JP2003145064A - 2流体ジェットノズル及び基板洗浄装置 - Google Patents

2流体ジェットノズル及び基板洗浄装置

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JP2003145064A
JP2003145064A JP2001345786A JP2001345786A JP2003145064A JP 2003145064 A JP2003145064 A JP 2003145064A JP 2001345786 A JP2001345786 A JP 2001345786A JP 2001345786 A JP2001345786 A JP 2001345786A JP 2003145064 A JP2003145064 A JP 2003145064A
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substrate
nozzle
unit
cleaning
cleaning liquid
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JP2001345786A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagata
広 永田
Masaya Shinozaki
賢哉 篠崎
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構・取付の簡易化、省スペース化、使用用
力の節減および洗浄品質の向上を図ること。 【解決手段】 このノズル134は、搬送方向と直交す
る水平方向(横方向)において少なくとも基板の一端か
ら他端までカバーできる長さに亘って延在する長尺状に
横長のノズル本体160を有している。このノズル本体
160の先端部にはノズル長手方向に一端から他端まで
連続的に延在するスリット状のノズル口または噴出口1
62が形成されている。ノズル本体160の内部にはノ
ズル長手方向に一端部から他端部まで延在するガスバッ
ファ室164,液体バッファ166、霧化部172、ミ
スト通路163が設けられている。ガスバッファ室16
4はガス通路170を介して、液体バッファ166は液
体通路176を介してそれぞれ霧化部172に連通す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体と液体(洗浄
液)を用いる2流体ジェットノズルおよび平流し方式の
基板洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、LCD(液晶表示ディスプレイ)
製造におけるレジスト塗布現像処理システムでは、LC
D基板の大型化に有利に対応できる洗浄方法として、搬
送ローラや搬送ベルトを水平方向に敷設してなる搬送路
上でLCD基板を搬送しながら洗浄処理を行うようにし
た、いわゆる平流し方式が注目されている。このような
平流し方式は、基板を回転運動させるスピンナ方式と較
べて、基板の取扱いや搬送系および駆動系の構成が簡単
であり、ミストの発生ないし基板への再付着が少ない等
の利点がある。
【0003】上記のような平流し方式の基板洗浄工程に
おいても、基板の表面に付着している異物(塵埃、破
片、汚染物等)を十全に除去するために、スクラビング
ブラシを用いるブラッシング洗浄に加えて、ジェットノ
ズルを用いるブロー洗浄が行われる。
【0004】平流し方式における従来のブロー洗浄部
は、ブラッシング洗浄部の直ぐ下流側にて搬送路の上方
および/または下方に多数のジェットノズルを横一列に
配置し、傍を通過する搬送路上の基板に対してそれらの
ジェットノズルより一斉に洗浄液を液状またはミスト状
の高圧ジェット流で吹き付けることにより、先のブラッ
シング洗浄によっても除去しきれなかった異物を基板表
面から取り除くようにしている。ここで、洗浄液をミス
ト状態の高圧ジェット流で吹き付ける方式のいわゆる2
流体ジェットノズルは、加圧された洗浄液(たとえば純
水)と加圧された気体(たとえばエア、窒素ガス等)と
をノズル内で混合して洗浄液を液滴化つまり霧化し、ノ
ズル口より洗浄液のミストをジェット流で噴出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の2流体ジェット
ノズルは、筒状のノズル口より洗浄液のミストを糸状ま
たは円錐状に噴出するように構成されている。このた
め、上記のように平流し方式における従来のブロー洗浄
部では搬送方向と直交する横方向において基板の一端か
ら他端までカバーするように多数のジェットノズルを横
一列に配置しているが、ノズル間ピッチを不可避的に伴
なうため縞状の洗浄ムラが発生しやすい。そこで、ノズ
ル間ピッチを可及的に小さくするように2列に千鳥配置
する構成も提案されているが、ノズル組立体のコスト、
スペースおよび煩雑度(特に配管類の煩雑度)が著しく
増大し、コストパフォーマンスは低い。また、ジェット
ノズルの使用本数が増えるほど、気体や洗浄液等の用力
の使用量が非効率に増加するという不利点もある。
【0006】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、機構・取付の簡易化、省スペー
ス化、使用用力の節減および洗浄品質の向上を実現する
2流体ジェットノズルおよび基板洗浄装置を提供するこ
とを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の2流体ジェットノズルは、長尺状に横長
のノズル本体と、前記ノズル本体の先端部にてノズル長
手方向に延在するスリット状の噴出口と、前記ノズル本
体内で前記噴出口の内奥と連通する霧化部と、前記ノズ
ル本体内でノズル長手方向に延在し、加圧された気体を
導入していったん蓄積してから第1の通路を介して前記
霧化部へ送る第1のバッファ室と、前記ノズル本体内で
ノズル長手方向に延在し、加圧された洗浄液を導入して
いったん蓄積してから第2の通路を介して前記霧化部へ
送る第2のバッファ室とを有し、前記霧化部で前記気体
と前記洗浄液とを混合して前記洗浄液を霧化し、前記洗
浄液のミストを前記噴出口より噴出する構成とした。
【0008】上記の構成においては、加圧された気体お
よび洗浄液がそれぞれ第1および第2のバッファ室内で
一時的に滞留する間にノズル長手方向で均一に分散して
から第1および第2の通路を介して霧化部へ送られて均
一に混じり合い、1つのスリット状噴出口より洗浄液の
ミストが長手方向ほぼ均一の流量でライン状に吐出され
る。
【0009】本発明の一態様によれば、第1および第2
の通路の少なくとも一方がノズル長手方向にスリット状
に形成される。別の態様によれば、第1および第2の通
路の少なくとも一方がノズル長手方向に一列に設けられ
る多数のトンネル状通路を含む。
【0010】また、一態様によれば、霧化部がノズル長
手方向に連続する1つの室で形成される。別の態様によ
れば、霧化部がノズル長手方向に一列に配置される多数
の霧化室で形成される。この場合、各霧化室における気
