JP3397605B2 - インクジェットプリント方法およびその装置 - Google Patents

インクジェットプリント方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リント方法およびその装置に関し、特に両面プリントを
行う場合に裏写りが少なくなるように企図したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、紙資源を大切にする点から、記録
シートの両面に記録することが望まれている。インクジ
ェット記録装置においても、記録シートの両面に記録が
なされる場合が多くなりつつあるが、液体インクである
ためシートの紙質によっては記録された画像がその反対
側に裏写りしやすい問題があり、このため、裏写りしな
いような濃度の低い記録モードで印字を行っていた。
【0003】このような従来のインクジェットプリント
装置の一例の概略構造を図5に示す。すなわち、紙カセ
ット101内に収容されたプリント用紙102は、給紙
ローラ103により、紙ガイド104, 105の間を通
って搬送ローラ106の間に一枚ずつ繰り出され、この
搬送ローラ106によってプラテン107上に搬入され
る。キャリッジ駆動軸108には、このキャリッジ駆動
軸108と平行な案内レール109に沿ってプリント用
紙102の幅方向に往復動可能なキャリッジ110が係
合し、送りねじ機構を用いたキャリッジ駆動軸108の
回転に伴って走査駆動される。このキャリッジ110に
は、プラテン107上でプリント用紙102にインクを
吐出するためのインクジェットへッド111が取り付け
られている。
【0004】なお、キャリッジ110の走査駆動は、上
述の送りねじ機構に代えて歯付きベルトを用いて行うこ
とも可能である。
【0005】このインクジェットへッド111によって
片面がプリントされたプリント用紙102は、排紙ロー
ラ112によって切り換えフラッパ113に導かれ、こ
こで両面プリントモードが選択されている場合には、プ
リント用紙102が反転搬送路114を介して正逆転ロ
ーラ115により反転ポケット部116内に送り込まれ
る。そして、案内フラッパ117が破線で示す位置に揺
動すると共に正逆転ローラ115の逆回転動作により、
プリント用紙102が反転ポケット部116から再搬送
路118側に送り出され、搬送ローラ106によって再
びプラテン107上に供給され、先にプリントした面と
反対側の面に対してインクジェットへッド111により
プリント作業が行われる。しかる後、両面がプリントさ
れたプリント用紙102は、片面プリントモードを選択
した場合における片面がプリントされたプリント用紙1
02と同様に、破線で示す位置に回動した切り換えフラ
ッパ113に案内され、排紙ローラ112によって紙排
出路119から排紙トレイ120に搬出される。
【0006】このようなプリント操作手順を表す図6に
示すように、図示しない電源スイッチをオンにすると、
インク濃度を低下させず、つまりインク吐出量が画像情
報に対応した本来のインク吐出量に設定され、しかもプ
リント速度を高速化しない高品位プリントモード(以
下、これをHQモードと記述する)と、プリント用紙1
3の片面にのみプリントを行う片面プリントモードとが
それぞれ自動的に設定される。
【0007】そして、S1のステップにて両面プリント
モードが選択されているか否かを判定し、ここで両面プ
リントモードが選択されていないと判断した場合には、
S2のステップに移行してインク濃度を低下させ、つま
りインク吐出量を画像情報に対応した本来のインク吐出
量よりも低減させ、さらにプリント速度を高速化する高
速プリントモード(以下、これをHSモードと記述す
る)が選択されているか否かを判定する。このS2のス
テップにてHSモードが選択されていないと判断した場
合には、S3のステップに移行してHQモードにてプリ
ント用紙102に対する片面プリント作業を行う。
【0008】一方、S1のステップにて両面プリントモ
ードが選択されていると判断した場合には、S4のステ
ップに移行してインクジェットプリント装置を両面プリ
ントモードに設定し、S5のステップにてさらにHSモ
ードが選択されているか否かを判定する。ここでHSモ
ードが選択されていると判断した場合には、S6のステ
ップに移行して裏写りの少ないHSモードにてプリント
用紙102に対する両面プリント作業を行う。
【0009】また、前記S2のステップにてHSモード
が選択されていると判断した場合には、S6のステップ
に移行して裏写りの少ないHSモードにてプリント用紙
102に対する片面プリント作業を行う。さらに、前記
S5のステップにてHSモードが選択されていないと判
断した場合には、S3のステップに移行して裏写りの防
止よりもプリント品位を優先したHQモードにてプリン
ト用紙102に対する両面プリント作業を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図5および図6に示し
た従来のインクジェットプリント装置において、プリン
ト用紙102に対して両面プリントを行おうとした場
合、裏写りを抑制するためには、HSモードにてプリン
トを行う必要があり、プリント濃度の低下に伴って鮮明
さに欠け、良好なプリント品位を得られないという問題
がある。鮮明さを確保するためにプリント濃度を通常の
高濃度に設定した場合には、裏写りが強く起こってしま
い、何れにしろ良好なプリント品位を確保することが困
難である。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、プリント媒体に対して
両面プリントを行う場合に、常に良好なプリント品位を
確保し得るインクジェットプリント方法およびその装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
インクを吐出するインクジェットヘッドを用いてプリン
ト媒体の両面にプリントを行い得るインクジェットプリ
ント方法であって、プリント媒体の両面にプリントを行
うための両面プリントモードおよびプリント媒体の片面
にプリントを行うための片面プリントモードの何れか一
方を選択する第1の選択ステップと、この第1の選択ス
テップにて前記両面プリントモードが選択された場合、
プリント媒体に処理液を付与してプリントを行う処理液
用プリントモードおよびプリント媒体に対するインク
