JP3384666B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP3384666B2
JP3384666B2 JP31567595A JP31567595A JP3384666B2 JP 3384666 B2 JP3384666 B2 JP 3384666B2 JP 31567595 A JP31567595 A JP 31567595A JP 31567595 A JP31567595 A JP 31567595A JP 3384666 B2 JP3384666 B2 JP 3384666B2
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roller
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光明 芳谷
英一 和田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトレジスト塗
布液、感光性ポリイミド樹脂、カラーフィルター用の染
色剤などの薄膜が表面に形成された液晶用のガラス基
板、フォトマスク用のガラス基板等を対象とし、これら
基板の主面に所定の処理液を供給することによって処理
する基板処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前工程で所定の処理が施された基
板に洗浄液による洗浄処理を施してから後工程に搬送す
るようにした基板処理装置が知られている。このような
基板処理装置は、薬洗部、水洗部および乾燥部が直列に
配設された処理装置本体と、この処理装置本体の薬洗
部、水洗部および乾燥部を貫通するように設けられた基
板の搬送手段とから形成されているのが一般的である。
通常、搬送手段は基板を水平姿勢で搬送するようになっ
ており、基板はこの搬送手段によって処理装置本体内を
薬洗部、水洗部および乾燥部の順に搬送されつつ処理さ
れる。
【0003】そして、処理装置本体内に導入された基板
に対し、まず、薬洗部において所定の薬液を表裏面に供
給する薬洗処理が施され、ついで液切り処理が施された
のち水洗部において水洗処理が施され、最後に乾燥部に
おいて気体の噴射等による乾燥処理が行われるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、基板
のサイズが大型化する傾向にあり、これに対応するため
基板処理装置を大型化しなけらばならず、これに伴う設
置面積の増加や設備コストの増大が問題になっている。
【0005】また、基板が大型化すると、例えば基板を
薬洗部から水洗部に向けて搬送するときに、基板上で薬
液と洗浄水とが混合するのを回避するため、基板上の薬
液をエアーナイフ等で液切りしながら基板を水洗部に向
けて送り込むようにすることが通常行われるが、上記液
切り処理に時間がかかったり、基板表面上の薬液が新し
いものと置換されるのに長時間を要する。そのために薬
洗部や水洗部自体を大きくする必要があり、ますます基
板処理装置が大型化するという問題点が発生する。
【0006】そこで、上記液切り処理時間を短縮するた
めに、基板の搬送速度を増大させ、しかもエアーナイフ
からの気体の吐出量を増やしたり、また薬液の置換時間
短縮のため、処理液の流量を増加させることが考えられ
るが、このようにすると気体や薬液の使用量の増加や、
ポンプの能力アップのためにコストアップになるという
問題点が生じる。
【0007】さらに、水洗部においては、通常、最後に
純水による仕上げの洗浄処理が施されるが、基板が大き
くなると基板上で上流側の通常の洗浄水と下流側の純水
とが混ざり合うことがあり、基板を確実に清浄化し得な
いという問題点が生じる。これを防止するため、通常の
洗浄水による洗浄域と純水による洗浄域とを大きく離間
させる必要があるが、このようにすると設置面積の増大
や設備規模が大きくなるという新たな問題点が発生す
る。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、基板の大型化によっても、
設備規模の増大を抑制することができ、しかも、基板に
確実な洗浄処理を施し得る基板処理装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
処理装置本体内で搬送中の基板に対して処理液を供給す
ることによって順次基板処理を行う基板処理装置におい
て、上記処理装置本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬
送手段と、この搬送手段の上流側に設けられ、かつ、水
平姿勢で受け入れた基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に
変更して上記搬送手段に導入する入口側移載手段と、上
記搬送手段の下流側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板
を水平姿勢に戻す出口側移載手段とを備え、上記入口側
移載手段は、基板を搬送するための複数のローラを支持
するローラ支持部材と、このローラ支持部材を水平姿勢
と傾斜姿勢との間で基板の搬送方向と直交する方向に傾
斜させる傾動手段とを備え、上記出口側移載手段は、基
板を搬送するための複数のローラを支持するローラ支持
部材と、このローラ支持部材を水平姿勢と傾斜姿勢との
間で基板の搬送方向と直交する方向に傾斜させる傾動手
段とを備えているものである。
【0010】請求項2記載の発明は、処理装置本体内で
搬送中の基板に対して処理液を供給することによって順
次基板処理を行う基板処理装置において、上記処理装置
本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬送手段と、この搬
送手段の上流側に設けられ、かつ、水平姿勢で受け入れ
た基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更して上記搬送
手段に導入する入口側移載手段と、上記搬送手段の下流
側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板を水平姿勢に戻す
出口側移載手段とを備え、上記入口側移載手段は、基板
を搬送するための複数のローラを支持するローラ支持部
材と、このローラ支持部材を水平姿勢と傾斜姿勢との間
で基板の搬送方向と直交する方向に傾斜させる傾動手段
とを備えているものである。
【0011】請求項3記載の発明は、処理装置本体内で
搬送中の基板に対して処理液を供給することによって順
次基板処理を行う基板処理装置において、上記処理装置
本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬送手段と、この搬
送手段の上流側に設けられ、かつ、水平姿勢で受け入れ
