JP3289299B2 - 車両用ルーフパネル - Google Patents
車両用ルーフパネルInfo
- Publication number
- JP3289299B2 JP3289299B2 JP02259692A JP2259692A JP3289299B2 JP 3289299 B2 JP3289299 B2 JP 3289299B2 JP 02259692 A JP02259692 A JP 02259692A JP 2259692 A JP2259692 A JP 2259692A JP 3289299 B2 JP3289299 B2 JP 3289299B2
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- JP
- Japan
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- slide plate
- vehicle
- roof panel
- opening
- projection
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のルーフパネルに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術として、実開昭
62−95937号公報に開示されたものがある。
62−95937号公報に開示されたものがある。
【0003】従来のものにおいては、スライドプレート
の周縁部端面とウエザストリツプの周縁部端面とが相互
に凸凹の形状にすることで嵌合しており、また、車両の
開口部は水平な側壁となつている。また、その側壁とウ
エザストリツプとを当接させてシール構造としている。
の周縁部端面とウエザストリツプの周縁部端面とが相互
に凸凹の形状にすることで嵌合しており、また、車両の
開口部は水平な側壁となつている。また、その側壁とウ
エザストリツプとを当接させてシール構造としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術においては、次のような問題点を有する。
技術においては、次のような問題点を有する。
【0005】ルーフパネルを配設している車両が走行し
た場合、高速走行時では、スライドプレートが車両の上
方へ吸い出されるため、スライドプレートが振動して異
音を発生する。また、この振動により、スライドプレー
トに取着されたウエザストリツプのシール性が低下して
吸い出され音が発生して耳障りである。
た場合、高速走行時では、スライドプレートが車両の上
方へ吸い出されるため、スライドプレートが振動して異
音を発生する。また、この振動により、スライドプレー
トに取着されたウエザストリツプのシール性が低下して
吸い出され音が発生して耳障りである。
【0006】そこで、本発明は車両の高速走行時におけ
るスライドプレートの吸い出されを抑えることをその技
術的課題とする。
るスライドプレートの吸い出されを抑えることをその技
術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を解
決するために講じた本発明の技術的手段は、車両のルー
フに設けた開口部に配設されるスライドプレートと、該
スライドプレートの下面に一体的に配置されるインナパ
ネルと、前記スライドプレートの周縁部に取着されたウ
エザストリップとを有する車両用ルーフパネルにおい
て、前記ウエザストリップを前記インナパネルで保持
し、且つ前記開口部に突起部を設け、該突起部に嵌合可
能とするよう前記スライドプレートの周縁部端面をテー
パ状に形成することである。
決するために講じた本発明の技術的手段は、車両のルー
フに設けた開口部に配設されるスライドプレートと、該
スライドプレートの下面に一体的に配置されるインナパ
ネルと、前記スライドプレートの周縁部に取着されたウ
エザストリップとを有する車両用ルーフパネルにおい
て、前記ウエザストリップを前記インナパネルで保持
し、且つ前記開口部に突起部を設け、該突起部に嵌合可
能とするよう前記スライドプレートの周縁部端面をテー
パ状に形成することである。
【0008】
【作用】前述した技術的手段によれば、車両が高速走行
をした場合に、スライドプレートが上方へ吸い出される
現象を生ずる。その時、スライドプレートの周縁部前端
面をテーパ状に形成することで開口部に設けた突出部に
嵌合する。
をした場合に、スライドプレートが上方へ吸い出される
現象を生ずる。その時、スライドプレートの周縁部前端
面をテーパ状に形成することで開口部に設けた突出部に
嵌合する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について、添付した図面に基づいて説明する。
例について、添付した図面に基づいて説明する。
【0010】図1はルーフパネルを設けた車両の平面図
を示す。図2は図1のB−B断面図を示す。
を示す。図2は図1のB−B断面図を示す。
【0011】1は車両であり、ルーフパネル2が開口部
8に配設されたものである。図2に示すように、ルーフ
パネル2はスライドプレート3、ウエザストリツプ4、
及び、インナーパネル5によりなり、ウエザストリツプ
4のフランジ部4aを介在させて下方からインナーパネ
ル5をスライドプレート3へ接着材7を塗布することに
よつて確実に固定保持する。ウエザストリツプ4はスラ
イドプレート3の周縁部前端面3aより外周へ突出して
おり、ウエザストリツプ4は開口部8の側壁8bに当接
している。そのため、車両1の開口部8とスライドプレ
ート3の外周との間がシールされる。
8に配設されたものである。図2に示すように、ルーフ
パネル2はスライドプレート3、ウエザストリツプ4、
及び、インナーパネル5によりなり、ウエザストリツプ
4のフランジ部4aを介在させて下方からインナーパネ
ル5をスライドプレート3へ接着材7を塗布することに
よつて確実に固定保持する。ウエザストリツプ4はスラ
イドプレート3の周縁部前端面3aより外周へ突出して
おり、ウエザストリツプ4は開口部8の側壁8bに当接
している。そのため、車両1の開口部8とスライドプレ
