JPH0454016Y2 - - Google Patents
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- JPH0454016Y2 JPH0454016Y2 JP1987138677U JP13867787U JPH0454016Y2 JP H0454016 Y2 JPH0454016 Y2 JP H0454016Y2 JP 1987138677 U JP1987138677 U JP 1987138677U JP 13867787 U JP13867787 U JP 13867787U JP H0454016 Y2 JPH0454016 Y2 JP H0454016Y2
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車のチルトアンドスライド式のサ
ンルーフの改良に関するものである。
ンルーフの改良に関するものである。
従来の技術
従来のチルト式あるいはチルトアンドスライド
式のサンルーフは、ルーフパネルに対する開閉作
動機能、雨漏れ防止、防塵あるいは、高速走行時
における車室内空気の吸い出し現象に起因する風
切音の発生防止等を考慮して、サンルーフとルー
フパネルとの開口縁との間のウエザーストリツプ
の配置および構造に種々の対策が施されており、
例えば、実開昭61−7151号公報に示されるもの
は、ルーフ開口部の車体後方側には、車体前方側
に突出するフランジ部の段部に垂直シール面が形
成され、また車体前方側端部と車体両側端部には
垂直シール面が形成されるとともに、蓋体の周縁
には下方に折り曲げられ、シール面を形成する外
周部が形成され、該外周部に断面U字状の弾性材
のシール材が取り付けられており、蓋体が前記シ
ール開口部を覆う閉位置にある時には、シール材
が前記垂直シール面に圧接されるとともに、シー
ル材のリツプ部が前記フランジ部に圧接されて開
口部をシールする構造のもので、雨漏れや塵埃の
侵入防止あるいは高速走行時の室内空気の吸い出
し現象に起因する風切音の発生の防止等に対処す
るものが知られていた。
式のサンルーフは、ルーフパネルに対する開閉作
動機能、雨漏れ防止、防塵あるいは、高速走行時
における車室内空気の吸い出し現象に起因する風
切音の発生防止等を考慮して、サンルーフとルー
フパネルとの開口縁との間のウエザーストリツプ
の配置および構造に種々の対策が施されており、
例えば、実開昭61−7151号公報に示されるもの
は、ルーフ開口部の車体後方側には、車体前方側
に突出するフランジ部の段部に垂直シール面が形
成され、また車体前方側端部と車体両側端部には
垂直シール面が形成されるとともに、蓋体の周縁
には下方に折り曲げられ、シール面を形成する外
周部が形成され、該外周部に断面U字状の弾性材
のシール材が取り付けられており、蓋体が前記シ
ール開口部を覆う閉位置にある時には、シール材
が前記垂直シール面に圧接されるとともに、シー
ル材のリツプ部が前記フランジ部に圧接されて開
口部をシールする構造のもので、雨漏れや塵埃の
侵入防止あるいは高速走行時の室内空気の吸い出
し現象に起因する風切音の発生の防止等に対処す
るものが知られていた。
考案が解決しようとする問題点
前述の従来構造のものでは、車両が高速走行し
た場合、ルーフの上側に負圧が作用して、車体前
方側の開口部を支点とし、蓋体の後方側のウエザ
ーストリツプのシール部の後端面までの長さを半
径とする曲率に沿つて、蓋体が上方に浮き上る現
象を生ずるためシール部の圧接面が減少して、圧
接力が低下する。このためウエザーストリツプは
リツプ部を有する複雑な形状のものとされ、断面
形状を増し、接触面の拡大等により、シール面の
確保をはかつた構造とされているが、シール材の
損耗によつてシール性の減少を生ずる欠点があ
り、またウエザーストリツプはリツプ部を有し断
面V字形の複雑な形状のもので、圧接力の高いシ
ール材を採用しなければならずコストアツプとな
る欠点があつた。
た場合、ルーフの上側に負圧が作用して、車体前
方側の開口部を支点とし、蓋体の後方側のウエザ
ーストリツプのシール部の後端面までの長さを半
径とする曲率に沿つて、蓋体が上方に浮き上る現
象を生ずるためシール部の圧接面が減少して、圧
接力が低下する。このためウエザーストリツプは
