JP3415047B2 - 硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

硬化性エポキシ樹脂組成物

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JP3415047B2
JP3415047B2 JP32778898A JP32778898A JP3415047B2 JP 3415047 B2 JP3415047 B2 JP 3415047B2 JP 32778898 A JP32778898 A JP 32778898A JP 32778898 A JP32778898 A JP 32778898A JP 3415047 B2 JP3415047 B2 JP 3415047B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料、印刷イン
キ、封止材、レジストインキ、接着剤、成形材料、注型
材料及びその他の電気絶縁材料として有用な、熱硬化又
は活性エネルギー線硬化により、耐熱性、電気特性及び
耐候性に優れた硬化物を与える硬化性エポキシ樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エポキシ化合物の熱硬化あるいは
活性エネルギー線硬化によるカチオン硬化技術は公知で
あり、各種エポキシ化合物、各種硬化剤及びカチオン硬
化開始剤の材料が広く市販されている。エポキシ化合物
としては、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル、
ビスフェノールFのジグリシジルエーテル、フェノール
ノボラック型エポキシ樹脂などの芳香族エポキシ樹脂、
シクロオレフィンの過酢酸酸化により得られる3,4 −エ
ポキシシクロヘキシルメチル−3',4'−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート等の環状脂肪族エポキシ樹脂
あるいは水添ビスフエノールA等のアルコール類をエポ
キシ化して得られるアルコール型エポキシ樹脂などがあ
る。
【0003】電気用途においては、近年、電気機器の小
型化により電気回路の多層化、高密化が進んでいる。こ
れに伴いそれに使用されるエポキシ樹脂に対しては、低
誘電率化、耐アーク性、耐トラッキング性が要求されて
いる。これらの電気特性向上のためには、芳香族エポキ
シ樹脂よりも、芳香環を持たない環状脂肪族エポキシ樹
脂あるいはアルコール型エポキシ樹脂が有利であること
は公知である。しかしながら、環状脂肪族エポキシ樹脂
の硬化物は脆く、衝撃強度や金属等への接着強度が大き
く不足している。また、水添ビスフェノールA等のアル
コールをエポキシ化させたアルコール型エポキシ樹脂
は、その製造上、製品中に多量の塩素が残存しやすく、
電気絶縁性の低下、誘電率、誘電正接値の上昇等、電気
特性の著しい劣化を招く。さらに、耐熱性も上記芳香族
エポキシ樹脂と比べてかなり低下する。
【0004】また、塗料用途においては、上記芳香族エ
ポキシ樹脂は耐候性に劣るため、耐候性を要求される用
途には上記環状脂肪族エポキシ樹脂又はアルコール型エ
ポキシ樹脂が用いられる。しかし、環状脂肪族エポキシ
樹脂の塗膜は脆く、耐衝撃性や基材への密着性に著しく
劣る。また一方、水添ビスフェノールA等のアルコール
類をエポキシ化して得られるアルコール型エポキシ樹脂
は、前述したように多量の塩素を含有するため、高信頼
性を要求される用途には不向きである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
を解決し、塗料、印刷インキ、封止剤、レジスト、接着
剤、成形材料、注型材料及び電気絶縁材料として有用
な、熱硬化又は活性エネルギー線硬化により耐熱性、電
気特性及び耐候性に優れた硬化物を与える硬化性エポキ
シ樹脂組成物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、これらの目的を達
成できる硬化性エポキシ樹脂組成物を見出し本発明に到
達した。すなわち、本発明は、 (1) (a) 芳香族エポキシ樹脂を水素化して得られる水素
化エポキシ樹脂10〜90重量部、(b) シクロオレフィ
ンをエポキシ化して得られる環状脂肪族エポキシ樹脂1
