JP3357675B2 - 多結晶シリコンロッドおよびその製造方法 - Google Patents
多結晶シリコンロッドおよびその製造方法Info
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- C30B29/06—Silicon
Description
する多結晶シリコンロッドおよびその製造法に関するも
のである。さらに詳しくは、デバイス等の製造に用いら
れるシリコン単結晶をリチャージ等により製造する際
に、直接溶融炉に供給しても割れによるトラブルを防止
し得る程度にまで残留歪みが低減され、しかも、安定し
た溶融特性を有する高純度の多結晶シリコンロッドおよ
びその製造方法に関するものである。
ical Vapor Deposition、以下単にCVD法と略す)で製造
される。すなわち、上記CVD法は、モノシラン、ジクロ
ルシラン、トリクロロシラン等のシランガス類の単独あ
るいは二種類以上の混合ガスと水素を、必要に応じて不
活性ガスにより希釈したガス雰囲気下で、高温に保った
芯材と接触させることにより、該芯材の表面にシリコン
を析出させることによって一般に実施される。このよう
なCVD法による多結晶シリコンの析出方法の中に、特に
芯材にシリコンを使用し、ロッドを太らせることで多結
晶シリコンロッドを製造する方法がある。この方法はシ
ーメンス(Siemens)法とも呼ばれており、広く一般に
用いられている。
リコンロッドをそのまま融解し、リチャージにより単結
晶化する試みがなされている。特開平7−277874号公報
には、上記シリコンロッドをリチャージ用のロッドとし
て、そのまま供給し単結晶シリコンを製造する技術が記
載されている。
コンロッドの割れによる落下を防止するため、多結晶シ
リコンロッドの残留応力を低減することの必要性が開示
されており、そのための具体的手段として、モノシラン
を原料として多結晶シリコンロッドを製造する方法が示
されている。また、モノシラン以外の原料により得られ
た多結晶シリコンロッドは上記残留応力が大きいため、
融解時の前にアニール等の熱処理を行いかかる残留応力
を除去することも開示されている。
される多結晶シリコンロッドは、一般に、得られる多結
晶シリコンロッドの結晶性が低い。すなわち、モノシラ
ンを原料として製造された多結晶シリコンロッドは、銅
をターゲットとしたX線回折パターンの2θ=28.5゜付
近のピーク(以下、(111)ピークともいう)の半値幅
が0.4゜〜0.5゜程度である。
結晶シリコンロッドは、その結晶性の低さにより、高純
度の単結晶シリコンを得るための処理、特に重金属の混
入を避ける目的で表面をエッチングする処理を行った場
合には、上記非晶質部分が孔として残り、エッチング液
の残存などのトラブルを招くことになる。
で析出した多結晶シリコンロッドにはホモジニアスな反
応で形成された微粉が取り込まれることが示されている
ことからも推定される。
ングするとその表面積が増大することが、特開平8−67
510号公報に示されている。
多結晶シリコンロッドは結晶性が高く、ホモジニアスな
反応がないため、微粉も取り込まれることがない。
晶シリコンロッドはエッチング後の表面も滑らかである
ため、エッチングにより品質を下げることがない。ま
た、モノシランに比べて、トリクロロシランは原料コス
トが格段に低いこともあって、リチャーージにはトリク
ロロシランを原料とした多結晶シリコンロッドの使用が
望まれていた。
結晶シリコンロッドは、特開平7−277874号公報にも記
載されているように、ロッド内の残留応力が大きいので
FZやリチャージ用のロッドに使用することは不向きと考
えられていた。
去しようとして、該多結晶シリコンロッドを融解前にア
ニール等の熱処理に付した場合には、汚染によりその純
度が著しく低下し、もはや単結晶の製造に使用し得なく
なる。
は、析出反応容器から取り出した後に行われるため、そ
の間の移送における空気中の不純物との接触により、そ
の表面は1×1015原子/cm2程度の鉄で汚染される。そし
て、この表面汚染は熱処理時にロッドの内部に拡散し、
