JP3417800B2 - 表示情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置 - Google Patents
表示情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置Info
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- JP3417800B2 JP3417800B2 JP14661997A JP14661997A JP3417800B2 JP 3417800 B2 JP3417800 B2 JP 3417800B2 JP 14661997 A JP14661997 A JP 14661997A JP 14661997 A JP14661997 A JP 14661997A JP 3417800 B2 JP3417800 B2 JP 3417800B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された図形
情報あるいは文字・記号情報等の表示情報を記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置
に関する。
情報あるいは文字・記号情報等の表示情報を記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置は、記憶手段におい
て、図４や図５に示すように、１つ１つの図形情報や、
文字・記号情報それぞれについて、個別に属性情報を持
ち、かつ、図６に示すように、縮尺に応じて別々の図形
情報を持つように構成されることがよく知られている。
て、図４や図５に示すように、１つ１つの図形情報や、
文字・記号情報それぞれについて、個別に属性情報を持
ち、かつ、図６に示すように、縮尺に応じて別々の図形
情報を持つように構成されることがよく知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、より多くの図形情報を記憶手段に
持たせようとした場合、データサイズが図形情報の数に
比例して増えてしまい、限られた記憶手段のサイズ内に
納めることが難しい。
うな構成においては、より多くの図形情報を記憶手段に
持たせようとした場合、データサイズが図形情報の数に
比例して増えてしまい、限られた記憶手段のサイズ内に
納めることが難しい。
【０００４】また、制御手段が記憶手段から図形情報を
読み込む際、データサイズが増えれば、その分、データ
の読み込み時間が増えるため、表示するまでの速度が遅
くなってしまう。また、制御手段内のメモリも同様に多
くのメモリを必要としてしまうという問題があった。
読み込む際、データサイズが増えれば、その分、データ
の読み込み時間が増えるため、表示するまでの速度が遅
くなってしまう。また、制御手段内のメモリも同様に多
くのメモリを必要としてしまうという問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、より多くの情報量を、より少ないデータ
サイズで持ち、表示速度を速め、これをより少ない制御
手段内のメモリ量で実現した表示情報を記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置を提
供することを課題とする。
るものであり、より多くの情報量を、より少ないデータ
サイズで持ち、表示速度を速め、これをより少ない制御
手段内のメモリ量で実現した表示情報を記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置を提
供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決達成する
ため、 (1) 本発明は、複数の表示情報が各々属する複数の縮尺
を有し、所定の縮尺とこの縮尺に対して下位の縮尺にお
いて共通する表示情報と、この共通する表示情報を縮尺
ごとに区切る縮尺区切り情報とからなり、前記複数の縮
尺において共通した表示情報を含む表示情報を最上位の
縮尺の表示情報とし、前記最上位の縮尺と１つ下位の縮
尺との間を縮尺区切り情報で区切り、さらに前記最上位
の縮尺を除く前記複数の縮尺において共通した表示情報
を１つ下位の縮尺の表示情報とし、前記１つ下位の縮尺
と次位の縮尺との間を縮尺区切り情報で区切り、以降、
下位の縮尺において共通した表示情報を縮尺区切り情報
で順次区切ってなる階層形式のデータフォーマットにま
とめて記憶したことを特徴とする。このような構成によ
り、各縮尺で共通の図形情報を共有化することによっ
て、よりデータサイズを小さくすることができ、その結
果、情報記憶媒体により多くの情報量を記憶させること
ができる。
ため、 (1) 本発明は、複数の表示情報が各々属する複数の縮尺
を有し、所定の縮尺とこの縮尺に対して下位の縮尺にお
いて共通する表示情報と、この共通する表示情報を縮尺
ごとに区切る縮尺区切り情報とからなり、前記複数の縮
尺において共通した表示情報を含む表示情報を最上位の
縮尺の表示情報とし、前記最上位の縮尺と１つ下位の縮
尺との間を縮尺区切り情報で区切り、さらに前記最上位
の縮尺を除く前記複数の縮尺において共通した表示情報
を１つ下位の縮尺の表示情報とし、前記１つ下位の縮尺
と次位の縮尺との間を縮尺区切り情報で区切り、以降、
下位の縮尺において共通した表示情報を縮尺区切り情報
で順次区切ってなる階層形式のデータフォーマットにま
とめて記憶したことを特徴とする。このような構成によ
り、各縮尺で共通の図形情報を共有化することによっ
て、よりデータサイズを小さくすることができ、その結
果、情報記憶媒体により多くの情報量を記憶させること
ができる。
【０００７】(2) 本発明は、各縮尺の各表示情報におけ
る座標情報の座標値を、所定の縮尺における座標値で構
成することを特徴とする。各縮尺の表示情報を、１つ下
の縮尺以降の縮尺と共通に扱えるため、各縮尺で表示す
る表示情報を専用で持っていた従来の技術に比べて、縮
尺間で共通の表示情報の重複分のサイズを削減すること
ができ、記憶手段の記憶容量のサイズを、従来の技術よ
りも小さくすることができる。
る座標情報の座標値を、所定の縮尺における座標値で構
成することを特徴とする。各縮尺の表示情報を、１つ下
の縮尺以降の縮尺と共通に扱えるため、各縮尺で表示す
