JP3315574B2 - インクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法 - Google Patents

インクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法

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JP3315574B2 JP02126596A JP2126596A JP3315574B2 JP 3315574 B2 JP3315574 B2 JP 3315574B2 JP 02126596 A JP02126596 A JP 02126596A JP 2126596 A JP2126596 A JP 2126596A JP 3315574 B2 JP3315574 B2 JP 3315574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リント装置に関し、より詳しくはインクとともにインク
中の染料等を不溶化または凝集させるための処理液を吐
出してプリントを行うインクジェットプリント装置およ
びインクジェットプリント方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリント方式は、低騒
音、低ランニングコスト、装置の小型化およびカラー化
が容易である等、多くの利点を有し、プリンタ等に広く
用いられている方式である。
【0003】従来、インクジェットプリント方式により
普通紙等の被プリント材にプリントする際、インクのに
じみ等の影響で画質の低下を生じることがある。一般に
インクジェットプリント方式に使用されるインクは水を
主成分としているからであり、特にカラー画像をプリン
トする場合においては、複数の色のインクが、被プリン
ト材に定着する間をおかず順次重ねられることから、プ
リント画像における色の境界部ではブリーディングを生
じ、画質を低下させることがある。また、インクジェッ
トプリント方式によるプリント物は、そのインクの耐水
性が不十分である場合もある。
【0004】インクジェットプリント方式における上記
問題を解決するために、例えば特開昭58−12886
2号公報には、記録インクの吐出に先立って、あるいは
記録インクの吐出後に記録インクを良好に定着させる効
果のある処理液を重ねて吐出する技術が開示されてい
る。ここにおいて、上記処理液の吐出データを生成する
方法として、シアン,マゼンタ,イエローの3色の吐出
データについて論理和を取り、それを処理液の吐出デー
タとすることが記載されている。
【0005】また、同様のインク耐水性を向上させる技
術を開示する特開昭64−63185号公報には、イン
ク中の染料を不溶化させる化合物を被記録材に付着させ
た後に記録インクを付着させる場合、不溶化させる化合
物のドット径を記録インクのドット径よりも大きくして
印字することが記載されている。
【0006】さらに、同様の技術を開示する特開平5−
202328号公報には、記録インクを良好に定着させ
耐水性を持たせる処理液をインクジェットにより先立っ
て吐出し、被記録材に付着させる方法や、処理液をロー
ラ塗布により被記録材に付着させる方法、また、記録イ
ンクと処理液を噴射器により飛翔中に混合して被記録材
に付着させる方法により、記録インクの耐水性と定着性
を向上させることが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記3つの
公報に示したように、処理液を別のヘッドにより吐出し
てインクを混合させ不溶化または凝集させる技術におい
ては、処理液の吐出データの扱いが問題となる。
【0008】例えば上記公報のうち特開昭58−128
862号公報には、上述したように、処理液の吐出デー
タ生成方法としてY,M,C各インクの吐出データの論
理和をとることが記載されるが、各インクのヘッドが複
数の吐出口を有する場合には(通常はほとんどの場合が
この構成を採る)、論理和回路およびそれに付随する遅
延回路等が吐出口の数だけ必要となり、回路構成が比較
的煩雑かつ大規模になるという問題がある。また、この
問題は、いわゆるフルラインタイプのヘッドを用いた装
置においてはより顕著となる。
【0009】この問題を解消するための構成として、例
えばヘッドの走査に係る1ライン分について処理液用の
吐出データを予め生成し、その1ライン分の吐出データ
を専用のメモリに格納し、吐出毎にこのメモリから吐出
データを読み出す構成が考えられる。
【0010】しかしながら、このようなメモリは、処理
液を使用しない場合には必要のなかったものであり、こ
れにより装置のコストアップを招くという新たな問題を
生じることになる。そして、この問題は、ヘッドが有す
る吐出口の数やプリント領域に応じて吐出データの量が
多くなるに従い、より顕著となる問題でもある。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、できる限り少ない
容量メモリで、特に多数の吐出口を有するヘッドにより
処理液を吐出して良好なプリント結果を得ることができ
るインクジェットプリント置およびインクジェットプリ
ント方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ットプリント装置は、インクを吐出するためのインク吐
出部と、該インクの色材を不溶化または凝集させる物質
を少なくとも含む液体を吐出するための液体吐出部とを
用い、インク吐出データに基づいてインク吐出部からイ
ンクを被プリント材に吐出すると共に、液体吐出データ
に基づいて液体吐出部から上記液体を被プリント材に吐
出することでプリントを行うインクジェットプリント装
置であって、インク吐出データを所定量格納するインク
吐出データメモリと、インク吐出データメモリから転送
されたインク吐出データに基づき、当該インク吐出デー
タメモリに格納されるインク吐出データの所定量より少
ない量に対応する液体吐出データを作成する液体吐出デ
ータ作成手段と、液体吐出データ作成手段により作成さ
れた、所定量より少ない量に対応する液体吐出データを
格納する液体吐出用バッファと、インク吐出データメモ
リに格納されるインク吐出データのうち所定量より少な
い量に対応するインク吐出データを格納するインク吐出
用バッファと、インク吐出データメモリに格納されたイ
ンク吐出データを、液体吐出データ作成手段またはイン
ク吐出用バッファに切替転送するためのデータ切り替え
部と、液体吐出用バッファおよびインク吐出用バッファ
のそれぞれに格納された液体吐出データおよびインク吐
出データに基づき、液体吐出部およびインク吐出部を駆
動し吐出を行わせる手段とを備え、上記所定量より少な
い量が、液体吐出部の吐出口の数およびインク吐出部の
吐出口の数に対応する量であることを特徴とする。
【0013】かかる本発明のインクジェットプリント装
置によれば、例えば1走査分についての所定量のインク
の吐出データのみが吐出データメモリに格納され、処理
液用の吐出データは、上記インクの吐出データに基づい
て作成するとともに液吐出ヘッドの吐出タイミングに応
じて、その吐出口の数だけバッファに格納することがで
きるので、処理液用吐出データを格納するメモリを最小
限のものとすることができる。
【0014】本発明による他のインクジェットプリント
装置は、複数色のインクそれぞれを吐出するための複数
のカラーインク吐出ヘッドと、該インクの色材を不溶化
または凝集させる物質を少なくとも含む液体を吐出する
ための液体吐出ヘッドとを用い、複数色のインクおよび
上記液体を被プリント材に吐出してプリントを行うイン
クジェットプリント装置であって、複数のカラーインク
吐出ヘッド用の各色のインク吐出データをそれぞれ所定
量格納する複数のインク吐出データメモリ部と、複数の
インク吐出データメモリ部から転送された所定量の各色
インク吐出データに基づき、当該複数のインク吐出デー
タメモリ部に格納された各色インク吐出データの所定量
より少ない量に対応する、液体吐出ヘッド用の液体吐出
データを作成する液体吐出データ作成手段と、液体吐出