の吐出量を低減させてプリントを行う低濃度プリントモ
ードのうち、少なくとも一方のプリントモードを選択す
る第2の選択ステップと、この第2の選択ステップにて
選択されたプリントモードに基づいてプリント媒体にプ
リントを行うプリントステップとを具えたことを特徴と
するものである。
【0013】また、本発明の第2の形態は、インクを吐
出するためのインクジェットヘッドおよび処理液を付与
するための処理液付与手段を有し、少なくとも前記イン
クジェットヘッドを用いてプリント媒体の両面にプリン
トを行い得るインクジェットプリント装置であって、プ
リント媒体の両面にプリントを行うための両面プリント
モードおよびプリント媒体の片面にプリントを行うため
の片面プリントモードの何れか一方を指定するためのプ
リント面指定手段と、このプリント面指定手段により前
記両面プリントモードが指定された場合、プリント媒体
に処理液を付与してプリントを行う処理液用プリント
モードおよびプリント媒体に対するインク吐出量を低減
してプリントを行う低濃度プリントモードのうち、少な
くとも一方のプリントモードを選択するためのプリント
モード選択手段とを具えたことを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明によると、両面プリントモードが指
定された状態において処理液用プリントモードが選択
された場合、プリント媒体に処理液が付与される。これ
によりインクがプリント媒体内に浸透し難くなり、裏写
りが目立たなくなる。また、両面プリントモードが指定
された状態において低濃度プリントモードが選択される
と、プリント媒体に対するインク吐出量が低減され、こ
れによりプリント媒体内へのインクの浸透量が少なくな
り、裏写りが目立たなくなる。さらに、両面プリントモ
ードが指定された状態にて処理液併用プリントモードお
よび低濃度プリントモードの両方が選択されると、処理
液が付与されると共にインク吐出量が減少するので、イ
ンクがプリント媒体内に浸透し難くなると共にインクの
浸透量が少なくなり、より裏写りが目立たなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態によるインク
ジェットプリント方法において、第2の選択ステップに
て処理液用プリントモードが選択されかつ低濃度プリ
ントモードが選択されない場合、プリント媒体に対する
インクの吐出量を低減せず、処理液を併用してプリント
を行うことが好ましい。
【0016】第2の選択ステップにて低濃度プリントモ
ードが選択されかつ処理液用プリントモードが選択さ
れない場合、プリント媒体に処理液を付与せず、プリン
ト媒体に対するインクの吐出量を低減してプリントを行
うことが好ましい。第2の選択ステップにて処理液
プリントモードおよび低濃度プリントモードの両方が選
択された場合、プリント媒体に処理液を付与し、プリン
ト媒体に対するインクの吐出量を低減してプリントを行
うことが好ましい。
【0017】また、処理液は、プリント媒体に対するイ
ンクの浸透を抑制するものであってもよいし、インクの
凝集を促進するものであってもよい。
【0018】プリント媒体への処理液の付与時およびイ
ンクによるプリント作業時の少なくとも一方にてプリン
ト媒体を加熱するステップをさらに具えるようにしても
よい。
【0019】さらに、処理液は、インクによるプリント
作業に先立ってプリント媒体に付与されるものであって
もよく、この場合、処理液用プリントモードが選択さ
れた場合に、処理液の付与に先立ってプリント媒体を予
備加熱するステップをさらに具えるようにしてもよい。
【0020】本発明の第2の形態によるインクジェット
プリント装置において、低濃度モードは、プリント媒体
に対するインク吐出量を画像情報に対応した本来のイン
ク吐出量よりも低減させるものであることが好ましい。
【0021】プリントモード選択手段によって処理液
用プリントモードが選択されかつ低濃度プリントモード
が選択されない場合、プリント媒体に対するインク吐出
量を低減せず、処理液を併用してプリントを行うことが
好ましい。また、プリントモード選択手段によって低濃
度プリントモードが選択されかつ処理液用プリントモ
ードが選択されない場合、プリント媒体に処理液を付与
せず、プリント媒体に対するインク吐出量を低減してプ
リントを行うことが好ましい。さらに、プリントモード
選択手段によって処理液用プリントモードおよび低濃
度プリントモードの両方が選択された場合、プリント媒
体に処理液を付与し、プリント媒体に対するインク吐出
量を低減してプリントを行うことが好ましい。
【0022】また、処理液は、プリント媒体に対するイ
ンクの浸透を抑制するものであってもよいし、インクの
凝集を促進するものであってもよい。
【0023】プリント媒体へ処理液付与およびイ
ンクによるプリント作業時の何れか一方にてプリント媒
体を加熱するためのメインヒータをさらに具えるように
してもよい。
【0024】さらに、処理液は、インクによるプリント
に先立ってプリント媒体に付与されるものであってもよ
く、この場合、処理液の付与に先立ってプリント媒体を
予備加熱するためのプレヒータをさらに具えるようにし
てもよい。
【0025】インクジェットヘッドは、プリント媒体に
沿ってその搬送方向と交差する方向に走査移動可能であ
ってもよいし、プリント媒体のプリント領域の全幅に亙
ってインクを同時に吐出し得るものであってもよい。
【0026】
【実施例】本発明によるインクジェットプリント方法を
実現し得るインクジェットプリント装置の実施例につい
て、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0027】第一の実施例の概略構造を表す図1および
その制御ブロックを表す図2に示すように、筺体11に
対して着脱自在に装着される紙カセット12内に収容さ
れた所定サイズのプリント用紙13は、間欠的に駆動回
転する給紙ローラ14により、上下一対の紙ガイド1
5, 16の間を通って上下一対の搬送ローラ17の間に
一枚ずつ繰り出される。
【0028】下側の紙ガイド16の表面には、本発明の
プレヒータとして機能する面状ヒータ18が貼着されて
いる。本実施例における面状ヒータ18は、発熱抵抗体
パターンが設けられたポリイミドフィルムで形成されて
おり、紙カセット12から繰り出されたプリント用紙1
3の裏面が摺接するようになっている。そして、この面
