JP2002261160A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002261160A
JP2002261160A JP2001054698A JP2001054698A JP2002261160A JP 2002261160 A JP2002261160 A JP 2002261160A JP 2001054698 A JP2001054698 A JP 2001054698A JP 2001054698 A JP2001054698 A JP 2001054698A JP 2002261160 A JP2002261160 A JP 2002261160A
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Toshihiro Sakamoto
寿博 坂本
Koji Kimura
幸治 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線抵抗や寄生抵抗の増加を少なくすること
ができ、小型化や薄型化などを進めることができる半導
体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1の絶縁層12上に設けた第1の配線
層13と第2の配線層15とを間に第2の絶縁層14を
設けて積層すると共に、前記第1の配線層13と第2の
配線層15が導通するように設けてなるもので、第1の
配線層13の上方に第2の配線層15の対応する片端部
15aが配置されるように設けると共に、第1の配線層
13と第2の配線層15の片端部15aとを該第2の配
線層15の片端部15a先端の端面を導通面18として
接続する導電性埋込み層17を設けて導通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線構造の半
導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、半導体装置は、これを搭載す
る機器等からの要求に対応して小型化、高機能高集積化
の方向にあり、その配線構造は多層配線構造をとるよう
になってきている。そして、多層配線を実現するため、
各隣接する配線間を電気的に導通させる際、従来は、次
に説明する構成を採っていた。以下、図9を参照して説
明する。なお、図9は要部を示す図で、図9(a)は断
面図、図9(b)は配線部分の平面図である。
【0003】すなわち、図9において、1はシリコン基
板であり、2は二酸化シリコンでなる第1の絶縁層であ
り、3は第1の絶縁層2上に所定パターンを有するよう
に形成された、例えばシリコン基板1上に形成された図
示しないトランジスタのエミッタの引出し線となる第1
の配線層である。4は第1の配線層3及び第1の絶縁層
2の上に堆積された同じく二酸化シリコンでなる第2の
絶縁層である。また、5は第2の絶縁層4上に所定パタ
ーンを有するように形成された、例えばシリコン基板1
上に形成された図示しないトランジスタのベースの引出
し線となる第2の配線層であり、6は第2の配線層5及
び第2の絶縁層4の上に堆積された同じく二酸化シリコ
ンでなる第3の絶縁層である。
【0004】さらに、7は第1の配線層3と第2の配線
層5の上方に両端部分が位置するように第3の絶縁層6
上に形成された第3の配線層である。また、8は第1の
配線層3の上面と第3の配線層7の片端部下面の間に、
第2の絶縁層4と第3の絶縁層6を貫通するよう設けら
れて両配線層3,7を導通する第1の導電性埋込み層で
あり、9は第2の配線層5の上面と第3の配線層7の他
端部下面の間に、第3の絶縁層6を貫通するよう設けら
れて両配線層5,7を導通する第2の導電性埋込み層で
ある。さらにまた、10は第3の配線層7及び第3の絶
縁層6の上に堆積された同じく二酸化シリコンでなる第
4の絶縁層である。
【0005】そして、上記の多層配線構造は、シリコン
基板1上に第1の絶縁層2を堆積させた後、第1の配線
層3を所定パターンを有するように形成し、さらに、そ
の上に第2の絶縁層4を第1の配線層3上に堆積させ
る。続いて第2の絶縁層4上に第2の配線層5を所定パ
ターンを有するように形成し、さらに、その上に第3の
絶縁層6を堆積させる。
【0006】その後、第1の配線層3上の第2の絶縁層
4と第3の絶縁層6、第2の配線層5上の第3の絶縁層
6にそれぞれ所定形状の埋込み孔8a,9aを穿設す
る。続いて、穿設された各埋込み孔8a,9aに導電材
料を埋め込んで第1及び第2の導電性埋込み層8,9を
形成する。そして、第1及び第2の導電性埋込み層8,
9の上端に両端部が導通するように所定パターンの第3
の配線層7を形成する。続いて、第3の配線層7及び第