る表示情報を専用で持っていた従来の技術に比べて、縮
尺間で共通の表示情報の重複分のサイズを削減すること
ができ、記憶手段の記憶容量のサイズを、従来の技術よ
りも小さくすることができる。
【０００８】(3) 本発明は、各縮尺の各表示情報におけ
る座標情報の座標値を、最下位の縮尺における座標値で
構成することを特徴とする。このような構成により、記
憶手段内のすべての表示情報の座標値は、最も詳細な表
示情報となる最下位の縮尺における座標値であるため、
座標の倍率計算における精度の劣化がなくなる。
る座標情報の座標値を、最下位の縮尺における座標値で
構成することを特徴とする。このような構成により、記
憶手段内のすべての表示情報の座標値は、最も詳細な表
示情報となる最下位の縮尺における座標値であるため、
座標の倍率計算における精度の劣化がなくなる。
【０００９】(4) 本発明は、前記表示情報を共通の属性
情報を有する複数の図形情報とし、これら複数の図形情
報を少なくとも１つの共通の属性情報と、各図形情報の
座標情報と、各座標情報間に区切る座標区切り情報とか
らなるデータフォーマットにまとめたことを特徴とす
る。このような構成により、図形情報の属性情報を共有
化し、さらに各縮尺で共通の図形情報を共有化すること
によって、より多くの情報量をより少ないデータサイズ
で持つことができる。
情報を有する複数の図形情報とし、これら複数の図形情
報を少なくとも１つの共通の属性情報と、各図形情報の
座標情報と、各座標情報間に区切る座標区切り情報とか
らなるデータフォーマットにまとめたことを特徴とす
る。このような構成により、図形情報の属性情報を共有
化し、さらに各縮尺で共通の図形情報を共有化すること
によって、より多くの情報量をより少ないデータサイズ
で持つことができる。
【００１０】(5) 本発明は、前記表示情報を、共通の属
性情報を有する複数の図形情報と共通の属性情報を有す
る複数の文字・記号情報とし、前記複数の図形情報を、
少なくとも１つの共通の属性情報と、各図形情報の座標
情報と、各座標情報間に区切る座標区切り情報とからな
るデータフォーマットにまとめ、さらに共通の属性情報
を有する複数の文字・記号情報を、少なくとも１つの共
通の属性情報と、各文字・記号情報の座標情報とからな
るデータフォーマットにまとめたことを特徴とする。こ
のような構成により、図形情報および文字・記号情報等
の表示情報の属性情報を共有化し、さらに各縮尺で共通
の図形情報を共有化することによって、より多くの情報
量をより少ないデータサイズで持つことができる。
性情報を有する複数の図形情報と共通の属性情報を有す
る複数の文字・記号情報とし、前記複数の図形情報を、
少なくとも１つの共通の属性情報と、各図形情報の座標
情報と、各座標情報間に区切る座標区切り情報とからな
るデータフォーマットにまとめ、さらに共通の属性情報
を有する複数の文字・記号情報を、少なくとも１つの共
通の属性情報と、各文字・記号情報の座標情報とからな
るデータフォーマットにまとめたことを特徴とする。こ
のような構成により、図形情報および文字・記号情報等
の表示情報の属性情報を共有化し、さらに各縮尺で共通
の図形情報を共有化することによって、より多くの情報
量をより少ないデータサイズで持つことができる。
【００１１】(6) 本発明は、(1)，(2)，(3)の情報記憶
媒体からなる記憶手段と、この記憶手段の表示情報を表
示する表示手段と、表示情報の表示位置および縮尺を選
択する選択手段と、この選択手段の指示する位置の表示
情報を特定し、かつ前記選択手段の指示する縮尺に応じ
て縮尺区切り情報によって区切られた表示情報を読み取
り、さらに前記選択手段の指示する縮尺に応じて座標値
の倍率計算を行って前記表示手段に表示させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。このような構成により、
各縮尺の表示情報を、１つ下の縮尺以降の縮尺と共通に
扱えるため、各縮尺で表示する表示情報を専用で持って
いた従来の技術に比べて、縮尺間で共通の表示情報の重
複分のサイズを削減することができ、記憶手段の記憶容
量のサイズを、従来の技術よりも小さくすることができ
る。また、縮尺の変更時に、記憶手段からのデータ転送
時間が削減されるために表示までの速度を速めることが
できる。さらにまた、下位の縮尺に変われば表示する情
報量が増え、上位の縮尺に変われば表示する情報量が減
るというように、縮尺に応じて表示される情報量が増減
するので、表示する情報量が適度なものとなる。
媒体からなる記憶手段と、この記憶手段の表示情報を表
示する表示手段と、表示情報の表示位置および縮尺を選
択する選択手段と、この選択手段の指示する位置の表示
情報を特定し、かつ前記選択手段の指示する縮尺に応じ
て縮尺区切り情報によって区切られた表示情報を読み取
り、さらに前記選択手段の指示する縮尺に応じて座標値
の倍率計算を行って前記表示手段に表示させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。このような構成により、
各縮尺の表示情報を、１つ下の縮尺以降の縮尺と共通に
扱えるため、各縮尺で表示する表示情報を専用で持って
いた従来の技術に比べて、縮尺間で共通の表示情報の重
複分のサイズを削減することができ、記憶手段の記憶容
量のサイズを、従来の技術よりも小さくすることができ
る。また、縮尺の変更時に、記憶手段からのデータ転送
時間が削減されるために表示までの速度を速めることが
できる。さらにまた、下位の縮尺に変われば表示する情
報量が増え、上位の縮尺に変われば表示する情報量が減
るというように、縮尺に応じて表示される情報量が増減
するので、表示する情報量が適度なものとなる。
【００１２】(7) 本発明は、(4)の情報記憶媒体からな
る記憶手段と、この記憶手段の図形情報を表示する表示
手段と、図形情報の表示位置および縮尺を選択する選択
手段と、この選択手段の指示する位置の図形情報を特定
し、かつ前記選択手段の指示する縮尺に応じて縮尺区切
り情報によって区切られた図形情報を読み取り、さら
に、各座標区切り情報までの各座標情報の各々を１つの
図形情報として、共通の属性情報に基づき順次処理し、
しかも、前記選択手段の指示する縮尺に応じて座標値の
倍率計算を行って前記表示手段に表示させる制御手段と
を備えたことを特徴とする。このような構成により、図