7ppba程度の汚染となる。
ため、ヒーターや容器から放出されるドーパント不純物
や重金属不純物による内部汚染も危惧される。
ドを単結晶シリコンの製造工程に使用しようとして、溶
融する前にクリーンルーム内でエッチング処理して外面
の汚れを除去しても、該ロッドは二度とクリーンな状態
に戻ることはなく、得られる単結晶シリコンの純度に悪
影響を与える。
しては、該ロッドを石英ガラスチューブで保護する方法
が考えられるが、石英ガラスは1000℃以上で軟化するた
め、この方法は有効な方法とは云えない。
とする不純物の含有量が極めて少なく、しかも、残留応
力が極めて少ない高純度の多結晶シリコンロッドを提供
することにある。
ッドを工業的に有利に且つ効率的に製造する方法を提供
することにある。
ら明らかになろう。
1に、結晶方位(111)を示すX線回折パターンのピー
クの半値幅が0.3゜以下であり、且つ半径方向における
内部歪み率が5.0×10-5cm-1未満および内部の鉄濃度が
0.5ppba以下であることを特徴とする多結晶シリコンロ
ッドによって達成される。
は、第2に、上記多結晶シリコンロッドを得るために好
適な方法、すなわち、トリクロロシランおよび水素より
成るガス雰囲気下で、シリコン芯材を加熱して該シリコ
ン芯材にシリコンを析出せしめて多結晶シリコンロッド
を製造し、次いでこの多結晶シリコンロッドを外気と接
触させることなく熱処理して内在する歪みを減少させる
ことを特徴とする多結晶シリコンロッドの製造法によっ
て達成される。
するr、θおよびz方向の歪みを表す模式図である。
プロット図である。
ド内部の計算値より描いた温度分布曲線を示す。
2は表面温度が1150℃であるときのロッド内の温度分布
曲線を、3は通電を瞬時に停止して1分間経過したとき
のロッド内の温度分布曲線を、4は通電を瞬時に停止し
て5分間経過したときのロッド内の温度分布曲線をそれ
ぞれ示す。
したX線回折(以下、単にX線回折ともいう)のパター
ンの結晶方位(111)を示すピーク(2θが約28.5゜で
あるピーク)の半値幅が0.3゜以下という高い結晶性を
有する。
越える多結晶シリコンロッドは、非晶質部分の存在によ
り、エッチング等の処理で表面に孔が形成され易く、該
孔への不純物の残留により多結晶シリコンロッドの純度
低下を招くので、本発明の対象ではない。
リコンロッドは、内部にホモジニアスな反応により形成
されるシリコン微粉を含むため結晶性が低く、通常結晶
性を示す特定ピークの半値幅は0.4゜〜0.5゜程度であ
る。
性を示す特定ピークの半値幅は、前記の範囲内で小さい
ほど好ましく、前記のX線回折パターンの特定ピークの
半値幅が0.2゜以下、特に、0.17゜以下、さらには0.16
゜以下であることが好ましい。
するとともに、半径方向における内部歪み率が5.0×10
-5cm-1未満であることを満足するものである。すなわ
ち、多結晶シリコンロッドを直接使用して単結晶化する
際のロッド割れのトラブルを解消するためには、半径方
向1cm当たりの最大歪みと最少歪みの差の値が小さいこ
とが肝要である。
析出した多結晶シリコンロッドの内部歪み率は、約1×
10-4cm-1であり、中には析出反応容器から取り出す前に
割れが生じているものもある。約1×10-4cm-1以上の内
部歪み率を有するロッドが割れを生じて歪みを解放して
いるとすれば、ロッドの割れのない状態に維持するため
の限界の内部歪み率は約1×10-4cm-1であると判断され
る。ところで多結晶シリコンロッドの単結晶化の際には
ロッドの部分的な溶融を行うため、ロッドに熱衝撃が加
わる。上記の熱衝撃による歪み率は条件によっても異な
るが、r方向で5×10-5cm-1程度であると推定される。
ロッドが始めから有する歪み率と熱衝撃により加えられ
る歪み率の合成歪み率が、前述の1×10-4cm-1以上にな
ると割れを生じると考えられる。そのため、本発明にお
ける多結晶シリコンロッドの内部歪み率は、5×10-5cm
-1未満、好ましくは3×10-5cm-1以下、さらには好まし
くは2×10-5cm-1以下である。
は、下記ようにして測定される。
