JP2000091423A - 多層配線半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

多層配線半導体装置及びその製造方法

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JP2000091423A JP10262060A JP26206098A JP2000091423A JP 2000091423 A JP2000091423 A JP 2000091423A JP 10262060 A JP10262060 A JP 10262060A JP 26206098 A JP26206098 A JP 26206098A JP 2000091423 A JP2000091423 A JP 2000091423A
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直人 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エッチング条件を変えないで多層配線構造の接
触面積を十分に大きくする。 【解決手段】互いに第1絶縁層間膜3で絶縁されている
第1配線層2と第2配線層4とからなり、第2配線層4
にその中心領域にパターニングにより開口4cが形成さ
れる。開口4cは、次の工程でマスクとして使用され、
且つ、その開口4cをエッチングにより形成する必要が
ないので、エッチング条件の変更を要しない。更に、第
2配線層4の表面側に第2絶縁層間膜5を形成し、第2
絶縁層間膜5に第1コンタクト孔6を形成し、第1絶縁
層間膜3に第2コンタクト孔7を形成し、第2コンタク
ト孔7は第2配線層4をマスクとして形成され、第1コ
ンタクト孔6は開口4cを介して第2コンタクト孔7に
連続している。第1コンタクト孔6の断面積は開口4c
の断面積よりも大きい。エッチング条件の変更なしに十
分に広い接触面積で全配線層が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線半導体装
置及びその製造方法に関し、特に、複数層の層間絶縁膜
で絶縁される多層配線層がコンタクト孔を介して接続さ
れる多層配線半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子は、その微細化によりますま
すその集積密度を向上させている。多層配線間を接合す
るための、他段階のコンタクト孔が層間絶縁膜に開けら
れる。リソグラフィー技術により上層コンタクト孔と下
層コンタクト孔とを形成する際に生じる両者間の位置ず
れを防止するために、特開平10−50829号に示さ
れるように、自己整合化層形成方法によりマージンレス
化が行われている。
【0003】このような公知のコンタクト孔を形成する
ための形成方法は、抽象化されて図8〜図14に示され
ている。図8に示されるように、基板又は第1絶縁層間
膜101上に第1配線層102を形成し、図9に示され
るように、第1配線層102上に第2絶縁層間膜103
を堆積し、図10に示されるように、第2絶縁層間膜1
03上に第2配線層104を形成し、図11に示される
ように、第2配線層104上に第3絶縁層間膜105を
堆積し、図12に示されるように、第3絶縁層間膜10
5上に形成したレジスト層110を用いて、ドライエッ
チングにより第3絶縁層間膜105に第1コンタクト
(孔)106を開口し、次いで、そのドライエッチング
の条件を変更して(1回目の条件変更)、第2配線層1
04のみにコンタクトを開口して、第1コンタクト10
6を延長して、第2絶縁層間膜103に届かせ、次い
で、図13に示されるように、更にそのドライエッチン
グの条件を変更して(2回目の条件変更)、第2絶縁層
間膜103に第2コンタクト107を開口し、図14に
示されるように、レジスト層110を除去した後に、第
1コンタクト106、第2コンタクト107にコンタク
ト埋設材108を埋設し、最後に、第3配線層109を
形成する。
【0004】配線層と絶縁膜とからなる異種膜に貫通コ
ンタクトを形成するこのような公知のコンタクト形成方
法は、既述の通り、エッチング条件が2回変更されてい
る。また、第2配線層104をエッチングして突き抜け
させて貫通コンタクトを形成するこのような公知方法
は、第2配線層104とコンタクト埋設材108との接
触面積が少ないので、第2配線層104と第3配線層1
09のみを接続するのには無理がある。
【0005】このように接触面積が狭小になるのを回避
する技術が、特願平6−138009号)で知られてい
る。図15〜図20は、そのような技術を抽象化して示
している。図15〜図18に示されるように、既述の方
法と同じ方法により、第3層間絶縁膜105までを形成
する。この過程で、第2配線層104’は、第1配線層
102より狭く形成されている。図19に示されるよう
に、第2配線層104’の一部分に接触するように第1
コンタクト106’を開口し、次に、第1コンタクト1
06’の開口時のオーバーエッチングを利用して、第1
配線層102まで開口する第2コンタクト107’を形
成し、レジスト層110を除去した後に、第1コンタク
ト106’、第2コンタクト107’をコンタクト埋葬
材108’で埋設し、その上に、第3配線層109を形