データ作成手段により作成された、所定量より少ない量
に対応する液体吐出ヘッド用の液体吐出データを格納す
る液体吐出用バッファと、複数のインク吐出データメモ
リ部に格納される各色インク吐出データのうち所定量よ
り少ない量に対応する各色インク吐出データをそれぞれ
格納する複数のカラーインク吐出用バッファと、複数の
インク吐出データメモリ部に格納された各色インク吐出
データを、液体吐出データ作成手段または複数のカラー
インク吐出用バッファに切換転送するデータ切替手段
と、液体吐出用バッファおよび複数のカラーインク吐出
用バッファに格納された液体吐出データおよび各色イン
ク吐出データに基づき、液体吐出ヘッドおよび複数のカ
ラーインク吐出ヘッドを駆動して吐出を行わせる手段と
を備え、上記所定量より少ない量が、液体吐出ヘッドの
吐出口の数および各カラーインク吐出ヘッドの吐出口の
数に対応する量であることを特徴とする。
【0015】また、液体吐出データ作成手段は、複数の
インク吐出データメモリ部から転送された各色のインク
吐出データの論理和をとって吐出タイミング毎に液体吐
出データを作成するものであると好ましい。
【0016】本発明によるインクジェットプリント方法
は、インクを吐出するためのインク吐出部と、該インク
の色材を不溶化または凝集させる物質を少なくとも含む
液体を吐出するための液体吐出部とを用い、インク吐出
データに基づいてインク吐出部からインクを被プリント
材に吐出すると共に、液体吐出データに基づいて液体吐
出部から上記液体を被プリント材に吐出することでプリ
ントを行うインクジェットプリント方法であって、所定
量のインク吐出データをインク吐出データメモリに格納
する第1の格納工程と、インク吐出データメモリから転
送されたインク吐出データに基づき、当該インク吐出デ
ータメモリに格納されるインク吐出データの所定量より
少ない量に対応する液体吐出データを作成する液体吐出
データ作成工程と、液体吐出データ作成工程において作
成された、所定量より少ない量に対応する液体吐出デー
タを液体吐出用バッファに格納する第2の格納工程と、
インク吐出データメモリに格納されたインク吐出データ
のうち所定量より少ない量に対応するインク吐出データ
をインク吐出用バッファに格納する第3の格納工程と、
インク吐出データメモリに格納されたインク吐出データ
を、液体吐出データ作成手段またはインク吐出用バッフ
ァに切替転送するためのデータ切り替え工程と、液体吐
出用バッファおよびインク吐出用バッファのそれぞれに
格納された液体吐出データおよびインク吐出データに基
づき、それぞれ液体吐出部およびインク吐出部を駆動す
る駆動工程とを含み、上記所定量より少ない量が、液体
吐出部の吐出口の数およびインク吐出部の吐出口の数に
対応する量であることを特徴とする。
【0017】本発明による更に他のインクジェットプリ
ント装置は、インクを吐出するためのインク吐出部と、
該インクの色材を不溶化または凝集させる物質を少なく
とも含む液体を吐出するための液体吐出部とを用い、イ
ンク吐出データに基づいてインク吐出部からインクを被
プリント材に吐出すると共に、液体吐出データに基づい
て液体吐出部から上記液体を被プリント材に吐出するこ
とでプリントを行うインクジェットプリント装置であっ
て、インク吐出データを所定量格納するインク吐出デー
タメモリと、インク吐出データメモリから転送されたイ
ンク吐出データに基づき、当該インク吐出データメモリ
に格納されるインク吐出データの所定量より少ない量に
対応する液体吐出データを作成する液体吐出データ作成
手段と、液体吐出データ作成手段により作成された、所
定量より少ない量に対応する液体吐出データを格納する
液体吐出用バッファと、インク吐出データメモリから転
送されたインク吐出データの解像度を変換する解像度変
換部と、解像度変換部により変換されたインク吐出デー
タであって、所定量より少ない量に対応するインク吐出
データを格納するインク吐出用バッファと、液体吐出用
バッファおよびインク吐出用バッファのそれぞれに格納
された液体吐出データおよびインク吐出データに基づ
き、それぞれ液体吐出部およびインク吐出部を駆動し吐
出を行わせる手段とを備え、解像度変換部により変換さ
れたインク吐出データの解像度は、解像度変換がなされ
ない液体吐出データの解像度とは異なることを特徴とす
る。
【0018】本発明による他のインクジェットプリント
方法は、インクを吐出するためのインク吐出部と、該イ
ンクの色材を不溶化または凝集させる物質を少なくとも
含む液体を吐出するための液体吐出部とを用い、インク
吐出データに基づいてインク吐出部からインクを被プリ
ント材に吐出すると共に、液体吐出データに基づいて液
体吐出部から上記液体を被プリント材に吐出することで
プリントを行うインクジェットプリント方法であって、
所定量のインク吐出データをインク吐出データメモリに
格納する第1の格納工程と、インク吐出データメモリか
ら転送されたインク吐出データに基づき、当該インク吐
出データメモリに格納されるインク吐出データの所定量
より少ない量に対応する液体吐出データを作成する液体
吐出データ作成工程と、液体吐出データ作成工程におい
て作成された、所定量より少ない量に対応する液体吐出
データを液体吐出用バッファに格納する第2の格納工程
と、インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
データの解像度を変換する解像度変換工程と、解像度変
換工程において変換されたインク吐出データであって、
所定量より少ない量に対応するインク吐出データをイン
ク吐出用バッファに格納する第3の格納工程と、液体吐
出用バッファおよびインク吐出用バッファのそれぞれに
格納された液体吐出データおよびインク吐出データに基
づき、それぞれ液体吐出部およびインク吐出部を駆動す
る駆動工程とを有し、解像度変換部により変換されたイ
ンク吐出データの解像度は、解像度変換がなされない液
体吐出データの解像度とは異なることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0020】(実施形態1)図1は、本発明の一実施の
形態に係るインクジェットプリント装置の概略を示す斜
視図である。
【0021】インクジェットプリント装置200におい
て、キャリッジ201は、互いに平行に延在する2本の
ガイド軸204および205と摺動可能に係合する。こ
れにより、キャリッジ201は、駆動用モータおよびそ
の駆動力を伝達するベルト等の駆動力伝達機構(いずれ
も不図示)により、ガイド軸204および205に沿っ
て移動することができる。キャリッジ201には、イン
クジェットヘッドと、このヘッドで用いられるインクを
収納するインク容器としてのインクタンクとを有するイ
ンクジェットユニット203が搭載される。
【0022】インクジェットユニット203は、インク
およびこれらのインクを不溶化または凝集させるための
処理液を吐出するためのヘッドおよびこれに供給される
インクまたは処理液を収納する容器としてのタンクから
なる。すなわち、ブラック(Bk)、シアン(C),マ
ゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色の各インクお
よび上記処理液をそれぞれ吐出する5個のヘッドおよび
これらのそれぞれに対応して設けられるタンクがインク
ジェットユニット203としてキャリッジ201上に搭
載される。各ヘッドとタンクとは相互に着脱可能なもの
であり、タンク内のインクまたは処理液が無くなった場
合等、必要に応じて個々のインク色等毎にタンクのみを
交換できるよう設けられている。また、ヘッドのみを必
要に応じて交換できることは勿論である。なお、ヘッド
およびタンクの着脱の構成は、上記の例に限られず、ヘ
ッドとタンクが一体に成形された構成としてもよいこと
は勿論である。
【0023】プリント媒体としての用紙206は、装置
の前端部に設けられる挿入口211から挿入され、最終
的にその搬送方向が反転され、送りローラ209によっ
て上記キャリッジ201の移動領域の下部に搬送され
る。これにより、キャリッジ201に搭載されたヘッド
