JP2008226972A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各処理を行うユニット間の基板搬送を容易且つ短時間に行い、製造コストを低減しスループットを向上することのできる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板Wを浮上させるステージ35と、ステージ35を覆う状態でステージ35の上面に対し平行に張架されたシート36と、シート36を基板搬送方向に送るローラ駆動部40とを備え、シート36には、基板Wの上面周縁部に接着する内側周縁部を下面側に有し、前記周縁部同士の接着により前記基板Wを保持する処理孔36aが基板搬送方向に沿って形成され、基板Wは、シート36に形成された処理孔36aの下方に保持されて、ローラ駆動部40の駆動により基板搬送方向に搬送され、シート36の上面側における処理孔36aには、保持される基板Wの被処理面が露出している。
【選択図】図3

Description

本発明は、本発明は、被処理基板を搬送しながら該基板に所定の処理を施す基板処理装置に関する。
半導体デバイスやフラットパネルディスプレイの製造におけるフォトリソグラフィ工程においては、例えば半導体ウエハ、LCD基板等の被処理基板上に、塗布液であるレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、塗布処理後のウエハを加熱処理するプリベーキング処理(PAB)、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させるポストエクスポージャベーキング処理(PEB)、露光されたレジスト膜を現像する現像処理等が順次行われ、基板上に所定のレジストパターンが形成される。
さらに、フォトリソグラフィ工程後は、前記レジストパターンをマスクとして、基板上の下地膜、例えば酸化膜を除去するエッチング処理が行われ、所定のパターンが形成される。
ところで、このようなフォトリソグラフィ工程においては、従来、例えば特許文献1に開示されるように図6に示す構成の塗布プロセス部200が用いられている。
この塗布プロセス部200は、搬送コロからなる搬入ユニット201と、基板Gにレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニット(CT)202と、チャンバ内を減圧することによりレジスト膜を乾燥処理する減圧乾燥ユニット(VD)203と、基板周縁部の余分なレジストを除去するエッジリムーバ・ユニット(ER)204と、搬送コロ等からなる搬出ユニット205とが、支持台206上に搬送ラインに沿って一列に配置されている。
また、支持台206上には、支持台206の両側に平行に敷設された一対のガイドレール207と、ガイドレール207に沿って移動する一組または複数組の搬送アーム208が設けられ、搬送アーム208により基板Gは各ユニット間で搬入出されるように構成されている。
特開2005−11936号公報
特許文献1に開示されるような従来の装置にあっては、前記したようにユニット間での基板Gの搬入出において、搬送アーム208のような搬送ロボットが用いられている。
しかしながら、搬送ロボットによる基板搬入出は時間を要するため効率が悪く、スループットが低下するという課題があった。
また、スループット向上のためには、複数の搬送ロボットや処理ユニットが必要となるため、装置にかかるコストが高くなるという課題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、被処理基板に複数の処理を連続して施す基板処理装置において、各処理を行うユニット間の基板搬送を容易且つ短時間に行い、製造コストを低減しスループットを向上することのできる基板処理装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明に係る基板処理装置は、被処理基板を搬送しながら該基板に所定の処理を施す基板処理装置において、基板搬送方向に沿って配置され、前記基板の下方に所定のガス流を形成して該基板を浮上させるステージと、前記ステージを覆う状態で該ステージの上面に対し平行に張架され、前記ステージの基板搬送方向の長さ寸法よりも長く形成されたシートと、前記シートを、その一端側から巻き取り、基板搬送方向に送るローラ駆動部とを備え、前記シートには、前記基板の上面周縁部に接着する内側周縁部を下面側に有し、前記周縁部同士の接着により前記基板を保持する処理孔が基板搬送方向に沿って形成され、前記基板は、前記シートに形成された処理孔の下方に保持されて、前記ローラ駆動部の駆動により基板搬送方向に搬送され、前記シートの上面側における前記処理孔には、保持される前記基板の被処理面が露出していることに特徴を有する。