成する。
【0006】このような公知のコンタクト形成方法によ
れば、第2配線層104’とコンタクト埋設材108’
との接触が第2配線層104’の表面の一部とその側壁
で行われ、リソグラフィーによるエッチングの際の目ず
れによる接触面積の変動があって、コンタクト抵抗が不
安定になる問題を残存させている。
【0007】エッチング条件を変更しないで多層配線間
の接続を行うことが望まれ、目ずれが生じることなく設
計通りに確実に接触面積が得られてコンタクト抵抗が安
定することが好ましく、3層配線構造のうちの2層配線
構造即ち部分的多層配線構造が可能であることが望まれ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エッ
チング条件を変更しないで多層配線間の接続を行うこと
ができる多層配線半導体装置及びその製造方法を提供す
ることにある。本発明の他の課題は、目ずれが生じるこ
となく設計通りに確実に接触面積が多層配線層間で得ら
れる多層配線半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とにある。本発明の更に他の課題は、コンタクト抵抗が
安定する多層配線半導体装置及びその製造方法を提供す
ることにある。本発明の更に他の課題は、多層配線構造
のうちの部分層をも接続することができる多層配線半導
体装置及びその製造方法を提供することにある。本発明
の更に他の課題は、エッチング条件を変更せず、目ずれ
が生じることなく設計通りに確実に接触面積が多層配線
層間で得られ、コンタクト抵抗が安定し、且つ、多層配
線構造のうちの部分層をも接続することができる多層配
線半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が請求項に対応して表現される次の記載中に現れ
る()つきの数字は、請求項の記載事項が詳しく後述さ
れる実施の複数の形態のうちの少なくとも1つの形態の
部材、工程、動作に対応することを示すが、本発明の解
決手段がそれらの数字が示す実施の形態の部材に限定し
て解釈されるためのものではなく、その対応関係を明白
にするためのものである。
【0010】本発明による多層配線半導体装置の製造方
法は、互いに第1絶縁層間膜(3)で絶縁されている第
1配線層(2)と第2配線層(4)とからなる多層配線
半導体装置の製造方法において、第2配線層(4)にそ
の中心領域にパターニングにより開口(4c)を形成す
るステップからなることを特徴としている。このように
形成される開口(4c)を持つ第2配線層(4)は、次
の工程でマスクとして使用され、且つ、その開口をエッ
チングにより形成する必要がないので、エッチング条件
の変更を要しない。
【0011】第2配線層(4)の表面側に第2絶縁層間
膜(5)を形成するステップとからなることが好まし
い。更に、第2絶縁層間膜(5)に第1コンタクト孔
(6)を形成するステップと、第1絶縁層間膜(3)に
第2コンタクト孔(7)を形成するステップとからなる
ことが好ましい。第2コンタクト孔(7)は第2配線層
(4)をマスクとして形成され、第1コンタクト孔
(6)は開口(4c)を介して第2コンタクト孔(7)
に連続していることが特に好ましい。エッチング条件の
変更が更に必要でない。
【0012】第1コンタクト孔(6)の断面積は開口
(4c)の断面積よりも大きいことが特に好ましい。第
1コンタクト孔(6)に埋設されることになる導体であ
る埋設材(8)と第2配線層(4)の接触面積が十分に
大きくなる。この場合、更に、第1コンタクト孔(6)
と第2コンタクト孔(7)に同時的に埋設材を埋設する
ことができる。更に、埋設材(8)の表面に第3配線層
(9)を形成するステップとからなることが一層好まし
い。3層の配線層が互いに十分に大きい接触面積で接続
することができる。3層の内の2層の接続構造も、十分
な接触面積を有している。
【0013】本発明による多層配線半導体装置は、物と
して言い換えれば、基板としての第1絶縁層間膜(1)
と、第1絶縁層間膜(1)の表面側に形成される第1配
線層(2)と、第1配線層(2)の表面側に形成される
第2絶縁層間膜(3)と、第2絶縁層間膜(3)の表面
側に形成される第2配線層(4)と、第2配線層(4)
の表面側に形成される第3絶縁層間膜(5)とからな
り、第2配線層(4)はこれが形成される時にすでにそ
の中心領域に開口(4c)が開けられており、第3絶縁
層間膜(5)は第1コンタクト孔(6)を有し、第2絶
縁層間膜(3)は第2コンタクト孔(7)を有し、第1
コンタクト孔(6)は第2コンタクト孔(7)に開口
(4c)を介して接続し、第1コンタクト孔(6)の断
面積は開口(4c)の断面積よりも広い。このようなコ
ンタクト孔による接続は、十分な接触面積を持ち、コン
タクト抵抗が十分に小さい。
【0014】第2コンタクト孔(7)の断面積が概ね開
口(4c)の断面積に等しいことは、エッチング工程か
ら当然に帰結され、この断面積による接触面積を十分に
大きく設計することが容易である。更に、第3絶縁層間
膜(5)に表面側に形成される第3配線層(9)とから
なり、第3配線層(9)は第1コンタクト孔(6)、開
口(4c)及び第2コンタクト孔(7)に一連続に埋設
