JPH0546496Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546496Y2 JPH0546496Y2 JP1987166071U JP16607187U JPH0546496Y2 JP H0546496 Y2 JPH0546496 Y2 JP H0546496Y2 JP 1987166071 U JP1987166071 U JP 1987166071U JP 16607187 U JP16607187 U JP 16607187U JP H0546496 Y2 JPH0546496 Y2 JP H0546496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- vehicle
- side wall
- outside
- weather strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 28
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 229920002943 EPDM rubber Polymers 0.000 description 3
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車車体のドア開口に沿つて装着
されるウエザストリツプに関するものである。
されるウエザストリツプに関するものである。
[従来技術]
第1図に示すような自動車において、車体のド
ア開口1にはこれに沿つてウエザストリツプが取
付けられる。ウエザストリツプはスポンジゴムや
合成樹脂等の軟質材からなり、第4図に示すよう
に中空状で、取付け基部41、車内側および車外
側の側壁43,44およびシール壁42よりな
り、取付け基部41においてドア開口に沿つて設
けたリテーナ2に保持される。そしてサツシユレ
スドアの場合には、ドア閉時にドアガラス3の周
縁がシール壁42に押付けられる。
ア開口1にはこれに沿つてウエザストリツプが取
付けられる。ウエザストリツプはスポンジゴムや
合成樹脂等の軟質材からなり、第4図に示すよう
に中空状で、取付け基部41、車内側および車外
側の側壁43,44およびシール壁42よりな
り、取付け基部41においてドア開口に沿つて設
けたリテーナ2に保持される。そしてサツシユレ
スドアの場合には、ドア閉時にドアガラス3の周
縁がシール壁42に押付けられる。
[本考案が解決しようとする問題点]
ところで、ドアガラス3まわりのシール部で
は、ドア吸出され時にもシール性が低下しないこ
とが望まれる。また、特に最近では車体面を面一
化する傾向があり、上記シール部においてもドリ
ツプモール6からドアガラス3へかけての部分の
面一化が要求さえるようになつてきた。
は、ドア吸出され時にもシール性が低下しないこ
とが望まれる。また、特に最近では車体面を面一
化する傾向があり、上記シール部においてもドリ
ツプモール6からドアガラス3へかけての部分の
面一化が要求さえるようになつてきた。
即ち前者については、高速走行時にドア外面部
に生じる負圧でドアが吸出され、ドアガラス3は
ガラス面とほぼ垂直方向(矢印A方向)に移動
し、シール性が低下する。この対策として、例え
ば図示のようにウエザストリツプ4の車外側の側
壁44に沿つて硬質部440を形成し、これによ
りドアガラス3の外方への移動を阻止する等の手
段がとられている(実開昭52−33820号、実公昭
62−25369号)。
に生じる負圧でドアが吸出され、ドアガラス3は
ガラス面とほぼ垂直方向(矢印A方向)に移動
し、シール性が低下する。この対策として、例え
ば図示のようにウエザストリツプ4の車外側の側
壁44に沿つて硬質部440を形成し、これによ
りドアガラス3の外方への移動を阻止する等の手
段がとられている(実開昭52−33820号、実公昭
62−25369号)。
後者については、従来の構造では第4図に示す
ようにドアガラス3がシール壁42に押込まれる
と、ドリツプモール6やウエザストリツプ4の外
端面とドアガラス3との間に大きな段差が生じ、
面一化の要求に合わない。しかしながら、サツシ
ユレスドア車においては、この部分の面一化は実
現されていない。
ようにドアガラス3がシール壁42に押込まれる
と、ドリツプモール6やウエザストリツプ4の外
端面とドアガラス3との間に大きな段差が生じ、
面一化の要求に合わない。しかしながら、サツシ
ユレスドア車においては、この部分の面一化は実
現されていない。
そこで本考案は、ドアの吸出されを防ぎ、同時
にシール部の面一化を実現するウエザストリツプ
を提供することを目的とするものである。
にシール部の面一化を実現するウエザストリツプ
を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は第2図に例示するように、車外側の側
壁44を、ゴムまたは合成樹脂の硬質材で構成す
るとともに、取付け基部41の車外側の端部から
車外方向に伸び先端部がシール壁42に沿う方向
へ屈曲する断面L字形に形成し、かつ該側壁44
の先端縁を、ドアが開閉するとき、(矢印B方向)