体と洗浄液の混合効率を高めるための好ましい一形態と
して、霧化室内に、第2の通路からの洗浄液をスパイラ
ル状に案内して第1の通路からの気体と衝突・混合させ
る洗浄液案内手段を有する構成としてよい。
【0011】また、好ましくは、第1の通路から霧化部
に気体の流入する方向と噴出口より洗浄液のミストが噴
出する方向とがほぼ一致する構成としてよい。こ構成に
おいて、霧化部で生成された洗浄液ミストは、第1の通
路から直進して流れてくる気体に押し出されるようにし
てミスト通路内を加速しながら噴出口側に送られ、噴出
口よりノズル長手方向においてほぼ均一の流量を有する
ライン状の噴流またはジェット流として吐出される。
【0012】本発明の基板洗浄装置は、被処理基板をほ
ぼ水平な姿勢で水平方向に搬送する搬送路と、前記搬送
路上の前記基板の上面または下面に対して搬送方向と直
交する水平方向で前記基板の一端から他端まで前記洗浄
液のミストをライン状に吹き付ける本発明の2流体ジェ
ットノズルとを有する構成とした。
【0013】本発明の基板洗浄装置においては、平流し
方式において本発明の2流体ジェットノズルを用いるこ
とで、省スペース、省用力で効率よく、洗浄ムラのない
良好なブロー洗浄処理を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
好適な実施形態を説明する。
【0015】図1に、本発明の2流体ジェットノズルお
よび基板洗浄装置を適用できる一構成例としての塗布現
像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10
は、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD基板
を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォト
リソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベ
ーク、現像およびポストベーク等の各処理を行うもので
ある。露光処理は、このシステムに隣接して設置される
外部の露光装置12で行われる。
【0016】この塗布現像処理システム10は、中心部
に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置
し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーシ
ョン(C/S)14とインタフェースステーション(I
/F)18とを配置している。
【0017】カセットステーション(C/S)14は、
システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを
多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセット
Cを水平方向たとえばY方向に4個まで並べて載置可能
なカセットステージ20と、このステージ20上のカセ
ットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22と
を備えている。搬送機構22は、基板Gを保持できる手
段たとえば搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの
4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション
(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようにな
っている。
【0018】プロセスステーション(P/S)16は、
システム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向き
の一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまた
は工程の順に配置している。より詳細には、カセットス
テーション(C/S)14側からインタフェースステー
ション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスライン
Aには、洗浄プロセス部24と、第1の熱的処理部26
と、塗布プロセス部28と、第2の熱的処理部30とを
横一列に配置している。一方、インタフェースステーシ
ョン(I/F)18側からカセットステーション(C/
S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、第2
の熱的処理部30と、現像プロセス部32と、脱色プロ
セス部34と、第3の熱的処理部36とを横一列に配置
している。このライン形態では、第2の熱的処理部30
が、上流側のプロセスラインAの最後尾に位置するとと
もに下流側のプロセスラインBの先頭に位置しており、
両ラインA,B間に跨っている。
【0019】両プロセスラインA,Bの間には補助搬送
空間38が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に
載置可能なシャトル40が図示しない駆動機構によって
ライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっ
ている。
【0020】上流部のプロセスラインAにおいて、洗浄
プロセス部24は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)4
2を含んでおり、このスクラバ洗浄ユニット(SCR)
42内のカセットステーション(C/S)10と隣接す
る場所にエキシマUV照射ユニット(e−UV)41を
配置している。後述するように、スクラバ洗浄ユニット
(SCR)42内の洗浄部は、LCD基板Gをコロ搬送
またはベルト搬送により水平姿勢でラインA方向に搬送
しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄
やブロー洗浄を施すようになっている。
【0021】洗浄プロセス部24の下流側に隣接する第
1の熱的処理部26は、プロセスラインAに沿って中心
部に縦型の搬送機構46を設け、その前後両側に複数の
ユニットを多段に積層配置している。たとえば、図2に
示すように、上流側の多段ユニット部(TB)44に
は、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)50、
脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)52,54およ
びアドヒージョンユニット(AD)56が下から順に積
み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)50
は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42側と基板Gの
受け渡しを行うために用いられる。また、下流側の多段
ユニット部(TB)48には、基板受け渡し用のパスユ
