JP4581602B2 - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4581602B2
JP4581602B2 JP2004283427A JP2004283427A JP4581602B2 JP 4581602 B2 JP4581602 B2 JP 4581602B2 JP 2004283427 A JP2004283427 A JP 2004283427A JP 2004283427 A JP2004283427 A JP 2004283427A JP 4581602 B2 JP4581602 B2 JP 4581602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
chamber
vacuum processing
vacuum
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004283427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006096498A (ja
Inventor
竜大 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2004283427A priority Critical patent/JP4581602B2/ja
Priority to TW094127119A priority patent/TWI309225B/zh
Priority to KR1020050073338A priority patent/KR100712732B1/ko
Priority to CN2005100903288A priority patent/CN1754795B/zh
Publication of JP2006096498A publication Critical patent/JP2006096498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4581602B2 publication Critical patent/JP4581602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32733Means for moving the material to be treated
    • H01J37/32743Means for moving the material to be treated for introducing the material into processing chamber
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32807Construction (includes replacing parts of the apparatus)
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32816Pressure
    • H01J37/32834Exhausting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67703Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations between different workstations
    • H01L21/67706Mechanical details, e.g. roller, belt

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、基板搬送装置を備え、真空雰囲気中で薄膜形成、エッチング、熱処理などを行う真空処理装置に関する。
1台の装置で異なる複数の真空処理を順に行う場合、真空中で被処理物を処理室から次の処理室へ搬送する装置として、真空予備加熱室と処理室とを備え、真空予備加熱室に複数の基板搬送手段を設けたロードロック式真空装置が知られている。この装置では、真空予備加熱室に2段に設けた搬送装置の各々が昇降することにより搬送ラインを切り換えて、処理室との間で基板の授受を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−239144号公報(第2頁、図1,2)
特許文献1のロードロック式真空装置では、昇降装置で搬送ラインを切り換えて処理室への基板搬送と処理室からの基板搬入を行うので、搬送ラインの搬送動作が複雑であるという問題がある。
本発明の真空処理装置は、被処理基板を連続的に真空処理する少なくとも2つの互いに連結された処理室を備え、処理室は、それぞれ、基板搬送装置を備え、基板搬送装置は、被処理基板または被処理基板を保持する基板ホルダーを搬送面で保持しながら搬送する搬送機構と、搬送面を、基板の搬送方向における水平姿勢と該水平姿勢に対して所定の傾斜角度をもつ傾斜姿勢とに切り換える傾斜切換え機構と、少なくとも2つの処理室に設けられた基板搬送装置のそれぞれを、それらの搬送面を略一方向の勾配に傾斜させて一つの傾斜搬送面を形成する傾斜制御手段とを具備し、傾斜切換え機構は、処理室の室外に設けられた回転機構と、処理室の内部に設けられ、基板搬送装置に当接するとともに回転機構により回転が伝達される回転部材を含み、回転部材が回転し、基板搬送装置を、基板搬送装置の一端側に設けられた揺動軸を中心軸として揺動して基板搬送装置の搬送面を水平姿勢と傾斜姿勢とに切り換えることを特徴とする。
