JP2839933B2 - 紙葉搬送装置 - Google Patents

紙葉搬送装置

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JP2839933B2 JP2137569A JP13756990A JP2839933B2 JP 2839933 B2 JP2839933 B2 JP 2839933B2 JP 2137569 A JP2137569 A JP 2137569A JP 13756990 A JP13756990 A JP 13756990A JP 2839933 B2 JP2839933 B2 JP 2839933B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、積層された紙葉を一枚ずつ分離して搬送す
る紙葉搬送装置に関する。
従来の技術 従来、特開昭56−7847号公報に示されいるように、モ
ータに駆動される駆動ローラに圧接されたセパレーショ
ンローラに、トルクリミッタによって駆動ローラの回転
方向と同方向にトルクを付与し、駆動ローラとセパレー
ションローラとの間に一枚の紙葉が挿入させた場合に
は、トルクリミッタのトルクに抗してセパレーションロ
ーラを追従回転させながら駆動ローラにより紙葉を一方
向に送り出し、駆動ローラとセパレーションローラとの
間に複数枚の紙葉が挿入された場合には、駆動ローラに
接触する一枚の紙葉のみを一方向に送り出し、他の紙葉
はセパレーションローラにより逆方向に戻すようにした
分離機構が存する。
発明が解決しようとする課題 上述したような分離機構は他の分離機構に比較して比
較的に紙葉の分離作用が優れている。しかし、紙葉間の
摩擦係数のバラツキ、静電気による紙葉間の密着等の原
因により、複数枚の紙葉が重なって送り出されジャムが
発生することがある。フルカラー複写機における紙葉搬
送装置のような場合には、給紙された紙葉を転写ドラム
の回転動作にタイミングを合わせてレジストローラによ
り送り込み、その紙葉を転写ドラムのクラプでクランプ
するものであるが、複数の紙葉がずれた状態で重なって
送られた場合には、二枚目以降の紙葉を転写ドラムのク
ランプでクランプすることができずジャムが発生し、転
写ドラムや感光体に傷が付く問題がある。
課題を解決するための手段 積層された紙葉を一枚ずつ分離する分離機構を有して
前記紙葉を一方向に送り出す給紙手段を設け、紙葉搬送
路における前記給紙手段の下流側に所定のタイミングを
もって一方向に回転駆動される駆動側のレジストローラ
とこの駆動側のレジストローラに圧接された従動側のレ
ジストローラとを配列してなる紙葉搬送装置において、
前記駆動側のレジストローラの駆動トルクより弱い所定
のトルクをもって前記従動側のレジストローラを前記駆
動側のレジストローラの回転方向と同方向に付勢するト
ルク付与手段を設けた。
作用 給紙手段の分離機構により分離された紙葉をレジスト
ローラに受け渡す時に、複数の紙葉が重なって給紙手段
の分離機構を通過したとしても、トルク付与手段から付
与されたトルクをもって従動側のレジストローラを駆動
側のレジストローラの回転方向と同方向に回転させるこ
とにより、駆動側のレジストローラに接触する紙葉以外
の紙葉の通過を阻止することができる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、
本実施例が適用されるフルカラー複写機の概略構成及び
その作用を第3図により説明する。複写機本体1の上部
には原稿載置台(コンタクトガラス)2上に載置された
原稿(図示せず)を露光走査するスキャニング光学系3
が設けられている。このスキャニング光学系3は、原稿
を露光する光源4と原稿からの反射光を受ける第1ミラ
ー5とによる第1スキャナ6と、第1ミラー5の後に光
を受ける第2,3ミラー7,8による第2スキャナ9と、倍率
に応じて位置が変位される結像レンズ10と、固定的に配
置された第4ミラー11とからなり、原稿像に応じた静電
潜像を感光体12上に形成するものである。13は色分解フ
ィルタである。
前記感光体12の周囲には、周知の如く、電子写真プロ
セスに従い、帯電チャージャ14、現像部15、転写チャー