からその移動に伴なってプラテン208によって支持さ
れた用紙206上のプリント領域にプリントがなされ
る。
【0024】以上のようにして、キャリッジ201の移
動に伴なうヘッドの吐出口配列の幅に対応した幅のプリ
ントと用紙206の送りとを交互に繰り返しながら、用
紙206全体にプリントがなされ、用紙206は装置前
方に排出される。
【0025】キャリッジ201の移動可能な領域の左端
には、キャリッジ201上の各ヘッドとそれらの下部に
おいて対向可能な回復系ユニット210が設けられ、こ
れにより非記録時等に各ヘッドの吐出口をキャップする
動作や各ヘッドの吐出口からインクを吸引する等の動作
を行うことができる。また、この左端部の所定位置はヘ
ッドのホームポジションとして設定される。
【0026】一方、装置の右端部には、スイッチや表示
素子を備えた操作部207が設けられる。ここにおける
スイッチは装置電源のオン/オフや各種プリントモード
の設定時等に使用され、表示素子は装置の各種状態を表
示する役割をする。
【0027】図2は、図1で説明したインクジェットユ
ニット203を示す概略斜視図である。この構成は、上
述のようにブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各
色インクおよび処理液のタンクが独立に交換可能な構成
を示す。
【0028】すなわち、キャリッジ201には各ヘッド
を個々に着脱可能に装着するためのヘッドケース202
と、Bk用タンク20K、Y用タンク20Y、M用タン
ク20M、C用タンク20C、および処理液のタンク2
1が搭載される。ヘッドケース202にはBk,C,
M,Yのインクをそれぞれ吐出するためのヘッド30
K,30C,30M,30Y(図3参照)と、処理液を
吐出するためのヘッド31(図3参照)とが装着され
る。各ヘッドはそれぞれ160個の吐出口を備え、それ
ぞれの吐出口からは1吐出当り40ngのインク量の吐
出がなされる。各タンクは接続部を介してヘッドと接続
し、インクまたは処理液を供給する。
【0029】なお、タンクの構成としては、その使用量
に応じて、例えば、処理液とBkのタンクが一体構造で
あっても良く、また、CとMとYのタンクが一体構造で
あっても良い。
【0030】インク染料を不溶化する処理液は、一例と
して以下のようにして得ることができる。
【0031】すなわち、下記の成分を混合溶解した後、
さらにポアサイズが0.22μmのメンブレンフィルタ
(商品名:フロロポアフィルタ、住友電気工業株式会社
製)にて加圧濾過した後、NaOHでpHを4.8に調
製し、処理液Alを得ることができる。
【0032】[Alの成分] カチオン性化合物の低分子成分 ステアリルトリメチルアンモニウム塩 2.0部 (商品名;エレクトロストリッパQE、花王株式会社製) または、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド (商品名;ユータミン86P、花王株式会社製) カチオン性化合物の高分子成分 ジアリルアミン塩酸塩と二酸化イオウとの共重合体 3.0部 (平均分子量;5000) (商品名;ポリアミンスルホンPAS−92、 日東紡績株式会社製) チオジグリコール 10部 水 残部 また、上記処理液と混合し不溶化するインクの好適な例
として以下のものを挙げることができる。
【0033】すなわち、下記の成分を混合し、さらにポ
アサイズが0.22μmのメンブレンフィルタ(商品
名:フロロポアフィルタ、住友電気工業株式会社製)に
て加圧濾過してイエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
のインクY1,M1,C1,K1を得ることができる。
【0034】 Y1 C.I.ダイレクトイエロー142 2部 チオジグリコール 10部 アセチレノールEH 0.05部 (川研ファインケミカル株式会社製) 水 残部 M1 染料をC.I.アシッドレッド289;2.5部に代えた以外はY1と 同じ組成 C1 染料をC.I.アシッドブルー9;2.5部に代えた以外はY1と同じ 組成 K1 染料をC.I.フードブラック2;3部に代えた以外は
Y1と同じ組成以上示したそれぞれ処理液(液体組成
物)とインクとの混合において、本発明では、上述した
処理液とインクが被プリント材上あるいは被プリント材
に浸透した位置で混合する結果、反応の第1段階とし
て、処理液中に含まれているカチオン性物質の内、低分
子量の成分またはカチオン性オリゴマーと、インクに使
用しているアニオン性基を有する水溶性染料とがイオン
的相互作用により会合を起こし、瞬間的に溶液相から分
離を起こす。
【0035】次に、反応の第2段階として、上述した染
料と低分子カチオン性物質またはカチオン性オリゴマー
との会合体が処理液中に含まれる高分子成分により吸着
されるために、会合で生じた染料の凝集体のサイズがさ
らに大きくなり、被プリント材の繊維間の隙間に入り込
みにくくなる。その結果として、固液分離した液体部分
のみが記録紙中にしみこむことにより、プリント品位と
定着性との両立が達成される。同時に上述したようなメ
カニズムにより生成したカチオン物質の低分子成分また
はカチオン性オリゴマーと、アニオン性染料とで形成さ
れる凝集体は粘性が大きくなり、液媒体の動きとともに
移動することがないので、フルカラーの画像形成時のよ
うに隣接したインクドットが異色のインクで形成されて
いたとしても互いに混じり合うようなことはなく、ブリ
ーデイングも起こらない。また、上記凝集体は本質的に
水不溶性であり形成された画像の耐水性は完全なものと
なる。また、ポリマーの遮蔽効果により形成された画像
の耐光堅牢性も向上するという効果も有する。
【0036】本明細書において使用される「不溶化」ま
たは「凝集」の用語は、前記第1段階のみにおける現
象、または第1段階と第2段階の両方における現象を意
味する。
【0037】また、本発明の実施にあたっては、従来技
術のように分子量の大きいカチオン性高分子物質や多価
の金属塩を使用する必要がないか、あるいは使用する必
要があっても本発明の効果をさらに向上させるために補
助的に使用するだけで良いので、その使用量を最小限に
抑えることができる。その結果として、従来のカチオン
性高分子物質や多価金属塩を使用して耐水化効果を得よ
うとした場合の問題点であった染料の発色性の低下がな
くなるということを本発明の別の効果として挙げること
ができる。
【0038】なお、本発明を実施するにあたって使用す
る被プリント材については特に制限されるものではな
く、従来から使用されているコピー用紙、ボンド紙等の
いわゆる普通紙を好適に用いることができる。もちろん
インクジェットプリント用に特別に作製したコート紙や
OHP用透明フィルムも好適に使用でき、また、一般の
上質紙や光沢紙も好適に使用可能である。
【0039】図3は、図1,図2で示したインクジェッ
トプリント装置に用いられるインク吐出ヘッド30C,
30M,30Y,30Kおよび処理液を吐出する液吐出
ヘッド31を模式的に示す図である。なお、この図では
図示の簡略化等のために各ヘッド毎に、8個の吐出口の
みを示している(参照符号306)。
【0040】図1において上述したように、各ヘッド
は、個々のタンク(図3では不図示)とともにキャリッ
ジ201に搭載され、所定の走査方向に走査される。こ
の走査の間に各ヘッドの吐出口から処理液またはインク
が吐出されプリント媒体206上に画像等のプリントが
なされていく。この1回の走査でなされるプリントを、
以下、1ライン分のプリントという。そして、1ライン
分のプリントとこのプリント幅に対応した長さの紙送り
を交互に繰り返すことにより、プリント媒体206全体
にプリントが行われる。
【0041】図4は、本実施例における吐出データの処
理構成を示すブロック図である。
【0042】プリントデータは、C,M,Y,Bk各色
インクの吐出データに変換された後、それぞれ吐出デー
タメモリ101〜104に格納される。この格納データ
の量は、そのプリント装置の仕様等により異なるが、1
ページ分とすることができるし、または1ライン分とす