本発明の真空処理装置は、被処理基板や基板ホルダーを、搬送方向における水平姿勢と傾斜姿勢との間で搬送面を切換えて搬送するので、搬送動作が単純であり、短時間、軽動作で搬送態勢に入ることができる。また、被処理基板等の移送スピードが早く、スループットが向上する。
以下、本発明の実施の形態による真空処理装置について図1〜6を参照して説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1は、本発明の第1の実施の形態による真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。図2は、本発明の第1の実施の形態による真空処理装置における基板搬送装置の基板搬送動作を説明する模式図である。図3は、第1の実施の形態による真空処理装置に備えられる基板搬送装置の機構を模式的に示す概略図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図である。図4は、第1の実施の形態による真空処理装置の基板搬送のタイミングチャートを示す模式図である。図1〜4においては、同じ構成部品には同一符号を付す。
真空処理装置100は、ロード/アンロード室を兼ねる真空予備加熱室10とプラズマ処理室20の2つの処理室が連結された構成である。外部ステーション70は、真空処理装置100とは別体のものとして配置されている。真空予備加熱室10内には、基板搬送装置11,13が上下2段に配置されるとともに、ヒータHが設置されている。ヒータHは、室外のヒータ電源10cに接続されている。真空予備加熱室10は、排気系10aとリーク系10bに配管接続され、大気開放と真空密閉とを切り換え可能に構成されており、基板Wの加熱処理を行う。基板搬送装置11,13は、それぞれ傾斜切換え機構12,14に接続されており、水平姿勢と水平から所定の傾斜角度をもつ傾斜姿勢との間で揺動できる。
プラズマ処理室20内には、基板搬送装置21とRF電極Pが設置されている。RF電極Pは、室外のRF電源20cに接続されている。プラズマ処理室20は、排気系20aとガス導入系20bに配管接続されており、所定のガス圧力下での処理、例えば、プラズマCVD、エッチング、スパッタリングを行う。基板搬送装置21は、傾斜切換え機構22に接続されており、水平姿勢と水平から所定の傾斜角度をもつ傾斜姿勢との間で揺動できる。基板搬送装置11,13,21をそれぞれ揺動させるための傾斜切換え機構12,14,22は、駆動制御回路80に接続されている。基板搬送装置11,13,21については後に詳述する。
真空予備加熱室10には、外部ステーション70側に面してゲートG1が設けられ、真空予備加熱室10とプラズマ処理室20の境界には、ゲートG2が設けられている。ゲートG1は、基板Wの装置外部への搬出入のときのみ真空予備加熱室10を開放し、搬出入以外のときには密閉している。ゲートG2は、基板Wの処理の際には両室内を密閉し、基板Wの搬出入の際には両室内を開放する。また、外部ステーション70は、処理前の基板Wを保管して真空処理装置100へ供給するとともに、処理済みの基板Wを回収するための室であり、内部は常時大気圧となっている。
矢印x1〜x4は、基板Wの移送動作を表す。矢印x1は、ゲートG1を基板Wが通過する動作、すなわち、基板搬送装置71から基板搬送装置11へ基板Wを搬送する動作である。矢印x2は、ゲートG2を基板Wが通過する動作、すなわち、基板搬送装置11から基板搬送装置21へ基板Wを搬送する動作である。矢印x3は、ゲートG2を基板Wが通過する動作、すなわち、基板搬送装置21から基板搬送装置13へ基板Wを搬送する動作である。矢印x4は、ゲートG1を基板Wが通過する動作、すなわち、基板搬送装置13から基板搬送装置72へ基板Wを搬送する動作である。
矢印x1,x4は、基板Wを水平に搬送する動作であり、昇降機構を用いて搬送ラインを水平として搬送するものである。すなわち、基板搬送装置11を基板搬送装置71と同じ水平ラインとして基板搬送を行う。同様に、基板搬送装置13を基板搬送装置72と同じ水平ラインとして基板搬送を行う。一方、矢印x2,x3は、基板Wを傾斜させてその傾斜方向に搬送ラインを設定して搬送する動作であり、本発明の基板搬送装置の大きな特徴である。矢印x2,x3の傾斜搬送の場合は、基板搬送装置11,13,21を傾斜させる必要があり、矢印y1〜y3は、その揺動動作を表す。上述の移送動作x1〜x4により、外部ステーション70から真空処理装置100に供給された基板Wは、真空処理装置100で所定の連続処理が施された後に、外部ステーション70にて回収される。
図2を参照して、上述の基板Wの移送動作を詳しく説明する。図2では、図示を簡略化し、基板搬送装置11,13,21を、それぞれ5個の搬送ローラRと搬送ローラRの上面を結ぶ線分(搬送面)により表す。搬送ローラRは、真空処理中は回転せず基板Wを載置する。一方、基板移送時には、搬送ローラRは、紙面に垂直な軸廻りに回転して基板Wを移送する。基板搬送装置11を水平位置(傾斜角度±0°)と傾斜位置(傾斜角度θ)との間で揺動させる揺動軸T1は、基板搬送装置11の左端の搬送ローラRの回転軸に一致しており、基板搬送装置11は、揺動軸T1を回転中心として矢印y1方向に揺動する。同様に、基板搬送装置13を水平位置と傾斜位置との間で揺動させる揺動軸T3は、基板搬送装置13の右端の搬送ローラの回転軸に一致しており、基板搬送装置13は、揺動軸T3を回転中心として矢印y3方向に揺動する。
