JPH05294484A - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置及び画像形成装置

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JPH05294484A
JPH05294484A JP4125627A JP12562792A JPH05294484A JP H05294484 A JPH05294484 A JP H05294484A JP 4125627 A JP4125627 A JP 4125627A JP 12562792 A JP12562792 A JP 12562792A JP H05294484 A JPH05294484 A JP H05294484A
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JP
Japan
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sheet material
feeding
feed
sheet
roller
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Application number
JP4125627A
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English (en)
Inventor
Masanobu Shikato
正信 鹿戸
Masao Amano
正夫 天野
Makoto Nishigaki
真 西垣
Tomoyuki Araki
荒木  友行
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重送シート材の先端がシート材分離ローラ対の
ニップ部を通過しても重送シート材を確実にシート材積
載部へ戻せるようにする。 【構成】シート材分離ローラ対9のフィードローラ9A
をローラ軸30に対してワンウェイクラッチ31を介し
て取り付け、搬送ローラ対10がシート材S1を搬送時
にローラ軸30が時計方向に回転するとフィードローラ
9Aがローラ軸30に対し回転自由状態になるようにし
た。また、搬送ローラ対10がシート材S1を搬送する
とき、シート材分離ローラ対9のリタードローラ9Bに
対して反時計方向の回転力を与えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】シート材を1枚ずつ分離して画像
形成部へ給送するためのシート材給送装置(給紙装置)
が備えられている。
【0002】本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に備えられるシート材給送装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】
〈従来の技術1〉複写機、プリンタ、ファクシミリ等の
画像形成装置には、積載されたシート材を1枚ずつ分離
して画像形成部へ給送するためのシート材給送装置(給
紙装置)が備えらている。
【0004】近時、このシート材給送装置として、シー
ト材分離性能の高いリタード方式のシート材給送装置が
多く採用されている。
【0005】リタード方式のシート材給送装置とは、シ
ート材の分離手段として、給送されたシート材を搬送す
る方向に回転するフィードローラと、所定以上のトルク
がかかると給送されたシート材を戻す方向に回転するリ
タードローラとからなるシート材分離ローラ対を用いて
いるシート材給送装置のことである。
【0006】図6に、従来例のリタード方式のシート材
給送装置を示す。
【0007】本シート材給送装置は、不図示の画像形成
装置本体とは別体のシート材給送装置本体を有してお
り、このシート材に給送装置本体1が画像形成装置本体
に着脱可能に取り付けられることにより、不図示の画像
形成装置に設置されるようになっている。
【0008】シート材給送装置本体1には、多数枚のシ
ート材Sを積載収納するためのシート材積載収納部2
と、給送されたシート材Sを画像形成装置本体内へ搬送
するためのシート材搬送部3とが形成されている。
【0009】このようなシート材給送装置本体1の、シ
ート材積載収納部2には、シート材積載台5上に積載さ
れたシート材Sを最下位のシート材Sから順次給送する
(送り出す)ための第1、第2の給送ローラ(ピックア
ップローラ)6,7が設置されている。また、シート材
積載収納部2とシート材搬送部3との間には、第1、第
2の給送ローラ6,7によって給送された複数枚のシー
ト材Sを1枚に分離するためのシート材分離ローラ対9
が設置されている。また、シート材搬送部3には、シー
ト材分離ローラ対9によって分離されたシート材Sを画
像形成装置本体内へ搬送するための搬送ローラ対10が
設置されている。
【0010】シート材積載台5上に積載されたシート材
Sは自重と板状のウェイト11に押圧されることにより
第1、第2の給送ローラ6,7に対して所定圧で接触し
ている。
【0011】第1、第2の給送ローラ6,7は反時計方
向に回転して摩擦力によって最下位のシート材Sを下流
