JPH08293033A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08293033A
JPH08293033A JP7097145A JP9714595A JPH08293033A JP H08293033 A JPH08293033 A JP H08293033A JP 7097145 A JP7097145 A JP 7097145A JP 9714595 A JP9714595 A JP 9714595A JP H08293033 A JPH08293033 A JP H08293033A
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JP7097145A
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Rimiko Nakayama
理美子 中山
Hidekazu Komoda
英和 菰田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フォーマットとなる枠が記載された用紙をス
キャナ5により読み込み、上記枠の設定を行う枠設定手
段22と、枠設定後に読み込まれた文書のイメージデー
タの中で、上記枠設定手段22により設定された枠と同
一の枠を認識する枠認識手段23と、該枠認識手段23
により認識された枠内の文字列を文書名として認識する
文書名認識手段24と、上記文書名を有する頁を先頭頁
として文書を整理し記憶する文書記憶手段25とを備え
る。 【効果】 枠の設定を行うだけで自動的に複数の文書を
ファイリングすることができるので、作業量が減少し文
書ファイリングの処理速度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の情報機器ワード
プロセッサ、パーソナルコンピュータ、電子ファイリン
グ、または電子手帳等の文章/イメージデータの編集が
可能な情報処理装置、及び表計算等の数値入力管理がP
OS端末等である情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置のファイリング機能
におけるイメージデータの入力/登録について説明す
る。ここで、ファイリングする場合に直接、登録・格納
する画像情報を1次情報と呼び、1次情報に対し、格納
先のキーワードとなるインデックス情報を2次情報と呼
ぶことにする。従来の情報処理装置は、複数のイメージ
データを登録する場合や、登録した1次情報を検索・出
力する場合に、そのキーワードとなる情報を活用して1
次情報となるイメージ情報を簡単に扱えるようにしてい
る。
【0003】例えば、特開昭64−51584号公報に
は、1次情報をスキャナ等の媒体から画像情報を読み込
み、そのときに得られた文字を2次情報として設定する
方法が開示されている。このとき、格納先を指定する情
報は、1次情報自体から文字列を入力して設定する方法
と、2次情報となる文字列を付加して設定する方法とが
ある。これらの方式では、1次情報を登録すれば、2次
情報でファイルされた情報を検索・呼出することができ
る。
【0004】また、特開平3−27471号公報には、
新聞の上下部分に表記される新聞名、発行年月日、曜
日、及びページ等から必要とされるインデックス情報を
生成し、画像を登録する方法が開示されている。この方
法では、指定した位置にある情報を2次情報として格納
することができる。従って、フォーマットが限定されて
いる場合は、上記特開昭64−51584号公報の場合
と異なり、2次情報の位置指定をしなくても確実に1次
情報に2次情報を付加した形でファイリングを行うこと
ができる。
【0005】さらに、特開平3−263182号公報に
は、画像(イメージ)情報を登録する際に、各イメージ
情報の先頭にセパレータを付加し、イメージ情報を登録
することにより、簡単に画像登録を行うことができる方
法が開示されている。このとき、ファイリングされたデ
ータをどこに格納するかを判断するセパレータ格納テー
ブルを設定する。従って、1次情報をファイリングする
ときに、1次情報を分けて格納するための2次情報を設
定し、ファイリングすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理装置では、複数の情報をファイリングしたり、
連続してファイリングしたりするときに不都合が生じ
る。以下に上述の公報についてそれぞれの問題点を述べ
る。
【0007】上記特開昭64−51584号公報の方
法は、2次情報を1次情報に付加してスキャナ等の媒体
から読み込み、2次情報となる部分を指定するために読
み込んだ情報を画面に表示した時点で、ユーザが1次情
報で示される中から2次情報を指定するものである。し
かし、この方法では、複数の文書を連続して読み込み、
登録したいときに、1つ1つの文書の2次情報がどの部
分であるかを設定しなければならない。ファイリング機
能を必要とする情報は、1頁のみの文書である場合はほ
とんどなく、複数頁で1文書、または複数頁の文書が複
数個ある場合が多い。従って、それらの文書を入力し、
記録する場合、新しい文書の先頭頁が現れるたびにその
文書名となる位置を枠で囲み指定することは大変な手間
がかかる。
【0008】上記特開平3−27471号公報の方法
は、新聞等の情報形態の資料を登録するとき、2次情報