状ヒータ18に通電することにより、これが80〜10
0℃に加熱され、この紙ガイド16を通過する間にプリ
ント用紙13を約70℃に予備加熱する。これにより、
プリント用紙13に付与される処理液の乾燥を促進する
と共にプリント用紙13の収縮を防ぎ、インクによるプ
リント用紙13のプリント品位の低下を阻止することが
できる。
【0029】紙送りモータ19によって駆動回転する搬
送ローラ17の下流側には、プリント用紙13を背面側
から保持するための平板状をなすプラテン20が配置さ
れ、搬送ローラ17によってこのプラテン20上にプリ
ント用紙13が所定量ずつ間欠的に搬入される。このプ
ラテン20と平行に延びるキャリッジ駆動軸21には、
このキャリッジ駆動軸21と平行に配置された案内レー
ル22に沿ってプリント用紙13の幅方向(図中、紙面
に対して垂直な方向)に往復動可能なキャリッジ23が
係合し、キャリッジ駆動モータ24に連結されたキャリ
ッジ駆動軸21の回転に伴って、プリント用紙13の搬
送方向と直角な方向に走査駆動される。このキャリッジ
23には、プラテン20上にプリント用紙13にインク
を吐出するためのインクジェットへッド25と、必要に
応じて処理液をプリント用紙13に吐出するための処理
液ヘッド26とがキャリッジ23の走査方向に沿ってそ
れぞれ交換可能に並置されている。
【0030】本実施例におけるインクジェットへッド2
5は、微小な吐出口がそれぞれ形成された複数のインク
路の一部にそれぞれ設けられた発熱抵抗体により、イン
ク路内に介在するインクを加熱して吐出口からインクを
吐出させる吐出エネルギ発生手段(これらは何れも図示
せず)を具えている。
【0031】また、上述した処理液ヘッド26は、イン
クジェットへッド25によるプリント作業に先立って、
プリント用紙13に対するインクの浸透を抑制すると共
にインク自体を凝集させる透明な処理液をプリント用紙
13に吐出するものであり、インクジェットへッド25
と基本的な構造は同一である。
【0032】上述した処理液は、たとえばカチオン活性
剤などを含み、この処理液を塗布した後でプリント作業
を行った場合、プリント用紙13に対するインクの浸透
度合いが少なくなり、プリント用紙13に対するインク
の裏写りを少なくすることができる。インク染料を不溶
化する処理液は、一例として以下のようにして得ること
ができる。
【0033】すなわち、下記の成分を混合溶解した後、
さらにポアサイズが0. 22μmのメンブレンフィルタ
(商品名;フロロポアフィルタ、住友電気工業株式会社
製)にて加圧濾過した後、水酸化ナトリウムでpHを
4. 8に調製し、以下の処理液A1を得ることができ
る。
【0034】 [処理液A1の成分] カチオン性化合物の低分子成分 ステアリルトリメチルアンモニウム塩 2. 0部 (商品名;エレクトロストリッパQE、花王株式会社製) またはステアリルトリメチルアンモニウムクロライド (商品名;ユータミン86P 、花王株式会社製) カチオン性化合物の高分子成分 ジアリルアミン塩酸塩と二酸化イオウとの共重合体 3. 0部 (平均分子量;5,000 ) (商品名;ポリアミンスルホンPAS-92、日東紡績株式会社製) チオジグリコール 10部 水 残部 また、上記処理液A1と混合して不溶化する染料インク
の好適な例として、以下のものを挙げることができる。
【0035】すなわち、下記の成分を混合し、さらにポ
アサイズが0. 22μmのメンブレンフィルタ(商品
名;フロロポアフィルタ、住友電気工業株式会社製)に
て加圧濾過してブラック, イエロー, マゼンタ, シアン
の各染料インクBK1, Y1,M1, C1を得ることが
できる。
【0036】 ブラックインクBK1 C.I.フードブラック2 3部 チオジグリコール 10部 商品名;アセチレノールEH 0. 05部 (川研ファインケミカル株式会社製) 水 残部イエローインクY1 染料をC.I.ダイレクトイエロー142 ;2部に代えた以外
は、BK1と同じ組成マゼンタインクM1 染料をC.I.アシッドレッド289 ;2. 5部に代えた以外
は、BK1と同じ組成シアンインクC1 染料をC.I.アシッドブルー9;2. 5部に代えた以外
は、BK1と同じ組成 また、上述した染料インクに限らず、顔料を分散させた
顔料インクを用いることもできるし、使用する処理液は
この顔料を凝集させるものを用いることができる。上述
の処理液A1と混合して凝集を引き起こす顔料インクの
一例として、以下のものを挙げることができる。
【0037】すなわち、下記に述べるようにしてそれぞ
れ顔料とアニオン性化合物とを含むブラック, イエロ
ー, マゼンタ, シアンの各顔料インクBK2, Y2, M
2, C2を得ることができる。
【0038】ブラックインクBK2 アニオン系高分子P−1(スチレン−メタクリル酸−エ
チルアクリレート、酸価400、重量平均分子量6, 0
00、固形分20%の水溶液、中和剤:水酸化カリウ
ム)を分散剤として用い、以下に示す材料をバッチ式縦
型サンドミル(アイメックス株式会社製)に仕込み、直
径1mmのガラスビーズをメディアとして充填し、水冷し
つつ分散処理を3時間行った。分散後の粘度は9cps 、
pHは10. 0であった。この分散液を遠心分離機にか
けて粗大粒子を除去し、重量平均粒径100nmのカーボ
ンブラック分散体を作製した。
【0039】 (カーボンブラック分散体の組成) P−1水溶液(固形分20%) 40部 カーボンブラック 24部 (商品名;Mogul L 、キャブラック株式会社製) グリセリン 15部 エチレングリコールモノブチルエーテル 0.5部 イソプロピルアルコール 3部 水 135部 次に、このカーボンブラック分散体を充分に拡散してブ
ラックインクBK2を得た。最終調製物の固形分は約1
0%であった。
【0040】イエローインクY2 アニオン系高分子P−2(スチレン−アクリル酸−メチ
ルメタアクリレート、酸価280、重量平均分子量1
1, 000、固形分20%の水溶液、中和剤:ジエタノ
ールアミン)を分散剤として用い、以下に示す材料を用
いてブラックインクBK2の作製の場合と同様に分散処
理を行い、重量平均粒径103nmのイエロー色分散体を
作製した。
