JPH06223060A - 属性管理方法およびその装置 - Google Patents
属性管理方法およびその装置Info
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- JPH06223060A JPH06223060A JP5011572A JP1157293A JPH06223060A JP H06223060 A JPH06223060 A JP H06223060A JP 5011572 A JP5011572 A JP 5011572A JP 1157293 A JP1157293 A JP 1157293A JP H06223060 A JPH06223060 A JP H06223060A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基本データと属性データとからなるデータ全
体のデータ量を低減し、しかも各基本データに対する属
性設定の自由度を高く維持する。 【構成】 少なくとも1つの属性データを属性データ保
持部2に保持しているとともに、複数の基本データおよ
び対応する属性ポインタデータを基本データ保持部1に
保持しておき、基本データ読み出し部3により基本デー
タ保持部1から基本データおよび属性ポインタデータを
読み出し、読み出された属性ポインタデータに基づいて
属性データ読み出し部4により該当する属性データを属
性データ保持部2から読み出し、属性管理部5により属
性の管理を行なう。
体のデータ量を低減し、しかも各基本データに対する属
性設定の自由度を高く維持する。 【構成】 少なくとも1つの属性データを属性データ保
持部2に保持しているとともに、複数の基本データおよ
び対応する属性ポインタデータを基本データ保持部1に
保持しておき、基本データ読み出し部3により基本デー
タ保持部1から基本データおよび属性ポインタデータを
読み出し、読み出された属性ポインタデータに基づいて
属性データ読み出し部4により該当する属性データを属
性データ保持部2から読み出し、属性管理部5により属
性の管理を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は属性管理方法およびそ
の装置に関し、さらに詳細にいえば、文字列、文字罫
線、表を構成する各セル等の属性を管理するための方法
およびその装置に関する。
の装置に関し、さらに詳細にいえば、文字列、文字罫
線、表を構成する各セル等の属性を管理するための方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からデスクトップパブリッシング
(以下、DTPと略称する)に代表される文書処理シス
テムにおいては、高機能化、多機能化の要求が強く、こ
の要求に応えるために、文字列、文字罫線、表を構成す
る各セル等の属性を多様化することが一般化しつつあ
る。具体的には、例えば、文字列については、文字サイ
ズ、文字書体、文字間隔、行間隔、インデント等が属性
として例示でき、表を構成する各セルについては、揃え
位置、網かけ、均等割付等が属性として例示できる。
(以下、DTPと略称する)に代表される文書処理シス
テムにおいては、高機能化、多機能化の要求が強く、こ
の要求に応えるために、文字列、文字罫線、表を構成す
る各セル等の属性を多様化することが一般化しつつあ
る。具体的には、例えば、文字列については、文字サイ
ズ、文字書体、文字間隔、行間隔、インデント等が属性
として例示でき、表を構成する各セルについては、揃え
位置、網かけ、均等割付等が属性として例示できる。
【0003】図4は文字列で構成された基本データに対
応する属性管理方法の従来例を概略的に説明する図であ
り、例えば、改行コードにより区切られた一連の文字列
を論理行として他の論理行と区分している。図4には1
の論理行に対応する論理行データを示しており、属性デ
ータおよび基本データが一体化されることにより1の論
理行データを構成している。
応する属性管理方法の従来例を概略的に説明する図であ
り、例えば、改行コードにより区切られた一連の文字列
を論理行として他の論理行と区分している。図4には1
の論理行に対応する論理行データを示しており、属性デ
ータおよび基本データが一体化されることにより1の論
理行データを構成している。
【0004】したがって、論理行データに含まれる属性
データに基づいて基本データの属性管理を簡単に達成で
きる。図5は表を構成する各セルに対応する属性管理方
法の従来例を概略的に説明する図であり、各セル毎に属
性データが割り当てられている。したがって、各セルに
割り当てられた属性データに基づいて該当するセルの基
本データの属性管理を簡単に達成できる。
データに基づいて基本データの属性管理を簡単に達成で
