JP4755233B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浮上ステージ上で被処理基板を浮かせ、基板とステージ間の伝熱によって基板に所定の加熱処理を施す浮上式の基板処理装置に係り、特に浮上ステージ上への基板の搬入を平流しで行う基板処理装置に関する。
近年、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造のためのフォトリソグラフィーで用いられているレジスト塗布現像処理システムでは、被処理基板(たとえばガラス基板)の大型化に安全で効率的に対応できるように、水平な一方向に設定した基板搬送ライン上で基板を移動させながら基板の被処理面に所定の液、ガス、光、熱等を与えて所要の処理を行う平流し方式が様々な処理工程で導入されてきている。
この種の平流し方式としては、たとえば特許文献1に記載されるようにコロを一定ピッチで並べて敷設したコロ搬送路上で基板を水平移動させるコロ搬送方式や、たとえば特許文献2に記載されるように浮上ステージ上で基板を浮かせて水平移動させる浮上搬送方式が知られている。
浮上搬送方式においては、空気中に浮いている基板に水平移動の推力を与える搬送手段を浮上ステージの周囲に設ける必要があり、かかる搬送手段にモータ等の回転駆動源に接続された駆動コロからなるコロ搬送路を用いる案が検討されている。
浮上ステージとコロ搬送路とを組み合わせる場合、典型的には、搬送ラインにおいて浮上ステージの上流側および下流側に各々個別のコロ駆動部に作動接続されたコロ搬送路がそれぞれ設置される。このような浮上ステージ/コロ搬送方式において、基板は、上流側コロ搬送路上を平流しで水平移動しながら浮上ステージの上に搬入され、浮上ステージ上を浮いた状態で通過し、下流側コロ搬送路に乗り移って浮上ステージから搬出される。その際、基板は、基板前端が浮上ステージ上に在る間は後方の上流側コロ搬送路のみの推力によって前進移動し、基板前端が下流側コロ搬送路上に乗ってからは上流側および下流側双方のコロ搬送路の推力によって前進移動し、基板後端が浮上ステージ上に在る間は下流側コロ搬送路のみの推力によって前進移動する。
特開2007−158088 特開2005−244155
たとえばベーキングユニットのように基板を加熱処理する基板処理装置において、上記のような平流し方式の浮上ステージを採用し、かつ浮上ステージを加熱処理のための加熱板として構成する場合、基板の前の部分が浮上ステージの上に搬入されて加熱された時に、まだ浮上ステージ上に搬入されていない基板の後の部分との間で大きな温度差が生じて、基板各部の熱膨張(伸び量)が搬送方向で勾配を持ち、これによって基板に反りが発生する。
この基板の反りは、基板に外力が加わらなければ、基板前端部で搬送方向と直交する方向の中心部が山形に盛り上がるようなプロファイルを示す。ところが、浮上ステージには気体を噴出する噴射孔と気体を吸引する吸引孔とが混在して設けられ、浮上力と吸引力との均衡で基板の浮上高または浮上ギャップ(ステージ−基板間のギャップ)を一定にする力が働くため、上記のような基板前端部で中心部が山形に盛り上がるようなプロファイルは現れない。その代わりに、基板各部の熱膨張の違いによる応力が浮上ステージの入口(始端部)付近に集約され、その位置で基板の左右両端部に大きな反りが現れる。
このように浮上ステージの上に搬入される基板に反りが発生すると、基板浮上高が一定にならずに、浮上ステージ上を平流しで移動する基板の温度の履歴特性や熱処理の均一性が悪化する。このことが、上記のような加熱用の浮上ステージを用いる基板処理装置では問題となっている。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するものであり、加熱用浮上ステージの上で(特にステージ入口付近で)被処理基板に反りが発生するのを防止して基板浮上ギャップを一定に保ち、熱処理の特性ないし品質(温度履歴特性、温度均一性等)を向上させるようにした基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明における基板処理装置は、所定温度に熱せられ、被処理基板を気体の圧力により水平に浮かせる浮上ステージと、前記基板を平流しで搬送する搬送ラインにおいて上流側から前記浮上ステージの入口に向かって一定の傾斜角で下りる傾斜搬送路と、前記傾斜搬送路の頂上部に前記搬送ラインと直交する方向に複数並べて配置された自由回転可能なフリーコロとを有し、前記フリーコロおよび前記傾斜搬送路を介して前記基板を平流し搬送で前記浮上ステージの上に搬入し、前記浮上ステージ上で浮いている前記基板と前記浮上ステージとの間の伝熱により前記基板に所定の熱的な処理を施す。