される埋設材(8)により第2配線層(4)及び第1配
線層(2)に接続されていることが特に好ましい。この
ような3層配線構造は、2層配線構造としても実現する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、それぞれに本発明
による多層配線半導体装置及びその製造方法の実施の形
態を示す断面図である。その多層配線半導体装置とし
て、3層配線構造を持つ半導体装置が例示されている。
図1に示されるように、基板又は第1絶縁層間膜(以
下、第1絶縁層間膜という)1の上面に導電材を堆積し
て、その導電材上にレジスト層を形成しエッチングを行
って、第1配線層2を形成する。
【0016】図2に示されるように、第1配線層2上に
第2絶縁層間膜3を堆積し、慣用のCMP又はSGO膜
で第2絶縁層間膜3の表面を平坦化する。第2絶縁層間
膜3上に導電材を堆積し、その上にレジスト層を形成し
エッチングを行って、第2配線層4を形成する。第2配
線層4は、図4に示されるように、平面上で延びる配線
の部分として上下(貫通方向)方向接続部4aを有して
いる。上下方向接続部4aは、上下方向非接続部である
通常部4bの線幅aよりも合計線幅が広い矩形状拡大部
として形成されている。
【0017】矩形状の上下方向接続部4aは、その中心
域が空白であり、開口した開口部4cをその中心域に形
成している。開口部4cの下端面は、第2絶縁層間膜3
の表面に一致している。開口部4cは、第2配線層4が
パターニングされて形成される時に同時にパターニング
されて形成されうる。
【0018】このようにパターニングにより第2配線層
4を形成した後に、図5に示されるように、第3絶縁層
間膜5を第2絶縁層間膜3及び第2配線層4の表面に堆
積する。第3絶縁層間膜5は、その表面がCMP又はS
GO膜により平坦化される。レジスト膜10をマスクと
して、第2配線層4と後述する第3配線層9を接続する
ことができる第1コンタクト6をドライエッチングによ
り開口して形成する。
【0019】第1コンタクト6の開口径又は幅は、正方
形の1辺の長さとすることができる。その1辺の長さ
は、図4に示した正方形の開口部4cの1辺の長さより
も大きく、第2絶縁層間膜3の表面に第1コンタクト6
と開口部4cを直角方向に投影した場合、開口部4cは
第1コンタクト6に完全に囲まれる。第1コンタクト6
の断面である正方形の1辺の長さをDで表し、開口部4
cの断面である正方形の1辺の長さをbで表せば、D>
b(図6参照)。(D−b)は、コンタクト抵抗が設計
値よりも小さくなる程度に十分に大きい。
【0020】レジスト膜10をマスクとして第1コンタ
クト6を形成する際に、第3絶縁層間膜5の膜厚のばら
つきがあるため抜け落ちが生じることを考慮して、第1
コンタクト6が完全に第2配線層4の表面に届くよう
に、オーバーエッチングを行う。そのオーバーエッチン
グは、そのまま継続することができる。その継続による
エッチングは、第2配線層4をマスクとして行われ、第
1コンタクト6の開口に時間的にも空間的にも連続し
て、図6に示されるように、第2絶縁層間膜3に第2コ
ンタクト7が形成されることになる。従って、第1コン
タクト6の形成と第2コンタクト7の形成は同時的に1
工程で行われ、それらのエッチング条件に差異を持たせ
る必要は全くない。
【0021】図7に示されるように、次に、レジスト膜
10を除去した後に、コンタクト埋設材8を上下方向に
1連続の第1コンタクト6と第2コンタクト7に埋設す
る。次に、コンタクト埋設材8の表面と第3絶縁層間膜
5の表面に導電材の層を形成して、その層をパターニン
グして、第3配線層9を形成する。このような工程によ
り、第1配線層2と第2配線層は、第2コンタクト7の
中のコンタクト埋設材8により接続され、同時に、第2
配線層4と第3配線層9とは第1コンタクト6の中のコ
ンタクト埋設材8により接続される。当然に、第1配線
層2と第3配線層9も、コンタクト埋設材8により接続
されている。どの組合せの接続も、十分な接触面積によ
りコンタクトされている。
【0022】埋設材8であるプラグを用いる場合は、埋
設と配線層の成膜とが別工程であるが、コンタクト埋設
と配線層の成膜とは、スパッタリングによれば、同時的
に1工程で行うことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明による多層配線半導体装置及びそ
の製造方法は、多層配線構造で接触面積が十分に大き
い。付加的には、エッチング条件を変更しないで多層配
線間の接続を行うことができ、更に、目ずれが生じるこ
となく設計通りに確実に十分な接触面積が多層配線層間
で得られ、コンタクト抵抗が安定し、更に付加的には、
多層配線構造のうちの部分層をも接続することができる
効果を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の工程を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の他の工程を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、図3の一部の平面図である。