【0041】 (イエロー色分散体の組成) P−2水溶液(固形分20%) 35部 C.I.ピグメントイエロー180 24部 (商品名;ノバパームイエローPH-G、Hoechst Aktiengesellschaft製) トリエチレングリコール 10部 ジエチレングリコール 10部 エチレングリコールモノブチルエーテル 1.0部 イソプロピルアルコール 0.5部 水 135部 このイエロー色分散体を充分に拡散してイエローインク
Y2を得た。最終調製物の固形分は約10%であった。
【0042】マゼンタインクM2 ブラックインクBK2の作製の際に使用したアニオン系
高分子P−1を分散剤として用い、以下に示す材料を用
いてカーボンブラック分散体の場合と同様の分散処理を
行い、重量平均粒径115nmのマゼンタ色分散体を作製
した。
【0043】 (マゼンタ色分散体の組成) P−1水溶液(固形分20%) 20部 C.I.ピグメントレッド122 (大日本インキ化学工業株式会社製)24部 グリセリン 15部 イソプロピルアルコール 3部 水 135部 このマゼンタ色分散体を充分に拡散してマゼンタインク
M2を得た。最終調製物の固形分は約9.2%であっ
た。
【0044】シアンインクC2 ブラックインクK2の作製の際に使用したアニオン系高
分子P−1を分散剤として用い、以下に示す材料を用い
てカーボンブラック分散体の場合と同様の分散処理を行
い、重量平均粒径120nmのシアン色分散体を作製し
た。
【0045】 (シアン色分散体の組成) P−1水溶液(固形分20%) 30部 C.I.ピグメントブルー153 24部 (商品名;ファストゲンブルーFGH 、大日本インキ化学工業株式会社製) グリセリン 15部 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.5部 イソプロピルアルコール 3部 水 135部 このシアン色分散体を充分に攪拌してシアンインクC2
を得た。最終調製物の固形分は約9.6%であった。
【0046】上述した処理液とインクとがプリント用紙
13の表面あるいはプリント用紙13に浸透した状態で
混合する結果、反応の第1段階として処理液中に含まれ
ているカチオン性物質の内、低分子量の成分またはカチ
オン性オリゴマーとインクに使用しているアニオン性基
を有する水溶性染料または顔料インクに使用しているア
ニオン性化合物とがイオン的相互作用により会合を起こ
し、瞬間的に溶液相から分離を起こす。この結果、顔料
インクにおいては分散破壊が起こり、顔料の凝集体がで
きる。
【0047】次に、反応の第2段階として、上述した染
料と低分子カチオン性物質またはカチオン性オリゴマー
との会合体または顔料の凝集体が処理液中に含まれる高
分子成分により吸着されるため、会合で生じた染料の凝
集体または顔料の凝集体のサイズがさらに大きくなり、
プリント用紙13の繊維間の隙間に入り込みにくくな
り、その結果として固液分離した液体部分のみがプリン
ト用紙13中にしみ込むことにより、プリント品位と定
着性との両立が達成される。
【0048】同時に、上述したようなメカニズムにより
生成したカチオン物質の低分子成分またはカチオン性オ
リゴマーとアニオン性染料とカチオン性物質とで形成さ
れる凝集体または顔料の凝集体は粘性が大きくなり、溶
媒である水の動きと共に移動することがないので、フル
カラーの画像形成時のように隣接したインクドットが異
なる色のインクで形成されていたとしても、相互に混じ
り合うようなことはなく、ブリーディングも起こらな
い。また、上記凝集体は本質的に水不溶性であり、形成
された画像の耐水性は完全なものとなる。また、ポリマ
ーの遮蔽効果により形成された画像の耐光堅牢性も向上
するという効果も有する。
【0049】なお、上述したインクの不溶化または凝集
が、前記第1段階のみの現象であっても良いし、第1段
階および第2段階の両方を含んだ現象であっても良い。
【0050】また、本発明の実施にあたっては、分子量
の大きいカチオン性高分子物質や多価の金属塩を使用す
る必要がないか、あるいは使用する必要があっても、イ
ンクを不溶化または凝集させるために補助的に使用する
だけで良いので、その使用量を最小限に抑えることがで
きる。この結果、カチオン性高分子物質や多価金属塩を
使用して耐水化効果を得ようとした場合の問題点であっ
た染料の発色性の低下がなくなるという別の効果を挙げ
ることができる。
【0051】さらに、上述したプリント用紙13とし
て、特別な制約のあるものを使用する必要はなく、従来
から使用されているコピー用紙やボンド紙などのいわゆ
る普通紙を用いることができる。もちろん、インクジェ
ットプリント用に特別に作製したコート紙やOHP用透
明フィルムも使用でき、さらに、一般の上質紙や光沢紙
も使用可能である。
【0052】前記プラテン20を挟んでインクジェット
へッド25および処理液ヘッド26の反対側、つまりプ
ラテン20の直下には、赤外線ランプ27と熱反射板2
8とを用いた本発明によるメインヒータが設けられてい
る。本実施例では、プラテン20上のプリント用紙13
に赤外線ランプ27および熱反射板28からの熱線を効
率良く伝達するため、プラテン20をパンチングメタル
や網板などで形成している。
【0053】この赤外線ランプ27をインクジェットへ
ッド25によるプリント作業時に作動させることによ
り、プラテン20上のプリント用紙13が百数十℃程度
に加熱され、インク中の水分が迅速に蒸発してプリント
用紙13に対するインクの定着が早められる結果、この
プラテン20よりも下流側でのプリント用紙13の表面
とその搬送系との接触によるプリント画像の汚れなどを
なくすことができる。また、この赤外線ランプ27を処
理液ヘッド26によって処理液をプリント用紙13に付
与する際に作動させた場合、処理液ヘッド26からプリ
ント用紙13の表面に吐出された処理液中の水分が迅速
に蒸発する結果、インクジェットへッド25からインク
を吐出した時にプリント用紙13からの処理液がはね返
りが少なくなり、これによるインクジェットへッド25
の汚れを抑えることができる。
【0054】前記プラテン20よりも下流側には、上下
一対の排紙ローラ29が駆動回転自在に設けられてい
る。さらに、これら排紙ローラ29の下流には、これら
の間から送り出されるプリント用紙13を紙排出路30
を介して筺体11の上端部に形成した排紙トレイ31上
に導くか、あるいは排紙ローラ29の下方に駆動回転自
在に設けた上下一対の正逆転ローラ32側に導く切り換
えフラッパ33が揺動自在に設けられており、この切り
換えフラッパ33と正逆転ローラ32との間には、プリ