ることもできる。各メモリに格納されたデータは、デー
タコントロール部116からの制御信号により、所定の
タイミングで各ヘッドの複数の吐出口に対応してその吐
出口の数だけ吐出データが読出される。各色インクに対
応して設けられるデータ切り替え部121〜124は、
データコントロール部116からの制御信号により、所
定のタイミングで上記吐出データメモリから読出された
吐出データの転送先を切替え、これにより、その吐出デ
ータを処理液吐出データ作成部113または、それぞれ
対応するインク吐出用バッファ105〜108へ転送す
る。すなわち、吐出データメモリ101〜104から最
初に読出された各色の吐出データは、それぞれの切り替
え回路121〜124によって、処理液用データ作成部
113に送られ、それらデータの論理和がとられること
により処理液用吐出データが作成される。そして、作成
された処理液用吐出データは114の処理液用バッファ
に格納される。次に、データコントロール部116から
の制御信号により各色の吐出データメモリ101〜10
4より、同様に吐出口の数だけ吐出データが読出され、
切り替え回路121〜124により、それぞれインク吐
出用バッファ105〜108に格納される。
【0043】以上のようにして処理液および各色インク
の吐出データを読出して、各ヘッドの吐出口分だけバッ
ファ114およびバッファ105〜108に格納し、そ
れぞれのヘッドの吐出タイミングに応じてヘッド31,
30C,30M,30Y,30Kにそれぞれの吐出デー
タを転送し、処理液および各色のインクを吐出する。
【0044】図5〜図7は上記吐出データの処理を具体
的に説明するための図であり、図5(A)〜(D)はそ
れぞれ吐出データメモリ101〜104に格納される1
ライン分の吐出データを示し、図6(A)〜(H)は、
図5に示す1ライン分の吐出データに基づく吐出データ
が吐出用バッファ114および105〜108に格納さ
れる様子を示し、図7(A)〜(H)は図6に示される
吐出データにより被プリント材上にプリントされたイン
クおよび処理液のドットを示す。なお、これら図におい
てN1〜N8は各ヘッドの8個の吐出口それぞれに対応
したデータ格納位置またはドット形成位置を示し、ま
た、P1〜P8は主走査方向における8個所の吐出位置
に対応したデータ格納位置またはドット形成位置を示
す。主走査方向の吐出位置を8個所としたのは、吐出口
の数と同様、説明の簡略化のためである。
【0045】図5(A)〜(D)に示すように、この具
体例の画像では、Cヘッド30C(メモリ101のデー
タ)は吐出口N2のみを用いて主走査方向に直線を描く
データ(301)であり、同様に、Mヘッド30M(メ
モリ102)およびYヘッド30Y(メモリ103)の
吐出データは、それぞれ吐出口N3およびN4を用いて
主走査方向に直線を描く吐出データである。また、Kヘ
ッド30K(メモリ104)に格納される吐出データ
は、吐出口N5〜N8を用いて「T」字状の画像を描く
ものである。
【0046】図5に示す各色インクの吐出データは、図
4にて上述したように転送切替えを含む各吐出毎の転送
により、吐出用バッファ114および105〜108に
格納され図6(A)〜(H)に示す状態となる。すなわ
ち、図6(A)は吐出位置P1での吐出時に各バッファ
に格納された状態を示し、図6(B)は吐出位置P2,
……,図6(H)は吐出位置P8のそれぞれ吐出時に各
バッファに格納された状態を示す。
【0047】例えば、吐出位置P1では、図6(A)に
示すように処理液を吐出する液吐出ヘッド31の吐出口
N2〜N6のみが“1”(吐出する)のデータとなる。
これは、図5(A)〜(D)に示すように、各色インク
のヘッドの吐出位置P1における吐出データが、Cヘッ
ド(メモリ101)では吐出口N2が、Mヘッド(メモ
リ102)では吐出口N3が、Yヘッド(メモリ10
3)では吐出口N4が、Kヘッド(メモリ104)では
吐出口N5,N6の吐出データがそれぞれ“1”であ
り、それらの論理ORをとるからである。
【0048】図6に示す各バッファ114および105
〜108の吐出データに基づきプリントを行った結果を
図7(A)〜(H)に示す。例えば、同図(A)は吐出
位置P1のプリント結果を示し、図6(A)に示す吐出
データにより各ドットが形成されることを示すものであ
る。すなわち、処理液のドット(図中○で示す)に重ね
て各インクのドットが吐出される。なお、図7において
各色インクのドットが処理液のドットより小さく示され
るが、これは図示を明瞭とするものであって、ドットの
大きさがこれに限られることはない。
【0049】以上示した実施例のデータ転送切替えによ
れば、液吐出データ用バッファおよび各色インクの吐出
データ用バッファとして、吐出口の数分だけ用いればよ
いのでそれ程メモリ量を増やさずにインクおよび処理液
を用いた良好なプリントを行うことができる。
【0050】(実施形態2)図8は本発明の第2の実施
の形態に係る吐出データ処理の構成を示すブロック図で
ある。
【0051】本実施の形態は、プリントデータをより高
解像度のデータに変換してプリントを行うカラーインク
ジェットプリント装置に本発明を適応したものである。
すなわち、図8に示す構成は図4に示した構成と大部分
は同様の要素を有し、異なる点は少なくともインク吐出
ヘッドとして高dpiの吐出ヘッドを用いることと解像
度変換部を設けたことである。
【0052】すなわち、図8に示すように、各色インク
の吐出データは解像度変換部61で解像度変換が行われ
た後、各バッファ105〜108に格納される。これに
より、吐出データの密度が増すことになる。解像度変換
は図9に示すように、元の吐出データを縦方向、横方向
(主走査方向)共に2倍のデータ密度に変換する。従っ
て、この例では、例えば300×300(dpi)の吐
出データは600×600(dpi)の4倍の吐出デー
タ量となり、より高精細プリントを行える。そして、図
8に示すように処理液の吐出データは解像度変換を行わ
ないので、各インクの吐出データ数よりも少なくなる。
そのため、処理液の吐出量は各インクの吐出量より多く
し、ドット径を大きくする。このためには、吐出量がイ
ンクに比べ多い処理液専用のヘッドを用いるか、液吐出
ヘッドを駆動するヒートパルスを大きくする処理を行え
ばよい。これにより、各インクと処理液との混合を確実
なものとすることができる。
【0053】図10〜図12は、本実施例による具体的
なプリント例を示す説明図である。なお、説明の簡単の
ために、ブラックインクのみ吐出データが存在する場合
において説明する。
【0054】図10(A)は吐出データメモリ104に
格納されるブラックインクの吐出データ例を示す。ここ
で、701はこのデータにおいての吐出個所を示してい
る。また、図10(B)は、図10(A)に示すデータ
を解像度変換した後の吐出データを示し、これらの吐出
口の数分だけがバッファ108に順次格納される。図に
おいて702は吐出個所のデータである。
【0055】図11(A)は、上記データに基づく処理
液の吐出結果を図示したものである。処理液の吐出デー
タは上述の如くインク全色の吐出データについてその吐
出位置毎の論理和をとることにより得られるものである
が、この例ではブラックインクのみ吐出個所が存在する
ため、ブラックインクの解像度変換前の吐出データと同
様になっている。また、処理液については、上述のよう
に各インクより大きなドット径とする。また、処理液に
関してはデータ数が少ないことから、吐出個所について
は処理液用ヘッドを図9中1〜4のいずれかで示される
画素に吐出データがあれば吐出するようにする。
【0056】図11(B)は、図11(A)に示す吐出
により処理液の効果の及ぶ範囲を示した図である。
【0057】図中704は処理液の効果が得られる範囲
を示している。図12は図11(B)に示す処理液の範
囲に解像度変換後の吐出データでBkインクを吐出した
様子を示し、図中、705はBkインクドットを示して
いる。
【0058】この例においては、全てのインクドットが
処理液の効果を得ており、また、異なったデータのプリ
ントにおいても、解像度変換前のデータと解像度変換後