基板搬送装置21を水平位置(傾斜角度±0°)、傾斜位置(傾斜角度+θおよび−θ)との間で揺動させる揺動軸T2は、基板搬送装置21の右端の搬送ローラRの回転軸に一致しており、基板搬送装置21は、揺動軸T2を回転中心として矢印y2方向に揺動する。
矢印x2で示される傾斜搬送を例として説明すると、水平状態に保持されていた基板搬送装置11の搬送面を揺動軸T1廻りに角度θだけ右回転させて搬送ラインL2に一致するように傾斜させる。一方、水平状態に保持されていた基板搬送装置21の搬送面を揺動軸T2廻りに角度θだけ右回転させて搬送ラインL2に一致するように傾斜させる。この状態で、基板搬送装置11と21の搬送ローラRを右回転させることにより、基板搬送装置11から基板搬送装置21への基板Wの受け渡しが行われ、その基板Wに対してプラズマ処理を行う。このプラズマ処理室20での処理は、基板Wを水平状態に保って行ってもよいし、搬送ラインL2に沿った傾斜姿勢で行ってもよい。
矢印x3で示される傾斜搬送も同様に、水平状態に保持されていた基板搬送装置21の搬送面を揺動軸T2廻りに角度θだけ左回転させて搬送ラインL3に一致するように傾斜させる。一方、水平状態に保持されていた基板搬送装置13の搬送面を揺動軸T3廻りに角度θだけ左回転させて搬送ラインL3に一致するように傾斜させる。この状態で、基板搬送装置13と21の搬送ローラRを左回転させることにより、基板搬送装置21から基板搬送装置13への基板Wの受け渡しが行われる。傾斜切換え機構12,14,22は、駆動制御回路80により、基板搬送装置11,13,21のそれぞれの搬送面が所定の傾斜角度をとるように、揺動軸T1,T2,T3廻りの回転角が制御される。
図3を参照して、基板搬送装置11を揺動する機構について説明する。基板搬送装置11の傾斜切換え機構12は、揺動用シリンダ1と、揺動用シリンダ1によりA方向に直線移動するラック2と、ラック2の直線運動により回転するピニオン3とを備えている。揺動用シリンダ1、ラック2およびピニオン3は、真空予備加熱室10の室外に設けられている。
また、傾斜切換え機構12は、真空予備加熱室10内にレバー4を備えている。レバー4は、ピニオン3の回転軸Cと同軸に連結された回転円板(不図示)の側面から突設されている。ピニオン3が所定角度回転すると、図3(b)に示されるように、レバー4の先端が基板搬送装置11に当接し、基板搬送装置11を水平位置(位置E1)で支持するように構成されている。円弧D1は、レバー4の先端の回転軌跡を表す。従って、回転円板の側面に長さの異なる複数個のレバーを所定間隔で配設することにより、レバーの数だけ基板搬送装置11の傾斜角度を設定することができる。図3(b)では、円弧D2の回転軌跡を有するレバーが基板搬送装置11に当接しているとき、基板搬送装置11は傾斜位置(位置E2)で支持され、円弧D3の回転軌跡を有するレバーが基板搬送装置11に当接しているとき、基板搬送装置11は傾斜位置(位置E3)で支持される場合を示している。
次に、搬送ローラRの回転駆動について説明する。図3(a)に示されるように、ローラ駆動モータ5の回転動力が伝達軸6に伝えられ、伝達軸6が図中矢印Bで示されるように回転し、その回転力がベベルギアを介して各々の搬送ローラRを同一方向に回転させる。
なお、図示を省略したが、基板搬送装置11、傾斜切換え機構12および搬送ローラRの駆動機構は、矢印x2に沿って同様のものが2列に設けられている。各々の搬送ローラRに載置される基板または基板を保持する基板ホルダー(基板トレー)は、所定の傾斜角度に傾斜され、搬送ローラRの回転により、搬送方向である矢印x2の向きに移送される。
また、基板搬送装置13および傾斜切換え機構14と、基板搬送装置21および傾斜切換え機構22も、それぞれ基板搬送装置11および傾斜切換え機構12と基本的な構成および作用は同じであるので説明は省略する。
図4のタイミングチャート図を参照しながら、基板Wの移送動作について説明する。図4(a)〜(d)は、処理を開始してから所定時間が経過したときの装置内部の状態を表わす。なお、図面が煩雑になるのを避けるために、図4では基板Wとその動きを主体に図示するとともに、構成部品の符号は、図4(a)のみに付す。また、基板Wには、処理される順番にW1,W2,W3のように番号を付す。
図4(a)は、次のような時系列で基板Wを移送した後の状態を示す。すなわち、1番目の基板W1を上述した動作x2により真空予備加熱室10からプラズマ処理室20へ移送し、その移送後に真空予備加熱室10を大気開放して、2番目の基板W2を上述した動作x1により外部ステーション70から真空予備加熱室10へ移送する工程が終了している。真空予備加熱室10を真空排気し、真空予備加熱室10での真空加熱とプラズマ処理室20でのプラズマ処理を行う。
図4(b)では、ゲートG2を開放し、プラズマ処理が終った基板W1を動作x3によりプラズマ処理室20から真空予備加熱室10へ移送する。この移送工程は、前述したように、基板搬送装置11,21を所定の搬送ラインに沿うように傾斜させて行う。