ント用紙13を正逆転ローラ32側へ導くための反転搬
送路34が形成されている。
【0055】正逆転ローラ32は、切り換えフラッパ3
3を介して排紙ローラ29から搬送されて来る片面プリ
ント済みのプリント用紙13を正転動作によって反転ポ
ケット部35に一時的に保管した後、この片面プリント
済みのプリント用紙13に対して両面プリントを行うべ
く、逆転動作を行って反転ポケット部35に保管されて
いたプリント用紙13を引き出すものであり、正逆転ロ
ーラ32を挟んで反転ポケット部35の反対側には、正
逆転ローラ32により反転ポケット部35から引き出さ
れたプリント用紙13をこれら正逆転ローラ32と搬送
ローラ17との間に形成した再搬送路36側に導くため
の案内フラッパ37が揺動自在に設けられている。
【0056】再搬送路36の下流端部には、プリント媒
体13をこの再搬送路36から搬送ローラ17側に案内
する一対の紙ガイド38, 39が設けられている。内側
に位置する一方の紙ガイド39の表面には、本発明のプ
レヒータとして機能する面状ヒータ40が貼着されてい
る。本実施例における面状ヒータ40は、先の面状ヒー
タ18と同一構成であり、すでにインクによってプリン
トされた方のプリント用紙13の面が摺接するようにな
っている。そして、この面状ヒータ40に通電すること
により、これが80〜100℃に加熱され、この紙ガイ
ド16を通過する間にプリント用紙13を約70℃に予
備加熱する。これにより、プリント用紙13に再度付与
される処理液の乾燥を促進すると共にプリント用紙13
の収縮を防ぎ、インクによるプリント用紙13のプリン
ト品位の低下を阻止することができる。
【0057】従って、片面がプリントされたプリント用
紙13は、排紙ローラ29によって切り換えフラッパ3
3に導かれ、ここで筺体11の図示しない操作パネルに
設けられた両面プリント選択スイッチ41がオン状態と
なって、両面プリントモードが選択されている場合に
は、切り換えフラッパ33が図示した実線の位置に切り
替えられ、プリント用紙13が反転搬送路34を介して
正逆転ローラ32により反転ポケット部35内に送り込
まれる。そして、案内フラッパ37が実線で示す位置か
ら破線で示す位置に揺動すると共に正逆転ローラ32の
逆回転動作により、プリント用紙13が反転ポケット部
35から再搬送路36側に送り出され、紙ガイド38,
39に案内されながら搬送ローラ17によって再びプラ
テン20上に供給され、先にプリントした面と反対側の
面に対してインクジェットへッド25によりプリント作
業が行われる。しかる後、両面がプリントされたプリン
ト用紙13は、図示する破線の位置に回動した切り換え
フラッパ33に案内され、排紙ローラ29によって紙排
出路30から排紙トレイ31に搬出され、順次この排紙
トレイ31上に積み重ねられて行く。
【0058】なお、この両面プリントモードが選択され
ている場合、プリント用紙13の各面に対するプリント
作業に先立って、処理液ヘッド26によりそれぞれ処理
液をプリント用紙13に付与するようにしているが、処
理液の特性に応じて何れか一方の面のプリント作業の場
合にのみ、処理液ヘッド26から処理液をプリント用紙
13に付与するようにしても良い。
【0059】一方、両面プリント選択スイッチ41がオ
フ状態となって片面プリントモードが選択されている場
合、片面がプリントされたプリント用紙13は、図示す
る破線の位置に回動した切り換えフラッパ33に案内さ
れ、排紙ローラ29によって紙排出路30から排紙トレ
イ31に搬出される。そして、順次この排紙トレイ31
上に積み重ねられる。この場合、処理液をプリント用紙
13に付与する必要はない。
【0060】上述した面状ヒータ18, 紙送りモータ1
9, キャリッジ駆動モータ24, インクジェットへッド
25, 処理液ヘッド26, 赤外線ランプ27, 面状ヒー
タ40は、それぞれモータドライバ42, ヘッドドライ
バ43, ヒータドライバ44を介してCPU45により
作動が制御される。つまり、CPU45は、このインク
ジェットプリント装置の各部の制御処理やデータ処理な
どを実行するものであり、ROM46には以下に説明す
るその処理手順などが格納され、かかる処理を実行する
ためのワークエリアとしてRAM47がCPU45に接
続している。
【0061】上述した両面プリント選択スイッチ41が
設けられた操作パネルには、各種画像情報を間引いてプ
リントすることにより、本来の画像情報に対応したイン
ク吐出量よりもこれを減少させると同時にプリント速度
を高速化させるための高速プリント選択スイッチ48
や、処理液ヘッド26の使用を切り換えるための処理液
使用選択スイッチ49などが設けられ、オペレータによ
ってこれらスイッチ41, 48, 49のオン/オフ信号
がCPU45に出力されるようになっている。前記CP
U45は、これらスイッチ41, 48, 49からのオン
信号がない限り、インク吐出量を減少させず、しかもプ
リント速度を高速化しない高品位プリントモード(以
下、これをHQモードと記述する)と、プリント用紙1
3の片面にのみプリントを行う片面プリントモードと、
処理液を使用しない処理液不使用モードとを選択し、プ
リント用紙13に対するプリント作業を行う。
【0062】このような本実施例によるプリント処理操
作の流れを図3に示す。すなわち、図示しない電源スイ
ッチをオンにすると、HQモードと、プリント用紙13
の片面にのみプリントを行う片面プリントモードと、処
理液を使用しない処理液不使用モードとがそれぞれ自動
的に設定される。そして、S11のステップにて両面プ
リントモードが選択されているか否かを判定するが、オ
ペレータが両面プリント選択スイッチ41をオンにして
いる場合には、S12のステップに移行して両面プリン
トモードに切り換えられ、次いでS13のステップにて
処理液用モードが選択されているか否かを判定する。
【0063】S13のステップにて処理液用モードが
選択されている、すなわちオペレータによって処理液使
用選択スイッチ49がオン操作されていると判断した場
合には、S14のステップに移行してHSモードが選択
されているか否かをさらに判定する。このS14のステ
ップにてHSモードが選択されている、すなわちオペレ
ータによって高速プリント選択スイッチ48がオン操作
されていると判断した場合には、S15のステップに移
行して処理液ヘッド26を併用したHSモードにて両面