本発明の装置構成において、基板は、傾斜した搬送路を下りて浮上ステージの水平な浮上搬送路に入る。この際、基板の前の部分が浮上ステージの浮上領域で加熱された時に、まだ傾斜搬送路上に在る基板の後の部分との間で大きな温度差が生じて、基板各部の熱膨張(伸び量)が搬送方向で勾配を持ち、応力が生じる。浮上ステージ上では浮上圧力による矯正力が働くため、基板各部の熱膨張の違いによる応力が基板前端部から後方へ移動し、基板の左右両端部に反りが現れる。この基板の反り部は基板後方側へ移動し、傾斜搬送路の頂上部に反り部が現れる。これによって浮上ステージの入口より先(ステージ内奥)に基板の反り部が入ることはなく、基板浮上ギャップが一定に保たれ、浮上ステージと基板との間の伝熱ないし熱交換が所望の温度履歴で均一に行われる。
本発明においては、傾斜搬送路の頂上部にフリーコロを配置することにより、上記のように傾斜搬送路の後半部ないし最下部から上(基板後方)に移動してきた基板の反り部を傾斜搬送路の頂上部にて安定に支持することができる。これらのフリーコロの少なくとも一部は、受けるように配置されてよい。したがって、これら複数のフリーコロの高さ位置はそれぞれ独立に調整されるのが好ましい。
本発明によれば、さらに好ましい一態様として、浮上ステージの入口における基板の高さ位置を検出する基板高さ位置センサと、各々のフリーコロを昇降移動可能に支持し、基板高さ位置センサの出力信号に応じてフリーコロの高さ位置を可変制御するコロ高さ位置制御部とが備えられる。
好ましくは、基板高さ位置センサは、基板搬送ラインと直交する方向で複数のフリーコロの配置位置とそれぞれ対応する浮上ステージの入口の上方の位置に複数配置され、それぞれの直下における基板の高さ位置を検出する。
基板高さ位置センサは、たとえばレーザ変位計からなり、直下を通過する基板との距離を光学式で測定し、基板の高さ位置を表す電気信号(アナログ信号)を出力する。
コロ高さ位置制御部は、それら複数の基板高さ位置センサの出力信号に応じてそれぞれ対応する複数のフリーコロの高さ位置を可変制御する。この場合、好適なフィードバック制御方式として、たとえばPID(比例・積分・微分)制御で各アクチュエータを通じて各フリーコロの高さ位置を可変制御する。
本発明において、好ましくは、傾斜搬送路の傾斜角は2°〜5°に設定される。また、好ましい一形態として、傾斜搬送路の頂上部は、基板搬送ラインにおいて浮上ステージの入口から水平方向に300mm〜500mmだけ離れ、鉛直方向に10mm〜30mmだけ高い位置に設けられる。
また、好適な一態様として、傾斜搬送路は、基板に平流し搬送の推力を与えるために基板搬送ライン上に所定の間隔を置いて配置される複数の駆動コロからなる第1のコロ搬送路の一区間として設けられる。また、浮上ステージの上から基板を平流しで搬出するために基板搬送ラインにおいて浮上ステージの下流側に所定の間隔を置いて配置される複数の駆動コロからなる第2のコロ搬送路が設けられる。
また、好適な一態様として、浮上ステージは熱伝導率の高い金属からなり、浮上ステージを熱するための発熱体が浮上ステージの中または裏面に設けられてよい。
本発明の基板処理装置によれば、上記のような構成および作用により、加熱用浮上ステージの上で被処理基板に反りが発生するのを防止して基板浮上ギャップを一定に保ち、浮上ステージ方式における温度履歴特性および温度均一性を向上させることができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の基板処理装置を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばガラス基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平な一方向(Y方向)に4個まで並べて載置できるカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを1枚単位で保持できる搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、水平なシステム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。
より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、搬入ユニット(IN−PASS)24、洗浄プロセス部26、第1の熱的処理部28、塗布プロセス部30および第2の熱的処理部32が第1の基板搬送ライン34に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。