た基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更して上記搬送
手段に導入する入口側移載手段と、上記搬送手段の下流
側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板を水平姿勢に戻す
出口側移載手段とを備え、上記出口側移載手段は、基板
を搬送するための複数のローラを支持するローラ支持部
材と、このローラ支持部材を水平姿勢と傾斜姿勢との間
で基板の搬送方向と直交する方向に傾斜させる傾動手段
とを備えているものである。
【0012】これらの発明によれば、前工程から送り込
まれた基板は、入口側移載手段によって傾斜姿勢に変更
され、処理装置本体内の搬送手段に引き渡され、搬送手
段によって処理装置本体内を傾斜姿勢で搬送されつつ処
理液の供給を受けて処理される。そして、処理装置本体
内の下流端で出口側移載手段によって元の水平姿勢に戻
され、後工程に向けて導出される。
【0013】このように、処理装置本体の上流側および
下流側にそれぞれ移載手段を設けることにより、傾斜し
た処理装置本体内の搬送手段に対する基板の引き渡し操
作、および搬送手段からの基板の受け取り操作が円滑に
行い得るようになる。従って、本発明の基板処理装置を
適用することにより、入口側および出口側の移載手段が
設けられていない基板処理装置を適用する場合に比較
し、全ての基板搬送経路を基板の搬送方向に直交する面
内で傾斜させる必要はなくなるため、既存の設備仕様を
大幅に変更することなく本基板処理装置を適用すること
が可能になり、設備コストの低減に寄与する。
【0014】そして、処理装置本体内では、搬送手段が
基板の搬送方向に直交する方向で水平面に対して傾斜さ
れ、これによって基板に供給された処理液の置換や液切
れが良好に行われるため、水平に基板を搬送する搬送手
段が採用されている場合に比較して、洗浄時間が短くて
済み、また液切りのための空間や、液切り手段を設ける
必要がなくなり、基板の大型化に伴う基板処理装置の大
型化を確実に抑制し得るようになる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の入口側移載手段において、上記ローラ支持部材が
前後方向に延びる軸回りに回動可能であり、上記傾動手
段が上記ローラ支持部材を上記軸回りに回動させるもの
である。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の傾
動手段がローラ支持部材を上記軸回りに回動自在に支持
するシリンダを備えるものである。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1または3
記載の出口側移載手段において、上記ローラ支持部材が
前後方向に延びる軸回りに回動可能であり、上記傾動手
段が上記ローラ支持部材を上記軸回りに回動させるもの
である。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の傾
動手段がローラ支持部材を上記軸回りに回動自在に支持
するシリンダを備えるものである。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載の発明において、上記搬送手段は、基板
の搬送方向に並設され、同方向に直交する支持軸を有す
る複数のローラを備えたローラコンベアであることを特
徴とするものである。
【0020】この発明によれば、ローラコンベアの複数
のローラ上に基板を載置した状態で各ローラを回転駆動
させることにより基板は搬送される。そして、各ローラ
間には隙間が形成されているため、この隙間を通して基
板の裏面にも処理液を供給することができ、基板の表裏
面に処理液を供給する点で有効である。
【0021】また、傾斜しているローラの下方の短縁部
に基板滑り止めの鍔部を設けることにより、ローラ上の
基板はこの鍔部で支持された状態になるため、基板の幅
方向の寸法に変動があっても、上記鍔部による支持によ
って対応することが可能になり、基板サイズが変更され
る毎にローラの仕様変更を行う必要がなくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る基板処理装
置の一実施実施形態を示す説明図である。この図に示す
ように、基板処理装置1は、前工程からの基板Bを受け
入れる基板導入部2、内部に基板Bの処理空間を有する
処理装置本体3、および処理後の基板Bを後工程に受け
渡す基板導出部4が直列に配設されて形成されている。
そして基板処理装置1は、基板導入部2、処理装置本体
3および基板導出部4の順に基板Bを搬送しつつ基板B
に所定の処理を施すものである。
【0023】本実施形態においては、搬送手段5はロー
ラコンベアが適用されている。このローラコンベアは、
基板Bの搬送方向(図1の左方から右方に向かう方向)
に直交する方向に支持軸を配した複数のローラ51が等
ピッチで搬送方向に並設されて形成されている。そし
て、駆動している搬送手段5上に基板Bを載置すること
により、図略の駆動手段の駆動による各ローラ51の同
一方向の同期回転に伴って基板Bは搬送方向(図1の右
方)に向けて搬送されるようになっている。
【0024】基板Bは、前工程からコンベアあるいはロ
ボット等の上流側引継ぎ手段20を介して基板導入部2
に移され、ついで搬送手段5の駆動によって基板導入部
2から処理装置本体3に導入され、ここで搬送手段5に
よって搬送されつつ基板Bに所定の処理が施された後、
基板導出部4に移送され、その後、基板導出部4の下流
端でコンベアあるいはロボット等からなる下流側引継ぎ
手段40を介して次工程に向けて導出されるようになっ
ている。
【0025】処理装置本体3内においては、上記各ロー
ラ51はその軸心が基板Bの搬送方向に対して直交する
面内であって、水平方向に対して傾斜して設けられてい
る(図2、図3)。処理装置本体3内の各ローラ51の
傾斜角度は全て同一角度に設定され、これらローラ51
の上部に基板Bが通過する基板通過経路5aが形成され
ている。これによって基板Bは処理装置本体3内におい
て傾斜姿勢で基板通過経路5aを搬送されつつ所定の処
理が施されるようになっている。
【0026】図2および図3は、基板導入部2の一実施
形態を示す一部切欠き斜視図であり、図2は基板移載部
22が水平姿勢に設定されている状態、図3は基板移載
部22が傾斜姿勢に設定されている状態をそれぞれ示し
ている。
【0027】これらの図に示すように、基板導入部2
は、上流側引継ぎ手段20(図1)からの基板Bを一旦
受け取る基板受入れ部21と、この基板受入れ部21の
直下流側に設けられた基板移載部(入口側移載手段)2
2とを備えて形成されている。上記基板受入れ部21
は、フロアF上に据え付けられた架台21a上に組み付