プリント作業を行う。このHSモードでは、本来の画像
情報に対応したインク吐出量よりもこれを減少させてい
るため、プリント用紙13にプリントされるインク濃度
が通常の場合によりも薄くなる結果、プリント用紙13
に対するインクの裏写りが緩和され、良好なプリント品
位となる。しかも、処理液を使用しているため、プリン
ト用紙13に形成された画像の耐水性が向上する。
【0064】また、S14のステップにてHSモードが
選択されていない、すなわち高速プリント選択スイッチ
48がオフ操作されていると判断した場合には、S16
のステップに移行して処理液ヘッド26を併用したHQ
モードにて両面プリント作業を行う。このHQモードで
は、本来の画像情報に対応した量のインクが吐出される
ため、プリント用紙13にプリントされるインク濃度が
HSモードよりも濃くなる結果、画像の鮮明度が向上す
る。この場合、処理液がプリント用紙13に付与される
ため、プリント用紙13に対するインクの裏写りが併せ
て抑制され、極めて良好なプリント品位となる。
【0065】上述したS15, S16のステップでは、
何れも面状ヒータ18, 40および赤外線ランプ27に
対する通電を行って処理液およびインクの乾燥を促進さ
せるようにしているので、良好なプリント品位を確保す
ることができる。
【0066】さらに、前記S13のステップにて処理液
用モードが選択されていない、すなわち処理液使用選
択スイッチ49がオフ操作されていると判断した場合に
は、S17のステップに移行して処理液を使用しないH
Sモードにて両面プリント作業が行われ、プリント用紙
13に対するインクの吐出量をHQモードの場合よりも
低減することによって、プリント用紙13に対するイン
クの裏写りを緩和し、良好なプリント品位を確保する。
【0067】一方、S11のステップにて両面プリント
モードが選択されていない、すなわち両面プリント選択
スイッチ41がオフ操作されていると判断した場合に
は、S18のステップに移行して処理液用モードが選
択されているか否かをさらに判定する。ここで処理液
用モードが選択されていると判断した場合には、S19
のステップに移行してHSモードが選択されているか否
かを判定する。
【0068】S19のステップにてHSモードが選択さ
れている、すなわちオペレータによって高速プリント選
択スイッチ48がオン操作されていると判断した場合に
は、S15のステップに移行して処理液ヘッド26を併
用したHSモードにて片面プリント作業を行う。また、
S19のステップにてHSモードが選択されていない、
すなわち高速プリント選択スイッチ48がオフ操作され
ていると判断した場合には、S16のステップに移行し
て処理液ヘッド26を併用したHQモードにて片面プリ
ント作業を行う。
【0069】前記S18のステップにて処理液用モー
ドが選択されていない、すなわち処理液使用選択スイッ
チ49がオフ操作されていると判断した場合には、S2
0のステップに移行してHSモードが選択されているか
否かをさらに判定する。ここで、HSモードが選択され
ている、すなわち高速プリント選択スイッチ48がオン
操作されていると判断した場合には、S17のステップ
に移行して処理液ヘッド26を使用しない通常のHSモ
ードにて片面プリント作業を行う。また、S20のステ
ップにてHSモードが選択されていない、すなわち高速
プリント選択スイッチ48がオフ操作されていると判断
した場合には、S21のステップに移行して処理液ヘッ
ド26を使用しないHQモードにて片面プリント作業を
行う。
【0070】上述したS17, S21のステップでは、
免状ヒータ18, 40に対する通電を行う必要はない
が、赤外線ランプ27に対する通電を行ってインクの乾
燥を促進させるようにしているので、何れにしろ良好な
プリント品位を確保することができる。
【0071】なお、上述した処理を行うCPU45は、
例えば図示しないホスト装置からの指令に基づいて機能
するように構成することもできる。また、本実施例で
は、シリアルタイプのインクジェットヘッド25を採用
したが、プリント用紙13の幅に対応したフルラインタ
イプのインクジェットプリント装置にも応用することが
できる。
【0072】このような本発明の他の実施例の概略構造
を図4に示すが、先の実施例と同一機能の部材にはこれ
と同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するもの
とする。
【0073】すなわち、プラテン20の直上には、フル
ラインタイプのインクジェットへッド50が設けられて
おり、このインクジェットへッド50よりもプリント用
紙13の搬送方向上流側には、フルラインタイプの処理
液ヘッド51が当該インクジェットへッド50に近接し
て配置されている。
【0074】つまり、本実施例では、必要に応じて処理
液ヘッド51にて1ライン分の処理液をプリント用紙1
3の所定領域に塗布した後、インクジェットへッド50
によってプリント用紙13に対する通常のプリント作業
が行われる。
【0075】なお、本実施例の如きフルラインタイプの
インクジェットプリント装置では、プリント用紙13の
搬送速度を先の実施例よりも早くすることができるた
め、インクによる汚れのない良好なプリント品位を得る
ためには、先の実施例よりも面状ヒータ18, 40や赤
外線ランプ27の出力を上げるか、あるいは別なヒータ
を追加することが望ましい。このような観点から、本実
施例では、紙排出路30の途中および反転搬送路34の
途中に、上述した面状ヒータ18, 40と同一構造の面
状ヒータ52, 53をそれぞれ設置し、プリント後のプ
リント用紙13をその裏面側から加熱することにより、
インクの乾燥を促進してプリント品質を良好に保つよう
にしている。
【0076】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリント方法に
よると、両面プリントモードが選択された場合、プリン
ト媒体に処理液を付与してプリントを行う処理液用プ
リントモードおよびプリント媒体にプリントされるイン
クの濃度を下げる低濃度プリントモードの少なくとも一
方を選択する第2の選択ステップを具えたので、インク
の吐出量を本来の画像情報に対応したインクの吐出量よ
りも低減することにより、インク濃度を下げて裏写りの
ないプリントを得ることができる他、プリント媒体に対