形情報の属性情報を共有化し、縮尺間の共通の表示情報
を共有化することによって記憶手段の記憶容量のサイズ
を削減することができるようになり、その結果、記憶手
段からのデータ転送量が削減され、表示するまでの速度
を速めることができ、かつ少ないメモリ量でこれを実現
することができる。
る記憶手段と、この記憶手段の図形情報を表示する表示
手段と、図形情報の表示位置および縮尺を選択する選択
手段と、この選択手段の指示する位置の図形情報を特定
し、かつ前記選択手段の指示する縮尺に応じて縮尺区切
り情報によって区切られた図形情報を読み取り、さら
に、各座標区切り情報までの各座標情報の各々を１つの
図形情報として、共通の属性情報に基づき順次処理し、
しかも、前記選択手段の指示する縮尺に応じて座標値の
倍率計算を行って前記表示手段に表示させる制御手段と
を備えたことを特徴とする。このような構成により、図
形情報の属性情報を共有化し、縮尺間の共通の表示情報
を共有化することによって記憶手段の記憶容量のサイズ
を削減することができるようになり、その結果、記憶手
段からのデータ転送量が削減され、表示するまでの速度
を速めることができ、かつ少ないメモリ量でこれを実現
することができる。
【００１３】(8) 本発明は、(5)の情報記憶媒体からな
る記憶手段と、図形情報あるいは文字・記号情報等の表
示情報を表示する表示手段と、所望の表示位置および縮
尺を選択する選択手段と、この選択手段の指示する位置
の図形情報、文字・記号情報等の表示情報を特定し、か
つ前記選択手段の指示する縮尺に応じて縮尺区切り情報
によって区切られた表示情報を読み取り、さらに、各座
標区切り情報までの各座標情報の各々を１つの図形情報
として、共通の属性情報に基づき順次処理し、しかも、
各文字・記号情報の座標情報の各々１つの文字・記号情
報として、共通の属性情報に基づき順次処理して前記選
択手段の指示する縮尺に応じて座標値の倍率計算を行っ
て前記表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特
徴とする。このような構成により、図形情報および文字
・記号情報の属性情報を共有化することによって記憶手
段の記憶容量のサイズを削減することができるようにな
り、その結果、記憶手段からのデータ転送量が削減さ
れ、表示するまでの速度を速めることができ、かつ少な
いメモリ量でこれを実現することができる。
る記憶手段と、図形情報あるいは文字・記号情報等の表
示情報を表示する表示手段と、所望の表示位置および縮
尺を選択する選択手段と、この選択手段の指示する位置
の図形情報、文字・記号情報等の表示情報を特定し、か
つ前記選択手段の指示する縮尺に応じて縮尺区切り情報
によって区切られた表示情報を読み取り、さらに、各座
標区切り情報までの各座標情報の各々を１つの図形情報
として、共通の属性情報に基づき順次処理し、しかも、
各文字・記号情報の座標情報の各々１つの文字・記号情
報として、共通の属性情報に基づき順次処理して前記選
択手段の指示する縮尺に応じて座標値の倍率計算を行っ
て前記表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特
徴とする。このような構成により、図形情報および文字
・記号情報の属性情報を共有化することによって記憶手
段の記憶容量のサイズを削減することができるようにな
り、その結果、記憶手段からのデータ転送量が削減さ
れ、表示するまでの速度を速めることができ、かつ少な
いメモリ量でこれを実現することができる。
【００１４】(9) 前記制御手段は、前記表示手段に表示
する上で必要な縮尺の表示情報のみを選択するように前
記選択手段に指示することを特徴とする。このような構
成により、前記表示手段に表示する上で不要な縮尺以降
のデータを読み込まないため、記憶手段からのデータ転
送量が削減され、表示するまでの速度を速めることがで
きる。
する上で必要な縮尺の表示情報のみを選択するように前
記選択手段に指示することを特徴とする。このような構
成により、前記表示手段に表示する上で不要な縮尺以降
のデータを読み込まないため、記憶手段からのデータ転
送量が削減され、表示するまでの速度を速めることがで
きる。
【００１５】(10) 本発明は、前記選択手段による縮尺
の変位倍率を２のべき乗とし、前記記憶手段における座
標値をすべて２進数で持ち、前記制御手段による選択手
段の指示する縮尺に応じた座標値の倍率計算をビットシ
フトで行うものとしたことを特徴とする。このような構
成により、制御手段のメモリ内に読み込んである表示情
報の座標値の倍率計算が、ビットシフトで行うことがで
きるため、制御手段における計算時間を短縮することが
できるようになり、表示するまでの速度を速めることが
できる。
の変位倍率を２のべき乗とし、前記記憶手段における座
標値をすべて２進数で持ち、前記制御手段による選択手
段の指示する縮尺に応じた座標値の倍率計算をビットシ
フトで行うものとしたことを特徴とする。このような構
成により、制御手段のメモリ内に読み込んである表示情
報の座標値の倍率計算が、ビットシフトで行うことがで
きるため、制御手段における計算時間を短縮することが
できるようになり、表示するまでの速度を速めることが
できる。
【００１６】(11) 本発明は、前記選択手段により、縮
尺を下位の階層側に変更する指定をした場合に、前記制
御手段が、前記記憶手段から表示情報を読み込む前に、
前記制御手段に備えたメモリ内に読み込んである表示情
報の座標値の縮尺変更倍への計算を行い、表示画面から
はみ出す部分の占める図形、文字・記号等情報のメモリ
の開放を行うことを特徴とする。このような構成によ
り、表示画面からはみ出す部分の占める図形情報、文字
・記号情報等のメモリの開放を行って、開放した部分
に、指定された縮尺分の図形、文字・記号等情報群を読
み込むことができ、制御手段内のメモリ量を削減するこ
とができる。
尺を下位の階層側に変更する指定をした場合に、前記制
御手段が、前記記憶手段から表示情報を読み込む前に、
前記制御手段に備えたメモリ内に読み込んである表示情
報の座標値の縮尺変更倍への計算を行い、表示画面から
はみ出す部分の占める図形、文字・記号等情報のメモリ
の開放を行うことを特徴とする。このような構成によ
り、表示画面からはみ出す部分の占める図形情報、文字
・記号情報等のメモリの開放を行って、開放した部分
に、指定された縮尺分の図形、文字・記号等情報群を読