けられて形成されている。この基板受入れ部21は、基
板Bの搬送方向に延びる幅方向(基板Bの搬送方向に直
交する方向)一対のローラ支持板21b、これら一対の
ローラ支持板21b間でローラ支持軸51a回りに回転
自在に軸支された水平方向に延びる複数本のローラ5
1、および各ローラ51を一斉に同一方向に回転駆動す
る第1駆動モータ21cからなっている。
【0028】上記基板受入れ部21においては、ローラ
51として円筒状ローラ52が適用されている。この円
筒状ローラ52は、中央部の円筒状を呈したローラ本体
52aと、このローラ本体52aの両側部に形成された
鍔部52bとからなり、各鍔部52b間に基板Bを挟持
させることによってローラ本体52a上での基板Bの横
ずれを防止している。
【0029】従って、基板Bが上流側引継ぎ手段20
(図1)から基板受入れ部21上に受け渡された状態で
第1駆動モータ21cを駆動することにより、各円筒状
ローラ52が一斉に同一方向に回転し、これによってロ
ーラ本体52a上の基板Bが基板移載部22に向けて送
り出されることになる。
【0030】上記基板移載部22は、断面視でU字形状
のローラ支持部材23、このローラ支持部材23に支持
された複数本の上記同様の円筒状ローラ52、上記ロー
ラ支持部材23の幅方向の一側部に固定された駆動手段
支持枠24、この駆動手段支持枠24に支持されたロー
ラ駆動機構25、およびフロアFとローラ支持部材23
との間に挾設された移載部傾動手段26を備えて形成さ
れている。
【0031】上記ローラ支持部材23は、その幅方向の
一方の側部(図2においては右方)にローラ支持板23
aが形成されているとともに、他側部に駆動手段支持枠
24を取り付けるための接合板23bが形成され、この
接合板23bに駆動手段支持枠24が固定されている。
【0032】上記駆動手段支持枠24は、接合板23b
に密着固定されたローラ支持板24a、このローラ支持
板24aの前後方向両側部に外方に向かって突設された
一対の突出板24b、および各突出板24bとローラ支
持板24aの下端縁部に固定された棚板24cによって
形成されている。ローラ駆動機構25はこれらローラ支
持板24a、突出板24bおよび棚板24cに囲繞され
た状態で設けられている。
【0033】そして、上記両ローラ支持板23a,24
a間にローラ支持軸51aが架橋され、これによってロ
ーラ支持板23a,24a間で円筒状ローラ52がロー
ラ支持軸51a回りに回転自在に軸支された状態にな
り、かつ、ローラ駆動機構25によって同一方向に一斉
に回転するようになっている。
【0034】上記ローラ駆動機構25は、駆動手段支持
枠24の棚板24c上に据え付けられ、かつ、駆動軸に
駆動プーリー25bの設けられた第2駆動モータ25
a、各ローラ支持軸51aの左側端部に設けられた複数
の上部プーリー25c、上部プーリー25cに対応して
ローラ支持板24aの下部で軸支された下部プーリー2
5d、およびこれら駆動プーリー25bと上部プーリー
25cと下部プーリー25dとに張設されたタイミング
ベルト25eを備えている。
【0035】従って、第2駆動モータ25aを駆動する
ことにより、この駆動回転は駆動プーリー25bおよび
タイミングベルト25eを介して各上部プーリー25c
および下部プーリー25dに伝達され、これによってロ
ーラ支持軸51aを介して円筒状ローラ52が回転し、
基板Bを搬送方向に移動させるようになっている。
【0036】なお、下部プーリー25dは、タイミング
ベルト25eを蛇行させるためのものであり、この蛇行
によって各上部プーリー25cとタイミングベルト25
eとの接触距離が長くなり、タイミングベルト25eの
上部プーリー25cに対するスリップが防止され、第2
駆動モータ25aの駆動回転が各上部プーリー25cに
確実に伝達され、全ての円筒状ローラ52が常に同一回
転速度で安定して回転する。
【0037】上記移載部傾動手段26は、フロアF上に
固定された第1ブラケット26a、下端部がこの第1ブ
ラケット26aの第1支持軸26b回りに回動自在に軸
支されたシリンダ26c、このシリンダ26cから上方
に突出したピストンロッド26d、ローラ支持板23a
の底縁部に設けられた第2支持軸26gを有する第2ブ
ラケット26fを備えている。上記ピストンロッド26
dの上端部は、第2支持軸26g回りに回動可能に軸支
され、これによってローラ支持部材23の幅方向の右側
部がフロアF上でシリンダ26cおよびピストンロッド
26dに支持された状態になっている。
【0038】一方、上記各突出板24bには前後方向に
延びる水平軸27が突設され、これらの水平軸27は、
基板受入れ部21および薬洗部31の適所に設けられた
軸受28に軸心回りに回動可能に軸支され、これによっ
てローラ支持部材23の左側部が駆動手段支持枠24を
介して軸受28に支持された状態になっている。
【0039】従って、図2に示す状態において、シリン
ダ26cの駆動によってピストンロッド26dを所定の
突出量だけ突出させることにより、ローラ支持部材23
は水平軸27回りに反時計方向に回動し、図3に示すよ
うに、基板移載部22が所定角度だけ基板Bの搬送方向
に直交する方向に傾いた傾斜姿勢になる。そして、本実
施形態においては、ローラ支持部材23の水平面に対す
る傾斜角度は3〜7°に設定されている。
【0040】一方、処理装置本体3(図2および図3に
おいては処理装置本体3の内の薬洗部31のみが示され
ている)内のローラ51についても、搬送方向に直交し
た方向の傾斜角度は上記ローラ支持部材23と同様の傾
斜角度に設定されている。そして、図3に示すように、
ローラ支持部材23が傾斜姿勢になった状態では、ロー
ラ支持部材23の複数の円筒状ローラ52の上部に形成
される基板通過経路5aと、処理装置本体3内の複数の
ローラ51上に形成される基板通過経路5aとが同一平
面上に位置し、これによって基板導入部2から処理装置
本体3への基板通過口31a′を介した基板Bの引き渡
しが行い得るようになっている。
【0041】なお、図2および図3に示すように、処理
装置本体3内のローラ51は、ローラ支持軸51aの中
央部に中央ローラ53aが設けられ、同両側部に一対の
鍔部53bが設けられ、さらにこれら一対の鍔部53b
の内側に互いに対向するように一対の基板支持ローラ5
3cが設けられた、いわゆる部分支持型ローラ53が採
用されている。
【0042】かかる部分支持型ローラ53を適用するこ
とにより、ローラ51による基板B裏面の接触域を少な
くし、基板Bの裏面への洗浄水や気体の供給を良好に行
い得るようにするとともに、洗浄過程や乾燥過程でのロ
ーラ51との接触による基板Bの裏面の汚染を最小限に
抑えることが可能になる。
【0043】上記処理装置本体3は、本実施形態におい
ては、薬洗部31、水洗部32、および乾燥部37が直
列に配設されて形成されている。図4は、薬洗部31の