する処理液の付与によって、インクを浸透しにくくし、
高濃度で高鮮明度、しかも高品位な裏写りのないプリン
トを得ることもできる。
【0077】また、処理液を付与するに先立ってプリン
ト媒体を予備加熱するようにした場合には、処理液の乾
燥が促進されるため、インクジェットへッドからインク
を吐出した時に処理液が飛散せず、インクジェットへッ
ドの汚損を防止することができる。
【0078】さらに、処理液の付与時およびインクによ
るプリント作業時の少なくとも一方にてプリント媒体を
加熱するようにした場合には、処理液やインクの乾燥が
促進され、プリント品質を良好に保つことができる。
【0079】本発明のインクジェットプリント装置によ
ると、プリント面指定手段が両面プリントモードを指定
した場合、プリント媒体に処理液を付与してプリントを
行う処理液用プリントモードおよびプリント媒体に対
するインク吐出量を低減してプリントを行う低濃度プリ
ントモードのうち、少なくとも一方のプリントモードを
選択するためのプリントモード選択手段を設けたので、
プリント媒体に対するインク吐出量を本来の画像情報に
対応したインク吐出量よりも低減することによって、プ
リント媒体内へのインクの浸透量を少なくし、裏写りを
目立たなくすることができる他、プリント媒体に処理液
を付与することによって、インクをプリント媒体内に浸
透させ難くし、裏写りを目立たなくすることもできる。
【0080】また、処理液を付与するに先立ってプリン
ト媒体を予備加熱するためのプレヒータを設けた場合に
は、処理液の乾燥が促進されるため、インクジェットへ
ッドからインクを吐出した時に処理液が飛散せず、イン
クジェットへッドの汚損を防止することができる。
【0081】さらに、プリント媒体への処理液付与
およびインクによるプリント作業時の少なくとも一方に
プリント媒体を加熱するためのメインヒータを設けた
場合には、処理液やインクの乾燥が促進され、プリント
品質を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェットプリント装置の一
実施例の概略構造を表す機構概念図である。
【図2】図1に示した実施例におけるプリント処理操作
のための制御ブロック図である。
【図3】図1に示した実施例におけるプリント処理操作
の流れを表すフローチャートである。
【図4】本発明によるインクジェットプリント装置の他
の実施例の概略構造を表す機構概念図である。
【図5】従来のインクジェットプリント装置の一例の概
略構造を表す機構概念図である。
【図6】図5に示したインクジェットプリント装置にお
けるプリント処理操作の流れを表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 11 筺体 12 紙カセット 13 プリント用紙 14 給紙ローラ 15, 16 紙ガイド 17 搬送ローラ 18 面状ヒータ 19 紙送りモータ 20 プラテン 21 キャリッジ駆動軸 22 案内レール 23 キャリッジ 24 キャリッジ駆動モータ 25 インクジェットへッド 26 処理液ヘッド 27 赤外線ランプ 28 熱反射板 29 排紙ローラ 30 紙排出路 31 排紙トレイ 32 正逆転ローラ 33 切り換えフラッパ 34 反転搬送路 35 反転ポケット部 36 再搬送路 37 案内フラッパ 38, 39 紙ガイド 40 面状ヒータ 41 両面プリント選択スイッチ 42 モータドライバ 43 ヘッドドライバ 44 ヒータドライバ 45 CPU 46 ROM 47 RAM 48 高速プリント選択スイッチ 49 処理液使用選択スイッチ 50 インクジェットへッド 51 処理液ヘッド 52, 53 面状ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−134982(JP,A) 特開 昭62−299971(JP,A) 特開 平7−96603(JP,A) 特開 平7−178894(JP,A) 特開 平5−57904(JP,A) 特開 平2−187340(JP,A) 特開 平7−314734(JP,A) 特開 平7−276788(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 3/60

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するインクジェットヘッ
    用いてプリント媒体の両面にプリントを行い得るイン
    クジェットプリント方法であって、 プリント媒体の両面にプリントを行うための両面プリン
    トモードおよびプリント媒体の片面にプリントを行うた
    めの片面プリントモードの何れか一方を選択する第1の
    選択ステップと、 この第1の選択ステップにて前記両面プリントモードが
    選択された場合、プリント媒体に処理液を付与してプリ
    ントを行う処理液用プリントモードおよびプリント媒
    体に対するインクの吐出量を低減させてプリントを行う
    低濃度プリントモードのうち、少なくとも一方のプリン
    トモードを選択する第2の選択ステップと、 この第2の選択ステップにて選択されたプリントモード
    に基づいてプリント媒体にプリントを行うプリントステ
    ップとを具えたことを特徴とするインクジェットプリン
    ト方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の選択ステップにて前記処理液
    用プリントモードが選択されかつ前記低濃度プリント
    モードが選択されない場合、プリント媒体に対するイン
    クの吐出量を低減せず、処理液を併用してプリントを行
    うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプ
    リント方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の選択ステップにて前記低濃度
    プリントモードが選択されかつ前記処理液用プリント
    モードが選択されない場合、プリント媒体に処理液を付
    与せず、プリント媒体に対するインクの吐出量を低減し
    てプリントを行うことを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェットプリント方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の選択ステップにて前記処理液