み込むことができ、制御手段内のメモリ量を削減するこ
とができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図１から図２を用いて説明する。
て、図１から図２を用いて説明する。
【００１８】図１は本発明の第１実施形態における表示
装置の構成を示すブロック図であり、１は、キーボー
ド，ジョイスティック，マウスや専用のリモコンなど、
装置の使用者が装置に対して所望の表示位置と縮尺を指
示する選択手段、２は、例えばＣＲＴや液晶ディスプレ
イ，プラズマディスプレイなど、図形情報や文字・記号
情報等の表示情報を表示する表示手段、３は、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ，ＭＤ，ＤＶＤ，ハードディスク，ＲＡＭを含む光
記憶装置，磁気記憶装置，半導体記憶装置など、表示情
報を記憶するための記憶手段、４は、ＣＰＵ，ＲＡＭ，
ＲＯＭなど入出力を制御するハードウェアおよびそれら
を制御するソフトウェアから構成され、選択手段１の指
示する位置の縮尺に基づいて記憶手段３から表示情報を
読み取り、表示手段２に表示情報の表示を行う制御手段
を示す。４aは制御手段４内に設けられたメモリを示
す。
装置の構成を示すブロック図であり、１は、キーボー
ド，ジョイスティック，マウスや専用のリモコンなど、
装置の使用者が装置に対して所望の表示位置と縮尺を指
示する選択手段、２は、例えばＣＲＴや液晶ディスプレ
イ，プラズマディスプレイなど、図形情報や文字・記号
情報等の表示情報を表示する表示手段、３は、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ，ＭＤ，ＤＶＤ，ハードディスク，ＲＡＭを含む光
記憶装置，磁気記憶装置，半導体記憶装置など、表示情
報を記憶するための記憶手段、４は、ＣＰＵ，ＲＡＭ，
ＲＯＭなど入出力を制御するハードウェアおよびそれら
を制御するソフトウェアから構成され、選択手段１の指
示する位置の縮尺に基づいて記憶手段３から表示情報を
読み取り、表示手段２に表示情報の表示を行う制御手段
を示す。４aは制御手段４内に設けられたメモリを示
す。
【００１９】図２は本発明の第１実施形態における記憶
手段の構成を示す説明図である。
手段の構成を示す説明図である。
【００２０】図２において、３fは所定の縮尺と１つ下
位の縮尺以降の縮尺と共通の表示情報を示し、この表示
情報は複数の図形情報や複数の文字・記号情報等の属性
情報や座標情報で構成されており、この表示情報の座標
情報によっては所定の縮尺における座標値が形成されて
いる。例えば、縮尺Ｍ1〜Ｍnで共通の表示情報３f1の各
座標値から縮尺Ｍ1おける座標値が形成され、縮尺Ｍ2〜
Ｍnで共通の表示情報３f2の各座標値から縮尺Ｍ2おける
座標値が形成され、以下同様に、縮尺Ｍnで共通の表示
情報３fnの各座標値から縮尺Ｍnおける座標値が形成さ
れる。
位の縮尺以降の縮尺と共通の表示情報を示し、この表示
情報は複数の図形情報や複数の文字・記号情報等の属性
情報や座標情報で構成されており、この表示情報の座標
情報によっては所定の縮尺における座標値が形成されて
いる。例えば、縮尺Ｍ1〜Ｍnで共通の表示情報３f1の各
座標値から縮尺Ｍ1おける座標値が形成され、縮尺Ｍ2〜
Ｍnで共通の表示情報３f2の各座標値から縮尺Ｍ2おける
座標値が形成され、以下同様に、縮尺Ｍnで共通の表示
情報３fnの各座標値から縮尺Ｍnおける座標値が形成さ
れる。
【００２１】図３は図２の各縮尺における座標の大きさ
を示す説明図である。図３に示すように縮尺が下位にな
るにしたがって、表示情報は拡大され、下位の縮尺にな
るにつれてより詳細な縮尺となる。例えば、縮尺Ｍ2の
表示情報は、縮尺Ｍ1の表示情報を縮尺Ｍ2の座標に拡大
し、さらにその拡大した表示情報に縮尺Ｍ2に係る共通
の表示情報を加えたものである。その結果、最下位の縮
尺Ｍnが最も詳細な縮尺となる。
を示す説明図である。図３に示すように縮尺が下位にな
るにしたがって、表示情報は拡大され、下位の縮尺にな
るにつれてより詳細な縮尺となる。例えば、縮尺Ｍ2の
表示情報は、縮尺Ｍ1の表示情報を縮尺Ｍ2の座標に拡大
し、さらにその拡大した表示情報に縮尺Ｍ2に係る共通
の表示情報を加えたものである。その結果、最下位の縮
尺Ｍnが最も詳細な縮尺となる。
【００２２】次に、第１実施形態について、図１，図２
および図３を用いて説明する。
および図３を用いて説明する。
【００２３】図１において、選択手段１が指示する位置
を、制御手段４は、記憶手段３の表示情報から、表示す
るために必要な範囲の記された部分を特定して制御手段
４内のメモリ４aに読み込み、選択手段１の指示する縮
尺に応じて、座標の倍率計算を行い、表示手段２に表示
させる。
を、制御手段４は、記憶手段３の表示情報から、表示す
るために必要な範囲の記された部分を特定して制御手段
４内のメモリ４aに読み込み、選択手段１の指示する縮
尺に応じて、座標の倍率計算を行い、表示手段２に表示
させる。
【００２４】例えば、今、選択手段１が縮尺Ｍ3を指定
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g2までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1に記された各座標値を
縮尺Ｍ3／縮尺Ｍ1倍にして縮尺Ｍ3に合わせる。また、
記憶手段３内の縮尺区切り情報３g2から縮尺区切り情報
３g3までの情報群、すなわち、図２における、縮尺Ｍ2
〜Ｍnに共通した表示情報３f2に記された各座標値を縮
尺Ｍ3／縮尺Ｍ2倍にして縮尺Ｍ3に合わせる。
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g2までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1に記された各座標値を
縮尺Ｍ3／縮尺Ｍ1倍にして縮尺Ｍ3に合わせる。また、
記憶手段３内の縮尺区切り情報３g2から縮尺区切り情報
３g3までの情報群、すなわち、図２における、縮尺Ｍ2
〜Ｍnに共通した表示情報３f2に記された各座標値を縮
尺Ｍ3／縮尺Ｍ2倍にして縮尺Ｍ3に合わせる。
【００２５】なお、縮尺Ｍ3〜Ｍnに共通した表示情報３
f3に記された各座標値は縮尺Ｍ3に一致しているため
に、そのままの値で扱える。
