JP3340906B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP3340906B2
JP3340906B2 JP05620496A JP5620496A JP3340906B2 JP 3340906 B2 JP3340906 B2 JP 3340906B2 JP 05620496 A JP05620496 A JP 05620496A JP 5620496 A JP5620496 A JP 5620496A JP 3340906 B2 JP3340906 B2 JP 3340906B2
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    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
するものであり特にMOSトランジスタを利用した出力
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の出力回路には図
8に示すようなものがあった。以下、図8を用いて従来の
出力回路について説明する。
【0003】従来の出力回路は信号入力端子1、イネー
ブル信号入力端子2、インバータ3、2入力NAND回路
4、2入力NOR回路5、PMOSトランジスタP1、NM
OSトランジスタN1、3Vの電源電位が与えられた電
源端子6、接地電位が与えられた接地端子7、及び出力端
子8から構成されている。
【0004】信号入力端子1は2入力NAND回路4、2入
力NOR回路5のそれぞれ一方の入力端子に接続され、
イネーブル信号入力端子2は2入力NAND回路4の他方
の入力端子及びインバータ回路3の入力端子に接続され
ている。インバータ回路3の出力端子は2入力NOR回路
5の他方の入力端子に接続されている。2入力NAND回
路4及び2入力NOR回路5の出力端子はそれぞれPMO
SトランジスタP1、NMOSトランジスタN1のゲート
電極に接続されている。PMOSトランジスタP1は電
源端子6(3V)と出力端子8の間に接続され、PMOS
トランジスタP1の基板であるNウェルは3Vの電源端子
6に接続されている。NMOSトランジスタN1は接地端
子7と出力端子8の間に接続され、NMOSトランジスタ
N1の基板(Pウェル)は接地端子7に接続されている。
【0005】つぎにこの回路の動作を説明する。まずイ
ネーブル信号入力端子2に入力信号として”L”レベル
(0V)の信号が入力された場合、2入力NAND回路
4、2入力NOR回路5の出力がそれぞれ”H”レベ
ル、”L”レベルとなるのでPMOSトランジスタP
1、NMOSトランジスタN1はオフ状態となる。この結
果出力端子8は信号入力端子1への入力信号に係わらずフ
ローティングの状態となる。
【0006】つぎにイネーブル信号入力端子2に入力信
号として”H”レベルの信号が入力された場合、信号入
力端子1に”L”レベルの信号が入力されるとPMOS
トランジスタP1はオフ状態、NMOSトランジスタN1
はオン状態となる。その結果出力端子8は”L”レベル
の信号を出力する。一方信号入力端子1に”H”レベル
の信号が入力されるとPMOSトランジスタP1はオン
状態、NMOSトランジスタN1はオフ状態となる。そ
の結果出力端子8は”H”レベルの信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図8の様
な従来の出力回路では、出力端子8に3Vよりも高い電源
電圧の外部素子、例えば5Vの信号が与えられるバスな
どを接続した場合、出力端子8がフローティング状態と
なっているときに出力端子8にバスに与えられた5Vの電
圧が加わると、PMOSトランジスタP1のドレイン
(Pアクティブ)が5Vとなる。このPMOSトランジ
スタP1の基板(Nウェル)は3Vの電源端子6に接続さ
れているため、ドレイン(Pアクティブ)ー基板(Nウ
ェル)間のダイオードに順方向の電圧が加わることとな
りこのドレインー基板間ダイオードに電流が流れてしま
う。このように出力端子8に5Vの信号が与えられるバス
等の影響により5Vの電圧が印加されると5Vの信号が与
えられるバス→出力端子8→PMOSトランジスタP1の
ドレイン→PMOSトランジスタP1の基板→出力回路
の電源端子6という経路で数mAという単位のリーク電
流が流れてしまうという場合があり改善が望まれてい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
する為になされたものであり、その代表的なものは第1
のノードに接続されたゲートと、第1の電位を持つ第1の
電源端子に接続された一方の端子と、第2のノードに接
続された他方の端子を有する第1のMOSトランジスタ
と、第1のノードに接続されたゲートと、第2のノードに
接続された一方の端子と、出力端子に接続された他方の
端子とを有するフローティング状態のウェル内に形成さ
れた第2のMOSトランジスタと、第1の電位を持つ第1
の電源端子に接続されたゲートと、第1のノードに接続
された一方の端子と、出力端子に接続された他方の端子
を有するフローティング状態のウェル内に形成された第
3のMOSトランジスタとを有することを特徴とする出
力回路である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明第1の実施の形態の出
力回路を示す回路図である。なお図8と共通する部分に
は同一の符号を付してある。以下、図1を用いて本発明
の出力回路について説明する。
【0010】信号入力端子1は2入力NAND回路4、2入
力NOR回路5のそれぞれ一方の入力端子に接続され、
イネーブル信号入力端子2は2入力NAND回路4の他方