ニット(PASS)60、冷却ユニット(CL)62,
64およびアドヒージョンユニット(AD)66が下か
ら順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PAS
S)60は、塗布プロセス部28側と基板Gの受け渡し
を行うためのものである。
【0022】図2に示すように、搬送機構46は、鉛直
方向に延在するガイドレール68に沿って昇降移動可能
な昇降搬送体70と、この昇降搬送体70上でθ方向に
回転または旋回可能な旋回搬送体72と、この旋回搬送
体72上で基板Gを支持しながら前後方向に進退または
伸縮可能な搬送アームまたはピンセット74とを有して
いる。昇降搬送体70を昇降駆動するための駆動部76
が垂直ガイドレール68の基端側に設けられ、旋回搬送
体72を旋回駆動するための駆動部78が昇降搬送体7
0に取り付けられ、搬送アーム74を進退駆動するため
の駆動部80が回転搬送体72に取り付けられている。
各駆動部76,78,80はたとえば電気モータ等で構
成されてよい。
【0023】上記のように構成された搬送機構46は、
高速に昇降ないし旋回運動して両隣の多段ユニット部
(TB)44,48の中の任意のユニットにアクセス可
能であり、補助搬送空間38側のシャトル40とも基板
Gを受け渡しできるようになっている。
【0024】第1の熱的処理部26の下流側に隣接する
塗布プロセス部28は、図1に示すように、レジスト塗
布ユニット(CT)82、減圧乾燥ユニット(VD)8
4およびエッジリムーバ・ユニット(ER)86をプロ
セスラインAに沿って一列に配置している。図示省略す
るが、塗布プロセス部28内には、これら3つのユニッ
ト(CT)82、(VD)84、(ER)86に基板G
を工程順に1枚ずつ搬入・搬出するための搬送装置が設
けられており、各ユニット(CT)82、(VD)8
4、(ER)86内では基板1枚単位で各処理が行われ
るようになっている。
【0025】塗布プロセス部28の下流側に隣接する第
2の熱的処理部30は、上記第1の熱的処理部26と同
様の構成を有しており、両プロセスラインA,Bの間に
縦型の搬送機構90を設け、プロセスラインA側(最後
尾)に一方の多段ユニット部(TB)88を設け、プロ
セスラインB側(先頭)に他方の多段ユニット部(T
B)92を設けている。
【0026】図示省略するが、たとえば、プロセスライ
ンA側の多段ユニット部(TB)88には、最下段に基
板受け渡し用のパスユニット(PASS)が置かれ、そ
の上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)
がたとえば3段積み重ねられてよい。また、プロセスラ
インB側の多段ユニット部(TB)92には、最下段に
基板受け渡し用のパスユニット(PASS)が置かれ、
その上に冷却ユニット(COL)がたとえば1段重ねら
れ、その上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBA
KE)がたとえば2段積み重ねられてよい。
【0027】第2の熱的処理部30における搬送機構9
0は、両多段ユニット部(TB)88,92のそれぞれ
のパスユニット(PASS)を介して塗布プロセス部2
8および現像プロセス部32と基板Gを1枚単位で受け
渡しできるだけでなく、補助搬送空間38内のシャトル
40や後述するインタフェースステーション(I/F)
18とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっ
ている。
【0028】下流部のプロセスラインBにおいて、現像
プロセス部32は、基板Gを水平姿勢で搬送しながら一
連の現像処理工程を行う、いわゆる平流し方式の現像ユ
ニット(DEV)94を含んでいる。
【0029】現像プロセス部32の下流側には脱色プロ
セス部34を挟んで第3の熱的処理部36が配置され
る。脱色プロセス部34は、基板Gの被処理面にi線
(波長365nm)を照射して脱色処理を行うためのi
線UV照射ユニット(i−UV)96を備えている。
【0030】第3の熱的処理部36は、上記第1の熱的
処理部26や第2の熱的処理部30と同様の構成を有し
ており、プロセスラインBに沿って縦型の搬送機構10
0とその前後両側に一対の多段ユニット部(TB)9
8,102を設けている。
【0031】図示省略するが、たとえば、上流側の多段
ユニット部(TB)98には、最下段にパスユニット
(PASS)が置かれ、その上にポストベーキング用の
加熱ユニット(POBAKE)がたとえば3段積み重ね
られてよい。また、下流側の多段ユニット部(TB)1
02には、最下段にポストベーキング・ユニット(PO
BAKE)が置かれ、その上に基板受け渡しおよび冷却
用のパス・クーリングユニット(PASS・COL)が
1段重ねられ、その上にポストベーキング用の加熱ユニ
ット(POBAKE)が2段積み重ねられてよい。
【0032】第3の熱的処理部36における搬送機構1
00は、両多段ユニット部(TB)98,102のパス
ユニット(PASS)およびパス・クーリングユニット
(PASS・COL)を介してそれぞれi線UV照射ユ
ニット(i−UV)96およびカセットステーション
(C/S)14と基板Gを1枚単位で受け渡しできるだ
けでなく、補助搬送空間38内のシャトル40とも基板
Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
【0033】インタフェースステーション(I/F)1
8は、隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行う
ための搬送装置104を有し、その周囲にバッファ・ス
テージ(BUF)105、エクステンション・クーリン
グステージ(EXT・COL)106および周辺装置1
10を配置している。バッファ・ステージ(BUF)1
05には定置型のバッファカセット(図示せず)が置か
れる。エクステンション・クーリングステージ(EXT
・COL)106は、冷却機能を備えた基板受け渡し用
のステージであり、プロセスステーション(P/S)1
6側と基板Gをやりとりする際に用いられる。周辺装置
110は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺
露光装置(EE)とを上下に積み重ねた構成であってよ
い。搬送装置104は、基板Gを保持できる搬送手段た
とえば搬送アーム104aを有し、隣接する露光装置1
2や各ユニット(BUF)105、(EXT・COL)
106、(TITLER/EE)110と基板Gの受け
渡しを行えるようになっている。
【0034】図3に、この塗布現像処理システムにおけ
る処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C
/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上
の所定のカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、