    用プリントモードおよび前記低濃度プリントモードの
    両方が選択された場合、プリント媒体に処理液を付与
    し、プリント媒体に対するインクの吐出量を低減してプ
    リントを行うことを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェットプリント方法。
  5. 【請求項5】 処理液は、プリント媒体に対するインク
    の浸透を抑制するものであることを特徴とする請求項1
    から請求項4の何れかに記載のインクジェットプリント
    方法。
  6. 【請求項6】 処理液は、インクの凝集を促進するもの
    であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか
    に記載のインクジェットプリント方法。
  7. 【請求項7】 プリント媒体への処理液の付与時およ
    ンクによるプリント作業時の少なくとも一方にてプリ
    ント媒体を加熱するステップをさらに具えたことを特徴
    とする請求項1から請求項6の何れかに記載のインクジ
    ェットプリント方法。
  8. 【請求項8】 処理液は、インクによるプリント作業に
    先立ってプリント媒体に付与されるものであることを特
    徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載のインク
    ジェットプリント方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の選択ステップにて前記処理液
    用プリントモードが選択された場合、処理液の付与に
    先立ってプリント媒体を予備加熱するステップをさらに
    具えたことを特徴とする請求項8に記載のインクジェッ
    トプリント方法。
  10. 【請求項10】 インクを吐出するためのインクジェッ
    トヘッドおよび処理液を付与するための処理液付与手段
    有し、少なくとも前記インクジェットヘッドを用いて
    プリント媒体の両面にプリントを行い得るインクジェッ
    トプリント装置であって、 プリント媒体の両面にプリントを行うための両面プリン
    トモードおよびプリント媒体の片面にプリントを行うた
    めの片面プリントモードの何れか一方を指定するための
    プリント面指定手段と、 このプリント面指定手段により前記両面プリントモード
    が指定された場合、プリント媒体に処理液を付与してプ
    リントを行う処理液用プリントモードおよびプリント
    媒体に対するインク吐出量を低減してプリントを行う低
    濃度プリントモードのうち、少なくとも一方のプリント
    モードを選択するためのプリントモード選択手段とを具
    えたことを特徴とするインクジェットプリント装置。
  11. 【請求項11】 前記低濃度プリントモードは、プリン
    ト媒体に対するインク吐出量を画像情報に対応した本来
    のインク吐出量よりも低減させるものであることを特徴
    とする請求項10に記載のインクジェットプリント装
    置。
  12. 【請求項12】 前記プリントモード選択手段によって
    前記処理液用プリントモードが選択されかつ前記低濃
    度プリントモードが選択されない場合、プリント媒体に
    対するインク吐出量を低減せず、処理液を併用してプリ
    ントを行うことを特徴とする請求項10または請求項1
    1に記載のインクジェットプリント装置。
  13. 【請求項13】 前記プリントモード選択手段によって
    前記低濃度プリントモードが選択されかつ前記処理液
    用プリントモードが選択されない場合、プリント媒体に
    処理液を付与せず、プリント媒体に対するインク吐出量
    を低減してプリントを行うことを特徴とする請求項10
    または請求項11に記載のインクジェットプリント装
    置。
  14. 【請求項14】 前記プリントモード選択手段により前
    記処理液用プリントモードおよび前記低濃度プリント
    モードの両方が選択された場合、プリント媒体に処理液
    を付与し、プリント媒体に対するインク吐出量を低減し
    てプリントを行うことを特徴とする請求項10または請
    求項11に記載のインクジェットプリント装置。
  15. 【請求項15】 処理液は、プリント媒体に対するイン
    クの浸透を抑制するものであることを特徴とする請求項
    10から請求項14の何れかに記載のインクジェットプ
    リント装置。
  16. 【請求項16】 処理液は、インクの凝集を促進するも
    のであることを特徴とする請求項10から請求項15の
    何れかに記載のインクジェットプリント装置。
  17. 【請求項17】 プリント媒体へ処理液付与およ
    びインクによるプリント作業時の少なくとも一方にて
    リント媒体を加熱するためのメインヒータをさらに具え
    たことを特徴とする請求項10から請求項16の何れか
    に記載のインクジェットプリント装置。
  18. 【請求項18】 処理液は、インクによるプリントに先
    立ってプリント媒体に付与されるものであることを特徴
    とする請求項10から請求項17の何れかに記載のイン
    クジェットプリント装置。
  19. 【請求項19】 処理液の付与に先立ってプリント媒体
    を予備加熱するためのプレヒータをさらに具えたことを
    特徴とする請求項18に記載のインクジェットプリント
    装置。
  20. 【請求項20】 前記インクジェットヘッドは、プリン
    ト媒体に沿ってその搬送方向と交差する方向に走査移動
    可能であることを特徴とする請求項10から請求項19
    の何れかに記載のインクジェットプリント装置。
  21. 【請求項21】 前記インクジェットヘッドは、プリン
    ト媒体のプリント領域の全幅に亙ってインクを同時に吐
    出し得るものであることを特徴とする請求項10から請
    求項19の何れかに記載のインクジェットプリント装
    置。
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