のデータについて、吐出個所の大幅な変化は無いことか
ら、処理液のドット径を記録インクに対して大きくする
ことにより対応できる。
【0059】(実施形態3)上記実施の形態2では、各
色インクの吐出データについて解像度を高くする操作を
し、処理液の吐出量は相対的にインクの吐出量より大き
いものであったが、本実施の形態は各色インクについて
解像度変換を行い、しかも同じドット径によりプリント
するものである。このための構成を図13に示す。
【0060】図13に示す構成は実施例2におけるもの
とほぼ同様であるが、液吐出用バッファ114から吐出
データを転送する際、この処理液の吐出データを各色イ
ンクの解像度と同一にするため、データ増幅回路81に
よって同一の吐出データを解像度変換の割合に応じた数
の複数のヘッドに転送することにより、各色インクと同
解像度で処理液を吐出することができる。すなわち、本
例では2個の液吐出用ヘッドをそれぞれの吐出口配列を
1/2ピッチずらして処理液を吐出する構成とする。な
お、1個の液吐出用ヘッドであっても吐出口配列を1/
2ピッチずらした2列の吐出口列を有するものであれば
よい。
【0061】図14(A)は図10(A)に示す吐出デ
ータに基づき処理液を吐出したとき(増幅によって得た
吐出データ)を示す図である。
【0062】図中、903は処理液の1つの吐出データ
を表している。この時は処理液の吐出量と各インクの吐
出量は同じでよい。
【0063】図14(B)は処理液が吐出された後イン
クを吐出した様子を表したものを示す。同図(A)に示
したように、当然、解像度変換前の吐出データに基づ
き、単に吐出数を増して処理液を吐出しているから、所
定の解像度変換によって得られるインクの吐出データと
は吐出位置にずれを生じることになる。しかし、同図
(B)に示すように、処理液の効果範囲904は必ずし
も処理液の着弾した部分のみではなく、その周りにも効
果は認められるので、解像度変換後のインクドットに対
しては全ての位置において、処理液の効果は認められ、
高品位で高耐水性のプリントを行うことができる。
【0064】なお、本発明を実施するにあたって、使用
するインクは特に染料インクに限るものではなく、顔料
を分散させた顔料インクを用いることもできるし、使用
する処理液はその顔料を凝集させるものを用いることが
できる。前記した処理液A1と混合して凝集を引き起こ
す顔料インクの一例として以下のものを挙げることがで
きる。すなわち、下記に述べるようにして、それぞれ顔
料とアニオン性化合物とを含むイエロー,マゼンタ,シ
アン,ブラックの各色インク、Y2,M2,C2および
K2を得ることができる。
【0065】ブラックインクK2 アニオン系高分子P−1(スチレン−メタクリル酸−エ
チルアクリレート、酸価400、重量平均分子量6,0
00、固形分20%の水溶液、中和剤:水酸化カリウ
ム)を分散剤として用い、以下に示す材料をバッチ式縦
型サンドミル(アイメックス製)に仕込み、1mm径の
ガラスビーズをメディアとして充填し、水冷しつつ3時
間分散処理を行った。分散後の粘度は9cps、pHは
10.0であった。この分散液を遠心分離機にかけ粗大
粒子を除去し、重量平均粒径100nmのカーボンブラ
ック分散体を作製した。
【0066】 (カーボンブラック分散体の組成) ・P−1水溶液(固形分20%) 40部 ・カーボンブラック Mogul L (キャブラック製) 24部 ・グリセリン 15部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 0.5部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・水 135部 次に、上記で得られた分散体を充分に拡散して顔料が含
有されたインクジェット用のブラックインクK2を得
た。最終調製物の固形分は、約10%であった。
【0067】イエローインクY2 アニオン系高分子P−2(スチレン−アクリル酸−メチ
ルメタアクリレート、酸価280、重量平均分子量1
1,000、固形分20%の水溶液、中和剤:ジエタノ
ールアミン)を分散剤として用い、以下に示す材料を用
いて、ブラックインクK2の作製の場合と同様に分散処
理を行い、重量平均粒径103nmのイエロー色分散体
を作製した。
【0068】 (イエロー分散体の組成) ・P−2水溶液(固形分20%) 35部 ・C.I.ピグメントイエロー180 24部 (ノバパームイエロー PH−G、ヘキスト製) ・トリエチレングリコール 10部 ・ジエチレングリコール 10部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 1.0部 ・イソプロピルアルコール 0.5部 ・水 135部 上記で得られたイエロー分散体を充分に拡散して、顔料
が含有されたインクジェット用のイエローインクY2を
得た。最終調製物の固形分は、約10%であった。
【0069】シアンインクC2 ブラックインクK2の作製の際に使用したアニオン系高
分子P−1を分散剤として用い、以下に示す材料を用い
て、前記したカーボンブラック分散体の場合と同様の分
散処理を行い、重量平均粒径120nmのシアン色分散
体を作製した。
【0070】 (シアン色分散体の組成) ・P−1水溶液(固形分20%) 30部 ・C.I.ビグメントブルー153 24部 (ファストゲンブル−FGF、大日本インキ化学) ・グリセリン 15部 ・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.5部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・水 135部 上記で得られたシアン色分散体を充分に攪拌して、顔料
が含有されたインクジェット用のシアンインクC2を得
た。最終調製物の固形分は、約9.6%であった。
【0071】マゼンタインクM2 ブラックインクK2の作製の際に使用したアニオン系高
分子P−1を分散剤として用い、以下に示す材料を用い
て、前記したカーボンブラック分散体の場合と同様の分
散処理を行い、重量平均粒径115nmのマゼンタ色分
散体を作製した。
【0072】 (マゼンタ色分散体の組成) ・P−1水溶液(固形分20%) 20部 ・C.I.ピグメントレッド122(大日本インキ化学) 24部 ・グリセリン 15部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・水 135部 上記で得られたマゼンタ色分散体を充分に拡散して、顔
料が含有されたインクジェット用のマゼンタインクM2
を得た。最終調製物の固形分は、約9.2%であった。
【0073】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0074】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0075】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0076】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0077】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0078】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行な
うことも安定した記録を行なうために有効である。
【0079】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本
発明は極めて有効である。
【0080】さらに加えて、以上説明した本発明の実施
形態においては、インクを液体として説明しているが、
室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化
もしくは液化するもの、あるいはインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、積
極的に熱エネルギによる昇温をインクの固形状態から液
