JPH1174345A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH1174345A
JPH1174345A JP23140997A JP23140997A JPH1174345A JP H1174345 A JPH1174345 A JP H1174345A JP 23140997 A JP23140997 A JP 23140997A JP 23140997 A JP23140997 A JP 23140997A JP H1174345 A JPH1174345 A JP H1174345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower wiring
wiring pattern
plug
pattern
thinned portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23140997A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Motoyoshi
真 元吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP23140997A priority Critical patent/JPH1174345A/ja
Publication of JPH1174345A publication Critical patent/JPH1174345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグと隣接する下層配線パターンとの間の
短絡を防止しながら、ライン・アンド・スペースのピッ
チを縮小する。 【解決手段】 下層配線パターン4aの上層部を構成す
るWパターン3aに等方性エッチングを施して薄膜化部
6を形成し、下層配線パターン4aの上端部における配
線間スペースを実質的に広げる。この下層配線パターン
4aを被覆する層間絶縁膜7にビアホール8を開口して
これをWプラグ9で埋め込み、その底面の一部で下層配
線パターン4aとコンタクトさせる。Wプラグ9のズレ
量Δが大きくなり、底面の残りの部分が隣接する下層配
線パターン4aと幾何的に重複しても、薄膜化部6の存
在によりWプラグ9と下層配線パターン4aとの接触が
回避され、短絡不良が防止される。アラインド・コンタ
クトに比べてピッチを縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線パターン間の
短絡耐性を良好に維持しながら、配線パターンのピッチ
の縮小を可能とする半導体装置の新規な構造、およびか
かる半導体装置の簡便な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回路パターンの微細化や素子の高集積化
が高度に進展した半導体装置の製造分野では、デバイス
・チップの総面積に占める配線部分の面積比が増大する
傾向にある。これに伴うデバイス・チップの大型化を抑
制するために、複数層の配線パターンを互いに絶縁膜を
挟みながら基板上に垂直方向に積層する多層配線技術の
重要性が増している。
【0003】多層配線技術の一般的なプロセスでは、ま
ず下層配線パターンを層間絶縁膜で覆い、この絶縁膜上
でフォトリソグラフィを行ってレジスト・パターンを形
成し、該レジスト・パターンをマスクとして該層間絶縁
膜にビアホールを開口し、その底面に露出した下層配線
パターンに対して上層配線を直接に、またはプラグを介
してコンタクトさせる。このようないわゆるアラインド
・コンタクト・プロセスでは、下層配線パターンとビア
ホールとの重ね合わせ(アライメント)精度のばらつき
に対するマージンを見込んで、下層配線パターンの線幅
の一部を予め広げておくことが一般に行われている。し
かし、このことがデバイス・チップの縮小や素子の高集
積化を制限する要因となっている。
【0004】この制限を解消するために近年提案された
技術として、ボーダーレス・コンタクト・プロセスが知
られている。このプロセスで得られる構造を、図10を
参照しながら説明する。この図は、少なくとも表層部が
絶縁膜で構成される基板31上に所定のピッチをもって
複数の下層配線パターン32a,32bが配され、これ
らの下層配線パターン32a,32bを被覆する層間絶
縁膜33に所定の下層配線パターン32aに臨むビアホ
ール34が開口され、このビアホール34に導電膜から
なるプラグ35が埋め込まれた状態を示している。
【0005】ボーダーレス・コンタクト・プロセスで
は、下層配線パターン32a,32bの線幅lはその延
在方向に概ね一定であり、しかもこの線幅lとビアホー
ル34の直径dもほぼ同等である。したがって、下層配
線パターン32aとビアホール34のアライメントが図
示されるようにズレた場合には、ビアホール34は下層
配線パターン32aの側面に落ち込んで形成され、プラ
グ35はこの落込み部も含めてビアホール34の内部を
埋め込むように形成されることになる。このときの下層
配線パターン32aとビアホール34の中心とのズレ量
をδとする。このズレ量δには、アライメントのズレと
加工寸法バラツキとが含まれている。
【0006】ここで、下層配線パターン32a,32b
の線幅lと配線間スペースsの和(=l+s)をライン
