JP3914579B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ワードプロセッサやDTP等の文書作成機能を有する情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワードプロセッサやDTP等の文書作成機能を有する情報処理装置の作表への文字入力方法には、表の個々のセルに文字列を直接入力していく方法が知られているが、1つ1つの領域で文字入力をするために操作性が悪いという欠点があった。そこで近年、表の罫線を作成し、表のレイアウトを作成する手段と、個々のセルに流し込む文字列を文字列群として作成する手段とを併有し、表を作成後に一度の操作で個々のセルに文字列を流し込むようにした情報処理装置が案出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、個々のセルに文字列を流し込むようにしたのでは、名簿等の1行単位で区切られた表に対しては効率よく流し込むことができるが、1つの編集領域に複数個の同一フォーマットが存在するとき、または、1つの表の一部に文字列とセルを対応づけ、データが複数頁にある時に、効率よく流し込むことができないという問題点を有していた。
【0004】
そこで本発明は、上記した問題点に鑑み、複雑な構成の表に対して効率よく文字列とセルを対応づけ、操作性のよい作表への文字入力を行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するために、表の一部を部分表と認識し、その部分表間の優先順位を任意に設定することにより、自由な流し込み順序を設定できる手段を有する。
【0006】
【作用】
上記構成により、1つの表が複数の部分表に分割された状態で取扱われるので、流し込みを効率よく行うことができ、簡単に作表へ文字入力を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明に係わる実施例について説明する。
【0008】
図1は本発明の一実施例における情報処理装置のブロック図、図2は本発明の一実施例における情報処理装置の作表への文字入力方法の要部論理ブロック図である。
【0009】
図1中、1は図3のフローチャートに沿う制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)、2はROM1の制御プログラムを実行し、後述する各要素を制御するCPU(中央処理装置)、3は後述する表データを格納するための領域が設けられたRAM(ランダムアクセスメモリ)、4はユーザが動作命令など必要な情報を入力するためのキーボード、5は補助記憶装置、6は表データや処理状況などユーザに必要な情報を表示するためのCRTである。
【0010】
図2中、7はワードプロセッサやDTP等により作成された文字列群を読み込み、区切りコード毎に分割して記憶する文字列記憶手段、8は罫線により作成された表の各データ(罫線データ,セルデータ)を演算し、整列させる表データ記憶手段である。ここでセルデータとは、罫線で囲まれた四角の矩形領域であって、文字列または網等を表示する為の領域内のデータである。9は表データ記憶手段8により記憶されている表データの一部を部分表に設定する部分表認識手段、10は部分表認識手段9により設定された部分表間の流し込み順序を設定する部分表制御手段、11は部分表内の流し込み順序を設定して、表全体の個々のセルデータへの文字列の流し込み順序を制御する流し込み制御手段である。
【0011】
次に、図3を参照しながら、部分表認識手段9における部分表設定方法について説明する。図3(a),(b)は本発明の一実施例における情報処理装置において罫線により作成された表データの全部を示す説明図であり、ブロックA,ブロックB,ブロックC等のように、表の任意の部分を部分表として設定することができる。本実施例では、表データの上部,下半分の左部,下半分の右部の3カ所を図3(a)において太線で囲んだ各部分表とすることにしている。この部分表として設定すべき領域の指定は、表データ記憶手段8に記憶されている表の範囲を任意に選択することにより行う。このときに、範囲内のセルデータに対して、部分表として設定したブロックごとのユニークな部分表認識番号を設定する。このときに図4のセルデータ構成図の各セルデータに部分表認識番号が設定される。ここでセルデータは、セルの基準点(左上点)のy座標が同じものがリンクされて、2次元的に管理される。ここのセルデータは、基準点の座標(x,y),セルの幅・高さ,セル内の属性,セル内の文字列,及び、部分表認識番号を有する。
【0012】
例えば、図3(a)のように、3行6列の表に対してA,B,Cという3つの部分表を設定すれば、図4のようになる(Aの認識番号は1、Bは2、Cは3)。図4において、41〜58は各セルデータであり、例えばセルデータ41は図3(a)において「番号」なる文字が入った左上のセルのセルデータである。また図3(b)のように同じ形式の表が複数ある場合は、表毎にブロックD,ブロックEと部分表に設定してもよい。
【0013】
以上のように構成された本実施例の情報処理装置における作表の文字入力方法について、以下、その動作を図5〜図6のフローチャートを用いて説明する。
【0014】
先ず、表データ記憶手段8に記憶されている部分表に設定する一部のセルデータを範囲指定する(ステップ1)。その指定した範囲を部分表として識別できるユニークな番号をユーザに入力させる(ステップ2)。次に、入力されたユニークな識別番号をセルデータの一部に設定する(ステップ3)。この操作を3回繰り返すことで図3(a)又は(b)のような表の分割ができ、図4のセルデータ構成図のようにセルデータのそれぞれに部分表識別番号が設定される。そして、この部分表認識手段9により設定された部分表に対して文字列の個々のセルへの流し込み優先順位の指定があると(ステップ4)、部分表制御手段10は、ステップ4での指定に基づいて、図7の部分表リストを作成する(指定された順に部分表識別番号を記憶する)(ステップ5)。ここでは、ブロックB,ブロックCの順序に文字列記憶手段7に記憶された文字列のデータを流し込むものとする。しかし、ここではあくまでも部分表間の優先順序を設定しているだけで、部分表内の流し込み順序は、流し込み制御手段11で行う。流し込み制御手段11は、流し込みの実行に先立って、例えばセルの左上座標のX方向に小さく、かつY方向に小さいという方法で、セルデータを整列させる。具体的には、部分表リストに設定されている部分表の優先順位に従い、部分表セルデータを流し込みリストに登録する(ステップ6)。ここで流し込みリストに登録されるのは、セルデータへのポインタであって、本実施例のようにブロックAからブロックBという順位で流し込みが行われる場合には、先ず、ブロックA内のセルについて所定の順序で流し込みリストへ設定が行われ、続いてブロックB内のセルについての登録が行われる。その結果登録の内容は、図8に示すように「セルデータ47へのポインタ」,「セルデータ48へのポインタ」,「セルデータ49へのポインタ」,「セルデータ53へのポインタ」,「セルデータ50へのポインタ」,「セルデータ52へのポインタ」,・・・となる。