尚、前記基板は、前記ステージの上方に形成されたガス流により浮上した状態で、前記シートに形成された処理孔の下方に接着保持されることが望ましい。
また、前記シートにおいて、前記処理孔は、基板搬送方向に沿って複数形成されていることが望ましい。
また、前記ローラ駆動部の駆動により基板搬送方向に搬送される前記基板に対し、前記処理孔から露出した被処理面に所定の処理を施す処理手段を備えることが望ましい。
また、前記保持シートは、樹脂材料により形成された長尺状のフィルムシートであることが望ましい。
このように構成することにより、シートに保持されて搬送される被処理基板に対し、処理手段での処理を連続して行うことができる。
即ち、シート(搬送路)から基板を取り出すことなく、搬送路上で搬送しながら処理を行うことができ、さらにユニット間での基板の搬送は、シートに基板を保持した状態のまま行われる。また、前記シートには、搬送方向に沿って複数の処理孔が連続して形成されているため、それら処理孔の下方に夫々基板を保持することにより、複数の基板に対する処理を連続的に行うことができる。
また、処理孔に露出した被処理面にレジスト液を塗布する場合には、基板の被処理面側の周縁部は、シートによってマスキングされるため、レジスト塗布後に余分なレジスト液が付着することがなく、従来のようなエッジリムーバ・ユニットが不要となる。
したがって、従来のように搬送ロボットにより処理ユニット毎の基板の搬入出を行う必要が無く、処理ユニット数も低減できるため、複数の基板に対する処理効率が良好となり、コスト低減と共にスループットを向上することができる。
また、前記ステージの上方且つ前記基板の下方に所定のガス流が形成されない状態において、前記基板は、自重により前記シートから分離することが望ましい。
このように構成することにより、本発明に係る基板処理装置からの基板の搬出を容易なものとすることができる。
また、前記ステージの表面には、複数のガス噴射口と、前記ガス噴射口から噴射されたガスを吸気するための複数の吸気口とが形成され、前記ガス噴射口と前記吸気口により前記基板の下方に所定のガス流が形成され、前記基板が浮上することが望ましい。
このように構成することにより、前記ステージ上に基板を浮上させることができる。
また、前記保持シートに形成された処理孔の周縁部には、保持する基板の位置合わせに用いるマークが付されていることが望ましい。
このように構成すれば、基板のノッチ部やオリフラ部を合わせて保持することで容易に位置合わせをすることができる。
本発明によれば、被処理基板に複数の処理を連続して施す基板処理装置において、各処理を行うユニット間の基板搬送を容易且つ短時間に行い、製造コストを低減しスループットを向上することのできる基板処理装置を得ることができる。
以下、本発明にかかる実施の形態につき、図に基づいて説明する。図1は、本発明に係る基板処理装置を具備する塗布現像処理システムの平面図である。図2は、この塗布現像処理システム1における1枚の被処理基板に対する処理の手順を示すフローである。
最初に、この塗布現像処理システム1について、図1の平面図を用い、図2のフローに沿って簡単に説明する。尚、塗布現像処理システム1は、クリーンルーム内に設置され、たとえば半導体シリコンウエハを被処理基板(以下、ウエハWと呼ぶ)とし、半導体製造プロセスにおいてフォトリソグラフィ工程を行うものとする。
先ず、カセットステーション(C/S)2において、搬送機構3が搬送アーム3aを用い、ステージ4上のいずれか1つのカセットCからウエハWを一枚取り出し、その取り出したウエハWをプロセスステーション(P/S)5のプロセスラインA側の搬入部である平流し搬送路6の始点に仰向けの姿勢(基板の被処理面を上にして)で搬入する(図2のステップS1)。
こうして、ウエハWは、平流し搬送路6上を仰向けの姿勢でプロセスラインAの下流側へ向けて搬送される。初段の洗浄プロセス部7において、ウエハWは、エキシマUV照射ユニット(e−UV)8およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)9により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される(ステップS2、S3)。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)9では、平流し搬送路6上を移動するウエハWに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いてウエハWを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)9における一連の洗浄処理を終えると、ウエハWはそのまま平流し搬送路6を下って第1の熱的処理部10を通過する。