より詳細には、搬入ユニット(IN−PASS)24はカセットステーション(C/S)14の搬送機構22から未処理の基板Gを受け取り、所定のタクトで第1の基板搬送ライン34に投入するように構成されている。洗浄プロセス部26は、第1の平流し搬送路34に沿って上流側から順にエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38を設けている。第1の熱的処理部28は、上流側から順にアドヒージョンユニット(AD)40および冷却ユニット(COL)42を設けている。塗布プロセス部30は、上流側から順にレジスト塗布ユニット(COT)44および減圧乾燥ユニット(VD)46を設けている。第2の熱的処理部32は、上流側から順にプリベークユニット(PRE−BAKE)48および冷却ユニット(COL)50を設けている。第2の熱的処理部32の下流側隣に位置する第1の基板搬送ライン34の終点には搬出ユニット(OUT−PASS)52が設けられている。第1の基板搬送ライン34上を平流しで搬送されてきた基板Gは、この終点の搬出ユニット(OUT−PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18へ渡されるようになっている。
一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、搬入ユニット(図示せず)、現像ユニット(DEV)54、ポストベークユニット(POST−BAKE)56、冷却ユニット(COL)58、検査ユニット(AP)60および搬出ユニット(OUT−PASS)62が第2の基板搬送ライン64に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。ここで、上記搬入ユニット(図示せず)は、周辺装置(TITLER/EE)76の階下に、つまり現像ユニット(DEV)54と同じ階に設けられている。
なお、ポストベークユニット(POST−BAKE)56および冷却ユニット(COL)58は第3の熱的処理部66を構成する。搬出ユニット(OUT−PASS)62は、第2の平流し搬送路64から処理済の基板Gを1枚ずつ受け取って、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22に渡すように構成されている。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間68が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル70が図示しない駆動機構によってプロセスライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
インタフェースステーション(I/F)18は、上記第1および第2の基板搬送ライン34,64や隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置72を有し、この搬送装置72の周囲にロータリステージ(R/S)74および周辺装置76を配置している。ロータリステージ(R/S)74は、基板Gを水平面内で回転させるステージであり、露光装置12との受け渡しに際して長方形の基板Gの向きを変換するために用いられる。周辺装置76は、たとえばタイトラー(TITLER)や周辺露光装置(EE)等を第2の平流し搬送路64に接続している。
ここで、この塗布現像処理システムにおける1枚の基板Gに対する全工程の処理手順を説明する。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれか1つのカセットCから基板Gを1枚取り出し、その取り出した基板Gをプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインA側の搬入ユニット(IN−PASS)24に搬入する。搬入ユニット(IN−PASS)24から基板Gは第1の基板搬送ライン34上に移載または投入される。
第1の基板搬送ライン34に投入された基板Gは、最初に洗浄プロセス部26においてエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38は、平流し搬送路34上を水平に移動する基板Gに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38における一連の洗浄処理を終えると、基板Gはそのまま第1の平流し搬送路34を下って第1の熱的処理部28を通過する。