・アンド・スペースのピッチと定義すると、ピッチは次
式[1] で表される。 s+l≧(l/2)+δ+(d/2)+α … [1] 上記αは、プラグ35と隣接する下層配線パターン32
bとの間の短絡を予防する上で必要な、耐圧確保のため
の最小スペースである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、線幅lの縮
小の下限は本質的にはエレクトロマイグレーション耐性
や配線抵抗に関する要求にもとづいて決定されるもので
あり、一方の配線間スペースsの下限はフォトリソグラ
フィの解像度で制約される。したがって、ピッチの縮小
には自ずと限界が存在する。しかし、従来のボーダーレ
ス・コンタクト・プロセスでは、かかるピッチ(s+
1)に下層配線パターン32aとビアホール34との中
心のズレ量δ、および耐圧確保のための最小スペースα
が含まれていなければならないため、露光装置のアライ
メント精度や層間絶縁膜35を構成する誘電体の比誘電
率εによってはピッチの縮小にさらに大きな制約が加わ
ることになる。つまり、実際に達成されるピッチは、配
線の電気的性能やフォトリソグラフィの解像度で決まる
最小寸法よりもかなり大きくなってしまうのが実情であ
る。
【0008】そこで本発明は、上述の問題を解決し、ボ
ーダーレス・コンタクト・プロセスを採用した場合に
も、短絡を防止しながら配線パターンのピッチを高度に
縮小し、より一層の高集積化された半導体装置と、これ
を簡便に製造する方法とを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
上述の目的を達成するために提案されるものであり、所
定のピッチをもって配される複数の下層配線パターンの
少なくとも一部に初期膜厚から何らかの形式で膜厚を減
少させた薄膜化部を設けることにより、少なくともプラ
グ形成部位の近傍の配線間スペースを実質的に広げ、下
層配線パターンに対するプラグのコンタクトは初期膜厚
部で達成する構造を有するものである。かかる構造によ
れば、コンタクトを達成すべき下層配線パターンに対し
てプラグのアライメントがずれ、隣接する下層配線パタ
ーンに接近もしくは幾何的に重複した場合にも、このズ
レを上記薄膜化部の形成範囲内に収めることができるの
で、プラグと隣接する該下層配線パターンとの間の短絡
を防止することが可能となり、結果的にピッチの縮小と
高集積化が実現される。
【0010】かかる半導体装置は、まず第1工程にて基
板上に所定のピッチをもって配列される複数の下層配線
パターンを形成し、次に第2工程にて上記の下層配線パ
ターンの少なくとも一部に対し、その延在方向の少なく
とも一部に沿って初期膜厚から所定の膜厚を減少させた
薄膜化部を形成し、次に第3工程にて上記の下層配線パ
ターンを層間絶縁膜で被覆し、次に第4工程にて上記の
下層配線パターンの薄膜化部以外の初期膜厚部に底面の
少なくとも一部が達するビアホールを上記の層間絶縁膜
に開口し、最後に第5工程にて上記のビアホールに導電
膜を埋め込み、初期膜厚部にコンタクトするプラグを形
成する方法により製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、下層配線
パターンが薄膜化部を備えることにより、少なくともプ
ラグの形成部位の近傍において実質的に配線間スペース
が広がった構造を有するものである。ここで、薄膜化部
は複数存在する下層配線パターンの中の一部に形成され
ていても、あるいはすべてに形成されていてもよく、ま
た1本の下層配線パターンの中ではその延在方向の全体
にわたり形成されていても、あるいは一部に形成されて
いてもよい。
【0012】これらの薄膜化部の形成様式は当然その形
成方法にも関連するが、一例として、複数存在する下層
配線パターンのすべてについてその延在方向の全体にわ
たり形成する構造が考えられる。上記の構造を持つ半導
体装置の製造方法としては、上記の第2工程において下
層配線パターンにサイド・エッチングを施すことにより
薄膜化部を形成することが簡便である。特に、第1工程
において下層配線パターンの形成に使用したレジスト・
パターン等のエッチング・マスクを、第2工程でもその
ままサイド・エッチング用のマスクとして使用すれば、
薄膜化部を形成するための新たなフォトマスクを用いる
ことなく、自己整合的にパターン・エッジに沿って薄膜
化部を形成することができる。なお、上記サイド・エッ
チングはウェットエッチング、あるいはラジカル・モー
ドの強いドライエッチングのいずれで行ってもよい。
【0013】これに対し、薄膜化部を形成するための新
たなフォトマスクを用い、下層配線パターンの延在方向
の一部のみに薄膜化部を形成した構造も可能である。こ
のような構造を持つ半導体装置の製造方法としては、上
記の第2工程において、プラグの設計寸法に所定のマー
ジンを加えたプラグ形成予測領域を設定しておき、プラ
グをコンタクトさせたい下層配線パターンの隣りの下層
配線パターンに対し、該プラグ形成予測領域と幾何的に
重複する領域に適当な方法で薄膜化部を形成することが
できる。
【0014】ところで本発明の半導体装置の下層配線パ
ターンは、単一種類の導電膜からなるものであっても、
あるいは2層以上の異種の導電膜の積層体により構成さ
れるものであっても構わない。単一種類の導電膜からな
る下層配線パターンは、その形成に要する工数が少ない