示されるように、円柱座標軸におけるr方向(ロッドの
長手方向に垂直な断面において、中心から外側に向かう
方向)、θ方向(ロッドの長手方向に垂直な断面におい
て、r方向に直角な円周方向)およびz方向(ロッドの
長手方向)の三成分に分解される。
は、測定する位置において、ロッドを長手方向に対し垂
直に、ある位置切断し次いで他の位置で切断して短棒状
に加工する。このロッドの長さは300mm以上400mm以下で
あることが好ましい。短棒の長さを300mm以下にする
と、切断による変形量が大きくなるため、歪みを正確に
測定することが困難となる。また短棒があまり長いと操
作が困難となる。ロッドを短棒状にした後、測定面を平
滑面に加工し、次いで#200程度のダイヤモンドやすり
で表面を粗し、洗浄する。該洗浄表面を乾燥した後、r
方向およびθ方向の歪みが測定できる方向に、ストレー
ンゲージを貼る。ロッドの方位による歪みのばらつきの
影響を無くするため、ストレーンゲージはロッド断面の
中心から外側に向かって、直線上になるべく多く貼る。
測定による誤差を小さくするためには、ストレーンゲー
ジを貼る間隔は10mm間隔以下であることが好ましく、更
には7mm間隔以下で貼ることが好ましい。また、中心か
ら放射状に様々な方向にストレーンゲージを貼ることに
より、より詳細に面内の歪み分布を測定することができ
る。次いでストレーンゲージを貼りつけた位置を7×7
×5mmt程度の直方体に切断することにより、歪みの解放
を行う。z方向の歪みを測定するには、該短棒状ロッド
をさらに中心軸を含んだ長手方向に切断し、r方向およ
びθ方向の歪みの測定と同様の操作を行えば良い。ただ
し、短棒状に加工する際の縦の切断により歪みは減少す
るため、得られた値は実際よりも幾分小さくなる。
初の長さをL、歪みを除去した後の長さをL+ΔLとし
た時のΔL/(L+ΔL)の値で表される。従って歪みの
値に単位はない。歪みの符号は、引っ張りはマイナス
に、圧縮はプラスになる。
ごとく分布する。これらの測定値における最大値と最少
値の差をロッドを持つ内部歪みと定義する。またr方向
の内部歪みをロッドの半径(単位:cm)で除した値が、
ロッドの単位体積あたりに存在する内部歪み、即ち内部
歪み率(単位:cm-1)である。
出するものとする。r、θ、z方向の内部歪み率にはす
べて相関があり、例えばr方向の内部歪み率が大きいロ
ッドは、θおよびz方向の内部歪み率もほぼそれに比例
して大きい。更にこれらの中で数値が最も安定して得ら
れるのは、r方向である。このため内部歪み率の算出に
は、r方向の歪みの値が代表値として最も適している。
詳しくはストレーンゲージを用いてロッドの中心から外
周に向かい少なくとも一方向、好ましくは二方向以上に
おいて測定した、r方向の歪みの値を三点平滑法を用い
て平滑化し、次いで該平滑化された値において最大値と
最小値の差の値を求め、該差の値を中心から外周に向か
うロッドの平均の半径の値(単位:cm)で除した値とす
る。
の鉄濃度が0.5ppba以下であることにも特徴を有する。
すなわち、多結晶シリコンロッド内部の鉄濃度が0.5ppb
aを越えた場合は、単結晶シリコン製造用の原料として
もはや使用することができない。
ドを焼鈍することにより内部歪みを除去する方法は、一
般的な方法として考えられるが、該多結晶シリコンロッ
ドを焼鈍するため析出反応容器から外に出すと、たちま
ちその表面は1×1015原子/cm2程度の鉄で汚染される。
そして、この表面汚染は焼鈍時にロッドの内部に拡散
し、7ppba程度の汚染となる。これに対して、本発明の
多結晶シリコンロッドは、この後に記載する特殊な熱処
理方法を採用することにより、該鉄の濃度が0.5ppba以
下、特に、0.1ppba以下という極めて高い純度を有す
る。
の不純物、例えば、Cu,Ni,Cr等の重金属の含有量は、少
ないほど好ましく、上記鉄を含む金属濃度が合計で1ppb
a以下、特に、0.5ppba以下であることが好ましい。
ず、ロッドの長さ、単結晶シリコン製造装置の大きさ等
により適宜決定されるが、本発明の効果が顕著に現れる