ート3の外周との間がシールされる。
【0012】開口部8は車両1に形成される突出部8a
を有する。スライドプレート3の周縁部前端面3aは突
出部8aと嵌合可能な形状にするためにテーパ面が形成
されている。よつて、スライドプレート3の上方断面の
面積は下方断面の面積より小さくなる。そのために、車
両1が高速走行をした場合に、スライドプレート3が車
両1の上方へ吸い出された時、突出部8aと周縁部前端
面3aとが嵌合する。
を有する。スライドプレート3の周縁部前端面3aは突
出部8aと嵌合可能な形状にするためにテーパ面が形成
されている。よつて、スライドプレート3の上方断面の
面積は下方断面の面積より小さくなる。そのために、車
両1が高速走行をした場合に、スライドプレート3が車
両1の上方へ吸い出された時、突出部8aと周縁部前端
面3aとが嵌合する。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示す。車両1
に形成された開口部9は突出部を有すことなく側壁9a
にフレーム6が固着されている。フレーム6は上方に突
出部9aが形成され、また、その突出部6aは前述した
実施例の突出部8aと同様にスライドプレート3の周縁
部前端面3aに嵌合するような形状となつている。
に形成された開口部9は突出部を有すことなく側壁9a
にフレーム6が固着されている。フレーム6は上方に突
出部9aが形成され、また、その突出部6aは前述した
実施例の突出部8aと同様にスライドプレート3の周縁
部前端面3aに嵌合するような形状となつている。
【0014】よつて、フレーム6を設けたことでも前述
した実施例と同一の作用を有することができる。
した実施例と同一の作用を有することができる。
【0015】そして、開口部8に設けた突起部8および
フレーム6に設けた突起部6aにより、ウエザストリツ
プ4によりシールされた部位のシール巾Aは従来の比べ
減少しているため車両1の外観の見栄え向上となる。
フレーム6に設けた突起部6aにより、ウエザストリツ
プ4によりシールされた部位のシール巾Aは従来の比べ
減少しているため車両1の外観の見栄え向上となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、車両の高速走行時にお
いて、スライドプレートが上方へ吸い出されても突起部
にスライドプレートの周縁部前端面が嵌合するため、異
音の発生を防止することができる。
いて、スライドプレートが上方へ吸い出されても突起部
にスライドプレートの周縁部前端面が嵌合するため、異
音の発生を防止することができる。
【図1】本発明の車両用ルーフパネルの平面図を示す。
【図2】本発明の実施例のルーフパネルの断面図を示
す。
す。
【図3】本発明の他の実施例のルーフパネルの断面図を
示す。
示す。
1 車両 3 スライドプレート 3a 周縁部前端面 4 ウエザストリツプ 8 開口部 8a 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】車両のルーフに設けた開口部に配設される
スライドプレートと、該スライドプレートの下面に一体
的に配置されるインナパネルと、前記スライドプレート
の周縁部に取着されたウエザストリップとを有する車両
用ルーフパネルにおいて、前記ウエザストリップを前記
インナパネルで保持し、且つ前記開口部に突起部を設
け、該突起部に嵌合可能とするよう前記スライドプレー
トの周縁部端面をテーパ状に形成することを特徴とする
車両用ルーフパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02259692A JP3289299B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 車両用ルーフパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02259692A JP3289299B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 車両用ルーフパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213065A JPH05213065A (ja) | 1993-08-24 |
JP3289299B2 true JP3289299B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=12087224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02259692A Expired - Fee Related JP3289299B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 車両用ルーフパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289299B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101416359B1 (ko) * | 2012-03-15 | 2014-07-08 | 기아자동차 주식회사 | 선루프 글래스 부상 방지장치 및 이를 포함하는 선루프 조립체 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP02259692A patent/JP3289299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05213065A (ja) | 1993-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080322 Year of fee payment: 6 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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