リツプ部を有する複雑な形状のものとされ、断面
形状を増し、接触面の拡大等により、シール面の
確保をはかつた構造とされているが、シール材の
損耗によつてシール性の減少を生ずる欠点があ
り、またウエザーストリツプはリツプ部を有し断
面V字形の複雑な形状のもので、圧接力の高いシ
ール材を採用しなければならずコストアツプとな
る欠点があつた。
考案の目的
上述の現状に鑑み、本考案は簡単な構造のウエ
ザーストリツプが採用でき、しかもサンルーフに
要求される諸性能を満たし、かつ従来例のような
浮き上り現象に対してもウエザーストリツプとの
圧接面の確保ができ、吸い出された音の発生を防
止できるとともに、ウエザーストリツプの耐久性
に著しい変化のない、効率のよいサンルーフを提
供することを目的としている。
ザーストリツプが採用でき、しかもサンルーフに
要求される諸性能を満たし、かつ従来例のような
浮き上り現象に対してもウエザーストリツプとの
圧接面の確保ができ、吸い出された音の発生を防
止できるとともに、ウエザーストリツプの耐久性
に著しい変化のない、効率のよいサンルーフを提
供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
上述の目的を達成するため、本考案は実用新案
登録請求の範囲に示されるように、サンルーフパ
ネルの前端縁部に、突出片が該前端縁部の全長に
亘つて形成されており、該前端縁部の少なくとも
突出片の上方部分にはウエザーストリツプが配設
されており、ルーフパネルの前部開口縁には、前
記突出片が挿入される凹溝が形成され、該凹溝の
上側の前記前部開口縁の端面は前記ウエザースト
リツプとの当接面とされているとともに、サンル
ーフパネルが全閉位置にある際の前記凹溝の上側
面と該凹溝内に挿入された前記突出片の上側面と
の間の遊隙高さは、前記開口縁における凹溝の上
側の端面と前記ウエザーストリツプとの当接面の
上下方向高さより小とされているという構成を採
用している。
登録請求の範囲に示されるように、サンルーフパ
ネルの前端縁部に、突出片が該前端縁部の全長に
亘つて形成されており、該前端縁部の少なくとも
突出片の上方部分にはウエザーストリツプが配設
されており、ルーフパネルの前部開口縁には、前
記突出片が挿入される凹溝が形成され、該凹溝の
上側の前記前部開口縁の端面は前記ウエザースト
リツプとの当接面とされているとともに、サンル
ーフパネルが全閉位置にある際の前記凹溝の上側
面と該凹溝内に挿入された前記突出片の上側面と
の間の遊隙高さは、前記開口縁における凹溝の上
側の端面と前記ウエザーストリツプとの当接面の
上下方向高さより小とされているという構成を採
用している。
作 用
サンルーフパネルの全閉時には、前記突出片
が、前記凹溝に遊嵌されることにより、高速走行
時における負圧によつてサンルーフパネルが上方
に吸い出されても、前記突出片の上側面と前記凹
溝の上側面とが当接するので浮き上りが防止さ
れ、前記突出片と前記凹溝との遊隙高さ以上の浮
き上り現象が防止され、かつウエザーストリツプ
の当接面の上下方向の高さが、前記遊隙高さより
大とされているから、浮き上り現象が起きても必
ずシール面が残り、シール効果の確保が図られ、
吸い出され音の発生を防止することができるので
乗員に不快音を与えぬようにしたものである。
が、前記凹溝に遊嵌されることにより、高速走行
時における負圧によつてサンルーフパネルが上方
に吸い出されても、前記突出片の上側面と前記凹
溝の上側面とが当接するので浮き上りが防止さ
れ、前記突出片と前記凹溝との遊隙高さ以上の浮
き上り現象が防止され、かつウエザーストリツプ
の当接面の上下方向の高さが、前記遊隙高さより
大とされているから、浮き上り現象が起きても必
ずシール面が残り、シール効果の確保が図られ、
吸い出され音の発生を防止することができるので
乗員に不快音を与えぬようにしたものである。
更に上述のルーフパネルとサンルーフパネルと
が遊嵌する端縁部は、ルーフパネルの開口縁部に
凹溝を形成させサンルーフパネルの前端縁部には
突出片を形成させることにより開口縁部分におけ
るルーフパネルの曲げ剛性の向上をもたらし、こ
もり音などの発生を抑制ができる効果も期待でき
るものである。
が遊嵌する端縁部は、ルーフパネルの開口縁部に
