JP3320982B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- transfer
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/52—Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
- B65H3/5246—Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive
- B65H3/5253—Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
- B65H3/5261—Retainers of the roller type, e.g. rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0638—Construction of the rollers or like rotary separators
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2404/53—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties
- B65H2404/531—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties particular coefficient of friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
リ、プリンタ等の画像形成装置に適用される給紙装置に
関する。
に圧接される圧接領域と転写紙に圧接されない非圧接領
域とを備えた半月形状のローラにより、給紙カセット等
の転写紙支持手段に積載された転写紙を1枚づつ搬送方
向に給送するようにしたものがある(例えば、特開平5
−330682号公報)。この公報に開示されている給
紙装置は、転写紙支持手段の転写紙の出口側に配設した
一対の分離爪により転写紙の重送を防止するように構成
されている。
ローラという。)と、その下方に配設されたローラ(以
下、第2ローラという。)とで転写紙をニップして搬送
方向に給送するようにし、その第2ローラをトルクリミ
ッタに取付けることにより転写紙の重送を防止するよう
に構成したものもある。この第2ローラをトルクリミッ
タに取り付けた構造のものでは、転写紙がニップされて
いないときには第2ローラがトルクリミッタと一緒に転
写紙の搬送方向とは逆方向に回転することにより転写紙
が不用意に搬送方向に給送されるのが阻止され、転写紙
が第1ローラと第2ローラとにニップされて搬送方向に
給送されるときには第2ローラのみが第1ローラに従動
して転写紙の搬送方向に回転することにより転写紙の重
送が防止されるようになっている。
に半月形状の第1ローラとトルクリミッタに取り付けた
第2ローラとで転写紙をニップして搬送方向に給送する
ことにより転写紙の重送を防止するようにした給紙装置
では、第2ローラが従動し始めたときにはすでに転写紙
が第1ローラと第2ローラとにニップされた状態となる
ため、第2ローラの回転が反転した直後の回転の安定し
ていない状態のときに転写紙が搬送方向に給送されるこ
とになり、転写紙の給送が不安定になって搬送方向の下
流側に配設された搬送ローラ対やレジストローラ対等へ
の給送タイミングがずれてしまうという問題があった。
給送タイミングが大きくずれることのないようにした給
紙装置を提供することを目的とする。
るため、請求項1に係る給紙装置は、転写紙支持手段に
積載された転写紙を第1ローラと第2ローラとでニップ
して搬送方向に給送する給紙装置において、上記第1ロ
ーラは、駆動手段により上記転写紙の搬送方向に回転す
ると共に、その周面に上記転写紙及び上記第2ローラに
圧接しない非圧接領域と、上記転写紙及び上記第2ロー
ラに圧接し、かつ、上記転写紙に対しスリップする摩擦
係数の小さい第1圧接領域と、上記転写紙及び上記第2
ローラに圧接し、かつ、上記転写紙に対する摩擦力で当
該転写紙を前記転写紙支持手段から送り出す摩擦係数の
大きい第2圧接領域とを順に備えてなり、上記第2ロー
ラは、トルクリミッタを介して前記駆動手段からの駆動
力を受けると共に、上記第1ローラが圧接していないと
きには上記転写紙の搬送方向とは逆方向に回転し、上記
第1ローラの第1圧接領域又は第2圧接領域が圧接して
いるときには上記トルクリミッタにより上記第1ローラ
に従動するように構成されてなり、上記第1圧接領域
は、上記第2ローラが従動を開始してから一定時間が経
過した後に上記転写紙が上記第1ローラと上記第2ロー
ラとのニップ位置に到達するように当該第1圧接領域の