というメリットを有するが、薄膜化部をエッチングで形
成する場合には、該導電膜の途中でエッチングを停止さ
せるためにエッチング速度を高精度に管理する必要があ
る。これに対し、下層配線パターンが2層以上の異種の
導電膜の積層体からなる場合には、これら異種の導電膜
のエッチング特性の差を利用して最上側の少なくとも1
層の導電膜に際してサイド・エッチングを施したり、あ
るいは下層側の導電膜上で上層側の導電膜のエッチング
を停止させることが可能となる。つまり、最上側の少な
くとも1層の導電膜の一部欠損により薄膜化部が形成さ
れることになるので、薄膜化部の残膜制御が容易かつ高
精度となる。
【0015】なお、本発明の半導体装置では、プラグの
底面の一部が隣接する下層配線パターンの薄膜化部に幾
何的に重複されていてもよい。つまり、従来ならば隣接
する下層配線パターンとプラグとの間で確実に短絡が発
生してしまうケースであっても、本発明では薄膜化部の
存在によりプラグとの接触が回避されるために、短絡が
生じない。したがって、従来のボーダーレス・コンタク
ト構造に比べてピッチを縮小することが可能となり、半
導体装置の横方向の寸法縮小に貢献する。ただし、かか
る重複が起こる場合には、プラグの底面と下層配線パタ
ーンとの間、すなわち層間絶縁膜の縦方向に耐圧確保の
ための最小スペースを残しておくことは必要である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0017】実施例1 本実施例では、Al膜とW膜の積層体からなる下層配線
パターンのW膜にサイド・エッチングを施すことによ
り、すべての下層配線パターンのエッジをその延在方向
の全体にわたって自己整合的に後退させた半導体装置の
構造と、その製造方法について説明する。まず、上記半
導体装置の構造を、図4を参照しながら説明する。この
図は、少なくとも表層部が絶縁膜で構成される基板1上
に所定のピッチ(=S+L)をもって複数の下層配線パ
ターン4aが配され、これらの下層配線パターン4aを
被覆する層間絶縁膜7に該下層配線パターン4aに臨む
直径Dのビアホール7が開口され、このビアホール8に
W(タングステン)プラグ9が埋め込まれ、さらにこの
Wプラグ9に接続する上層配線パターン10が形成され
た状態を示している。
【0018】上記下層配線パターン4aは、厚さ約30
0nmのAl(アルミニウム)パターン2と厚さ約30
0nmのWパターン3aとの積層体よりなる。下層側の
Alパターン2の線幅は250nmであるが、上層側の
Wパターン3aの線幅はサイド・エッチングによりパタ
ーン・エッジがΔxだけ後退されることにより減少され
ており、概略メサ状の断面形状とされている。ここで
は、Δxを一例として100nmとした。つまり、この
下層配線パターン4aは、パターン・エッジにそって薄
膜化部6が形成され、中央部が初期膜厚部として残され
た状態となっている。そこで、下層配線パターン4aの
線幅LはAlパターン2の線幅(=250nm)で代表
させ、また配線間スペースSは隣接するAlパターン2
の間のスペース(=250nm)でそれぞれ代表させる
ことにする。上記の配線間スペースSの値は、ほぼKr
Fエキシマ・レーザ・リソグラフィによる解像限界であ
る。
【0019】上記ビアホール8の中心と下層配線パター
ン4aの中心との間には、ズレ量Δが生じている。この
ズレ量Δには、アライメントのズレや加工寸法ばらつき
が含まれており、ここでは一例として150nmであ
る。図示される例では、上記ビアホール8に埋め込まれ
るWプラグ9は、底面の一部のみで下層配線パターン4
aの初期膜厚部にコンタクトされている。ただし、どの
程度までのズレ量Δが許容されるかは、このWプラグ9
と隣接する下層配線パーン4aとの間に存在する層間絶
縁膜7の厚さ、すなわち耐圧確保のための最小スペース
で決定される。この耐圧確保のための最小スペースとし
ては、水平方向の値A1 と垂直方向の値A2 の双方を考
慮する必要があるが、半導体装置の水平方向寸法の縮小
に大きな意味を持つのは水平方向の値A1 である。ここ
では耐圧確保のための最小スペースA1 を120nmと
した。
【0020】ここで図4より、プラグ9と隣接する下層
配線パターン4aとの間の短絡を防止するためには、上
述の各パラメータが下記の関係を満たしていればよいこ
とがわかる。 S+L+Δx≧(L/2)+Δ+(D/2)+A1 つまり、ピッチ(S+L)は、 S+L≧(L/2)+Δ+(D/2)+A1 −Δx … [2] と表すことができ、具体的には500nm以上であれば
よい。これを前出の式[1] で表される従来のピッチ(s
+l)と比べると、本発明では下層配線パターン4aの
エッジ後退量Δxの相当分(ここでは100nm)だけ
ピッチを縮小できることが明らかである。
【0021】特に、図4に示される例ではプラグ9の底
面の一部が隣接する下層配線パターン4aの薄膜化部6
と幾何的に重複するほどズレ量Δが大きくなっている
が、それでも短絡が生じないところが本発明の優れたメ
リットである。なお、このようにプラグ9と隣接する下
層配線パターン4aの薄膜化部6とが重複する場合に
は、隣接する下層配線パターン4aとプラグ9との間で
垂直方向にも耐圧確保のための最小スペースA2 が確保
されていなければならない。ここでは、一例として水平
方向の値A1 と同じく120nmとした。ただし、層間