凹溝を形成させサンルーフパネルの前端縁部には
突出片を形成させることにより開口縁部分におけ
るルーフパネルの曲げ剛性の向上をもたらし、こ
もり音などの発生を抑制ができる効果も期待でき
るものである。
実施例
第1図、第2図はチルト式サンルーフに適用し
た本考案の実施例を示すもので、第1図は、車両
前後方向における縦断面略示図であつて、ルーフ
パネル1に開設された開口部にサンルーフパネル
2がハウジング3に支承されて配置され、図示省
略の駆動装置、スライダー4、チルトアツプ装置
5の作用により、図示の全閉位置から矢印Aで示
す方向にチルトアツプされ、また矢印Bで示す方
向に後退されるように組み付けられている。
た本考案の実施例を示すもので、第1図は、車両
前後方向における縦断面略示図であつて、ルーフ
パネル1に開設された開口部にサンルーフパネル
2がハウジング3に支承されて配置され、図示省
略の駆動装置、スライダー4、チルトアツプ装置
5の作用により、図示の全閉位置から矢印Aで示
す方向にチルトアツプされ、また矢印Bで示す方
向に後退されるように組み付けられている。
本考案では、サンルーフパネル2の前端縁部6
に突出片7が該前端縁部6の全長に亘つて形成さ
れており、一方ルーフパネル1の前部開口縁8に
は、前記突出片7が挿入される凹溝9、ならびに
ルーフパネル1の上面より下方に向い前記凹溝9
の上側に連続する垂直端面たる端面11が形成さ
れ、前記突出片7はサンルーフパネル2が全閉位
置を占めたとき、前記凹溝9に遊嵌される位置と
されている。また前記突出片7の少なくとも上方
部分には断面V字形の弾性体のウエザーストリツ
プ12が前端縁部6の全長にわたり、前記端面1
1に向つてシール面10が対峙するように配設さ
れており、全閉時には前記突出片7が凹溝9に遊
嵌されるとともに、前記シール面10と前記端面
11との互いに密接され、すなわちウエザースト
リツプ12を介して前端縁部6が前部開口縁8に
密接させられるように形成されている。
に突出片7が該前端縁部6の全長に亘つて形成さ
れており、一方ルーフパネル1の前部開口縁8に
は、前記突出片7が挿入される凹溝9、ならびに
ルーフパネル1の上面より下方に向い前記凹溝9
の上側に連続する垂直端面たる端面11が形成さ
れ、前記突出片7はサンルーフパネル2が全閉位
置を占めたとき、前記凹溝9に遊嵌される位置と
されている。また前記突出片7の少なくとも上方
部分には断面V字形の弾性体のウエザーストリツ
プ12が前端縁部6の全長にわたり、前記端面1
1に向つてシール面10が対峙するように配設さ
れており、全閉時には前記突出片7が凹溝9に遊
嵌されるとともに、前記シール面10と前記端面
11との互いに密接され、すなわちウエザースト
リツプ12を介して前端縁部6が前部開口縁8に
密接させられるように形成されている。
また前記前端縁部6の部分拡大断面図を示す第
2図に示されるように、サンルーフパネル2が全
閉位置にあるときには、前記凹溝9の上側面13
と該凹溝9内に挿入された前記突出片7の上側面
14との間に遊隙高さl2が存するように形成され
ており、該遊隙高さL2は前記凹溝9の上側に位
置する前記端面11とウエザーストリツプ12の
シール面10との当接面19の上下方向の高さl1
より小とされるように形成されている。
2図に示されるように、サンルーフパネル2が全
閉位置にあるときには、前記凹溝9の上側面13
と該凹溝9内に挿入された前記突出片7の上側面
14との間に遊隙高さl2が存するように形成され
ており、該遊隙高さL2は前記凹溝9の上側に位
置する前記端面11とウエザーストリツプ12の
シール面10との当接面19の上下方向の高さl1
より小とされるように形成されている。
またサンルーフパネル2の後端縁部15と図示
が省略されている左右側端縁部には、ルーフパネ
ル1の後部開口縁16ならびに図示が省略されて
いる左右側開口縁の垂直端面21にそれぞれ相対
峙して比較的広い垂直面を有する端面17が形成
されており、前記端面17の全長にわたりウエザ
ーストリツプ20が配設されている。
が省略されている左右側端縁部には、ルーフパネ
ル1の後部開口縁16ならびに図示が省略されて
いる左右側開口縁の垂直端面21にそれぞれ相対
峙して比較的広い垂直面を有する端面17が形成