の位置を設定し簡単に情報を読み込み、指定した位置の
情報を2次情報として格納するものである。しかし、こ
の方法では、2次情報として判断される情報が一定の位
置にあるときにしか設定することができない。従って、
2次情報の位置が資料によって異なっているときには、
その情報を2次情報として扱うことができないので、限
定された2次情報の登録は不便である。この結果、特定
文書のみでの使用となり、ユーザは2次情報の位置を設
定することができない。
【0009】上記特開平3−263182号公報の方
法は、セパレータ格納テーブルにより各セパレータの登
録先を設定し、1次情報の先頭に付加されたセパレータ
の符号により、指定した位置へ1次情報である文書デー
タを格納するものである。しかし、この方法では、1次
情報を読み込む前に格納先を指定するセパレータを設定
しなければならない。このため、格納先がセパレータ格
納テーブルに設定されていない場合、セパレータの設定
から行わなければならない。また、記号により保存先を
設定するために、記号を誤って設定した場合、保存先を
本来格納したい場所に保存することができなくなる恐れ
がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、文書名を枠で囲むことに
より、複数文書を自動的にファイリングする情報処理装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の情報処理装置は、文書を
イメージデータとして読み込む画像入力装置(例えば、
スキャナ)と、上記イメージデータの編集処理を行う中
央処理装置(CPU)と、編集されたイメージデータを
表示する表示装置とを備える情報処理装置において、フ
ォーマットとなる枠が記載された用紙を上記画像入力装
置により読み込み、上記枠の設定を行う枠設定手段と、
枠設定後に読み込まれた文書のイメージデータの中で、
上記枠設定手段により設定された枠と同一の枠を認識す
る枠認識手段と、該枠認識手段により認識された枠内の
文字列を文書名として認識する文書名認識手段と、上記
文書名を有する頁を先頭頁として文書を整理し記憶する
文書記憶手段とを備えることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の情報処理装置は、上記文書
記憶手段は複数の文書保存部(保存先)を有し、上記画
像入力装置にて枠の種類が異なる枠が記載された複数の
文書を読み込んだとき、予め設定された枠種と比較する
ことにより、上記文書を保存する文書保存部を判定する
枠種判定手段を備えることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の情報処理装置は、上記文書
記憶手段は複数の文書保存部を有し、上記画像入力装置
にて枠内に文書名及び保存先を指定する保存先指定記号
が記載された文書を読み込んだとき、予め設定された保
存先指定記号と比較することにより、上記文書を保存す
る文書保存部を判定する記号判定手段を備えることを特
徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の情報処理装置によれば、まず、
フォーマットとなる枠が記載された用紙を画像入力装置
により読み込み、中央処理装置により編集された用紙上
の枠情報を表示装置により表示する。そこで、枠設定手
段により上記表示された枠の枠認識データが設定され記
憶される。ここで、枠認識データとは例えば、細線や太
線等の枠種類、縦幅・横幅の枠サイズ、及び用紙上の枠
位置等である。
【0015】なお、フォーマットとなる枠の枠設定は任
意に行うことができるが、例えばファイリングしたい文
書の文書名を囲む枠を一律に決めておけば、上記枠設定
は初めだけ行えばよい。そして、以下の作用により、複
数の文書は簡単にファイリングされる。
【0016】上記枠設定後に、文書名が枠で囲まれた複
数の文書を画像入力装置により順次読み込む。読み込ま
れた文書データに対して、設定された枠と同じ枠が枠認
識手段により認識されると、文書名認識手段により認識
された枠内の文字列が文書名として認識される。そし
て、文書記憶手段により、上記文書名を有する頁が先頭
頁とされ、設定された枠と同じ枠がない頁は、前頁の続
きとしてファイリングされ記憶される。
【0017】従って、設定された枠と同じ枠が次に認識
されるまで1つの文書として記憶することができる。こ
の結果、従来では文書ごとに文書名等を入力しなおした
り、認識した文書データから範囲指定を行い文書名を設
定したりする必要があったが、本願では最初に枠を設定
するだけで自動的に文書名が入力されて、複数の文書を
ファイリングすることができる。これにより、作業が簡
素化され、作業量が減少するので、文書ファイリングの
処理速度が向上する。また、作業の簡素化に伴い、文書
名を間違える等の誤操作を最小限にすることが可能であ
る。
【0018】請求項2記載の情報処理装置によれば、画
像入力装置にて枠の種類が異なる枠を記載した複数の文
書を読み込むと、前記枠認識手段により枠が認識され
る。そして、枠種判定手段により、予め文書保存部に対
応して設定された枠種と、上記文書に記載された枠種と
が比較され、読み込まれた文書の文書保存部が判定され
る。
【0019】従って、文書の分類別に異なる枠種で文書
名を囲めば、自動的に複数の文書を目的別に分類するこ
とができる。この結果、請求項1の作用効果に加えて、
