JP2011155032A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理装置において、前記基板の被処理面に対し均一な処理を施す。
【解決手段】基板搬送路3に沿って被処理基板Gを平流し搬送する基板搬送手段6と、前記基板搬送路の途中に設けられ、前記基板搬送手段により搬送される被処理基板に所定の処理を施す基板処理部15と、前記基板搬送路の幅方向に延設された短冊状のダミー基板8,9と、前記ダミー基板を前記被処理基板と同じ高さで基板搬送方向に沿って移動させるダミー基板移動手段10,11と、前記ダミー基板移動手段の制御を行う制御手段50とを備え、前記制御手段は、前記基板処理部において搬送される前記被処理基板に所定の処理が施される際、前記被処理基板に前記ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板移動手段により前記ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理基板を平流し搬送しながら基板に所定の処理を施す基板処理装置及び基板処理方法に関する。
例えば、FPD(フラットパネルディスプレイ)の製造においては、いわゆるフォトリソグラフィ工程により回路パターンを形成することが行われている。
前記フォトリソグラフィ工程は、具体的には次のように行われる。
先ず、ガラス基板等の被処理基板に所定の膜を成膜した後、処理液であるフォトレジスト(以下、レジストと呼ぶ)が塗布されレジスト膜が形成される。そして、回路パターンに対応してレジスト膜が露光され、これが現像処理される。
ところで近年、このフォトリソグラフィ工程では、スループット向上の目的により、被処理基板を略水平姿勢の状態で搬送(所謂、平流し搬送)しながら、その被処理面に対しレジストの塗布、乾燥、加熱、冷却処理等の各処理を施す構成が多く採用されている。
前記基板搬送の構成としては、基板を略水平姿勢の状態で所定の高さに浮上させ、基板搬送方向に搬送する浮上搬送や、基板搬送方向に配列された複数のコロにより基板搬送を行うコロ搬送等が採用されている。
前記基板搬送の構成のうち、浮上搬送を用いたものは、特許文献1に開示されるように例えばレジスト塗布処理装置に採用されている。その従来の構成例について図12に基づいて説明する。
図12のレジスト塗布処理装置200は、被処理基板であるガラス基板G(例えばLCD用の基板)をX軸方向に浮上搬送するための浮上ステージ201と、前記ガラス基板Gの進行方向に対して浮上ステージ201の左右両側に敷設された一対のガイドレール202と、ガラス基板Gの四隅付近を下方から吸着保持し、ガイドレール202上をスライド移動する4つの基板キャリア203とを備えている。
浮上ステージ201の上面には、上方に向かって所定のガスを噴射するための多数のガス噴射口201aと、吸気を行うための多数の吸気口201bとが夫々、一定間隔で交互に設けられている。そして、ガス噴射口201aから噴射されるガス噴射量と吸気口201bからの吸気量との圧力負荷を一定とすることによって、ガラス基板Gを浮上ステージ201の表面から一定の高さに浮上させるように構成されている。
また、このレジスト塗布処理装置200は、ガラス基板Gの左右方向(幅方向)に跨って配置され、浮上ステージ201上で浮上搬送されるガラス基板Gの表面にレジスト液を供給するレジストノズル205を備えている。
このように構成されたレジスト塗布処理装置200においては、前段工程の装置から搬入されたガラス基板Gは、浮上ステージ201上に形成された気流によって所定の高さに浮上すると共に、四隅が基板キャリア203により吸着保持される。
ガラス基板Gが基板キャリア203に保持されると、基板キャリア203がレール202に沿ってX方向に移動し、浮上ステージ201上を基板Gが搬送される。
そして、基板Gはレジストノズル205の下方を通過する際、レジストノズル205の先端からレジスト液が吐出され、基板表面にレジスト液の塗布がなされる。
また、前記基板搬送の構成のうち、コロ搬送を用いたものは、例えば基板を加熱処理する加熱処理装置に採用されている。その従来の構成例について図13(a)、(b)に基づいて説明する。
図13に示す加熱処理装置250は、複数の搬送コロ251が回転可能に敷設されてなる平流し搬送路252と、この平流し搬送路252の所定区間を覆うチャンバ253とを備える。チャンバ253内においては、各搬送コロ251の間に、下部ヒータ254が設けられ、天井部に上部ヒータ255が設けられている。また、チャンバ253には、平流し搬送路252を搬送される基板Gのスリット状の搬入口253aと搬出口253bとが形成されている。
