JPH07235598A - 半導体装置、その製造方法及び製造装置 - Google Patents

半導体装置、その製造方法及び製造装置

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JPH07235598A
JPH07235598A JP2555194A JP2555194A JPH07235598A JP H07235598 A JPH07235598 A JP H07235598A JP 2555194 A JP2555194 A JP 2555194A JP 2555194 A JP2555194 A JP 2555194A JP H07235598 A JPH07235598 A JP H07235598A
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JP
Japan
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wiring
semiconductor device
fuse
organic gas
cutting
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JP2555194A
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Yukari Imai
ゆかり 今井
Yoji Masuko
洋治 益子
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐湿性の劣化を防ぎ、電気的信頼性が高く、
かつ、容易に製造することが可能な半導体装置及びその
製造方法、製造装置を得る。 【構成】 半導体装置の基板上に、配線間に接続されて
設けられた配線変更手段3を配線変更のため切断した
後、切断跡に生じた穴9に有機ガスを供給し、切断時に
用いたものと同一光源からのレーザー光により、切断跡
の穴に、切断跡の穴からの水分または汚染物質等の侵入
を防ぐための絶縁性の保護手段を形成する。 【効果】 保護手段により、切断跡からの水分等の侵入
を防ぐことが出来、半導体装置の耐湿性、電気的信頼性
が向上する。また、配線変更手段切断時と保護手段形成
時とで、同一光源を用いるため、容易にかつ迅速、正確
に製造することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線変更用ヒューズ
を備えた半導体装置と、その製造装置及び製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の半導体装置における配
線変更用ヒューズ部を示した部分断面図で、配線変更用
ヒューズ部の切断後の状態を示したものである。図8乃
至図12は従来の半導体装置の配線変更工程を含んだ製
造方法のフローを示した断面図である。製造方法につい
ては後述する。図12において、シリコン基板1の表面
全体に、シリコン酸化膜やリンガラス膜等から成る層間
絶縁膜2が設けられ、層間絶縁膜2上には、図8に示す
ように設けられた多結晶シリコン等から形成された配線
変更用ヒューズ3が形成されており、この配線変更用ヒ
ューズ3は、冗長回路等の配線変更のために、レーザー
光等を用いて、図12に穴9で示すようにトリミングさ
れ切断されている。ヒューズ3上には、ボロンリンガラ
ス膜等から成る層間絶縁膜4、及び、金属配線5が設け
られ、層間絶縁膜4及び金属配線5上には、金属配線5
を保護するためのシリコン窒化膜等から成る保護膜6が
設けられている。ヒューズ3の切断時に、層間絶縁膜4
にも図12に示されるように穴9aが形成される。
【0003】次に従来の半導体装置の製造方法について
図8〜12を用いて説明する。まず、図8に示すよう
に、シリコン基板1の表面全体に、シリコン酸化膜やリ
ンガラス膜等からなる層間絶縁膜2を設け、層間絶縁膜
2上に、配線変更用ヒューズ3を多結晶シリコン等で形
成する。配線変更用ヒューズ3上に、ボロンリンガラス
膜等の層間絶縁膜4をヒューズ3が一部露出するように
形成し、その上に金属配線5を、ヒューズ3の層間絶縁
膜4が施されていない部分に電気的に接続するように形
成する。次に、図9に示すように、金属配線5の電気的
短絡を防ぎ、汚染物質や水分等から半導体装置を保護す
るために、金属配線5上には、シリコン窒化膜等の保護
膜6を設ける。また、ヒューズ3上の保護膜6をエッチ