読み込んだ情報を再度整理しなおす必要がないので、さ
らに作業効率が向上する。
【0020】請求項3記載の情報処理装置によれば、画
像入力装置にて枠内に文書名と共に保存先指定記号が記
載された複数の文書を読み込むと、保存先判定手段によ
り、予め文書保存部に対応して設定された保存先指定記
号と、上記文書に記載された保存先指定記号とが比較さ
れ、読み込まれた文書の文書保存部が判定される。
【0021】従って、文書の分類別に枠内に異なる保存
先指定記号を記載しておけば、自動的に複数の文書を目
的別に分類することができる。この結果、請求項1の作
用効果に加えて、読み込んだ情報を再度整理しなおす必
要がないので、さらに作業効率が向上する。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図4
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0023】本実施例にかかる情報処理装置は、図2に
示すように、装置本体1、表示装置2、FD(フロッピ
ーディスク)ドライブ3、プリンタ4、スキャナ5、キ
ーボード6、ペン7、及びブザー8を有している。
【0024】表示装置2は、液晶やCRT等からなり、
読み取った画像情報を表示する。FDドライブ3は文書
情報の保存を行い、プリンタ4は上記文書情報を印字す
る。スキャナ5(画像入力装置)は、画像情報等の文書
情報を読み込む。キーボード6は各種指示情報等をキー
コードにより入力し、ペン7は表示装置2の画面に接触
させることにより、指示を出したり画面上の座標を決め
たりするものである。また、ブザー8は、特定の動作時
に警告等の音声を発するものである。
【0025】上記装置本体1には、CGROM10、V
RAM11、RAM16、及びROM(リードオンメモ
リ)17と、中央処理装置(以下、CPUと略称する)
9とが備えられている。
【0026】CPU9は、装置全体の制御やデータの受
渡しを、上記ROM17に格納されているプログラムを
実行することによって各ブロック間の制御を行う。な
お、CPU9は、アドレス・データバス21により装置
の各構成要素とデータの受渡しを行っている。
【0027】CGROM10は、本装置で表示/印字可
能な文字や記号等のビットマップ及びアウトラインフォ
ントデータを保持している。VRAM11は、上記表示
装置2の画面上の表示座標に1対1で対応するアドレス
構成を持ち、表示されている画面をビットマップで保持
している。RAM16は、文書データ(図形データ、罫
線データ、及び括弧データを含む)や、上記CPU9が
装置の制御や文書の編集を行う際に使用するデータ等を
保持する。ROM17は、CPU9が装置を制御するた
めに参照する制御プログラムを保持している。
【0028】また、上記装置本体1には、以下の構成要
素が備えられている。即ち、表示コントローラ12は、
上記VRAM11に保持されている1画面分の表示デー
タを表示装置2にリアルタイムに表示する。FDコント
ローラ13は、FDドライブ3を制御して文書データ等
の保存と呼出しとを行う。プリンタコントローラ14
は、プリンタ4を制御して上記RAM16に保存されて
いる文書データを、そのフォントデータをCGROM1
0から呼び出しながら印字する。
【0029】スキャナコントローラ15は、上記スキャ
ナ5から画像データ等のビットマップデータの読み込み
を制御する。キーボードコントローラ18は、キーボー
ド6より入力されたキーコードをCPU9に渡す。ペン
コントローラ19は、ペン7より入力されたペンの状態
(ペン7で画面を触っているか否か)と、ペン7で画面
を触ったときのその座標とをCPU9に渡す。ブザーコ
ントローラ20は、ブザー8を制御してブザー8を鳴ら
す。
【0030】上記装置本体1は、さらに、図1に示すよ
うに、本発明の主要素である枠設定手段22、枠認識手
段23、文書名認識手段24及び文書記憶手段25を備
えている。
【0031】枠設定手段22は、フォーマットとなる枠
が記載された用紙をスキャナ5より読み込み、CPU9
により編集されたイメージデータが表示装置2に表示さ
れたとき、マウスや前記ペン7等で指示した枠に対して
の枠認識データの設定を行う。枠認識手段23は、上記
枠設定手段22により枠設定した後にスキャナ5にて読
み込まれた文書データに対して、設定された枠と同じ枠
があるかどうかを判断し認識する。文書名認識手段24
は、上記枠認識手段23により認識された枠内の文字列
を文書名として認識する。文書記憶手段25は、同一枠
がある頁を文書の先頭頁とし、同一枠がない頁を前頁の
続きとして複数の文書をファイリングし記憶する。な
お、枠の種類や枠の位置等の枠認識データはユーザが任
意に設定できる。また、目的の頁における枠設定が終わ
ったら終了することができる。
【0032】上記構成の情報処理装置を用いて、複数の
文書をファイリングする場合について図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。複数の文書は、例えば図3に
示すように、文書A、文書B、及び文書Cとし、先頭頁
の文書名に枠が記載されている。なお、上記複数の文書
は、それぞれ複数頁で1文書としている。また、上記枠
を認識するための枠設定は、すでに設定されているもの
とする。
【0033】まず、現在入力している文書が何番目であ
るかを示す文書数と、何頁目を入力しているかを示す頁