の入力端子、インバータ回路3の入力端子に接続されて
いる。インバータ回路3の出力端子は2入力NOR回路5
の他方の入力端子に接続されている。2入力NAND回
路4の出力端子はPMOSトランジスタP1のゲート電
極、NMOSトランジスタN11のソースに接続されてい
る。PMOSトランジスタP1のソースは電源端子6(3
V)に、ドレインはPMOSトランジスタP12のソース
及びPMOSトランジスタP13のソースに接続されてい
る。NMOSトランジスタN11のゲート電極は電源端子
6(3V)、ドレインはPMOSトランジスタP12及び
P13のゲート電極及びPMOSトランジスタP14のソー
スへと接続されている。PMOSトランジスタP12のド
レインはPMOSトランジスタP12、P13及びP14の基
板であるNウェルB1に接続されている。このPMOS
トランジスタP12、P13及びP14の基板であるNウェル
B1は電源端子6(3V)には接続されておらず、ウェル
全体がフローティング状態となっている。言い換えれば
PMOSトランジスタP12、P13、P14はフローティン
グ状態のNウェルB1内に形成されているトランジスタ
である。PMOSトランジスタP13のドレイン及びPM
OSトランジスタP14のドレインは出力端子8に接続さ
れている。PMOSトランジスタP14のゲート電極は電
源端子6(3V)に接続されている。2入力NOR回路5
の出力端子はNMOSトランジスタN1のゲート電極に
接続され、NMOSトランジスタN1のソースは接地端
子7とドレインはNMOSトランジスタN12のソースと
接続されている。NMOSトランジスタN12のドレイン
は出力端子8、ゲート電極は電源端子6(3V)に接続さ
れている。なおPMOSトランジスタP1の基板は電源
端子6に接続されている。
【0011】次にこの回路の動作について説明する。
【0012】まずイネーブル信号入力端子2に入力信号
として”L”レベル(0V)の信号が入力された場合、2
入力NAND回路4の出力は”H”レベル(3V)となり
PMOSトランジスタP1はオフ状態となる。またイン
バータ回路3を介して”H”レベルの信号が2入力NOR
回路5に入力されるため2入力NOR回路5の出力は”
L”レベルとなりNMOSトランジスタN1はオフ状態
となる。このようにイネーブル信号入力端子2への入力
信号が ”L”レベルの場合、PMOSトランジスタP
1、NMOSトランジスタN1がともにオフ状態となり出
力端子8は信号入力端子1への入力信号に係わらずフロー
ティングの状態となる。
【0013】この状態で出力端子8に対して外部の電源
端子等より5Vが印加された場合、(例えば出力端子8が
接続されているバスが5Vになった場合など)PMOS
トランジスタP13、P14のドレインー基板間のダイオー
ドに順方向の電圧がバイアスされ、ドレインのPアクテ
ィブから基板のNウェルB1へと電流が流れ、フローテ
ィング状態であるNウェルB1は5V付近まで電位が上昇
する。NウェルB1が5V付近まで上昇した結果、PMO
SトランジスタP14のゲート電位は3Vであるため基板
電位の方が相対的に高くなりPMOSトランジスタP14
がオン状態になる。PMOSトランジスタP14がオン状
態になるためPMOSトランジスタP14はソースも出力
端子8に印加された電圧(5V)となり、このPMOSト
ランジスタP14のソースに接続されているPMOSトラ
ンジスタP12、P13のゲート電位も5Vとなる。このた
めPMOSトランジスタP12、P13はオフ状態となり出
力端子8に与えられた5VがPMOSトランジスタP1に
伝わりP1の基板を通してリーク電流が流れてしまうこ
とはない。またこのPMOSトランジスタP12、P13の
基板であるNウェルB1はフローティング状態であり、3
Vの電源端子6には接続されていないためPMOSトラ
ンジスタP12、P13のドレインー基板間ダイオードによ
り基板のNウェルB1を通して電源端子6にリーク電流が
流れてしまう心配もない。
【0014】図3の上図は出力端子8に加えられる電圧を
OUTとしてOUTを0→5.5Vと変化させた場合のフロ
ーティング状態のNウェルB1の電位変化、PMOSト
ランジスタP12、P13のゲート電極に与えられる電位
(S13)の変化、下図はこの回路の電源端子6(3V)側
からみた電流をIM1としてIM1を示したものである。
前述で説明したとおりフローティング状態のNウェルB
1は出力端子8に5Vが加えられた場合、5V付近まで上昇
する。またPMOSトランジスタP12、P13のゲート電
極に与えられるS13は5Vとなっている。回路に流れる
電流IM1は8nA程度であり従来の数mAというリーク
電流に比べはるかに小さくなっていることが分かる。
【0015】つぎにイネーブル信号入力端子2に入力信
号として”H”レベルの信号が入力されている場合、信
号入力端子1に入力信号として”L”レベルの信号が入
力されると2入力NAND回路4の出力は”H”レベルと
なりPMOSトランジスタP1はオフ状態となる。2入力
NOR回路5はどちらの入力端子にも”L”レベルの信
号が入力されるため、出力は”H”レベルとなりNMO
SトランジスタN1はオン状態となる。またNMOSト
ランジスタN11は常にオン状態であるため PMOSト
ランジスタP12、P13のゲート電極には2入力NAND
回路4の出力である”H”レベルの信号が与えられPM
OSトランジスタP12、P13共にオフ状態となる。その
結果出力端子8は”L”レベルの信号を出力する。信号
入力端子1に入力信号として”H”レベルの信号が入力
されると2入力NAND回路4の出力は”L”レベルとな
りPMOSトランジスタP1はオン状態となる。2入力N
OR回路5の出力は”L”レベルとなりNMOSトラン