第1の熱的処理部28において、基板Gは、最初にアドヒージョンユニット(AD)40で蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される。このアドヒージョン処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)42で所定の基板温度まで冷却される。この後も、基板Gは第1の平流し搬送路34を下って塗布プロセス部30へ搬入される。
塗布プロセス部30において、基板Gは最初にレジスト塗布ユニット(COT)44で平流しのままスリットノズルを用いるスピンレス法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布され、直後に下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)46で減圧乾燥処理を受ける。
塗布プロセス部30を出た基板Gは、第1の基板搬送ライン34を下って第2の熱的処理部32を通過する。第2の熱的処理部32において、基板Gは、最初にプリベークユニット(PRE−BAKE)48でレジスト塗布後の熱処理または露光前の熱処理としてプリベーキングを受ける。このプリベーキングによって、基板G上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発して除去され、基板に対するレジスト膜の密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)50で所定の基板温度まで冷却される。しかる後、基板Gは、第1の平流し搬送路34の終点の搬出ユニット(OUT−PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18の搬送装置72に引き取られる。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、ロータリステージ74でたとえば90度の方向変換を受けてから周辺装置76の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると、先ず周辺装置76のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される。しかる後、基板Gは、搬送装置72より周辺装置76の階下の搬入ユニット(図示せず)に搬入される。
こうして、基板Gは、今度は第2の基板搬送ライン64上をプロセスラインBの下流側に向けて搬送される。最初の現像ユニット(DEV)54において、基板Gは平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される。
現像ユニット(DEV)54で一連の現像処理を終えた基板Gは、そのまま第2の基板搬送ラインに乗せられたまま第3の熱的処理部66および検査ユニット(AP)60を順次通過する。第3の熱的処理部66において、基板Gは、最初にポストベークユニット(POST−BAKE)56で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける。このポストベーキングによって、基板G上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発して除去され、基板に対するレジストパターンの密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)58で所定の基板温度に冷却される。検査ユニット(AP)60では、基板G上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる。
搬出ユニット(OUT−PASS)62は、第2の基板搬送ライン64から全工程の処理を終えてきた基板Gを受け取って、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22へ渡す。カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、搬出ユニット(OUT−PASS)62から受け取った処理済の基板Gをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する。
この塗布現像処理システム10においては、平流し方式の加熱用浮上ステージを有する基板処理装置として、たとえば第2の熱的処理部32のプリベークユニット(PRE−BAKE)48に本発明を適用することができる。
以下、図2〜図7につき、本発明の一実施形態におけるプリベークユニット(PRE−BAKE)48の構成および作用を詳細に説明する。