このように構成された加熱処理装置250においては、下部ヒータ254及び上部ヒータ255によりチャンバ253内が所定温度に加熱される。
そして、図13(a)に示すように搬送路252を搬送される基板Gは、搬入口253aからチャンバ253内に搬入され、図13(b)に示すように平流し搬送されながら下部ヒータ254及び上部ヒータ255によって加熱処理され、搬出口253bから搬出される。
特開2006−237482号公報
前記のように図12に示したレジスト塗布処理装置200や、図13に示した加熱処理装置250にあっては、被処理基板を搬送しながら処理が施されるため、処理時間を短縮し、スループットを向上することができる。
しかしながら、前記基板搬送の構成のうち、図12に示したレジスト塗布処理装置200にあっては、図14(a)に示すように浮上ステージ201上を搬送される基板Gの先端部G1付近においては、基板前方に形成された気流F1が、基板Gの移動によって、基板先端の下面に瞬時に当たる(気流F2となる)こととなる。
このため、基板先端G1付近においては、急激な気流の変化によって、振動やレジスト塗布膜の乾燥差異が生じるという課題があった。
また、図14(b)に示すように浮上ステージ201上を搬送される基板Gの後端部G2付近においては、基板下面に当たる気流F2が、基板Gの移動によって、基板Gの後方を流れる気流F1に瞬時に切り替わることとなる。
このため、基板後端G2付近においては、基板先端G1と同様に急激な気流の変化によって、振動やレジスト塗布膜の乾燥差異が生じるいう課題があった。
即ち、基板Gの前後端部G1、G2において、前記振動や乾燥差異を原因とするレジスト塗布膜の斑が生じる等の不具合が生じるという課題があった。
また、前記基板搬送の構成のうち、図13に示した加熱処理装置250にあっては、図15(a)に示すようにチャンバ253内には、気流の乱れを抑制するために矢印で示すようなダウンフローが形成されている。
そのようなダウンフローが形成されたチャンバ253内に基板Gが搬入されると、図15(b)、(c)に示すように基板Gの上面全体と、基板前端G1付近の下面にも気流が当たることとなる。
しかしながら、図15(c)に示すように基板G全体がチャンバ253内に収容された状態や、図15(d)に示すように基板後部をチャンバ253内に残す状態となっても、基板後端G2付近の下面には(ダウンフローの)気流が当たらず、基板前端G1付近での加熱量と基板後端G2付近での加熱量に差異が生じていた。
即ち、処理温度の均一性が悪化し、基板Gの基板面内において基板前部の配線パターンの線幅の太さが、基板後部よりも太く形成されるという課題があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理装置において、前記基板の被処理面に対し均一な処理を施すことのできる基板処理装置及び基板処理方法を提供する。
前記した課題を解決するために、本発明に係る基板処理装置は、平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理装置であって、基板搬送路に沿って被処理基板を平流し搬送する基板搬送手段と、前記基板搬送路の途中に設けられ、前記基板搬送手段により搬送される被処理基板に所定の処理を施す基板処理部と、前記基板搬送路の幅方向に延設された短冊状のダミー基板と、前記ダミー基板を前記被処理基板と同じ高さで基板搬送方向に沿って移動させるダミー基板移動手段と、前記ダミー基板移動手段の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記基板処理部において搬送される前記被処理基板に所定の処理が施される際、前記被処理基板に前記ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板移動手段により前記ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させることに特徴を有する。
このように本発明にかかる基板処理装置においては、被処理基板を平流し搬送しながら所定の処理を施す際に、被処理基板にダミー基板を近接させ、被処理基板と同期して移動させる構成となされる。