プロセスステーション(P/S)16の洗浄プロセス部
24のエキシマUV照射ユニット(e−UV)41に搬
入する(ステップS1)。
【0035】エキシマUV照射ユニット(e−UV)4
1内で基板Gは紫外線照射による乾式洗浄を施される
(ステップS2)。この紫外線洗浄では主として基板表
面の有機物が除去される。紫外線洗浄の終了後に、基板
Gは、カセットステーション(C/S)14の搬送機構
22によって洗浄プロセス部24のスクラバ洗浄ユニッ
ト(SCR)42へ移される。
【0036】スクラバ洗浄ユニット(SCR)42で
は、上記したように基板Gをコロ搬送またはベルト搬送
により水平姿勢でプロセスラインA方向に平流しで搬送
しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄
やブロー洗浄を施すことにより、基板表面から粒子状の
汚れを除去する(ステップS3)。そして、洗浄後も基
板Gを平流しで搬送しながらリンス処理を施し、最後に
エアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。
【0037】スクラバ洗浄ユニット(SCR)42内で
洗浄処理の済んだ基板Gは、第1の熱的処理部26の上
流側多段ユニット部(TB)44内のパスユニット(P
ASS)50に搬入される。
【0038】第1の熱的処理部26において、基板Gは
搬送機構46により所定のシーケンスで所定のユニット
を回される。たとえば、基板Gは、最初にパスユニット
(PASS)50から加熱ユニット(DHP)52,5
4の1つに移され、そこで脱水処理を受ける(ステップ
S4)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)6
2,64の1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷
却される(ステップS5)。しかる後、基板Gはアドヒ
ージョンユニット(AD)56に移され、そこで疎水化
処理を受ける(ステップS6)。この疎水化処理の終了
後に、基板Gは冷却ユニット(COL)62,64の1
つで一定の基板温度まで冷却される(ステップS7)。
最後に、基板Gは下流側多段ユニット部(TB)48に
属するパスユニット(PASS)60に移される。
【0039】このように、第1の熱的処理部26内で
は、基板Gが、搬送機構46を介して上流側の多段ユニ
ット部(TB)44と下流側の多段ユニット部(TB)
48との間で任意に行き来できるようになっている。な
お、第2および第3の熱的処理部30,36でも同様の
基板搬送動作を行えるようになっている。
【0040】第1の熱的処理部26で上記のような一連
の熱的または熱系の処理を受けた基板Gは、下流側多段
ユニット部(TB)48内のパスユニット(PASS)
60から下流側隣の塗布プロセス部28のレジスト塗布
ユニット(CT)82へ移される。
【0041】基板Gはレジスト塗布ユニット(CT)8
2でたとえばスピンコート法により基板上面(被処理
面)にレジスト液を塗布され、直後に下流側隣の減圧乾
燥ユニット(VD)84で減圧による乾燥処理を受け、
次いで下流側隣のエッジリムーバ・ユニット(ER)8
6で基板周縁部の余分(不要)なレジストを取り除かれ
る(ステップS8)。
【0042】上記のようなレジスト塗布処理を受けた基
板Gは、減圧乾燥ユニット(VD)84から隣の第2の
熱的処理部30の上流側多段ユニット部(TB)88に
属するパスユニット(PASS)に受け渡される。
【0043】第2の熱的処理部30内で、基板Gは、搬
送機構90により所定のシーケンスで所定のユニットを
回される。たとえば、基板Gは、最初に該パスユニット
(PASS)から加熱ユニット(PREBAKE)の1
つに移され、そこでレジスト塗布後のベーキングを受け
る(ステップS9)。次に、基板Gは、冷却ユニット
(COL)の1つに移され、そこで一定の基板温度まで
冷却される(ステップS10)。しかる後、基板Gは下流
側多段ユニット部(TB)92側のパスユニット(PA
SS)を経由して、あるいは経由せずにインタフェース
ステーション(I/F)18側のエクステンション・ク
ーリングステージ(EXT・COL)106へ受け渡さ
れる。
【0044】インタフェースステーション(I/F)1
8において、基板Gは、エクステンション・クーリング
ステージ(EXT・COL)106から周辺装置110
の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周
辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光
を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップ
S11)。
【0045】露光装置12では基板G上のレジストに所
定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光
を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースス
テーション(I/F)18に戻されると(ステップS1
1)、先ず周辺装置110のタイトラー(TITLRE
R)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情
報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエ
クステンション・クーリングステージ(EXT・CO
L)106に戻される。インタフェースステーション
(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置1
2との基板Gのやりとりは搬送装置104によって行わ
れる。
【0046】プロセスステーション(P/S)16で
は、第2の熱的処理部30において搬送機構90がエク
ステンション・クーリングステージ(EXT・COL)
106より露光済の基板Gを受け取り、プロセスライン
B側の多段ユニット部(TB)92内のパスユニット
(PASS)を介して現像プロセス部32へ受け渡す。
【0047】現像プロセス部32では、該多段ユニット
部(TB)92内のパスユニット(PASS)から受け
取った基板Gを現像ユニット(DEV)94に搬入す
る。現像ユニット(DEV)94において基板Gはプロ
セスラインBの下流に向って平流し方式で搬送され、そ
の搬送中に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理工程が
行われる(ステップS13)。
【0048】現像プロセス部32で現像処理を受けた基
板Gは下流側隣の脱色プロセス部34へ搬入され、そこ
でi線照射による脱色処理を受ける(ステップS14)。
脱色処理の済んだ基板Gは、第3の熱的処理部36の上
流側多段ユニット部(TB)98内のパスユニット(P
ASS)に受け渡される。
【0049】第3の熱的処理部(TB)98において、
基板Gは、最初に該パスユニット(PASS)から加熱