f3に記された各座標値は縮尺Ｍ3に一致しているため
に、そのままの値で扱える。
【００２６】ここで、選択手段１が位置を変更せずに縮
尺の変更を指定した場合に制御手段４は、記憶手段３か
ら新たにデータを読み込まずに、制御手段４内のメモリ
４aにあるデータに対して座標の倍率計算を行い、表示
手段２に表示させる。
尺の変更を指定した場合に制御手段４は、記憶手段３か
ら新たにデータを読み込まずに、制御手段４内のメモリ
４aにあるデータに対して座標の倍率計算を行い、表示
手段２に表示させる。
【００２７】このように第１実施形態によれば、１つ下
の縮尺以降の縮尺と共通に扱えるため、各縮尺で表示す
る表示情報を専用で持っていた従来の技術に比べて、縮
尺間で共通の表示情報の重複分のサイズを削減すること
ができ、記憶手段３の容量を従来よりも小さくすること
ができる。また記憶手段３のサイズが限られたものであ
るとすれば、より多くの情報量を記憶させておくことが
できる。
の縮尺以降の縮尺と共通に扱えるため、各縮尺で表示す
る表示情報を専用で持っていた従来の技術に比べて、縮
尺間で共通の表示情報の重複分のサイズを削減すること
ができ、記憶手段３の容量を従来よりも小さくすること
ができる。また記憶手段３のサイズが限られたものであ
るとすれば、より多くの情報量を記憶させておくことが
できる。
【００２８】また、縮尺の変更時に、記憶手段３からの
データ転送時間がないため、表示するまでの速度を速め
ることができる。さらに、下位の縮尺に変われば表示す
る情報量が増え、上位の縮尺に変われば表示する情報量
が減るというように、縮尺に応じて表示される情報が増
減するので、表示する情報量が適度なものとなる、とい
う効果を有する。
データ転送時間がないため、表示するまでの速度を速め
ることができる。さらに、下位の縮尺に変われば表示す
る情報量が増え、上位の縮尺に変われば表示する情報量
が減るというように、縮尺に応じて表示される情報が増
減するので、表示する情報量が適度なものとなる、とい
う効果を有する。
【００２９】次に、第２実施形態について説明する。
【００３０】本発明の第２実施形態は、第１実施形態に
おける記憶手段３内の表示情報すべての座標値を、最下
位すなわち最も詳細な縮尺における座標値を有するもの
としたものである。
おける記憶手段３内の表示情報すべての座標値を、最下
位すなわち最も詳細な縮尺における座標値を有するもの
としたものである。
【００３１】図１において、選択手段１の指示する位置
を、制御手段４は、記憶手段３の表示情報から、表示す
るために必要な範囲の記された部分を特定して読み込
み、選択手段１の指示する縮尺に応じて、座標の倍率計
算を行って表示手段２に表示させる。
を、制御手段４は、記憶手段３の表示情報から、表示す
るために必要な範囲の記された部分を特定して読み込
み、選択手段１の指示する縮尺に応じて、座標の倍率計
算を行って表示手段２に表示させる。
【００３２】例えば、今、選択手段１が縮尺Ｍ2を指定
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g3までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1，縮尺Ｍ2〜Ｍnに共通
した表示情報３f2に記された各座標値を縮尺Ｍ2／縮尺
Ｍn倍にして縮尺Ｍ2に合わせて表示手段２に表示させ
る。
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g3までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1，縮尺Ｍ2〜Ｍnに共通
した表示情報３f2に記された各座標値を縮尺Ｍ2／縮尺
Ｍn倍にして縮尺Ｍ2に合わせて表示手段２に表示させ
る。
【００３３】このように第２実施形態によれば、第１実
施形態と同様の効果に加えて、記憶手段３内のすべての
表示情報の座標値が詳細な縮尺における座標値であるた
めに、座標値の倍率計算における精度の劣化を防止する
ことができる。
施形態と同様の効果に加えて、記憶手段３内のすべての
表示情報の座標値が詳細な縮尺における座標値であるた
めに、座標値の倍率計算における精度の劣化を防止する
ことができる。
【００３４】次に、第３実施形態について説明する。
【００３５】本発明の第３実施形態は、第１，第２実施
形態における制御手段４に、不要な縮尺の表示情報を読
み込まない処理を付加したものであり、以下、図１およ
び図２を用いて説明する。
形態における制御手段４に、不要な縮尺の表示情報を読
み込まない処理を付加したものであり、以下、図１およ
び図２を用いて説明する。
【００３６】例えば、今、選択手段１が縮尺Ｍ1を指定
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g2までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1だけを図１における制
御手段４内のメモリ４aに読み込み、表示手段２に表示
させる。
したとすると、制御手段４は、記憶手段３内の縮尺区切
り情報３g2までの表示情報、すなわち、図２における、
縮尺Ｍ1〜Ｍn共通の表示情報３f1だけを図１における制
御手段４内のメモリ４aに読み込み、表示手段２に表示
させる。
【００３７】また、この縮尺Ｍ1を表示している状態
で、選択手段１が縮尺Ｍ2を指定したとすると、制御手
段４は、記憶手段３内の縮尺区切り情報３g2から縮尺区
切り情報３g3までの表示情報、すなわち、図２におけ
る、縮尺Ｍ2〜Ｍn共通の表示情報３f2だけを図１におけ
る制御手段４内のメモリ４aに読み込み、表示手段２に
表示させる。
で、選択手段１が縮尺Ｍ2を指定したとすると、制御手
段４は、記憶手段３内の縮尺区切り情報３g2から縮尺区
切り情報３g3までの表示情報、すなわち、図２におけ
る、縮尺Ｍ2〜Ｍn共通の表示情報３f2だけを図１におけ
る制御手段４内のメモリ４aに読み込み、表示手段２に
表示させる。
【００３８】このように第３実施形態によれば、縮尺区
切り情報３gを見つけることにより、不要な縮尺以降の
データを読み込まないため、記憶手段３からのデータ転
送量が削減され、表示するまでの速度を速めることがで
きる。
切り情報３gを見つけることにより、不要な縮尺以降の
データを読み込まないため、記憶手段３からのデータ転