に配置されているシート材分離ローラ対9のニップ部へ
給送する。このとき、シート材Sの先端はシート材ガイ
ド12によってシート材分離ローラ対9のニップ部に導
かれる。
【0012】シート材分離ローラ対9は、第1、第2の
給送ローラ6,7によって給送されたシート材Sを搬送
する方向(反時計方向)に回転するフィードローラ9A
と、所定以下のトルクがかかると第1、第2の給送ロー
ラ6,7によって給送されたシート材Sを戻す方向(反
時計方向)に逆転するリタードローラ9Bとからなる。
リタードローラ9Bはフィードローラ9Aに対して所定
圧で接触し従動回転しているが、不図示のトルクリミッ
タに所定以下のトルクがかかると(シート材が重送され
ると)シート材を戻す方向に逆転する。
【0013】このシート材分離ローラ対9は、第1、第
2の給送ローラ6,7によって給送された複数枚のシー
ト材Sがニップ部に入ると、フィードローラ9Aが最下
位のシート材Sのみを下流へ送り、リタードローラ9B
がそれ以外のシート材Sをシート材積載台5上へ戻して
シート材Sの分離を行う。
【0014】搬送ローラ対10は、反時計方向に回転す
るフィードローラ10Aと、このフィードローラ10A
に所定圧で接触して従動回転するピンチローラ10Bと
からなり、シート材分離ローラ対9のフィードローラ9
Aにより送られたシート材Sを画像形成装置本体内へ搬
送する。
【0015】このように構成された本シート材給送装置
においては従来、次のようなシート材給送動作を行って
いる。
【0016】まず、第1のステップとして、第1、第2
の給送ローラ6,7と、シート材分離ローラ対9と、搬
送ローラ対10を所定時間回転させて、図7に示すよう
に、シート材積載台5上最下位のシート材S1をその先
端が搬送ローラ対10のニップ部を通過するまで送る。
【0017】次に、第2のステップとして、搬送ローラ
対10のみを所定時間回転させて、シート材分離ローラ
対9のフィードローラ9Aによって送られたシート材S
1を画像形成装置内へ送る。 〈従来の技術2〉複写機、プリンタ、ファクシミリ等の
画像形成装置には、積載されたシート材を1枚ずつ分離
して画像形成部へ給送するためのシート材給送装置(給
紙装置)が備えられている。
【0018】このシート材給送装置においては、積載さ
れたシート材を給送手段を用いて給送し、給送手段で給
送された複数枚のシート材を分離手段を用いて1枚ずつ
分離するようになっている。
【0019】従来、給送手段として、1軸の給送ローラ
(ゴムローラ)や給送ベルト(無端ゴムベルト)等が一
般的に用いられている。また、分離手段として、分離爪
や分離ローラ対(フィードローラとリタードローラから
なる)等が一般的に用いられている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の発明の課題〉しかし、上記従来の技術1で例示
したシート材給送装置の場合、第1のステップにおいて
紙間摩擦等で重送されたシート材S2が第1のステップ
終了までの間にシート材分離ローラ対9のリタードロー
ラ9Bで戻されないと、第2のステップ終了後において
も重送されたシート材S2の先端は図8に示すようにシ
ート材分離ローラ対9のニップ部に挟み込まれた状態で
で残されてしまう。
【0021】従って、従来例のシート材給送装置におい
てはこの状態で次のシート材給紙動作の第1のステップ
が開始されることになるので、第1のステップにおいて
シート材S2を送り過ぎてしまうと同時に第1の給送ロ
ーラ6が次のシート材S3を送り出してしまうといった
不都合が生じる。これは、第1のステップにおいて、第
1、第2の給送ローラ6,7と分離ローラ対9と搬送ロ
ーラ対10の回転時間が常に一定となるように設定され
ていることによる。
【0022】そこで第1の発明は、上述の如き事情に鑑
みてなされたもので、シート材給送動作中に重送された
シート材を確実にシート材積載部へ戻すことができるシ
ート材給送装置を提供することを目的とする。 〈第2の発明の課題〉しかし、上記従来の技術2で例示
したシート材給送装置においては、例えば封筒等の厚紙
や重ね合わせたままストックされていた用紙等のように
紙間摩擦が大きいシート材を使用する場合、給送手段及
び分離手段が所定の機能を発揮し得ない場合があり、給
送不良、分離不良を生じることがあった。
【0023】そこで第2の発明は、上述の如き事情に鑑
みてなされたもので、紙間摩擦の大きいシート材を用い
た場合でも給送不良、分離不良が生じ難いシート材給送
装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
〈第1の発明の手段〉第1の発明は、給送されたシート
材(S1)を搬送する方向に回転するフィード回転体
(9A)と、所定以上のシート搬送方向のトルクが作用
する場合連れ回りしかつ該所定以下のトルクの作用にお
いては給送されたシート材(S1)を戻す方向に逆転す
るリタード回転体(9B)とからなるシート材分離回転
体対(9)を備えているシート材給送装置に係る。
【0025】そして、第1の発明は、上記目的を達成す
るため、前記シート材分離ローラ対(9)のフィード回