これにより、基板搬入に伴う気流の変化による処理への悪影響は、ダミー基板上で発生することとなる。その結果、被処理基板の前部領域、及び後部領域において不具合が生じることなく、被処理面に対し均一な処理を施すことができる
また、前記した課題を解決するために、本発明に係る基板処理方法は、平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理工程において、基板搬送路に設けられたセンサにより、被処理基板の前端または後端の通過を検出し、前記基板搬送路の幅方向に延設された短冊状のダミー基板を前記被処理基板と同じ高さに保持し、前記被処理基板に前記ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させながら、前記被処理基板に対して所定の処理を施すことに特徴を有する。
本発明にかかる基板処理方法においては、被処理基板を平流し搬送しながら所定の処理を施す際に、被処理基板にダミー基板を近接させ、補処理基板と同期して移動させる構成となされる。
これにより、基板搬入に伴う気流の変化による処理への悪影響は、ダミー基板上で発生することとなる。その結果、被処理基板の前部領域、及び後部領域において不具合が生じることなく、被処理面に対し均一な処理を施すことができる。
本発明によれば、平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理装置において、前記基板の被処理面に対し均一な処理を施すことのできる基板処理装置及び基板処理方法を得ることができる。
図1は、本発明にかかる第一の実施の形態の全体概略構成を示す平面図である。 図2は、本発明にかかる第一の実施の形態の全体概略構成を示す断面図である。 図3は、図1の基板処理装置のA−A矢視断面図である。 図4は、図1の基板処理装置のB−B矢視断面図である。 図5は、本発明にかかる第一の実施の形態の動作を示すフローである。 図6(a)〜(c)は、本発明にかかる第一の実施の形態の動作を説明するための断面図である。 図7(a)〜(d)は、本発明にかかる第一の実施の形態の動作を説明するための断面図である。 図8は、本発明にかかる第二の実施の形態の全体概略構成を示す平面図である。 図9は、本発明にかかる第二の実施の形態の動作を示すフローである。 図10(a)〜(c)は、本発明にかかる第二の実施の形態の動作を説明するための断面図である。 図11(a)〜(c)は、本発明にかかる第二の実施の形態の動作を説明するための断面図である。 図12は、従来のレジスト塗布ユニットの概略構成を説明するための平面図である。 図13(a)、(b)は、従来の加熱処理ユニットの概略構成を説明するための概略断面図である。 図14は、従来のレジスト塗布ユニットにおける課題を説明するための概略図であって、図14(a)は基板先端部の側面図、図14(b)は基板後端部の側面図である。 図15は、従来の加熱処理ユニットにおける課題を説明するための概略図であって、図15(a)〜(d)は、それぞれチャンバ内の気流の流れを示す断面図である。
以下、本発明の基板処理装置にかかる第一の実施形態を、図1乃至図7に基づき説明する。尚、この第一の実施形態にあっては、基板処理装置を、被処理基板であるガラス基板に対しレジスト塗布を行うレジスト塗布処理ユニットに適用し、その基板搬送の構成として浮上搬送を採用した場合を例にとって説明する。
この基板処理装置1は、ガラス基板Gを枚様式に一枚ずつ浮上搬送するための浮上搬送部2Aと、前記浮上搬送部2Aから基板Gを受け取り、コロ搬送するコロ搬送部2Bとを備え、基板Gが所謂平流し搬送されるように構成されている。
前記浮上搬送部2Aにおいては、基板搬送方向であるX方向に延長された浮上ステージ3(基板搬送路)が設けられている。浮上ステージ3の上面には、図示するように多数のガス噴出口3aとガス吸気口3bとがX方向とY方向に一定間隔で交互に設けられ、ガス噴出口3aからの不活性ガスの噴出量と、ガス吸気口3bからの吸気量との圧力負荷を一定とすることによって、ガラス基板Gを浮上させている。
尚、この実施形態では、ガスの噴出及び吸気により基板Gを浮上させるようにしたが、それに限定されず、ガス噴出のみの構成によって基板浮上させるようにしてもよい。
また、前記浮上ステージ3の幅方向(Y方向)の左右側方には、X方向に平行に延びる一対のガイドレール5が設けられている。この一対のガイドレール5には、ガラス基板Gの四隅の縁部を下方から吸着保持してガイドレール5上を移動する4つの基板キャリア6(基板搬送手段)が設けられている。これら基板キャリア6により浮上ステージ3上に浮上したガラス基板Gを搬送方向に沿って移動される。尚、浮上搬送部2Aからコロ搬送部2Bへの基板引き渡しを円滑に行うために、ガイドレール5は、浮上ステージ3の左右側方だけでなく、コロ搬送部2Bの側方にまで延設されている。