きる。図5は表を構成する各セルに対応する属性管理方
法の従来例を概略的に説明する図であり、各セル毎に属
性データが割り当てられている。したがって、各セルに
割り当てられた属性データに基づいて該当するセルの基
本データの属性管理を簡単に達成できる。
【0005】図6は表を構成する各セルに対応する属性
管理方法の他の従来例を概略的に説明する図であり、表
の各行毎に属性データが割り当てられている。したがっ
て、行単位で割り当てられた属性データに基づいて該当
するセルの基本データの属性管理を簡単に達成でき、し
かも、全てのセルに属性データを割り当てる場合(図5
参照)と比較して、全体としての属性データ量を大幅に
低減できる。
管理方法の他の従来例を概略的に説明する図であり、表
の各行毎に属性データが割り当てられている。したがっ
て、行単位で割り当てられた属性データに基づいて該当
するセルの基本データの属性管理を簡単に達成でき、し
かも、全てのセルに属性データを割り当てる場合(図5
参照)と比較して、全体としての属性データ量を大幅に
低減できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す属性管理方
法を採用した場合には、論理行の数と等しい数の属性デ
ータが必要であり、全体としてのデータ量が膨大になっ
てしまうという不都合がある。さらに詳細に説明する
と、一般的に文書処理システムを用いて作成される文書
のうち、文字列部分のみについてみれば、改行コードに
よって複数の論理行に区分されてはいても、各論理行毎
に文字サイズ、文字書体、文字間隔、行間隔、インデン
ト等が異なることは極めて希であり、かなりの範囲にわ
たってこれら属性が共通であることが一般的である。ま
た、属性データはかなりデータ量が多くなっているのが
現状である。したがって、かなりの範囲にわたって属性
が共通であるにも拘らず、論理行毎に属性データを割り
当てておくことにより、全体としてのデータ量が膨大に
なってしまうのである。
法を採用した場合には、論理行の数と等しい数の属性デ
ータが必要であり、全体としてのデータ量が膨大になっ
てしまうという不都合がある。さらに詳細に説明する
と、一般的に文書処理システムを用いて作成される文書
のうち、文字列部分のみについてみれば、改行コードに
よって複数の論理行に区分されてはいても、各論理行毎
に文字サイズ、文字書体、文字間隔、行間隔、インデン
ト等が異なることは極めて希であり、かなりの範囲にわ
たってこれら属性が共通であることが一般的である。ま
た、属性データはかなりデータ量が多くなっているのが
現状である。したがって、かなりの範囲にわたって属性
が共通であるにも拘らず、論理行毎に属性データを割り
当てておくことにより、全体としてのデータ量が膨大に
なってしまうのである。
【0007】図5に示す属性管理方法を採用した場合に
は、表を構成するセルの数と等しい数の属性データが必
要であり、図5の属性管理方法と同様に、全体としての
データ量が膨大になってしまうという不都合がある。図
6の属性管理方法を採用した場合には、表を構成する行
毎に属性データを割り当てておくだけでよいから、全体
としてデータ量をかなり低減できるのであるが、行単位
で属性を設定できるだけであるから、同一行内の特定の
セルのみについて他のセルと異なる属性を設定すること
が不可能になってしまい、作業者の意図どおりの属性を
有する表の作成ができない場合が生じてしまうという不
都合がある。具体的には、表の最も上の行のセルおよび
最も左の列のセルを、残余のセルの区分条件を示す基本
データを格納するセルとして設定したような場合には、
表の最も上の行のセル、最も左の列のセル、残余のセル
に対する属性設定を互に異ならせることが一般的である
が、図6の管理方法ではこのような場合に対処すること
ができない。
は、表を構成するセルの数と等しい数の属性データが必
要であり、図5の属性管理方法と同様に、全体としての
データ量が膨大になってしまうという不都合がある。図
6の属性管理方法を採用した場合には、表を構成する行
毎に属性データを割り当てておくだけでよいから、全体
としてデータ量をかなり低減できるのであるが、行単位
で属性を設定できるだけであるから、同一行内の特定の
セルのみについて他のセルと異なる属性を設定すること
が不可能になってしまい、作業者の意図どおりの属性を
有する表の作成ができない場合が生じてしまうという不
都合がある。具体的には、表の最も上の行のセルおよび
最も左の列のセルを、残余のセルの区分条件を示す基本
データを格納するセルとして設定したような場合には、
表の最も上の行のセル、最も左の列のセル、残余のセル
に対する属性設定を互に異ならせることが一般的である
が、図6の管理方法ではこのような場合に対処すること
ができない。