転体(9A)をシート材を搬送する方向及びシート材を
戻す方向に回転自由状態とするフィード回転体拘束解除
手段(31)を設け、前記シート材分離回転体対(9)
によるシート材の分離終了後、前記シート材分離回転体
対(9)のリタード回転体(9B)に対してシート材を
戻す方向の回転力を与えると共に、フィード回転体(9
A)を前記フィード回転体拘束解除手段(31)により
回転自由状態とすることを特徴とする。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、積載されたシート
材(S)を1枚ずつ分離して給送する方式のシート材給
送装置に係る。
【0026】そして、第2の発明は、上記目的を達成す
るため、積載されたシート材(S)を給送するための上
流側給送回転体(66)と下流側給送回転体(67)と
を設け、かつ、前記上流側給送回転体(66)の回転開
始から回転停止までのシート材送り量を前記下流側給送
回転体(67)の回転開始から回転停止までのシート材
送り量よりも大きくなるように設定したことを特徴とす
る。
【0027】
【作用】
〈第1の発明の作用〉上記構成によれば、シート材分離
回転体対(9)がシート材(S1)を分離した後もシー
ト材分離回転体対(9)のリタード回転体(9B)には
シート材を戻す方向の回転力が与えられている。また、
シート材分離回転体対(9)がシート材(S1)を分離
した後のシート材分離回転体対(9)のフィード回転体
(9A)はシート材を搬送する方向及びシート材を戻す
方向に回転自由状態になっている。
【0028】従って、シート材分離回転体対(9)がシ
ート材(S1)を分離した後、シート材分離回転体対
(9)のニップ部に重送されたシート材(S2)の先端
が挟み込まれていると、リタード回転体(9B)はトル
クアップによりシート材を戻す方向に回転する。そし
て、給送シート材(S1)の後端がシート材分離回転体
対(9)にニップ部を通過すると、フィード回転体(9
A)がリタード回転体(9B)に従動回転するので、重
送シート材(S2)はリタード回転体(9B)とフィー
ド回転体(9A)とによりシート材積載部(5)へ戻さ
れる。
【0029】これにより、シート材給送動作中に重送さ
れたシート材(S2)を確実にシート材積載部(5)へ
戻すことができる。 〈第2の発明の作用〉上記構成によれば、積載されたシ
ート材(S)は上流側給送ローラ(66)と下流側給送
回転体(67)とで給送される。そして、このとき、上
流側給送回転体(66)が回転開始から回転停止までの
間にシート材(S)送る量は、下流側給送回転体(6
7)が回転開始から回転停止までの間に送る量よりも多
い。
【0030】従って、上流側給送回転体(66)と下流
側給送回転体(67)とによって給送されているシート
材(S)の、上流側給送回転体(66)と下流側給送ロ
ーラ(67)との間に位置する部位にループ(77)が
形成され、次に給送されるシート材(S)との間に空間
(79)を形成する。これがいわゆるサバキ効果となっ
て、次に給送されるシート材(S)との紙間摩擦を低減
させ、重送を防ぐ。
【0031】これにより、紙間摩擦の大きいシート材
(S)を用いた場合でも分離手段による分離不良が生じ
難くなる。また、シート材(S)を複数の給送ローラ
(66,67)で給送するので、給送不良も生じ難くな
る。
【0032】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
【0033】
【実施例】以下、第1の発明及び第2の発明の実施例を
図面に基づいて説明する。
【0034】まず、一般的なシート材給送装置と、この
給送装置が適用される画像形成装置の概略を、図12に
基づて説明する。
【0035】画像形成装置としてのレーザビームプリン
タ(以下LBPと略す)1は、図12に示すように、シ
ートSを収納するシート材給送装置130が着脱自在に
取り付けられている。このシート材給送装置130は、
シート材Sを積載するシート材積載台131と、シート
材Sを押圧するウェイト132と、最下位のシート材S
を送り出す給送ローラ133,135と、送り出された
シート材Sを分離する分離ローラ対136と、分離後の
シート材Sを装置本体101内に搬送する搬送ローラ対
137等を備えている。
【0036】上記搬送ローラ対137の下流には、シー
トSを同期搬送するレジストローラ対102が配設され
ており、該ローラ対102は図示しないばねにより互い
に押圧接触する上ローラ102aと下ローラ102bと
により構成されている。また、該レジストローラ対10
2の下流には、レーザスキャナ部103からのレーザ光
により画像を形成する画像形成部105が配設されてい
る。更に、該画像形成部105の下流には定着器106
が配設されており、該定着器106の下流には排紙セン
サ107が配設されている。そして、該センサ107の
下流には、搬送ローラ対109及び排紙ローラ110が
配設されており、該ローラ110の下流には装置本体1
01上部が構成する排紙トレイ111が配設されてい
る。また、前記レーザスキャナ部103はレーザを発光
するレーザユニット112及び該ユニット112からの