各基板キャリア6は、図3に示すように、ガイドレール5に沿って移動可能に設けられたスライド部材6aと、基板Gの下面に対し吸引・開放動作により吸着可能な吸着部材6bと、吸着部材6bを昇降移動させるシリンダ駆動部6cとを有する。
尚、吸着部材6bには、吸引ポンプ(図示せず)が接続され、基板Gとの接触領域の空気を吸引して真空状態に近づけることにより、基板Gに吸着するようになされている。
また、前記スライド部材6aと、シリンダ駆動部6cと、前記吸引ポンプは、それぞれコンピュータからなる制御部50(制御手段)によって、その駆動が制御される。
また、図1、図2に示すように、前記浮上ステージ3の幅方向(Y方向)の左右側方において、前記ガイドレール5よりも外側には、さらに一対のガイドレール7が敷設されている。この一対のガイドレール7には、基板幅方向に細長く形成された短冊状の第一ダミー基板8を基板搬送方向に沿って移動させるための移動機構10(ダミー基板移動手段)と、前記第一ダミー基板8と同様に短冊状に形成された第二ダミー基板9を基板搬送方向に沿って移動させるための移動機構11(ダミー基板移動手段)とが設けられている。
第一ダミー基板8、第二ダミー基板9は、その長手側の長さ寸法がガラス基板Gの幅寸法と等しく、厚さ寸法がガラス基板Gの厚さ寸法と等しく形成されている。また、短手側の長さ寸法は、例えば50〜200mmとなされている。また、第一ダミー基板8、第二ダミー基板9は、それぞれガラス基板Gと同じ材質により形成されている。
前記移動機構10、11は、それぞれ図4に示すように第一、第二ダミー基板8,9を左右両端から支持する支持部材12と、この支持部材12を昇降移動可能に支持する昇降駆動部13と、それらをガイドレール7に沿って移動可能に保持するスライド部材14とにより構成される。
尚、支持部材12は、第一、第二ダミー基板8,9を、その左右両端部に対し連結固定することにより支持してもよいし、或いは、吸着パッド(図示せず)により吸着保持し、着脱自在としてもよい。
前記昇降駆動部13の駆動により、前記第一、第二ダミー基板8,9は、それぞれ二段階の高さ制御がなされる。具体的には、浮上ステージ3上を搬送される基板Gと同じ第一の高さ位置と、それよりも所定寸法(例えば5〜10mm)高い第二の高さ位置のいずれかに高さ位置が制御される。
ここで、第一、第二ダミー基板8,9の高さが第二の高さ位置であり、ガイドレール7上で停止しているとき、その下方を基板キャリア6によって保持された基板Gが移動可能となされている。
尚、図1、図2には、第一ダミー基板8、及び第二ダミー基板9が待機位置に配置された状態を示している。
この待機状態にあっては、第一ダミー基板8が第二ダミー基板9よりも基板進行側に配置される。また、図2に示すように第一ダミー基板8は、浮上ステージ3上を搬送されるガラス基板Gと同じ第一の高さ位置とされ、第二ダミー基板9は、より高い第二の高さ位置に配置されている。
また、前記昇降駆動部13、前記スライド部材14は、それぞれ制御部50からの命令に従って動作するようになされている。
また、基板処理装置1の浮上ステージ3上には、ガラス基板Gにレジスト液を吐出するノズル15(基板処理部)が設けられている。ノズル15は、Y方向に向けて例えば長い略直方体形状に形成されている。また、ノズル15は、例えばガラス基板GのY方向の幅よりも長く形成されている。図2に示すようにノズル15の下端部には、スリット状の吐出口15aが形成され、このノズル15には,レジスト液供給源(図示せず)からレジスト液が供給されるようになされている。
また、図1に示すようにノズル15の両側には、X方向に延びるガイドレール16が形成されている。ノズル15は、ガイドレール16上を移動するノズルアーム17によって保持されている。このノズル15は、ノズルアーム17が有する駆動機構により、ガイドレール16に沿ってX方向に移動可能となされている。
また、ノズルアーム17には、昇降機構が設けられており、ノズル15は、所定の高さに昇降可能である。かかる構成により、図2に示すように、ノズル15は、ガラス基板Gにレジスト液を吐出する吐出位置と、それより上流側にある回転ロール18及び待機部19との間を移動可能となされている。前記回転ロール18は、洗浄タンク20内に軸周りに回転可能に収容されている。