絶縁膜7を構成する誘電体材料が誘電体異方性を示す場
合には、耐圧確保のための最小スペースが水平方向と垂
直方向とで同じになるとは限らない。
【0022】次に、上述の半導体装置の製造方法を図1
ないし図4を参照しながら説明する。まず、基板1上に
厚さ約300nmのAl膜と厚さ約300nmのW膜と
を一例としてスパッタリングにより成膜した。この積層
体の上で一例として化学増幅系レジストの塗布、KrF
エキシマ・レーザ・リソグラフィ、および現像処理を経
てレジスト・パターン5を形成した。このレジスト・パ
ターン5をマスクとし、フッ素系ガスを用いたW膜の異
方性ドライエッチングと塩素系ガスを用いたAl膜の異
方性ドライエッチングを順次行うことにより、Alパタ
ーン2とWパターン3からなる下層配線パターン4を形
成した。図1には、ここまでの工程が終了した状態を示
した。
【0023】次に、図2に示されるように、たとえばS
6 ガスを用いた等方的ドライエッチングを行った。こ
のエッチングにより、レジスト・パターン5の下部にア
ンダカットが入るような形でWパターン3のみが浸食さ
れ、パターン・エッジがΔxだけ後退したWパターン3
aが形成された。このようにして得られた下層配線パタ
ーン4aは、その延在方向の全体にわたりエッジが後退
され、上端部で実質的に配線間スペースが拡大された状
態となった。このように、本実施例では下層配線パター
ン4aのドライエッチングに用いたレジスト・パターン
5をそのまま薄膜化部6を形成するためのマスクとして
も用いているため、薄膜化部6の形成には何ら新たなフ
ォトマスクを必要としない。
【0024】次に、図3に示されるように、レジスト・
パターン5をアッシングにより除去し、基体の全面をた
とえばBPSG(ホウ素・リン・シリケート・ガラス)
等の酸化シリコン系材料よりなる層間絶縁膜7で被覆し
た。この層間絶縁膜7上に、ビアホール7を開口するた
めの図示されないレジスト・パターンを形成したが、こ
の時点で、ビアホール8と下層配線パターン4aとの間
にズレ量Δが発生した。このレジスト・パターンをマス
クとして層間絶縁膜7をドライエッチングすることによ
り、ビアホール8を開口した。このビアホール8の底面
中、Wパターン3aが露出するのは一部のみであり、そ
れ以外の部分はオーバーエッチングにより底面位置がや
や下がっているものの、層間絶縁膜7が露出している。
ただし、この下がった底面位置と隣接する下層配線パタ
ーン4aとの間には、垂直方向に耐圧確保のための最小
スペースA2 が残されている。次に、ビアホール8が形
成された基体の全面を被覆するごとくW膜を成膜し、こ
のW膜にエッチバックもしくはCMP(化学機械研磨)
を施すことにより、ビアホール8の内部をWプラグ9で
平坦に埋め込んだ。
【0025】最後に、図4に示されるように、基体の全
面にたとえばAl膜をスパッタリングにより成膜し、図
示されないレジスト・パターンを介してこのAl膜をド
ライエッチングすることにより、上記プラグ9に接続す
る上層配線パターン10を形成した。なお、本実施例で
はすべての下層配線パターン4aについてその延在方向
の全体にわたってエッジが後退されているため、Wプラ
グ9のレイアウト決定の自由度が比較的高いというメリ
ットがある。たとえば、図3や図4に示される断面上で
はWプラグ9が下層配線パターン4aに対して1本おき
にしかコンタクトされていないが、上層配線パターン1
0のアライメント・マージンが許せば、すべての下層配
線パターン4aにコンタクトするWプラグ9が同一断面
上に現れるようなレイアウトも可能である。
【0026】実施例2 本実施例では、薄膜化部の形成に際してプラグの設計寸
法に所定のマージンを加えたプラグ形成予測領域を設定
し、該プラグをコンタクトさせる下層配線パターンに隣
接する下層配線パターンのうち、該プラグ形成予測領域
と幾何的に重複する領域をドライエッチングにより除去
した半導体装置の構造と、その製造方法について説明す
る。まず、上記半導体装置の構造を、図7を参照しなが
ら説明する。図7中、(b)図は斜視図、(a)図は
(b)図のX−X線断面図である。この図は、少なくと
も表層部が絶縁膜で構成される基板11上に所定のピッ
チ(=S+L)をもって複数の下層配線パターン12a
が配され、これらの下層配線パターン12aを被覆する
層間絶縁膜16に該下層配線パターン12aに臨むビア
ホール17が開口され、このビアホール17にWプラグ
18が埋め込まれた状態を示している。
【0027】上記下層配線パターン12aは、厚さ約6
00nmのAl(アルミニウム)膜の単層よりなるが、
その延在方向の一部はドライエッチングにより膜厚が3
00nmに減じられた薄膜化部15とされている。この
薄膜化部15は、コンタクト目標となる下層配線パター
ン12aに対するアライメントのズレ量や加工寸法のば
らつきが最大となった場合でも、ビアホール17の形成
が予測される領域をすべてカバーできるように形成され
ている。ここで、上記ビアホール17の中心と下層配線
パターン12aの中心とのズレ量をΔとする。このビア
ホール17に埋め込まれるWプラグ18は、底面の一部
のみを利用して下層配線パターン12aの初期膜厚部に
コンタクトされている。このビアホール17の底面の残
りの部分は隣接する下層配線パターン12aの側に向け
てはみ出すことになるが、本実施例では上述の薄膜化部