ジスタN1はオフ状態となる。またPMOSトランジス
タP12、P13のゲート電極には2入力NAND回路4の出
力である”L”レベルの信号が与えられている。PMO
SトランジスタP12、P13にはソースー基板間のダイオ
ードが存在するので基板のNウェルB1の電位が3Vより
も低い場合はこのダイオードに順方向の電圧が加わるこ
とになり、このソースー基板間のダイオードに電流が流
れる。この電流によりPMOSトランジスタP12、P1
3、P14の基板であるNウェルB1は3V付近まで上昇し
ているため、PMOSトランジスタP12、P13のゲート
電位よりも基板電位の方が相対的に高くなりPMOSト
ランジスタP12、P13がオン状態となる。PMOSトラ
ンジスタP12はオン状態になることによりフローティン
グ状態のNウェルB1の電位を3Vまで確実に上昇させP
MOSトランジスタP13の動作をより安定させる効果が
ある。以上の動作の結果出力端子8は”H”レベル(3
V)の信号を出力する。
【0016】図4はイネーブル信号入力端子2に”H”レ
ベルの信号が入力されている場合の信号入力端子1に与
える電位をINとしてINを0→3V(L→H)と変化さ
せた場合の出力端子8の電位OUT、PMOSトランジ
スタP1のゲート電位S11、NMOSトランジスタN1の
ゲート電位S12、PMOSトランジスタP12、P13のゲ
ート電位S13、フローティング状態のNウェルB1の電
位である。図のように信号入力端子1に与えられる信号
INが”L”レベルで出力端子8はOUTとして”L”
レベル、信号INが”H”レベルで出力端子8はOUT
として”H”レベルの信号を出力している。
【0017】なおこの回路においてNMOSトランジス
タN11、N12は出力端子8に5Vの電圧が印加された場
合、その5Vの電圧が直接に2入力NAND回路4及びN
MOSトランジスタN1にかかって2入力NAND回路4
及びNMOSトランジスタN1等が破壊されてしまうお
それを防ぐ役割をはたしている。
【0018】以上本発明第1の実施の形態による出力回
路によれば、各入力端子に与えられる入力信号に対して
は従来の出力回路と同様の出力信号を出力端子8から出
力する。一方出力端子8に電源端子6の電位(3V)より
も高い電位(5V)が外部回路などより入力された場
合、PMOSトランジスタP12、P13、P14の基板であ
るフローティング状態のNウェルB1が5V付近まで上昇
することによりPMOSトランジスタP12、P13がオフ
状態となる。このようにPMOSトランジスタP12、P
13がオフ状態となればPMOSトランジスタP1に対し
て5Vの電位が加わりPMOSトランジスタP1のドレイ
ン→基板を通して電源端子6にリーク電流が流れてしま
うことはない。またPMOSトランジスタP12、P13、
P14の基板であるフローティング状態のNウェルB1自
体は3Vの電源端子6には接続されていないので出力端子
8から電源端子6へリーク電流が流れてしまうことを防ぐ
ことができる。
【0019】図2は本発明第2の実施の形態の出力回路を
示す回路図である。なお図1と共通する部分には同一の
符号を付してある。以下、図2を用いて本発明第2の実施
の形態の出力回路について説明する。
【0020】信号入力端子1は2入力NAND回路4、2入
力NOR回路5のそれぞれ一方の入力端子に接続され、
イネーブル信号入力端子2は2入力NAND回路4の他方
の入力端子、インバータ回路3の入力端子に接続されて
いる。インバータ回路3の出力端子は2入力NOR回路5
の他方の入力端子に接続されている。2入力NAND回
路4の出力端子はPMOSトランジスタP1のゲート電
極、NMOSトランジスタN11のソースに接続されてい
る。PMOSトランジスタP1のソースは電源端子6(3
V)に、ドレインはPMOSトランジスタP12のソース
及びPMOSトランジスタP13のソースに接続されてい
る。NMOSトランジスタN11のゲート電極は電源端子
6(3V)に、ドレインはPMOSトランジスタP12及び
P13のゲート電極及びPMOSトランジスタP14のソー
スへと接続されている。PMOSトランジスタP12のド
レインはPMOSトランジスタP12、P13、P14及びP
25の基板であるNウェルB1に接続され、このNウェル
は第1の実施の形態と同様にフローティングの状態であ
る。つまり第2の実施の形態ではPMOSトランジスタ
P12、P13、P14及びP25がフローティング状態のNウ
ェルB1内に形成されている。PMOSトランジスタP2
5のソースはこのフローティング状態のNウェルB1に接
続されている。PMOSトランジスタP13、P14及びP
25のドレインは出力端子8に接続されている。PMOS
トランジスタP14及びP25のゲート電極は電源端子6(3
V)に接続されている。2入力NOR回路5の出力端子は
NMOSトランジスタN1のゲート電極に接続され、N
MOSトランジスタN1のソースは接地端子7とドレイン
はNMOSトランジスタN12のソースと接続されてい
る。NMOSトランジスタN12のドレインは出力端子
8、ゲート電極は電源端子6(3V)に接続されている。
なおPMOSトランジスタP1の基板は電源端子6に接続
されている。
【0021】次にこの回路の動作について説明する。
【0022】まずイネーブル信号入力端子2に入力信号
として”L”レベル(0V)の信号が入力された場合、2
入力NAND回路4の出力は”H”レベル(3V)となり
PMOSトランジスタP1はオフ状態となる。またイン
バータ回路3を介して”H”レベルの信号が2入力NOR
回路5に入力されるため2入力NOR回路5の出力は”
L”レベルとなりNMOSトランジスタN1はオフ状態
となる。このようにイネーブル信号入力端子2への入力