尚、図2に示すノズル15の吐出口15aを洗浄する際には、回転ロール18の最上部にノズル15の吐出口15aを近接させる。そして、回転ロール18を回転させながら、吐出口15aから回転ロール18にレジスト液を吐出することにより、ノズル15の吐出口15aにおけるレジスト液の付着状態が整えられる。これにより、ノズル15の吐出口15aにおけるレジスト液の吐出状態を安定させることができる。
前記回転ロール18のさらに上流側には,ノズル15の待機部19が設けられている。この待機部19には、例えばノズル15を洗浄する機能やノズル15の乾燥を防止する機能が設けられている。
また、図1に示すように、浮上ステージ3上において、前記第一ダミー基板8,第二ダミー基板9の待機位置よりも上流側(搬入部側)の所定位置には、搬送される基板Gの前端及び後端(の通過)を検出するためのセンサ25(第一のセンサ)が設けられている。
また、図1に示すノズル15のレジスト塗布位置よりも下流(搬出部側)の所定位置には、同様に、搬送される基板Gの前端及び後端(の通過)を検出するためのセンサ26(第二のセンサ)が設けられている。尚、これらセンサ25,26は、例えば、上方を通過する基板面に向けて光を照射し、その反射光を受光することにより検出を行う光電センサ等を用いることができる。
また、これらセンサ25、26による検出信号は、制御部50に入力され、制御部50における制御信号として用いられる。
また、前記のように前記浮上搬送部2Aの後段には、コロ搬送部2Bが設けられている。このコロ搬送部2Bにおいては、ステージ3の後段に、コロ駆動部25によって回転駆動される複数本のコロ軸21が並列に設けられている。各コロ軸21には、複数の搬送コロ22が取り付けられ、これら搬送コロ22の回転によって基板Gを搬送する構成となされている。
続いて、このように構成された基板処理装置1における基板Gに対するレジスト塗布処理工程について説明する。
基板処理装置1においては、図6(a)に示すように浮上ステージ3に新たにガラス基板Gが搬入されると、浮上ステージ3上に形成された不活性ガスの気流によって下方から支持され、基板キャリア6により保持される。
そして、制御部50の制御により基板キャリア6が駆動され、基板搬送方向に搬送開始される(図5のステップS1)。
尚、図6(a)において、第一ダミー基板8,第二ダミー基板9は、待機状態を示している。
基板Gの搬送が開始され、基板Gの先端がセンサ25により検出されると、図6(b)に示すように基板Gの先端が第一ダミー基板8に近接した状態となる(図5のステップS2)。そこで制御部50は、移動機構10を駆動し、基板Gの前端側において第一ダミー基板8を基板Gと同期して移動させる(図5のステップS3)。尚、基板Gと第一ダミー基板8との間隔は、例えば1〜2mm程度に維持される。
そして、ノズル15からはレジスト液が吐出開始され、図6(c)に示すようにノズル15の下方を移動する基板Gの先端から順にレジスト液が塗布される(図5のステップS4)。尚、ガラス基板Gの先端に近接した状態で同期移動する第一ダミー基板8の上にもレジスト液Rの塗布がなされる。
基板先端から後端に向けて所定距離(例えば50mm程度)、レジスト液Rの塗布処理が進行し、基板Gの先端が、ノズル15の下流側に配置されたセンサ26により検出されると(図5のステップS5)、図7(a)に示すように第一ダミー基板8は上昇移動されると共に、ガイドレール7に沿った同期移動が停止される(図5のステップS6)。その後、浮上ステージ3上の基板Gは、第一ダミー基板8の下方を通過していくこととなる。
一方、基板Gの後端が、センサ25により検出されると(図5のステップS7)、図7(a)に示すように第二ダミー基板9が下降移動され、基板Gと同じ高さとなされ、第二ダミー基板9が基板Gの後端に近接した状態で基板Gと同期して移動される(図5のステップS8)。基板Gと第二ダミー基板9との間隔は、例えば1〜2mm程度に維持される。
尚、本実施の形態においては、前記ステップS5、S6の動作は、ステップS7、S8の動作よりも先に行われるが、本発明にあっては、それに限定されず、基板Gの長さ等の諸条件に応じて、いずれが先に行われてもよいものとする。
そして、図7(b)に示すように基板G及び第二ダミー基板9にレジスト液Rが塗布された後、所定距離(例えば50mm)を搬送され、基板Gの後端がセンサ26により検出されると(図5のステップS9)、図7(c)に示すように第二ダミー基板9のガイドレール7に沿った同期移動が停止される(図5のステップS10)。