15の存在により隣接する下層配線パターン12aとW
プラグ18との接触が回避されているため、両者の間で
の短絡が防止されている。
【0028】本実施例では、水平方向については耐圧確
保のための最小スペースを実質的に考慮する必要はない
が、Wプラグ18の底面が隣接する下層配線パターン1
2aの薄膜化部15に幾何的に重複した場合に備え、垂
直方向について耐圧確保のための最小スペースA2 を考
慮する必要がある。本実施例では、ピッチ(=S+L)
は次のように表される。 S+L≦(D/2)+Δ+(L/2) … [3] これを前出の式[1] で表される従来のピッチ(s+l)
と比べると、本発明ではアライメント余裕や加工寸法の
ばらつきと無関係にピッチを小さく設定できることがわ
かる。つまり、本実施例ではピッチの縮小に関する制約
は下層配線パターン12aとWプラグ18との位置関係
に起因するのではなく、フォトリソグラフィの解像能力
や下層配線パターン12aに対する薄膜化部15のアラ
イメント精度に起因することになる。
【0029】なお、本実施例では下層配線パターン12
aの延在方向の一部に薄膜化部15が形成されているた
め、ビアホール17はこの薄膜化部15に隣接する下層
配線パターン12aの初期膜厚部にしか形成できない。
したがって、すべての下層配線パターン12aにコンタ
クトするWプラグ18が同一断面上に現れるようなレイ
アウトは不可能である。しかし、実施例1に比べてWプ
ラグ18のアライメント・マージンを大きく確保できる
というメリットがある。
【0030】次に、上記の半導体装置の製造方法につい
て、図5ないし図7を参照しながら説明する。なお、こ
れらの各図面において、(b)図は斜視図、(a)図は
(b)図のX−X線断面図である。ただし、一部の
(b)図では、見やすさを考慮してレジスト・パターン
を除去してある。まず、基板1上に厚さ約600nmの
Al膜をたとえばスパッタリングにより成膜する。この
Al膜の上で一例として化学増幅系レジストの塗布、K
rFエキシマ・レーザ・リソグラフィ、および現像処理
を経てレジスト・パターン13を形成した。このレジス
ト・パターン13をマスクとし、塩素系ガスを用いてA
l膜の異方性ドライエッチングを行うことにより、下層
配線パターン12を形成した。図5には、ここまでの工
程が終了した状態を示した。
【0031】次に、上記レジスト・パターン13をアッ
シングにより除去した後、図6に示されるように新たな
レジスト・パターン14を形成した。このレジスト・パ
ターン14は、ビアホール17の形成予測領域を露出さ
せるものである。このレジスト・パターン14をマスク
として下層配線パターン12の露出部をを約300nm
だけドライエッチングし、薄膜化部15を有する下層配
線パターン12aを形成した。このときのドライエッチ
ングの終点は、予め測定されたエッチング速度にもとづ
く時間管理により決定した。この薄膜化部15は、隣接
する下層配線パターン12a間で交互に配置され、全体
として市松状にレイアウトされている。
【0032】次に、図7に示されるように、レジスト・
パターン14をアッシングにより除去し、基体の全面を
たとえばBPSG(ホウ素・リン・シリケート・ガラ
ス)等の酸化シリコン系材料よりなる層間絶縁膜16で
被覆した。この層間絶縁膜16上に、ビアホール17を
開口するための図示されないレジスト・パターンを形成
したが、この時点で、ビアホール17と下層配線パター
ン12aとの間にズレ量Δが発生した。このレジスト・
パターンをマスクとして層間絶縁膜16をドライエッチ
ングすることにより、ビアホール17を開口した。この
ビアホール17の底面中、下層配線パターン12aが露
出するのは一部のみであり、それ以外の部分はオーバー
エッチングにより底面位置がやや下がっているものの、
層間絶縁膜16が露出している。ただし、この下がった
底面位置と隣接する下層配線パターン4aとの間には、
垂直方向に耐圧確保のための最小スペースA2 が残され
ている。次に、ビアホール17が形成された基体の全面
を被覆するごとくW膜を成膜し、このW膜にエッチバッ
クもしくはCMP(化学機械研磨)を施すことにより、
ビアホール17の内部をWプラグ18で平坦に埋め込ん
だ。この後は、実施例1と同様に上層配線パターンを形
成すればよい。
【0033】実施例3 本実施例では、下層配線パターンを構成する導電膜を2
層構造とすることにより、薄膜化部の形成を実施例2よ
りも容易とした。本実施例で形成される半導体装置は、
図9に示されるように、少なくとも表層部が絶縁膜で構
成される基板21上に所定のピッチ(=S+L)をもっ
て複数の下層配線パターン24が配され、これらの下層
配線パターン24を被覆する層間絶縁膜27に該下層配
線パターン24に臨むビアホール28が開口され、この
ビアホール28にWプラグ29が埋め込まれ、さらにこ
のWプラグ29に上層配線パターン30が接続された構
造を有する。上記下層配線パターン24は、厚さ約30
0nmのAlパターン22と厚さ約300nmのWパタ
ーン23との積層体よりなるが、その延在方向の一部に
おいてはドライエッチングによりWパターン23のみが
除去されることで薄膜化部26が形成されている。この
薄膜化部26のレイアウトは、実施例2における薄膜化
部15のレイアウトと同様である。
【0034】このような半導体装置を製造するには、実
施例1と同様にまずレジスト・パターンをマスクとして