第1の熱的処理部10において、ウエハWはアドヒージョンユニット(AD)11に搬入されると先ず加熱により脱水ベーク処理を受け、水分を取り除かれる。
アドヒージョンユニット11において脱水ベーク処理がなされたウエハWは、蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される(ステップS4)。このアドヒージョン処理の終了後に、ウエハWは冷却ユニット(COL)12で所定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。この後、ウエハWは平流し搬送路6上を搬送され、塗布プロセス部13に渡される。
塗布プロセス部13において、ウエハWは平流し搬送路6上を搬送されながら、最初にレジスト塗布ユニット(CT)14において例えばスリットノズルを用いたウエハ上面(被処理面)へのレジスト液の塗布がなされ、直後に乾燥ユニット(HD)15でヒータによる乾燥処理(プリベーク前の予備的な乾燥処理)を受ける(ステップS6)。
尚、塗布プロセス部13において、本発明の基板処理装置を好適に用いることができるため、その構成及び作用効果については詳細に後述する。
この後、ウエハWは平流し搬送路6上を搬送され、第2の熱的処理部16を通過する。第2の熱的処理部16において、ウエハWは、最初にプリベークユニット(PREBAKE)17でレジスト塗布後の熱処理または露光前の熱処理としてプリベーキングを受ける(ステップS7)。このプリベーキングによって、ウエハW上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発除去し、ウエハWに対するレジスト膜の密着性も強化される。
次に、ウエハWは、冷却ユニット(COL)18で所定の基板温度まで冷却される(ステップS8)。しかる後、ウエハWは、平流し搬送路6の終点(搬出部)からインタフェースステーション(I/F)19の搬送装置20に引き取られる。
インタフェースステーション(I/F)19において、ウエハWは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)21から周辺装置22の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこでウエハWの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置23へ送られる(ステップS9)。
露光装置23ではウエハW上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置23からインタフェースステーション(I/F)19に戻されると、先ず周辺装置22のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS10)。
しかる後、ウエハWはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)21に戻される。インタフェースステーション(I/F)19におけるウエハWの搬送および露光装置23とのウエハWのやりとりは搬送装置20、24によって行われる。最後に、ウエハWは、搬送装置24よりプロセスステーション(P/S)5のプロセスラインB側に敷設されている平流し搬送路25の始点(搬入部)に搬入される。
こうして、ウエハWは、今度は平流し搬送路25上を仰向けの姿勢でプロセスラインBの下流側に向けて搬送される。
プロセスラインBでは、最初の現像ユニット(DEV)26において、ウエハWは、平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される(ステップS11)。
現像ユニット(DEV)26で一連の現像処理を終えたウエハWは、そのまま平流し搬送路25に載せられたまま下流側隣のi線照射ユニット(i−UV)27を通り、そこでi線照射による脱色処理を受ける(ステップS12)。その後も、ウエハWは平流し搬送路25に載せられたまま第3の熱的処理部28および検査ユニット(AP)29を順次通過する。