一実施形態を示す説明図である。この図に示すように、
薬洗部31は、搬送手段5によって搬送されつつある基
板Bの表裏に所定の薬液を供給して基板Bを洗浄(薬
洗)するためのものであり、内部に搬送手段5が敷設さ
れた薬洗槽31a、この薬洗槽31a内に搬送手段5を
挟んで上下に配設された複数の薬液供給ノズル31b、
薬液を貯留する薬液槽31c、および、この薬液槽31
c内の薬液を薬液供給管路310を通して薬液供給ノズ
ル31bに供給する薬液ポンプ31dを備えている。
【0044】上記薬洗槽31aは、上流側および下流側
の壁部に基板Bを通過させる基板通過口31a′を有し
ており、基板導入部2からの基板Bは上流側の基板通過
口31a′を通って薬洗槽31a内に導入されるととも
に、薬洗部31での薬洗処理が完了した基板Bは下流側
の基板通過口31a′から水洗部32に向けて導出され
るようになっている。
【0045】上記薬液供給ノズル31bは、基板通過経
路5aを挟むように上下に設けられ、これら上下の薬液
供給ノズル31bからの薬液吐出によって基板Bの表裏
面に薬液が供給されるようになっている。また、上記薬
液ポンプ31dの下流側の薬液供給管路310にはフィ
ルター31eが介設され、薬液供給ノズル31bに供給
される薬液が濾過処理により清浄化されるようにしてい
る。そして、薬洗槽31a内で薬液供給ノズル31bか
ら吐出され、基板Bの薬洗に使用された後の薬液は、戻
り管路311を通って薬液槽31cに返されるようにし
ており、これによって薬液は循環使用されるようになっ
ている。
【0046】また、処理装置本体3内の基板通過経路5
aの上下には、基板通過経路5aに直交した軸心や基板
通過経路5aを平行に横断した軸心回りに回転する複数
個のブラシ31fが設けられ、基板通過経路5aを搬送
されつつある基板Bの表裏面はこれらのブラシでブラッ
シング処理されるようになっている。ブラシ31fとし
ては、円盤の底面に植毛されたディスクブラシや円筒体
の外周面に植毛されたロータリーブラシ等が用いられて
いる。そして毛先を基板Bの表裏面に当接させた状態で
のこれらブラシ31fの軸心回りの回転によって、基板
Bは表裏面が薬液付与状態でブラッシング処理され、清
浄化されるようになっている。
【0047】そして特にブラシ31fの直上流側および
直下流側には、上方でローラ51に対向した押えローラ
51′が設けられ、押えローラ51′とローラ51とで
基板Bを上下から挟持することにより、ブラシ31fに
よるブラッシング操作によっても基板Bの浮き上がりや
基板通過経路5aからの逸脱が阻止されるようにしてい
る。
【0048】従って、搬送手段5の駆動で基板通過経路
5aを搬送されつつある傾斜姿勢の基板Bは、薬液ポン
プ31dの駆動によって薬液槽31cから汲み上げられ
た薬液が薬液供給ノズル31bから供給され、この薬液
の存在下で上記ブラシ31fによるブラッシング処理が
施され、第1段階の洗浄処理が行われることになる。そ
して、基板Bに供給された薬液、すなわち基板Bを洗浄
することによって汚染物を含有しつつある薬液は、基板
Bの傾斜面に沿って流下し、引き続いて基板Bにフィル
ター31eを介して供給される新たな清浄な薬液と速や
かに置換される。これにより、短い洗浄時間で高い洗浄
作用が得られる。しかも、基板Bの傾斜面に沿って速や
かにするので、基板Bによる薬液の持ち出し量も低減さ
れ、薬液の消費量も低減され、また、良好な液切りが行
われることになる。
【0049】図5は、水洗部32および乾燥部37の一
実施形態を示す説明図である。この図を基に、まず水洗
部32について説明する。水洗部32は、搬送手段5に
よって搬送されつつある薬洗後の基板Bに洗浄水を供給
して洗浄(水洗)するためのものであり、内部に搬送手
段5が敷設された水洗槽32aを備えている。この水洗
槽32aの内部は、仕切壁32a″によって上流側から
低圧水供給部33、高圧水供給部34、超音波洗浄水供
給部35、および純水供給部36に区分されている。
【0050】上記水洗槽32aの上流側および下流側の
壁面ならびに各仕切壁32a″には基板通過口32a′
が開口されている。そして、薬洗部31から導出された
基板Bは、上流端の基板通過口32a′から水洗槽32
a内に導入され、ついで各仕切壁32a″の基板通過口
32a′を通って低圧水供給部33、高圧水供給部3
4、超音波洗浄水供給部35、および純水供給部36に
順次導入され、所定の水洗処理が施されたのち下流端の
基板通過口32a′から乾燥部37に向けて導出される
ようになっている。
【0051】上記低圧水供給部33は、基板通過経路5
aを挟むように上下に配設された低圧水供給ノズル33
aを有し、高圧水供給部34は同様に配設された高圧水
供給ノズル34aを有している。また、超音波洗浄水供
給部35には、基板通過経路5aを通過する基板Bの表
面に吐出口を向けた超音波水供給ノズル35aが設けら
れ、純水供給部36には基板通過経路5aを挟むように
上下に配設された純水供給ノズル36aが設けられてい
る。
【0052】上記低圧水供給ノズル33aのうち基板通
過経路5aの上方に設けられているものは、基板Bの搬
送方向に直交した方向でかつ水平方向に延びる細長いス
リット状の液吐出口を備えた、いわゆる液ナイフが用い
られているとともに、同基板通過経路5aの下方に設け
られているものは、円形あるいは楕円形等の散液孔を備
えた通常のコーンタイプあるいは扇状タイプ等のノズル
が採用されている。
【0053】一方、水洗部32の近傍には第1水槽32
bおよび第2水槽32cが配置され、第1水槽32bと
低圧水供給ノズル33aとの間に低圧水ポンプ33bお
よびフィルター33cの介設された第1管路321が設
けられている。そして、第1水槽32b内の洗浄水は、
低圧水ポンプ33bの駆動によって第1管路321を通
して汲み上げられ、フィルター33cによって清浄化さ
れたのち低圧水供給ノズル33aから基板Bの表裏面に
供給され、これによって基板Bに対する第2段階の洗浄
処理が施されるようになっている。
【0054】そして、低圧水供給ノズル33aから吐出
された洗浄水は、戻り管路322を通って第1水槽32
bに返送されるようになっている。なお、戻り管路32
2の途中には切換弁323が設けられ、この切換弁32
3の切り換え操作で低圧水供給部33から流下した洗浄
水を系外に排出し得るようにしている。
【0055】また、第1水槽32bと高圧水供給ノズル
34aとの間には高圧水ポンプ34bおよびフィルター
34cの介設された第2管路324が設けられている。
そして、第1水槽32b内の洗浄水は、高圧水ポンプ3
4bの駆動によって第2管路324を通して汲み上げら
れ、フィルター34cによって清浄化されたのち高圧水
供給ノズル34aから基板Bの表裏面に向けて高圧で噴
射され、基板Bに対する第3段階の洗浄処理が行われる
ようになっている。そして高圧水供給ノズル34aから