数とはクリアし、頁数は“1”に設定する(S1)。そ
して、スキャナにより、文書のイメージデータを読み込
み表示し(S2)、データの認識を行う(S3)。次
に、認識されたデータが文書の先頭頁かどうかを判別す
るために、枠があるかどうかを判断する(S4)。
【0034】S4において、枠がある場合には枠認識を
行う(S5)。次に、枠内に文字列があるかどうかを判
断する(S6)。S6において、文字列がある場合は、
その文字列を文書名として認識する(S7)。その後、
前頁があるかどうか、つまり2頁目以降かどうかを判断
する(S8)。
【0035】S8において、前頁がある場合は、前回枠
認識が行われた頁から前頁までを1文書としてデータを
保存する(S9)。一方、S8において、前頁がない、
つまり先頭頁の場合、S9の工程を経ずに、データがあ
るかどうかが判断される(S10)。また、S4におい
て、枠がない場合には、S5〜S9の工程を経ずにS1
0の工程へ進む。
【0036】S10において、データがある場合には、
頁数をクリアして、2文書目のデータを読み込み、S3
の工程へ戻る。一方、S10において、データがない場
合はファイリング処理を終了する。なお、上記S6にお
いて、枠内に文字列がない場合は、エラーメッセージを
表示し(S11)、文書名なしの文書としてS10の工
程へ進む。
【0037】従って、例えば、上記図3の複数文書の場
合では、文書Aから“A”という文書名を読み取ると、
次の文書名位置に文書名を示す枠が認識されるまで文書
Aの続きであるとみなし頁単位でデータを読み取る。そ
して、次に枠が存在する頁を読み込むと、文書名“B”
を認識し、データを文書名“B”として入力保存する。
このようにして、複数個にわたる文書を認識し保存す
る。
【0038】この結果、ファイリング処理を行う場合、
従来のように、ユーザが1文書ごとに、文書名等の2次
情報を入力したり、範囲指定を行うことにより文書名を
設定したりする必要がなくなる。つまり、予め枠設定を
行っておけば、スキャナ等で複数の文書を順次読み込む
だけで、設定と同じ枠が記載された頁を先頭頁として連
続して複数の文書のファイリングを行うことができる。
特に、枠設定のフォーマットが同じ文書が複数あり、さ
らに、1文書が複数頁である場合に有効である。
【0039】これにより、文書ファイリングの作業が簡
素化され、作業量が減少するので、文書ファイリングの
処理速度が大幅に向上する。また、ユーザの入力等の操
作が少なくてすむので、誤操作を最小限にすることがで
きる。
【0040】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図5ないし図8に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部
材と同一の部材には同一の符号を付記し、その説明を省
略する。
【0041】本実施例の情報処理装置には、図5に示す
ように実施例1の装置本体1に、枠種判定手段32と、
文書記憶手段25内に複数の保存先(文書保存部)33
とを加えた装置本体31が備えられており、その他の構
成については実施例1と同じである。保存先33は、予
め枠設定手段22により枠種に対応させて設定してお
く。枠種判定手段32は、枠認識手段23により枠が認
識されると、上記設定されていた枠種と比較することに
より、保存先33を判定する。なお、図6に枠種と保存
先33の例を示す。
【0042】上記構成の情報処理装置を用いて、複数の
文書をファイリングする場合について図8のフローチャ
ートに基づいて説明する。複数の文書は、例えば図7に
示すように、文書A、文書B’、及び文書C’とし、先
頭頁の文書名にそれぞれ異なる枠が記載されている。な
お、上記複数の文書は、それぞれ複数頁で1文書として
いる。また、上記複数種の枠を認識するために、図6に
示すような枠種を枠種NO(ナンバー)として、枠設定
がすでに行われているものとする。
【0043】まず、実施例1と同様に1文書中の頁数を
“1”に設定し(S21)、さらに、文書の保存先を指
定する枠種NOを“1”に初期値設定する(S22)。
その後、データを読み込み(S23)、枠種の設定があ
るかどうかを判断し(S24)、枠種が設定されている
場合には枠の認識を行う(S25)。そして、枠内の文
書名を認識してデータを保存する(S26)。
【0044】本実施例では、その後、認識した枠種が設
定した枠種NOと一致しているかどうかを判断する(S
27)。S27において、枠種が一致しない場合には、
他の枠種を選択し保存先を設定し直し(S29)、S2
7の工程へ戻る。一方、S27において、枠種が一致し
た場合には、保存先が確定される(S28)。その後、
実施例1と同様に、データがあるかどうかを判断し(S
30)、データがないときは処理を終了し、データがあ
るときは頁数をクリアして、2文書目のデータを読み込
み、S24の工程へ戻る。なお、S24において、枠種
の設定がない場合は、保存先は前頁と同じ保存先に設定
され(S31)、上記S30の工程へ進む。
【0045】従って、例えば、上記図7に示す複数文書
の場合では、文書Aから“A”という文書名を読み取る
と、次の文書名位置に文書名を示す枠が認識されるまで
文書Aの続きであるとみなし頁単位でデータを読み取
る。このとき、さらに枠種が認識され、表1に示すよう
に、文書Aは細線枠であるので、例えばグループの保
存先に保存される。
【0046】そして、次に枠が存在する頁を読み込む