0〜90重量部、(c) 酸無水物類及び熱又は活性エネル
ギー線によりカチオン種又はルイス酸を発生するカチオ
ン重合開始剤からなる群から選ばれるエポキシ樹脂用硬
化剤0.01〜200重量部を含有する硬化性エポキシ
樹脂組成物に関するものである。
【0007】(2) 本発明の前記水素化エポキシ樹脂は、
芳香環の水素化率が85%以上で、エポキシ基の損失率
が20%以下であり、かつ全塩素の含有量が0.3重量
%以下である、硬化性エポキシ樹脂組成物に関するもの
である。 (3) 本発明の前記水素化エポキシ樹脂は、芳香族エポキ
シ樹脂をエーテル系溶剤に溶解し、ロジウム又はルテニ
ウムをグラファイトに担持した触媒の存在下、加圧下に
水素化して得られた水素化エポキシ樹脂である、硬化性
エポキシ樹脂組成物に関するものである。
【0008】(4) 前記水素化エポキシ樹脂は、エポキシ
当量が150〜300g/eq.の範囲内のビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂又はビスフェノールF型エポキシ
樹脂を水素化して得られる液状エポキシ樹脂である、硬
化性エポキシ樹脂組成物に関するものである。 (5) 前記環状脂肪族エポキシ樹脂は、3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレートである、硬化性エポキシ樹脂組
成物に関するものである。 (6) 本発明の前記エポキシ樹脂用硬化剤が無水ヘキサヒ
ドロフタル酸、無水メチルヘキサヒドロフタル酸又は芳
香族オニウム塩から選ばれるものである、硬化性エポキ
シ樹脂組成物に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。 (a) 成分:水素化エポキシ樹脂 本発明における(a) 成分の水素化エポキシ樹脂は、芳香
族エポキシ樹脂を水素化反応して得られる脂環式エポキ
シ樹脂である。この水素化エポキシ樹脂は、芳香環の水
素化率が85%以上で、エポキシ基の損失率が20%以
下であり、かつ全塩素の含有量が0.3重量%以下のエ
ポキシ樹脂が好ましい。エポキシ樹脂中の芳香環の水素
化率は、芳香環が脂肪族環に変化した割合であり、核磁
気共鳴分析により求められる。
【0010】エポキシ基の損失率は、エポキシ樹脂が水
素化分解された割合であり、過塩素酸により滴定するこ
とにより、エポキシ基の損失率を求めることができる。
また、全塩素とは、エポキシ樹脂中に含有する有機塩素
及び無機塩素の総量のことであり、ビフェニルナトリウ
ムでエポキシ樹脂中の塩素を反応させた後、硝酸銀で滴
定することにより求められる。
【0011】芳香環の水素化率が85%未満であると、
エポキシ樹脂硬化物の電気特性及び耐候性が大きく低下
するため好ましくない。また、エポキシ基の損失率が2
0%を越えると、そのエポキシ樹脂硬化物の耐熱性や機
械的物性が極端に低下するため好ましくない。更に、全
塩素含有量が0.3重量%を超えると、電気特性及び耐
湿性が低下するため、電気・電子材料用エポキシ樹脂と
して使用するには好ましくない。
【0012】(水素化エポキシ樹脂の製造方法)本発明
の(a) 成分の水素化エポキシ樹脂は、芳香族エポキシ樹
脂を触媒の存在下、加圧下で選択的に水素化反応を行う
ことにより得られる。芳香族エポキシ樹脂しては、例え
ばビスフェノールAのジグリシジルエーテル、ビスフェ
ールFのジグリシジルエーテル及びビスフェノールSの
ジグリシジルエーテル等のビスフェノール型エポキシ樹
脂、フェノールノボラックエポキシ樹脂、クレゾールノ
ボラックエポキシ樹脂及びヒドロキシベンズアルデヒド
フェノールノボラックエポキシ樹脂等のノボラック型の
エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェニルメタンのグリ
シジルエーテル、テトラヒドロキシベンゾフェノンのグ
リシジルエーテル及びエポキシ化ポリビニルフェノール
等の多官能型のエポキシ等が挙げられる。
【0013】これらの中で、エポキシ当量が150〜3
00g/eq.の範囲内のビスフェノールA型エポキシ
樹脂及びビスフェノールF型エポキシ樹脂が低粘度及び
水素化の容易さという点で好ましい。
【0014】本発明における(a) 成分の水素化エポキシ