【0008】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、全体としてのデータ量を大幅に低減でき
るとともに、複数の基本データのそれぞれに対して所望
の属性を設定することができる属性管理方法およびその
装置を提供することを目的としている。
たものであり、全体としてのデータ量を大幅に低減でき
るとともに、複数の基本データのそれぞれに対して所望
の属性を設定することができる属性管理方法およびその
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の属性管理方法は、所定の条件に基づい
て区分された複数の基本データと、基本データの属性を
規定する少なくとも1の属性データとを互に区分した状
態で保持するとともに、各基本データに付随させて所望
の属性データを指示する属性ポインタデータを保持して
おき、所望の基本データが指定されたことに応答して、
基本データに付随する属性ポインタデータにより指示さ
れる属性データを読み出して基本データの属性を管理す
る方法である。
めの、請求項1の属性管理方法は、所定の条件に基づい
て区分された複数の基本データと、基本データの属性を
規定する少なくとも1の属性データとを互に区分した状
態で保持するとともに、各基本データに付随させて所望
の属性データを指示する属性ポインタデータを保持して
おき、所望の基本データが指定されたことに応答して、
基本データに付随する属性ポインタデータにより指示さ
れる属性データを読み出して基本データの属性を管理す
る方法である。
【0010】請求項2の属性管理装置は、所定の条件に
基づいて区分された各基本データの属性を規定する少な
くとも1の属性データを保持する属性データ保持手段
と、複数の基本データおよび各基本データに対応して所
望の属性データを指示する属性ポインタデータを保持す
る基本データ保持手段と、基本データ保持手段から所望
の基本データおよび属性ポインタデータを読み出す第1
読み出し手段と、第1読み出し手段により読み出された
属性ポインタデータに基づいて属性データ保持手段から
該当する属性データを読み出す第2読み出し手段とを含
んでいる。
基づいて区分された各基本データの属性を規定する少な
くとも1の属性データを保持する属性データ保持手段
と、複数の基本データおよび各基本データに対応して所
望の属性データを指示する属性ポインタデータを保持す
る基本データ保持手段と、基本データ保持手段から所望
の基本データおよび属性ポインタデータを読み出す第1
読み出し手段と、第1読み出し手段により読み出された
属性ポインタデータに基づいて属性データ保持手段から
該当する属性データを読み出す第2読み出し手段とを含
んでいる。
【0011】
【作用】請求項1の属性管理方法であれば、所定の条件
に基づいて区分された複数の基本データと、基本データ
の属性を規定する少なくとも1の属性データとを互に区
分した状態で保持するとともに、各基本データに付随さ
せて所望の属性データを指示する属性ポインタデータを
保持しておくのであるから、各基本データに付随する属
性ポインタデータが属性データよりもデータ量が少なく
なる。また、文書処理システム等により作成される複数
の基本データに対応する属性データについても、全ての
属性データが互に異なるのではなく、大部分の属性デー
タが互に等しいのであるから、全体としての属性データ
のデータ量を大幅に低減できる。この結果、全体として
のデータ量を大幅に低減できる。そして、所望の基本デ
ータが指定されたことに応答して、基本データに付随す
る属性ポインタデータにより指示される属性データを読
み出して基本データの属性を管理するのであるから、該
当する属性データが保持されているとともに、属性ポイ
ンタデータが該当する属性データを指示していれば、基
本データの属性を正確に管理できることになる。この結
果、全体としてのデータ量の大幅な低減および複数の基
本データのそれぞれに対する所望の属性の設定を両立で
きる。
に基づいて区分された複数の基本データと、基本データ
の属性を規定する少なくとも1の属性データとを互に区
分した状態で保持するとともに、各基本データに付随さ
せて所望の属性データを指示する属性ポインタデータを
保持しておくのであるから、各基本データに付随する属
性ポインタデータが属性データよりもデータ量が少なく
なる。また、文書処理システム等により作成される複数
の基本データに対応する属性データについても、全ての
属性データが互に異なるのではなく、大部分の属性デー
タが互に等しいのであるから、全体としての属性データ
のデータ量を大幅に低減できる。この結果、全体として
のデータ量を大幅に低減できる。そして、所望の基本デ
ータが指定されたことに応答して、基本データに付随す
る属性ポインタデータにより指示される属性データを読