図4(c)では、加熱処理が終った基板W2を動作x2により真空予備加熱室10からプラズマ処理室20へ移送する。この移送工程も、前述したように、基板搬送装置11,21を所定の搬送ラインに沿うように傾斜させて行う。動作x2による搬送後にゲートG2を閉鎖する。基板W1を載置している基板搬送装置13を傾斜位置から水平位置に戻す。
図4(d)では、真空予備加熱室10を大気圧に圧力調節した後にゲートG1を開き、処理済の基板W1を動作x4により真空予備加熱室10から外部ステーション70へ搬出するとともに、未処理の基板W3を動作x1により外部ステーション70から真空予備加熱室10へ投入する。このとき、基板搬送装置11を傾斜位置から水平位置に戻しておく。その後、ゲートG1を閉じて真空予備加熱室10を真空排気する。そして、真空予備加熱室10での真空加熱とプラズマ処理室20でのプラズマ処理を行う。
以下、上記工程の繰り返しにより、複数の基板Wを連続的に処理して回収することができる。なお、図4では、基板WをトレーTに載置したまま一体で移送する場合を示したが、基板W単体の移送も可能である。
本実施の形態の基板搬送装置11,13,21は、それぞれ傾斜切換え機構12,14,22により、水平位置(傾斜角度±0°)と傾斜位置(傾斜角度θ)をとり、基板Wまたは基板Wを保持する基板ホルダーを搬送面に沿って搬送するので、その傾斜動作は単純であり、短時間で搬送準備ができる。また、傾斜切換え機構12,14,22は、単に基板搬送装置を揺動させるだけなので、大がかりな昇降機構と比べて、信頼性の向上、設備費や動力費のコストダウンを図ることができる。
本実施の形態の真空処理装置100は、短時間で搬送の準備ができる傾斜搬送を行う基板搬送装置11,13,21を備えているので、基板Wまたは基板Wを保持する基板ホルダーを短時間で移送でき、連続真空処理全体のスループットが向上する。また、基板搬送装置11,13,21は、傾斜駆動されるだけなので、部分的に動きの小さい空間があり、その空間の分だけ、真空処理室内の構成材、例えば、ヒータ、電力ケーブル、各種配管を設置するスペースを広く取ることができる。
〈第2の実施の形態〉
図5は、本発明の第2の実施の形態による真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。第2の実施の形態による真空処理装置200は、第1の実施の形態による真空処理装置100と比べて室構成が異なるだけであるので、主として相違点を説明し、同じ構成部品には同一符号を付し、説明を省略する。
真空処理装置200では、真空処理装置100のロード/アンロード室を兼ねる真空予備加熱室10を役割ごとに2室に分けたものである。すなわち、真空予備加熱室10は、ロード/アンロード室30と真空予備加熱室40の2室に分けられている。真空処理装置200では、基板搬送装置11,13を真空予備加熱室40に設け、基板搬送装置21をプラズマ処理室20に設けている。
基板Wの移送過程は、矢印x5,x1,x2,x3,x4,x6の順である。ロード/アンロード室30は、未処理の基板Wを真空予備加熱室40へ投入するとともに、処理済の基板Wを真空予備加熱室40から回収する。また、ロード/アンロード室30は、基板Wの搬出入のため、大気開放と真空密閉とを切り換え可能である。真空予備加熱室40内では、基板Wの加熱処理および搬出入は真空中で行われる。それ故、真空状態を常に維持しているので、基板Wの搬出入のたびに真空排気を行う必要がなく、また、室内は常時所定の温度雰囲気に保持されている。なお、真空処理装置200における基板搬送装置11,13,21は、作用、効果ともに第1の実施の形態で説明したものと同じである。
〈第3の実施の形態〉
図6は、本発明の第3の実施の形態による真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。第3の実施の形態による真空処理装置300は、第1および第2の実施の形態による真空処理装置100,200と比べて室構成と基板の搬送経路が異なるので、主として相違点を説明し、同じ構成部品には同一符号を付し、説明を省略する。
真空処理装置300では、真空処理装置200のロード/アンロード室30を役割ごとに2室に分けたものである。すなわち、ロード/アンロード室30は、未処理の基板Wを装置内に搬入するロード室50と、処理済の基板Wを装置外に搬出するアンロード室60の2室に分けられている。ロード室50もアンロード室60も、大気開放と真空密閉とを切り換え可能である。真空処理装置300では、基板搬送装置11,13を真空予備加熱室40に設け、基板搬送装置21をプラズマ処理室20に設けている。
基板Wの移送過程は2系統あり、矢印x5,x1,x2,x7,x8の経路と、矢印x5,x1´,x3´,x7,x8の経路である。ロード室50の基板搬送装置51は、矢印zで示される方向に昇降し、真空予備加熱室40の基板搬送装置11,13のいずれにも基板Wの受け渡しができ、これにより、移送過程が2系統となる。基板搬送装置11から基板搬送装置21への傾斜搬送は、第1および第2の実施の形態と同じである。また、矢印x3´で示される搬送動作は、第1および第2の実施の形態で示した矢印x3と搬送方向が異なるだけであり、基板搬送装置13,21の作用、効果ともに第1および第2のの実施の形態で説明したものと同じである。