送量が削減され、表示するまでの速度を速めることがで
きる。
【００３９】次に、第４実施形態について説明する。
【００４０】本発明の第４実施形態は、第１〜第３実施
形態における記憶手段３内の表示情報すべての座標値を
すべて２進数で持ち、図３に示すように、選択手段１の
縮尺の変位倍率を２のべき乗としたものである。
形態における記憶手段３内の表示情報すべての座標値を
すべて２進数で持ち、図３に示すように、選択手段１の
縮尺の変位倍率を２のべき乗としたものである。
【００４１】このように第４実施形態によれば、座標の
倍率計算が、ビットシフトで行うことができるため、制
御手段４における計算時間を短縮することができ、表示
するまでの速度を速めることができる。
倍率計算が、ビットシフトで行うことができるため、制
御手段４における計算時間を短縮することができ、表示
するまでの速度を速めることができる。
【００４２】次に、第５実施形態について説明する。
【００４３】本発明の第５実施形態は、第１〜第３実施
形態において選択手段１により縮尺を下位の縮尺に変更
する指定をした場合に制御手段４が、記憶手段３からデ
ータを読み込む前にメモリ４a内に読み込んである表示
情報に、座標の縮尺変更倍への計算を行い、表示画面か
らはみ出す部分の占める表示情報をメモリ４aから開放
するものである。例えば、図３において縮尺Ｍ2を表示
する時、実際に表示される部分が図中に斜線で示した領
域であるとすれば、それ以外の領域に関する表示情報を
メモリ４aから開放する処理を行うものである。
形態において選択手段１により縮尺を下位の縮尺に変更
する指定をした場合に制御手段４が、記憶手段３からデ
ータを読み込む前にメモリ４a内に読み込んである表示
情報に、座標の縮尺変更倍への計算を行い、表示画面か
らはみ出す部分の占める表示情報をメモリ４aから開放
するものである。例えば、図３において縮尺Ｍ2を表示
する時、実際に表示される部分が図中に斜線で示した領
域であるとすれば、それ以外の領域に関する表示情報を
メモリ４aから開放する処理を行うものである。
【００４４】このように第５実施形態によれば、選択手
段１がより詳しい側に縮尺を指定すると、制御手段４が
メモリ４a内に読み込んである表示情報に対して座標の
縮尺変更倍への計算を行い、それによって、メモリ４a
内にある表示情報のうち、広がったことによって表示画
面上からはみ出す部分の表示情報が占める部分が開放さ
れるので、制御手段４内のメモリ４aの容量を削減する
ことができるという効果を有する。
段１がより詳しい側に縮尺を指定すると、制御手段４が
メモリ４a内に読み込んである表示情報に対して座標の
縮尺変更倍への計算を行い、それによって、メモリ４a
内にある表示情報のうち、広がったことによって表示画
面上からはみ出す部分の表示情報が占める部分が開放さ
れるので、制御手段４内のメモリ４aの容量を削減する
ことができるという効果を有する。
【００４５】なお、本発明による表示装置および情報記
憶媒体は、パーソナルコンピュータやワークステーショ
ンなどのコンピュータによるソフトウェアで実現される
ものや、携帯情報処理装置、また、図形情報として地図
情報を表示する、コンピュータによるソフトウェア，携
帯情報処理装置，ナビゲーション装置などの、スタンド
アローンの図形表示装置はもちろんのこと、それに留ま
らず、公衆回線、専用回線によるネットワークや、無線
電波で、記憶手段と制御手段がつながったようなネット
ワークシステムなどの幅広い分野で応用することができ
る。
憶媒体は、パーソナルコンピュータやワークステーショ
ンなどのコンピュータによるソフトウェアで実現される
ものや、携帯情報処理装置、また、図形情報として地図
情報を表示する、コンピュータによるソフトウェア，携
帯情報処理装置，ナビゲーション装置などの、スタンド
アローンの図形表示装置はもちろんのこと、それに留ま
らず、公衆回線、専用回線によるネットワークや、無線
電波で、記憶手段と制御手段がつながったようなネット
ワークシステムなどの幅広い分野で応用することができ
る。
【００４６】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、記憶手段の図形情報や文字・記号情報等からなる表
示情報のデータサイズと、記憶手段からのデータ転送量
とを削減でき、表示するまでの速度を速め、かつ、少な
い制御手段内のメモリの容量でこのような効果を実現す
ることができる。
ば、記憶手段の図形情報や文字・記号情報等からなる表
示情報のデータサイズと、記憶手段からのデータ転送量
とを削減でき、表示するまでの速度を速め、かつ、少な
い制御手段内のメモリの容量でこのような効果を実現す
ることができる。
【００４７】また、縮尺区切り情報を見つけることによ
り、不要な縮尺以降のデータを読み込まないため、記憶
手段からのデータ転送量が削減され、表示するまでの速
度を速めることができる。
り、不要な縮尺以降のデータを読み込まないため、記憶
手段からのデータ転送量が削減され、表示するまでの速
度を速めることができる。
【００４８】また、座標の倍率計算がビットのビットシ
フトで行うことができるため、制御手段における計算時
間を短縮することができ、表示するまでの速度を速める
ことができる。
フトで行うことができるため、制御手段における計算時
間を短縮することができ、表示するまでの速度を速める
ことができる。
【００４９】また、表示画面からはみ出す部分の占める
表示情報のメモリの開放を行うことにより、制御手段内
のメモリ量を削減することができる。
表示情報のメモリの開放を行うことにより、制御手段内
のメモリ量を削減することができる。
【図１】本発明の第１実施形態における表示装置の構成
図である。
図である。
【図２】本発明の第１実施形態における記憶手段内のデ
ータ形式および縮尺の概念を示すデータ構成図である。
ータ形式および縮尺の概念を示すデータ構成図である。
【図３】図２の各縮尺における座標の大きさを示す説明
図である。
図である。
【図４】従来の技術における記憶手段内のデータ形式を
示すデータ構成図である。
示すデータ構成図である。
【図５】従来の技術における記憶手段内のデータ形式を
示すデータ構成図である。
示すデータ構成図である。
【図６】従来の技術における記憶手段内のデータ形式お
よび縮尺の概念を示すデータ構成図である。
よび縮尺の概念を示すデータ構成図である。