レーザ光を反射するポリゴンミラー113とにより構成
されている。更に前記画像形成部105は、感光ドラム
115、前記露光ランプ116、一次帯電器117、現
像器119、転写帯電器120及びクリーナ121とに
より構成されている。そして、LBP100の主制御部
にはインターフェイス122を介して外部機器123が
連結されている。
【0037】シート材給送装置130によって、1枚ず
つ分離されて給送されるシート材Sは、レジストローラ
対102により所定のタイミングで画像形成部105に
送られて画像形成され、さらに定着器106によって定
着された後、排紙トレイ111上に排出される。 〈第1の発明の実施例1〉図1は第1の発明の実施例1
に係るシート材給送装置の全体構成を示し、第2は同シ
ート材給送装置の駆動機構を示す。
【0038】なお、本シート材給送装置において、上記
従来の技術1で例示したシート材給送装置と同一の部材
には同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わらな
いものについてはその説明を省略する。
【0039】本シート材給送装置においては、第1、第
2の給送回転体(給送ローラ)6,7と、シート材分離
回転体対(分離ローラ対)9のフィード回転体(フィー
ドローラ)9A、リタード回転体(リタードローラ)9
Bと、搬送回転体(搬送ローラ対)10のフィード回転
体(フィードローラ)10Aに対し、図2に示す駆動機
構を介して正逆回転可能な駆動モータ(ステップモー
タ)13の回転動力が伝達されるようになっている。
【0040】駆動モータ13のモータ軸ギヤ(軸固定ギ
ヤ)15の回転を、アイドラギヤ16,17を介して第
1、第2の給紙ローラ6,7のローラ軸ギヤ19,20
に伝える。
【0041】この場合、ローラ軸ギヤ19,20はロー
ラ軸21,22に対してワンウェイクラッチ(一回転方
向クラッチ)23,25を介して取り付けられており、
ローラ軸ギヤ19,20が反時計方向(矢印a方向)に
回転するときのみその回転がローラ軸21,22に伝え
られる。
【0042】アイドラギヤ17の回転は、更にアイドラ
ギヤ26,27を介してシート材分離ローラ対9のフィ
ードローラ9Aの第1ローラ軸ギヤ(軸固定ギヤ)29
に伝えられる。
【0043】この場合、フィードローラ9Aはローラ軸
30に対してワンウェイクラッチ(フィードローラ拘束
解除手段)31を介して取り付けられており、フィード
ローラ9Aは第1ローラ軸ギヤ29が反時計方向(矢印
a方向)に回転するときのみローラ軸30と一体化して
回転する。第1ローラ軸ギヤ29が時計方向(矢印b方
向)に回転するとき、フィードローラ9Aはローラ軸3
0から拘束解除され、ローラ軸30に対して時計方向及
び反時計方向に回転自由の状態となる。
【0044】フィードローラ9Aの第2ローラ軸ギヤ
(軸固定ギヤ)32の回転は、シート材分離ローラ対9
のリタードローラ9Bのローラ軸33とジョイント35
を介して連結している中継軸35上の第1ギヤ36に伝
えられる。
【0045】この場合、第1ギヤ36は中継軸35に対
してワンウェイクラッチ37を介して取り付けられてお
り、第1ギヤ36が時計方向(矢印b方向)に回転する
ときのみその回転が中継軸35に伝えられる。
【0046】中継軸35の回転は、ジョイント35a及
びトルクリミッタ39を介してリタードローラ9Bに伝
えられる。また中継軸35の回転は、第2ローラ軸ギヤ
(軸固定ギヤ)40、アイドラギヤ41を介して搬送ロ
ーラ対10のフィードローラ10Aのローラ軸ギヤ42
に伝えられる。
【0047】中継軸35上の第1ギヤ36の回転は、回
転方向変更軸43上の第1ギヤ(軸固定ギヤ)45に伝
えられ、かつ、回転方向変更軸43上の第2のギヤ(軸
固定ギヤ)46の回転は、アイドラギヤ47を介して中
継軸35上の第3のギヤ49に伝えられる。
【0048】この場合、第3ギヤ49は中継軸35に対
してワンウェイクラッチ50を介して取り付けられてお
り、第3ギヤ49が反時計方向(矢印a方向)に回転す
るときのみその回転が中継軸35に伝えられる。
【0049】今、駆動モータ13を時計方向(矢印a方
向)に回転させると、第1、第2給紙ローラ6,7と、
シート材分離ローラ対9のフィードローラ9Aと、中継
軸35と、搬送ローラ対10のフィードローラ10Aが
反時計方向(矢印a方向)に回転する。
【0050】この場合、シート材分離ローラ対9のリタ
ードローラ9Bはフィードローラ9Aに従動回転する
が、トルクリミッタ39に所定以下のトルクがかかると
中継軸35から回転力を得て反時計方向(矢印a方向)
に逆転する。中継軸35には第3ギヤ49を介して反時
計方向の回転が伝えられる。
【0051】また、駆動モータ13を反時計方向(矢印
b方向)に回転させると、中継軸35と搬送ローラ対1
0のフィードローラ10Aが反時計方向(矢印b方向)
に回転する。第1、第2給紙ローラ6,7及びシート材
分離ローラ対9のフィードローラ9Aはワンウェイクラ
ッチ19,20,31が切れた状態(クラッチオフ)に
なり、回転しない。
【0052】この場合、シート材分離ローラ対9のリタ
ードローラ9Bはトルクリミッタ39に所定以下のトル