ジャ16等か設けられているが、現像部15はカラー複写用
に各色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)毎のカラー現像部を有している。転写チャージャ16
は、紙葉である同一の転写紙17に対して転写工程を複数
回繰返させるために転写紙17を巻回保持する転写ドラム
18の内方において感光体12に対向配置されている。即
ち、転写紙17は、感光体12上に最初に作像された後に現
像されたトナー像の転写を受けた後に、転写ドラム18と
ともに回転方向に移動し、次のスキャニングにより感光
体12上に作像されて次に現像された色のトナー像の転写
を受ける、という動作を同一カラー原稿に対して複数回
繰返すことになる。そして、トナー像が転写された転写
紙17は搬送コンベア19により定着部20に搬送され、この
定着部20で転写画像が定着された後に排紙トレイ21に排
出される。
次いで、前記転写紙17を積層状態で保持する給紙カセ
ット22,23から前記転写ドラム18に向けて転写紙17を搬
送する紙葉搬送路24には、前記給紙カセット22の最上層
の転写紙17に接触して反時計方向に駆動されるピックア
ップローラ25と分離機構26を有する給紙手段27と、対を
なす搬送ローラ31,32と、レジスト手段28とが設けられ
ている。分離機構26は、モータにより反時計方向に駆動
される送りローラ29と、図示しないがトルクリミッタに
よって反時計方向にトルクが付与されるリバースローラ
30とよりなる。前記搬送ローラ31はモータにより時計方
向に駆動され、前記搬送ローラ32は搬送ローラ31に圧接
されて追従回転するものである。また、前記レジスト手
段28は対をなすレジストローラ28a,28bにより形成され
ている。
第1図に示すように、モータ連結された駆動ギヤ33に
噛合されたギヤ34が駆動側のレジストローラ28aの軸35
に回転自在に嵌合され、この軸35はクラッチ36を介して
ギヤ34に連結されている。従動側のレジストローラ28b
はスプリング37の付勢力によりレジストローラ28aに圧
接され、また、レジストローラ28bの軸38の一端には、
このレジストローラ28bを時計方向に付勢するトルク付
与手段であるスプリング39が密着されている。このスプ
ンリング39は図示しないフレームに固定されたハブ40の
外周にも密着状態で巻回されている。41は前記紙葉搬送
路24中の転写紙17を光学的に検出するセンサである。
ここで、第2図に示すように、前記スプリング37によ
る前記レジストローラ28aに対する前記レジストローラ2
8bの付勢力をP、前記スプリング39によりレジストロー
ラ28bに付与するトルクをTL、レジストローラ28bの摩擦
係数をμ、レジストローラ28bと転写紙17との間に作
用する摩擦係数をμR1、レジストローラ28aと転写紙17
との間に作用する摩擦係数をμR2、転写紙17一枚当たり
の重量をmとすると、これらは次式から成立する値に定
められている。
(P+m)μR2>TL … (P+m)μP<TL<(P+2m)μR2 … ただし、レジストローラ28a,28bの外周は同一の材料
により形成されているため、μR1≒μR2に設定されてい
る。
すなわち、式は、第2図(a)に示すように転写紙
17を一枚送るための条件、式は、第2図(b)に示う
ように重なった転写紙17を分離すための条件である。こ
のような関係は、前記送りローラ29と前記リバースロー
ラ30とによる分離機構26にも適用されているものであ
る。
このような構成において、給紙カセット22の転写紙17
はピックアップローラ25により引き出され、続いて送り
ローラ28により搬送ローラ31,32に送り出される。この
時、送りローラ28とリバースローラ30との間に複数枚の
転写紙17が挿入された場合には、転写紙17間の摩擦係数
より送りローラ28と転写紙17との間の摩擦係数の方が大
きいので、送りローラ29に接触する一枚の転写紙17のみ
が駆動ローラ31側に送り出され、それ以外の転写紙17は
トルクリミッタのトルクを受けて反時計方向に回転する
リバーローラ30により給紙カセット22側に戻される。送
りローラ29とリバースローラ30との間に一枚の転写紙17