樹脂の製造方法は、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル系の有機溶剤を用いて、ロジウム又はルテニ
ウムをグラファイト( 六方晶結晶の黒鉛) に担持した触
媒の存在下、芳香環を選択的に水素化する。グラファイ
トとしては表面積が10m2 /g以上、400m2 /g
以下の範囲の担体を用いる。反応は、圧力1〜30MP
a、温度30〜150℃、時間1〜20時間の範囲内で
行う。反応終了後、触媒を濾過により除去し、減圧でエ
ーテル系有機溶剤が実質的になくなるまで留去し、水素
化エポキシ樹脂を得る。
【0015】本発明における(b) 成分は、シクロオレフ
ィンをエポキシ化して得られる環状脂肪族エポキシ樹脂
である。
【0016】本発明の硬化性エポキシ樹脂組成物は、
(a) 成分の芳香族エポキシ樹脂を水素化して得られる水
素化エポキシ樹脂10〜90重量%に対して、(b) 成分
の環状脂肪族エポキシ樹脂を90〜10重量%の割合
で、硬化物の耐熱性を向上させるために用いる。この
(b) 成分の環状脂肪族エポキシ樹脂が10重量%未満で
あると硬化物の耐熱性改良効果が減少し、また、90重
量%を越えると硬化物が脆くなるため好ましくない。
【0017】(b) 成分の環状脂肪族エポキシ樹脂は、分
子量が100以上、好ましくは120以上、2000以
下、好ましくは1000以下であり、脂肪族環にエポキ
シ基が結合している化合物である。分子量が小さすぎる
と環状脂肪族エポキシ化合物の揮発性が高く、作業環境
や塗工時の加工特性を著しく悪化させる。分子量が大き
すぎると組成物の粘度が高くなるため、所定形状に注
型、成形あるいは均一に塗工することが困難となる
【0018】環状脂肪族エポキシ樹脂の具体例として
は、表1に示した式(1) で表される化合物(例えば、油
化シェルエポキシ社製、エピコート171など)、式
(2) で表される化合物(例えば、旭チバ社製、アラルダ
イトCY178)、式(3) で表される化合物(例えば、
チッソ社製、チッソノックス206など)、式(4) で表
される化合物(例えば、チッソ社製、チッソノックス2
05など)、式(5) で表される化合物、式(6) で表され
る化合物、式(7) で表される化合物、式(8) で表される
化合物、式(9) で表される化合物、式(10)で表される化
合物などが例示され、これらの中で式1で示される、3,
4 −エポキシシクロヘキシルメチル−3',4'−エポキシ
シクロヘキサンカルボキシレートが、本発明組成物の低
粘度化及び耐熱性の向上効果という点で好ましい。
【0019】
【表1】
【0020】(c) 成分:エポキシ樹脂用硬化剤 本発明の(c) 成分のエポキシ樹脂用硬化剤は、公知の酸
無水物類又はカチオン重合開始剤から選ばれる硬化剤を
用いることができる。例えば、酸無水物類としては、無
水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸
等の芳香族酸無水物類、無水テトラヒドロフタル酸、無
水メチルテトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタ
ル酸、無水メチルヘキサヒドロフタル酸、無水メチルエ
ンドエチレンテトラヒドロフタル酸、無水トリアルキル
テトラヒドロフタル酸等の環状脂肪族酸無水物が挙げら
れる。これらの中で、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水
メチルヘキサヒドロフタル酸を使用するのが、本発明組
成物の耐候性が向上する点で好ましい。
【0021】また、本発明組成物の酸無水物に硬化を促
進する目的で、硬化促進剤を配合することができる。硬
化促進剤の例としては、3級アミン類、イミダゾ一ル
類、有機ホスフィン化合物類又はこれらの塩類である。
酸無水物類の使用割合は、(a)成分と(b) 成分のエポキ
シ樹脂の総和に対して、20〜200重量部の範囲内で
ある。カチオン重合開始剤としては、活性エネルギー線
によりカチオン種又はルイス酸を発生する活性エネルギ
ー線カチオン重合開始剤、又は熱によりカチオン種又は
ルイス酸を発生する熱カチオン重合開始剤を用いること
ができる。
【0022】活性エネルギー線カチオン重合開始剤とし
ては、米国特許第3379653 号に記載されたような金属フ
ルオロ硼素錯塩及び三弗化硼素錯化合物;米国特許第35