図2および図3に、この実施形態におけるプリベークユニット(PRE−BAKE)48内の主要な構成を示す。図2は略平面図、図3は側面図である。
図2および図3に示すように、プリベークユニット(PRE−BAKE)48内には、X方向に、つまり第1の基板搬送ライン34(図1)に沿って、第1のコロ搬送路80、2段縦列の浮上ステージ82,84および第2のコロ搬送路86が設置されている。
第1および第2のコロ搬送路80、86は、X方向に所定の間隔を置いて敷設された複数本の長尺形駆動コロ88,90を有し、モータ等からなる専用のコロ駆動部92,94により駆動ベルトや歯車等からなる伝動機構96,98を介してそれぞれの駆動コロ88,90を回転駆動するように構成されている。
減圧乾燥ユニット(VD)46の上流側にも第3のコロ搬送路100が設置されている。この第3のコロ搬送路100も、X方向に所定の間隔を置いて敷設された複数本の長尺形駆動コロ102を有し、モータ等からなる専用のコロ駆動部104により駆動ベルトや歯車等からなる伝動機構106を介して駆動コロ102を回転駆動するように構成されている。
図示省略するが、減圧乾燥ユニット(VD)46にも外部のコロ搬送路100,80と連続する内部コロ搬送路が設けられている。外部コロ搬送路100および内部駆動コロ搬送路上の平流し搬送で基板Gがチャンバ105の中に搬入され、密閉状態のチャンバ105内で減圧乾燥処理が行われた後に、内部コロ搬送路および外部コロ搬送路80上の平流し搬送で基板Gがチャンバ105の外(下流側)に搬出されるようになっている。
なお、図示の長尺形駆動コロ88,90,102は、丸棒の回転軸にこま形のローラを一定間隔で複数個取り付けている。
図2および図3において、プリベークユニット(PRE−BAKE)48は、第1および第2の浮上ステージ82,84の浮上面82a,84aに、基板Gを大気圧下の空中に好ましくは100μm以下(たとえば50μm)の微小な基板浮上ギャップで浮かせるために、高圧または正圧の圧縮空気を噴き出す噴射孔108と、バキュームで空気を吸い込む吸引孔110とを適当な配列パターンで混在させて設けている。浮上ステージ82,84の上で基板Gを搬送するときは、噴射孔108から圧縮空気による垂直上向きの力を加えると同時に、吸引孔110よりバキューム吸引力による垂直下向きの力を加えて、相対抗する双方向の力のバランスを制御することで、基板浮上ギャップを浮上搬送および基板加熱に適した設定値(50μm)付近に維持するようにしている。
浮上ステージ82,84は、熱伝導率の高い金属たとえばアルミニウムからなる肉厚(たとえば板厚30mm)の板体として構成され、1個または複数個の発熱体たとえばシーズヒータ112を内蔵し、または裏面に貼り付けている。たとえばSSR(ソリッド・ステート・リレー)を有する電源回路(図示せず)より供給される電力でシーズヒータ112が発熱し、浮上ステージ82,84が設定温度(たとえば140℃〜180℃)で放熱する熱板として機能するようになっている。
基板Gは、浮上搬送で浮上ステージ82,84上を通過する際に、それらの浮上面82a,84aから浮上圧力を受けるだけでなく基板浮上ギャップの至近距離で放射熱も受ける。この伝熱式の基板加熱により、浮上ステージ82,84上を浮上搬送で水平移動する間に基板Gの温度は所定の温度履歴で最大値(たとえば180℃)まで上昇し、基板上のレジスト塗布膜中の残留溶媒の大部分が蒸発して膜が一層薄く固くなり、基板Gとの密着性が高められる。なお、好ましくは、浮上ステージ82,84の上方に、基板G上のレジスト塗布膜から蒸発した溶剤を吸い込んで排気するための排気機構(図示せず)が設置されてよい。
図3に示すように、浮上ステージ82,84は、床に固定された頑丈なフレーム114の上にアジャスタ(高さ調整具)116付きの脚部118を介して設置されており、ステージ上面の高さ位置をアジャスタ116で調整できるようになっている。
第1および第2のコロ搬送路80,86も、個別のフレーム118,120の上にアジャスタ122,124付きの脚部126,128を介してそれぞれ設置されており、コロ搬送路80,86の高さ位置をそれぞれ独立に調整できるようになっている。
このプリベークユニット(PRE−BAKE)48は、第1のコロ搬送路80の後半部ないし後端部を前段浮上ステージ82の入口(始端)82aに向かって一定の傾斜角で下りる傾斜搬送路130に構成するとともに、この傾斜搬送路130の頂上部に自由回転可能なフリーコロ132を基板搬送ラインと直交する方向(Y方向)に複数個たとえば6個(132(1)〜132(6))並べて配置している。