と、文書B’の文書名“B’”を認識する。さらに、文
書B’は文書Aとは枠種が異なり太線枠であるので、文
書B’は例えばグループに保存される。このようにし
て、複数個にわたる文書は、文書の先頭頁を読み込んだ
ときに文書名が認識されると共に、さらに文書ごとに所
望の保存先に自動的に保存される。
【0047】
【表1】
【0048】この結果、複数文書のファイリング処理を
行う場合、予め保存先に合わせた複数種の枠設定を行う
だけで、読み込み保存した文書情報を再度整理しなおす
必要がなくなる。これにより、実施例1の作用効果に加
えて、再整理に伴う作業量を減らすことができ、時間を
節約することができる。
【0049】〔実施例3〕本発明の他の実施例について
図9ないし図12に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。なお説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した
部材と同一の部材には同一の符号を付記し、その説明を
省略する。
【0050】本実施例の情報処理装置には、図9に示す
ように実施例2の枠種判定手段を除き、記号判定手段4
2を加えた装置本体41が備えられており、その他の構
成については実施例2と同じである。記号判定手段42
は、実施例1で設定される枠の中に記載されている文字
列の先頭が、予め設定された文書保存先を決めるための
保存先指定記号(以下、単に記号と略称する)である場
合、その記号を認識し、保存先33を判定するものであ
る。つまり、実施例2では枠種により保存先33を設定
したが、本実施例では記号により保存先33を設定す
る。また、実施例2の説明に用いた図6に記号と保存先
33の例を示す。
【0051】上記構成の情報処理装置を用いて、複数の
文書をファイリングする場合について図10のフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、複数の文書には、そ
れぞれの先頭頁に文書名に加えて、文書名の前に異なる
記号が記載されている。また、上記複数の記号を認識す
るために、記号NOによる保存先の設定がすでに行われ
ているものとする。
【0052】S41〜S43は、実施例1のS1〜S5
と同じである。即ち、データを読み込み(S41)、枠
があるかどうかを判断し(S42)、枠がある場合には
枠の認識を行う(S43)。
【0053】本実施例では、その後、枠内の文書名の前
に記号があるかどうかを判断する(S44)。S44に
おいて、記号がある場合には、記号NOで保存先を判定
し設定する(S45)。そして、文書名を認識し(S4
6)、確定した保存先に、前回認識した記号が記載され
た頁から、今認識された頁の前頁までのデータを保存す
る(S47)。
【0054】一方、S42において、枠がない場合は、
S43〜47の工程を経ずにS48の工程へ進む。ま
た、S44において、記号がない場合には、保存先は前
ページと同じ保存先に設定され(S49)、S48の工
程へ進む。その後、実施例1と同様に、データがあるか
どうかを判断し(S48)、データがある場合は頁数を
クリアして2文書目のデータを読み込みS42の工程へ
戻り、データがない場合には処理を終了する。
【0055】従って、例えば、図11に示すように、文
書A”、文書B”、文書C”、文書D”の文書名の前に
予め設定した記号を記載すると、文書A”はグルーブ
、文書B”はグループというように、記号と文書名
とを認識し自動的に保存先が選択される。これにより、
実施例2と同様に容易に複数の文書の保存先を変えて保
存させることができる。また、記号により保存先を設定
する場合、枠種の場合に比べて記号数が多いので、保存
先を拡大することができる。さらに、枠線での認識間違
いを防ぐことができ、確実に所望の保存先に文書を格納
することができる。
【0056】また、上記情報処理装置は、1頁中に枠が
複数ある場合にも利用することができる。例えば、図1
2に示すように、1頁中に枠a1及び枠a2の2つの枠
が存在する場合、枠a2内に特定の記号“*”等を記載
しておく。すると、枠a2内に記号“*”が存在するこ
とを認識し、枠a2内の文字列を優先させて文書名とし
て保存する。
【0057】これにより、複数の枠がある場合に、優先
的に文書名/保存先を指定して、保存することが可能と
なる。なお、枠に関しては、実施例2の枠種による保存
先の指定、及び固定で示されるユーザの範囲指定も行わ
ずに認識すべき枠を判別することが可能である。
【0058】〔実施例4〕本発明の他の実施例について
図13ないし図20に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお説明の便宜上、前記の実施例の図面に示し
た部材と同一の部材には同一の符号を付記し、その説明
を省略する。
【0059】本実施例の情報処理装置には、実施例3の
装置本体に、さらに範囲指定手段を加えた装置本体(図
示せず)が備えられており、その他の構成については実
施例3と同じである。範囲指定手段は枠の認識を行う領
域を指定するものである。これは、特に、1頁内に複数
枠が存在する場合に有効である。
【0060】上記構成の情報処理装置を用いて、複数の
文書をファイリングする場合について図14のフローチ
ャートに基づいて説明する。フォーマット用の用紙に
は、例えば図13に示すように、枠a3及び枠a4の2