また、第一のダミー基板8、第二のダミー基板9は、図7(d)に示すようにガイドレール7に沿って上流側に移動し、待機位置に復帰する(図5のステップS11)。
以上のように、本発明に係る第一の実施の形態によれば、基板Gを浮上ステージ3上で搬送しながらレジスト液の塗布処理を行う場合に、基板Gの前後にダミー基板8,9をそれぞれ近接させ、基板Gと同期して移動させる構成となされる。
これにより、基板搬入に伴う浮上ステージ3上の気流の急激な変化によるレジスト塗布処理における悪影響は、ダミー基板8,9上で発生することとなる。その結果、被処理基板である基板Gの前部領域、及び後部領域において、塗布処理に斑等が生じず、均一な塗布処理面を得ることができる。
続いて、本発明の基板処理装置にかかる第二の実施形態を、図8乃至図11に基づき説明する。尚、この第二の実施形態にあっては、基板処理装置を、被処理基板であるガラス基板に対し加熱処理を行う加熱処理ユニットに適用し、その基板搬送の構成としてコロ搬送を採用した場合を例にとって説明する。
また、この第二の実施形態の説明において、前記した第一の実施の形態と同じ構成のものについては、第一の実施形態で使用した符号も使用する。
図8に示すように、この基板処理装置30は、回転可能に敷設された複数のコロ31によって基板GをX方向に向かって搬送する基板搬送路32を具備する。図示するように、この基板搬送路32上に、基板Gに対し加熱を行うヒータ部33(基板処理部)が配置されている。
基板搬送路32は、複数本のコロ軸34が基板搬送方向(X方向)に沿って等間隔に配置され、各コロ軸34には、それぞれ円板状のコロ31が複数個設けられている。各コロ軸34は、モータ等の駆動機構からなるコロ駆動装置35に接続され、このコロ駆動装置35の駆動に連動して一方向に回転するようになされている。尚、複数のコロ31とコロ軸34、及びコロ駆動部35により基板搬送手段が構成されている。
前記ヒータ部33は、基板搬送路32の周りを覆う箱状のチャンバ36を備えている。このチャンバ36によって、コロ搬送される基板Gに対し加熱を行う加熱処理空間が形成されている。
チャンバ36の上流側側壁には、Y方向に延びるスリット状の搬入口36aが設けられており、この搬入口36aから基板搬送路32上の基板Gが搬入されるようになされている。また、チャンバ36の下流側側壁には、Y方向に延びるスリット状の搬出口36bが設けられており、この搬出口36bから基板搬送路32上の基板Gが搬出されるようになされている。
また、チャンバ36内には、加熱手段として、基板搬送路2に沿って短冊状の下部面状ヒータ37と基板Gと略同じ大きさの平板状の上部面状ヒータ38(図10,図11参照)とを備える。このうち、下部面状ヒータ37は、基板Gの下方から加熱するよう隣り合うコロ軸34の間に敷設され、上部面状ヒータ38は、基板Gの上方から加熱するようチャンバ36の天井部に敷設されている。前記下部面状ヒータ37及び上部面状ヒータ38は、ヒータ駆動部(図示せず)に接続され、このヒータ駆動部から駆動電流が供給される。
さらにチャンバ36内には、前記第一の実施形態と同様に、第一ダミー基板8、第二ダミー基板9、及びそれらの移動機構10,11が設けられている。即ち、チャンバ36内において基板搬送路32の左右両側に一対のガイドレール7が敷設され、そのガイドレール7に沿って第一ダミー基板8、第二ダミー基板9が移動可能となされている。前記移動機構10,11は、制御部50により制御される。
尚、これら第一の実施形態と同じ符号で示すものについては、その構成について前記第一の実施形態において既に説明しているため、その詳細な説明を省略する。
また、図8に示すように、基板搬送路32において、ヒータ部33のチャンバ36の搬入口36a付近(搬入部側)には、搬送される基板Gの前端及び後端(の通過)を検出するためのセンサ39(第一のセンサ)が設けられている。
また、チャンバ36内における搬出口36b付近(搬出部側)には、同様に、搬送される基板Gの前端及び後端(の通過)を検出するためのセンサ40(第二のセンサ)が設けられている。
尚、これらセンサ39,40は、第一の実施の形態と同様に光電センサ等を用いることができる。これらセンサ39、40による検出信号は、制御部50に入力され、制御部50における制御信号として用いられる。
続いて、このように構成された基板処理装置30における基板Gに対する加熱処理の工程について説明する。