噴射され、基板Bを水洗した後の洗浄水は、戻り管路3
25を通って第1水槽32bに戻される。
【0056】上記第2水槽32cと超音波水供給ノズル
35aとの間には第3管路326が設けられている。こ
の第3管路326には汲上げポンプ35bおよびフィル
ター35cが介設され、汲上げポンプ35bの駆動によ
って第2水槽32c内の洗浄水がフィルター35cで濾
過されたのち超音波水供給ノズル35aに供給されるよ
うになっている。
【0057】超音波水供給ノズル35aは、洗浄水に超
音波振動を付与する機能を備えたノズルであり、内部に
図略の超音波発振器を有している。超音波水供給ノズル
35aに供給された洗浄水はこの超音波発振器によって
略40kHzの振動が付与された状態で吐出口から吐出
され、この洗浄水の超音波振動によって基板Bに対する
第4段階の洗浄処理が施されることになる。そして、超
音波水供給ノズル35aから基板Bに供給された洗浄水
は基板Bの表面を洗浄した後、戻り管路327を通って
第2水槽32cに返送されるようにしている。
【0058】上記純水供給部36は、基板Bに最終段階
(第4段階)の洗浄処理を施す部分であり、純水を用い
て洗浄される。具体的には、純水供給ノズル36aに純
水源36bからの純水が純水管路328を介して供給さ
れるようになっており、基板通過経路5aを通過中の基
板Bの表裏面に純水を供給することによって仕上げの洗
浄処理を行うようにしている。
【0059】この純水供給部36においては、基板通過
経路5aの上方に液ナイフタイプの純水供給ノズル36
aが設けられ、これからの純水の吐出によって基板Bの
表面が洗浄されるとともに、基板通過経路5aの下方に
は通常のコーンタイプ等の純水供給ノズル36aが設け
られ、これによって基板Bの裏面が洗浄されるようにな
っている。そして、純水供給ノズル36aから吐出され
た純水は、基板Bの表裏面を洗浄した後、戻り管路32
9を通って第2水槽32cに戻すようにしている。
【0060】このような一連の低圧水供給部33、高圧
水供給部34、超音波洗浄水供給部35および純水供給
部36からなる水洗部32においては、基板Bはその搬
送方向に直交する面内で傾斜したローラ51によって傾
斜姿勢で搬送されるようになっており、これによって各
供給部33,34,35,36で基板Bに供給された洗
浄用の水は速やかに基板Bの傾斜面を流下するため、下
流側の乾燥部37には最小限度の洗浄水しか持ち込まれ
ないようになっている。
【0061】上記乾燥部37(図5)は、水洗部32の
純水供給部36から導出された基板Bを乾燥するための
ものであり、乾燥槽37aと、この乾燥槽37a内の基
板通過経路5aを挟むように設けられた上下一対のエア
ーナイフ37bとを備えている。上記乾燥槽37aの上
流壁および下流壁には基板通過口37a′が開口され、
これらの基板通過口37a′を介して乾燥槽37aに対
する基板Bの搬入および搬出が行われる。上記乾燥槽3
7aは、基板Bの搬送方向に直交するように設けられた
スリット状の気体吐出口を有しており、この気体吐出口
からの帯状の気流を基板Bの表裏面に吹き付けることに
より基板Bを乾燥するようにしている。
【0062】そして、各エアーナイフ37bは気体管路
330を介して気体源37cに接続され、気体源37c
からの高圧気体がエアーナイフ37bに供給されるよう
になっている。なお、本実施形態においては、気体源3
7cとして高圧窒素ボンベが適用されている。また、乾
燥槽37aと第2水槽32cとの間には開閉バルブ33
2の設けられた戻り管路331が接続され、開閉バルブ
332を開通することによって乾燥槽37aの底部に溜
った純水を第2水槽32cに導入し得るようにしてい
る。
【0063】また、乾燥部37においても薬洗槽31a
におけると同様にローラ51は基板Bの搬送方向に直交
する面内で水平方向に対して傾斜され、これによって基
板Bに付着している洗浄水の液切りが良好に行われるよ
うになっている。
【0064】図6および図7は、基板導出部4の一実施
形態を示す一部切欠き斜視図であり、図6は基板移載部
42が傾斜姿勢に設定されている状態、図7は基板移載
部42が水平姿勢に設定されている状態をそれぞれ示し
ている。基板導出部4は、左右対象状態で上記基板導入
部2と同様の構造のものが採用されている。
【0065】図6および図7に示すように、基板導出部
4は、乾燥部37からの基板Bを受け取る基板移載部
(出口側移載手段)42と、この基板移載部42が受け
取った基板Bを下流側引継ぎ手段40(図1)に引き渡
す基板引渡し部41とを備えて形成されている。上記基
板引渡し部41は、フロアF上に据え付けられた架台4
1a上に組み付けられて形成されている。
【0066】上記基板引渡し部41は、基板Bの搬送方
向に延びる幅方向(基板Bの搬送方向に直交する方向)
一対のローラ支持板41b、これら一対のローラ支持板
41b間でローラ支持軸51a回りに回転自在に軸支さ
れた水平方向に延びる複数本のローラ51、および各ロ
ーラ51を一斉に同一方向に回転駆動する第3駆動モー
タ41cからなっている。基板引渡し部41において
は、ローラ51として基板受入れ部21のものと同様の
ローラ本体52aおよび鍔部52bからなる円筒状ロー
ラ52が適用されている。
【0067】そして、図7に示すように、基板Bを基板
移載部42から基板引渡し部41上に受け渡すに際し、
第3駆動モータ41cを駆動することにより、各円筒状
ローラ52が一斉に同一方向に回転し、これによってロ
ーラ本体52a上の基板Bが下流側引継ぎ手段40(図
1)に向けて送出されるようになっている。
【0068】上記基板移載部42は、乾燥部37と基板
引渡し部41とに挾持されて形成されている。この基板
移載部42は、断面視でU字形状のローラ支持部材4
3、このローラ支持部材43に支持された複数本の上記
同様の円筒状ローラ52、上記ローラ支持部材43の幅
方向の一側部に固定された駆動手段支持枠44、この駆
動手段支持枠44に支持されたローラ駆動機構45(図
7)、およびフロアFとローラ支持部材43との間に挾
設された移載部傾動手段46を備えて形成されている。
【0069】上記ローラ支持部材43は、その幅方向の
一方の側部(図4においては右方)にローラ支持板43
aが形成されているとともに、他側部に駆動手段支持枠
44を取り付けるための接合板43bが形成され、この
接合板43bに駆動手段支持枠44が固定されている。
【0070】上記駆動手段支持枠44は、接合板43b
に密着固定されたローラ支持板44a、このローラ支持
板44aの前後方向両側部に外方に向かって突設された
一対の突出板44b、および各突出板44bとローラ支
持板44aの下端縁部に固定された棚板44cによって
形成されている。ローラ駆動機構45はこれらローラ支
持板44a、突出板44bおよび棚板44cに囲繞され
た状態で設けられている。