信号が”L”レベルの場合、PMOSトランジスタP
1、NMOSトランジスタN1がともにオフ状態となり出
力端子8は信号入力端子1への入力信号に係わらずフロー
ティングの状態となる。
【0023】この状態で出力端子8に対して外部の電源
端子等より5Vが印加された場合(例えば出力端子8が接
続されているバスが5Vになった場合など)、PMOS
トランジスタP13、P14、P25のドレインー基板間のダ
イオードに順方向の電圧が加わることになり、これらの
ダイオードに電流が流れる。この結果、基板であるNウ
ェルB1が5V付近まで上昇する。NウェルB1が5V付近
まで上昇した結果PMOSトランジスタP14及びP25は
ゲート電位が3Vであるため基板電位の方が相対的に高
くなりオン状態になる。PMOSトランジスタP14がオ
ン状態になるため出力端子に印加された5VはPMOS
トランジスタP14のソースに現われ、このPMOSトラ
ンジスタP14のソースに接続されているPMOSトラン
ジスタP12、P13のゲート電極が5Vとなる。またPM
OSトランジスタP25もオン状態になるためNウェルB
1の電位は第1の実施の形態のように5V付近(5-α)で
はなく5Vとなっており基板のNウェルB1とPMOSト
ランジスタP12、P13のゲート電位が全く同じ電位とな
る。このためPMOSトランジスタP12、P13は第1の
実施の形態よりも安定した動作でオフ状態となる。PM
OSトランジスタP12、P13がオフ状態になれば出力端
子8に与えられた5VがPMOSトランジスタP1に伝わ
りPMOSトランジスタP1の基板を通してリーク電流
が流れてしまうことはない。なおこの第2の実施の形態
においてPMOSトランジスタP12、P13、P25の基板
であるNウェルB1は第1の実施の形態同様フローティン
グ状態であるためPMOSトランジスタP12、P13、P
25のドレインー基板間ダイオードにより基板のNウェル
B1を通して電源端子6にリーク電流が流れてしまう心配
もない。
【0024】図5の上図は出力端子8に加える電圧をOU
TとしてOUTを0→5.5Vと変化させた場合のフローテ
ィング状態のNウェルB1の電位変化、PMOSトラン
ジスタP12、P13のゲート電極に与えられる電位(S2
3)の変化、下図はこの回路の電源端子(3V)側からみ
た電流をIM2としてIM2を示したものである。前述で
説明したとおりフローティング状態のNウェルB1は出
力端子8に5Vが加えられた場合、5Vまで上昇しており
PMOSトランジスタP12、P13のゲート電極には同じ
5Vの電圧が加えられている。このように基板とゲート
に与えられる電位が完全に一致した結果回路の動作はさ
らに安定し回路に流れる電流IM2は3nA程度であり第
1の実施の形態に比べさらに小さくなっていることが分
かる。
【0025】つぎにイネーブル信号入力端子2に入力信
号として”H”レベルの信号が入力された場合、信号入
力端子1に入力信号として”L”レベルの信号が入力さ
れると2入力NAND回路4の出力は”H”レベルとなり
PMOSトランジスタP1はオフ状態となる。2入力NO
R回路5はどちらの入力端子にも”L”レベルの信号が
入力されるため、出力は”H”レベルとなりNMOSト
ランジスタN1はオン状態となる。またNMOSトラン
ジスタN11は常にオン状態であるためPMOSトランジ
スタP12、P13のゲート電極には2入力NAND回路4の
出力である”H”レベルの信号が与えられPMOSトラ
ンジスタP12、P13共にオフ状態となる。その結果出力
端子8は”L”レベル(0V)の信号を出力する。信号入
力端子1に入力信号として”H”レベルの信号が入力さ
れると2入力NAND回路4の出力は”L”レベルとなり
PMOSトランジスタP1はオン状態となる。2入力NO
R回路5の出力は”L”レベルとなりNMOSトランジ
スタN1はオフ状態となる。またNMOSトランジスタ
N11はオン状態であるためPMOSトランジスタP12、
P13のゲート電極には2入力NAND回路4の出力であ
る”L”レベルの信号が与えられている。PMOSトラ
ンジスタP12、P13のソースー基板間のダイオードによ
りPMOSトランジスタP12、P13、P14の基板である
NウェルB1は3V付近まで上昇しているため、PMOS
トランジスタP12、P13は相対的に基板の方が高い電位
となり共にオン状態となる。その結果出力端子8は”
H”レベル(3V)の信号を出力する。
【0026】図6はイネーブル信号入力端子2に”H”レ
ベルの信号が入力されている場合の信号入力端子1に与
える電位をINとしてINを0→3V(L→H)と変化さ
せた場合の出力端子8の電位OUT、PMOSトランジ
スタP1のゲート電位S21、NMOSトランジスタN1の
ゲート電位S22、PMOSトランジスタP12、P13のゲ
ート電位S23、フローティング状態のNウェルB1の電
位である。図のように信号入力端子1に与えられる信号
INが”L”レベルで出力端子8はOUTとして”L”
レベル、信号INが”H”レベルで出力端子8はOUT
として”H”レベルの信号を出力している。
【0027】以上本発明第2の実施の形態による出力回
路によれば、各信号入力端子に加えられる入力信号に対
しては従来の出力回路と同様の出力信号を出力端子8に
出力する。また出力端子8に電源端子6の電位(3V)よ
りも高い電位(5V)が外部回路などより入力されても
PMOSトランジスタP25の働きによりPMOSトラン
ジスタP12、P13等の基板であるのNウェルB1がPM
OSトランジスタP12、P13のゲート電位と同電位であ
る5Vまで上昇する。このことによりPMOSトランジ
スタP12、P13は第1の実施の形態よりさらに安定した