回転方向の長さが設定されていることを特徴としてい
る。
ーラが回転すると、まず最初に第1圧接領域が転写紙に
圧接されるが、このときには第1圧接領域がスリップす
るため転写紙支持手段から転写紙は送り出されず、第2
圧接領域が圧接されたときに転写紙面に生じる摩擦力で
始めて転写紙支持手段から転写紙が送り出される。一
方、第2ローラは、第1圧接領域が圧接されたとき、ト
ルクリミッタの作動により回転方向が反転可能となって
第1ローラに従動し始めるようになる。このとき、転写
紙は、第1圧接領域のスリップによる転写紙の送り出し
タイミングのずれにより第1ローラと第2ローラとでニ
ップされる位置には送り出されてこず、回転方向が反転
して一定時間が経過した後に始めてニップされる位置に
送り出されてくることになる。
1に係るものにおいて、上記第1圧接領域は、上記第2
ローラを上記第1ローラに従動させながら上記第2ロー
ラの回転速度を安定化させると共に、上記第2ローラの
回転速度が安定化した後に上記転写紙が上記第1ローラ
と上記第2ローラとでニップされる位置に到達するよう
に当該第1圧接領域の回転方向の長さが設定され、上記
第2圧接領域による上記転写紙支持手段からの転写紙の
送り出しタイミングをずらすようにしていることを特徴
としている。
ーラが上記第1ローラに従動して回転速度が安定化した
後に転写紙が第1ローラと第2ローラとの間でニップさ
れ、安定した給送タイミングで搬送方向に給送される。
1又は2に係るものにおいて、上記第1圧接領域は樹脂
で形成され、上記第2圧接領域はゴムで形成されている
ことを特徴としている。
ーラが転写紙に圧接した状態で回転したとき、樹脂で形
成された第1圧接領域では転写紙面をスリップして転写
紙を送り出さず、ゴムで形成された第2圧接領域では転
写紙面に生じる摩擦力で転写紙を転写紙支持手段から送
り出す。
る給紙装置が適用された画像形成装置の一例としての複
写機の外観斜視図であり、図2は、その複写機の内部構
造を示す図である。
面に原稿を載置するためのコンタクトガラス2が固定さ
れると共に、このコンタクトガラス2上に原稿押さえ3
が開閉自在に設けられている。そして、コンタクトガラ
ス2上に原稿を載置し、さらにコンタクトガラス2全体
を覆うように原稿押さえ3をセットした後で複写機1の
図略のスタートボタンを押すことで、複写機1の内部に
設けられた構成要素(以下に詳述する。)によって原稿
像を転写紙に複写することができるように構成されてい
る。
切り板4によって上部空間5と下部空間6とに仕切られ
ている。そして、上部空間5には光学ユニット10が配
置され、また下部空間6には作像ユニット20と、用紙
搬送ユニット30と、定着ユニット40とが配置されて
いる。
る露光ランプ11を備えており、この露光ランプ11か
らの光をコンタクトガラス2上の原稿に向けて照射す
る。また、光学ユニット10は上記原稿で反射した光を
反射鏡12〜14、原稿像を後述する感光体ドラム21
面に結像させるレンズ15、及び反射鏡16〜18を介
して感光体ドラム21に導くように構成されている。さ
らに、この光学ユニット10では、露光ランプ11と反
射鏡12とが一体的に水平方向に往復移動すると共に、
この移動と同期して反射鏡13,14が一体的に水平方
向に往復移動して、原稿全体の露光走査が行われる。
て図2の紙面における時計方向に定速回転される感光体
ドラム21を備えている。そして、この感光体ドラム2
1の周囲に、その回転方向の上流側から主帯電部22、
現像部23、転写部24、分離部25、クリーニング部
26及び除電部27がこの順序で配置されている。この
ため、感光体ドラム21は主帯電部22により表面が均
一帯電された後、原稿像が露光されて静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像部23でトナーが付着される
ことによって顕在化され、次いでこのトナー像が感光体
ドラム21の転写部24と対向する転写域28において
転写紙に転写される。このようにしてトナー像が転写さ
れた転写紙は、分離部25で感光体ドラム21から分離
された後、後述する定着ユニット40に導かれる。
への転写紙の搬送は、用紙搬送ユニット30によって行
われる。この用紙搬送ユニット30は、図1に示すよう
に複写機1を正面から見たときに右下部に相当する位置
で複写機1に対して符号Aで示す矢印方向に着脱自在な
転写紙支持手段である給紙カセット31を備えており、
この給紙カセット31に収納された転写紙が給紙ローラ
32によって作像ユニット20側に給送されるように構
成されている。また、給紙カセット31の上方位置に
は、別の転写紙支持手段である手差しトレイ33が設け
られており、転写紙のサイズに応じて補助トレイ331
を符号Bで示す矢印方向に進退させることで転写紙を適