本発明は、被処理基板または被処理基板を保持する基板ホルダーを搬送面で保持しながら搬送する搬送機構(モータ5や搬送ローラRなどで構成される)と、搬送面を水平姿勢と該水平姿勢に対して所定の傾斜角度をもつ傾斜姿勢とに切り換える傾斜切換え機構(揺動シリンダ1やレバー4などで構成される)とを備え、搬送機構は、搬送面を水平姿勢または傾斜姿勢にした状態で被処理基板または基板ホルダーを搬送することを特徴とするものである。従って、基板搬送装置の搬送機構や傾斜切換え機構は、本実施の形態で説明したもののみに限られない。また、本発明の基板搬送装置を備える真空処理装置も、2室構成の処理室に限らず、3つ以上の処理室を連結し、3種類以上の処理を連続的に行う真空処理装置にも本発明が適用できる。この場合、基板搬送装置を3つ以上の処理室に設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る真空処理装置における基板搬送装置の基板搬送動作を説明する模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る真空処理装置に備えられる基板搬送装置の機構を模式的に示す概略図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る真空処理装置の基板搬送のタイミングチャートを示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る真空処理装置の構成を模式的に示す全体構成図である。
符号の説明
10,40:真空予備加熱室
11,13,21:基板搬送装置
12,14,22:傾斜切換え機構
20:プラズマ処理室20
30:ロード/アンロード室
50:ロード室
51:基板搬送装置
60:アンロード室
70:外部ステーション
71,72:基板搬送装置
80:駆動制御回路
100,200,300:真空処理装置
G1,G2:ゲート
H:ヒータ
P:RF電極
T1,T2,T3:揺動軸
W,W1〜W3:基板(被処理物)
x1〜x8:移送動作(動作)
y1,y2,y3:揺動動作
z:昇降動作

Claims (7)

  1. 被処理基板を連続的に真空処理する少なくとも2つの互いに連結された処理室を備え、
    前記処理室は、それぞれ、基板搬送装置を備え、
    前記基板搬送装置は、被処理基板または前記被処理基板を保持する基板ホルダーを搬送面で保持しながら搬送する搬送機構と、
    前記搬送面を、前記基板の搬送方向における水平姿勢と該水平姿勢に対して所定の傾斜角度をもつ傾斜姿勢とに切り換える傾斜切換え機構と、
    前記少なくとも2つの処理室に設けられた基板搬送装置のそれぞれ、それらの搬送面を略一方向の勾配に傾斜させて一つの傾斜搬送面形成する傾斜制御手段とを具備し
    前記傾斜切換え機構は、前記処理室の室外に設けられた回転機構と、前記処理室の内部に設けられ、前記基板搬送装置に当接するとともに前記回転機構により回転が伝達される回転部材を含み、
    前記回転部材が回転し、前記基板搬送装置を、前記基板搬送装置の一端側に設けられた揺動軸を中心軸として揺動して前記基板搬送装置の搬送面を水平姿勢と傾斜姿勢とに切り換えることを特徴とする真空処理装置。
  2. 請求項に記載の真空処理装置において、
    前記被処理基板または前記基板ホルダーを最初に真空処理を行う処理室へ投入する、大気開放と真空密閉とを切り換え可能なロード室と、
    前記被処理基板または前記基板ホルダーを最後に真空処理を行う処理室から処理済みの基板として回収する、大気開放と真空密閉とを切り換え可能なアンロード室とをさらに備えることを特徴とする真空処理装置。
  3. 請求項に記載の真空処理装置において、
    前記処理室は、前記ロード室またはアンロード室と兼用であることを特徴とする真空処理装置。
  4. 請求項に記載の真空処理装置において、
    前記被処理基板または前記基板ホルダーを最初に真空処理を行う処理室へ投入するとともに、前記被処理基板または前記基板ホルダーを最後に真空処理を行う処理室から最初に真空処理を行う処理室まで逆移送して処理済みの基板として回収する、大気開放と真空密閉とを切り換え可能な受け渡し室とをさらに備えることを特徴とする真空処理装置。
  5. 請求項に記載の真空処理装置において、
    前記処理室は、前記受け渡し室と兼用であることを特徴とする真空処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の真空処理装置において、
    前記回転機構は、シリンダと、前記シリンダにより直線運動するラックと、前記ラックの直線運動により回転するピニオンを含むことを特徴とする真空処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の真空処理装置において、前記回転部材は、回転円板の側面からの長さが異なる複数のレバーを含み、前記複数のレバーの先端が前記基板搬送装置に当接することを特徴とする真空処理装置。