動作を行ない出力端子8から電源端子6へリーク電流が流
れてしまうことをより確実に防ぐことができる。
【0028】図7は本発明第3の実施の形態の出力回路を
示す回路図である。なお図1、図2と共通する部分には同
一の符号を付してある。以下、図3を用いて本発明の出
力回路について説明する。
【0029】信号入力端子1は2入力NAND回路4、2入
力NOR回路5のそれぞれ一方の入力端子及びNMOS
トランジスタN75のゲート電極に接続され、イネーブル
信号入力端子2は2入力NAND回路4の他方の入力端
子、インバータ回路3の入力端子及びNMOSトランジ
スタN76のゲート電極に接続されている。インバータ回
路3の出力端子は2入力NOR回路5の他方の入力端子に
接続されている。2入力NAND回路4の出力端子はPM
OSトランジスタ6のゲート電極、NMOSトランジス
タN11のソースに接続されている。PMOSトランジス
タP1のソースは電源端子6(3V)に、ドレインはPM
OSトランジスタP12のソース及びPMOSトランジス
タP13のソースに接続されている。NMOSトランジス
タN11のドレインはPMOSトランジスタP12及びP13
のゲート電極、及びPMOSトランジスタP14のソー
ス、NMOSトランジスタN74のドレインと接続されて
いる。NMOSトランジスタN74のソースはNMOSト
ランジスタN75のドレインと接続されている。NMOS
トランジスタN75のソースはNMOSトランジスタN76
のドレインと、NMOSトランジスタN76のソースは接
地端子7と接続されている。PMOSトランジスタP12
のドレインはPMOSトランジスタP12、P13及びP14
の基板であるフローティング状態のNウェルB1に接続
され、PMOSトランジスタP13のドレイン及びPMO
SトランジスタP14のドレインは出力端子8に接続され
ている。PMOSトランジスタP14のゲート電極は電源
端子6(3V)に接続されている。2入力NOR回路5の出
力端子はNMOSトランジスタN1のゲート電極に接続
され、NMOSトランジスタN1のソースは接地端子7と
ドレインはNMOSトランジスタN12のソースと接続さ
れている。NMOSトランジスタN12のドレインは出力
端子8、ゲート電極は電源端子6(3V)に接続されてい
る。なおPMOSトランジスタP1の基板は電源端子6に
接続されている。
【0030】次にこの回路の動作について説明する。
【0031】まずイネーブル信号入力端子2に入力信号
として”L”レベルの信号が入力された場合、2入力N
AND回路4の出力は”H”レベルとなりPMOSトラ
ンジスタP1はオフ状態となる。またインバータ回路3を
介して”H”レベルの信号が2入力NOR回路5に入力さ
れるため2入力NOR回路5の出力は”L”レベルとなり
NMOSトランジスタN1はオフ状態となる。このよう
にイネーブル信号入力端子2への入力信号が”L”レベ
ルの場合、PMOSトランジスタP1、NMOSトラン
ジスタN1がともにオフ状態となり出力端子8は信号入力
端子1への入力信号に係わらずフローティングの状態と
なる。
【0032】この状態で出力端子8に対して外部の電源
端子等より5Vが印加された場合(例えば出力端子8が接
続されているバスが5Vになった場合など)、PMOS
トランジスタP13、P14のドレインー基板間のダイオー
ドに順方向の電圧が加わることになり、このダイオード
に電流が流れることによりPMOSトランジスタP13、
P14の基板であるNウェルB1が5V付近まで上昇する。
NウェルB1が5V付近まで上昇した結果、PMOSトラ
ンジスタP14のゲート電位は3Vであるため基板電位の
方が相対的に高くなりPMOSトランジスタP14がオン
状態になる。PMOSトランジスタP14がオン状態にな
るためPMOSトランジスタP14はソースも出力端子8
に印加された電圧(5V)となり、このPMOSトラン
ジスタP14のソースに接続されているPMOSトランジ
スタP12、P13のゲート電位も5Vとなる。PMOSト
ランジスタP12、P13のゲート電位が5VとなるとPM
OSトランジスタP12、P13はオフ状態となる。そのた
め出力端子8に与えられた5VがPMOSトランジスタP
1に伝わりP1の基板を通してリーク電流が流れてしまう
ことはない。またこのPMOSトランジスタP12、P13
の基板であるNウェルB1はフローティング状態である
ためPMOSトランジスタP12、P13のドレインー基板
間のダイオードにより電源端子6にリーク電流が流れて
しまう心配もない。
【0033】またこの回路構成ではPMOSトランジス
タP14のソースつまり出力端子に5Vが加えられた場合
に5Vとなる部分にNMOSトランジスタN74、N75、
N76が接続されている。この場合出力端子8から接地端
子7へのリーク電流が考えられる。しかしイネーブル信
号入力端子2に与えられる信号が”L”レベルの場合、
NMOSトランジスタN76は常にオフ状態となってい
る。そのため信号入力端子1に与えられる信号が”H”
レベルに変化してNMOSトランジスタN75がオン状態
になってもイネーブル信号入力端子2に与えられる信号
が”L”レベルであるかぎり出力端子8からトランジス
タP14→N74→N75→N76という順路で接地端子7にリ
ーク電流が流れてしまうことはありえない。
【0034】つぎにイネーブル信号入力端子2に入力信
号として”H”レベルの信号が入力された場合、信号入
力端子1に入力信号として”L”レベルの信号が入力さ
れると2入力NAND回路4の出力は”H”レベルとなり
PMOSトランジスタP1はオフ状態となる。2入力NO
R回路5はどちらの入力端子にも”L”レベルの信号が
入力されるため、出力は”H”レベルとなりNMOSト
ランジスタN1はオン状態となる。またNMOSトラン