のは、80〜200mm、特に120〜200mmのものである。
有する多結晶シリコンロッドは、本発明によれば、下記
の方法により好適に製造される。
ロロシランおよび水素より成るガス雰囲気下で、シリコ
ン芯材を加熱して該シリコン芯材にシリコンを析出せし
めて多結晶シリコンロッドを製造し、次いで該多結晶シ
リコンロッドを外気と接触させることなく熱処理して歪
みを減少させることによって製造することができる。
外気と接触させることなく、これに内在する歪みを減少
させる方法として、シリコンの析出反応に引き続いて、
該多結晶シリコンロッドに水素または不活性ガスの存在
下で通電を行うことによって、該多結晶シリコンロッド
の表面の少なくとも一部がシリコンの析出反応時の温度
より高く且つ1030℃以上の温度を示すまで加熱し、次い
で通電を停止して冷却せしめる方法を採用することによ
って、内部歪みの除去効果が高く、鉄以外の不純物の混
入量を著しく低減することが可能となり好ましい。
成るガス雰囲気下で、シリコン芯材を加熱して該シリコ
ン芯材にシリコンを析出せしめて多結晶シリコンロッド
を製造する方法は、公知の反応装置、反応条件などが特
に制限なく採用される。一般に、反応装置としてはベル
ジャーが使用され、該ベルジャー内には通電可能に配置
されたシリコン芯材が存在し、該ベルジャー内にトリク
ロロシランおよび水素よりなる混合ガスが供給される。
かかるトリクロロシランと水素との混合比率は、通常、
モル比で5〜10であり、好ましくは7〜9である。ま
た、上記混合ガスは、必要に応じてAr、He等の不活性ガ
スによって希釈して供給してもよい。
より成るガス雰囲気下でシリコン芯材に直流あるいは交
流電流を流し、該シリコンロッドを900℃〜1000℃に加
熱することによって行われる。
れた多結晶シリコンロッドは、前記したように大きな内
部歪みを有する。
理を、反応容器中で製造された多結晶ポリシリコンロッ
ドを外気と接触させることなく加熱処理することにあ
る。析出反応器から取り出したロッドの表面は非常に活
性であるため、外気と接触させた後に加熱処理した場
合、外気中に存在する極めて多量の鉄をはじめとする金
属不純物が多結晶ポリシリコンロッドに付着し、これが
熱処理によって該ロッド内部に拡散し、汚染が起こり、
得られる多結晶ポリシリコンロッドの品質を著しく低減
させる。
気と接触させずに加熱処理する手段は特に制限されない
が、最も好適な方法としては、上記の如く、シリコンの
反応に引き続いて、水素またはAr,He等の不活性ガス、
あるいは必要に応じてトリクロロシランの存在下で該多
結晶シリコンロッドに電流を流してその表面温度を1030
℃以上、好ましくは、1100℃以上、更に好ましくは、11
50℃以上に加熱し、一定時間経過後に、加熱電流を停止
する方法である。かかる方法によれば、内部加熱である
ため、外部加熱としてヒーターを使用する場合のよう
に、ヒーターから発生する不純物によるロッドの汚染も
効果的に防止できる。
リコンの内部が融点以下の温度を保持するように、例え
ば、表面温度が1300℃以下で一般に行うことが好まし
い。
シリコンの析出反応時の温度より高く且つ1030℃以上、
特に1100℃以上の温度となった場合に限って、ロッドの
持つ内部歪み率が小さくなることを発見した。よって、
通電停止前のロッドの表面温度が1000℃未満の場合には
内部歪み率の低下現象は見られず、どのロッドの内部歪
み率も皆同じであった。
もよく、ロッド析出時の電源をそのまま使用することが
できる。
のための電流値を上げる方法以外に、ロッドを加熱する
雰囲気を熱伝達率の低い状態に変えることによっても達
成される。この場合、ロッドの中心部と外周部の温度差
がより小さくなるため、特に好ましい。例えば、同じ電
流値であってもシランガス雰囲気よりも水素ガス雰囲気
の方が表面温度を高く維持することができ、更に中心部
と外周部の温度差に起因する熱膨張差を小さくでき、好
適である。また、他のガス雰囲気にすることにより表面
温度をより高くすることもできるが、減圧にすることに
よりロッド表面からの放熱を極限まで抑え、中心部と外