１…選択手段、 ２…表示手段、 ３…記憶手段、 ３
f…縮尺と共通の表示情報、 ３g…縮尺区切り情報、
４…制御手段、 ４a…メモリ。
f…縮尺と共通の表示情報、 ３g…縮尺区切り情報、
４…制御手段、 ４a…メモリ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平７−103783（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−223060（ＪＰ，Ａ)
特開 昭59−164583（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−11985（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−11986（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−98780（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−37073（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−55214（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−145702（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−328463（ＪＰ，Ａ)
特許3203379（ＪＰ，Ｂ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G09G 5/00
G06F 12/00
G09B 29/00
Claims (11)
- 【請求項１】 複数の表示情報が各々属する複数の縮尺
を有し、所定の縮尺とこの縮尺に対して下位の縮尺にお
いてと共通する表示情報と、この共通する表示情報を縮
尺ごとに区切る縮尺区切り情報とからなり、前記複数の
縮尺において共通した表示情報を含む表示情報を最上位
の縮尺の表示情報とし、前記最上位の縮尺と１つ下位の
縮尺との間を縮尺区切り情報で区切り、さらに前記最上
位の縮尺を除く前記複数の縮尺において共通した表示情
報を１つ下位の縮尺の表示情報とし、前記１つ下位の縮
尺と次位の縮尺との間を縮尺区切り情報で区切り、以
降、下位の縮尺において共通した表示情報を縮尺区切り
情報で順次区切ってなる階層形式のデータフォーマット
にまとめて記憶したことを特徴とする表示情報を記憶し
たコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。 - 【請求項２】 各縮尺の各表示情報における座標情報の
座標値を、所定の縮尺における座標値で構成することを
特徴とする請求項１記載の表示情報を記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な情報記憶媒体。 - 【請求項３】 各縮尺の各表示情報における座標情報の
座標値を、最下位の縮尺における座標値で構成すること
を特徴とする請求項１記載の表示情報を記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な情報記憶媒体。 - 【請求項４】 前記表示情報を共通の属性情報を有する
複数の図形情報とし、これら複数の図形情報を少なくと
も１つの共通の属性情報と、各図形情報の座標情報と、
各座標情報間に区切る座標区切り情報とからなるデータ
フォーマットにまとめたことを特徴とする請求項１，２
または請求項３記載の表示情報を記憶したコンピュータ
読み取り可能な情報記憶媒体。 - 【請求項５】 前記表示情報を、共通の属性情報を有す
る複数の図形情報と共通の属性情報を有する複数の文字
・ 記号情報とし、前記複数の図形情報を、少なくとも１
つの共通の属性情報と、各図形情報の座標情報と、各座
標情報間に区切る座標区切り情報とからなるデータフォ
ーマットにまとめ、さらに共通の属性 情報を有する複数
の文字 ・ 記号情報を、少なくとも１つの共通の属性情報
と、各文字 ・ 記号情報の座標情報とからなるデータフォ
ーマットにまとめたことを特徴とする請求項１，２また
は請求項３記載の表示情報を記憶したコンピュータ読み
取り可能な情報記憶媒体。 - 【請求項６】 請求項１，２または請求項３記載のコン
ピュータ読み取り可能な情報記憶媒体からなる記憶手段
と、この記憶手段の表示情報を表示する表示手段と、表
示情報の表示位置および縮尺を選択する選択手段と、こ
の選択手段の指示する位置の表示情報を特定し、かつ前
記選択手段の指示する縮尺に応じて縮尺区切り情報によ
って区切られた表示情報を読み取り、さらに前記選択手
段の指示する縮尺に応じて座標値の倍率計算を行って前
記表示手段に表示させる制御手段とを備えたことを特徴
とする表示装置。 - 【請求項７】 請求項４記載のコンピュータ読み取り可
能な情報記憶媒体からなる記憶手段と、この記憶手段の
図形情報を表示する表示手段と、図形情報の表示位置お
よび縮尺を選択する選択手段と、この選択手段の指示す
る位置の図形情報を特定し、かつ前記選択手段の指示す
る縮尺に応じて縮尺区切り情報によって区切られた図形
情報を読み取り、さらに、各座標区切り情報までの各座
標情報の各々を１つの図形情報として、共通の属性情報
に基づき順次処理し、しかも、前記選択手段の指示する
縮尺に応じて座標値の倍率計算を行って前記表示手段に
表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項８】 請求項５記載のコンピュータ読み取り可
能な情報記憶媒体からなる記憶手段と、図形情報あるい
は文字 ・ 記号情報等の表示情報を表示する表紙手段と、
所望の表示位置および縮尺を選択する選択手段と、この
選択手段の指示する位置の図形情報、文字 ・ 記号情報等
の表示情報を特定し、かつ前記選択手段の指示する縮尺
に応じて縮尺区切り情報によって区切られた表示情報を
読み取り、さらに、各座標区切り情報までの各座標情報
の各々を１つの図形情報として、共通の属性情報に基づ
き順次処理し、しかも、各文字 ・ 記号情報の座標情報の
各々１つの文字 ・ 記号情報として、共通の属性情報に基
づき順次処理して前記選択手段の指示する縮尺に応じて
座標値の倍率計算を行って前記表示手段に表示する制御