図4に示すように、各フリーコロ132(i)(i=1〜6)は、たとえば逆さL形のコロ支持部134(i)を介して昇降用アクチュエータ136(i)に上下移動可能に支持されている。そして、コロ高さ位置制御部138の制御の下で昇降用アクチュエータ136(i)によりフリーコロ132(i)の高さ位置が一定範囲内の任意の位置に可変制御されるようになっている。
なお、フリーコロ132(i)は、たとえば図示のようにコロ支持部134(i)の先端部を枢軸として鉛直面内で自由回転可能なこま形のコロであり、耐熱性および耐摩耗性を備えた樹脂たとえばPEEKまたはセラゾール(商品名)を好適な材質としている。昇降用アクュチエータ136(i)は、たとえばDCモータまたはステップモータを駆動源とするボールネジ機構からなる。
図3および図5に示すように、前段浮上ステージ82の入口82a付近の上方には、基板搬送ラインと直交する方向(Y方向)でフリーコロ132(1)〜132(6)の配置位置とそれぞれ対応する位置に複数の基板高さ位置センサ140(1)〜140(6)が配置されている。
各基板高さ位置センサ140(i)は、たとえばレーザ変位計からなり、垂直下方にレーザビームを投光する投光部と、該レーザビームの当たった物体(基板G)から反射してくる光を測定距離に応じた位置で受光する受光部とを含んでおり、直下を通過する基板Gとの距離Liを光学式で測定し、基板Gの高さ位置を表す電気信号(アナログ信号)を出力する。ここで、基板Gの高さ位置は、たとえばステージ82の上面からの高さ位置でよく、基板浮上ギャップとして求められてもよい。
コロ高さ位置制御部138は、演算制御回路を有しており、各基板高さ位置センサ140(i)からの測定値信号を入力し、各基板高さ位置センサ140(i)の直下で測定された基板Gの高さ位置が設定値に一致するようにフィードバック制御、たとえばPID(比例・積分・微分)制御で各アクチュエータ136(i)を通じて各フリーコロ132(i)の高さ位置を可変制御するようになっている。
なお、傾斜搬送路130の傾斜角は、適宜調整されてよいが、好ましくは2°〜5°に設定されてよい。傾斜搬送路130の頂上部の位置は基板Gのサイズに応じて異なるが、たとえば搬送方向における基板Gの長さが2m〜3mの場合は、前段浮上ステージ82の入口から水平方向に300mm〜500mmだけ離れ、鉛直方向に10mm〜30mmだけ高い場所に設けられてよい。
ここで、この実施形態のプリベークユニット(PRE−BAKE)48における作用を説明する。上記のように減圧乾燥ユニット(VD)46で減圧乾燥処理を受けた基板Gは、チャンバ105内の内部コロ搬送路および第1のコロ搬送路80上の平流し搬送で減圧乾燥ユニット(VD)46からプリベークユニット(PRE−BAKE)48に移送される。
この平流し搬送において、基板Gは、第1のコロ搬送路80の後半部に設けられた傾斜搬送路80を下りて浮上ステージ82,84の上に搬入される。浮上ステージ82,84の上に搬入されると、基板Gは、ステージ浮上面82a,84aから浮上圧力を受けると同時に放射熱も受け、浮上搬送で前進しながら加熱される。
この際、図6Aに示すように、基板Gの前の部分が浮上ステージ82,84の上に搬入されて加熱された時に、まだ浮上ステージ82,84上に搬入されていない基板Gの後の部分との間で大きな温度差が生じて、基板各部の熱膨張(伸び量)が搬送方向で勾配を持ち、これによって基板Gに反りが発生する。
この基板Gの反りは、基板Gに外力が加わらなければ、図6Bに示すように、基板前端部で搬送方向と直交する方向(Y方向)の中心部が山形に盛り上がるようなプロファイルGPを示す。ところが、浮上ステージ82,84には気体を噴出する噴射孔108と気体を吸引する吸引孔110とが混在して設けられ、浮上力と吸引力との均衡で基板Gの浮上ギャップを一定にする力が働くため、上記のような基板前端部で中心部が山形に盛り上がるようなプロファイルGPは現れない。その代わりに、図7Aに示すように基板各部の熱膨張の違いによる応力が基板前端部から後方へ移動し、図7Bに示すように基板Gの左右両端部に反りGSが現れるようになる。
仮に基板Gが浮上ステージ82,84上に搬入される直前に水平な姿勢になっていると、つまり第1のコロ搬送路80の後半部が水平なコロ搬送路になっていると、前段浮上ステージ82の入口82a付近に基板Gの左右両端部に反り部GSが現れる。この反り部GSは、基板G上でレジストの下層に形成されている膜(特にメタル膜)の種類によって反り具合が異なる。