【0071】そして、上記両ローラ支持板43a,44
a間にローラ支持軸51aが架橋され、これによってロ
ーラ支持板43a,44a間で円筒状ローラ52がロー
ラ支持軸51a回りに回転自在に軸支された状態にな
り、かつ、ローラ駆動機構45によって同一方向に一斉
に回転するようになっている。
【0072】上記ローラ駆動機構45は、図7に示すよ
うに、駆動手段支持枠44の棚板44c上に据え付けら
れ、かつ、駆動軸に駆動プーリー45bの設けられた第
4駆動モータ45a、各ローラ支持軸51aの左側端部
に設けられた複数の上部プーリー45c、この上部プー
リー45cに対応してローラ支持板44aの下部で軸支
された下部プーリー45d、およびこれら駆動プーリー
45bと上部プーリー45cと下部プーリー45dとに
張設されたタイミングベルト45eを備えている。
【0073】従って、第4駆動モータ45aを駆動する
ことにより、この駆動回転は駆動プーリー45bおよび
タイミングベルト45eを介して各上部プーリー45c
および下部プーリー45dに伝達され、これによってロ
ーラ支持軸51aを介して円筒状ローラ52が回転し、
基板Bを搬送方向に移動させるようになっている。
【0074】上記移載部傾動手段46は、フロアF上に
固定された第3ブラケット46a、下端部がこの第3ブ
ラケット46aの第3支持軸46b回りに回動自在に軸
支されたシリンダ46c、このシリンダ46cから上方
に突出したピストンロッド46d、ローラ支持板43a
の底縁部に設けられた第4支持軸46gを有する第4ブ
ラケット46fを備えている。上記ピストンロッド46
dの上端部は、第4支持軸46g回りに回動可能に軸支
され、これによってローラ支持部材43の幅方向の右側
部がフロアF上でシリンダ46cおよびピストンロッド
46dに支持された状態になっている。
【0075】一方、上記各突出板44bには前後方向に
延びる水平軸47が突設され、これらの水平軸47は、
基板引渡し部41および乾燥部37の適所に設けられた
軸受48に軸心回りに回動可能に軸支され、これによっ
てローラ支持部材43の左側部が駆動手段支持枠44を
介して軸受48に支持された状態になっている。
【0076】従って、図6に示す状態において、シリン
ダ46cの駆動によってピストンロッド46dを所定の
突出量だけ突出させることにより、傾斜姿勢のローラ支
持部材43は水平軸47回りに反時計方向に回動し、図
7に示すように、基板移載部42が水平姿勢になる。
【0077】以下本発明の作用について説明する。基板
Bは、図1に示すように、上流側引継ぎ手段20から基
板導入部2に順次引き渡され、搬送手段5の駆動によっ
て処理装置本体3内に導入され、ここで所定の処理が順
次施された後、基板導出部4を介して下流側引継ぎ手段
40に引き渡される。
【0078】そして、上流側引継ぎ手段20からの基板
Bは、図2に示すように、基板導入部2においてまず基
板受入れ部21の円筒状ローラ52上に載置され、第1
駆動モータ21cの駆動による円筒状ローラ52の回転
によって水平姿勢の基板移載部22に搬送される。な
お、このとき第2駆動モータ25aは駆動されており、
基板受入れ部21から送られてきた基板Bを円筒状ロー
ラ52の回転によって受け入れる。
【0079】そして、基板Bが完全に基板移載部22に
移された時点で、第2駆動モータ25aの駆動は停止さ
れ、これに代って移載部傾動手段26が駆動されること
によるシリンダ26cからのピストンロッド26dの突
出によってローラ支持部材23は水平軸27回りに傾動
し、図3に示すように、基板移載部22は傾斜姿勢にな
る。
【0080】そして、この状態では基板移載部22のロ
ーラ51上の基板通過経路5aは、下流側の処理装置本
体3の基板通過経路5aと面一になっている。この時点
で第2駆動モータ25aが再駆動され、これによって基
板移載部22上の基板Bは基板通過口31a′を通って
薬洗槽31a内に導入され、処理装置本体3内の常時回
転駆動しているローラ51によって処理装置本体3内を
搬送され、薬洗部31、水洗部32、低圧水供給部3
3、高圧水供給部34、超音波洗浄水供給部35、純水
供給部36、および乾燥部37において基板Bに上記の
所定の処理が順次施される。
【0081】基板Bを送り出した後の基板移載部22
は、シリンダ26cの逆駆動によって元の水平姿勢に戻
され、つぎの基板受入れ部21からの基板Bを受入れ、
再度水平姿勢から傾斜姿勢に傾動して処理装置本体3に
送り込むという操作を順次繰り返すため、処理装置本体
3内には、所定の間隔で基板Bが順次導入されることに
なる。
【0082】そして、処理装置本体3内では、各ローラ
51の上部に形成された基板通過経路5aは、幅方向に
傾斜が形成されているため、基板Bは傾斜姿勢を維持し
つつ処理装置本体3内を搬送されることになり、その結
果、基板Bの表裏面に供給された薬液や洗浄水が基板B
の傾斜面に沿って流下することによって基板Bの液切れ
が極めて良好になり、極めて高い洗浄作用が得られ、洗
浄時間が短くて済むとともに、薬液の持ち出し量、消費
量も低減され、また、薬洗槽31aと水洗槽32aとの
間、水洗槽32aと乾燥槽37aとの間における基板B
の表裏面上での異種処理液の混合が確実に防止される。
【0083】ついで、乾燥部37での乾燥処理が完了し
た基板通過経路5a上の基板Bは、図6に示すように、
基板通過口37a′を通って基板導出部4に向けて導出
され、傾斜姿勢になっている基板移載部42の円筒状ロ
ーラ52上に向けて搬送される。その後、基板Bが乾燥
槽37aから完全に導出された状態で第4駆動モータ4
5aの駆動が停止され、代って移載部傾動手段46の駆
動によるピストンロッド46dの下降によって基板移載
部42のローラ支持部材43は、図7に示すように水平
姿勢になる。
【0084】この状態で基板Bは再度第4駆動モータ4
5aの駆動により、第3駆動モータ41cの駆動で回転
している基板引渡し部41の円筒状ローラ52上に移さ
れ、引き続き下流側引継ぎ手段40に移される。上記の
基板導出部4の動作は、基板Bが乾燥槽37aから導出
される毎に繰り返される。
【0085】以上詳述した通り、本発明は、基板Bを処
理装置本体3内で傾斜姿勢で搬送するようにしているた
め、処理装置本体3内を水平姿勢で搬送するものに比
べ、各槽間での基板Bの表裏面における異種処理液の混
合を防止するための液切り空間を余分に設けたり、液切
りのための設備を別途設置する必要はなく、その分設備
コストを安価にすることが可能になる。さらに、薬洗部
31や水洗部32での薬液や洗浄水が速やかで、洗浄作
用が極めて高く、洗浄に要する時間、すなわち、これら
の部分を通過する時間が短くて済み、搬送速度が一定な
ら、これら薬洗部31や水洗部32を小型化することが
できる。そして、これらが相俟って、全体として処理装
置本体3の長さ寸法を短くすることができるため、設置