【0015】
このように対応づけられたデータは、流し込みリストに登録されているセルがなくなるまで、または文字列記憶手段7内の流し込むべき文字列データがなくなるまでの間(ステップ7)、対応づけられたセルデータに文字列を流し込む(ステップ8)。個々のセルデータに流し込みが終了すると、表を表示する(ステップ9)。
【0016】
表データは、表の構成により、行列で示されるような簡単な表や罫線が複雑に絡んだ表、または、1つのフォーマットの表が複数個存在するなど、用途は様々である。その用途に応じて部分表の設定を行うことで効率よく流し込みを行うことができる。
【0017】
尚、本実施例では、流し込みの操作を頁内に限定しているが、複数頁にわたる流し込みでもよい。また、各セルの全文字列を流し込み時に置換しているが、置換テーブル等を用意し、文字列の一部置換を行ってもよい。
【0018】
以上のように本実施例では、1つの表を複数の部分表に分割して取り扱うので、効率よく流し込みを行え、作表への文字入力が簡単になる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、文書作成機能を有し、かつ表を作成する機能を有する情報処理装置であって、表のセルに対応する文字列を記憶する文字列記憶手段と、罫線で作成された表データを記憶する表データ記憶手段と、ユーザによって範囲指定された複数のセルに設定された部分表識別番号に従って上記表データ記憶手段に記憶された互いに隣接する複数のセルのうちの互いに離隔する複数のセルを部分表として認識する部分表認識手段と、文字列をセル内に流し込み時に部分表識別番号に基づいて部分表間の流し込み順序を設定する部分表制御手段と、上記部分表制御手段により設定された部分表間の流し込み順序及び部分表識別番号に従って、表全体の文字列とセルデータを1対1に対応づける流し込み制御手段と、上記流し込み制御手段により上記対応づけられた文字列を当該対応するセル内に流し込んだ状態を表示する手段と、を備えて構成され、この構成により、ユーザは、複数の互いに隣接するセルのなかから、離隔したセルを指定して、当該指定した互いに離隔したセルにのみ文字列を流し込むことが可能であり、効率良く流し込みができ、作表への文字入力が極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例における情報処理装置の作表への文字入力方法の要部論理ブロック図
【図3】(a)本発明の一実施例における情報処理装置において罫線により作成された表データの全部を示す説明図
(b)本発明の一実施例における情報処理装置において罫線により作成された表データの全部を示す説明図
【図4】本発明の一実施例における情報処理装置のセルデータ構成図
【図5】本発明の一実施例における情報処理装置のフローチャート
【図6】本発明の一実施例における情報処理装置のフローチャート
【図7】本発明の一実施例における情報処理装置の部分表リストのデータ構成図
【図8】本発明の一実施例における情報処理装置の流し込みリストのデータ構成図
【符号の説明】
7 文字列記憶手段
8 表データ記憶手段
9 部分表認識手段
10 部分表制御手段
11 流し込み制御手段
Claims (1)
- 文書作成機能を有し、かつ表を作成する機能を有する情報処理装置であって、
表のセルに対応する文字列を記憶する文字列記憶手段と、
罫線で作成された表データを記憶する表データ記憶手段と、
ユーザによって範囲指定された複数のセルに設定された部分表識別番号に従って前記表データ記憶手段に記憶された互いに隣接する複数のセルのうちの互いに離隔する複数のセルを部分表として認識する部分表認識手段と、
文字列をセル内に流し込み時に上記部分表識別番号に基づいて上記部分表間の流し込み順序を設定する部分表制御手段と、
前記部分表制御手段により設定された上記部分表間の流し込み順序及び上記部分表内の所定の順序に従って、表全体の文字列とセルとを1対1に対応づける流し込み制御手段と、
前記流し込み制御手段により上記対応づけられた文字列を当該対応するセル内に流し込んだ状態を表示する手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01153394A JP3914579B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 情報処理装置 |
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JP01153394A JP3914579B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 情報処理装置 |
Publications (2)
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JPH07219931A JPH07219931A (ja) | 1995-08-18 |
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ID=11780615
Family Applications (1)
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JP01153394A Expired - Fee Related JP3914579B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 情報処理装置 |
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JP (1) | JP3914579B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP4215604B2 (ja) | 2003-09-12 | 2009-01-28 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷システム、印刷システムにおけるデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP01153394A patent/JP3914579B2/ja not_active Expired - Fee Related
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