86616 号に記載されたようなビス( ペルフルオルアルキ
ルスルホニル) メタン金属塩;米国特許第3708296 号に
記載されたようなアリールジアゾニウム化合物;米国特
許第4058400 号に記載されたようなVIa族元素の芳香
族オニウム塩;米国特許第4069055 号に記」載されたよ
うなVa族元素の芳香族オニウム塩;米国特許第406809
1 号に記載されたようなIIIa〜Va族元素のジカル
ボニルキレート;米国特許第4139655 号に記載されたよ
うなチオピリリウム塩;米国特許第4161478 号に記載さ
れたようなMF6 - 陰イオン( ここでMは燐、アンチモ
ン及び砒素から選択される) の形のVIb族元素;米国
特許第4231951 号に記載されたようなアリールスルホニ
ウム錯塩;米国特許第4256828 号に記載されたような芳
香族ヨードニウム錯塩及び芳香族スルホニウム錯塩;
W.R.Wattらによって「ジャーナル・オブ・ポリ
マー・サイエンス(Journal of Polymer Science)、ポリ
マー・ケミストリー(Po1ymer Chemistry) 版」、第22
巻、1789頁(1984 年) に記載されたようなビス〔4−
(ジフェニルスルホニオ)フェニル〕スルフィド−ビス
−ベキサフルオロ金属塩(例えば燐酸塩、砒酸塩、アン
チモン酸塩等)の一種以上が包含される。
【0023】好ましい陽イオン系活性エネルギー線カチ
オン重合開始剤には、アリールスルホニウム錯塩、ハロ
ゲン含有錯イオンの芳香族スルホニウム又はヨードニウ
ム塩並びにII族、V族及びVI族元素の芳香族オニウ
ム塩が包含される。これらの塩のいくつかは、FX-512(3
M 社) 、UVR 一6990及びUVR-6974〔ユニオン・カーバイ
ド(UnionCarbide)社〕、UVE-1014及びUVE-1016〔ジェネ
ラル・エレクトリック(Genera1 E1ectric)社〕、KI-85
〔デグッサ(Degussa) 社〕、SP-150及びSP-170( 旭電化
社) 並びにサンエイドSI-60L,SI-80L 及びS1-100L(三新
化学工業社) として商品として入手できる。
【0024】熱カチオン重合開始剤としては、トリフル
酸(Trif1ic acid)塩、三弗化硼素エーテル錯化合物、三
弗化硼素等のようなカチオン系又はプロトン酸触媒が用
いることができる。好ましい熱カチオン重合開始剤とし
ては、トリフル酸塩であり、例としては、3M社からFC-5
20として入手できるトリフル酸ジエチルアンモニウム、
トリフル酸トリエチルアンモニウム・トリフル酸ジイソ
プロピルアンモニウム、トリフル酸エチルシイソプロピ
ルアンモニウム等〔これらの多くはR.R.A1m によって19
80年10月発行のモダン・コーティングス(Modern Coatin
gs) に記載されている〕がある。
【0025】また一方、活性エネルギー線カチオン重合
開始剤としても用いられる芳香族オニウム塩のうち、熱
によりカチオン種を発生するものがあり、これらも熱カ
チオン重合開始剤として用いることがで上る。例として
は、サンエイドSI-60L、SI-80L及びSI-100L(三新化学工
業社) がある。これらのカチオン重合開始剤の中で、芳
香族オニウム塩が、取り扱い性及び潜在性と硬化性のバ
ランスに優れるという点で好ましい。カチオン重合開始
剤の使用量は、(a) 成分の水素化エポキシ樹脂と(b) 成
分の環状脂肪族エポキシ樹脂の混合物100重量部に対
して、0.01〜15重量%、より好ましくは0.1〜
10重量%の量で添加するのが好ましい。
【0026】(任意成分)本発明のエポキシ樹脂組成物
には、必要に応じて次の成分を添加配合することができ
る。 (1) 粉末状の補強剤や充填剤、例えば酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウムなどの金属酸化物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウムなどの金属炭酸塩、ケイソウ土
粉、塩基性ケイ酸マグネシウム、焼成クレイ、微粉末シ
リカ、溶融シリカ、結晶シリカなどのケイ素化合物、水
酸化アルミニウムなどの金属水酸化物、その他、カオリ
ン、マイカ、石英粉末、グラファイト、二硫化モリブデ