3の絶縁層6の上に第4の絶縁層10を堆積させる。
【0007】しかしながら上記の従来技術においては、
第2の絶縁層4を間に介して積層された第1の配線層3
と第2の配線層5を導通させるために、第2の配線層5
の上に設けた第3の絶縁層6の上にさらに第3の配線層
7を設けると共に、第1の配線層3と第2の配線層5の
上面と、これに対向する第3の配線層7の下面との間に
第1及び第2の導電性埋込み層8,9を設けるようにし
ている。このように第3の配線層7を設けているため、
配線抵抗や寄生抵抗が増加してしまい、特に小型化を進
める上では大きな問題となる。また各配線層3,5,7
の対向する面の間に導電性埋込み層8,9を設ける構成
であるため、多層配線の全体の厚さが厚くなってしま
い、装置の小型化、薄型化がし難いものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところ
は、配線抵抗や寄生抵抗の増加を少なくすることがで
き、また小型化や薄型化などを進めることができる半導
体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置及び
その製造方法は、第1の配線層と第2の配線層とを間に
絶縁層を設けて積層すると共に、前記第1の配線層と第
2の配線層が導通するように設けてなる半導体装置にお
いて、前記第1の配線層の上方に前記第2の配線層の対
応する片端部が配置されるように設けると共に、前記第
1の配線層と前記第2の配線層の片端部とを該第2の配
線層の厚さ方向端面を導通面として接続する導電性埋込
み層を設けて導通させたことを特徴とするものであり、
さらに、第2の配線層の導通面が、少なくとも該第2の
配線層の片端部先端の端面を含んでいることを特徴とす
るものであり、さらに、第2の配線層の導通面が、該第
2の配線層の片端部を貫通する埋込み孔の内端面を含ん
でいることを特徴とするものであり、また、第1の絶縁
層上に第1の配線層を形成する工程と、前記第1の配線
層の上に第2の絶縁層を堆積させる工程と、前記第2の
絶縁層上に第2の配線層を片端部が前記第1の配線層の
上方に位置するよう形成する工程と、前記第2の絶縁層
と第2の配線層の上に第3の絶縁層を堆積させる工程
と、前記第2の絶縁層と第3の絶縁層を貫通する埋込み
孔を前記第2の配線層の片端部先端の端面と前記第1の
配線層が孔内部に露出するように形成する工程と、前記
埋込み孔に導電性材料を埋め込み前記第2の配線層の片
端部と前記第1の配線層を導通させる工程とを有するこ
とを特徴とする方法であり、また、第1の絶縁層上に第
1の配線層を形成する工程と、前記第1の配線層の上に
第2の絶縁層を堆積させる工程と、前記第2の絶縁層上
に第2の配線層を片端部が前記第1の配線層の上方に位
置するよう形成する工程と、前記第2の絶縁層と第2の
配線層の上に第3の絶縁層を堆積させる工程と、前記第
2の絶縁層と第3の絶縁層及び第2の配線層の片端部を
貫通する埋込み孔を、前記第1の配線層が孔内部に露出
するように形成する工程と、前記埋込み孔に導電性材料
を埋め込み前記第2の配線層の片端部と前記第1の配線
層を導通させる工程とを有することを特徴とする方法で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図面
を参照して説明する。
【0011】先ず第1の実施形態を図1乃至図4により
説明する。図1は第1の工程を示す要部の断面図であ
り、図2は第2の工程を示す要部の断面図であり、図3
は第3の工程を示す要部の断面図であり、図4は第4の
工程を示す図で、図4(a)は要部の断面図、図4
(b)は配線層の平面図である。
【0012】図1乃至図4において、11は、例えばト
ランジスタ等の半導体素子が形成されているシリコン基
板であり、12はシリコン基板11上に成層された、例
えば二酸化シリコン等でなる第1の絶縁層である。13
は第1の絶縁層12上に所定パターンを有するように形
成された、例えば層厚が600nmで所定の線幅を有す
る第1の配線層で、例えばB(ほう素)−Dopedポ
リシリコンあるいはアルミニウム(Al)あるいはアル
ミニウム合金(Al−Si−Cu、Al−Cu等)など
でなると共に、シリコン基板11上に形成されたトラン
ジスタのエミッタの引出し線となる配線層である。さら
に、14は第1の配線層13及び第1の絶縁層12の上
に堆積された同じく二酸化シリコンでなる第2の絶縁層
である。
【0013】また、15は第2の絶縁層14上に所定パ
ターンを有するように形成された、例えば層厚が600
nmで所定の線幅を有する第2の配線層で、その片端部
15aが第1の配線層13の上方に位置することによ