【図5】図5は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図6】図6は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図7】図7は、本発明による多層配線半導体装置の製
造方法の実施の形態の更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図8】図8は、公知装置の工程を示す断面図である。
【図9】図9は、公知装置の他の工程を示す断面図であ
る。
【図10】図10は、公知装置の更に他の工程を示す断
面図である。
【図11】図11は、公知装置の更に他の工程を示す断
面図である。
【図12】図12は、公知装置の更に他の工程を示す断
面図である。
【図13】図13は、公知装置の更に他の工程を示す断
面図である。
【図14】図14は、公知装置更に他の工程を示す断面
図である。
【図15】図15は、別な公知装置の工程を示す断面図
である。
【図16】図16は、その公知装置の他の工程を示す断
面図である。
【図17】図17は、その公知装置の更に他の工程を示
す断面図である。
【図18】図18は、その公知装置の更に他の工程を示
す断面図である。
【図19】図19は、その公知装置の更に他の工程を示
す断面図である。
【図20】図20は、その公知装置の更に他の工程を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…第1絶縁層間膜(基板) 2…第1配線層 3…第2絶縁層間膜(請求項対応記載では第1絶縁層間
膜) 4…第2配線層 4c…開口 5…第3絶縁層間膜(請求項対応記載では第2絶縁層間
膜) 6…第1コンタクト孔 7…第2コンタクト孔 8…埋設材 9…第3配線層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに第1絶縁層間膜で絶縁されている第
    1配線層と第2配線層とからなる多層配線半導体装置の
    製造方法において、 前記第2配線層にその中心領域にパターニングにより開
    口を形成するステップからなることを特徴とする多層配
    線半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第2配線層の表面側に第2絶縁層間膜を形成するス
    テップとからなることを特徴とする多層配線半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 前記第2絶縁層間膜に第1コンタクト孔を形成するステ
    ップと、 前記第1絶縁層間膜に第2コンタクト孔を形成するステ
    ップとからなり、 前記第2コンタクト孔は前記第2配線層をマスクとして
    形成され、 前記第1コンタクト孔は前記開口を介して前記第2コン
    タクト孔に連続していることを特徴とする多層配線半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記第1コンタクト孔の断面積は前記開口の断面積より
    も大きいことを特徴とする多層配線半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】請求項4において、更に、 前記第1コンタクト孔と前記第2コンタクト孔に同時的
    に埋設材を埋設するステップとからなることを特徴とす
    る多層配線半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、更に、 前記埋設材の表面に第3配線層を形成するステップとか
    らなることを特徴とする多層配線半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】基板としての第1絶縁層間膜と、 前記第1絶縁層間膜の表面側に形成される第1配線層
    と、 前記第1配線層の表面側に形成される第2絶縁層間膜
    と、 前記第2絶縁層間膜の表面側に形成される第2配線層
    と、 前記第2配線層の表面側に形成される第3絶縁層間膜と
    からなり、 前記第2配線層はこれが形成される時にすでにその中心
    領域に開口が開けられており、 前記第3絶縁層間膜は、第1コンタクト孔を有し、 前記第2絶縁層間膜は第2コンタクト孔を有し、 前記第1コンタクト孔は前記第2コンタクト孔に前記開
    口を介して接続し、 前記第1コンタクト孔の断面積は前記開口の断面積より
    も広いことを特徴とする多層配線半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記第2コンタクト孔の断面積は概ね前記開口の断面積
    に等しいことを特徴とする多層配線半導体装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、更に、 前記第3絶縁層間膜に表面側に形成される第3配線層と
    からなり、 前記第3配線層は前記第1コンタクト孔、前記開口及び
    前記第2コンタクト孔に一連続に埋設される埋設材によ
    り前記第2配線層及び前記第1配線層に接続されている
    ことを特徴とする多層配線半導体装置。
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