ン等、さらに繊維質の補強剤や充填剤、たとえばガラス
繊維、セラミック繊維、カーボンファイバー、アルミナ
繊維、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、ポリエステル繊維
及びポリアミド繊維等である。これらは本発明の組成物
100重量部に対して、10〜900重量部配合され
る。
【0027】(2) 着色剤、顔料、難燃剤、例えば二酸化
チタン、鉄黒、モリブデン赤、紺青、群青、カドミウム
黄、カドミウム赤、三酸化アンチモン、赤燐、ブロム化
合物及びトリフェニルホスフェイト等である。これらは
本発明の組成物100重量部に対して、0.1〜20重
量部配合される。
【0028】(3) さらに、最終的な塗膜、接着層、成形
品などにおける樹脂の性質を改善する目的で種々の硬化
性モノマー、オリゴマー及び合成樹脂を配合することが
できる。例えば、モノエポキシ等のエポキシ樹脂用希釈
剤、フェノール樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、フ
ッ素樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン
樹脂、ポリエステル樹脂等の1種又は2種以上の組み合
わせを挙げることができる。これら樹脂類の配合割合
は、本発明の樹脂組成物の本来の性質を損なわない範囲
の量、すなわち本発明の組成物100重量部に対して、
50重量部以下が好ましい。
【0029】本発明の組成物及び任意成分の配合手段と
しては、加熱溶融混合、ロール、ニーダーによる溶融混
練、適当な有機溶剤を用いての湿式混合及び乾式混合等
が挙げられる。
【0030】本発明の組成物は、酸無水物類又は熱カチ
オン重合開始剤を用いた場合は、熱により、また、活性
エネルギー線カチオン重合開始剤を用いた場合は、活性
エネルギー線で硬化される。酸無水物硬化の場合は、エ
ポキシ基と酸無水物が反応する温度以上で、熱カチオン
重合の場合は、通常、その熱カチオン重合開始剤がカチ
オン種やルイス酸の発生を開始する温度以上で行われ
る。両方とも通常50〜200℃にて実施される。活性
エネルギー線硬化の場合は、適当な活性エネルギー線と
して、高、低圧水銀ランプ、キセノンランプ、殺菌灯、
レーザー光などから得られる2000〜7000オング
ストロームの波長を有する電磁波エネルギーや電子線、
X線、放射線等の高エネルギー線を使用する。
【0031】活性エネルギー線への暴露は、活性エネル
ギー線の強度によるが、通常は0.1〜数十秒程度で十
分である。しかし、比較的厚い塗装物や注型物について
はそれ以上の時間をかけるのが好ましい。活性エネルギ
ー線照射後0.1〜数分後には、ほとんどの組成物はカ
チオン重合により指触乾燥するが、カチオン重合反応を
促進するために加熱を併用することも場合によっては好
ましい。
【0032】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明する。なお、各例中の部は重量部を意
味する。
【0033】(水素化エポキシ樹脂の製造例) 製造例1 攪拌機及び温度計を備えた500ミリリットルのオート
クレーブ内にエピコート828EL(商品名、油化シェ
ルエポキシ社製:ビスフェノールAのジグリシジルエー
テル、全塩素含有量:0.161重量%、エポキシ当
量:186g/eq.)を100g、テトラヒドロフラ
ンを100g及び、5重量%ロジウム/95重量%グラ
ファイト(グラファイトの表面積:130m2 /g)触
媒5gを仕込み、水素圧力7Mpa、温度50℃、攪拌
数500〜800rpmの条件を保持しながら、3時間
還元反応を行った。反応終了後、冷却し、触媒を濾別し
た後、テトラヒドロフランをエバポレーターにて減圧
下、温度50℃で留去させて、無色透明液体の水素化エ
ポキシ樹脂96.5gを得た。この水素化エポキシ樹脂
の全塩素含有量は0.168重量%、E型粘度計より求
めた25℃での粘度が1.6Pa・s、過塩素酸滴定法
により求めたエポキシ基の損失率は8.0%、核磁気共
鳴分析により求めた芳香環の水素化率は、ほぼ100%
であった。
【0034】製造例2 攪拌機及び温度計を備えた500ミリリットルのオート
クレーブ内にエピコート807(商品名、油化シェルエ
ポキシ社製:ビスフェノールFのジグリシジルエーテ