り、オーバーラップするように形成されており、同様
に、例えばB−Dopedポリシリコンあるいはアルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金(Al−Si−Cu、
Al−Cu等)などでなると共に、シリコン基板11上
に形成されたトランジスタのベースの引出し線となる配
線層である。16は第2の配線層15及び第2の絶縁層
14の上に堆積された、例えば同じく二酸化シリコン等
でなる第3の絶縁層である。
【0014】さらに、17は第1の配線層13の上面上
に第2の絶縁層14と第3の絶縁層16を貫通するよう
設けられると共に、第2の配線層15の片端部15a先
端の端面が導通面18となるようにして第1の配線層1
3と第2の配線層15を導通する横断面形状が方形の導
電性埋込み層で、例えばチタンナイトライトあるいはタ
ングステン等で形成されている。またさらに、19は第
3の絶縁層16の上に堆積された、例えば同じく二酸化
シリコン等でなる第4の絶縁層である。
【0015】そして、上記の構成の装置は、以下のよう
にして形成される。すなわち、先ず、図1に示す第1の
工程において、半導体素子が形成されているシリコン基
板11上に、CVD(Chemical Vapour
Deposition)法によって二酸化シリコン等
を堆積させて第1の絶縁層12を形成する。続いて、第
1の絶縁層12上に、スパッタリング法によってアルミ
ニウムでなる配線メタルを、例えば600nm程度とな
るように堆積させる。その後、図示しないが堆積した配
線メタルの上面にフォトレジストを塗布し、フォトリソ
グラフィ技術を用いてフォトレジストのパターニングを
行いマスクを形成する。そして、形成したマスクを用い
たエッチングによって所定パターンの第1の配線層13
を形成する。
【0016】次に、図2に示す第2の工程において、第
1の配線層13及び第1の絶縁層12の上に、CVD法
によって二酸化シリコン等を所定の厚さに堆積させて第
2の絶縁層14を形成する。続いて、第2の絶縁層14
上に、同じくスパッタリング法によってアルミニウムで
なる配線メタルを、例えば600nm程度となるように
堆積させる。その後、同様にフォトリソグラフィ技術に
よって形成したマスクを用いて配線メタルをエッチング
し、第2の絶縁層14上に、片端部15aが第1の配線
層13の上方に位置するようにして、オーバーラップす
るよう所定パターンの第2の配線層15を形成する。
【0017】次に、図3に示す第3の工程において、第
2の配線層15及び第2の絶縁層14の上に、再びCV
D法によって二酸化シリコン等を堆積させて第3の絶縁
層16を形成する。続いて、第3の絶縁層16の上に図
示しないがフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフ
ィ技術を用いてフォトレジストのパターニングを行いマ
スクを形成する。さらに、形成したマスクを用いたエッ
チングによって第3の絶縁層16と第2の絶縁層14を
貫通し、第1の配線層13の上面が内底面に露出すると
共に、第2の配線層15の片端部15a先端の端面が、
導通面18として孔内に露出する、例えば導通面18部
分での横断面形状が500nm角の正方形の埋込み孔1
7aを形成する。
【0018】次に、図4に示す第4の工程において、第
3の絶縁層16の上面に、メタルCVD法によって、タ
ングステンでなる埋込みメタルを堆積させる。この堆積
によって埋込み孔17aを埋込みメタルで埋め込む。そ
の後、第3の絶縁層16上の埋込みメタルをエッチング
によって除去し、埋込み孔17a内の埋込みメタルを導
電性埋込み層18として残す。続いて、第3の絶縁層1
6及び導電性埋込み層18の上に、CVD法によって二
酸化シリコン等を堆積させて第4の絶縁層19を形成す
る。
【0019】以上のように構成することで、第1の配線
層13と第2の配線層15を、別途に絶縁層を堆積させ
たり、接続用配線層を設けたりすることなく、導電性埋
込み層18のみによって接続することができて、製造過
程が簡単なものとなる。また接続用配線層を用いないた
めに、配線抵抗や寄生抵抗を低減することができ、配線
遅延時間を短縮でき、面積の縮小も実現できるため、装
置を高機能高集積化するなかで、小型化、薄型化するこ
とができる。
【0020】次に、第2の実施形態を図5乃至図8によ
り説明する。図5は第1の工程を示す要部の断面図であ
り、図6は第2の工程を示す要部の断面図であり、図7
は第3の工程を示す要部の断面図であり、図8は第4の
工程を示す図で、図8(a)は要部の断面図、図8
(b)は配線層の平面図である。なお、第1の実施形態
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、第1の