クがかかると中継軸35から回転力を得て反時計方向
(矢印a方向)に回転する。中継軸35には第1ギヤ3
6を介して反時計方向の回転が伝えられる。
【0053】本シート材給送装置においては、シート材
給送動作を第1のステップと第2のステップに分けて行
う。
【0054】まず、第1のステップとして、駆動モータ
13を時計方向(矢印a方向)に所定時間回転させ、第
1、第2の給送ローラ6,7によりシート材積載台5上
の最下位のシート材S1を給送し、この給送されたシー
ト材S1をシート材分離ローラ対9で分離してその先端
が搬送ローラ対10のニップ部を通過するまで送る。
【0055】次に、第2のステップとして、駆動モータ
13を反時計方向(矢印b方向)に所定時間回転させ、
給送されたシート材S1を搬送ローラ対10により不図
示の画像形成装置本体内へ送る。
【0056】この第2のステップ時においては、シート
材分離ローラ対9のリタードローラ9Bには引き続きシ
ート材を戻す方向(反時計方向)の回転力が与えられて
おり、フィードローラ9Aはシート材を搬送する方向
(反時計方向)及びシート材を戻す方向(時計方向)に
回転自由状態にある。
【0057】このようにしてシート材給送動作が行われ
る本シート材給送装置においては、紙間摩擦等で重送さ
れた次のシート材S2の先端が第1のステップ終了後に
おいてもシート材分離ローラ対9のニップ部を通過した
状態になっている場合がある。図1はこの状態を示す。
【0058】しかし、本シート材給送装置においては、
第2のステップ時、シート材分離ローラ対9のリタード
ローラ9Bにはシート材を戻す方向の回転が与えられて
おり、フィードローラ9Aは回転自由状態になるので、
図3に示すように、給送シート材S1の後端がシート材
分離ローラ対9のニップ部を通過すると、重送シート材
S2はトルクアップにより反時計方向回転するリタード
ローラ9Bと、これに従動回転するフィードローラ9A
とによって第2のステップ終了までの間にシート材積載
台5上へ戻されることになる。 〈第1の発明の実施例2〉図4は第1の発明の実施例2
に係るシート材給送装置の駆動機構を示す。
【0059】本実施例の駆動機構は、上記第1の発明の
実施例1の駆動機構の構造を一部を変更したものであ
る。すなわち、ここでは、リタードローラ9Bに所定の
トルクを与えるトルクリミッタ39を用いず、リタード
ローラ9Bのローラ軸33をジョイント35aを介して
中継軸35と直結させ、かつリタードローラ9Bの摩擦
係数をフィードローラ9Aの摩擦係数よりも若干小さく
設定して、リタードローラ9Bが常にシート材Sを戻せ
るようにしている。 〈第1の発明の実施例3〉図5は第1の発明の実施例3
に係るシート材給送装置の全体構成を示す。
【0060】本実施例のシート材給送装置は、シート材
積載収納部(給紙カセット)2のシート材積載台(中
板)5上に積載されたシート材Sを最上位のシート材か
ら順に給送する方式としたものである。
【0061】この方式では、第1のステップ時、第1、
第2給送ローラ6,7と、シート材分離ローラ対9のフ
ィードローラ9A、リタードローラ9Bは時計方向に回
転し、搬送ローラ対10の0フィード10Aは反時計方
向に回転する。また、第2のステップ時、リタードロー
ラ9Bは時計方向に回転し、フィードローラ10は反時
計方向に回転する 〈第2の発明の実施例1〉図9は第2の発明の実施例1
に係るシート材給送装置の全体構成を示す。
【0062】本シート材給送装置は、画像形成装置本体
60とは別体のシート材給送装置本体61を有してお
り、このシート材給送装置本体61が画像形成装置本体
60に着脱可能に取り付けられることにより、画像形成
装置に設置されるようになっている。
【0063】シート材給送装置本体61には、多数枚の
シート材Sを積載収納するためのシート材積載収納部6
2と給送されたシート材Sを画像形成装置本体60内へ
搬送するためのシート材搬送部63とが形成されてい
る。
【0064】このようなシート材給送装置本体61の、
シート材積載収納部62には、シート材積載台65上に
積載されたシート材Sを最下位のシート材Sから順次給
送するための上流側給送回転体(上流側給送ローラ)6
6及び下流側給送回転体(下流側給送ローラ)67が設
置されている。また、シート材搬送部63には、各給送
ローラ66,67によって給送された複数枚のシート材
Sを1枚に分離するためのシート材分離ローラ対69
と、分離されたシート材Sを画像形成装置本体60内へ
搬送するための搬送ローラ対70が設置されている。
【0065】シート材積載台62上に積載されたシート
材Sは板状のウェイト71に押圧されることにより各給
送ローラ66,67に対して所定圧で接触している。
【0066】上流側給送ローラ66及び下流側給送ロー
ラ67は反時計方向に回転して摩擦力によって最下位の
シート材Sを下流に配置されているシート材分離ローラ
対69のニップ部へ給送する。このとき、シート材Sの
先端はシート材ガイド72によってシート材分離ローラ
対69のニップ部に導かれる。
【0067】ここにおいて、上流側給送ローラ66の周
速度は下流側給送ローラ67の周速度よりも大きく設定
されている。具体的には、両者のローラ径差やギヤ比等