加熱処理が施される基板Gは、図10(a)に示すように基板搬送路32においてヒータ部33の上流側からコロ搬送されて搬入される(図9のステップSP1)。
尚、図10(a)において、第一ダミー基板8,第二ダミー基板9は、待機状態を示している。
基板Gの前端がセンサ39により検出されると、基板Gの先端が第一ダミー基板8に近接した状態となる(図9のステップSP2)。そこで制御部50は、移動機構10を駆動し、図10(b)に示すように、基板Gの前方において、第一ダミー基板8を基板Gと同期して移動させる(図9のステップSP3)。尚、基板Gと第一ダミー基板8との間隔は、例えば1〜2mm程度に維持される。
チャンバ36内に搬入される基板Gは、図10(c)に示すように、その前端から順に下部面状ヒータ37及び上部面状ヒータ38によって加熱処理される(図9のステップSP4)。
基板Gの搬送に伴い加熱処理が進行し、基板Gの後端が、センサ39により検出されると(図9のステップSP5)、図11(a)に示すように第二ダミー基板9が下降移動され、基板Gと同じ高さとなされ、基板Gの後端に近接した状態で基板Gと同期して移動される(図9のステップSP6)。尚、基板Gと第二ダミー基板9との間隔は、例えば1〜2mm程度に維持される。
一方、基板Gの先端が、搬出口36b付近に配置されたセンサ40により検出されると(図9のステップSP7)、図11(b)に示すように第一ダミー基板8は上昇移動されると共に、ガイドレール7に沿った移動が停止される(図9のステップSP8)。ここで、基板搬送路32上の基板Gは、第一ダミー基板8の下方を通過していくこととなる。
尚、本実施の形態においては、前記ステップSP5、SP6の動作は、ステップSP7、SP8の動作よりも先に行われるが、本発明にあっては、それに限定されず、基板Gやチャンバ36の長さ等の諸条件に応じて、いずれが先に行われてもよいものとする。
そして、基板Gの後端まで加熱処理が完了し、基板Gの後端がセンサ40により検出されると(図9のステップSP9)、図11(c)に示すように第二ダミー基板9のガイドレール7に沿った移動が停止される(図9のステップSP10)。
また、第一のダミー基板8、第二のダミー基板9は、ガイドレール7に沿って上流側に移動し、待機位置に復帰する(図9のステップSP11)。
以上のように、本発明に係る第二の実施の形態によれば、基板Gを基板搬送路32上で搬送しながらチャンバ36内で加熱処理を行う場合に、基板Gの前後にダミー基板8,9をそれぞれ近接させ、基板Gと同期して移動させる構成となされる。
これにより、チャンバ36内への基板搬入に伴う気流変化によって生じる加熱処理における悪影響は、ダミー基板8,9上で発生することとなる。その結果、被処理基板である基板Gの前部領域、及び後部領域において加熱温度に差異が生じることなく、基板全体の処理温度を均一とすることができる
尚、前記第一、第二の実施形態においては、第一のダミー基板8を基板Gの前端部に近接させ、第二のダミー基板9を基板Gの後端部に近接させる構成としたが、本発明にあっては、その構成に限定されるものではない。
例えば、前記ダミー基板8,9と同様に形成された一枚のダミー基板を備える構成としてもよい。その場合、基板Gの前端部に所定の処理が施される際には、基板前端部に前記ダミー基板を近接させて同期移動させ、その後、基板後端部に処理が施される際には、基板後端部に前記同一のダミー基板を近接させて同期移動させればよい。
また、前記第一、第二の実施の形態では、ダミー基板としてガラス基板を用いたが、これに限らず、樹脂製の板、又は金属製の板などであってもよい。
また、前記ダミー基板の撓みを抑制するため、ダミー基板の支持部材の一端又は両端にダミー基板の撓みを抑制する調整機構が設けられてもよい。
また、前記第一の実施の形態においては、本発明にかかる基板処理装置をレジスト塗布処理ユニットに適用し、第二の実施の形態においては、本発明にかかる基板処理装置を加熱処理ユニットに適用した場合を例にとって説明したが、本発明にかかる基板処理装置は、それらのユニットに限定されることなく、他の基板処理ユニット等においても好適に用いることができる。

Claims (7)

  1. 平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理装置であって、
    基板搬送路に沿って被処理基板を平流し搬送する基板搬送手段と、
    前記基板搬送路の途中に設けられ、前記基板搬送手段により搬送される被処理基板に所定の処理を施す基板処理部と、
    前記基板搬送路の幅方向に延設された短冊状のダミー基板と、