ジスタN11は常にオン状態であるためPMOSトランジ
スタP12、P13のゲート電極には2入力NAND回路4の
出力である”H”レベルの信号が与えられPMOSトラ
ンジスタP12、P13共にオフ状態となる。その結果出力
端子8は”L”レベルの信号を出力する。信号入力端子1
に入力信号として”H”レベルの信号が入力されると2
入力NAND回路4の出力は”L”レベルとなりPMO
SトランジスタP1はオン状態となる。2入力NOR回路
5の出力は”L”レベルとなりNMOSトランジスタN1
はオフ状態となる。またNMOSトランジスタN11はオ
ン状態であるためPMOSトランジスタP12、P13のゲ
ート電極には2入力NAND回路4の出力である”L”レ
ベルの信号が与えられている。PMOSトランジスタP
12、P13のソースー基板間のダイオードによりPMOS
トランジスタP12、P13、P14の基板であるNウェルは
3V付近まで上昇しているため、PMOSトランジスタ
P12、P13共にオン状態となる。その結果出力端子8
は”H”レベル(3V)の信号を出力する。
【0035】ここでイネーブル信号入力端子2に入力信
号として”H”レベルの信号が与えられており、信号入
力端子1に与えられる入力信号が”L”から”H”レベ
ルへと変化する場合を考えると、NMOSトランジスタ
N74は常にオン状態、NMOSトランジスタN75のゲー
ト電位は入力信号INの変化に応じて”L”→”H”レ
ベルへと変化する。またNMOSトランジスタN76はイ
ネーブル信号入力端子2に与えられている信号が”H”
レベルのためオン状態である。NMOSトランジスタN
75のゲート電位が”H”レベルへと変化するとNMOS
トランジスタN75はオン状態となりNMOSトランジス
タN74、N75共にオン状態となるためPMOSトランジ
スタP13のゲートに与えられる電位が2入力NAND回
路4、NMOSトランジスタN11を介さずに”H”→”
L”レベルへと変化する。つまりネーブル信号入力端子
2に入力信号として”H”レベルの信号が与えられてお
り、信号入力端子1に与えられる入力信号が”L”か
ら”H”レベルへと変化する場合、PMOSトランジス
タP13のオフ状態→オン状態の動作が第1、第2の実施の
形態よりも高速になる。
【0036】以上本発明第3の実施の形態による出力回
路によれば、各入力端子に与えられる入力信号に対して
は従来の出力回路と同様の出力信号を出力端子8に出力
する。また出力端子8に電源端子6の電位(3V)よりも
高い電位(5V)が外部回路などより入力されてもPM
OSトランジスタP12、P13、P14の基板であるNウェ
ル(B1)が5V付近まで上昇することによりPMOSト
ランジスタP12、P13がオフ状態となり出力端子8から
電源端子6へリーク電流が流れてしまうことを防ぐこと
ができる。イネーブル入力信号端子2に与えられる信号
が”H”レベルで、信号入力端子1に与えられる入力信
号が”L”→”H”レベルへと変化する(つまり出力レ
ベルが”L”→”H”レベルへと変化する)場合、PM
OSトランジスタP13のゲートに与えられる電位が2入
力NAND回路4、NMOSトランジスタN11を介さず
に”H”→”L”レベルへと変化するのでPMOSトラ
ンジスタP13のオフからオン状態への変化がより速くな
り出力信号の変化もより高速になる。
【0037】またこの回路構成ではイネーブル信号端子
2に与えられる信号が”L”レベルの場合、NMOSト
ランジスタN76は常にオフ状態となっている。そのため
入力信号端子1に与えられる信号が”H”レベルに変化
してもイネーブル信号端子2に与えられる信号が”L”
レベルであるかぎり出力端子8から接地端子7にリーク電
流が流れてしまうことはあり得ない。
【0038】なお本発明の実施の形態は本文中説明した
ようなトライステートの出力回路に限定されるものでは
なく、通常のプッシュプル出力回路に用いても同様の効
果を奏するものである。また図1、図2におけるNMOS
トランジスタN11、N12及び図7におけるNMOSトラ
ンジスタN11、N12、N74は出力端子8への5Vの電圧印
加により他の素子が破壊される恐れを防ぐためのもの
で、他の素子が5Vで破壊される恐れがなければ、削除
してもリーク電流を抑える効果には何ら支障はない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明による出力回
路によれば、出力端子に電源端子の電位(例えば3V)
よりも高い電位(例えば5V)が外部回路などより入力
されてもフローティング状態のウェルが外部回路などよ
り入力された高い電位付近まで上昇することにより、こ
のウェル内に形成された第2のトランジスタがオフ状態
となり第1のトランジスタに対して外部回路などより入
力された高い電位が加わることはない。また第2のトラ
ンジスタの基板であるフローティング状態のウェル自体
は電源端子に接続されていないので出力端子から電源端
子へリーク電流が流れてしまうことを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態の出力回路を示す回路
【図2】本発明第2の実施の形態の出力回路を示す回路
【図3】本発明第1の実施の形態における出力端子8に与
えられる電圧とリーク電流の関係を示す図
【図4】本発明第1の実施の形態における信号入力端子
に与えられる電圧と各部の電圧の関係を示す図
【図5】本発明第2の実施の形態における出力端子8に与
えられる電圧とリーク電流の関係を示す図
【図6】本発明第2の実施の形態における信号入力端子
に与えられる電圧と各部の電圧の関係を示す図
【図7】本発明第3の実施の形態の出力回路を示す回路
【図8】従来の出力回路を示す回路図