で変えている。
【0068】シート材分離ローラ対69は、各給送ロー
ラ66,67によって給送されたシート材Sを搬送する
方向(反時計方向)に回転するフィードローラ69A
と、所定以上のトルクがかかると各給送ローラ66,6
7によって給送されたシート材Sを戻す方向(反時計方
向)に回転するリタードローラ69Bとからなる。リタ
ードローラ69Bはフィードローラ69Aに対して所定
圧で接触し従動回転しているが、不図示のトルクリミッ
タに所定以下のトルクがかかるとシート材を戻す方向に
逆転する。
【0069】このシート材分離ローラ対69は、各給送
ローラ66,67によって給送された複数枚のシート材
Sがニップ部に入ると、フィードローラ69Aが最下位
のシート材Sのみを下流へ送り、リタードローラ69B
がそれ以外のシート材Sをシート材積載台65上へ戻し
てシート材Sの分離を行う。
【0070】搬送ローラ対70は、反時計方向に回転す
るフィードローラ70Aと、このフィードローラ70A
に所定圧で接触して従動回転するピンチローラ70Bと
からなり、シート材分離ローラ対69のフィードローラ
69Aにより送られたシート材Sを画像形成装置本体6
0内へ搬送する。
【0071】なお、図9中の符号73は、シート積載台
65上に積載されたシート材Sを搬送方向と垂直方向に
規制するためのサイド規制板である。また、符号75
は、シート積載台65上にシート材Sが積載されている
か否かの有無状態を検知するためのセンサレバーであ
る。また、符号76は、リタードローラ69Bをフィー
ドローラ69Aに対して所定圧で接触させるための付勢
ばね(コイルスプリング)である。
【0072】次に、本シート材給送装置におけるシート
材給送動作を説明する。ー画像形成装置本体60側から
給紙スタート信号が出力され、かつ、センサレバー75
によりシート積載台65上に積載されたシート材Sが確
認されると、不図示の駆動機構が作動し、上流側給送ロ
ーラ66、下流側給送ローラ67、シート材分離ローラ
対69のフィードローラ69A、搬送ローラ対70のフ
ィードローラ70Aが反時計方向に回転する。
【0073】この場合、シート材分離ローラ対69のリ
タードローラ69Bは、フィードローラ69Aに従動回
転し、所定以下のトルクがかかると反時計方向に逆転す
る。また、搬送ローラ対70のピンチローラ70Bはフ
ィードローラ70Aに従動回転する。
【0074】これにより、各給送ローラ66,67が摩
擦力によりシート材積載台65上の最下位のシート材S
をシート材分離ローラ対69のニップ部へ給送する。こ
こで複数枚のシート材Sが給送されると、シート材分離
ローラ対69は最下位のシート材Sのみを分離して搬送
ローラ対70のニップ部へ送り、それ以外のシート材S
をシート材積載台65へ戻す。
【0075】シート材分離ローラ対69で分離されたシ
ート材Sは搬送ローラ対70により画像形成装置本体6
0内へ搬送される。
【0076】本シート材給送装置において、シート材積
載台65上に積載されたシート材Sは、上流側給送ロー
ラ66と下流側給送ローラ67とによって給送される
が、上流側給送ローラ66の周速度を下流側給送ローラ
67の周速度よりも大きくしてあるので、給送されてい
るシート材Sの、上流側給送ローラ66と下流側給送ロ
ーラ67との間に位置する部位には下向きのループ77
が給送中連続して形成される。このループ77により、
給送されているシート材Sと次に給送されるシート材S
との間に空間79が形成され、いわゆるサバキ効果を得
る。
【0077】このため、各給送ローラ66,67がシー
ト材Sを給送するとき、紙間摩擦が低減され、重送が生
じ難くなる。 〈第2の発明の実施例2〉本実施例は、上記第2の発明
の実施例1のシート材給送装置の上流側給送ローラ66
と下流側給送ローラ67の周速度を同じにした場合の動
作例を示す。
【0078】上流側給送ローラ66と下流側給送ローラ
67の周速度が同じである場合、図10に示すように、
上流側給送ローラ66を給紙スタートと同時に回転開始
させ、下流側給送ローラ67を給送スタートから一定の
タイミング(α秒)ずらして回転させる。
【0079】このようにすると、上流側給送ローラ66
と下流側給送ローラ67の双方の回転開始の時間的ずれ
の間に、上流側給送ローラ66と下流側給送ローラ67
との間に位置する部位に下向きのループ77が形成され
る。
【0080】なお、本実施例の場合、給紙スタートと同
時に回転開始する上流側給紙ローラ66等と、給紙スタ
ートから時間差をもって回転開始する下流側給送ローラ
67は別の駆動源により駆動される。 〈第2の発明の実施例3〉図11は第2の発明の実施例
3に係るシート材給送装置の全体構成を示す。
【0081】本シート材給送装置は、給紙カセット80
内上に積載されたシート材Sを最上位のシート材Sから
順次給送する方式のものである。
【0082】給紙カセット80内は、押上ばね81によ
って押し上げられた中板82が設置されており、中板8
2の下流側端には分離爪73が取り付けられている。
【0083】給紙カセット80の上部には、中板82上
に積載されたシート材Sを給送するための上流側給送回
転体(上流側給送ローラ)85と下流側給送回転体(下
流側給送ローラ)86が設置されている。
【0084】ここにおいて、上流側給送ローラ85の周
速度は下流側給送ローラ86の周速度よりも大きく設定
されている。
【0085】今、上流側給送ローラ85と下流側給送ロ
ーラ86が時計方向に回転すると、中板82上に積載さ
れた最上位のシート材Sは、上流側給送ローラ85と下
流側給送ローラ86の摩擦力によって給送される。そし
て、複数枚のシート材Sが給送されると、分離爪83に
よって最上位のシート材Sのみが分離されて下流へ送ら
れる。
【0086】ここで、上流側給送ローラ85の周速度が
下流側給送ローラ86の周速度よりも大きいので、給送
されているシート材Sの、上流側給送ローラ85と下流
側給送ローラ86との間に位置する部位に上向きのルー
プ87が給送中連続して形成される。そして、このルー
プ87により、給送されているシート材Sと次に給送さ
れるシート材Sとの間に空間89が形成されるので、紙
間摩擦が低減する。
【0087】なお、ここでは、上流側給送ローラ85と
下流側給送ローラ86の周速度を変えて給送しているシ
ート材Sにループ87を形成するようにしたが、上流側
給送ローラ85と下流側給送ローラ86の周速度を同じ
にし、かつ、上記第2の発明の実施例2のように、両者
間に回転開始の時間的ずれをつけて給送しているシート
材Sにループ87を形成することもできる。
【0088】また、ここでは爪分離方式について述べた
が、デュプロ分離方式やリタード分離方式等にも同様に
して適用可能である。
【0089】
【発明の効果】
〈第1の発明の効果〉以上説明したように、第1の発明
のシート材給送装置は、シート材分離回転体対によるシ
ート材の分離が行われた後、シート材分離回転体対のリ
タード回転体に対してシート材を戻す方向の回転力を与
え、フィード回転体をシート材を搬送する方向及びシー
ト材を戻す方向に回転自由状態としたので、給送時にお
いて重送シート材の先端がシート材分離回転体対のニッ
プ部を通過するようなことがあっても重送シート材を確
実にシート材積載部へ戻すことができる。
【0090】このため、シート材の送り過ぎ等がなく、
常に正確なタイミングでシート材を画像形成装置へ送る
ことができる。 〈第2の発明の効果〉以上説明したように、第2の発明
のシート材給送装置は、積載されたシート材を給送する
ための上流側給送回転体と下流側給送回転体とを設け、
かつ、上流側給送回転体の回転開始から回転停止までの
シート材送り量を下流側給送回転体の回転開始から回転
停止までのシート材送り量よりも大きく設定したので、
給送されているシート材の、上流側給送回転体と下流側
給送回転体との間に位置する部位にループが形成され、
このループにより、給送されているシート材と次に給送
されるシート材との間に空間が形成され、紙間摩擦が低
減する。
【0091】このため、シート材として紙間摩擦が大き
い厚紙等を用いる場合でも重送が生じ難く、結果的に分
離手段の分離不良が生じ難くなる。
【0092】また、複数の給送ローラでシート材を給送
するので、給送不良も生じ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例1に係るシート材給送装置
の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】同シート材給送装置の駆動機構を示す斜視図。
【図3】同シート材給送装置のシート材給送動作(第2
のステップ動作)を示す縦断側面図。
【図4】第1の発明の実施例2に係るシート材給送装置
の駆動機構を示す斜視図。
【図5】第1の発明の実施例3に係るシート材給送装置
の全体構成を示す概略縦断側面図。
【図6】従来例のシート材給送装置の全体構成を示す縦
断側面図。
【図7】同シート材給送装置のシート材給送動作(第1
のステップ動作)を示す縦断側面図。
【図8】同シート材給送装置におけるシート材給送動作
中に重送シート材の先端がシート材分離ローラ対のニッ
プ部に挟み込まれた状態を示す縦断側面図。
【図9】第2の発明の実施例1に係るシート材給送装置
の全体構成を示す縦断側面図。
【図10】第2の発明の実施例2に係るシート材給送装
置の各ローラの動作状態を示すタイムチャート、
【図11】第2の発明の実施例3に係るシート材給送装
置の全体構成を示す概略縦断側面図。
【図12】シート材給送装置及び画像形成装置の概略を
示す縦断側面図。
【符号の説明】
9 シート材分離ローラ対 9A フィードローラ(フィード回転体) 9B リタードローラ(リーダー回転体) 31 ワンウェイクラッチ(フィードローラ拘束解除
手段) 66,85 上流側給送ローラ(上流側給送回転体) 67,86 下流側給送ローラ(下流側給送回転体) S シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 110 7369−2H H04N 1/00 108 L 7046−5C (72)発明者 荒木 友行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送されたシート材を搬送する方向に回
    転するフィード回転体と、所定以上のシート搬送方向の
    トルクが作用する場合連れ回りしかつ該所定以下のトル
    クの作用においては給送されたシート材を戻す方向に逆
    転するリタード回転体とからなるシート材分離回転体対
    を備えているシート材給送装置において、 前記フィード回転体をシート材を搬送する方向及びシー
    ト材を戻す方向に回転自由状態とするフィード回転体拘
    束解除手段を設け、 前記シート材分離回転体対によるシート材の分離終了
    後、前記リタード回転体にシート材を戻す方向の回転力
    を与えると共に、フィード回転体を前記フィード回転体
    拘束解除手段により回転自由状態とすることを特徴とす
    るシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 シート材を積載するシート材積載部と前
    記シート材積載部からシート材を送り出す給送手段と、 前記給送手段により給送されたシート材を搬送する方向
    に回転するフィード回転体と、 前記フィード回転体に当接し、所定以上のシート搬送方
    向のトルクが作用する場合連れ回りしかつ該所定以下の
    トルクの作用においては給送されたシート材を戻す方向
    に逆転するリタード回転体と、 前記フィード回転体と前記リタード回転体とにより1枚
    ずつに分離されて送られるシート材に画像を形成する画
    像形成手段と、を備えている画像形成装置において、 前記フィード回転体をシート材を戻す方向に回転自由状
    態とするフィード回転体拘束解除手段を設け、前記フィ
    ード回転体と前記リタード回転体とによるシート材の分
    離終了後、前記リタード回転体にシート材を戻す方向の
    回転力を与えると共に、前記フィード回転体を前記フィ
    ード回転体拘束解除手段により回転自由状態とすること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 積載されたシート材を1枚ずつ分離して
    給送する方式のシート材給送装置において、 積載されたシート材を給送するための上流側給送回転体
    と下流側給送回転体とを設け、かつ、前記上流側給送回
    転体の回転開始から回転停止までのシート材送り量を前
    記下流側給送回転体の回転開始から回転停止までのシー
    ト材送り量よりも大きくなるように設定したことを特徴
    とするシート材給送装置。
  4. 【請求項4】 シート材を積載するシート材積載部と前
    記シート材積載部からシート材を送り出す給送手段と、 前記給送手段により送り出されたシート材に画像を形成
    する画像形成手段と、を備えた画像形成装置において、 前記給送手段は、前記シート材積載部に積載されたシー
    ト材を給送するための上流側給送回転体と下流側給送回
    転体とを有しており、 前記上流側給送回転体のシート材送り量を前記下流側給
    送回転体のシート材送り量よりも大きくなるように設定
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP4125627A 1992-04-17 1992-04-17 シート材給送装置及び画像形成装置 Pending JPH05294484A (ja)

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JP4125627A JPH05294484A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 シート材給送装置及び画像形成装置

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JPH05294484A true JPH05294484A (ja) 1993-11-09

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JP (1) JPH05294484A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011219245A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Laurel Precision Machines Co Ltd 紙幣処理装置
JP2012236671A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Konica Minolta Business Technologies Inc シート供給装置および画像形成装置

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JP2011219245A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Laurel Precision Machines Co Ltd 紙幣処理装置
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