にドガラス3の周縁と干渉せず、ドアが吸出され
るとき(矢印A方向)にドアガラス3の周縁と干
渉する位置に設定したことを特徴とする。
壁44を、ゴムまたは合成樹脂の硬質材で構成す
るとともに、取付け基部41の車外側の端部から
車外方向に伸び先端部がシール壁42に沿う方向
へ屈曲する断面L字形に形成し、かつ該側壁44
の先端縁を、ドアが開閉するとき、(矢印B方向)
にドガラス3の周縁と干渉せず、ドアが吸出され
るとき(矢印A方向)にドアガラス3の周縁と干
渉する位置に設定したことを特徴とする。
[作用、効果]
側壁44の先端縁を上記の位置としたので、ド
ア開閉に支障はなく、ドア吸出され時にはドアガ
ラス3が側壁44と干渉することで吸出されは阻
止される。
ア開閉に支障はなく、ドア吸出され時にはドアガ
ラス3が側壁44と干渉することで吸出されは阻
止される。
また、側壁44の屈曲端部441によりドリツ
プモール6からドアガラス3へかけての面一化が
実現される。
プモール6からドアガラス3へかけての面一化が
実現される。
[実施例]
第2図に示す実施例において、ウエザストリツ
プ4は中空状の一体押出成形体で、車体のドア開
口に沿つて取付けたリテーナ2に嵌着される取付
け基部41と、取付け基部41の両端から伸びる
車内側および車外側の側壁43,44と、両側壁
43,44を結び空間をおいて取付け基部41と
対向するシール壁42を備えている。車外側の側
壁44はEPDM硬質ゴムからなり、他の部分は
EPDMスポンジゴムからなる。ドアガラス3は
その周縁がドア閉時にアーチ状に膨出する上記シ
ール壁42に、車外側の側壁44寄りの位置で押
込まれる。
プ4は中空状の一体押出成形体で、車体のドア開
口に沿つて取付けたリテーナ2に嵌着される取付
け基部41と、取付け基部41の両端から伸びる
車内側および車外側の側壁43,44と、両側壁
43,44を結び空間をおいて取付け基部41と
対向するシール壁42を備えている。車外側の側
壁44はEPDM硬質ゴムからなり、他の部分は
EPDMスポンジゴムからなる。ドアガラス3は
その周縁がドア閉時にアーチ状に膨出する上記シ
ール壁42に、車外側の側壁44寄りの位置で押
込まれる。
取付け基部41の一端から伸びる車外側の側壁
44はドリツプモール6の下端に接し、その位置
で下方へシール壁42に沿うように屈曲して断面
L字状をなしている。また屈曲端部441の外面
はドリツプモール6の外面の延長面を形成してい
る。側壁44の先端縁の高さ位置は、ドア開閉時
にドアガラス3の周縁が上記先端縁を通過する高
さ位置よりも僅かに高く設定してある。
44はドリツプモール6の下端に接し、その位置
で下方へシール壁42に沿うように屈曲して断面
L字状をなしている。また屈曲端部441の外面
はドリツプモール6の外面の延長面を形成してい
る。側壁44の先端縁の高さ位置は、ドア開閉時
にドアガラス3の周縁が上記先端縁を通過する高
さ位置よりも僅かに高く設定してある。
ドアは矢印Bに示すようにほぼ水平方向に開閉
され、ドアが閉められたとき、あるいはドア閉状
態でドアガラス3を上昇せしめたとき、ドアガラ
ス3は最終的に図示の位置となり、シール壁42
を押し上げる。
され、ドアが閉められたとき、あるいはドア閉状
態でドアガラス3を上昇せしめたとき、ドアガラ
ス3は最終的に図示の位置となり、シール壁42
を押し上げる。
しかして、シール壁42の上端部が変形して
も、その外側には側壁44の屈曲端部441があ
り、その外面はドリツプモール6の外面からドア
ガラス3の外面へと続くなだらかな面を形成して
いるから、ドアガラス3まわりの面一化が実現さ
れる。しかも上記屈曲端部441はモールとして
の機能をもち、ドアガラス3まわりの意匠性が向
上される。
も、その外側には側壁44の屈曲端部441があ
り、その外面はドリツプモール6の外面からドア
ガラス3の外面へと続くなだらかな面を形成して
いるから、ドアガラス3まわりの面一化が実現さ
れる。しかも上記屈曲端部441はモールとして
の機能をもち、ドアガラス3まわりの意匠性が向
上される。
また、高速走行時、ドアの吸出されでドアガラ
ス3は斜め上方(矢印A方向)に移動しようとす
るが、側壁44の屈曲端部441と干渉し、吸出
されが防止される。かつドアは矢印B方向に開閉
されるのでドアガラス3は上記屈曲端部441と
干渉せず、開閉には全く支障がない。
ス3は斜め上方(矢印A方向)に移動しようとす
るが、側壁44の屈曲端部441と干渉し、吸出
されが防止される。かつドアは矢印B方向に開閉
されるのでドアガラス3は上記屈曲端部441と
干渉せず、開閉には全く支障がない。
第3図は他の実施例を示すもので、シール壁4
2はリツプ状で、車内側の側壁43に支持されて
いる。ドア閉時、ドアガラス3の周縁はシール壁
42の先端と、L字状をなす車外側の側壁44の
屈曲端部441の間に挟まれた状態となりシール
作用をなす。他の構造は第2図に示す上記実施例
と同一である。
2はリツプ状で、車内側の側壁43に支持されて
いる。ドア閉時、ドアガラス3の周縁はシール壁
42の先端と、L字状をなす車外側の側壁44の
屈曲端部441の間に挟まれた状態となりシール