ユニット(POBAKE)の1つに移され、そこでポス
トベーキングを受ける(ステップS15)。次に、基板G
は、下流側多段ユニット部(TB)102内のパスクー
リング・ユニット(PASS・COL)に移され、そこ
で所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。第3
の熱的処理部36における基板Gの搬送は搬送機構10
0によって行われる。
【0050】カセットステーション(C/S)14側で
は、搬送機構22が、第3の熱的処理部36のパスクー
リング・ユニット(PASS・COL)から塗布現像処
理の全工程を終えた基板Gを受け取り、受け取った基板
Gをいずれか1つのカセットCに収容する(ステップS
1)。
【0051】この塗布現像処理システム10において
は、たとえば洗浄プロセス部24のスクラバ洗浄ユニッ
ト(SCR)42に本発明を適用することができる。以
下、図4〜図10を参照して本発明をスクラバ洗浄ユニ
ット(SCR)42に適用した実施形態を説明する。
【0052】図4に、本発明の一実施形態によるスクラ
バ洗浄ユニット(SCR)42の全体構成を示す。この
スクラバ洗浄ユニット(SCR)42は、プロセスライ
ンAに沿って水平方向(X方向)に搬送ローラ112を
敷設してなるコロ搬送型の搬送路114を有し、この搬
送路114に沿って隔壁116を介して6つのブロック
またはモジュールM1〜M6を一列に連続配置してなる。
【0053】これら6つのモジュールM1〜M6のうち、
最上流端に位置する1番目のモジュールM1は基板搬入
部を構成し、2番目のモジュールM2はスクラビング洗
浄処理部を構成し、3番目のモジュールM3はブロー洗
浄処理部を構成し、4番目のモジュールM4はリンス処
理部を構成し、5番目のモジュールM5は乾燥処理部を
構成し、6番目つまり最後尾のモジュールM6は基板搬
出部を構成している。
【0054】基板搬入部M1には、上流側隣の基板搬送
機構(図示せず)から手渡される基板Gを水平姿勢で受
け取って搬送路114上に移載するための昇降可能な複
数本のリフトピン118が設けられている。基板搬出部
M6にも、基板Gを水平姿勢で持ち上げて隣の基板搬送
機構(図示せず)へ手渡すための昇降可能な複数本のリ
フトピン120が設けられている。もっとも、リフトピ
ン118,120を設けずに搬送ローラ112を延設す
ることにより基板Gの受け渡しを行う構成も可能であ
る。
【0055】スクラビング洗浄処理部M2には、搬送路
114に沿って上流側から順に薬液ノズル122、プレ
ウエット用の洗浄スプレー管124、スクラビング洗浄
用の上下一対のロールブラシ126,128、洗い流し
用の上下一対の洗浄スプレー管130,131等が配置
されている。また、下流側の端部または壁際には、隣室
(M3)と空間を空気的に区画するためのエアカーテン
形成部またはエア吹出し部132が設けられている。
【0056】ブロー洗浄処理部M3には、本発明の一実
施形態における2流体ジェットノズル134,135が
搬送路114を挟んで上下に(図示の例では一対)配置
されている。また、下流側の隣室(M4)と空間を空気
的に区画するためのエアカーテン形成部136も設けら
れている。
【0057】リンス処理部M4には、搬送路114を挟
んで上下一対のリンスノズル137,138が配置され
ている。また、下流側の隣室(M5)と空間を空気的に
区画するためのエアカーテン形成部139も設けられて
いる。
【0058】乾燥処理部M5には、液切り用の複数(図
示の例では一対)のエアナイフ140,142が、搬送
路114を挟んで上下に配置されている。
【0059】処理部M2〜M5においては、搬送路114
の下に落ちた液を受け集めるためのパン144,14
6,148,150がそれぞれ設けられている。各パン
144〜150の底に設けられた排液口には回収系統ま
たは排液系統の配管が接続されている。
【0060】ここで、このスクラバ洗浄ユニット(SC
R)42における全体の動作および作用を説明する。基
板搬入部M1は、隣の基板搬送機構(図示せず)から基
板Gを1枚単位で受け取って搬送路114に移載または
搬入する。搬送路114を構成する搬送ローラ112
は、回転駆動シャフトや歯車等の伝動機構(図示せず)
を介して電気モータ(図示せず)の駆動力により前進方
向に回転している。したがって、搬送路112に載った
基板Gは直ちに隣のスクラビング洗浄処理部M2へ向け
て搬送される。通常、LCD用の基板Gは長方形に形成
されており、その長辺方向が搬送方向と平行になる向き
で搬送路114上を搬送される。
【0061】スクラビング洗浄処理部M2では、搬送路
114上を搬送される基板Gの上面(被処理面)に対し
て、最初に薬液ノズル122がたとえば酸またはアルカ
リ系の薬液を基板Gの上面に吹き付け、直後に洗浄スプ
レー管124がプレウエット用の洗浄液たとえば純水を
吹き付ける。なお、図示しないが、搬送路114の下方
にも同様の薬液ノズルおよび洗浄スプレー管を配置し
て、基板Gの下面にも薬液やプレウエット液を吹き付け
てもよい。
【0062】次いで、基板Gは上下のロールブラシ12
6,128の間を通り抜け、その際に両ロールブラシ1
26,128が基板Gの上下面に付いている異物(塵
埃、破片、汚染物等)を擦り取る。直後に、上下の洗浄
スプレー管130,131が基板Gの上下面に洗浄液た
とえば純水を吹き付け、基板表面に浮遊している異物を
洗い流す。
【0063】スクラビング洗浄処理部M2を抜けると、
基板Gは次にブロー洗浄処理部M3に入る。その際、エ
アカーテン形成部132より空気流が基板Gの上面に吹
き付けられることで、ある程度であるが、基板上面の液
が基板後端からスクラビング洗浄処理部M2側のパン1
44に落とされる。
【0064】ブロー洗浄処理部M3では、上下の2流体
ジェットノズル134,135が、加圧された洗浄液
(たとえば純水)と加圧された気体(たとえばエア)と
をノズル内で混合して粒状の液滴を生成し、生成した液
滴またはミストを基板Gの上下面に向けて高圧ジェット
流で吹き付ける。こうしてミスト状ないしバブル状の洗
浄液が基板Gの表面に衝突することで、基板表面に付着
または残存している異物が除去される。後述するよう
に、この実施形態では、各2流体ジェットノズル13
4,135が搬送路114の幅方向に延在する長尺状の
横長ノズルとして構成され、基板Gの端から端までカバ
ーするようにスリット状の噴出口より洗浄液のミストを
ライン状のジェット流として噴出するようになってい
る。
【0065】ブロー洗浄処理部M3の次に基板Gはリン
ス処理部M4を通過する。ブロー洗浄処理部M3を抜ける
際にも、エアカーテン形成部136より空気流が基板G
の上面に吹き付けられることで、ある程度であるが、基
板上面の液が基板後端からブロー洗浄処理部M3側のパ
ン146に落とされる。
【0066】リンス処理部M4では、搬送路114上を
水平姿勢で搬送される基板Gの上下面に対して、上下の
リンスノズル137,138がリンス液たとえば純水を
吹き付けることにより、ブロー洗浄処理部M3から持ち