スペースの縮小化に寄与することができるようになる。
さらに各槽間における基板Bの液切りのために従来用い
られていた噴射用の気体が不要になるため、運転コスト
の低減にも寄与し得る。
【0086】また、ローラ51が傾斜しているため、ロ
ーラ51上の基板Bはローラ51の下位の鍔部53bに
よってのみ滑り落ちるのが阻止された状態で支持されて
いるため、基板Bは幅寸法に拘らずローラ51に支持さ
れ得るようになる。そして、上記下位の鍔部53bを搬
送される基板Bの基準位置に設定することにより、基板
Bをそのサイズに拘らずローラ51によって搬送しつつ
処理することが可能になり、装置の汎用性を向上させる
上で有効である。
【0087】しかも、処理装置本体3の上流側には基板
導入部2が設けられ、これによって水平姿勢で搬送され
てきた基板Bが処理装置本体3内の傾斜姿勢に変更され
るとともに、同下流側には基板導出部4が設けられ、こ
れによって処理装置本体3内での傾斜姿勢が水平姿勢に
戻されるから、処理装置本体3内での基板Bの処理を傾
斜姿勢で行うために、処理装置本体3の上流側および下
流側の搬送手段の全てについて基板Bを傾斜姿勢で搬送
し得るように改造する必要がなくなり、装置全体の設備
コストを低減させる上で極めて有効である。
【0088】本発明は、以上の実施形態にのみ限定され
るものではなく、以下の内容をも含むものである。
【0089】(1)上記の実施形態においては、搬送手
段5としてローラコンベアが用いられているが、本発明
は、搬送手段5がローラコンベアであることに限定され
るものではなく、搬送手段5としてベルトコンベアある
いはワイヤコンベアを適用してもよい。また、基板導入
部2や基板導出部4においても処理装置本体3で用いる
ものと同様の部分支持型ローラ53を用いてもよい。
【0090】(2)上記の実施形態においては、処理装
置本体3内には搬送手段5を挾むように上下に各種のノ
ズルが設けられているが、搬送手段5の上方にのみノズ
ルを設けるようにしてもよい。
【0091】(3)上記の実施形態においては、処理装
置本体3の水洗部32の下流側に乾燥部37が配置され
ているが、本発明は乾燥部37を水洗部32の下流側に
配することに限定されるものではない。例えば、乾燥装
置として、基板Bを円盤上に固定して垂直軸心回りに高
速回転させることにより遠心力で液を吹き飛ばして乾燥
させる、いわゆるスピンナーが適用される場合には、水
洗部32の下流側に基板導出部4を配設し、この基板導
出部4の下流側にスピンナーを配置するようなレイアウ
トが好適である。
【0092】
【発明の効果】本発明は、処理装置本体内で搬送中の基
板に対して処理液を供給することによって順次基板処理
を行う基板処理装置において、上記処理装置本体内で基
板を傾斜姿勢で搬送する搬送手段と、この搬送手段の上
流側に設けられ、かつ、水平姿勢で受け入れた基板を上
記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更して上記搬送手段に導入
する入口側移載手段と、上記搬送手段の下流側に設けら
れ、かつ、傾斜姿勢の基板を水平姿勢に戻す出口側移載
手段とを備えてなるものであるため、前工程から送り込
まれた基板は、入口側移載手段によって傾斜姿勢に変更
され、処理装置本体内の搬送手段に引き渡され、搬送手
段によって処理装置本体内を傾斜姿勢で搬送されつつ処
理液の供給を受けて処理される。そして、処理装置本体
内の下流端で出口側移載手段によって元の水平姿勢に戻
され、後工程に向けて導出される。
【0093】このように、処理装置本体の上流側および
下流側にそれぞれ移載手段を設けることにより、傾斜し
た処理装置本体内の搬送手段に対する基板の引き渡し操
作、および搬送手段からの基板の受け取り操作が円滑に
行い得るようになる。従って、本発明の基板処理装置を
適用することにより、入口側および出口側の移載手段が
設けられていない基板処理装置を適用する場合に比較
し、全ての基板搬送経路を基板の搬送方向に直交する面
内で傾斜させる必要はなくなるため、既存の設備仕様を
大幅に変更することなく本基板処理装置を適用すること
が可能になり、設備コストの低減を図る上で有効であ
る。
【0094】そして、処理装置本体内では、搬送手段が
基板の搬送方向に直交する方向で水平面に対して傾斜さ
れ、これによって基板に供給された処理液の置換や液切
れが良好に行われる。そのため、水平に基板を搬送する
搬送手段が採用されている場合に比較して、液切りのた
めの空間や、液切り手段を設ける必要がなくなり、洗浄
作用の高さにより洗浄時間が短く、洗浄のための空間が
小さくて済むことと相俟って基板の大型化に伴う基板処
理装置の大型化を確実に抑制することができ、設備コス
トの低減上好都合である。
【0095】さらに、上記請求項8記載の発明によれ
ば、搬送手段として基板の搬送方向に並設され、同方向
に直交する支持軸を有する複数のローラを備えたローラ
コンベアが適用されているため、ローラコンベアの複数
のローラ上に基板を載置した状態で各ローラを回転駆動
させることにより基板は搬送される。そして、各ローラ
間には隙間が形成されているため、この隙間を通して基
板の裏面にも処理液を供給することができ、基板の表裏
面に処理液を供給する点で有効である。
【0096】また、傾斜しているローラの下方の短縁部
に基板滑り止めの鍔部を設けることにより、ローラ上の
基板はこの鍔部で支持された状態になるため、基板の幅
方向の寸法に変動があっても、上記鍔部による支持によ
って対応することが可能になり、基板サイズが変更され
る毎にローラの仕様変更を行う必要がなくなり、設備コ
ストの低減を図る上で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の一実施実施形態を
示す説明図である。
【図2】基板導入部の一実施形態を示す一部切欠き斜視
図であり、基板移載部が水平姿勢に設定された状態を示
している。
【図3】基板導入部の一実施形態を示す一部切欠き斜視
図であり、基板移載部が傾斜姿勢に設定された状態を示
している。
【図4】薬洗部の一実施形態を示す説明図である。
【図5】水洗部および乾燥部の一実施形態を示す説明図
である。
【図6】基板導出部の一実施形態を示す一部切欠き斜視
図であり、基板移載部が傾斜姿勢に設定された状態を示
している。
【図7】基板導出部の一実施形態を示す一部切欠き斜視
図であり、基板移載部が水平姿勢になった状態を示して