ングにより取り除く際に、保護膜6を残すべき部分をフ
ォトレジスト7で覆う。次に、図10に示すように、プ
ラズマ等を用いて、フォトレジスト7が施されていない
ヒューズ3上の保護膜6をエッチングした後に、フォト
レジスト7を取り除き、図11に示すように、配線変更
するために、配線切断を行うべきヒューズ3にレーザー
光8を照射すると、レーザー光8が照射されたところの
ヒューズ3が昇華してなくなり、穴9となるとともに、
その熱によりその上にあたる層間絶縁膜4が溶融した
り、ヒューズ3の昇華時に一部とび散ったりすることに
より、図12に示すように、その部分の層間絶縁膜4に
穴9aが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されていて、表面が水分や汚染物質を含
む環境下にさらされると、穴9及び9aを通して、水分
や汚染物質が侵入し、さらにヒューズ3をパスとして、
水分や汚染物質が配線金属5まで到達すると配線金属5
の腐食をひき起こす。また、層間絶縁膜2とヒューズ3
との2層の界面をパスとして汚染物質等が内部回路(図
示してない)まで侵入するとトランジスタの特性の変化
をもたらす。このように、穴9及び9aが生じたことに
より、半導体装置の耐湿性の劣化をひき起こす可能性が
高くなるという課題があった。
【0005】また、水分や汚染物質が穴9及び9aから
侵入するのを防ぐために、穴9及び9aに何らかの処置
を施すためには、新たなフォトマスクやウエハプロセス
等のいくつかの工程が必要となり、さらには、そのため
の装置等も必要となる場合もあり、また、穴9及び9a
のみを処理するための位置決めも困難であったため、穴
9及び9aを容易に処理することが出来なかった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、耐湿性の劣化を防ぎ、電気的信頼
性が高く、容易にかつ迅速に製造することができる半導
体装置、並びに、その製造に用いる製造装置及び製造方
法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、請求
項1の発明は、基板と、基板上に設けられた配線と、基
板上に設けられ、配線に電気的に接続され、配線の配線
変更時に切断するための配線変更手段とを備えた半導体
装置において、配線変更手段の切断跡に埋設され、切断
跡を外部から絶縁するための絶縁性の保護手段を設けた
ことを特徴とする半導体装置である。
【0008】また、請求項2の発明は、配線と、配線に
電気的に接続され、配線の配線変更時に切断するための
配線変更手段とを備えた基板を用意する工程と、配線変
更手段に、光源からのレーザー光を照射して、配線変更
手段を切断する工程と、配線変更手段の切断跡に、有機
ガスを供給する工程と、有機ガスを供給した状態で、配
線変更手段の切断跡に、同一光源からのレーザー光を照
射して、有機ガスを反応または解離させて、切断跡を埋
める保護手段を形成する工程とを備えたことを特徴とす
る半導体装置の製造方法である。
【0009】請求項3の発明は、製造すべき半導体装置
の基板表面に、レーザー光を照射する光源と、レーザー
光の光強度を調節する光強度調節手段と、基板表面に、
有機ガスを供給するガス供給手段とを備えたことを特徴
とする半導体装置の製造装置である。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、絶縁性の保護手段を
設けたことにより、配線変更手段の切断跡から、外部の
水分または汚染物質等が侵入するのを防ぐ。
【0011】また、請求項2及び3によれば、同一光源
からのレーザー光で、配線変更手段を切断し、切断跡の
みを埋める保護手段を、正確な位置に、迅速かつ容易に
形成することが出来る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図7は、本発明の半導体装置における配線
変更用ヒューズ部を示した部分断面図である。図1乃至
図7は本発明の半導体装置の製造方法のフローを示した
断面図である。製造方法については後述する。図7にお
いて、シリコン基板1の表面に、シリコン酸化膜やリン
ガラス膜等から成る層間絶縁膜2が設けられ、層間絶縁
膜2上には、図1に示すように設けられた多結晶シリコ
ン等から形成された配線変更用ヒューズ3等の配線変更
手段が設けられている。配線変更用ヒューズ3は、図5
及び図7に穴9で示すように、冗長回路等の配線変更の