【符号の説明】
1…信号入力端子、 2…イネーブル信号入力端子、 3
…インバータ、4…2入力NAND回路、5…2入力NOR
回路、6…3Vの電源電位が与えられた電源端子、7…接
地電位が与えられた接地端子、8…出力端子、B1…フロ
ーティング状態のNウェル、P1、P12、P13、P14、
P25…PMOSトランジスタ、N1、N11、N12、N7
4、N75、N76…NMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−65135(JP,A) 特開 平7−202678(JP,A) 特開 平7−297701(JP,A) 特開 平8−8715(JP,A) 特開 平6−216752(JP,A) 特開 平8−237102(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のノードに接続されたゲートと、第1
    の電源端子に接続された一方の端子と、第2のノードに
    接続された他方の端子と、前記第1の電源端子に接続さ
    れた基板端子を有する第1のMOSトランジスタと、 前記第1のノードに接続されたゲートと、前記第2のノー
    ドに接続された一方の端子と、出力端子に接続された他
    方の端子と、フローティング状態である第3のノードに
    接続された基板端子を有する第2のMOSトランジスタ
    と、 前記第1の電源端子に接続されたゲートと、前記第1のノ
    ードに接続された一方の端子と、前記出力端子に接続さ
    れた他方の端子と、前記第3のノードに接続された基板
    端子を有する第3のMOSトランジスタとを有すること
    を特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    第3のノードに接続された他方の端子と、前記第3のノー
    ドに接続された基板端子を有する第4のMOSトランジ
    スタを有することを特徴とする請求項1記載の出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の電源端子に接続されたゲート
    と、前記第3のノードに接続された一方の端子と、前記
    出力端子に接続された他方の端子と、前記第3のノード
    に接続された基板端子を有する第4のMOSトランジス
    タを有することを特徴とする請求項1記載の出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    第3のノードに接続された他方の端子と、前記第3のノー
    ドに接続された基板端子を有する第4のMOSトランジ
    スタと、 前記第1の電源端子に接続されたゲートと、前記第3のノ
    ードに接続された一方の端子と、前記出力端子に接続さ
    れた他方の端子と、前記第3のノードに接続された基板
    端子を有する第5のMOSトランジスタとを有すること
    を特徴とする請求項1記載の出力回路。
  5. 【請求項5】 第1の入力信号が与えられる第1の入力信
    号端子と、 第2の入力信号が与えられる第2の入力信号端子と、 第1のノードに接続されたゲートと、第1の電位を持つ第
    1の電源端子に接続された一方の端子と、第2のノードに
    接続された他方の端子と、前記第1の電位を持つ第1の電
    源端子に接続された基板端子を有する第1のMOSトラ
    ンジスタと、 前記第1のノードに接続されたゲートと、前記第2のノー
    ドに接続された一方の端子と、出力端子に接続された他
    方の端子と、フローティング状態の第3のノードに接続
    された基板端子を有する第2のMOSトランジスタと、 前記第1の電位を持つ第1の電源端子に接続されたゲート
    と、前記第1のノードに接続された一方の端子と、前記
    出力端子に接続された他方の端子と、前記第3のノード
    に接続された基板端子を有する第3のMOSトランジス
    タと、 前記第1の入力端子に接続されたゲートと、前記第1のノ
    ードに接続された一方の端子と、第4のノードに接続さ
    れた他方の端子と、第2の電位を持つ第2の電源端子に接
    続された基板端子とを有する第4のMOSトランジスタ
    と、 前記第2の入力端子に接続されたゲートと、前記第4のノ
    ードに接続された一方の端子と、前記第2の電位を持つ
    第2の電源端子に接続された他方の端子と、前記第2の電
    位を持つ第2の電源端子に接続された基板端子とを有す
    る第5のMOSトランジスタを有することを特徴とする
    出力回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、第2のノードに接続された一方の端子と、前記第3の
    ノードに接続された他方の端子と、該第3のノードに接
    続された基板端子を有する第6のMOSトランジスタを
    有することを特徴とする請求項5記載の出力回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の電位を持つ第1の電源端子に接
    続されたゲートと、前記第3のノードに接続された一方
    の端子と、前記出力端子に接続された他方の端子と、前
    記第3のノードに接続された基板端子を有する第6のMO
    Sトランジスタを有することを特徴とする請求項5記載
    の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    第3のノードに接続された他方の端子と、前記第3のノー
    ドに接続された基板端子を有する第6のMOSトランジ