Al膜とW膜の積層体をパターニングした後、図8に示
されるような新たなレジスト・パターン25を形成し、
これをマスクとしてドライエッチングを行うことによ
り、W膜の一部を選択的に除去する。このときのエッチ
ング・ガスとしてフッ素系のエッチング種を生成するガ
スを用いれば、Alパターン22に対して高い選択性が
保たれる。つまり、実施例2のように単一材料層の膜厚
の途中で時間管理にもとづいてエッチングを終了する場
合に比べて、エッチング終点の判定が容易となるのであ
る。
【0035】以上、本発明の具体的な実施例を3例挙げ
たが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるもので
はない。たとえば、上述の実施例1のように等方的エッ
チングで下層配線パターンのエッジを後退させることに
より薄膜化部を形成する場合であっても、実施例2や実
施例3のような新たなレジスト・パターンを使用して、
該下層配線パターンの延在方向の一部にのみ薄膜化部を
形成することができる。これにより、下層配線パターン
の断面積の減少を抑え、配線抵抗の大幅な上昇を防止す
ることが可能である。この他、半導体装置の各構成部材
の寸法、成膜方法、ドライエッチング方法、各部の寸
法、プラグのレイアウト等の細部については、適宜変
更、選択、組合せが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば下層配線パターンのパターン・エッジの少な
くとも一部に薄膜化部を設けることにより、ある下層配
線パターンに対するプラグのコンタクトが大きくずれた
場合にも、このプラグと隣接する下層配線パターンとの
間の接触が防止されるので、結果的にライン・アンド・
スペースのピッチを縮小しても短絡不良を起こさない良
好な半導体装置を提供することが可能となる。本発明の
半導体装置は、ある下層配線パターンにコンタクトする
プラグの底面が隣接する下層配線パターンの薄膜部にた
とえ幾何的に重複していても短絡不良を起こさないた
め、水平方向に高度な縮小が可能であり、素子の高集積
化に貢献する。
【0037】特に、この薄膜化部が下層配線パターンの
すべてについてその延在方向の全体にわたり形成されて
いる場合には、エッジ後退量に相当する分だけピッチを
縮小することが可能となる。かかる薄膜化部は、下層配
線パターンにサイド・エッチングを施すことにより形成
することができる。このような自己整合的な形成方法
は、薄膜化部の形成のための新たなマスク・パターンを
必要としないため、生産性および経済性の観点から有利
である。あるいは、プラグの設計寸法に所定のマージン
を加えたプラグ形成予測領域を設定し、該プラグをコン
タクトさせる下層配線パターンに隣接する下層配線パタ
ーンとこのプラグ形成予測領域の重複する領域に選択的
に薄膜化部を形成すれば、プラグのアライメント・マー
ジンを大きく確保することができる。
【0038】下層配線パターンの延在方向の全体あるい
は部分のいずれに薄膜化部を形成するにしても、下層配
線パターンを2層以上の異種の導電膜の積層体より構成
し、該薄膜化部を少なくとも最上側の少なくとも1層の
導電膜の一部欠損により構成すると、薄膜化部の残膜厚
の制御が容易となる。このことは、製造技術的にも有利
である。すなわち、異種の導電膜のエッチング特性の違
いを利用すれば、上層側の導電膜のみにサイド・エッチ
ングを施したり、上層側の導電膜のみをパターニングに
より選択的に除去することが容易に行えるからである。
以上のことがらを総合し、本発明は高い短絡耐性を維持
しながらライン・アンド・スペースのピッチの縮小を通
じて半導体装置の微細化と高集積化に大きく貢献するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプロセス例において、Alパ
ターンとWパターンとの積層体よりなる下層配線パター
ンを形成した状態を示す模式的断面図である。
【図2】図1のレジスト・パターンをマスクとして等方
性エッチングを行うことにより、Wパターンのエッジを
後退させた状態を示す模式的断面図である。
【図3】図2の下層配線パターンを被覆する層間絶縁膜
にビアホールを開口し、さらにこれをWプラグで埋め込
んだ状態を示す模式的断面図である。
【図4】図3のWプラグに接続する上層配線パターンを
形成した状態を示す模式的断面図である。
【図5】本発明を適用した他のプロセス例において、単
層の導電膜よりなる下層配線パターンを形成した状態を
示す図であり、(a)図は(b)図のX−X線断面図、
(b)図はレジスト・パターンを除去した斜視図であ
る。
【図6】図5の下層配線パターンを途中までドライエッ
チングすることにより薄膜化部を形成した状態を示す図
であり、(a)図は(b)図のX−X線断面図、(b)
図はレジスト・パターンを除去した斜視図である。
【図7】図6の下層配線パターンを被覆する層間絶縁膜
にビアホールを開口し、さらにこれをWプラグで埋め込
んだ状態を示す図であり、(a)図は(b)図のX−X
線断面図、(b)図は斜視図である。
【図8】本発明を適用したさらに他のプロセス例におい
て、AlパターンとWパターンとの積層体よりなる下層
配線パターンのWパターンを選択的に除去することによ
り薄膜化部を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図9】図8の下層配線パターンを被覆する層間絶縁膜