ため、レーザー光8(図4)によりトリミングされ切断
されている。ヒューズ3上には、図1に示すようにボロ
ンリンガラス膜等から成る層間絶縁膜4が、ヒューズ3
の一部を除いて設けられている。また、金属配線5が、
ヒューズ3の層間絶縁膜4が施されていない部分に電気
的に接続されて設けられ、層間絶縁膜4及び金属配線5
上には、金属配線5を保護するためのシリコン窒化膜等
から成る保護膜6が設けられている。このように、金属
配線5間は、ヒューズ3により電気的に接続されている
ため、ヒューズ3を穴9により切断することにより、容
易に配線を変更することができる。ヒューズ3切断時に
層間絶縁膜4にも及んで生じた穴9及び9a内には、穴
9及び9aを埋めるように、図7に示すように、水分や
汚染物質の侵入を防ぐためのシリコン酸化膜等の絶縁性
の保護手段11が設けられている。
【0013】次に、本発明の半導体装置の製造方法につ
いて、図1乃至図7を用いて説明する。まずはじめに、
本発明の半導体装置の製造装置について説明する。本発
明の製造装置は、図6にその概略構成図を示すように、
製造すべき半導体装置の基板表面にレーザー光を照射す
るための光源12と、レーザー光の光強度を調節する光
強度調節手段13とを備えている。また、本発明の製造
装置は、レーザー光の照射位置のアドレスデータを格納
する記憶手段14と、記憶手段14に格納された照射位
置データに基づきレーザー光の照射位置を設定する照射
位置設定手段15とを備えており、位置合わせが必要な
場合においても、記憶手段14のヒューズ3を切断した
際の切断アドレスデータを用いて、保護手段11を形成
する位置を容易にかつ正確に決めることが出来る。さら
に、本発明の製造装置は、保護手段11の材料となる有
機ガス10を基板表面に供給するガス供給手段16を備
えている。また、後述のように、必要であれば、内部に
おいて半導体装置を製造するための製造チャンバーを設
けてもよい。
【0014】まず、図1に示すように、従来の半導体装
置と同様に、シリコン基板1の表面全体に、シリコン酸
化膜やリンガラス膜等からなる層間絶縁膜2を設け、層
間絶縁膜2上に、配線変更用ヒューズ3を多結晶シリコ
ン等で形成する。配線変更用ヒューズ3上に、ボロンリ
ンガラス膜等の層間絶縁膜4を、ヒューズ3の一部を除
いて断続的に形成し、その上に金属配線5を、ヒューズ
3の層間絶縁膜4が施されていない部分に電気的に接続
されるように形成する。次に、図2に示すように、金属
配線5の電気的短絡を防ぎ、汚染や水分等から半導体装
置を保護するために、金属配線5上には、シリコン窒化
膜等の保護膜6を設ける。また、ヒューズ3上の保護膜
6をエッチングにより取り除く際に、保護膜6を残すべ
き部分を図2のようにフォトレジスト7で覆う。
【0015】次に、図3に示すように、プラズマ等によ
り、フォトレジスト7が施されていないヒューズ3上の
保護膜6をエッチングした後に、フォトレジスト7を取
り除き、図4に示すように、配線変更するために切断を
行うべきヒューズ3部分に製造装置の光源12からのレ
ーザー光8を照射すると、レーザー光8が照射されたと
ころのヒューズ3が昇華してなくなり、図5に示すよう
に、穴9が生じるとともに、その熱によりその上にあた
る層間絶縁膜4が溶融したり、ヒューズ3の昇華時に一
部とび散ったりすることにより、その部分の層間絶縁膜
4にも穴9aが生じる。
【0016】そこで、ただちに、図6に示すように、レ
ーザー光8で切断したヒューズ3部分等に生じた穴9及
び9aを埋めるための絶縁性の保護手段11の材料とな
る有機ガス10を、製造装置のガス供給手段16によ
り、基板表面に供給する。有機ガス10の供給手段16
としては、例えば、比較的細い管にノズル等を接続した
ものを設けておき、有機ガス10が入っている容器と基
板周辺の大気との間の圧力差を用いるなどして比較的緩
やかに、半導体装置の表面に吹き付けるようにして供給
しても良く、また、製造装置の製造チャンバー内を密閉
させておき、その中に有機ガス10を充填させて供給し
てもよい。前者の方法は局所的に効率良く有機ガス10
を供給したい場合に適しており、後者の方法は、広範囲
に有機ガス10を供給したい場合等に適している。ま
た、これら以外の公知の適当な方法において有機ガス1
0を供給してもよい。
【0017】一般に、適当なガスを選択し、レーザー光
を照射すると、光のエネルギーや熱によってガスの反応
や解離が生じ、レーザー光の照射された領域のみに、金