されており、前記端面17の全長にわたりウエザ
ーストリツプ20が配設されている。
前記ウエザーストリツプ20は全閉位置にある
とき前記端面21に密接され、比較的広い当接面
18が形成される。従つて前記後部開口縁16な
らびに前記左右側開口縁では前記ウエザーストリ
ツプ20を介して前記端面21にサンルーフパネ
ル2が密接されシール面が形成されている。
とき前記端面21に密接され、比較的広い当接面
18が形成される。従つて前記後部開口縁16な
らびに前記左右側開口縁では前記ウエザーストリ
ツプ20を介して前記端面21にサンルーフパネ
ル2が密接されシール面が形成されている。
上述の構造において、ウエザーストリツプ20
はルーフパネル1の前記開口縁16と後端縁部1
5との間で比較的広い当接面18を形成できるの
で、自動車の高速走行に伴ない、室内空気の吸い
出し現象に起因して矢印Cで示すような揚力が作
用しても十分な密封を保持できるし、また前述ご
とくサンルーフパネル2の前端縁部6はルーフパ
ネル1の前部開口縁8に配設された凹溝9に前記
突出片7を嵌着せしめ、ウエザーストリツプ12
を介して、前記開口縁8に密接しているので、上
述の揚力の作用時には、前記凹溝の上側面13と
前記突出片7の上側面14とが当接し、前記遊隙
高さl2以上には浮揚せず、しかも前記開口縁8の
端面11の前記ウエザーストリツプ12との当接
面19の上下方向の高さl1より前記遊隙高さl2が
小とされているからウエザーストリツプ12のシ
ール面が保持されシール面の減少による漏洩は防
止されるとともに、該ウエザーストリツプ12は
サンルーフパネル2のチルトアツプ時の支点的作
用点に位置するため前記ウエザーストリツプ12
における接触面積部分を特別に広い接触面積のも
のに形成し得なくとも、また格別な構造のものを
採用しなくとも、高速走行時の吸い出し現象に起
因する風切音の発生を防止できるものである。従
つて上述の構造によればチルト式だけでなくチル
トアンドスライド式サンルーフにも適用できるも
のである。
はルーフパネル1の前記開口縁16と後端縁部1
5との間で比較的広い当接面18を形成できるの
で、自動車の高速走行に伴ない、室内空気の吸い
出し現象に起因して矢印Cで示すような揚力が作
用しても十分な密封を保持できるし、また前述ご
とくサンルーフパネル2の前端縁部6はルーフパ
ネル1の前部開口縁8に配設された凹溝9に前記
突出片7を嵌着せしめ、ウエザーストリツプ12
を介して、前記開口縁8に密接しているので、上
述の揚力の作用時には、前記凹溝の上側面13と
前記突出片7の上側面14とが当接し、前記遊隙
高さl2以上には浮揚せず、しかも前記開口縁8の
端面11の前記ウエザーストリツプ12との当接
面19の上下方向の高さl1より前記遊隙高さl2が
小とされているからウエザーストリツプ12のシ
ール面が保持されシール面の減少による漏洩は防
止されるとともに、該ウエザーストリツプ12は
サンルーフパネル2のチルトアツプ時の支点的作
用点に位置するため前記ウエザーストリツプ12
における接触面積部分を特別に広い接触面積のも
のに形成し得なくとも、また格別な構造のものを
採用しなくとも、高速走行時の吸い出し現象に起
因する風切音の発生を防止できるものである。従
つて上述の構造によればチルト式だけでなくチル
トアンドスライド式サンルーフにも適用できるも
のである。
なお前記凹溝9に挿入される突出片7の形状は
本実施例は1例を示すものであり、断面くさび形
のものに限定するものではなく、凹溝9に遊嵌さ
れ、開閉作動機能ならびに雨漏れ、防塵等の機能
を満足するものであれば支障ない。
本実施例は1例を示すものであり、断面くさび形
のものに限定するものではなく、凹溝9に遊嵌さ
れ、開閉作動機能ならびに雨漏れ、防塵等の機能
を満足するものであれば支障ない。
効 果
本考案は以上説明した構成、作用のものであつ
て、比較的簡単な構造で面圧の低いウエザースト
リツプを使用でき、しかも自動車の高速走行時に
サンルーフパネルに車室内空気の吸い出し現象に
よる揚力が作用すると突出片と凹溝の上方部が接
触し、それ以上の浮き上りが防止され、前記突出
片と凹溝とが接触する両者の上側面との遊隙高さ
よりウエザーストリツプの当接面の上下方向の高
さの方が大であるから、シール面が残るのでシー
