配線の側
面と接触することを特徴とするコンタクトプラグ。 - 【請求項4】 コンタクトプラグの平面形状の面積を
S、周囲長をL、上層配線の層厚をdu とした場合、 S<Ldu の不等式を満たすことを特徴とする、請求項3記載のコ
ンタクトプラグ。 - 【請求項5】 下層配線上に層間絶縁膜を介して上層配
線層を形成する工程、 前記上層配線層上に前記下層配線の平面形状領域を逸脱
しない開口を有するレジストパターンを形成する工程、 前記レジストパターンをマスクに、前記上層配線層、前
記層間絶縁膜および前記下層配線をパターニングしてコ
ンタクトホールを形成する工程、 前記レジストパターンを除去する工程、 前記コンタクトホールを略平坦に埋め込んでコンタクト
プラグを形成する工程、 前記コンタクトプラグの平面形状が、上層配線の平面形
状領域を逸脱しないように前記上層配線層をパターニン
グして前記上層配線を形成する工程を有することを特徴
とする多層配線形成方法。 - 【請求項6】 コンタクトプラグの平面形状の面積を
S、周囲長をL、下層配線の層厚をdl 、上層配線の層
厚をdu とした場合、 S<Ldl S<Ldu の不等式をいずれも満たすことを特徴とする、請求項5
記載の多層配線形成方法。 - 【請求項7】 半導体基板上に層間絶縁膜を介して上層
配線層を形成する工程、 前記上層配線層上にコンタクトホール開口用のレジスト
パターンを形成する工程、 前記レジストパターンをマスクに、前記上層配線層およ
び前記層間絶縁膜をパターニングしてコンタクトホール
を形成する工程、 前記レジストパターンを除去する工程、 前記コンタクトホール略平坦に埋め込んで前記コンタク
トプラグを形成する工程、 前記コンタクトプラグの平面形状が、上層配線の平面形
状領域を逸脱しないように前記上層配線層をパターニン
グして前記上層配線を形成する工程を有することを特徴
とする多層配線形成方法。 - 【請求項8】 コンタクトプラグの平面形状の面積を
S、周囲長をL、上層配線の層厚をdu とした場合、 S<Ldu の不等式を満たすことを特徴とする、請求項7記載の多
層配線形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19684295A JPH0945763A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19684295A JPH0945763A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0945763A true JPH0945763A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16364575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19684295A Pending JPH0945763A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンタクトプラグおよびこれを用いた多層配線形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0945763A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192646A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
CN103367236A (zh) * | 2012-03-31 | 2013-10-23 | 南亚科技股份有限公司 | 显露穿硅通孔的方法 |
US10825770B2 (en) | 2018-09-18 | 2020-11-03 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device having a stack body including metal films and first insulating films alternately stacked on a semiconductor substrate and including a stepped end portion and manufacturing method thereof |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19684295A patent/JPH0945763A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192646A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
CN103367236A (zh) * | 2012-03-31 | 2013-10-23 | 南亚科技股份有限公司 | 显露穿硅通孔的方法 |
US10825770B2 (en) | 2018-09-18 | 2020-11-03 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device having a stack body including metal films and first insulating films alternately stacked on a semiconductor substrate and including a stepped end portion and manufacturing method thereof |
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