実施形態と異なる本実施形態の構成について説明する。
【0021】図5乃至図8において、シリコン基板11
上には、第1の絶縁層12が成層され、第1の絶縁層1
2の上面には所定パターンの第1の配線層13が設けら
れ、さらに第1の絶縁層12と第1の配線層13の上に
第2の絶縁層14が堆積されている。また、第2の絶縁
層14の上には所定パターンを有するように形成され
た、例えば層厚が600nmで所定の線幅を有する第2
の配線層21が設けられている。第2の配線層21は、
その片端部21aが第1の配線層13の上方に位置する
ことにより、オーバーラップするように形成されてお
り、例えばB−Dopedポリシリコンあるいはアルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金(Al−Si−Cu、
Al−Cu等)などでなると共に、シリコン基板11上
に形成されたトランジスタのベースの引出し線となる配
線層である。
【0022】さらに、第2の配線層21及び第2の絶縁
層14の上には第3の絶縁層16が堆積されている。ま
た、22は第1の配線層13の上面上に第2の絶縁層1
4を貫通し、第2の配線層21の片端部21aと第3の
絶縁層16を貫通するよう設けられると共に、第2の配
線層21の片端部15aの孔内端面が導通面23となる
ようにして第1の配線層13と第2の配線層21を導通
する横断面形状が方形の導電性埋込み層で、例えばチタ
ンナイトライトあるいはタングステン等で形成されてい
る。なお、第3の絶縁層16の上には第4の絶縁層19
が堆積されている。
【0023】そして、上記の構成の装置は、以下のよう
にして形成される。すなわち、先ず、図5に示す第1の
工程において、半導体素子が形成されているシリコン基
板11上に、CVD法によって二酸化シリコン等を堆積
させて第1の絶縁層12を形成する。続いて、第1の絶
縁層12上に、スパッタリング法によってアルミニウム
でなる配線メタルを、例えば600nm程度となるよう
に堆積させる。その後、フォトリソグラフィ技術により
形成したマスクを用いて配線メタルをエッチングして所
定パターンの第1の配線層13を形成する。
【0024】次に、図6に示す第2の工程において、第
1の配線層13及び第1の絶縁層12の上に、CVD法
によって二酸化シリコン等を堆積させて第2の絶縁層1
4を形成する。続いて、第2の絶縁層14上に、同じく
スパッタリング法によってアルミニウムでなる配線メタ
ルを、例えば600nm程度となるように堆積させる。
その後、フォトリソグラフィ技術によって形成したマス
クを用いて配線メタルをエッチングし、第2の絶縁層1
4上に、片端部21aが第1の配線層13の上方に位置
するようにして、オーバーラップするよう所定パターン
の第2の配線層15を形成する。
【0025】次に、図7に示す第3の工程において、第
2の配線層21及び第2の絶縁層14の上に、再びCV
D法によって二酸化シリコン等を堆積させて第3の絶縁
層16を形成する。続いて、第3の絶縁層16の上に、
フォトリソグラフィ技術によって所定パターンを有する
マスクを形成する。さらに、形成したマスクを用い、エ
ッチャントを替えながらエッチングし、第3の絶縁層1
6、第2の配線層21の片端部21a、第2の絶縁層1
4をそれぞれ貫通し、第1の配線層13の上面が内底面
に露出すると共に、第2の配線層15の片端部15aの
孔内端面が導通面23として孔内に露出する、例えば横
断面形状が500nm×1000nmの方形の埋込み孔
22aを形成する。
【0026】次に、図8に示す第4の工程において、第
3の絶縁層16の上面に、メタルCVD法によって、タ
ングステンでなる埋込みメタルを堆積させる。この堆積
によって埋込み孔22aを埋込みメタルで埋め込む。そ
の後、第3の絶縁層16上の埋込みメタルをエッチング
によって除去し、埋込み孔22a内の埋込みメタルを導
電性埋込み層22として残す。続いて、第3の絶縁層1
6及び導電性埋込み層22の上に、CVD法によって二
酸化シリコン等を堆積させて第4の絶縁層19を形成す
る。
【0027】以上のように構成することで、第1の配線
層13と第2の配線層21を、別途に絶縁層を堆積させ
たり、接続用配線層を設けたりすることなく、導電性埋
込み層22のみによって接続することができ、上記の第
1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、配線抵抗や寄生抵抗を低減でき、また装置を
小型化、薄型化することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における第1の工程を