作用をなす。他の構造は第2図に示す上記実施例
と同一である。
しかして本実施例の場合も、上記実施例と同様
の効果を奏する。
の効果を奏する。
このように本考案のウエザストリツプによれ
ば、ドアの吸出されが防止されると同時に、ドア
ガラスまわりの面一化により意匠性の向上が達成
される。
ば、ドアの吸出されが防止されると同時に、ドア
ガラスまわりの面一化により意匠性の向上が達成
される。
第1図は本考案のウエザストリツプが適用され
る自動車の斜視図、第2図は本考案のウエザスト
リツプの第1図A−A線に沿う位置での断面図、
第3図は本考案の他のウエザストリツプの同位置
での断面図、第4図は従来のウエザストリツプの
断面図である。 1……車体のドア開口、2……リテーナ、3…
…ドアガラス、4……ウエザストリツプ、41…
…基部、42……シール壁、43……車内側の側
壁、44……車外側の側壁。
る自動車の斜視図、第2図は本考案のウエザスト
リツプの第1図A−A線に沿う位置での断面図、
第3図は本考案の他のウエザストリツプの同位置
での断面図、第4図は従来のウエザストリツプの
断面図である。 1……車体のドア開口、2……リテーナ、3…
…ドアガラス、4……ウエザストリツプ、41…
…基部、42……シール壁、43……車内側の側
壁、44……車外側の側壁。
Claims (1)
- 自動車車体のドア開口に沿つて装着するウエザ
ストリツプであつて、上記ドア開口に沿つて設け
たリテーナに保持せしめる取付け基部と、取付け
基部の車内側および車外側の両端から伸びる側壁
と、側壁に支持され取付け基部と空間をおいて対
向しドア閉時にドアガラスの周縁が押付けられる
シール壁を備えたウエザストリツプにおいて、車
外側の側壁およびシール壁をゴムまたは合成樹脂
の軟質材で構成し、車外側の側壁をゴムまたは合
成樹脂の硬質材で構成し、該車外側の側壁はこれ
を取付け基部の端部から車外方向に伸び先端部が
シール壁の外面に沿う方向に屈曲する断面L字形
の形状となし、先端縁をドア開閉時にドアガラス
の周縁と干渉せず、ドア吸出され時にドアガラス
の周縁に干渉する位置に設定したことを特徴とす
る自動車用ウエザストリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166071U JPH0546496Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166071U JPH0546496Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0173016U JPH0173016U (ja) | 1989-05-17 |
JPH0546496Y2 true JPH0546496Y2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=31453129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987166071U Expired - Lifetime JPH0546496Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546496Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7369357B2 (ja) * | 2020-02-26 | 2023-10-26 | Agc株式会社 | ディビジョンバー付き固定ウインドウガラス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233820B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1977-08-31 | ||
JPS59192637A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-11-01 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ドアガラス吸出し防止装置 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP1987166071U patent/JPH0546496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233820B2 (ja) * | 1972-11-28 | 1977-08-31 | ||
JPS59192637A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-11-01 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ドアガラス吸出し防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0173016U (ja) | 1989-05-17 |
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