属膜や絶縁膜が形成されることが知られているので、図
6に示すように、有機ガス10を表面に供給した状態
で、穴9及び9aを埋めるように、例えばシリコン酸化
膜や有機絶縁膜等の保護手段11を形成するべく、ヒュ
ーズ3を切断した時に用いた光源12と同一の光源12
からのレーザー光8を穴9及び9aに照射する。この場
合、ヒューズ3の切断を行った位置と同一位置に照射す
るため、照射位置の位置合わせをする必要はなく、その
ままの状態で照射すればよいが、位置合わせが必要な場
合においても、製造装置の記憶手段14が記憶している
ヒューズ3切断時の切断アドレスデータを用いて照射位
置設定手段15により位置決めを行えば、正確かつ容易
に穴9及び9aにのみレーザー光8を照射することが出
来る。有機ガス10として、テトラメトキシシランのよ
うなSiとOを含むガスを用いて、シリコン酸化膜から
成る保護手段11を形成してもよく、また、C,H,O
系のガスを用いて有機絶縁膜の保護手段11を形成して
もよい。このようにして、レーザー光8によるヒューズ
3切断後に、すぐに、同一光源12からのレーザー光8
を用いて、有機ガス10から絶縁性の保護手段11を形
成するため、ヒューズ3切断直後すぐに、ヒューズ3切
断後の穴9及び9aを保護手段11により容易に絶縁す
ることが出来る。
【0018】ここで、保護手段11形成時のレーザー光
8の強度は、有機ガス10の性質に合わせて製造装置の
光強度調節手段13により設定され、ヒューズ3切断時
とは異なるものである。例えば、有機ガス10が比較的
低いエネルギーで反応や解離が生じるものであれば、レ
ーザー光8の強度は低いものでよく、有機ガス10が、
反応や解離に高いエネルギーを必要とするものであれ
ば、レーザー光8の強度は高いものに設定される。しか
しながら、上述のように、ヒューズ3切断時のレーザー
光8の強度においては、層間絶縁膜4等が、溶融した
り、一部とび散ったりしてしまうため、レーザー光8の
強度は、ヒューズ3切断時よりも低い値に設定する方が
望ましいため、それに合わせて、比較的低いエネルギー
での反応または解離が可能な適当な有機ガス10を選ぶ
ようにする。
【0019】このように、本発明の半導体装置は製造さ
れ、金属配線5間を電気的に接続している配線変更用ヒ
ューズ3を光源12からのレーザー光8で照射すること
により切断し、配線変更を容易に行うことが可能で、か
つ、ヒューズ3切断後に、すぐに、ヒューズ3切断時に
生じた穴9及び9aを外部から絶縁して外部からの水分
または汚染物質の侵入を防ぐための絶縁性の保護手段1
1を、ヒューズ3切断に用いた光源を用いて形成するの
で、新たなウエハプロセスやフォトマスク等を必要とせ
ずに、容易にかつ迅速に、保護手段11を形成すること
が出来、高い耐湿性及び電気的信頼性を備えた半導体装
置を容易に製造することが出来る。
【0020】また、本発明においては、ヒューズ3切断
時に用いた光源12と同一の光源12からのレーザー光
8を用いて保護手段11を形成するので、有機ガス10
を供給した状態で、位置合わせする必要もなく、そのま
まレーザー光8を照射することができ、容易に保護手段
11を形成することが出来る。また、照射位置の位置合
わせが必要な場合においても、ヒューズ3切断時のレー
ザー光8の照射位置データに基づき位置決めを行って、
保護手段11を形成するので、容易に、正確な位置に、
保護手段11を形成することが可能である。
【0021】本発明においては、ヒューズ3切断時と保
護手段11形成時のレーザー光8の強度は自由に調整す
ることが出来るので、十分なエネルギーを有するレーザ
ー光8により確実にヒューズ3を切断することが出来る
とともに、保護手段11形成時においては、層間絶縁膜
4等を破損することなく、保護手段11の材料となる有
機ガス10の性質に合わせた光強度において、効率よく
保護手段11を形成することが出来る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、半導体装置の配線変更時に切断される配線変更手段
である配線変更用ヒューズ3の切断跡に生じた穴9及び
9aに保護手段11を形成したので、半導体装置の表面
が水分や汚染物質を含む環境下にさらされた場合におい
ても、保護手段11により、穴9及び9aからの水分や
汚染物質等の侵入を防ぐことが出来、半導体装置の耐湿
性及び電気的信頼性が向上する。
【0023】請求項2の製造方法及び請求項3の製造装
置の発明によれば、配線変更用ヒューズ3を切断したも