第3の熱的処理部28において、ウエハWは、最初にポストベークユニット(POBAKE)30で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける(ステップS13)。 このポストベーキングによって、ウエハW上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発除去し、基板に対するレジストパターンの密着性も強化される。
次に、ウエハWは、冷却ユニット(COL)31で所定の基板温度に冷却される(ステップS14)。検査ユニット(AP)29では、ウエハW上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる(ステップS15)。
そしてカセットステーション(C/S)2側では、搬送機構3が搬送アーム3aを用い、平流し搬送路25の終点(搬出部)から塗布現像処理の全工程を終えたウエハWを受け取り、受け取ったウエハWをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する(ステップS1に戻る)。
尚、前記のように処理が行われる塗布現像処理システム1においては、両プロセスラインA,Bの間に補助搬送空間32が設けられており、必要に応じて各処理ユニットに対しウエハWを直接、搬入出できるよう、ウエハWを1枚単位で水平に載置可能なシャトル33が図示しない駆動機構によってプロセスライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
この塗布現像処理システム1においては、前記したように、塗布プロセス部13に本発明に係る基板処理装置を適用することができる。
以下、図3に基づき、塗布プロセス部13の構成及び動作について説明する。図3は、塗布プロセス部13の概略構成を示す斜視図である。
図3に示すように、塗布プロセス部13における平流し搬送路6は、ウエハWを所定の高さ浮上させるためのステージ35と、ステージ35上に浮上したウエハWを保持して搬送するためのフィルム状の保持シート36とにより構成される。
ステージ35は、搬送路に沿って設けられ、その上面に所定のガス(例えば、空気や窒素ガス)を上方(Z方向)に向かって噴射するための多数のガス噴射口35aと、吸気を行うための多数の吸気口35bとが夫々、X方向とY方向に一定間隔で直線上に並ぶように交互に形成された構造を有している。そして、ガス噴射口35aから噴射されるガス噴射量と吸気口35bからの吸気量とをバランスさせる(つまり、圧力負荷を一定とする)ことによって所定のガス流を形成し、ウエハWをステージ35の表面から一定の高さに浮上させるよう構成されている。
また、保持シート36は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(PE)、PET等の樹脂材料により形成された長尺状のフィルムシート(例えば、Y方向の幅400mm、厚さ0.05mm)であって、ステージ35を覆う状態でステージ35に対し平行に張架されている。
保持シート36には、図3に示すようにウエハWの被処理面形状に合わせた処理孔36aが基板搬送方向に沿って連続的に複数形成されており、図4に示すようにウエハWの上面周縁部W1がシート下面側における処理孔36aの内側周縁部に接着剤により接着し、これによりウエハWを保持するように構成されている。尚、接着剤としては、両面に粘着剤の膜が形成されたダイシング用テープ等を用いることができる。
また、ウエハWを保持シート36により保持した状態で、保持シート36の上面側には、処理孔36aにウエハWの被処理面が露出するようになされており、その露出した被処理面に対しレジスト膜の形成処理が施される。尚、ウエハWの周縁部W1は、保持シート36によりマスキングされた状態となるため、余分なレジスト液がウエハWの周縁部に付着することがなく、この塗布プロセス部13においては従来のようなエッジリムーバ・ユニットは不要となる。
また、図4に示すようにウエハWの保持力に影響するウエハWの外周と処理孔36aの内周との間の距離dは、ウエハWの直径、厚さ等の諸条件に基づき決定されるが、少なくともステージ35上方でウエハWへの浮力が与えられない状態では、ウエハWの自重によりウエハWは保持シート36から分離するようになされている。
また、保持シート36の上面側における各処理孔36aの内側周縁部には、位置合わせマーク37が付されており、ウエハWのノッチ部やオリフラ部を合わせて保持することにより容易に位置合わせができるようになされている。