JP2004283427A 2004-09-29 2004-09-29 真空処理装置 Expired - Fee Related JP4581602B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004283427A JP4581602B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 真空処理装置
TW094127119A TWI309225B (en) 2004-09-29 2005-08-10 Substrate movling apparatus and vacuum processing apparatus with thereof
KR1020050073338A KR100712732B1 (ko) 2004-09-29 2005-08-10 기판 반송 장치 및 그것을 구비한 진공 처리 장치
CN2005100903288A CN1754795B (zh) 2004-09-29 2005-08-12 基板搬送装置和配置有这种基板搬送装置的真空处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004283427A JP4581602B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 真空処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006096498A JP2006096498A (ja) 2006-04-13
JP4581602B2 true JP4581602B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=36236668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004283427A Expired - Fee Related JP4581602B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 真空処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4581602B2 (ja)
KR (1) KR100712732B1 (ja)
CN (1) CN1754795B (ja)
TW (1) TWI309225B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4593536B2 (ja) * 2006-08-23 2010-12-08 大日本スクリーン製造株式会社 姿勢変換装置および基板搬送装置
JP4755233B2 (ja) * 2008-09-11 2011-08-24 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
CN101924002B (zh) * 2009-06-11 2013-02-27 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种加热装置及应用该加热装置的等离子体处理设备
JP2011044537A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Shimadzu Corp 加熱装置およびインライン式成膜装置
KR101651164B1 (ko) * 2009-12-22 2016-08-25 주식회사 원익아이피에스 기판처리시스템, 그에 사용되는 기판처리시스템의 공정모듈
JP5469507B2 (ja) * 2010-03-31 2014-04-16 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置および基板処理方法
KR101329303B1 (ko) * 2010-06-17 2013-11-20 세메스 주식회사 기판들의 로딩 및 언로딩을 위한 기판 처리 장치
TWI451521B (zh) 2010-06-21 2014-09-01 Semes Co Ltd 基板處理設備及基板處理方法
US20120064461A1 (en) * 2010-09-13 2012-03-15 Nikon Corporation Movable body apparatus, exposure apparatus, device manufacturing method, flat-panel display manufacturing method, and object exchange method
CN110295356B (zh) * 2019-07-03 2021-03-02 京东方科技集团股份有限公司 一种基板垫块、基板传送设备和成膜系统
CN111056302B (zh) * 2019-12-31 2022-04-12 苏州精濑光电有限公司 一种搬运单元
CN111219978B (zh) * 2020-03-18 2024-09-03 无锡先导智能装备股份有限公司 中转装置及烘干设备
CN115449770B (zh) * 2022-09-01 2024-05-07 江苏宝浦莱半导体有限公司 一种硅基薄膜材料的生产设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113725U (ja) * 1984-12-26 1986-07-18