    前記ダミー基板を前記被処理基板と同じ高さで基板搬送方向に沿って移動させるダミー基板移動手段と、
    前記ダミー基板移動手段の制御を行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記基板処理部において搬送される前記被処理基板に所定の処理が施される際、前記被処理基板に前記ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板移動手段により前記ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記基板搬送路において、被処理基板の前端及び後端の通過をそれぞれ検出するセンサを備え、
    前記制御手段は、前記センサの検出信号に基づいて前記ダミー基板の移動を制御することを特徴とする請求項1に記載された基板処理装置。
  3. 前記ダミー基板は、基板搬送方向に並列に設けられた第一ダミー基板と、第二ダミー基板とからなり、
    前記制御手段は、
    前記基板処理部において搬送される前記被処理基板の前端部に所定の処理が施される際、前記被処理基板の前端側に前記第一ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板移動手段により前記第一ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させ、
    前記基板処理部において搬送される前記被処理基板の後端部に所定の処理が施される際、前記被処理基板の後端側に前記第二ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板移動手段により前記第二ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された基板処理装置。
  4. 前記基板搬送路において、前記基板処理部の搬入部側に設けられ、被処理基板の前端及び後端の通過をそれぞれ検出する第一のセンサと、
    前記基板処理部の搬出部側に設けられ、被処理基板の前端及び後端の通過をそれぞれ検出する第二のセンサとを備え、
    前記制御手段は、前記第一のセンサの検出信号に基づいて前記ダミー基板と前記被処理基板との同期移動を開始し、
    前記第二のセンサの検出信号に基づいて前記ダミー基板と被処理基板との同期移動を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された基板処理装置。
  5. 平流し搬送される被処理基板に対し所定の処理を施す基板処理工程において、
    基板搬送路に設けられたセンサにより、被処理基板の前端または後端の通過を検出し、
    前記基板搬送路の幅方向に延設された短冊状のダミー基板を前記被処理基板と同じ高さに保持し、前記被処理基板に前記ダミー基板を近接させた状態で、前記ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させながら、前記被処理基板に対して所定の処理を施すことを特徴とする基板処理方法。
  6. 前記ダミー基板は、基板搬送方向に並列に設けられた第一ダミー基板と、第二ダミー基板とからなり、
    前記被処理基板の前端側に前記第一ダミー基板を近接させた状態で、前記第一ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させながら、前記被処理基板の前端部に前記所定の処理を施し、
    前記被処理基板の後端側に前記第二ダミー基板を近接させた状態で、前記第二ダミー基板と前記被処理基板とを同期して移動させながら、前記被処理基板の後端部に前記所定の処理を施すことを特徴とする請求項5に記載された基板処理方法。
  7. 前記基板処理部の搬入部側に設けられ、被処理基板の前端及び後端の通過をそれぞれ検出する第一のセンサの検出信号に基づいて、前記ダミー基板と前記被処理基板との同期移動が開始され、
    前記基板処理部の搬出部側に設けられ、被処理基板の前端及び後端の通過をそれぞれ検出する第二のセンサの検出信号に基づいて、前記ダミー基板と被処理基板との同期移動が停止されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載された基板処理方法。
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