込まれた基板G上の液(異物が浮遊している液)がリン
ス液と一緒に流れて基板の外へ掃き出され、基板表面に
は清浄なリンス液が残る(つまり置換される)。
【0067】リンス処理部M4の次に基板Gは乾燥処理
部M5に送られる。リンス処理部M4を抜ける際にも、エ
アカーテン形成部139より空気流が基板Gの上面に吹
き付けられることで、ある程度であるが、基板上面の液
が基板後端から処理部M4側のパン148に落とされ
る。
【0068】乾燥処理部M5では、搬送路114上を水
平姿勢で搬送される基板Gの両面に対して、上下のエア
ナイフ140,142が気体(たとえば空気または窒素
ガス等の中性ガス)を吹き付けることにより、基板表面
に付いていたリンス液を取り除く(液切りする)。な
お、乾燥処理後に基板G上に水あかが部分的または局所
的に残るのを防止するために、エアナイフ140,14
2の少し上流側でプレウエット用のノズル(図示せず)
よりたとえば純水を基板Gの上面または全面に万遍に吹
き付けるのが好ましい。
【0069】乾燥処理部M5で液切りされた基板Gはそ
のまま搬送路114に乗って基板搬出部M6に送られ
る。基板搬出部M6は、基板搬入部M1と同様の構成を有
しており、基板の受け渡し手順が搬入と搬出とで反対に
なるだけで基板搬入部M1と同様に動作する。つまり、
基板受け渡し用のリフトピン120を搬送路114より
も低い位置に待機させて基板Gが上流側(乾燥部M5)
から流れてくるのを待ち、基板Gがリフトピン120の
直上の所定位置に着いたならリフトピン120を上方へ
突き上げて基板Gを水平姿勢で持ち上げ、隣の基板搬送
機構(図示せず)へ渡す。
【0070】次に、図5〜図10につき、ブロー洗浄処
理部M3に設けられる本実施形態の2流体ジェットノズ
ル134,135を具体的な実施例につきより詳細に説
明する。両ノズル134,135は同一の構成および機
能を有するものであってよいので、以下では上部ノズル
134について説明する。
【0071】図5および図6に、2流体ジェットノズル
134の外観および一実施例による内部構造をそれぞれ
示す。図示のように、このノズル134は、搬送方向と
直交する水平方向(横方向)において少なくとも基板G
の一端から他端までカバーできる長さに亘って延在する
長尺状に横長のノズル本体160を有している。このノ
ズル本体160の先端部(下端部)にはノズル長手方向
(横方向)に一端から他端まで連続的に延在するスリッ
ト状のノズル口または噴出口162が形成されている。
この噴出口162のスリット間隙Dは好ましくは1mm
以下に選ばれてよい。ノズル本体160の材質はたとえ
ばステンレス鋼である。
【0072】ノズル本体160の内部にはノズル長手方
向に一端部から他端部までそれぞれ延在する2つのバッ
ファ室164,166が設けられている。図示の実施例
では、両バッファ室164,166のいずれもノズル長
手方向に連続する空間つまり1つの室で形成されてい
る。
【0073】噴出口162の直上に位置する上部バッフ
ァ室164はガスバッファ室であり、ガス導入口164
aおよびガス送出口164bを有している。ガス導入口
164aは、バッファ室164の一壁面たとえば上壁面
の1箇所または複数箇所(図示の例では長手方向中心部
の1箇所)に設けられ、ガス供給管168を介してガス
供給部180(図7)に接続される。ガス送出口164
bは、ノズル長手方向にバッファ室164の一端から他
端まで延在する1つまたは複数の開口として形成されて
おり、ノズル長手方向の各位置でガス通路170を介し
て霧化部172に連通している。霧化部172およびガ
ス通路170は、噴出口162の内奥の通路またはミス
ト通路163の延長上に噴出口162とほぼ同じサイズ
の間隙または断面積で縦向きのスリット状に形成されて
いる。
【0074】サイドのバッファ室166は液体バッファ
室であり、液体導入口166aおよび液体送出口166
bを有している。液体導入口166aは、バッファ室1
66の一壁面たとえば側壁の1箇所または複数箇所(図
示の例では長手方向中心部の1箇所)に設けられ、洗浄
液供給管174を介して洗浄液供給部182(図7)に
接続される。液体送出口166bは、ノズル長手方向に
バッファ室166の一端から他端まで延在する1つまた
は複数の開口として形成されており、ノズル長手方向の
各位置で液体通路176を介して霧化部172に連通し
ている。この液体通路176は、上記ガス通路170な
いし霧化部172に対してT字型に交差する横向きのス
リット状に形成されている。なお、液体通路176の間
隙または断面積は、通常はガス通路170よりも小さな
サイズに選ばれる。
【0075】図7に、この実施形態における用力供給部
の構成例を示す。この用力供給部はガス供給部180と
洗浄液供給部182とを含む。ガス供給部180は、圧
縮空気供給源または供給口184、レギュレータ18
6、開閉弁188、フローメータ190およびフィルタ
192等を有する。レギュレータ186は、圧縮空気供
給源184から送出される圧縮空気を安定した所望圧力
のエアAに変える。開閉弁188はたとえば空気作動弁
からなり、コントローラ(図示せず)の制御の下で必要
な時だけエアAをノズル134へ供給する。フローメー
タ190は、流量調整手段たとえばニードルバルブを備
え、エアAの供給流量を所望の値に調整できるようにな
っている。フィルタ192はエアAからゴミ類を取り除
く。
【0076】洗浄液供給部182は、洗浄液(純水)供
給源または供給口194、レギュレータ196、開閉弁
198、フローメータ200およびフィルタ202等で
構成され、基本的には用力が洗浄液(純水)Cである点
を除いて各部が上記ガス供給部180の各部と同様の機
能を有する。
【0077】この実施例の2流体ジェットノズル134
において、ガス供給部180からの加圧されたエアA
は、ガス供給管168よりガス導入口164aを通って
ガスバッファ室164に導入され、このバッファ室16
4内でいったん蓄積される。この一時的な蓄積または滞
留の間にエアAはガスバッファ室164内で長手方向に
拡散または分散して、長手方向の各位置にてガス送出口
164bよりほぼ均一な圧力でガス通路170に送出さ
れる。
【0078】一方、洗浄液供給部182からの加圧され
た洗浄液(純水)Cは、洗浄液供給管174より液体導
入口166aを通って液体バッファ室166に導入さ
れ、このバッファ室166内でいったん蓄積される。こ
の一時的な蓄積または滞留の間に洗浄液Cはバッファ室
166内で長手方向に拡散または分散して、長手方向の
各位置にて液体送出口166bよりほぼ均一な圧力で液
体通路176に送出される。
【0079】霧化部172では、液体通路176から出
た洗浄液Cがガス通路170を流れてくるエアAと衝突
・混合して霧化され、微小な液滴またはミストmが発生
する。霧化部172で生成された洗浄液ミストmは、ガ
ス通路170から流れてくるエアAに押し出されるよう
にしてミスト通路163内を加速しながら噴出口162
側に送られ、噴出口162よりノズル長手方向において
ほぼ均一の圧力・濃度および流量を有するライン状の噴