切に手差しトレイ33上に載置可能となっている。さら
に、手差しトレイ33の作像ユニット20側(図2の左
手側)には、一対の給紙ローラである上ローラ34と下
ローラ35とが配設されており、手差しトレイ33上に
載置された転写紙を作像ユニット20側に給送可能とな
っている。
セット31又は手差しトレイ33から給送されてきた転
写紙を作像ユニット20側に搬送するための搬送ローラ
対36,37と、二次給紙のためのレジストローラ対3
8,39が設けられている。このため、給紙カセット3
1あるいは手差しトレイ33の転写紙は、上記ローラ3
2,34〜39によって作像ユニット20に確実に搬送
され、作像ユニット20で原稿像が転写された後、定着
ユニット40側に搬送される。
1が設けられており、このガイド部材41に沿って作像
ユニット20からの転写紙は定着部42に搬送されて定
着処理を受ける。そして、定着処理が完了すると、転写
紙は排紙ローラ対43,44を介して複写機1の側面部
に取り付けられた排紙トレイ50に排出される。
て、手差しトレイ33の作像ユニット20側に配設され
た上ローラ34、下ローラ35等が本発明に係る給紙装
置を構成するものであり、この給紙装置を手差しトレイ
33の構成と共に図3に基づき説明する。すなわち、手
差しトレイ33は、作像ユニット20側に、転写紙Pの
搬送方向側への不用意な移動を阻止する断面L字形状の
規制板332と、この規制板332の上方に配設された
積載板333とを備えている。この積載板333はバネ
334により上方に付勢されており、手差しトレイ33
に転写紙Pが積載されたときにその転写紙Pの先端部が
積載板333上に載置されるようになっている。
に、転写紙P及び下ローラ(第2ローラ)35に圧接さ
れない平坦形状を有する非圧接領域341と、転写紙P
及び下ローラ35に圧接される円弧形状を有する圧接領
域342とを備えており、図略のモータ等の駆動手段に
より回転する軸体343に取り付けられ、転写紙Pを搬
送方向(符号Xで示す矢印方向)に給送する符号Cで示
す矢印方向に回転するようになっている。また、上記圧
接領域342は、回転方向の前端側に形成された転写紙
Pに対する摩擦係数の小さい第1圧接領域344と、こ
の第1圧接領域344に続いて形成された転写紙Pに対
する摩擦係数の大きい第2圧接領域345とから構成さ
れている。
4に従動させて下ローラ35の回転速度を安定化させる
と共に、手差しトレイ33からの転写紙Pの送り出しタ
イミングをずらすためのものであるため、回転方向に沿
って第2圧接領域345よりも短い寸法で形成されてお
り、第2圧接領域345は、転写紙Pを手差しトレイ3
3から搬送方向の下流側に配設されている搬送ローラ対
36,37にまで送り出すためのものであるため、回転
方向に沿って第1圧接領域344よりも長い寸法で形成
されている。この第1圧接領域344及び第2圧接領域
345の長さについては後述する。
に示すように、樹脂からなるローラ本体3401と、ゴ
ム体3402とから構成されている。すなわち、ローラ
本体3401は、円板の下端側の弧の一部を切り欠いて
弦を形成した形状を有する平板部3403と、この平板
部3403の一方の平面のローラの回転中心付近から上
記弦の形成されている下端にかけての領域に形成され
た、下端側の上記弦に対応する位置に平坦部Hを有し、
右方側に弧状部Kを有する基部3404と、同じ平板部
3403の平面の上記基部3404と対向する領域に基
部3404との間に所定寸法の間隙Gを持たせて形成さ
れた弧状のゴム体支持部3405とを備え、ゴム体34
02が、上記ゴム体支持部3405の外周に嵌合されて
ローラ本体3401に一体に取り付けられたものであ
る。なお、上記ローラ本体3401の回転中心となる位
置に、軸体343の挿通される貫通孔3406が形成さ
れている。このように構成された上ローラ34は、基部
3404の平坦部Hが非圧接領域341を構成し、弧状
部Kが第1圧接領域344を構成し、ゴム体支持部34
05の外周に嵌合されたゴム体3402の周面側に露出
する部分が第2圧接領域345を構成する。
タ等の駆動手段により転写紙Pの搬送方向とは逆方向で
ある符号Dで示す矢印方向に回転する軸体351にトル
クリミッタ352を介して取り付けられている。このト
ルクリミッタ352は、規定値を超えた負荷が作用した
場合に回転力を伝える継ぎ手部が滑ったり、離れたりす
るように構成された周知の構造のものである。従って、
下ローラ35は、上ローラ34が圧接されていないとき
にはトルクリミッタ352と一緒に転写紙Pの搬送方向
とは逆方向である上記矢印方向に回転しているが、上ロ
ーラ34が圧接されたときには上ローラ34に従動して
回転が反転するようになる。
させる駆動手段は、ギヤやベルト等からなる各ローラの
駆動力伝達手段と各駆動力伝達手段に駆動力を与える同