体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめること
で防止するか、またはインクの蒸発防止を目的として放
置状態で固化するインクを用いるかして、いずれにして
も熱エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが
液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到
達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱
エネルギによって初めて液化する性質のインクを使用す
る場合も本発明は適用可能である。このような場合のイ
ンクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭
60−71260号公報に記載されるような、多孔質シ
ート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持され
た状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0081】さらに加えて、本発明の液体噴射記録ヘッ
ドを使用する記録機構を備えた記録装置の形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、
さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0082】図15は本発明の記録装置をワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置、複
写装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【0083】図中、1801は装置全体の制御を行なう
制御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/O
ポートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力し
たり、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御
を行なっている。1802はディスプレイ部で、この表
示画面には各種メニューや文書情報およびイメージリー
ダ1807で読み取ったイメージデータ等が表示され
る。1803はディスプレイ部1802上に設けられた
透明な感圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を
押圧することにより、ディスプレイ部1802上での項
目入力や座標位置入力等を行なうことができる。
【0084】1804はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1810や外部記憶装置18
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リ等から読み出してFM変調を行なうものである。FM
音源部1804からの電気信号はスピーカ部1805に
より可聴音に変換される。プリンタ部1806はワード
プロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置の出力端末として、本発明記録装置が適用
されたものである。
【0085】1807は原稿データを光電的に読取って
入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路途中に設
けられており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種原
稿の読取りを行なう。1808はイメージリーダ部18
07で読取った原稿データのファクシミリ送信や、送ら
れてきたファクシミリ信号を受信して復号するファクシ
ミリ(FAX)の送受信部であり、外部とのインターフ
ェース機能を有する。1809は通常の電話機能や留守
番電話機能等の各種電話機能を有する電話部である。
【0086】1810はシステムプログラムやマネージ
ャプログラムおよびその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォントおよび辞書等を記憶するROMや、
外部記憶装置1812からロードされたアプリケーショ
ンプログラムや文書情報さらにはビデオRAM等を含む
メモリ部である。
【0087】1811は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0088】フロッピィディスクやハードディスク等を
記憶媒体とする外部記憶装置で、この外部記憶装置18
12には文書情報や音楽或は音声情報、ユーザのアプリ
ケーションプログラム等が格納される。
【0089】図16は図15に示す情報処理装置の模式
的外観図である。
【0090】図中、1901は液晶等を利用したフラッ
トパネルディスプレイで、各種メニューや図形情報およ
び文書情報等を表示する。このディスプレイ1901上
にはタッチパネル1803の表面を指等で押圧すること
により座標入力や項目指定入力を行なうことができる。
1902は装置が電話器として機能するときに使用され
るハンドセットである。キーボード1903は本体と脱
着可能にコードを介して接続されており、各種文書情報
や各種データ入力を行なうことができる。また、このキ
ーボード1903には各種機能キー1904等が設けら
れている。1905は外部記憶装置212へのフロッピ
ーディスクの挿入口である。
【0091】1906はイメージリーダ部1807で読
取られる原稿を戴置する用紙戴置部で、読取られた原稿
は装置後部より排出される。またファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ1907より記録さ
れる。
【0092】なお、上記でディスプレイ部1802はC
RTでもよいが、強誘電性液晶を利用した液晶ディスプ
レイ等のフラットパネルが望ましい。小型、薄型化に加
え軽量化が図れるからである。
【0093】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部211から入力された各種情報が制御部1801によ
り所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部18
06に画像として出力される。
【0094】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1808から入
力したファクシミリ情報が制御部1801により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1806
に受信画像として出力される。
【0095】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1807によって原稿を読取り、読取られ
た原稿データが制御部1801を介してプリンタ部18
06に複写画像として出力される。なお、ファクシミリ
装置の受信機として機能する場合、イメージリーダ部1
807によって読取られた原稿データは、制御部180
1により所定のプログラムに従って送信処理された後、
FAX送受信部1808を介して通信回線に送信され
る。
【0096】なお、上述した情報処理装置は図17に示
すようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体
型としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高め
ることが可能となる。同図において、図16と同一機能
を有する部分には、対応する符号を付す。
【0097】以上説明した多機能型情報処理装置に本発
明の記録装置を適用することによって、高品位の記録画
像を高速かつ低騒音で得ることができるため、上記情報
処理装置の機能をさらに向上させることが可能となる。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、例えば1走査分についての所定量のインクの