しかるに、この実施形態では、第1のコロ搬送路80の後半部が下りの傾斜搬送路130に構成されており、基板Gは傾斜搬送路130に沿って下りてきて、前段浮上ステージ82上に搬入されるや否や水平な姿勢に矯正される。こうして、基板Gには前段浮上ステージ82の入口82a付近で上に反るような力が加えられることとなり、この位置に現れるはずの反り部GSは基板後方側へ移動し、図3に示すように傾斜搬送路80の頂上部に、特に左右両端側のフリーコロ132(1),132(2),132(5),132(6)の上に反り部GSが現れる。
ここで、傾斜搬送路80の頂上部におけるフリーコロ132(1)〜132(6)と基板Gとの接触または圧接具合は、前段浮上ステージ82の入口82aで基板Gに加わる強制的な反り(反り部GSを打ち消す反り)の加減を左右し、ひいては浮上ステージ82,84上の基板浮上ギャップにも影響する。
この実施形態では、上述したような基板高さ位置センサ140(1)〜140(6)、コロ高さ位置制御部138およびアクチュエータ136(1)〜136(6)からなるフィードバック機構により、傾斜搬送路80の頂上部でフリーコロ132(1)〜132(6)の高さ位置つまり基板G(特に反り部GS)との接触または圧接具合が可変制御され、これによって前段浮上ステージ82の入口82aで基板Gは平坦な水平姿勢に制御され、かつ基板Gの高さ位置つまり基板浮上ギャップが設定値に合わせられる。
このように前段浮上ステージ82の入口82aで基板Gが平坦な水平姿勢になり、かつ基板浮上ギャップが設定値に合わせられることで、その先は浮上ステージ82,84の各位置で基板Gは浮上力と吸引力との均衡の中で平坦な水平姿勢と一定の基板浮上ギャップを保ち、平流しのプリベーキングを設定通りの温度履歴特性で基板全面均一に受けることができる。
なお、基板前端が浮上ステージ82,84上に在る間は後方の第1のコロ搬送路80のみの推力によって前進移動し、基板前端が第2のコロ搬送路86上に乗ってからは第1および第2のコロ搬送路80,86の推力によって前進移動し、基板後端が浮上ステージ82,84上に在る間は第2のコロ搬送路86のみの推力によって前進移動する。
また、浮上ステージ82,84上で基板Gが前進するにつれて、基板Gの被加熱部分の割合が増し、反り部GSは次第に小さくなる。そして、基板Gの後端部がフリーコロ132(1)〜132(6)を通過するのと同時に、反り部GSも基板Gの後方へ抜け出るようにして消滅する。
このように、この実施形態のプリベークユニット(PRE−BAKE)48においては、浮上ステージ82,84の上流側に配置される第1のコロ搬送路80の後部を所定の下り勾配を有する傾斜搬送路130に構成するとともに、傾斜搬送路130の頂上部に上下移動または変位可能なフリーコロ132(1)〜132(6)を配置し、フィードバック機構[140(1)〜140(6)、138、136(1)〜136(6)]によりフリーコロ132(1)〜132(6)の高さ位置を可変制御して、前段浮上ステージ82の入口82aで基板Gを反り部の無い平坦な水平姿勢に制御し、かつ基板Gの高さ位置つまり基板浮上ギャップを設定値に合わせるようにしているので、基板Gの母材の材質・厚み・サイズあるいは基板G上の膜種さらには浮上ステージ82,84上の加熱特性等に左右されることなく、温度履歴特性の再現性および温度均一性の優れたプリベーキングを行うことができる。
以上本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で他の実施形態あるいは種々の変形が可能である。
たとえば、上記実施形態において、本発明の効果は低下するが、フィードバック機構[140(1)〜140(6)、138、136(1)〜136(6)]を省く構成も可能である。また、コロ搬送路80,86を他の平流し搬送路(たとえばベルト式搬送路)に置き換えることも可能である。また、フリーコロ132の構造も変形可能であり、こま形フリーコロ(図4)の代わりにボール形フリーコロ等も使用可能である。
上記塗布現像処理システム10(図1)においては、第1の熱的処理部28のアドヒージョンユニット(AD)40や第3の熱的処理部66のポストベークユニット(POST−BAKE)56にも本発明を適用することができる。
さらに、本発明は、平流し方式で基板を搬入する加熱用の浮上ステージを有する任意の基板処理装置に適用可能である。