一のモータとで構成するようにしてもよいし、各ローラ
の駆動力伝達手段と各駆動力伝達手段に駆動力を与える
個別のモータとで構成するようにしてもよい。
ようにして手差しトレイ33上に積載されている転写紙
Pを搬送方向に給送する。すなわち、複写機1の図略の
スタートボタンが押される前は、図3に示すように、上
ローラ34は非圧接領域341が下側を向いており、転
写紙Pと下ローラ35には接触していない状態となって
いる。この状態で図略のスタートボタンが押されると、
上ローラ34は転写紙Pを搬送方向に給送する方向に回
転し、下ローラ35は転写紙Pの搬送方向への給送を阻
止する方向に回転する。この下ローラ35の回転によ
り、手差しトレイ33の転写紙Pが不用意に搬送方向に
送り出されないようになっている。
図5に示すように、まず最初に第1圧接領域344が転
写紙Pの上面に圧接された状態で回転するが、第1圧接
領域344は転写紙に対する摩擦係数が小さいために転
写紙面をスリップして手差しトレイ33から転写紙Pを
送り出すことはない。
第2圧接領域345が転写紙P面に圧接された状態で回
転することになり、このときには第2圧接領域345は
転写紙に対する摩擦係数が大きいために手差しトレイ3
3から転写紙Pを送り出し始める状態となる。このと
き、同時に転写紙面から離反した第1圧接領域344が
下ローラ35を圧接し、この結果、下ローラ35は上ロ
ーラ34の回転に従動するようになり、トルクリミッタ
352の回転とは逆方向である転写紙Pを搬送方向に給
送する方向(符号Eで示す矢印方向)に回転することに
なる。すなわち、下ローラ35は、上ローラ34の第1
圧接領域344が圧接されることにより、その回転方向
が反転することになる。このように下ローラ35の回転
方向が反転した直後はその回転速度が不安定な状態にあ
るため、下ローラ35が反転した直後には上ローラ34
の第2圧接領域345で送り出された転写紙Pが上ロー
ラ34と下ローラ35とでニップされる位置には到達し
ないようになっている。なお、下ローラ35の回転速度
は、時間が経過するに従って次第に安定化するようにな
る。
第2圧接領域345の前端部が下ローラ35を圧接する
位置にくる。この状態においても、下ローラ35は、第
1圧接領域344により圧接されているときと同様に上
ローラ34に従動し、このときには下ローラ35の回転
速度が安定化した状態になっている。従って、このとき
に転写紙Pの先端部が上ローラ34と下ローラ35とで
ニップされる位置に到達するようになっている。このよ
うに、転写紙Pが下ローラ35の回転速度が安定した後
に上ローラ34と下ローラ35とでニップされるように
するため、転写紙Pの手差しトレイ33からの送り出し
タイミングをずらせる必要がある。そのため、上ローラ
34の第1圧接領域344は、その回転方向における長
さが上記送り出しタイミングをずらせるのに必要な寸法
に設定されている。なお、下ローラ35の転写紙Pに対
する摩擦係数が転写紙P同士の摩擦係数よりも大きくな
るようになっているため、この下ローラ35により転写
紙Pの重送が防止される。
ニップされた転写紙Pは下流側に給送され、上ローラ3
4が一回転したときに上ローラ34と下ローラ35とに
よる転写紙Pの下流側への給送が終了する。
回転速度が安定化した後に上ローラ34と下ローラ35
とでニップされるようになっているので、転写紙の給送
が安定化されて搬送方向の下流側に位置する搬送ローラ
対36,37に対する給送タイミングがずれることがな
い。なお、転写紙Pを手差しトレイ33から連続して送
り出す必要がある場合は、上ローラ34が必要枚数分だ
け繰り返して回転駆動される。
第2圧接領域345は、ゴムにより形成しているが、樹
脂面に凹凸を設けて形成することもできる。また、上記
実施形態では、転写紙が下ローラ35の回転速度が完全
に安定化して定速回転するようになった後に上ローラ3
4と下ローラ35とでニップされるようにしているが、
回転速度が完全に安定化していない状態であっても下ロ
ーラ35の回転方向が反転して一定時間が経過した後で
あれば、転写紙を搬送方向に給送することができる。こ
の場合でも、下ローラ35の回転方向の反転と同時に給
送する従来の場合のように搬送方向の下流側に位置する
搬送ローラ対36,37に対する給送タイミングが大き
くずれるのを阻止することができる。
置は手差しトレイ33にのみ適用されているが、給紙カ
セット31についても全く同様の構成で適用することが
できる。
によれば、第1ローラがその周面に転写紙及び第2ロー
ラに圧接しない非圧接領域、転写紙に対しスリップする
第1圧接領域及び摩擦力で転写紙を転写紙支持手段から
送り出す第2圧接領域を備え、第2ローラがトルクリミ
ッタに取り付けられると共に、第1ローラが圧接してい
ないときには転写紙の搬送方向とは逆方向に回転し、第