つの枠が存在している。そして、文書名が記載されてい
る枠の方に特定の記号を記載しておく(図では枠a4内
に“*”と記載)。また、上記記号を認識するための、
記号による保存先の設定はすでに行われているものとす
る。
【0061】まず、実施例3と同様に、データを読み込
み表示し(S51)、読み込んだデータ中に枠があるか
どうかを判断する(S52)。本実施例では、S52に
おいて、枠がある場合に、ユーザが認識範囲を指定して
いるかどうかの判断を行う(S53)。S53におい
て、範囲指定を行っている場合には、ユーザが指定した
領域を枠の認識領域として設定する(S54)。また、
S53において、範囲指定がない場合には、用紙サイズ
そのものを枠の認識領域に設定する(S55)。S54
またはS55の工程を経て、認識領域が設定されると枠
の認識を行い(S56)、枠が複数個あるかどうかを判
断する(S57)。
【0062】S57において、枠が複数個なければ、枠
内の文字列を文書名としてデータを保存する(S5
8)。また、S57において、枠が複数個あれば、さら
に、特定記号があるかどうかを判断する(S59)、S
59で特定記号がある場合には、特定記号のある枠内の
文字列を文書名としてデータを保存する(S58)。そ
の後、実施例3と同様に、データがあるかどうかを判断
する(S60)。一方、S59で特定記号がない場合に
は、エラーメッセージが表示され(S62)、S60の
工程へ進む。
【0063】また、上記S52において、枠がない場合
は、前頁があるかどうか判断し(S61)、前頁があれ
ば前回枠認識が行われた頁から前頁までを1文書として
データが保存され(S58)、前頁がなければエラーメ
ッセージが表示されて(S62)、S60の工程へ進
む。S60では、データがあれば、頁数をクリアして2
文書目のデータを読み込み、S52の工程へ戻り、デー
タがなければ、処理を終了する。
【0064】従って、例えば図13に示すように、領域
fを指定することにより、領域f以外の領域の枠認識は
行われず、枠認識範囲を縮小することができるので、よ
り簡単に早く枠を認識し、文書を保存することができ
る。
【0065】次に、本実施例におけるデータの構成、枠
認識データの種類、枠設定動作、及び枠認識について説
明する。なお、これらは他の実施例においても適用され
るが、その場合、保存先、記号、及び枠種等に関して
は、それらが必要な実施例でのみの構成となる。
【0066】まず、データの構成を図15に示す。デー
タは、頁毎に1次情報であるイメージデータと2次情報
とで構成される。また、2次情報は、保存先(グループ
名)、認識される文書名、読み取りモード、読み取りデ
ータサイズ、保存先を判断する記号、及び保存先認識の
判断に使用する枠種で構成される。
【0067】次に、枠設定時に必要な枠を認識するため
の枠認識データの種類を図16に示す。枠認識データ
は、枠種a、枠サイズ、用紙上での枠位置、枠線幅d、
及び保存先eで構成される。上記枠サイズは、枠の横方
向の幅である横幅bx と、縦方向の幅である縦幅by
がある。また、枠位置は、枠の左上の基点から、横方向
の長さの横長cx と縦方向の長さの縦長cy とがある。
これらの枠情報は、具体的には図17に示されるように
設定される。
【0068】なお、この枠設定は、これらの値を正確に
認識するために、文書データを読み込み枠認識機能を実
行する前に、フォーマット用の用紙をスキャナ等で読み
込ませ、枠として認識する部分をペンやマウスで設定す
る。設定された領域内に枠が存在する場合、その枠を枠
認識データとして自動設定する。この枠に関する情報は
複数個保存でき、枠が認識されるたびに保存先を変え、
連続で保存することができる。
【0069】上記枠設定の動作を図18のフローチャー
トに基づいて説明する。まず、スキャナから設定する枠
を読み込ませたデータを表示させ、本機能の枠認識デー
タの設定に入る。表示した内容からユーザが枠として認
識する境域を左上と右下とをクリックして設定する(S
71)。領域が設定されたら、枠サイズである横幅bx
および縦幅by を認識する(S72)。このとき、横幅
x と縦幅by とを比較して、縦幅by の方が横幅bx
よりも大きいかどうかを判断する(S73)。
【0070】S73において、縦幅by >横幅bx の場
合には縦書き設定となり(S74)、枠サイズが認識さ
れ記憶される(S78)。一方、S73において、縦幅
y≦横幅bx の場合には、縦幅by と横幅bx とが等
しいかどうかを判断する(S75)。S75において、
縦幅by =横幅bx の場合にはユーザが入力する手順で
縦横の設定を行い(S76)、その後枠サイズが認識さ
れ記憶される(S78)。一方、S75において、縦幅
y <横幅bx の場合には横書き設定となり(S7
7)、枠サイズが認識され記憶される(S78)。
【0071】枠サイズの設定が終わると、枠の位置をチ
ェックし(S79)、さらに枠種aを認識し記憶する
(S80)。記憶されたデータは確認のため表示装置に
表示される(S81)。以上の工程により、認識枠デー
タは設定され認識される。
【0072】次に、枠の認識について図19に基づいて
説明する。
【0073】図19のBに示すように、例えばモノクロ
スキャナから読み取った画像において、ユーザが枠の認
識を行いたい範囲をマウスやペン等のポインティングデ
バイスを用いて指定する。ここで、スキャナを用いて画
像を取込んだとき、画像の白い部分が“0”、黒い部分