また、保持シート36は、その基板搬送方向の長さ寸法が、ステージ35の基板搬送方向の長さ寸法よりも長く形成されている。そして、シート塗布プロセス部13の両端付近には、保持シート36を一方向(基板搬送方向)に移動するためのロール部38、39が設けられ、ローラ駆動部40が少なくとも一端側のロール部を一方向に回転駆動することにより、保持シート36が連続的に所定速度で基板搬送方向に送られるようになされている。即ち、図示する例では、基板搬送方向の下流側に設けられたロール部39が巻き上げ駆動側となることにより、保持シート36が基板搬送方向に送られるように構成されている。このような塗布プロセス部13における平流し搬送路6の構成により図5に示すように、ウエハWは保持シート36の下面側に接着保持された状態で連続的に所定速度で搬送される。
尚、図3に示すように、ステージ35上方に張架された保持シート36の下方には、搬送方向に沿った複数個所において、保持シート36に密着し、Y方向の軸周りに回転駆動することにより保持シート36を搬送方向に送るドライブローラ52と、ドライブローラ52の保持シート36に対するグリップ力を与えるために保持シート36を吸引して下方に引き付ける吸引ブロック53とが設けられている。
また、ステージ35は、複数の小ステージが基板搬送方向に並べられることにより構成されている。このうち基板搬送方向に沿って最も上流側には、ウエハWを搬入するための搬入ステージ60が設けられ、最も下流側には、ウエハWを搬出するための搬出ステージ61が設けられている。少なくとも、これら搬入ステージ60及び搬出ステージ61は、他の小ステージとは独立した(ステージ上の)気流形成制御が可能に構成されており、他のステージにおけるウエハWへの処理に対し影響を与えることなくウエハWの搬入出ができるようになされている。
尚、搬入ステージ60及び搬出ステージ61には、ステージ上の気流が形成されない場合にステージ上でウエハWを支持するための支持ピン(図示せず)が設けられている。
具体的に説明すると、ウエハWを保持シート36により保持する際には、先ず、搬送アーム(図示せず)等によりウエハWが塗布プロセス部13に搬入される。そして、ウエハWは、搬入ステージ60上に設けられた支持ピン(図示せず)上に載置される。
支持ピン上にウエハWが載置されると、搬入ステージ60上に基板浮上のための所定のガス流が形成され、これによりウエハWが浮上し上昇する。
このとき、ウエハWが浮上するタイミングが制御され、ウエハWの保持シート36に対する接触位置と、処理孔36aの位置とが合わされ、ウエハWは保持シート36の下面側に接着され、保持される。
一方、塗布プロセス部13での処理を終了し、ウエハWを保持シート36から解除する際には、搬出ステージ61上における基板浮上のためのガス流形成が停止され、ウエハWが自重により保持シート36から開放され(分離され)、支持ピン(図示せず)上に載置される。そして、搬送アーム(図示せず)等によりウエハWが搬出され、後段の処理ユニットである第2の熱的処理部16に引き渡される。
尚、このようにウエハWが保持される間、及び保持から開放される間においても、保持シート36は基板搬送方向に連続的に所定速度で搬送される状態が望ましく、それにより、保持シート36の送り動作が中断されず、複数のウエハWを連続的に処理することができ、処理効率を良好なものとすることができる。
また、このように構成された塗布プロセス部13における平流し搬送路6上には、レジスト塗布ユニット(CT)14(処理手段)と、乾燥ユニット(HD)15(処理手段)とが搬送路に沿って設けられている。
レジスト塗布ユニット(CT)14は、ステージ35上で浮上し、保持シート36により搬送されるウエハWの被処理面にレジスト液を供給するレジストノズル41と、レジストノズル41を洗浄等するためのノズル洗浄ユニット42とを備えている。
また、レジスト塗布ユニット(CT)14は、レジストノズル41を塗布位置とノズル洗浄ユニット42との間で移動させるためのノズル移動機構43を備え、このノズル移動機構43は、レジストノズル41をZ方向に昇降移動させる昇降機構44と、昇降機構44を保持する支柱部材45と、支柱部材45をX軸方向で移動させるための水平駆動機構46とを有している。
また、レジストノズル41には、レジスト供給源47よりレジスト液が供給され、ウエハWに対しY方向に長いスリット状の吐出口から帯状にレジスト液を吐出するようになされている。