1ローラの第1圧接領域又は第2圧接領域が圧接してい
るときには第1ローラに従動して転写紙を搬送方向に給
紙する方向に回転するように構成され、第1圧接領域は
第2ローラが従動を開始してから一定時間が経過した後
に転写紙が第1ローラと第2ローラとのニップ位置に到
達するようにその回転方向の長さが設定されているの
で、転写紙の給送が安定化して転写紙の搬送方向への給
送タイミングを大きくずれないようにすることができ
る。
領域は、第2ローラを第1ローラに従動させて回転速度
を安定化させた後に転写紙が第1ローラと第2ローラと
の間に到達するようにその回転方向の長さが設定され、
第2圧接領域による転写紙の送り出しタイミングをずら
すように構成したものであるので、搬送方向への給送タ
イミングをずらすことなく転写紙を給送することができ
る。
領域が樹脂で形成され、第2圧接領域がゴムで形成され
ているので、第1圧接領域では転写紙を転写紙支持手段
から誤って送り出すことがなく、第2圧接領域では転写
紙を転写紙支持手段から確実に送り出すことができる。
観斜視図である。
紙装置の側面図である。
分解斜視図である。
面図である。
面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 転写紙支持手段に積載された転写紙を第
1ローラと第2ローラとでニップして搬送方向に給送す
る給紙装置において、 上記第1ローラは、駆動手段により上記転写紙の搬送方
向に回転すると共に、その周面に上記転写紙及び上記第
2ローラに圧接しない非圧接領域と、上記転写紙及び上
記第2ローラに圧接し、かつ、上記転写紙に対しスリッ
プする摩擦係数の小さい第1圧接領域と、上記転写紙及
び上記第2ローラに圧接し、かつ、上記転写紙に対する
摩擦力で当該転写紙を前記転写紙支持手段から送り出す
摩擦係数の大きい第2圧接領域とを順に備えてなり、 上記第2ローラは、トルクリミッタを介して前記駆動手
段からの駆動力を受けると共に、上記第1ローラが圧接
していないときには上記転写紙の搬送方向とは逆方向に
回転し、上記第1ローラの第1圧接領域又は第2圧接領
域が圧接しているときには上記トルクリミッタにより上
記第1ローラに従動するように構成されてなり、 上記第1圧接領域は、上記第2ローラが従動を開始して
から一定時間が経過した後に上記転写紙が上記第1ロー
ラと上記第2ローラとのニップ位置に到達するように当
該第1圧接領域の回転方向の長さが設定されている こと
を特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 上記第1圧接領域は、上記第2ローラを
上記第1ローラに従動させながら上記第2ローラの回転
速度を安定化させると共に、上記第2ローラの回転速度
が安定化した後に上記転写紙が上記第1ローラと上記第
2ローラとでニップされる位置に到達するように当該第
1圧接領域の回転方向の長さが設定され、上記第2圧接
領域による上記転写紙支持手段からの転写紙の送り出し
タイミングをずらすようにしていることを特徴とする請
求項1記載の給紙装置。 - 【請求項3】 上記第1圧接領域は樹脂で形成され、上
記第2圧接領域はゴムで形成されていることを特徴とす
る請求項1又は2記載の給紙装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17964796A JP3320982B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙装置 |
US08/889,175 US5954328A (en) | 1996-07-09 | 1997-07-07 | Paper feed mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17964796A JP3320982B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1025032A JPH1025032A (ja) | 1998-01-27 |
JP3320982B2 true JP3320982B2 (ja) | 2002-09-03 |
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ID=16069435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17964796A Expired - Fee Related JP3320982B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙装置 |
Country Status (2)
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