が“1”というような一般的なイメージデータとしてメ
モリ上に記憶されるとすると、図19のAに示すように
なる。
【0074】図19のAのようなデータにおいて、先に
ユーザが指定した領域fの左上座標(X0,Y0)を起
点とする。この0/1の並びにおいて、Y0から順にY
方向(図中縦方向)に、それぞれのY座標に対してのX
方向(図中横方向)のデータをチェックする。このと
き、例えば1段目及び2段目のようにデータが“0”の
みの行は無視する。3段目のように、“1”が一定数以
上(この例では14個)並んでいた場合、そこに線があ
ると認識し、そのときのYの値を枠の上辺値(上Y)と
して記憶する。同様に順にY方向にチェックしていき、
次に線分が認識できたところ(この例では13段目)を
枠の下辺とし、その下辺値(下Y)を記憶する。
【0075】先に指定した範囲のY方向をすべて走査チ
ェックしたら、次に、X0から順にX方向に、それぞれ
のX座標に対してのY方向のデータをチェックする。例
えば、3列目のように、“1”が一定数以上(この例で
は11個)ある列を枠の左辺とし、次に同様に線分があ
ると認識した列(この例では16列目)を枠の右辺とす
る。そして、これら左辺値(左X)・右辺値(右X)を
記憶する。
【0076】以上の方法により、枠線の位置を認識する
ことができ、枠の4角の座標(左X,上Y)、(右X,
上Y)、(左X,下Y)、(右X,下Y)を求めること
ができる。4角の座標が認識されれば、それぞれの差に
より、枠の縦/横サイズが求められる。また、先にユー
ザが指定した範囲の左上座標に、認識された左上座標を
加えることにより、枠の左上の位置を求めることができ
る。
【0077】なお、上記線分の認識方法は、これに限定
されるものではない。また、認識の際には、ドット座標
で処理を行うが、スキャナの解像度の値より、ミリメー
トル単位の実際の値に変換することは容易である。例え
ば、1ミリメートル当たり16ドット(約400di
p)のスキャナの場合、XY座標が(1600,48
0)ならば、実際には横方向100ミリ、縦方向30ミ
リとなる。
【0078】また、上記の説明では、1ドットの細線の
例を示したが、太線を認識することもできる。即ち、線
分を認識する際に、同じ長さの線分が続けて現れた場
合、その行数や列数により、線の幅を認識することがで
きる。さらに、例えば、101010101や、110
01100110011のように、一定個数以上の0/
1データの繰り返しが現れた場合は、点線であると認識
できる。このような方法により枠種を認識することがで
きる。
【0079】なお、実際にスキャナで画像を読み込む際
には、画像の傾きや、読み取り時の汚れ等の問題がある
が、ここでは説明を簡単にするためにそれらの問題は無
視している。
【0080】なお、上記実施例1〜4では文書名として
横書きの場合を例に挙げているが、上述のように枠設定
を縦書き設定にすることができるので、図20に示すよ
うに、文書名を縦書きとしてもよい。
【0081】これにより、従来では、アルファベット等
の横に並んだ文字列のみを認識し、縦書きを利用するひ
らがな・漢字等の二次列を認識することができなかった
が、本願では、縦書きの文字列の認識を行うことができ
る。この結果、文書を管理する際の対応能力を向上する
ことが可能となる。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
情報処理装置は、フォーマットとなる枠が記載された用
紙を上記画像入力装置により読み込み、上記枠の設定を
行う枠設定手段と、枠設定後に読み込まれた文書のイメ
ージデータの中で、上記枠設定手段により設定された枠
と同一の枠を認識する枠認識手段と、該枠認識手段によ
り認識された枠内の文字列を文書名として認識する文書
名認識手段と、上記文書名を有する頁を先頭頁として文
書を整理し記憶する文書記憶手段とを備える構成であ
る。
【0083】これにより、最初に枠を設定するだけで容
易に連続して複数の文書をファイリングすることができ
るので、作業量が減少し、文書ファイリングの処理速度
が向上する。また、作業の簡素化に伴い、文書名を間違
える等の誤操作を最小限にすることが可能であるという
効果を奏する。
【0084】請求項2記載の情報処理装置は、文書記憶
手段は複数の文書保存部を有し、上記画像入力装置にて
枠の種類が異なる枠が記載された複数の文書を読み込ん
だとき、予め設定された枠種と比較することにより、上
記文書を保存する文書保存部を判定する枠種判定手段を
備える構成である。
【0085】これにより、文書の分類別に異なる枠種で
文書名を囲めば、自動的に複数の文書を目的別に分類す
ることができるので、請求項1の効果に加えて、読み込
んだ情報を再度整理しなおす必要がなく、さらに作業効
率が向上するという効果を奏する。
【0086】請求項3記載の情報処理装置は、上記文書
記憶手段は複数の文書保存部を有し、上記画像入力装置
にて枠内に文書名及び保存先を指定する保存先指定記号
が記載された文書を読み込んだとき、予め設定された保
存先指定記号と比較することにより、上記文書を保存す
る文書保存部を判定する記号判定手段を備える構成であ
る。
【0087】これにより、文書の分類別に枠内に異なる
保存先指定記号を記載しておけば、自動的に複数の文書
を目的別に分類することができるので、請求項1の効果
に加えて、読み込んだ情報を再度整理しなおす必要がな