手段とを備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項９】 前記制御手段は、前記表示手段に表示す
る上で必要な縮尺の表示情報のみを選択するように前記
選択手段に指示することを特徴とする請求項６，７また
は請求項８記載の表示装置。 - 【請求項１０】 前記選択手段による縮尺の変位倍率を
２のべき乗とし、前記記憶手段における座標値をすべて
２進数で持ち、前記制御手段による選択手段の指示する
縮尺に応じた座標値の倍率計算をビットシフトで行うも
のとしたことを特徴とする請求項６，７，８または請求
項９記載の表示装置。 - 【請求項１１】 前記選択手段により、縮尺を下位の階
層側に変更する指定をした場合に、前記制御手段が、前
記記憶手段から表示情報を読み込む前に、前記制御手段
に備えたメモリ内に読み込んである表示情報の座標値の
縮尺変更倍への計算を行い、表示画面からはみ出す部分
の占める図形、文字 ・ 記号等情報のメモリの開放を行う
ことを特徴とする請求項６，７，８，９または請求項１
０記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14661997A JP3417800B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 表示情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14661997A JP3417800B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 表示情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10333666A JPH10333666A (ja) | 1998-12-18 |
| JP3417800B2 true JP3417800B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=15411840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14661997A Expired - Fee Related JP3417800B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 表示情報を記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体および表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3417800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010072259A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 図形データ生成方法、生成装置、表示方法及び表示装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3203379B2 (ja) | 1996-12-09 | 2001-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 地図データ |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59164583A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-17 | 株式会社デンソー | 地図表示装置 |
| JP2517234B2 (ja) * | 1986-07-02 | 1996-07-24 | パイオニア株式会社 | 地図デ−タの表示方法 |
| JPS6311985A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-19 | パイオニア株式会社 | 地図デ−タの表示方法 |
| JP2964087B2 (ja) * | 1986-10-15 | 1999-10-18 | 株式会社日立製作所 | 図面表示方法および装置 |
| JPH06223060A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Daikin Ind Ltd | 属性管理方法およびその装置 |
| JPH0737073A (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-07 | Clarion Co Ltd | ナビゲーション・システムの地図データベース及び地図データベースの地図検索表示方式 |
| JPH07103783A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Daihatsu Motor Co Ltd | ナビゲーションシステムの地図表示方法 |
| JP2806270B2 (ja) * | 1994-08-15 | 1998-09-30 | 日本電気株式会社 | 地図表示制御方式 |
| JPH08145702A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 地図表示装置 |
| JPH08328463A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 地図表示装置 |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP14661997A patent/JP3417800B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3203379B2 (ja) | 1996-12-09 | 2001-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 地図データ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10333666A (ja) | 1998-12-18 |
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