また、乾燥ユニット(HD)15は、レジスト塗布ユニット(CT)14において塗布された直後のレジスト液を、ウエハWへの加熱処理によって、ある程度まで乾燥させるヒータプレート49と、ヒータプレート49の熱で昇温したウエハWの温度を所定温度まで引き下げるクーラープレート51とを備え、それらがステージ35上に順に設けられている。
尚、ヒータプレート49の温度設定制御は加熱制御部48により行われ、クーラープレート51の温度設定制御は冷却制御部50により行われる。
この乾燥ユニット(HD)15においては、レジスト塗布ユニット(CT)14で塗布されたレジスト液を、ある程度まで乾燥させることによって、その後のプリベークユニット(PREBAKE)17での支持ピン等によるレジスト液への転写を防止するようになされている。
このように構成された塗布プロセス部13においては、次のように処理が施される。
第1の熱的処理部10での処理を終えたウエハWは、先ず、搬送アーム(図示せず)等により搬入ステージ60の上面に設けられた支持ピン(図示せず)上に載置される。
次いで、搬入ステージ60の上面に形成されたガス噴射口35aから所定のガスを噴射し、噴射されたガスを吸気口35bから吸気することにより搬入ステージ60上に所定のガス流が形成される。搬入ステージ60上のガス流の流量、流速等が制御されることにより、ウエハWは所定のタイミングで上方に浮上し、保持シート36下面側における処理孔36aの所定位置に接着し、保持シート36により保持される。
保持シート36によりウエハWが保持されると、ローラ駆動部40の駆動により基板搬送方向に送られる保持シート36に保持されたウエハWはレジスト塗布ユニット(CT)14に搬入される。
レジスト塗布ユニット(CT)14は、ノズル移動機構43によりレジストノズル41を処理孔36aの上方の所定位置に配置され、搬送されるウエハWの、処理孔36aから露出した被処理面に対し所定のタイミングでレジスト液を吐出し、被処理面にレジスト膜を形成する。
レジスト膜が形成されたウエハWは、保持シート36に保持された状態で乾燥ユニット(HD)15に搬入される。
乾燥ユニット(HD)15では、搬送されるウエハWに対し、最初にヒータプレート49からの加熱処理が施され、これによりレジスト膜の表面が乾燥処理される。
ヒータプレート49により加熱され、昇温したウエハWはクーラープレート51により所定温度まで冷却され、保持シート36により保持された状態で搬出ステージ61上方まで搬送される。
次いで搬出ステージ61の上面に設けられたガス噴射口35aからのガス噴射量が減少され、これにより浮力が低下し、ウエハWが自重により保持シート36から分離し開放される。
そして、保持シート36による保持から開放されたウエハWは、搬出ステージ61に設けられた支持ピン(図示せず)により支持され、搬送アーム(図示せず)等によって後段の処理ユニットである第2の熱的処理部16に搬入される。
以上のように、本発明に係る実施の形態によれば、保持シート36に保持されて搬送されるウエハWに対し、レジスト塗布ユニット(CT)14及び乾燥ユニット(HD)15での処理が連続して行われる。
即ち、保持シート36(搬送路)からウエハWを取り出すことなく、搬送路上で搬送しながら処理を行うことができ、さらにユニット間でのウエハWの搬入出は、保持シート36にウエハWを保持した状態のまま行われる。
また、保持シート36には、搬送方向に沿って複数の処理孔36aが連続して形成され、それら処理孔36aの下方に夫々ウエハWを保持することにより、複数のウエハWに対する処理が連続的に行われる。
さらに、ウエハWの被処理面側の周縁部W1は、処理孔36a周縁の保持シート36によってマスキングされるため、レジスト塗布後に余分なレジスト液が付着することがなく、従来のようなエッジリムーバ・ユニットが不要となる。
したがって、従来のように、処理ユニット毎に、搬送ロボットを用いたウエハWの搬入出を行う必要が無く、処理ユニット数も低減できるため、複数の基板に対する処理効率が良好となり、コスト低減と共にスループットを向上することができる。
尚、本発明における被処理基板は半導体ウエハに限るものではなく、LCD基板等のフラットパネルディスプレイ用の各種基板や、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
その場合、前記実施の形態で示した処理孔36aは、被処理基板の形状に合わせて形成すればよく、また、レジスト塗布ユニット(CT)14等の処理手段が間欠運転可能な場合には、基板を保持するタイミングに自由度を持たせるために、基板搬送方向に長い長尺状の処理孔を形成し、その処理孔の基板搬送方向の両側縁部で基板を保持するようにしてもよい。