が挿入された場合には、リバースローラ30と転写紙17と
の間の摩擦係数が大きいので、送りローラ29によって引
き出される転写紙17の引張力によりリバースローラ30が
時計方向に追従回転する。
続いて、転写紙17は搬送ローラ31,32によりレジスト
ローラ28a,28bに搬送されるそして、転写ドラム18の回
転運動に同期して駆動側のレジストローラ28aが時計方
向に駆動されるため、転写紙17が転写ドラム18のクラン
プに向けて送り込まれる。この時、第2図(b)に示す
ように、レジストローラ28a,28bの間に複数枚の転写紙1
7が挿入された場合には、転写紙17間の摩擦係数よりレ
ジストローラ28aと転写紙17との間の摩擦係数の方が大
きいので、駆動側のレジストローラ28aに接触する一枚
の転写紙17のみが転写ドラム18側に送り出され、それ以
外の転写紙17はスプリング39のトルクを受けて時計方向
に回転するレジストローラ28bにより給紙手段27側に戻
される。第2図(a)に示すように、レシストローラ28
a,28bの間に一枚の転写紙17が挿入された場合には、レ
ジストローラ28bと転写紙17との間の摩擦係数が大きい
ので、レジストローラ28aによって送り出される転写紙1
7の引張力によりレジストローラ28bが反時計方向に追従
回転する。このように、給紙過程において、リバースロ
ーラ30とレジストローラ28bとにより転写紙17の重送り
防止が二箇所で行われるため、重送り防止効果を高めて
ジャムの発生を確実に防止することができる。
発明の効果 本発明は上述のように、積層された紙葉を一枚ずつ分
離する分離機構を有する給紙手段の下流側に、所定のタ
イミングをもって一方向に回転駆動される駆動側のレジ
ストローラとこの駆動側のレジストローラに圧接された
従動側のレジストローラとを配列し、前記駆動側のレジ
ストローラの駆動トルクより弱い所定のトルクをもって
前記従動側のレジストローラを前記駆動側のレジストロ
ーラの回転方向と同方向に付勢するトルク付与手段を設
けたことにより、給紙手段の分離機構により分離された
紙葉レジストローラに受け渡す時に、複数の紙葉が重な
って給紙手段の分離機構を通過したとしても、トルク付
与手段から付与されたトルクをもって従動側のレジスト
ローラを駆動側のレジストローラの回転方向と同方向に
回転させることにより、駆動側のレジストローラに接触
する紙葉以外の紙葉の通過を阻止することができ、した
がって、紙葉の重送り防止が二箇所で行われるため、重
送り防止効果を高めてジャムの発生を確実に防止するこ
とができ、しかも、従動側のレジストローラを利用して
紙葉の重送り防止をすることができるので、構造の簡略
化及び小型化を図ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はピンチ
ローラとトルク付与手段との関係を示す分解斜視図、第
2図は駆動ローラとピンチローラとによる紙葉送り動作
を示す側面図、第3図はフルカラー複写機の内部構造を
示す正面図である。 17……紙葉、24……紙葉搬送路、26……分離機構、27…
…給紙手段、28a,28b……レジストローラ、39……トル
ク付与手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 9/00 - 9/20 B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された紙葉を一枚ずつ分離する分離機
    構を有して前記紙葉を一方向に送り出す給紙手段を設
    け、紙葉搬送路における前記給紙手段の下流側に所定の
    タイミングをもって一方向に回転駆動される駆動側のレ
    ジストローラとこの駆動側のレジストローラに圧接され
    た従動側のレジストローラとを配列してなる紙葉搬送装
    置において、前記駆動側のレジストローラの駆動トルク
    より弱い所定のトルクをもって前記従動側のレジストロ
    ーラを前記駆動側のレジストローラの回転方向と同方向
    に付勢するトルク付与手段を設けたことを特徴とする紙
    葉搬送装置。
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