    スタと、 前記第1の電位を持つ第1の電源端子に接続されたゲート
    と、前記第3のノードに接続された一方の端子と、前記
    出力端子に接続された他方の端子と、前記第3のノード
    に接続された基板端子を有する第7のMOSトランジス
    タを有することを特徴とする請求項5記載の出力回路。
  9. 【請求項9】 第1のノードに接続されたゲートと、第1
    の電源端子に接続された一方の端子と、第2のノードに
    接続された他方の端子を有する第1のMOSトランジス
    タと、 前記第1のノードに接続されたゲートと、前記第2のノー
    ドに接続された一方の端子と、出力端子に接続された他
    方の端子とを有するフローティング状態のウェル内に形
    成された第2のMOSトランジスタと、 前記第1の電源端子に接続されたゲートと、前記第1のノ
    ードに接続された一方の端子と、前記出力端子に接続さ
    れた他方の端子を有する前記フローティング状態のウェ
    ル内に形成された第3のMOSトランジスタとを有する
    ことを特徴とする出力回路。
  10. 【請求項10】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    フローティング状態のウェルに接続された他方の端子と
    を有する前記フローティング状態のウェル内に形成され
    た第4のMOSトランジスタを有することを特徴とする
    請求項9記載の出力回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の電源端子に接続されたゲー
    トと、前記フローティング状態のウェルに接続された一
    方の端子と、前記出力端子に接続された他方の端子とを
    有する前記フローティング状態のウェル内に形成された
    第4のMOSトランジスタを有することを特徴とする請
    求項9記載の出力回路。
  12. 【請求項12】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    フローティング状態のウェルに接続された他方の端子と
    を有する前記フローティング状態のウェル内に形成され
    た第4のMOSトランジスタと、 前記第1の電源端子に接続されたゲートと、前記フロー
    ティング状態のウェルに接続された一方の端子と、前記
    出力端子に接続された他方の端子とを有する前記フロー
    ティング状態のウェル内に形成された第5のMOSトラ
    ンジスタを有することを特徴とする請求項9記載の出力
    回路。
  13. 【請求項13】 第1の入力信号が与えられる第1の入力
    信号端子と、 第2の入力信号が与えられる第2の入力信号端子と、 第1のノードに接続されたゲートと、第1の電位を持つ第
    1の電源端子に接続された一方の端子と、第2のノードに
    接続された他方の端子とを有する第1のMOSトランジ
    スタと、 前記第1のノードに接続されたゲートと、前記第2のノー
    ドに接続された一方の端子と、出力端子に接続された他
    方の端子とを有する前記フローティング状態のウェル内
    に形成された第2のMOSトランジスタと、 前記第1の電位を持つ第1の電源端子に接続されたゲート
    と、前記第1のノードに接続された一方の端子と、前記
    出力端子に接続された他方の端子とを有する前記フロー
    ティング状態のウェル内に形成された第3のMOSトラ
    ンジスタと、 前記第1の入力端子に接続されたゲートと、前記第1のノ
    ードに接続された一方の端子と、第4のノードに接続さ
    れた他方の端子とを有する第4のMOSトランジスタ
    と、 前記第2の入力端子に接続されたゲートと、前記第4のノ
    ードに接続された一方の端子と、前記第2の電位を持つ
    第2の電源端子に接続された他方の端子とを有する第5の
    MOSトランジスタを有することを特徴とする出力回
    路。
  14. 【請求項14】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、第2のノードに接続された一方の端子と、前記フロ
    ーティング状態のウェル内に接続された他方の端子とを
    有する前記フローティング状態のウェル内に形成された
    第6のMOSトランジスタを有することを特徴とする請
    求項13記載の出力回路。
  15. 【請求項15】 前記第1の電位を持つ第1の電源端子に
    接続されたゲートと、前記フローティング状態のウェル
    に接続された一方の端子と、前記出力端子に接続された
    他方の端子とを有する前記フローティング状態のウェル
    内に形成された第6のMOSトランジスタを有すること
    を特徴とする請求項13記載の出力回路。
  16. 【請求項16】 前記第1のノードに接続されたゲート
    と、前記第2のノードに接続された一方の端子と、前記
    フローティング状態のウェルに接続された他方の端子と
    を有する前記フローティング状態のウェル内に形成され
    た第6のMOSトランジスタと、前記第1の電位を持つ第
    1の電源端子に接続されたゲートと、前記フローティン
    グ状態のウェルに接続された一方の端子と、前記出力端
    子に接続された他方の端子とを有する前記フローティン
    グ状態のウェル内に形成された第7のMOSトランジス
    タを有することを特徴とする請求項13記載の出力回路。
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