示す要部の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における第2の工程を
示す要部の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における第3の工程を
示す要部の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における第4の工程を
示す図で、図4(a)は要部の断面図、図4(b)は配
線層の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における第1の工程を
示す要部の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における第2の工程を
示す要部の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における第3の工程を
示す要部の断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における第4の工程を
示す図で、図8(a)は要部の断面図、図8(b)は配
線層の平面図である。
【図9】従来例を示す図で、図9(a)は要部の断面
図、図9(b)は配線層の平面図である。
【符号の説明】
12…第1の絶縁層 13…第1の配線層 14…第2の絶縁層 15,21…第2の配線層 15a,21a…片端部 17,22…導電性埋込み層 18,23…導通面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH08 HH09 JJ19 JJ33 KK04 KK08 KK09 LL04 NN12 NN16 PP06 PP15 QQ08 QQ09 QQ10 QQ37 RR04 SS11 XX08 XX24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配線層と第2の配線層とを間に絶
    縁層を設けて積層すると共に、前記第1の配線層と第2
    の配線層が導通するように設けてなる半導体装置におい
    て、前記第1の配線層の上方に前記第2の配線層の対応
    する片端部が配置されるように設けると共に、前記第1
    の配線層と前記第2の配線層の片端部とを該第2の配線
    層の厚さ方向端面を導通面として接続する導電性埋込み
    層を設けて導通させたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第2の配線層の導通面が、少なくとも該
    第2の配線層の片端部先端の端面を含んでいることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第2の配線層の導通面が、該第2の配線
    層の片端部を貫通する埋込み孔の内端面を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1の絶縁層上に第1の配線層を形成す
    る工程と、前記第1の配線層の上に第2の絶縁層を堆積
    させる工程と、前記第2の絶縁層上に第2の配線層を片
    端部が前記第1の配線層の上方に位置するよう形成する
    工程と、前記第2の絶縁層と第2の配線層の上に第3の
    絶縁層を堆積させる工程と、前記第2の絶縁層と第3の
    絶縁層を貫通する埋込み孔を前記第2の配線層の片端部
    先端の端面と前記第1の配線層が孔内部に露出するよう
    に形成する工程と、前記埋込み孔に導電性材料を埋め込
    み前記第2の配線層の片端部と前記第1の配線層を導通
    させる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 第1の絶縁層上に第1の配線層を形成す
    る工程と、前記第1の配線層の上に第2の絶縁層を堆積
    させる工程と、前記第2の絶縁層上に第2の配線層を片
    端部が前記第1の配線層の上方に位置するよう形成する
    工程と、前記第2の絶縁層と第2の配線層の上に第3の
    絶縁層を堆積させる工程と、前記第2の絶縁層と第3の
    絶縁層及び第2の配線層の片端部を貫通する埋込み孔
    を、前記第1の配線層が孔内部に露出するように形成す
    る工程と、前記埋込み孔に導電性材料を埋め込み前記第
    2の配線層の片端部と前記第1の配線層を導通させる工
    程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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