吐出データのみが吐出データメモリに格納され、処理液
用の吐出データは、上記インクの吐出データに基づいて
作成するとともに液吐出ヘッドの吐出タイミングに応じ
て、その吐出口の数だけバッファに格納することができ
るので、処理液用吐出データを格納するメモリを最小限
のものとすることができる。
【0099】この結果、処理液吐出のために増加するメ
モリ量を極力少なくするとともに、処理液を用いた良好
なプリントを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
ト装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示した装置で用いられるキャリッジおよ
びインクジェットユニットを示す斜視図である。
【図3】上記装置における各色インクおよび処理液それ
ぞれのヘッドの配列を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る吐出データ処理のた
めの構成を示すブロック図である。
【図5】(A)〜(D)は上記構成における各吐出デー
タメモリに格納されるデータを示す模式図である。
【図6】(A)〜(H)は上記構成における各吐出用バ
ッファに格納される吐出データを各吐出位置毎に示す模
式図である。
【図7】(A)〜(H)は図6に示す吐出データに基づ
くプリント結果をインクドットで示す模式図である。
【図8】本発明の実施形態2に係る吐出データの処理の
ための構成を示すブロック図である。
【図9】上記実施形態2における解像度変換の態様を模
式的に示す図である。
【図10】(A)および(B)は吐出データの上記解像
度変換の前後について示す模式図である。
【図11】(A)および(B)は上記実施形態2におけ
る液処理の吐出データとその吐出結果を、解像度との関
係で示す模式図である。
【図12】図11に示す処理液の吐出結果と各インクの
吐出結果との関係を示す模式図である。
【図13】本発明の実施形態3に係る吐出データの処理
のための構成を示すブロック図である。
【図14】(A)および(B)は上記実施形態3におけ
る処理液の吐出データおよびその吐出結果と各インクの
吐出データとの関係を示す模式図である。
【図15】上記各実施形態のインクジェットプリント装
置を用いた情報処理システムの一例を示すブロック図で
ある。
【図16】上記システムの外観斜視図である。
【図17】上記システムの他の例を示す外観図である。
【符号の説明】
20Y,20M,20C,20K,21 タンク 30Y,30M,30C,30K,31 ヘッド 61 解像度変換部 81 データ増幅回路 101,102,103,104 吐出データメモリ 105,106,107,108 インク吐出用バッフ
ァ 113 処理液吐出データ作成部 114 処理液吐出用バッファ 116 データコントロール部 121,122,123,124 データ切替え部 201 キャリッジ 204,205 ガイド軸 206 用紙 207 操作部 208 プラテン 209 送りローラ 210 回復ユニット 306 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−255096(JP,A) 特開 平5−84981(JP,A) 特開 平6−122195(JP,A) 特開 昭63−299971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/205 B41J 2/21

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するためのインク吐出部
    と、該インクの色材を不溶化または凝集させる物質を少
    なくとも含む液体を吐出するための液体吐出部とを用
    い、インク吐出データに基づいて前記インク吐出部から
    インクを被プリント材に吐出すると共に、液体吐出デー
    タに基づいて前記液体吐出部から液体を被プリント材に
    吐出することでプリントを行うインクジェットプリント
    装置であって、 前記インク吐出データを所定量格納するインク吐出デー
    タメモリと、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データに基づき、当該インク吐出データメモリに格納さ
    れるインク吐出データの前記所定量より少ない量に対応
    する前記液体吐出データを作成する液体吐出データ作成
    手段と、 前記液体吐出データ作成手段により作成された、前記所
    定量より少ない量に対応する液体吐出データを格納する
    液体吐出用バッファと、 前記インク吐出データメモリに格納されるインク吐出デ
    ータのうち前記所定量より少ない量に対応するインク吐
    出データを格納するインク吐出用バッファと、 前記インク吐出データメモリに格納されたインク吐出デ
    ータを、前記液体吐出データ作成手段または前記インク
    吐出用バッファに切替転送するためのデータ切り替え部
    と、 前記液体吐出用バッファおよび前記インク吐出用バッフ
    ァのそれぞれに格納された液体吐出データおよびインク
    吐出データに基づき、前記液体吐出部および前記インク
    吐出部を駆動し吐出を行わせる手段とを備え、 前記所定量より少ない量は、前記液体吐出部の吐出口の
    数および前記インク吐出部の吐出口の数に対応する量で
    あることを特徴とするインクジェットプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記インク吐出用バッファに転送するイ
    ンク吐出データの解像度を変換する解像度変換部を更に
    有し、 前記解像度変換部により変換されたインク吐出データの
    解像度は、解像度変換がなされない前記液体吐出データ
    の解像度とは異なることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェットプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記解像度変換部は、インク吐出データ
    の解像度を増す変換を行うことを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェットプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記液体吐出用バッファから転送された
    液体吐出データの数を増して前記液体吐出部にデータ転
    送するデータ増幅部をさらに有することを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェットプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記液体は低分子成分と高分子成分のカ
    チオン性物質を含み、前記インクはアニオン性染料を含
    むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のインクジェットプリント装置。
  6. 【請求項6】 前記液体は低分子成分と高分子成分のカ
    チオン性物質を含み、前記インクはアニオン性化合物と
    顔料とが含有されていることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記インク吐出部および前記液体吐出部
    は、熱エネルギーを利用してインクまたは液体を吐出す
    るための熱エネルギー発生体を備えることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載のインクジェットプ
    リント装置。
  8. 【請求項8】 複数色のインクそれぞれを吐出するため
    の複数のカラーインク吐出ヘッドと、該インクの色材を
    不溶化または凝集させる物質を少なくとも含む液体を吐