また、本発明に係る基板処理装置は、前記した実施の形態のように塗布プロセス部13への適用に限定されるものではなく、処理孔から露出した被処理面に対し所定の処理を行う装置に対し広く適用することができる。
本発明は、半導体ウエハ等の被処理基板に対し所定の処理を実施する基板処理装置に適用でき、半導体製造業界、電子デバイス製造業界等において好適に用いることができる。
図1は、本発明に係る基板処理装置を具備する塗布現像処理システムの平面図である。 図2は、図1の塗布現像処理システムの基板処理の流れを示すフローである。 図3は、本発明に係る基板処理装置が適用される塗布プロセス部の概略構成を示す斜視図である。 図4は、塗布プロセス部が備える保持シート36の一部を拡大した平面図である。 図5は、塗布プロセス部における平流し搬送部の側面図である。 図6は、従来の塗布プロセス部の概略構成を示す平面図である。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
13 塗布プロセス部(基板処理装置)
14 レジスト塗布ユニット(処理手段)
15 乾燥ユニット
35 ステージ
36 保持シート(シート)
36a 処理孔
37 位置合わせマーク(マーク)
W 半導体ウエハ(被処理基板)

Claims (8)

  1. 被処理基板を搬送しながら該基板に所定の処理を施す基板処理装置において、
    基板搬送方向に沿って配置され、前記基板の下方に所定のガス流を形成して該基板を浮上させるステージと、前記ステージを覆う状態で該ステージの上面に対し平行に張架され、前記ステージの基板搬送方向の長さ寸法よりも長く形成されたシートと、前記シートを、その一端側から巻き取り、基板搬送方向に送るローラ駆動部とを備え、
    前記シートには、前記基板の上面周縁部に接着する内側周縁部を下面側に有し、前記周縁部同士の接着により前記基板を保持する処理孔が基板搬送方向に沿って形成され、
    前記基板は、前記シートに形成された処理孔の下方に保持されて、前記ローラ駆動部の駆動により基板搬送方向に搬送され、
    前記シートの上面側における前記処理孔には、保持される前記基板の被処理面が露出していることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記基板は、前記ステージの上方に形成されたガス流により浮上した状態で、前記シートに形成された処理孔の下方に接着保持されることを特徴とする請求項1に記載された基板処理装置。
  3. 前記シートにおいて、前記処理孔は、基板搬送方向に沿って複数形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された基板処理装置。
  4. 前記ローラ駆動部の駆動により基板搬送方向に搬送される前記基板に対し、前記処理孔から露出した被処理面に所定の処理を施す処理手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された基板処理装置。
  5. 前記ステージの上方且つ前記基板の下方に所定のガス流が形成されない状態において、
    前記基板は、自重により前記シートから分離することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された基板処理装置。
  6. 前記ステージの表面には、複数のガス噴射口と、前記ガス噴射口から噴射されたガスを吸気するための複数の吸気口とが形成され、
    前記ガス噴射口と前記吸気口により前記基板の下方に所定のガス流が形成され、前記基板が浮上することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された基板処理装置。
  7. 前記保持シートは、樹脂材料により形成された長尺状のフィルムシートであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された基板処理装置。
  8. 前記保持シートに形成された処理孔の周縁部には、保持する基板の位置合わせに用いるマークが付されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された基板処理装置。
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