のと同一光源のレーザー光を用いて保護手段11を形成
するので、新たなウエハプロセスやフォトマスク等を必
要とせずに、容易にかつ迅速に正確な位置に保護手段1
1を形成することが出来、高い耐湿性及び電気的信頼性
を備えた半導体装置を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による半導体装置の製造工程
中の配線変更用ヒューズ部分を示した部分断面図であ
る。
【図2】図1の製造工程中の半導体装置に、金属配線の
保護膜とフォトレジストを施した状態を示した部分断面
図である。
【図3】図2の製造工程中の半導体装置の保護膜をエッ
チングし、フォトレジストを取り除いた状態を示した部
分断面図である。
【図4】図3の製造工程中の半導体装置の配線変更用ヒ
ューズを切断するためのレーザー光を照射した状態を示
した部分断面図である。
【図5】図4の製造工程中の半導体装置の配線変更用ヒ
ューズの切断後の状態を示した部分断面図である。
【図6】図5の製造工程中の半導体装置の配線変更用ヒ
ューズの切断跡に生じた穴に、有機ガスを供給した状態
を示した部分断面図である。
【図7】本発明の実施例における半導体装置の配線変更
用ヒューズ部分を示した部分断面図である。
【図8】従来の半導体装置の製造工程中の配線変更用ヒ
ューズ部分を示した部分断面図である。
【図9】図8の製造工程中の従来の半導体装置に、金属
配線の保護膜とフォトレジストを施した状態を示した部
分断面図である。
【図10】図9の製造工程中の従来の半導体装置の保護
膜をエッチングし、フォトレジストを取り除いた状態を
示した部分断面図である。
【図11】図10の製造工程中の従来の半導体装置の配
線変更用ヒューズを切断するためのレーザー光を照射し
た状態を示した部分断面図である。
【図12】従来の半導体装置の配線変更用ヒューズ部分
を示した部分断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 層間絶縁膜 3 配線変更用ヒューズ 4 層間絶縁膜 5 金属配線 6 保護膜 7 フォトレジスト 8 レーザー光 9 穴 10 有機ガス 11 保護手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、上記基板上に設けられた配線
    と、上記基板上に設けられ、上記配線間に電気的に接続
    され、上記配線の配線変更時に切断するための配線変更
    手段とを備えた半導体装置において、上記配線変更手段
    の切断跡に埋設され、上記切断跡を外部から絶縁するた
    めの絶縁性の保護手段を設けたことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 配線と、上記配線間に電気的に接続さ
    れ、上記配線の配線変更時に切断するための配線変更手
    段とを備えた基板を用意する工程と、 上記配線変更手段に光源からのレーザー光を照射して、
    上記配線変更手段を切断する工程と、 上記配線変更手段の切断跡に、有機ガスを供給する工程
    と、 上記有機ガスを供給した状態で、上記配線変更手段の上
    記切断跡に、上記光源からの上記レーザー光を照射し
    て、上記有機ガスを反応または解離させ、上記切断跡を
    埋める保護手段を形成する工程とを備えたことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 製造すべき半導体装置の基板表面に、レ
    ーザー光を照射する光源と、 上記レーザー光の光強度を調節する光強度調節手段と、 上記基板表面に、有機ガスを供給するガス供給手段とを
    備えたことを特徴とする半導体装置の製造装置。
JP2555194A 1994-02-23 1994-02-23 半導体装置、その製造方法及び製造装置 Pending JPH07235598A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5982042A (en) * 1996-03-18 1999-11-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor wafer including semiconductor device
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