み出して基本データの属性を管理するのであるから、該
当する属性データが保持されているとともに、属性ポイ
ンタデータが該当する属性データを指示していれば、基
本データの属性を正確に管理できることになる。この結
果、全体としてのデータ量の大幅な低減および複数の基
本データのそれぞれに対する所望の属性の設定を両立で
きる。
【0012】請求項2の属性管理装置であれば、所定の
条件に基づいて区分された各基本データの属性を規定す
る少なくとも1の属性データを属性データ保持手段によ
り保持し、複数の基本データおよび各基本データに対応
して所望の属性データを指示する属性ポインタデータを
基本データ保持手段により保持しているのであるから、
各基本データに付随する属性ポインタデータが属性デー
タよりもデータ量が少なくなる。また、文書処理システ
ム等により作成される複数の基本データに対応する属性
データについても、全ての属性データが互に異なるので
はなく、大部分の属性データが互に等しいのであるか
ら、全体としての属性データのデータ量を大幅に低減で
きる。この結果、全体としてのデータ量を大幅に低減で
きる。そして、第1読み出し手段により基本データ保持
手段から所望の基本データおよび属性ポインタデータを
読み出し、第1読み出し手段により読み出された属性ポ
インタデータに基づいて第2読み出し手段により属性デ
ータ保持手段から該当する属性データを読み出すのであ
るから、該当する属性データが保持されているととも
に、属性ポインタデータが該当する属性データを指示し
ていれば、基本データの属性を正確に管理できることに
なる。この結果、全体としてのデータ量の大幅な低減お
よび複数の基本データのそれぞれに対する所望の属性の
設定を両立できる。
条件に基づいて区分された各基本データの属性を規定す
る少なくとも1の属性データを属性データ保持手段によ
り保持し、複数の基本データおよび各基本データに対応
して所望の属性データを指示する属性ポインタデータを
基本データ保持手段により保持しているのであるから、
各基本データに付随する属性ポインタデータが属性デー
タよりもデータ量が少なくなる。また、文書処理システ
ム等により作成される複数の基本データに対応する属性
データについても、全ての属性データが互に異なるので
はなく、大部分の属性データが互に等しいのであるか
ら、全体としての属性データのデータ量を大幅に低減で
きる。この結果、全体としてのデータ量を大幅に低減で
きる。そして、第1読み出し手段により基本データ保持
手段から所望の基本データおよび属性ポインタデータを
読み出し、第1読み出し手段により読み出された属性ポ
インタデータに基づいて第2読み出し手段により属性デ
ータ保持手段から該当する属性データを読み出すのであ
るから、該当する属性データが保持されているととも
に、属性ポインタデータが該当する属性データを指示し
ていれば、基本データの属性を正確に管理できることに
なる。この結果、全体としてのデータ量の大幅な低減お
よび複数の基本データのそれぞれに対する所望の属性の
設定を両立できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明の属性管理装置の一実施例を
示すブロック図であり、基本データ保持部1と、属性デ
ータ保持部2と、所望の基本データの読み出しを行なう
基本データ読み出し部3と、対応する属性データの読み
出しを行なう属性データ読み出し部4と、基本データ読
み出し部3による読み出しデータおよび属性データ読み
出し部4による読み出しデータに基づいて、基本データ
に対する属性管理を行なう属性管理部5とを有してい
る。
説明する。図1はこの発明の属性管理装置の一実施例を
示すブロック図であり、基本データ保持部1と、属性デ
ータ保持部2と、所望の基本データの読み出しを行なう
基本データ読み出し部3と、対応する属性データの読み
出しを行なう属性データ読み出し部4と、基本データ読
み出し部3による読み出しデータおよび属性データ読み
出し部4による読み出しデータに基づいて、基本データ
に対する属性管理を行なう属性管理部5とを有してい
る。
【0014】図2は基本データ保持部1と属性データ保
持部2とを概略的に示す図であり、図2(A)に示すよ
うに基本データ保持部1が複数の基本データを互に他か
ら区分した状態で保持しているとともに、基本データ毎
に属性データを指示する属性ポインタデータを保持して
いる。また、属性データ保持部2は、図2(B)に示す
ように、少なくとも1つ(通常は複数)の属性データを
互に他から区分した状態で保持している。
持部2とを概略的に示す図であり、図2(A)に示すよ
うに基本データ保持部1が複数の基本データを互に他か
ら区分した状態で保持しているとともに、基本データ毎
に属性データを指示する属性ポインタデータを保持して