にビアホールを開口し、さらにこれをWプラグで埋め込
み、上層配線パターンを形成した状態を示す模式的断面
図である。
【図10】従来のボーダーレス・コンタクト構造を示す
模式的断面図である。
【符号の説明】 1,11,21…基板 2,22…Alパターン 3,
23…Wパターン 4a,12a,24…下層配線パタ
ーン 5,13,14…レジスト・パターン 6,1
5,26…薄膜化部 7,16,27…層間絶縁膜
8,17,28…ビアホール 9,18,29…Wプラ
グ 10,30…上層配線パターン L…下層配線パタ
ーンの線幅 S…配線間スペース Δx…エッジ後退量
D…ビアホール径 Δ…下層配線パターンの中心とビ
アホールの中心とのズレ量 A1 ,A2…耐圧確保のた
めの最小スペース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のピッチをもって配される複数の下
    層配線パターンと、該下層配線パターンを被覆する層間
    絶縁膜と、該層間絶縁膜に開口されたビアホールに埋め
    込まれ該下層配線パターンにコンタクトされるプラグと
    を備えた半導体装置であって、 前記下層配線パターンの少なくとも一部はその延在方向
    の少なくとも一部に沿って初期膜厚から所定の膜厚が減
    じられてなる薄膜化部を有し、前記プラグのコンタクト
    は該薄膜化部以外の初期膜厚部においてのみ達成されて
    いることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記薄膜化部が、前記下層配線パターン
    のすべてについてそのパターン・エッジの全体にわたり
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記下層配線パターンは2層以上の異種
    の導電膜の積層体よりなり、前記薄膜化部は少なくとも
    最上側の少なくとも1層の導電膜の一部欠損により構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プラグの底面の一部は、該プラグが
    コンタクトされる下層配線パターンに隣接する下層配線
    パターンの薄膜化部に幾何的に重複されていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 基板上に所定のピッチをもって配列され
    る複数の下層配線パターンを形成する第1工程と、 前記下層配線パターンの少なくとも一部に対し、その延
    在方向の少なくとも一部に沿って初期膜厚から所定の膜
    厚を減少させた薄膜化部を形成する第2工程と、 前記下層配線パターンを層間絶縁膜で被覆する第3工程
    と、 前記下層配線パターンの薄膜化部以外の初期膜厚部に底
    面の少なくとも一部が達するビアホールを前記層間絶縁
    膜に開口する第4工程と、 前記ビアホールに導電膜を埋め込み、前記初期膜厚部に
    コンタクトするプラグを形成する第5工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2工程では、前記下層配線パター
    ンにサイド・エッチングを施すことによりそのパターン
    ・エッジに沿って前記薄膜化部を形成することを特徴と
    する請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1工程では、エッチング特性の異
    なる2層以上の導電膜を積層して前記下層配線パターン
    を形成し、 前記第2工程では、前記下層配線パターンの最上側の少
    なくとも1層の導電膜に対して前記サイド・エッチング
    を施すことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2工程では、前記プラグの設計寸
    法に所定のマージンを加えたプラグ形成予測領域を設定
    し、該プラグをコンタクトさせる下層配線パターンに隣
    接する下層配線パターンに対し、該プラグ形成予測領域
    と幾何的に重複する領域に前記薄膜化部を形成すること
    を特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1工程では、エッチング特性の異
    なる2層以上の導電膜を積層して前記下層配線パターン
    を形成し、 前記第2工程では、前記下層配線パターンの最上側の少
    なくとも1層の一部をエッチング除去することにより前
    記薄膜化部を形成することを特徴とする請求項8記載の
    半導体装置の製造方法。