ル、全塩素含有量:0.186重量%、エポキシ当量:
171g/eq.)を100g、テトラヒドロフランを
100g及び、5重量%ロジウム/95重量%グラファ
イト(グラファイトの表面積:130m2 /g)触媒5
gを仕込み、水素圧力7Mpa、温度50℃、攪拌数5
00〜800rpmの条件を保持しながら、3時間還元
反応を行った。反応終了後、冷却し、触媒を濾別した
後、テトラヒドロフランをエバポレーターにて減圧下、
温度50℃で留去させて、無色透明液体の水素化エポキ
シ樹脂97.2gを得た。この水素化エポキシ樹脂の全
塩素含有量は0.187重量%、E型粘度計より求めた
25℃での粘度が0.45Pa・s、過塩素酸滴定法に
より求めたエポキシ基の損失率は5.3%、核磁気共鳴
分析により求めた芳香環の水素化率は、99%であっ
た。
【0035】実施例1 製造例1により得られた水素化エポキシ樹脂50部、エ
ピコート171(商品名、油化シェルエポキシ社製:
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−
エポキシシクロヘキサンカルボキシレート)50部、リ
カシッドMH−700(商品名、新日本理化社製:無水
メチルテトラヒドロフタル酸)100部及びSA−10
2〔商品名、サンアプロ社製:1,8−ジアザビシクロ
(5,4,0)ウンデセン−7とオクチル酸との塩)1
部を均一になるよう、50℃の温度で充分攪拌混合した
後、減圧脱泡して、硬化性エポキシ樹脂組成物を得た。
次いで、上記組成物を型内に流し込み、100℃で4時
間、さらに150℃で6時間オーブン中で硬化すること
により試験片を得、各種の物性測定を行った。結果を表
2に示す。
【0036】尚、これらの試験方法を以下に記載する。
熱変形温度は、ASTM D−648に示されている方
法にて試験を行った。耐衝撃性は、ASTM D−25
6に示されているアイゾット衝撃試験(ノッチ付) にて
試験した。電気特性は、誘電率、誘電正接及び体積抵抗
率につき、JIS K6911に示されている試験方法
により測定した。
【0037】実施例2 水素化エポキシ樹脂を製造例2により得られた水素化エ
ポキシ樹脂50部に変える以外は、実施例1と同様の操
作を行った。結果を表2に示す。
【0038】実施例3 製造例1により得られた水素化エポキシ樹脂50部、エ
ピコート171 50部を50℃に加温し、これにカチ
オン重合開始剤としてサンエイドSI−100L(商品
名、三新化学工業社製:芳香族スルホニウム塩系カチオ
ン重合開始剤)1部を添加し、均一になるよう充分攪拌
混合し、減圧脱泡して、硬化性エポキシ樹脂組成物を得
た。次いで、組成物を型内に流し込み、90℃で2時
間、さらに180℃で1時間オーブン中で硬化すること
により試験片を得、各種の物性測定を行った。結果を表
2に示す。
【0039】また、塗膜物性試験として、デュポン衝撃
試験、エリクセン試験及び耐候性試験を行った。各試験
片の作成は、上記組成物100部に、さらに酸化チタン
30部を加え、3本ロールミルで混練したものをリン酸
亜鉛処理した軟鋼鈑に、アプリケータにより膜厚が約5
0ミクロンとなるように塗布し、90℃で2時間、さら
に180℃で1時間オーブン中で硬化することにより行
った。デュポン衝撃試験は、デュポン衝撃試験機によ
り、撃芯1/2インチ、加重1kgを用い、塗膜に亀裂
等の異常が出る高さを測定した。エリクセン試験は、エ
リクセン試験機を用い、塗膜にひび、亀裂や塗膜の基材
からのはがれ等の、異常が発生した押し出し距離を測定
した。耐候性試験は、キセノンテスター( 島津製作所)
による500及び1000時間処理後の光沢保持率を測
定した。当然、光沢保持率(%)の高いものほど耐候性
に優れる。
【0040】実施例4 水素化エポキシ樹脂を製造例2により得られた水素化エ
ポキシ樹脂50部に変える以外は、実施例3と同様の操
作を行った。結果を表2に示す。
【0041】実施例5、6 水素化エポキシ樹脂と環状脂肪族エポキシ樹脂の割合を
表2のように変える以外は、実施例3と同様の操作を行
った。結果を表2に示す。
【0042】比較例1〜3 エポキシ樹脂として、比較例1ではHBE−100(商
品名、新日本理化社製:水添ビスフェノールAから得ら
れたジグリシジルエーテル、全塩素含有量;4.98重
量%、エポキシ当量:216g/eq.)100部を用