いる。また、属性データ保持部2は、図2(B)に示す
ように、少なくとも1つ(通常は複数)の属性データを
互に他から区分した状態で保持している。
【0015】上記構成の属性管理装置の作用は次のとお
りである。文書処理システム等を用いて複数の基本デー
タ(例えば、論理行データ)を順次作成するに当って、
最初の基本データの作成と同時に属性データの作成が行
なわれ、しかもこの属性データを指示する属性ポインタ
データの作成が行なわれ、基本データ保持部1、属性デ
ータ保持部2に格納される。次の基本データの作成時に
属性の変更が指示されていなければ、新たな属性データ
の作成は行なわれず、先行する属性データを指示する属
性ポインタデータの作成のみが行なわれる。もちろん、
属性の変更が指示された場合には、新たな属性データを
作成し、新に作成された属性データを指示する属性ポイ
ンタデータを作成する。
りである。文書処理システム等を用いて複数の基本デー
タ(例えば、論理行データ)を順次作成するに当って、
最初の基本データの作成と同時に属性データの作成が行
なわれ、しかもこの属性データを指示する属性ポインタ
データの作成が行なわれ、基本データ保持部1、属性デ
ータ保持部2に格納される。次の基本データの作成時に
属性の変更が指示されていなければ、新たな属性データ
の作成は行なわれず、先行する属性データを指示する属
性ポインタデータの作成のみが行なわれる。もちろん、
属性の変更が指示された場合には、新たな属性データを
作成し、新に作成された属性データを指示する属性ポイ
ンタデータを作成する。
【0016】以下、同様にして基本データの作成が反復
され、属性の変更が指示された場合には、変更後の属性
データが既に作成されている属性データと等しいか否か
を判別し、既に作成されている属性データと等しい場合
には該当する属性データを指示する属性ポインタデータ
を作成する。逆に、既に作成されている全ての属性デー
タと異なる場合には新たな属性データを作成し、この属
性データを指示する属性ポインタデータを作成する。
され、属性の変更が指示された場合には、変更後の属性
データが既に作成されている属性データと等しいか否か
を判別し、既に作成されている属性データと等しい場合
には該当する属性データを指示する属性ポインタデータ
を作成する。逆に、既に作成されている全ての属性デー
タと異なる場合には新たな属性データを作成し、この属
性データを指示する属性ポインタデータを作成する。
【0017】以上のようにして必要な全ての基本データ
の作成、属性ポインタデータの作成および属性データの
作成が行なわれた後に、例えば、全ての基本データの表
示が指示された場合には、基本データ読み出し部3によ
り基本データおよび属性ポインタデータを読み出し、読
み出された属性ポインタデータに基づいて属性データ読
み出し部4により該当する属性データを読み出す。そし
て、読み出された基本データおよび属性データを属性管
理部5に供給することにより、基本データに対して属性
データを加味し、設定された文字サイズ、書体等にした
がって基本データを表示できる。
の作成、属性ポインタデータの作成および属性データの
作成が行なわれた後に、例えば、全ての基本データの表
示が指示された場合には、基本データ読み出し部3によ
り基本データおよび属性ポインタデータを読み出し、読
み出された属性ポインタデータに基づいて属性データ読
み出し部4により該当する属性データを読み出す。そし
て、読み出された基本データおよび属性データを属性管
理部5に供給することにより、基本データに対して属性
データを加味し、設定された文字サイズ、書体等にした
がって基本データを表示できる。
【0018】以上の説明から明らかなように、基本デー
タの数よりも著しく少ない数の属性データを保持してお
くだけでよく、しかも各基本データに対応して、属性デ
ータよりも著しくデータ量が少ない属性ポインタデータ
を保持しておくだけでよいから、全体としてのデータ量
を大幅に低減できる。また、各基本データは属性ポイン
タデータにより所望の属性データを指示しているのであ
るから、基本データ毎に属性データを割り当てた場合と
同様に基本データ単位できめ細かい属性の設定を達成で
きる。具体的には、例えば、数100論理行からなる文
章の場合であっても、属性データは通常数個で十分であ
るから、全体としてのデータ量を大幅に低減できること
になる。
タの数よりも著しく少ない数の属性データを保持してお
くだけでよく、しかも各基本データに対応して、属性デ
ータよりも著しくデータ量が少ない属性ポインタデータ
を保持しておくだけでよいから、全体としてのデータ量
を大幅に低減できる。また、各基本データは属性ポイン
タデータにより所望の属性データを指示しているのであ
るから、基本データ毎に属性データを割り当てた場合と