く、さらに作業効率が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理装置の主構
成要素を示すブロック図である。
【図2】上記情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】複数文書をファイリングする場合の枠による文
書保存の流れを示す説明図である。
【図4】上記情報処理装置による複数文書のファイリン
グ動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施例における情報処理装置の主
構成要素を示すブロック図である。
【図6】枠種及び記号と、それらに対応する保存先との
例を示す説明図である。
【図7】複数文書をファイリングする場合の枠種による
文書保存の流れを示す説明図である。
【図8】上記情報処理装置による複数文書のファイリン
グ動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明のその他の実施例における情報処理装置
の主構成要素を示すブロック図である。
【図10】上記情報処理装置による複数文書のファイリ
ング動作を示すフローチャートである。
【図11】文書名の前に特定記号が記載された複数の文
書が、特定記号に基づき異なる保存先に保存される例を
示す説明図である。
【図12】1頁に複数の枠が記載されている場合を示す
説明図である。
【図13】本発明のその他の実施例の情報処理装置にお
いて、枠を認識したい領域を指定した状態を示す説明図
である。
【図14】上記情報処理装置による複数文書のファイリ
ング動作を示すフローチャートである。
【図15】文書データ及び2次情報の保管の様子を示す
説明図である。
【図16】枠設定時に必要な枠認識データの種類を示す
説明図である。
【図17】上記認識枠データの保管の例を示す説明図で
ある。
【図18】上記枠設定の動作を示すフローチャートであ
る。
【図19】枠の認識方法を示す説明図である。
【図20】枠内の文字列が縦書きの場合を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 装置本体 2 表示装置 5 スキャナ(画像入力装置) 9 中央処理装置 22 枠設定手段 23 枠認識手段 24 文書名認識手段 25 文書記憶手段 32 枠種判定手段 33 保存先(文書保存部) 42 記号判定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書をイメージデータとして読み込む画像
    入力装置と、上記イメージデータの編集処理を行う中央
    処理装置と、編集されたイメージデータを表示する表示
    装置とを備える情報処理装置において、 フォーマットとなる枠が記載された用紙を上記画像入力
    装置により読み込み、上記枠の設定を行う枠設定手段
    と、枠設定後に読み込まれた文書のイメージデータの中
    で、上記枠設定手段により設定された枠と同一の枠を認
    識する枠認識手段と、該枠認識手段により認識された枠
    内の文字列を文書名として認識する文書名認識手段と、
    上記文書名を有する頁を先頭頁として文書を整理し記憶
    する文書記憶手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】上記文書記憶手段は複数の文書保存部を有
    し、上記画像入力装置にて枠の種類が異なる枠が記載さ
    れた複数の文書を読み込んだとき、予め設定された枠種
    と比較することにより、上記文書を保存する文書保存部
    を判定する枠種判定手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記文書記憶手段は複数の文書保存部を有
    し、上記画像入力装置にて枠内に文書名及び保存先を指
    定する保存先指定記号が記載された文書を読み込んだと
    き、予め設定された保存先指定記号と比較することによ
    り、上記文書を保存する文書保存部を判定する記号判定
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
JP7097145A 1995-04-21 1995-04-21 情報処理装置 Pending JPH08293033A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122324A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Canon Sales Co Inc 書類電子化装置、方法、プログラム、及び該装置を備える書類電子化システム
JP2018067219A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 株式会社森山商会 得点入力装置及びそのプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP2005122324A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Canon Sales Co Inc 書類電子化装置、方法、プログラム、及び該装置を備える書類電子化システム
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