JP23140997A 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH1174345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23140997A JPH1174345A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23140997A JPH1174345A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1174345A true JPH1174345A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16923156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23140997A Pending JPH1174345A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1174345A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600225B2 (en) 2001-06-12 2003-07-29 Oki Electric Industry Co, Ltd. Semiconductor device with elongated interconnecting member and fabrication method thereof
WO2020039574A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 キオクシア株式会社 半導体装置およびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600225B2 (en) 2001-06-12 2003-07-29 Oki Electric Industry Co, Ltd. Semiconductor device with elongated interconnecting member and fabrication method thereof
US6919265B2 (en) 2001-06-12 2005-07-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device with elongated interconnecting member and fabrication method thereof
WO2020039574A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 キオクシア株式会社 半導体装置およびその製造方法
US11587871B2 (en) 2018-08-24 2023-02-21 Kioxia Corporation Semiconductor device and method of manufacturing same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100355236B1 (ko) 자기 정렬된 컨택 형성 방법 및 이를 이용한 반도체소자의 제조 방법
KR100541046B1 (ko) 희생마스크막을 사용하여 자기정렬 콘택 구조체를형성하는 방법
JPWO2006095915A1 (ja) 多層配線構造、半導体装置、パターン転写マスク、及び多層配線構造の製造方法
US6350642B1 (en) Method of manufacturing semiconductor memory device including various contact studs
WO2021022811A1 (zh) 半导体结构及其形成方法
KR20020065113A (ko) 낸드형 플레시 메모리 제조방법
JPH1174345A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006294979A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR20010017903A (ko) 듀얼다마신 배선 형성방법
JP2009252825A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100334986B1 (ko) 반도체 장치에서의 다층 배선구조 및 그 제조방법
KR100590205B1 (ko) 반도체 장치의 배선 구조체 및 그 형성 방법
KR100365645B1 (ko) 인접하게 나란히 형성된 도전체 패턴 사이를 통과하는콘택을 갖는 반도체 장치의 형성 방법
KR100487552B1 (ko) 플래시 메모리 장치 및 그 형성 방법
JPH11274297A (ja) 多層配線層の形成方法及び多層配線層
KR20050001082A (ko) 반도체 소자에서의 콘택 형성방법
KR20050033110A (ko) 반도체 소자의 금속배선 형성방법
KR100246101B1 (ko) 반도체 장치의 다층 금속 배선 구조 및 그 형성 방법
KR100609523B1 (ko) 반도체소자의 자기정렬적인 콘택 형성방법
KR100369355B1 (ko) 고집적 반도체소자의 제조방법
KR20080055402A (ko) 배선 구조물 및 이를 형성하기 위한 방법
KR20080000835A (ko) 반도체 소자의 제조 방법
KR20040063351A (ko) 패드와 플러그 접촉면의 저항을 감소시키는 반도체 장치형성 방법
JP2004079849A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20080073836A (ko) 반도체 소자의 금속 배선 형성 방법