流またはジェット流Jmとして吐出される。こうして、
図5に示すように、ノズル123の直下を通過する基板
Gの上面に対して、横方向で基板の一端から他端までほ
ぼ均一に洗浄液(純水)のミストを吹き付けることがで
き、洗浄ムラのない良好な洗浄品質を得ることができ
る。
【0080】このように、この実施形態においては、搬
送方向と直交する横方向で基板Gの端から端までカバー
できるスリット状の噴出口162を有する2流体ジェッ
トノズル134が、該スリット状の噴出口162より洗
浄液ミストのジェット流Jmを長手方向均一の圧力・濃
度および流量でライン状に吐出することにより、搬送路
114上の基板Gに対して必要最小限の用力使用量で効
率的かつ高品質のバブル洗浄を行うことができる。ま
た、図5に示すように、長尺状で横長のノズル本体16
0を1本横設するだけの簡易な配置構成で済み、省スペ
ース化を図れるとともに、配管等の取付・取外し作業も
至って簡単である。
【0081】この実施形態の2流体ジェットノズル13
4においては、ガス供給部180からのエア供給流量と
洗浄液供給部182からの洗浄液供給流量とが相反する
関係にあり、エア供給流量を大きくするほど洗浄液供給
流量が減少する。ノズル134の吐出動作を開始すると
きは、先ずガス供給部180側を完全閉止して洗浄液供
給部182側を全開状態の流量たとえば5リットル/分
としてよい。この時、ノズル134の噴出口162より
5リットル/分の流量で洗浄液Cが吐出される。次に、
ガス供給部180側の開閉弁188を開状態にしてエア
の供給流量を除除に増やしていくと、ガスバッファ室1
64から霧化部172に流れ込むエアAの流量が増し、
それと反比例して液体バッファ室166から霧化部17
2に流れ込む洗浄液Cの流量が減少する。霧化部172
内では、エアAの混合比率が高まるにつれて洗浄液Cの
混合比率が下がり、生成される液滴が次第に小さくなっ
て、やがてミスト状態となる。ジェット流Jmが安定し
た状態では、エアの流量がたとえば70リットル/分、
洗浄液の流量がたとえば0.1リットル/分の割合にな
る。
【0082】図8および図9に、この実施形態における
2流体ジェットノズル134の第2の実施例を示す。こ
の実施例では、ガス通路170および液体通路176
が、それぞれノズル長手方向一列に配置された多数(n
個)のトンネル状通路[170(1),170(2) ,17
0(3)‥‥,170(n)]、[176(1),176(2) ,
176(3)‥‥,176(n)]として形成されている。ま
た、霧化部172が、各トンネル状ガス通路[170
(1),170(2) ,170(3)‥‥,170(n)]と一体
的に連続するトンネル状霧化室[172(1),172(2)
,172(3)‥‥,172(n)]として形成されてい
る。
【0083】長手方向の各対応する位置で、ガスバッフ
ァ室164から各トンネル状ガス通路170(i)を通っ
て供給されるエアAと液体バッファ室166から各トン
ネル状液体通路176(i)を通って供給される洗浄液C
とが各トンネル状霧化室172(i)で衝突・混合して、
ミストmが発生する。各トンネル状霧化室172(1),
172(2) ,172(3)‥‥,172(n)で個別に生成さ
れた洗浄液ミストmはスリット状のミスト通路163内
を流れる途中でノズル長手方向に均一化される。こうし
て、上記実施例と同様に、噴出口162より洗浄液ミス
トがノズル長手方向においてほぼ均一の圧力・濃度およ
び流量でライン状のジェット流Jmとして吐出される。
【0084】このように、ガス通路170および液体通
路176をそれぞれ長手方向一列に配置される多数のト
ンネル状通路として形成する構成によれば、長手方向の
各位置で通路流体抵抗が高くなることで、両バッファ室
164,166におけるエアA,洗浄液Cの均一分散化
を一層向上させることができる。また、両通路170,
176の多孔構造に対応させて霧化部172も長手方向
一列のトンネル状霧化室として形成することで、エアA
と洗浄液Cとの衝突・混合効率ないしミスト生成効率を
高めることができる。
【0085】もっとも、ガス通路170、液体通路17
6または霧化部172のいずれかを上記第1実施例のよ
うなスリット型に形成することも可能である。また、多
トンネル構造とする場合においても、トンネルの配列構
造や配列数を種々変形・選択することが可能であり、た
とえば2列構造も可能である。
【0086】図10に、第3の実施例を示す。この第3
の実施例は、上記第2の実施例において各トンネル状霧
化室172(i)の構成を変形したものである。
【0087】より詳細には、各トンネル状霧化室172
(i)をトンネル状ガス通路170(i)よりも断面積の格段
に大きな室に形成し、室内に先端部を切り欠いた円錐状
の液体案内板204を懸垂配置し、トンネル状液体通路
176(i)の出口を液体案内板204の上部に対向させ
ている。液体案内板204は、上端がトンネル状ガス通
路170(i)の下端部に気密に接続し、下端がミスト通
路163から浮いている。
【0088】液体バッファ室166から各トンネル状液
体通路176(i)を通って各トンネル状霧化室172(i)
に導入された洗浄液Cは、液体案内板204の外周面に
沿ってスパイラル状に落ちて、ガスバッファ室164側
から液体案内板204の中を直進して降りてくるエアA
と衝突・混合して霧化する。こうして、各トンネル状霧
化室172(i)の底部でミストmが生成される。そし
て、各トンネル状霧化室172(i)で生成されたミスト
mはミスト通路163内でノズル長手方向に均一化さ
れ、噴出口162より上記実施例と同様にノズル長手方
向においてほぼ均一の圧力・濃度および流量を有するラ
イン状のジェット流Jmとして吐出される。ミスト通路
163においては、上部を各トンネル状霧化室172
(i)に接続するトンネル状の通路163aとすることで
ミストmの加速性を高め、下部を噴出口162に接続す
るスリット状通路163bとすることでミストmの均一
性を高めることができる。
【0089】なお、上記第3の実施例において、各トン
ネル状霧化室172(i)から液体案内板204を省く構
成も可能であり、その場合は霧化室172(i)の空間を
より小さくすることができる。その他にも、上記第1〜
第3の各実施例に限定されることなく、2流体ジェット
ノズル134の各部の構成を種々変形することができ
る。たとえば、各バッファ室164,166の空間をノ
ズル長手方向において1個または数個の隔壁で複数の空
間に分割し、各分割空間毎に用力を供給する構成とする
ことも可能である。また、液体通路176を液体バッフ
ァ室166の底部または底部に近い側部に設けてもよ
く、その場合はバッファ室166内に古い洗浄液が滞留
する可能性を低減できる。
【0090】上記した実施形態では、搬送ローラ112
を水平方向に敷設してなるコロ搬送型の搬送路114を
構成した。このようなコロ搬送型の搬送路では、各対向
する一対の搬送ローラ112,112の中間位置にも基
板搬送用のローラを取り付けてもよい。また、一定の間
隔を空けて一対のベルトを水平方向に敷設してなるベル