    出するための液体吐出ヘッドとを用い、前記複数色のイ
    ンクおよび前記液体を被プリント材に吐出してプリント
    を行うインクジェットプリント装置であって、 前記複数のカラーインク吐出ヘッド用の各色のインク吐
    出データをそれぞれ所定量格納する複数のインク吐出デ
    ータメモリ部と、 前記複数のインク吐出データメモリ部から転送された所
    定量の各色インク吐出データに基づき、当該複数のイン
    ク吐出データメモリ部に格納されたインク吐出データの
    前記所定量より少ない量に対応する、前記液体吐出ヘッ
    ド用の液体吐出データを作成する液体吐出データ作成手
    段と、 前記液体吐出データ作成手段により作成された、前記所
    定量より少ない量に対応する液体吐出ヘッド用の液体吐
    出データを格納する液体吐出用バッファと、 前記複数のインク吐出データメモリ部に格納される各色
    インク吐出データのうち前記所定量より少ない量に対応
    する各色インク吐出データをそれぞれ格納する複数のカ
    ラーインク吐出用バッファと、 前記複数のインク吐出データメモリ部に格納された各色
    インク吐出データを、前記液体吐出データ作成手段また
    は前記複数のカラーインク吐出用バッファに切換転送す
    るデータ切替手段と、 前記液体吐出用バッファおよび前記複数のカラーインク
    吐出用バッファに格納された液体吐出データおよび各色
    インク吐出データに基づき、前記液体吐出ヘッドおよび
    前記複数のカラーインク吐出ヘッドを駆動して吐出を行
    わせる手段とを備え、 前記所定量より少ない量は、前記液体吐出ヘッドの吐出
    口の数および前記各カラーインク吐出ヘッドの吐出口の
    数に対応する量であることを特徴とするインクジェット
    プリント装置。
  9. 【請求項9】 前記液体吐出データ作成手段は、前記複
    数のインク吐出データメモリ部から転送された各色のイ
    ンク吐出データの論理和をとって吐出タイミング毎に液
    体吐出データを作成することを特徴とする請求項8に記
    載のインクジェットプリント装置。
  10. 【請求項10】 インクを吐出するためのインク吐出部
    と、該インクの色材を不溶化または凝集させる物質を少
    なくとも含む液体を吐出するための液体吐出部とを用
    い、インク吐出データに基づいて前記インク吐出部から
    インクを被プリント材に吐出すると共に、液体吐出デー
    タに基づいて前記液体吐出部から前記液体を被プリント
    材に吐出することでプリントを行うインクジェットプリ
    ント方法であって、 所定量のインク吐出データをインク吐出データメモリに
    格納する第1の格納工程と、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データに基づき、当該インク吐出データメモリに格納さ
    れるインク吐出データの前記所定量より少ない量に対応
    する前記液体吐出データを作成する液体吐出データ作成
    工程と、 前記液体吐出データ作成工程において作成された、前記
    所定量より少ない量に対応する液体吐出データを液体吐
    出用バッファに格納する第2の格納工程と、 前記インク吐出データメモリに格納されたインク吐出デ
    ータのうち前記所定量より少ない量に対応するインク吐
    出データをインク吐出用バッファに格納する第3の格納
    工程と、 前記インク吐出データメモリに格納されたインク吐出デ
    ータを、前記液体吐出データ作成手段または前記インク
    吐出用バッファに切替転送するためのデータ切り替え工
    程と、 前記液体吐出用バッファおよび前記インク吐出用バッフ
    ァのそれぞれに格納された液体吐出データおよびインク
    吐出データに基づき、それぞれ前記液体吐出部および前
    記インク吐出部を駆動する駆動工程とを含み、 前記所定量より少ない量は、前記液体吐出部の吐出口の
    数および前記インク吐出部の吐出口の数に対応する量で
    あることを特徴とするインクジェットプリント方法。
  11. 【請求項11】 インクを吐出するためのインク吐出部
    と、該インクの色材を不溶化または凝集させる物質を少
    なくとも含む液体を吐出するための液体吐出部とを用
    い、インク吐出データに基づいて前記インク吐出部から
    インクを被プリント材に吐出すると共に、液体吐出デー
    タに基づいて前記液体吐出部から液体を被プリント材に
    吐出することでプリントを行うインクジェットプリント
    装置であって、 前記インク吐出データを所定量格納するインク吐出デー
    タメモリと、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データに基づき、当該インク吐出データメモリに格納さ
    れるインク吐出データの前記所定量より少ない量に対応
    する前記液体吐出データを作成する液体吐出データ作成
    手段と、 前記液体吐出データ作成手段により作成された、前記所
    定量より少ない量に対応する液体吐出データを格納する
    液体吐出用バッファと、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データの解像度を変換する解像度変換部と、 前記解像度変換部により変換されたインク吐出データで
    あって、前記所定量より少ない量に対応するインク吐出
    データを格納するインク吐出用バッファと、 前記液体吐出用バッファおよび前記インク吐出用バッフ
    ァのそれぞれに格納された液体吐出データおよびインク
    吐出データに基づき、それぞれ前記液体吐出部および前
    記インク吐出部を駆動し吐出を行わせる手段とを備え、 前記解像度変換部により変換されたインク吐出データの
    解像度は、解像度変換がなされない前記液体吐出データ
    の解像度とは異なることを特徴とするインクジェットプ
    リント装置。
  12. 【請求項12】 インクを吐出するためのインク吐出部
    と、該インクの色材を不溶化または凝集させる物質を少
    なくとも含む液体を吐出するための液体吐出部とを用
    い、インク吐出データに基づいて前記インク吐出部から
    インクを被プリント材に吐出すると共に、液体吐出デー
    タに基づいて前記液体吐出部から液体を被プリント材に
    吐出することでプリントを行うインクジェットプリント
    方法であって、 所定量のインク吐出データをインク吐出データメモリに
    格納する第1の格納工程と、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データに基づき、当該インク吐出データメモリに格納さ
    れるインク吐出データの前記所定量より少ない量に対応
    する前記液体吐出データを作成する液体吐出データ作成
    工程と、 前記液体吐出データ作成工程において作成された、前記
    所定量より少ない量に対応する液体吐出データを液体吐
    出用バッファに格納する第2の格納工程と、 前記インク吐出データメモリから転送されたインク吐出
    データの解像度を変換する解像度変換工程と、 前記解像度変換工程において変換されたインク吐出デー
    タであって、前記所定量より少ない量に対応するインク
    吐出データをインク吐出用バッファに格納する第3の格
    納工程と、 前記液体吐出用バッファおよび前記インク吐出用バッフ
    ァのそれぞれに格納された液体吐出データおよびインク
    吐出データに基づき、それぞれ前記液体吐出部および前
    記インク吐出部を駆動する駆動工程とを有し、 前記解像度変換部により変換されたインク吐出データの
    解像度は、解像度変換がなされない前記液体吐出データ
    の解像度とは異なることを特徴とするインクジェットプ
    リント方法。
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