周部との温度差を更に小さくする方法も採用することが
できる。
いうことの意義は、多結晶シリコンロッドに再度電流を
流そうとした場合、多結晶シリコンロッドの温度があま
りに低いと抵抗が高過ぎて所望の通電が困難となるの
で、それを排除することにある。具体的には、製造後直
ちに続いて通電を行うことの他に、直後でなくともロッ
ドの温度が通電可能範囲内で低下した後に通電すること
もできる。
いが、1000℃以上の高温表面の温度を測定するには、放
射温度計を好適に使用することができる。
に行う通電の停止は、通電されている電流をできるだけ
急激に低下せしめることによって行うことが熱処理を効
果的に行う上で好ましい。そして、電流を遮断後の数分
間が実質的な熱処理時間となる。
リコンロッドに電流を流し、1030℃以上に加熱した後、
電流を徐々に下げずに、一気に遮断して冷却する方法が
挙げられる。例えば、直径120mmのロッドにおいては電
流降下を開始してから1分以内に、停止操作前の電流値
の半分以下にすることが好ましい。直径が大きくなれば
ロッドの持つ熱量も大きくなり、またロッド表面からの
放熱に時間がかかることから、電流降下速度は多少遅く
設定することが許容される。
は、できるだけ長時間行うことが歪みを十分除去するた
めに望ましい。そのために、雰囲気ガスとしては、でき
るだけ熱伝達率の小さいガスが好適に使用される。
に通電を停止するには、通常、非常にゆっくり電流を低
下して冷却速度を小さくすることが望ましいように思わ
れる。これに対し、本発明の多結晶シリコンロッドの製
造方法のように、急激に加熱電流を遮断することは、歪
みを残さない目的に対して、一見常識に反しているよう
に思われる。しかし、この現象は以下の様に説明でき
る。
なるという性質がある。通電により多結晶シリコンを加
熱析出させる場合には、ロッドの表面は放熱による冷却
で温度が低くなり電気抵抗値も大きくなる。そのため、
電流は中心部を流れやすくなり、ますます中心の温度は
上がり、ロッド表面の温度は低下する。その結果、ロッ
ドの中心部は外周部よりもかなり高温に維持されること
になる。
れたまま冷却される。冷却に伴いシリコンは次第に変形
できなくなる。更に電流を下げ、最終的に電流がゼロと
なり、内部と外周部とが均熱になった段階では、内部と
外部の熱収縮量が異なるため、それぞれの熱膨張差に基
づく歪みが残ると考えられる。
温度より高く、且つ1030℃以上のときに電流を急激に止
めた場合、ロッド内部がまだ高温の圧出に内部と外周部
との温度差が小さくなり、ほぼ均熱状態になると考えら
れる。これは測定により、電流を停止した時、一時的に
表面温度が上昇することからも確認された。電流を停止
し、内部と外周部との温度差がほとんどなくなった時点
でもまだ、ロッドの温度がシリコンの変形し得る程度の
高温であれば、温度が低下する数分間に、短い時間では
あるがロッドが変形し、残留歪みが低減されると考えら
れる。
内の不均一な温度分布が原因となり発生すると考えられ
る。しかしながらロッド内の温度分布は直接測定するこ
とができない。上記のことを証明するため、本発明者ら
は、通電加熱時ならびに通電を停止した後のロッド内の
温度分布を、階差法による非定常熱伝導の計算から算出
した。その一例として、ロッドの表面温度が1150℃に達
するまで通電加熱し、通電を瞬時に停止した場合の、ロ
ッド内部の温度分布の推移を図3に示す。図中の曲線2
は、表面温度が1150℃であるときのロッド内部の温度分
布曲線である。ロッド中心部の温度は外周部より約100
℃高いと推定される。また曲線3および4は、それぞれ
通電を瞬時に停止して1分後と5分後のロッド内部の温
度を推定した曲線である。通電を停止して1分後には、
均熱化によってロッドの表面温度が一時的に上昇し、5
分後には外周部と中心部の温度がほぼ均一になると計算
される。また、その時の温度は1100℃以上である。この
温度は多結晶シリコンが変形できる温度である。即ち、
短い時間(一般には停止後の7〜8分間)ではあるが、
ロッドが変形できる温度が持続されるため、外周部と中