本発明における被処理基板はLCD用のガラス基板に限るものではなく、他のフラットパネルディスプレイ用基板や、半導体ウエハ、CD基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の基板処理装置を好適に組み込める塗布現像処理システムのレイアウト構成を示す平面図である。 図1の塗布現像処理システムに組み込まれている一実施形態によるプリベークユニットの主要部の構成を示す略平面図である。 上記プリベークユニットの主要部の構成を示す側面図である。 上記プリベークユニット内の傾斜コロ搬送路の頂上部に配置されるフリーコロの構成例を示す斜視図である。 上記プリベークユニット内の上記フリーコロと浮上ステージ側の基板高さ位置センサとの配置位置関係を模式的に示す図である。 基板を平流し方式で加熱用の浮上ステージに搬入する際、外力無しの場合に発生し得る基板反り現象を説明するための平面図である。 図6Aの基板反り現象を示す斜視図である。 基板を平流し方式で加熱用の浮上ステージに搬入する際、浮上ステージ上で水平姿勢への矯正が働く場合に発生し得る基板反り現象を説明するための平面図である。 図7Aの基板反り現象を示す斜視図である。
符号の説明
10 塗布現像処理システム
14 カセットステーション(C/S)
16 プロセスステーション(P/S)
18 インタフェースステーション(I/F)
40 アドヒージョンユニット(AD)
48 プリベークユニット(PRE−BAKE)
56 ポストベークユニット(PをST−BAKE)
80 第1のコロ搬送路
82,84 浮上ステージ
86 第2のコロ搬送路
92,94 コロ駆動部
96,94 伝動機構
112 シーズヒータ
132(1)〜132(6) フリーコロ
136(1)〜136(6) 昇降アクチュエータ
138 コロ高さ位置制御部
140(1)〜140(6) 基板高さ位置センサ

Claims (10)

  1. 所定温度に熱せられ、被処理基板を気体の圧力により水平に浮かせる浮上ステージと、
    前記基板を平流しで搬送する搬送ラインにおいて上流側から前記浮上ステージの入口に向かって一定の傾斜角で下りる傾斜搬送路と、
    前記傾斜搬送路の頂上部にて前記搬送ラインと直交する方向に複数並べて配置された自由回転可能なフリーコロと
    を有し、
    前記フリーコロおよび前記傾斜搬送路を介して前記基板を平流し搬送で前記浮上ステージの上に搬入し、
    前記浮上ステージ上で浮いている前記基板と前記浮上ステージとの間の伝熱により前記基板に所定の熱的な処理を施す、基板処理装置。
  2. 前記複数のフリーコロの高さ位置をそれぞれ独立に調整する、請求項に記載の基板処理装置。
  3. 前記浮上ステージの入口における前記基板の高さ位置を検出する基板高さ位置センサと、
    各々の前記フリーコロを昇降移動可能に支持し、前記基板高さ位置センサの出力信号に応じて前記フリーコロの高さ位置を可変制御するコロ高さ位置制御部と
    を有する、請求項に記載の基板処理装置。
  4. 前記基板高さ位置センサが、基板搬送ラインと直交する方向で前記複数のフリーコロの配置位置とそれぞれ対応する前記浮上ステージの入口の上方の位置に複数配置され、それぞれの直下における前記基板の高さ位置を検出し、
    前記コロ高さ位置制御部が、前記複数の基板高さ位置センサの出力信号に応じてそれぞれ対応する前記複数のフリーコロの高さ位置を可変制御する、
    請求項に記載の基板処理装置。
  5. 前記傾斜搬送路の頂上部が、基板搬送ラインにおいて前記浮上ステージの入口から水平方向に300mm〜500mmだけ離れ、鉛直方向に10mm〜30mmだけ高い位置に設けられる、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  6. 前記傾斜搬送路の傾斜角が2°〜5°に設定される、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  7. 前記傾斜搬送路が、前記基板に平流し搬送の推力を与えるために基板搬送ライン上に所定の間隔を置いて配置される複数の駆動コロからなる第1のコロ搬送路の一区間として設けられる、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  8. 前記浮上ステージの上から前記基板を平流しで搬出するために基板搬送ラインにおいて前記浮上ステージの下流側に所定の間隔を置いて配置される複数の駆動コロからなる第2のコロ搬送路を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  9. 前記浮上ステージが熱伝導率の高い金属からなる、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  10. 前記浮上ステージを熱するための発熱体を前記浮上ステージの中または裏面に設ける、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板処理装置。
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