JPS59192637A - ドアガラス吸出し防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サツシュレスドア型車におけるドアガラスの
、いわゆる吸出し現象を防止するための構造に関する。

第１図に示したようなサツシュレスドア型車ｌにおける
車体開口縁部は、第２図に示した構造よシなる。すなわ
ち車体開口縁部にはりテーカ２が固設されており、該リ
テーナコにはウェザ−ストリップ本体３が嵌着されてい
る。該ウェザ−ストリップ本体３は、前記リテーナλに
嵌合するベース部Ｖと、ドアＳを閉止した状態で、ドア
ガラスｔの周縁部が当接する中空シール部７と、該中空
シール部７に一体に設けられドアガラス乙の車室外側に
位置するアウタリッグ♂とから構成されるおシ、該アウ
タリップｇには前記リテーナ２とベース部≠によって一
端縁９を挾持して支持されたガラスガイド１０が固着さ
れている。

以上の構成に従来構造において、ドアガラスｔの最上昇
位置でドアＳを閉めると、ドアカラス６の周縁部は、ガ
ラスガイド乙によって、中空シール部７の所定部位ＤＫ
案内され、該所定位置りに密接して、シールを行なうの
である。

しかしながらこの従来構造にあっては、ガラスガイド１
０は、リテーナ２とベース部弘とで挟持されて変位全阻
止されておシ、アウタリップざはこの変位不能なガラス
ガイド１０に固着していることハ　　　から、このアウ
タリップざが一体に設けられていぶ る中空ソール部７は、このアウタリップどの不変位によ
シ中空内部方向への弾性変形が抑止されることとなシ、
よってドアＳ閉止時にドアガラス６が当接する所定部位
りに、この当接による応力が集中する。こととなって、
該り部位に亀裂が生じてしまうおそれがある。

又高速走行時には、車室内と車室外の圧力差によって、
ドアガラスｌが車室外方向に吸出される。

いわゆる吸出し現象が生じ、該吸出し現象によってドア
カラスｔが前記所定部位りよシ車室外側に変位して、ソ
ール性能が低下してしまうおそれもある。本発明は、前
記従来構造のかかる現状に鑑みてなされたものであり、
カラスガイドを変位自在にすることによって、中空ソー
ル部の弾性変形を目在にし、前記応力の集中を回赴して
亀裂の発生を防止し、さらには吸出し現象に起因するシ
ール性能の不良を効果的に防止し得るドアガラス吸出し
防止装置を提供することを目的とするものである。

以下本発明の構成について、図面に示した一実施例に従
って説明する。なお前記従来構造と同一部材、同一部分
については同一符号を付して本復した説明は省略する。

すなわち第３図に示したようにガラスガイド／／は、一
端縁部／２ｆリテーナ２に当接させてあシ、略中央部に
設けられている脚部／３ｆアウタリツプざに貫通させて
、該アウタリップｒに固着されている。この脚部１３は
中空シール部７の内壁７ａに沿って延設されておシ、そ
の延設端／Ｊ’は、該内壁７ａのベース部ｌ側に達して
いる。

以上の構成に係る本実施例において、ドアガラス４ｉ上
昇させた開窓状態で高速走行を行なうと、いわゆる吸出
し現象によってドアガラス６が車室外方に変位し、この
ときドアガラス６を上昇させて閉窓し、ようとすると、
第４図に示したようにドアカラス２が前記所定部位りよ
シ車室外側（ｔ′）に変位しておシ、この状態からさら
にドアガラス４ｉ上昇させると荷重Ｆが生じる。このと
きガラスガイド／／の一端縁部１２はリテーナコに当接
していることから、この荷重Ｆによって変位することな
く、よってドアカラス６はガラスガイドｌｌの斜状面に
よってＦ′方向のカを得て、所定部位りに移動する。ｒ
そして、さらにドアガラスｔは所定位置りに圧接し、こ
のとき前記ガラスガイドｉｉは、り空シール部７の内部
方向（Ｗ方向）への弾性変形全容易にし、Ｄ部位のみに
応力が集中するのを回避することができる。

さらにこの第５図に示した閉窓状態において、ドアガラ
ス乙に吸出し現象による力Ｑが加わると、まず第１にカ
ラスガイド／／が前述のようにＲ方向に変位しているこ
とから、このカラスガイドｌ／が移動抵抗となってドア
ガラスのＱ方向への移動を防止し、第２に脚部／３の端
部／３’は前記Ｗ方向の力によって、中空シール部内壁
に突入しＣおり、■方向への変位が阻止されることから
、その反力によってドアカラスのＱ方向への移動全阻止
【７、仁の第１．第２の作用によって吸出し現象全効果
的、　　に防止し得るのである。

なおドアガラス６を下降させたときＫは、中空シール部
７を変形させていたＷ方向の力が消滅し、カラスガイド
／／は元の位置に復帰する。

以上説明したように本発明は、ドア全盲する車体開口縁
部にリテーナを介して取付けられるウェザ−ストリップ
であって、該リテーナに嵌合するベース部と、ドア閉止
時に、ドアガラス周縁部が当接する中空シール部と、該
中空シール部に一体的に突設されて前記ドアガラスの車
室外側に位置するアウタリップと、該アウタリップに固
着されたガラスガイドとからなる構造において、該カラ
スガイドの一端縁部全前記リテーナの開口側面に接当さ
せるとともに、アウタリップ全貫通する脚部を設けて固
着し、該脚部を中空ソール部内に延設して、該中空シー
ル部内のベース部側内壁に及ばせたことから、カラスガ
イドはアウタリップとともに自由に変位することができ
、このアウタリップが一体に設けられている中空シール
部も目在に弾性変形することができる。よってドアガラ
スが当接する部位のみに応力が集中する仁とを回避する
ことができ、この応力の集中による亀裂の発生を防止し
て、耐久性を向上させることができるのである〇 又カラスカイトはそれ自身の変位及びその脚部が生じさ
せる反力によって、ドアカラスの車室外方への変位を阻
止することから、ドアガラスの吸出し現象の発生を効果
的に防止し得るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はサツンユレスドア型車の側面ＵＡ１第２図は第
１図■−■線断面図、第８図は本発明の一実施例の第２
図に相当する断面図、第４図はドアカラス上昇時の作用
を示す説明図、第６図は吸出し防止作用を示す説明囚で
ある。 ２・・・リテーナ、３・・・ウエサ゛−スト１ノツフ“
本体、≠・・・ベース部％　　ｔ・・・ドアカラス、７
・・・１コ空シ一ル部、ざ・・・アウタリップ、１０．
／／・・・カラスガイド、１３・・・脚部。 第４図 第５回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ドアを有する車体開口縁部にリテーナを介して
   取付けられるウエザース）　ＩＪツブであって、核的に
   突設され前記ドアガラスの車空外側に位置す面に接当さ
   せるとともにアウタリンプを貫通する脚部を設けて固着
   し、該脚部全中空シール部内に延設して、該中空シール
   部内のベース部側内壁に及ばせたことに％徴とするドア
   ガラス吸出し防止装置。