いる。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 基板導入部 21 基板受入れ部 21b ローラ支持板 22 基板移載部(入口側移載手段) 23 ローラ支持部材 24 駆動手段支持枠 25 ローラ駆動機構 26 移載部傾動手段 3 処理装置本体 31 薬洗部 31a 薬洗槽 31b 薬液供給ノズル 31c 薬液槽 32 水洗部 32a 水洗槽 32b 第1水槽 32c 第2水槽 33 低圧水供給部 33a 低圧水供給ノズル 34 高圧水供給部 34a 高圧水供給ノズル 35 超音波洗浄水供給部 35a 超音波水供給ノズル 36 純水供給部 36a 純水供給ノズル 37 乾燥部 37a 乾燥槽 37b エアーナイフ 4 基板導出部 41 基板引渡し部 41b ローラ支持板 42 基板移載部(出口側移載手段) 43 ローラ支持部材 44 駆動手段支持枠 45 ローラ駆動機構 46 移載部傾動手段 5 搬送手段 51 ローラ 52 円筒状ローラ 52a ローラ本体 52b 鍔部 53 部分支持型ローラ 53a 中央ローラ 53b 鍔部 53c 基板支持ローラ B 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 誠 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日 本スクリーン製造株式会社 彦根地区事 業所内 (56)参考文献 特開 平6−342783(JP,A) 特開 平7−283185(JP,A) 特開 平9−102479(JP,A) 特開 昭60−82512(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/02 B65G 13/11 B65G 47/52

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置本体内で搬送中の基板に対して
    処理液を供給することによって順次基板処理を行う基板
    処理装置において、 上記処理装置本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬送手
    段と、この搬送手段の上流側に設けられ、かつ、水平姿
    勢で受け入れた基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更
    して上記搬送手段に導入する入口側移載手段と、上記搬
    送手段の下流側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板を水
    平姿勢に戻す出口側移載手段とを備え、上記入口側移載手段は、基板を搬送するための複数のロ
    ーラを支持するローラ支持部材と、このローラ支持部材
    を水平姿勢と傾斜姿勢との間で基板の搬送方向と直交す
    る方向に傾斜させる傾動手段とを備え、 上記出口側移載手段は、基板を搬送するための複数のロ
    ーラを支持するローラ支持部材と、このローラ支持部材
    を水平姿勢と傾斜姿勢との間で基板の搬送方向と直交す
    る方向に傾斜させる傾動手段とを備えている ことを特徴
    とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 処理装置本体内で搬送中の基板に対して
    処理液を供給することによって順次基板処理を行う基板
    処理装置において、 上記処理装置本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬送手
    段と、この搬送手段の上流側に設けられ、かつ、水平姿
    勢で受け入れた基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更
    して上記搬送手段に導入する入口側移載手段と、上記搬
    送手段の下流側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板を水
    平姿勢に戻す出口側移載手段とを備え、 上記入口側移載手段は、基板を搬送するための複数のロ
    ーラを支持するローラ支持部材と、このローラ支持部材
    を水平姿勢と傾斜姿勢との間で基板の搬送方向と直交す
    る方向に傾斜させる傾動手段とを備えてい ることを特徴
    とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 処理装置本体内で搬送中の基板に対して
    処理液を供給することによって順次基板処理を行う基板
    処理装置において、 上記処理装置本体内で基板を傾斜姿勢で搬送する搬送手
    段と、この搬送手段の 上流側に設けられ、かつ、水平姿
    勢で受け入れた基板を上記傾斜に等しい傾斜姿勢に変更
    して上記搬送手段に導入する入口側移載手段と、上記搬
    送手段の下流側に設けられ、かつ、傾斜姿勢の基板を水
    平姿勢に戻す出口側移載手段とを備え、 上記出口側移載手段は、基板を搬送するための複数のロ
    ーラを支持するローラ支持部材と、このローラ支持部材
    を水平姿勢と傾斜姿勢との間で基板の搬送方向と直交す
    る方向に傾斜させる傾動手段とを備えていることを特徴
    とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 上記入口側移載手段において、ローラ支
    持部材は前後方向に延びる軸回りに回動可能であり、上
    記傾動手段は上記ローラ支持部材を上記軸回りに回動さ
    せるものであることを特徴とする請求項1または2記載
    の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 上記入口側移載手段において、上記傾動
    手段は、上記ローラ支持部材を上記軸回りに回動自在に
    支持するシリンダを備えることを特徴とする請求項4記
    載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 上記出口側移載手段において、上記ロー
    ラ支持部材は前後方向に延びる軸回りに回動可能であ
    り、上記傾動手段は上記ローラ支持部材を上記軸回りに
    回動させるものであることを特徴とする請求項1または
    3記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 上記出口側移載手段において、上記傾動
    手段は、上記ローラ支持部材を上記軸回りに回動自在に
    支持するシリンダを備えることを特徴とする請求項6記
    載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 上記搬送手段は、基板の搬送方向に並設
    され、同方向に直交する支持軸を有する複数のローラを
    備えたローラコンベアであることを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の基板処理装置。
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