ト搬送型の搬送路も可能であり、さらには適当な治具に
よって基板を水平方向に搬送する方式も可能である。
【0091】搬送路の途中で、たとえばブロー洗浄処理
部M3内で基板Gを傾斜状態で停止または搬送すること
も可能である。その場合、上記実施形態における2流体
ジェットノズル134,135も基板の傾斜に合せて傾
斜状態に切り換える構成とすることができる。
【0092】また、本発明の2流体ジェットノズルに用
いる気体や洗浄液は、上記実施形態のエア、純水に限定
されるわけではなく、各種のガスや洗浄用薬液等も使用
可能である。たとえば、気体に二酸化炭素を用いてもよ
く、その場合は基板の静電気の発生を低減できる。ま
た、気体としてオゾンを用いた場合は基板洗浄能力をさ
らに向上できる。また、不活性ガスたとえば窒素を用い
てもよいことはいうまでもなく、たとえば複数の気体の
うちの少なくとも2種を混合して用いてもよい。この場
合、各々の気体に対応するガス供給管168をそれぞれ
設けてガスバッファ室164内で混合して用いてもよい
し、ガス供給管168の途中に図示しない混合部を設け
てこの混合部で生成した混合気体をガスバッファ室16
4に供給してもよい。たとえば、窒素またはエアを主と
してこれに二酸化炭素やオゾンを混合させることによ
り、二酸化炭素やオゾンの使用量を抑制しつつ静電気の
発生を低減したり基板洗浄能力を高めることができる。
【0093】本発明における被処理基板はLCD基板に
限るものではなく、ブロー洗浄を必要とする任意の被処
理基板が含まれる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の2流体ジ
ェットノズルまたは基板洗浄装置によれば、機構・取付
の簡易化、省スペース化および使用用力の節減を図り、
かつ洗浄品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2流体ジェットノズルおよび基板洗浄
装置の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平
面図である。
【図2】上記塗布現像処理システムにおける熱的処理部
の構成を示す側面図である。
【図3】上記塗布現像処理システムにおける処理の手順
を示すフローチャートである。
【図4】一実施形態におけるスクラバ洗浄ユニットの全
体構成を示す正面図である。
【図5】実施形態における2流体ジェットノズルの外観
を示す斜視図である。
【図6】実施形態の第1の実施例による2流体ジェット
ノズルの内部構造を示す横断面図である。
【図7】実施形態における用力供給部の構成を示す略断
面図である。
【図8】実施形態の第2の実施例による2流体ジェット
ノズルの内部構造を示す横断面図である。
【図9】実施形態の第2の実施例による2流体ジェット
ノズルのガス通路および液体通路の配置構成を示す図で
ある。
【図10】実施形態の第3の実施例による2流体ジェッ
トノズルの内部構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 塗布現像処理システム 16(P/S) プロセスステーション 24 洗浄プロセス部 42 スクラバ洗浄ユニット 112 搬送ローラ 114 搬送路 M3 ブロー洗浄処理部 134,135 2流体ジェットノズル 160 ノズル本体 162 噴出口 163 ミスト通路 164 ガスバッファ室 166 液体バッファ室 168 ガス供給管 170 ガス通路 172 霧化部 174 洗浄液供給管 176 液体通路 180 ガス供給部 182 洗浄液供給部 204 液体案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01L 21/304 643 H01L 21/304 643B 643C Fターム(参考) 2H088 FA17 FA21 FA24 FA30 HA01 MA20 3B201 AA01 AB14 BA02 BA03 BB22 BB38 BB82 BB90 BB92 BB99 BC01 CC01 CC12 4F033 AA04 BA01 BA02 BA04 CA02 DA01 EA01 NA01 QA09 QB02Y QB15X QC02 QD04 QD14 QE08 QE21 4F042 AA10 DA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状に横長のノズル本体と、 前記ノズル本体の先端部にてノズル長手方向に延在する
    スリット状の噴出口と、 前記ノズル本体内で前記噴出口の内奥と連通する霧化部
    と、 前記ノズル本体内でノズル長手方向に延在し、加圧され
    た気体を導入していったん蓄積してから第1の通路を介
    して前記霧化部へ送る第1のバッファ室と、 前記ノズル本体内でノズル長手方向に延在し、加圧され
    た洗浄液を導入していったん蓄積してから第2の通路を
    介して前記霧化部へ送る第2のバッファ室とを有し、 前記霧化部で前記気体と前記洗浄液とを混合して前記洗
    浄液を霧化し、前記洗浄液のミストを前記噴出口より噴
    出する2流体ジェットノズル。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の通路の少なくとも
    一方がノズル長手方向にスリット状に形成される請求項
    1に記載の2流体ジェットノズル。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の通路の少なくとも
    一方がノズル長手方向に配列される多数のトンネル状通
    路を含む請求項1に記載の2流体ジェットノズル。
  4. 【請求項4】 前記霧化部がノズル長手方向に連続する
    1つの室で形成される請求項1〜3のいずれかに記載の
    2流体ジェットノズル。
  5. 【請求項5】 前記霧化部がノズル長手方向に配列され
    る多数の霧化室で形成される請求項1〜3のいずれかに
    記載の2流体ジェットノズル。
  6. 【請求項6】 前記霧化室内に、前記第2の通路からの
    洗浄液をスパイラル状に案内して前記第1の通路からの
    気体と衝突・混合させる洗浄液案内手段を有する請求項
    5に記載の2流体ジェットノズル。
  7. 【請求項7】 前記第1の通路から前記霧化部に前記気
    体の流入する方向と前記噴出口より前記洗浄液のミスト
    が噴出する方向とがほぼ一致する請求項1〜6のいずれ
    かに記載の2流体ジェットノズル。
  8. 【請求項8】 被処理基板をほぼ水平な姿勢で水平方向
    に搬送する搬送路と、 前記搬送路上の前記基板の上面または下面に対して搬送
    方向と直交する水平方向で前記基板の一端から他端まで
    前記洗浄液のミストをライン状に吹き付ける請求項1〜
    7のいずれかに記載の2流体ジェットノズルとを有する
    基板洗浄装置。
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