い、比較例2ではエピコートE−171を100部用
い、また比較例3ではエピコートE−828ELを10
0部を、それぞれ用いる以外は、実施例3と同様の操作
を行った。結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明の、水素化エポキシ樹脂、シクロ
オレフィンをエポキシ化して得られる環状脂肪族エポキ
シ樹脂及びエポキシ樹脂用硬化剤からなる組成物は、そ
の硬化物が、耐熱性、電気特性及び耐候性に非常に優
れ、さらに耐衝撃性、可撓性及び接着強度等の特性をバ
ランス長く備えた硬化物であるので、広範な用途に応用
展開が可能である。特に、電気絶縁材、注型電子・電気
部品、電子・電気部品用接着剤及び半導体封止剤等の電
気・電子分野、及び耐候性塗料、コーティング剤等の用
途において有利に使用できる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−255765(JP,A) 特開 平4−261421(JP,A) 特開 平11−199645(JP,A) 特開 平8−53370(JP,A) 特開 平11−302508(JP,A) 特開 昭62−143922(JP,A) 特開 昭57−92022(JP,A) 特開 平6−57103(JP,A) 特開 平10−204002(JP,A) 米国特許3336241(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 59/20 - 59/32 C08G 59/42 C08G 59/68 C08G 59/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 芳香族エポキシ樹脂を水素化して得
    られる水素化エポキシ樹脂90重量部、(b) シクロオレ
    フィンをエポキシ化して得られる環状脂肪族エポキシ樹
    脂10〜90重量部、(c) 酸無水物類及び、熱又は活性
    エネルギー線によりカチオン種又はルイス酸を発生する
    カチオン重合開始剤からなる群から選ばれるエポキシ樹
    脂用硬化剤0.01〜200重量部を含有する硬化性エ
    ポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記水素化エポキシ樹脂は、芳香環の水
    素化率が85%以上でエポキシ基の損失率が20%以下
    であり、かつ全塩素の含有量が0.3重量%以下であ
    る、請求項1に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記水素化エポキシ樹脂は、芳香族エポ
    キシ樹脂をエーテル系溶剤に溶解し、ロジウム又はルテ
    ニウムをグラファイトに担持した触媒の存在下、加圧下
    に水素化して得られた水素化エポキシ樹脂である、請求
    項1又は請求項2に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記水素化エポキシ樹脂は、エポキシ当
    量が150〜300g/eq.の範囲内のビスフェノー
    ルA型エポキシ樹脂又はビスフェノールF型エポキシ樹
    脂を水素化して得られる液状エポキシ樹脂である、請求
    項1〜請求項3のいずれか1項に記載の硬化性エポキシ
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記環状脂肪族エポキシ樹脂は、3,4
    −エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキ
    シシクロヘキサンカルボキシレートである、請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の硬化性エポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記エポキシ樹脂用硬化剤が無水ヘキサ
    ヒドロフタル酸、無水メチルヘキサヒドロフタル酸又は
    芳香族オニウム塩から選ばれる硬化剤である、請求項1
    〜請求項5のいずれか1項に記載の硬化性エポキシ樹脂
    組成物。
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