JPS62168024U (ja) * 1986-04-15 1987-10-24
JPH0497729U (ja) * 1991-01-23 1992-08-24
JPH09155306A (ja) * 1995-12-04 1997-06-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
WO2003100848A1 (fr) * 2002-05-23 2003-12-04 Anelva Corporation Dispositif et procede de traitement de substrats

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100189981B1 (ko) * 1995-11-21 1999-06-01 윤종용 진공 시스템을 구비한 반도체 소자 제조장치
JP3608949B2 (ja) * 1998-07-10 2005-01-12 大日本スクリーン製造株式会社 基板搬送装置
JP2000195925A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Anelva Corp 基板処理装置
KR100596050B1 (ko) * 2002-10-31 2006-07-03 삼성코닝정밀유리 주식회사 유리기판의 이송시스템

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113725U (ja) * 1984-12-26 1986-07-18
JPS62168024U (ja) * 1986-04-15 1987-10-24
JPH0497729U (ja) * 1991-01-23 1992-08-24
JPH09155306A (ja) * 1995-12-04 1997-06-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
WO2003100848A1 (fr) * 2002-05-23 2003-12-04 Anelva Corporation Dispositif et procede de traitement de substrats

Also Published As

Publication number Publication date
CN1754795B (zh) 2010-05-05
KR20060050383A (ko) 2006-05-19
CN1754795A (zh) 2006-04-05
TW200619120A (en) 2006-06-16
KR100712732B1 (ko) 2007-05-04
JP2006096498A (ja) 2006-04-13
TWI309225B (en) 2009-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100712732B1 (ko) 기판 반송 장치 및 그것을 구비한 진공 처리 장치
JPH10107121A (ja) 基板処理装置、基板搬送機および基板搬送装置
WO2000030156A1 (fr) Systeme de traitement sous vide
JP2000299367A (ja) 処理装置及び被処理体の搬送方法
JP2009094242A (ja) 基板保持機構、基板受渡機構、及び基板処理装置
US20050118000A1 (en) Treatment subject receiving vessel body, and treating system
TW201201313A (en) Vacuum processing apparatus
JP5954108B2 (ja) 基板処理装置
JP7213787B2 (ja) 成膜装置
JP5203584B2 (ja) 成膜装置、成膜システムおよび成膜方法
JP2006054284A (ja) 真空処理装置
JP5603333B2 (ja) 基板処理装置
JP2004288720A (ja) 基板搬送装置及び基板処理装置
JPH07227777A (ja) 被処理物の搬送装置および処理装置
JP2000133692A (ja) 搬送装置
WO2021054167A1 (ja) 搬送装置及び搬送方法
KR102571843B1 (ko) 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
EP3706162A1 (en) Substrate accommodation device
JPH1145929A (ja) プラズマ処理装置
JPH10189685A (ja) 基板処理装置
JP2960181B2 (ja) 処理装置
JP4456974B2 (ja) 真空処理装置
JP2002020868A (ja) 薄膜形成装置
JP3971081B2 (ja) 真空処理装置
WO1999052142A1 (fr) Dispositif de transfert pour corps a traiter

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4581602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees