JP3307849B2 - 自動車の車体後側部構造 - Google Patents

自動車の車体後側部構造

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JP3307849B2 JP04151097A JP4151097A JP3307849B2 JP 3307849 B2 JP3307849 B2 JP 3307849B2 JP 04151097 A JP04151097 A JP 04151097A JP 4151097 A JP4151097 A JP 4151097A JP 3307849 B2 JP3307849 B2 JP 3307849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートストライカ
と、シートベルトアンカとを支持する自動車の車体後側
部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動車の車体後側部構造には、従
来、実開平7‐31573号公報で示されたものがあ
る。
【0003】これによれば、自動車の車体後側部は、そ
の下部を構成するクォータインナロアパネルを有すると
共に、このクォータインナロアパネルの上方に位置する
ルーフサイドインナパネルを有し、上記クォータインナ
ロアパネルの上端縁と、上記ルーフサイドインナパネル
の下端縁とは互いに結合させられている。
【0004】また、上記構成の場合、一般に、次のよう
に構成されている。
【0005】車体後部内の車室には、リヤシートが設け
られている。このリヤシートは、車体フロアに支持され
たシートクッションと、このシートクッションの後端部
に枢支されて前後に回動自在とされるシートバックとを
備えている。
【0006】上記シートバックを前方に回動させれば、
このシートバックが上記シートクッションの上面に重ね
合わされて収納姿勢とされ、これにより、上記リヤシー
トの上方が荷室などとして利用される。一方、上記シー
トバックを後方に回動させれば、上記シートクッション
上に着座した着座者が上記シートバックに背もたれ可能
な起立姿勢となる。
【0007】上記シートバックを起立姿勢にさせたと
き、このシートバックを上記クォータインナロアパネル
に係脱自在に係止させるシートストライカが上記クォー
タインナロアパネルに支持されている。そして、上記係
止で、上記シートバックは起立姿勢のままに保持され
る。
【0008】また、上記リヤシートに着座した着座者を
その着座姿勢のままに保持可能とするシートベルト装置
が設けられている。このシートベルト装置は、上記ルー
フサイドインナパネルに結合させられたベルトアンカ補
強パネルと、上記ルーフサイドインナパネルとベルトア
ンカ補強パネルとに跨るように支持されたシートベルト
アンカと、一端がこのシートベルトアンカに連結され他
端側が上記着座者に接合してこの着座者をその着座姿勢
のままに保持するシートベルトとを有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の走
行中には、上記シートストライカに対し、リヤシート側
から大きい負荷が与えられるため、上記クォータインナ
ロアパネルへの上記シートストライカの支持強度はより
向上させることが望まれる。
【0010】一方、自動車の衝突時には、上記着座者か
らシートベルトを介し上記シートベルトアンカに大きい
負荷が与えられ、次いで、この負荷は上記シートベルト
アンカを支持しているルーフサイドインナパネルとベル
トアンカ補強パネルとに与えられるが、この場合、上記
ベルトアンカ補強パネルの下方近傍のクォータインナロ
アパネルの部分は、補強されていないため、この部分に
応力集中が生じることとなって、強度上、好ましくな
い。
【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、クォータインナロアパネルへのシートス
トライカの支持強度を向上させると共に、シートベルト
アンカへの負荷で、ベルトアンカ補強パネルの下方近傍
のクォータインナロアパネルの部分に応力集中が生じな
いようにし、かつ、これらが簡単な構成で達成されるよ
うにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車の車体後側部構造は、次の如くであ
る。
【0013】請求項1の発明は、クォータインナロアパ
ネル6の上端縁と、このクォータインナロアパネル6の
上方に位置するルーフサイドインナパネル7の下端縁と
を互いに結合させ、上記クォータインナロアパネル6に
シートバック10bを係脱自在に係止させるシートスト
ライカ11を取り付け、一方、上記ルーフサイドインナ
パネル7にベルトアンカ補強パネル17を結合させて、
これらルーフサイドインナパネル7とベルトアンカ補強
パネル17とに跨るようにシートベルトアンカ19を支
持させた場合において、
【0014】上記ベルトアンカ補強パネル17の下端縁
の一部を下方に延出させてこの延出パネル30を上記ク
ォータインナロアパネル6に結合させると共に、上記延
出パネル30に上記シートストライカ11を支持させ
下方に進むに従い、上記延出パネル30の前後方向の幅
寸法を漸減させたものである。
【0015】請求項2の発明は、クォータインナロアパ
ネル6の上端縁と、このクォータインナロアパネル6の
上方に位置するルーフサイドインナパネル7の下端縁と
を互いに結合させ、上記クォータインナロアパネル6に
シートバック10bを係脱自在に係止させるシートスト
ライカ11を取り付け、一方、上記ルーフサイドインナ
パネル7にベルトアンカ補強パネル17を結合させて、
これらルーフサイドインナパネル7とベルトアンカ補強
パネル17とに跨るようにシートベルトアンカ19を支
持させた場合において、
【0016】上記ベルトアンカ補強パネル17の下端縁
の一部を下方に延出させてこの延出パネル30を上記ク
ォータインナロアパネル6に結合させると共に、上記延
出パネル30に上記シートストライカ11を支持させ、
【0017】上記クォータインナロアパネル6の下端縁
を外側方に向って延出させてホイールハウスアウタパネ
ル24を形成し、このホイールハウスアウタパネル24
を上記クォータインナロアパネル6に支持させるリテー
ナパネル26を設け、このリテーナパネル26に上記シ
ートストライカ11を支持させ
【0018】上記クォータインナロアパネル6の上端
縁、ルーフサイドインナパネル7の下端縁、ベルトアン
カ補強パネル17の下端縁、およびリテーナパネル26
の上端縁を4枚重ねに重ね合わせて結合する一方、上記
クォータインナロアパネル6の上部、リテーナパネル2
6の上部、および延出パネル30を3枚重ねに重ね合わ
せて結合させたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0020】図中符号1は自動車の板金製車体で、矢印
Frは、その前方を示している。
【0021】上記車体1は前車輪2と後車輪3とにより
路面4上に支持されている。上記車体1の後側部は、そ
の下部を構成するクォータインナロアパネル6を有する
と共に、このクォータインナロアパネル6の上方に位置
するルーフサイドインナパネル7を有し、上記クォータ
インナロアパネル6の上端縁と、上記ルーフサイドイン
ナパネル7の下端縁とが互いにスポット溶接Sにより
結合させられている。なお、上記スポット溶接と、その
符号は代表的なものだけを示し、それ以外にも適所にス
ポット溶接がなされており、以下、同様である。
【0022】上記車体1の後部内の車室9には、リヤシ
ート10が設けられている。このリヤシート10は、車
体フロアに支持されたシートクッション10aと、この
シートクッション10aの後端部に枢支されて前後に回
動自在とされるシートバック10bとを備えている。
【0023】上記シートバック10bを前方に回動させ
れば、このシートバック10bが上記シートクッション
10aの上面に重ね合わされて収納姿勢とされ、これに
より、上記リヤシート10の上方が荷室などとして利用
される。一方、上記シートバック10bを後方に回動さ
せれば、上記シートクッション10a上に着座した着座
者が上記シートバック10bに背もたれ可能な起立姿勢
となる(図2、4中一点鎖線)。
【0024】上記シートバック10bを起立姿勢にさせ
たとき、このシートバック10bを上記クォータインナ
ロアパネル6に係脱自在に係止させるシートストライカ
11が上記クォータインナロアパネル6に複数の締結具
12,13により締結されて支持されている。そして、
上記係止で、上記シートバック10bは起立姿勢のまま
に保持される。
【0025】また、上記リヤシート10に着座した着座
者をその着座姿勢のままに保持可能とするシートベルト
装置16が設けられている。このシートベルト装置16
は、上記クォータインナロアパネル6とルーフサイドイ
ンナパネル7にスポット溶接Sにより結合させられた
ベルトアンカ補強パネル(図面を理解し易くするため、
梨地模様で示してある)17と、上記ルーフサイドイン
ナパネル7とベルトアンカ補強パネル17とに跨るよう
に締結具18により締結されて支持されたシートベルト
アンカ19と、一端がこのシートベルトアンカ19に連
結され他端側が上記着座者に接合してこの着座者をその
着座姿勢のままに保持するシートベルト20とを有して
いる。
【0026】上記の場合、クォータインナロアパネル6
の上端縁と、ルーフサイドインナパネル7およびベルト
アンカ補強パネル17の各下端縁とが互いに重ね合わさ
れて、スポット溶接Sにより結合させられている。
【0027】また、上記車体1の後側部は、その下部に
上記後車輪3をその上方から覆うリヤホイールハウス2
3を有している。このリヤホイールハウス23は、上記
クォータインナロアパネル6の下端縁から外側方に向っ
て一体的に延出させられたホイールハウスアウタパネル
24と、同上クォータインナロアパネル6の下端縁にス
ポット溶接Sにより結合させられて内側方に向って延
出させられたホイールハウスインナパネル25とで構成
され、上記ホイールハウスアウタパネル24を上記クォ
ータインナロアパネル6に支持させるリテーナパネル2
6が設けられている。
【0028】上記クォータインナロアパネル6、ルーフ
サイドインナパネル7、ベルトアンカ補強パネル17、
およびリヤホイールハウス23をその外側方から全体的
に覆うクォータアウタパネル27が設けられ、これら各
パネルは互いにスポット溶接Sにより結合させられて
いる。
【0029】上記ベルトアンカ補強パネル17の下端縁
の一部だけである前部だけが下方に延出させられて延出
パネル30が形成されている。この延出パネル30は下
方に進むに従い、前後方向の幅寸法が漸減し、つまり、
それ自体の強度が漸減する形状とされている。
【0030】前記リテーナパネル26と上記延出パネル
30とに、上記シートストライカ11が支持されてい
る。より具体的には、図1、3、4で示すように、上記
リテーナパネル26の下端部はリヤホイールハウス23
にスポット溶接Sにより結合させられ、上記クォータ
インナロアパネル6の上端縁、ルーフサイドインナパネ
ル7の下端縁、ベルトアンカ補強パネル17の下端縁、
およびリテーナパネル26の上端縁が4枚重ねに重ね合
わされて、スポット溶接Sされると共に、この重ね合
わせ部に前記締結具12,13の一部である締結具12
により上記シートストライカ11が締結されている。こ
の締結により、上記各パネル6,7,17,26が互い
に結合させられて補強されると共に、これらパネルへの
上記シートストライカ11の支持強度が向上させられて
いる。
【0031】また、図1で示すように、クォータインナ
ロアパネル6の上部、リテーナパネル26の上部、およ
び延出パネル30が3枚重ねに重ね合わされて、この重
ね合わせ部に前記締結具12,13の他部である締結具
13により上記シートストライカ11が締結されてい
る。この締結により、上記各パネル6,26,30が互
いに結合させられて補強されると共に、これらパネルへ
の上記シートストライカ11の支持強度が向上させられ
ている。
【0032】上記構成によれば、延出パネル30に上記
シートストライカ11を支持させた分、上記クォータイ
ンナロアパネル6への上記シートストライカ11の支持
強度が向上する。
【0033】また、上記したように、延出パネル30を
上記クォータインナロアパネル6に結合させたため、順
次、クォータインナロアパネル6の上端縁とルーフサイ
ドインナパネル7の下端縁とベルトアンカ補強パネル1
7の下端縁との結合部、上記ベルトアンカ補強パネル1
7の下端縁の下方近傍のクォータインナロアパネル6と
延出パネル30との結合部、およびこの延出パネル30
の下方近傍の同上クォータインナロアパネル6の部分、
に移るに従い、強度がほぼ漸減することとなる。しか
も、上記したように、延出パネル30は下方に進むに従
い、それ自体の強度が漸減することとされているため、
上記した強度の漸減はより明確となる。
【0034】よって、上記シートベルトアンカ19に大
きい負荷が与えられたときでも、上記ベルトアンカ補強
パネル17の下端縁の下方近傍のクォータインナロアパ
ネル6に応力集中が生じることは上記延出パネル30に
より防止され、このため、上記ルーフサイドインナパネ
ル7へのシートベルトアンカ19の支持強度が向上す
る。
【0035】そして、上記の場合、各支持強度の向上
は、ベルトアンカ補強パネル17の下端縁の一部を下方
に延出させることにより達成されたのであり、つまり、
部品点数の増加を回避して、簡単な構成で、上記各支持
強度の向上が達成される。
【0036】また、前記したように、リテーナパネル2
6に上記シートストライカ11が支持させられているた
め、ホイールハウスアウタパネル24をクォータインナ
ロアパネル6に支持させるリテーナパネル26の利用に
より、つまり、簡単な構成によって、クォータインナロ
アパネル6へのシートストライカ11の支持強度の向上
が、より確実に達成されている。
【0037】図1において、上記ベルトアンカ補強パネ
ル17の上端縁を通る上仮想線32と、同上ベルトアン
カ補強パネル17の下端縁を通る下仮想線33とは互い
にほぼ平行とされている。このため、長尺の板材からそ
の長手方向に向って、上記ベルトアンカ補強パネル17
を一つ一つ切断して成形するとき、上記上、下仮想線3
2,33間の寸法と、上記板材の幅寸法とを予めほぼ一
致させておけば、切断後の残材が少なくて済み、つま
り、歩留りの向上が達成される。
【0038】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0039】請求項1の発明は、クォータインナロアパ
ネルの上端縁と、このクォータインナロアパネルの上方
に位置するルーフサイドインナパネルの下端縁とを互い
に結合させ、上記クォータインナロアパネルにシートバ
ックを係脱自在に係止させるシートストライカを取り付
け、一方、上記ルーフサイドインナパネルにベルトアン
カ補強パネルを結合させて、これらルーフサイドインナ
パネルとベルトアンカ補強パネルとに跨るようにシート
ベルトアンカを支持させた自動車の車体後側部構造にお
いて、
【0040】上記ベルトアンカ補強パネルの下端縁の一
部を下方に延出させてこの延出パネルを上記クォータイ
ンナロアパネルに結合させると共に、上記延出パネルに
上記シートストライカを支持させてある。
【0041】このため、上記延出パネルに上記シートス
トライカを支持させた分、上記クォータインナロアパネ
ルへの上記シートストライカの支持強度が向上する。
【0042】また、上記したように、延出パネルを上記
クォータインナロアパネルに結合させたため、順次、ル
ーフサイドインナパネルとベルトアンカ補強パネルとの
結合部、上記ベルトアンカ補強パネルの下端縁の下方近
傍のクォータインナロアパネルと延出パネルとの結合
部、およびこの延出パネルの下方近傍の同上クォータイ
ンナロアパネルの部分に、移るに従い、強度がほぼ漸減
することとなる。
【0043】よって、上記シートベルトアンカに大きい
負荷が与えられたときでも、上記ベルトアンカ補強パネ
ルの下端縁の下方近傍のクォータインナロアパネルに応
力集中が生じることは上記延出パネルにより防止され、
このため、上記ルーフサイドインナパネルへのシートベ
ルトアンカの支持強度が向上する。
【0044】そして、上記の場合、各支持強度の向上
は、ベルトアンカ補強パネルの下端縁の一部を下方に延
出させることにより達成されたのであり、つまり、部品
点数の増加を回避して、簡単な構成で、上記各支持強度
の向上が達成される。
【0045】しかも、下方に進むに従い、上記延出パネ
ルの前後方向の幅寸法を漸減させてある。
【0046】このため、上記延出パネルは下方に進むに
従い、それ自体の強度が漸減する。
【0047】よって、上記シートベルトアンカに大きい
負荷が与えられたときでも、上記ベルトアンカ補強パネ
ルの下端縁の下方近傍のクォータインナロアパネルに応
力集中が生じることは防止され、このため、上記ルーフ
サイドインナパネルへのシー トベルトアンカの支持強度
が向上する。
【0048】請求項2の発明は、クォータインナロアパ
ネルの上端縁と、このクォータインナロアパネルの上方
に位置するルーフサイドインナパネルの下端縁とを互い
に結合させ、上記クォータインナロアパネルにシートバ
ックを係脱自在に係止させるシートストライカを取り付
け、一方、上記ルーフサイドインナパネルにベルトアン
カ補強パネルを結合させて、これらルーフサイドインナ
パネルとベルトアンカ補強パネルとに跨るようにシート
ベルトアンカを支持させた自動車の車体後側部構造にお
いて、
【0049】上記ベルトアンカ補強パネルの下端縁の一
部を下方に延出させてこの延出パネルを上記クォータイ
ンナロアパネルに結合させると共に、上記延出パネルに
上記シートストライカを支持させ、
【0050】上記クォータインナロアパネルの下端縁を
外側方に向って延出させてホイールハウスアウタパネル
を形成し、このホイールハウスアウタパネルを上記クォ