ル効果の確保が図られ、風切音の発生を防止でき
る効果を奏しめるものである。また簡単な構造の
ウエザーストリツプを低い面圧の下で使用できる
のでサンルーフの円滑なチルトアツプ性能を保証
でき、しかも雨漏れ防止、塵埃の侵入防止等十分
な効果を図りうるものである。
て、比較的簡単な構造で面圧の低いウエザースト
リツプを使用でき、しかも自動車の高速走行時に
サンルーフパネルに車室内空気の吸い出し現象に
よる揚力が作用すると突出片と凹溝の上方部が接
触し、それ以上の浮き上りが防止され、前記突出
片と凹溝とが接触する両者の上側面との遊隙高さ
よりウエザーストリツプの当接面の上下方向の高
さの方が大であるから、シール面が残るのでシー
ル効果の確保が図られ、風切音の発生を防止でき
る効果を奏しめるものである。また簡単な構造の
ウエザーストリツプを低い面圧の下で使用できる
のでサンルーフの円滑なチルトアツプ性能を保証
でき、しかも雨漏れ防止、塵埃の侵入防止等十分
な効果を図りうるものである。
第1図は実施例の車両前後方向における縦断面
略示図、第2図は第1図に示すものの、前端縁部
におけるウエザーストリツプと突出片と凹溝との
関係を示す部分拡大断面図である。 1……ルーフパネル、2……サンルーフパネ
ル、6……前端縁部、7……突出片、8……前部
開口縁、9……凹溝、11……端面、12……ウ
エザーストリツプ、13……凹溝の上側面、14
……突出片の上側面、19……当接面、20……
ウエザーストリツプ、l1……当接面の上下方向の
高さ、l2……遊隙高さ。
略示図、第2図は第1図に示すものの、前端縁部
におけるウエザーストリツプと突出片と凹溝との
関係を示す部分拡大断面図である。 1……ルーフパネル、2……サンルーフパネ
ル、6……前端縁部、7……突出片、8……前部
開口縁、9……凹溝、11……端面、12……ウ
エザーストリツプ、13……凹溝の上側面、14
……突出片の上側面、19……当接面、20……
ウエザーストリツプ、l1……当接面の上下方向の
高さ、l2……遊隙高さ。
Claims (1)
- サンルーフパネルの前端縁部に、突出片が該前
端縁部の全長に亘つて形成されており、該前端縁
部の少なくとも突出片の上方部分にはウエザース
トリツプが配設されており、ルーフパネルの前部
開口縁には、前記突出片が挿入される凹溝が形成
され、該凹溝の上側の前記前部開口縁の端面が前
記ウエザーストリツプとの当接面とされていると
ともに、サンルーフパネルが全閉位置にある際の
前記凹溝の上側面と該凹溝内に挿入された前記突
出片の上側面との間の遊隙高さは、前記開口縁に
おける凹溝の上側の端面と前記ウエザーストリツ
プとの当接面の上下方向高さより小とされている
ことを特徴とするサンルーフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138677U JPH0454016Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138677U JPH0454016Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6442922U JPS6442922U (ja) | 1989-03-15 |
JPH0454016Y2 true JPH0454016Y2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=31401237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987138677U Expired JPH0454016Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454016Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP1987138677U patent/JPH0454016Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6442922U (ja) | 1989-03-15 |
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