同様に基本データ単位できめ細かい属性の設定を達成で
きる。具体的には、例えば、数100論理行からなる文
章の場合であっても、属性データは通常数個で十分であ
るから、全体としてのデータ量を大幅に低減できること
になる。
【0019】図3は表に適用した具体例を概略的に示す
図であり、同図(A)に示すように四つの属性が属性保
持部2に保持されている。尚、この具体例においては、
各属性に対応して、該当する属性を指示しているセルの
数も保持されている。同図(B)に示す表の第1行第1
列のセルが第1の属性を指示し、第2,3,4,5行第
1列のセルが第2の属性を指示し、第1行第2,3列の
セルが第3の属性を指示し、残余のセルが第4の属性を
指示しているので、第1の属性はセル数1を、第2の属
性はセル数4を、第3の属性はセル数2を、第4の属性
はセル数8を保持することになる。
図であり、同図(A)に示すように四つの属性が属性保
持部2に保持されている。尚、この具体例においては、
各属性に対応して、該当する属性を指示しているセルの
数も保持されている。同図(B)に示す表の第1行第1
列のセルが第1の属性を指示し、第2,3,4,5行第
1列のセルが第2の属性を指示し、第1行第2,3列の
セルが第3の属性を指示し、残余のセルが第4の属性を
指示しているので、第1の属性はセル数1を、第2の属
性はセル数4を、第3の属性はセル数2を、第4の属性
はセル数8を保持することになる。
【0020】尚、各属性に保持されているセル数は、該
当する属性を指示するセルの増減に対応して増減され、
セル数が0になれば、該当する属性を削除することによ
り不要なデータの残存を防止できる。さらに、文書処理
システムにおいては、特定の文字の横倍角表示、下線表
示等を行なうことにより該当文字を強調表示することの
要請が強い。この場合には、該当する文字を示すデータ
と共に強調表示すべきことを示す属性データを保持し、
または強調表示すべきことを示す属性データのための属
性ポインタデータを保持する。そして、これら属性デー
タを論理行毎の属性データに優先させることにより、上
記要請を簡単に満足することができる。
当する属性を指示するセルの増減に対応して増減され、
セル数が0になれば、該当する属性を削除することによ
り不要なデータの残存を防止できる。さらに、文書処理
システムにおいては、特定の文字の横倍角表示、下線表
示等を行なうことにより該当文字を強調表示することの
要請が強い。この場合には、該当する文字を示すデータ
と共に強調表示すべきことを示す属性データを保持し、
または強調表示すべきことを示す属性データのための属
性ポインタデータを保持する。そして、これら属性デー
タを論理行毎の属性データに優先させることにより、上
記要請を簡単に満足することができる。
【0021】尚、この発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、文字罫線からなる基本データの
属性管理にも適用できるほか、この発明の要旨を変更し
ない範囲内において種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
ものではなく、例えば、文字罫線からなる基本データの
属性管理にも適用できるほか、この発明の要旨を変更し
ない範囲内において種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、従来は
基本データ毎に設定が必要であった属性データを、同一
属性の複数の基本データに対して1つ設定するととも
に、各基本データに対応して該当する属性データを指示
する属性ポインタデータを設定するだけでよいから、全
体としてデータ量を大幅に低減できるとともに、基本デ
ータ毎の属性設定の自由度を高く維持できるという特有
の効果を奏する。
基本データ毎に設定が必要であった属性データを、同一
属性の複数の基本データに対して1つ設定するととも
に、各基本データに対応して該当する属性データを指示
する属性ポインタデータを設定するだけでよいから、全
体としてデータ量を大幅に低減できるとともに、基本デ
ータ毎の属性設定の自由度を高く維持できるという特有
の効果を奏する。
【0023】請求項2の発明も、従来は基本データ毎に
設定が必要であった属性データを、同一属性の複数の基
本データに対して1つ設定するとともに、各基本データ
に対応して該当する属性データを指示する属性ポインタ
データを設定するだけでよいから、全体としてデータ量
を大幅に低減できるとともに、基本データ毎の属性設定
の自由度を高く維持できるという特有の効果を奏する。
設定が必要であった属性データを、同一属性の複数の基
本データに対して1つ設定するとともに、各基本データ
に対応して該当する属性データを指示する属性ポインタ