ータインナロアパネルに支持させるリテーナパネルを設
け、このリテーナパネルに上記シートストライカを支持
させてある。
【0051】このため、ホイールハウスアウタパネルを
クォータインナロアパネルに支持させるリテーナパネル
の利用により、つまり、簡単な構成によって、クォータ
インナロアパネルへのシートストライカの支持強度の向
上が、より確実に達成される。
【0052】また、請求項2の発明は、上記構成に加え
て、上記クォータインナロアパネルの上端縁、ルーフサ
イドインナパネルの下端縁、ベルトアンカ補強パネルの
下端縁、およびリテーナパネルの上端縁を4枚重ねに重
ね合わせて結合する一方、上記クォータインナロアパネ
ルの上部、リテーナパネルの上部、および延出パネルを
3枚重ねに重ね合わせて結合させたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の部分拡大詳細図である。
【図2】自動車の車体の全体側面図である。
【図3】図1の3‐3線矢視断面図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 車体 6 クォータインナロアパネル 7 ルーフサイドインナパネル 9 車室 10 リヤシート 10a シートクッション 10b シートバック 11 シートストライカ 16 シートベルト装置 17 ベルトアンカ補強パネル 19 シートベルトアンカ 20 シートベルト 23 リヤホイールハウス 24 ホイールハウスアウタパネル 26 リテーナパネル 27 クォータアウタパネル 30 延出パネル S〜S スポット溶接
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/04 B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クォータインナロアパネルの上端縁と、
    このクォータインナロアパネルの上方に位置するルーフ
    サイドインナパネルの下端縁とを互いに結合させ、上記
    クォータインナロアパネルにシートバックを係脱自在に
    係止させるシートストライカを取り付け、一方、上記ル
    ーフサイドインナパネルにベルトアンカ補強パネルを結
    合させて、これらルーフサイドインナパネルとベルトア
    ンカ補強パネルとに跨るようにシートベルトアンカを支
    持させた自動車の車体後側部構造において、 上記ベルトアンカ補強パネルの下端縁の一部を下方に延
    出させてこの延出パネルを上記クォータインナロアパネ
    ルに結合させると共に、上記延出パネルに上記シートス
    トライカを支持させ、下方に進むに従い、上記延出パネ
    ルの前後方向の幅寸法を漸減させた自動車の車体後側部
    構造。
  2. 【請求項2】 クォータインナロアパネルの上端縁と、
    このクォータインナロアパネルの上方に位置するルーフ
    サイドインナパネルの下端縁とを互いに結合させ、上記
    クォータインナロアパネルにシートバックを係脱自在に
    係止させるシートストライカを取り付け、一方、上記ル
    ーフサイドインナパネルにベルトアンカ補強パネルを結
    合させて、これらルーフサイドインナパネルとベルトア
    ンカ補強パネルとに跨るようにシートベルトアンカを支
    持させた自動車の車体後側部構造において、 上記ベルトアンカ補強パネルの下端縁の一部を下方に延
    出させてこの延出パネルを上記クォータインナロアパネ
    ルに結合させると共に、上記延出パネルに上記シートス
    トライカを支持させ、 上記クォータインナロアパネルの下端縁を外側方に向っ
    て延出させてホイールハウスアウタパネルを形成し、こ
    のホイールハウスアウタパネルを上記クォータインナロ
    アパネルに支持させるリテーナパネルを設け、このリテ
    ーナパネルに上記シートストライカを支持させ 上記クォータインナロアパネルの上端縁、ルーフサイド
    インナパネルの下端縁 、ベルトアンカ補強パネルの下端
    縁、およびリテーナパネルの上端縁を4枚重ねに重ね合
    わせて結合する一方、上記クォータインナロアパネルの
    上部、リテーナパネルの上部、および延出パネルを3枚
    重ねに重ね合わせて結合させた 自動車の車体後側部構
    造。
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