心部とが均熱になると同時に、歪みも低減するものと考
えられる。
高純度であり、しかも内部歪みが極めて小さいものであ
る。従って、前記FZ、リチャージ等による単結晶引き上
げ用の原料として、そのまま使用した場合には、安定し
た運転が保証されると共に、得られる単結晶の品質を高
く維持することができる。
極めて効率よく、且つ経済的に上記多結晶シリコンロッ
ドを得ることが可能である。
び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
析出させた後に、析出反応容器内の水素雰囲気に置換
し、電流値をコントロールしてロッドの最下部より1000
mmの高さの表面温度を1100℃として1時間保った。その
後、通電を瞬時に停止した。ロッドの表面温度の測定は
放射温度計を用いた。冷却後、ロッドを析出反応容器か
ら取り出し、ロッドの最下部より1000mmの高さにおける
r方向の歪みを、ストレーンゲージを用いて測定した。
また、このロッドを内径φ20mmのコアドリルでくり貫
き、内部の鉄、その他の金属濃度をICP−MSおよび中性
子放射化分析で測定した結果を表1に示す。また、内部
歪み率の値も表1に併せて示した。さらに、このロッド
のX線回折パターンの結晶方位(111)を示す2θが約2
8.5゜であるピークの半値幅も表1に併せて示した。
融加熱を行なったところ、1000本中の1本のロッドに対
してクラックの発生が認められただけであった。
と同様にロッドを製造した。上記ロッドについて、実施
例1と同様に内部の鉄、その他の金属濃度をICP−MSで
測定した結果を表1に示す。また、r方向の歪みを測定
して求めた内部歪み率の値を表1に併せて示す。
し、ロッド端部の溶融加熱を行ったところ、実施例2で
は1000本中0本、実施例3では1000本中1本の割合でロ
ッドにクラックの発生が認められた。
れ1050℃、900℃および500℃にて1時間保持した以外
は、実施例1と同様にロッドを製造した。上記ロッドに
ついて、実施例1と同様に内部の鉄、その他の金属濃度
をICP−MSで測定した結果を表2に示す。また、r方向
の歪みを測定して求めた内部歪み率の値を表2に併せて
示す。
き、降温速度が3℃/分以下になるように調節して徐冷
した。
ドを製造し、ロッド端部の溶融加熱を行ったところ、10
00本中5本の割合でロッドにクラックの発生が認められ
た。
の溶融加熱を行ったところ、19本のロッドに対してクラ
ックの発生が認められた。
として1時間保った。その後、通電を瞬時に停止した。
冷却後、ロッドの析出反応容器から取り出し、これを赤
外線加熱炉中で、1200℃で3時間加熱し、再び冷却し
た。このロッドの最下部より1000mmの高さにおけるr方
向の歪みを測定した。また、このロッドを内径φ20mmの
コアドリルでくり貫き、内部の鉄濃度をICP−MSで測定
した。これらの測定結果を表2に示す。
Claims (3)
- 【請求項1】結晶方位(111)を示すX線回折パターン
のピークの半値幅が0.3゜以下であり、且つ半径方向に
おける内部歪み率が5.0×10-5cm-1未満および内部の鉄
濃度が0.5ppba以下であることを特徴とする多結晶シリ
コンロッド。 - 【請求項2】トリクロロシランおよび水素より成るガス
雰囲気下で、シリコン芯材を加熱して該シリコン芯材に
シリコンを析出せしめて多結晶シリコンロッドを製造
し、次いで該多結晶シリコンロッドを外気と接触させる
ことなく熱処理して、歪みを減少させることを特徴とす
る、請求項1の多結晶シリコンロッドを製造する方法。 - 【請求項3】多結晶シリコンロッドを、外気と接触させ
ることなく、これに内在する歪みを減少させる方法とし
て、シリコンの析出反応に引き続いて、該多結晶シリコ
ンロッドに、水素または不活性ガスの存在下で通電を行
うことによって、該多結晶シリコンロッドの表面の少な
くとも一部が1030℃以上の温度を示すまで加熱し、次い
で通電を停止して冷却せしめる方法を採用する、請求項
2による方法。
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