データを設定するだけでよいから、全体としてデータ量
を大幅に低減できるとともに、基本データ毎の属性設定
の自由度を高く維持できるという特有の効果を奏する。
【図1】この発明の属性管理装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】基本データ保持部と属性データ保持部とを概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図3】表に適用した具体例を概略的に示す図である。
【図4】文字列で構成された基本データに対応する属性
管理方法の従来例を概略的に説明する図である。
管理方法の従来例を概略的に説明する図である。
【図5】表を構成する各セルに対応する属性管理方法の
従来例を概略的に説明する図である。
従来例を概略的に説明する図である。
【図6】表を構成する各セルに対応する属性管理方法の
他の従来例を概略的に説明する図である。
他の従来例を概略的に説明する図である。
1 基本データ保持部 2 属性データ保持部 3 基本データ読み出し部 4 属性データ読み出し
部
部
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の条件に基づいて区分された複数の
基本データと、基本データの属性を規定する少なくとも
1の属性データとを互に区分した状態で保持するととも
に、各基本データに付随させて所望の属性データを指示
する属性ポインタデータを保持しておき、所望の基本デ
ータが指定されたことに応答して、基本データに付随す
る属性ポインタデータにより指示される属性データを読
み出して基本データの属性を管理することを特徴とする
属性管理方法。 - 【請求項2】 所定の条件に基づいて区分された各基本
データの属性を規定する少なくとも1の属性データを保
持する属性データ保持手段(2)と、複数の基本データ
および各基本データに対応して所望の属性データを指示
する属性ポインタデータを保持する基本データ保持手段
(1)と、基本データ保持手段(1)から所望の基本デ
ータおよび属性ポインタデータを読み出す第1読み出し
手段(3)と、第1読み出し手段(3)により読み出さ
れた属性ポインタデータに基づいて属性データ保持手段
(2)から該当する属性データを読み出す第2読み出し
手段(4)とを含むことを特徴とする属性管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011572A JPH06223060A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 属性管理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011572A JPH06223060A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 属性管理方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06223060A true JPH06223060A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11781643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011572A Pending JPH06223060A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 属性管理方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06223060A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10333666A (ja) * | 1997-06-04 | 1998-12-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表示装置および表示情報を記憶した情報記憶媒体 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011572A patent/JPH06223060A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10333666A (ja) * | 1997-06-04 | 1998-12-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表示装置および表示情報を記憶した情報記憶媒体 |
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