JPH07257276A - ドアミラー取付構造 - Google Patents

ドアミラー取付構造

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JPH07257276A
JPH07257276A JP6054052A JP5405294A JPH07257276A JP H07257276 A JPH07257276 A JP H07257276A JP 6054052 A JP6054052 A JP 6054052A JP 5405294 A JP5405294 A JP 5405294A JP H07257276 A JPH07257276 A JP H07257276A
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JP
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door
door mirror
outer panel
packing
extension
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JP6054052A
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Toshio Shiojiri
聡男 塩尻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアミラーの取付部位の剛性を向上して、雨
水の侵入防止効果をより向上するとともに、風圧による
空気の侵入が原因の風洩れ音を防止する。 【構成】 ドアインナーパネル4の開放上端部のコーナ
ーピース6にドアミラーパッキン25を介してドアミラ
ー2をナット15とボルト16で締着するとともに、ド
アアウターパネル3の開放上端部7がドアミラーベース
カバー先端面13まで上方に伸びて延長部7aとなり、
延長部7aとドアミラー2のドアミラーベースカバー先
端面13とでドアミラーパッキン25を挟持する構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアミラーをド
アに取り付けるドアミラー取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、使用される車両用ドアミラーとし
ては、例えば実開昭62−137839号公報等に示す
ものがあり、そのドアミラー取付構造として図5に示す
ものがある。図5に示す車両用ドアミラー取付構造で
は、ドアインナーパネル4の開放上端部に一体的に固着
されたドアミラー取付部としてのコーナーピース6にド
アミラーが取り付けられる。即ち、コーナーピース6
に、前記ドアミラーパッキン10を介して、ドアミラー
の車体取付部であるドアミラーベース18及びドアミラ
ーベース18を覆うドアミラーベースカバー20がナッ
ト15及び取付ボルト16で締結される。また、ドアア
ウターパネル9の上部にクランク状折り曲げ部が形成さ
れ、そのクランク状折り曲げ部の略水平面部23にシー
ル部材を介して一端が固着された断面略コ字状のドアウ
エストモール12が配設される。ドアミラーパッキン1
0は、ドアミラーとコーナーピース6との間に配され
て、両者のシールを図っており、ドアミラーパッキン1
0の下端はドアウエストモール12に常時押圧されると
共にリップが設けられドアウエストモール12と重なり
合う寸法すなわちラップ代が設けられている。このラッ
プ代は、ドアミラーパッキン10のめくれや波打ち形状
を防止するため、1mm程度に設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上下方
向の寸法が取付許容寸法公差内に組立がされなかったと
きには、ドアウエストモール12とドアミラーパッキン
10の間に隙間が生じ、空気が流れ込み走行中の風洩れ
音となるという問題がある。更に前記構成では、ドアア
ウターパネル4は上端部17は開放端となっており、ド
アミラー取付部付近において、ドアインナーパネル4と
コーナーピース6の上端部が開放状態に近いため、ドア
ミラーの取付剛性が劣るという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、ドアインナーパネルの開放上端部のドアミ
ラー取付部にドアミラーパッキンを介してドアミラーの
ドアミラーベースを締着具で締着するとともに、ドアア
ウターパネルの開放上端部がドアミラーの下部面に対向
するまで上方に伸びて延長部となり、該延長部と前記ド
アミラーの下部面とで前記ドアミラーパッキンを挟持す
るよう構成したことを特徴とする。また、前記ドアミラ
ーパッキンを挟持する前記ドアミラーの下部面又は前記
ドアアウターパネルの延長部に突起を設けると良い。ま
た、前記ドアアウターパネルの延長部に対向する前記ド
アミラーパッキンの面上にリップを一体成形すると良
い。更に、ドアアウターパネルのドアミラー取付部を第
1の折り曲げ点と第2の折り曲げ点を有するクランク状
に折り曲げ、第2の折り曲げ点から略鉛直方向に伸びて
前記延長部とすると共に、第1の折り曲げ点と第2の折
り曲げ点の間は略水平な面を形成し、該面上にドアウエ
ストモールが配設され、前記ドアウエストモールの上端
部を前記ドアアウターパネルの延長部に略平行になるよ
う下方へ折り曲げるものである。
【0005】
【作用】ドアアウターパネルの延長部と、ドアミラーの
下部面とでドアミラーパッキンを挟持したので、シール
が確実になり、風洩れ音を防止することができ、また、
ドアアウターパネルの延長部がドアミラーの下部面にド
アミラーパッキンを介して対向して取り付けられるの
で、ドアミラー取付部の剛性が向上する。
【0006】また、ドアミラーの下部面またはドアアウ
ターパネルに突起ないしドアミラーパッキンの面上にリ
ップを設けることにより、両者がより一層強力に密接さ
れ、シールがより確実になる。さらに、前記ドアウエス
トモールの上端部を下方へ折り曲げて、ドアアウターパ
ネルの該延長部に略平行に延ばすことで、ドアアウター
パネルとドアウエストモールとで断面ボックス形状を形
成するので、ドアミラー取付部の剛性をより一層向上さ
せる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の構造を説明す
る。図1は図4のB−B断面を示す。ドアアウターパネ
ル3はその開放上部がクランク状に折り曲げられ第1の
折り曲げ点D部と第2の折り曲げ点E部を有する。第1
の折り曲げ点D部は、略直角に近い角度を持ち折り曲げ
られており、第1の折り曲げ点D部と第2の折り曲げ点
E部の間は略水平な面となる略水平面8を形成する。こ
の略水平面8のD部近傍にシール部材を介してドアウエ
ストモール24が圧接されて配設される。
【0008】ドアアウターパネル3は、図4に示したよ
うにそのドアミラー取付部において、第2の折り曲げ点
E部から略鉛直方向に伸びた開放上端部7が形成され
る。ドアインナーパネル4の開放上端部に一体的に固着
されたドアミラー取付部としてのコーナーピース6には
ドアミラー2が取り付けられる。即ち、コーナーピース
6に、ドアミラーパッキン25を介して、ドアミラー2
の車体取付け部であるドアミラーベース18及びドアミ
ラーベース18を外側から覆うドアミラーベースカバー
20が締着具であるナット15及び取付ボルト16(例
えば3箇所)で締結される。ドアミラーパッキン25
は、ドアミラー2とドアインナーパネル4に一体的に固
着されたコーナーピース6との間に配されて両者のシー
ルを図っており、ドアミラーパッキン25の下端はドア
ウエストモール24に常時押圧されると共にリップ25
aが設けられドアウエストモール24と重なり合う寸法
すなわちラップ代が設けられている。
【0009】以上のドアミラー取付構造において、ドア
アウターパネル3の開放上端部7は上方に伸びた延長部
7aを有し、該延長部7aは、ドアミラーベースカバー
20の下部に対向するまで伸び、前記ドアミラーパッキ
ン25を、ドアミラーベースカバー先端面13とで挟持
する。従って、前記ドアミラーパッキン25は押圧保持
され、相互間のシールを確実に保つので、前記延長部7
aと前記ドアミラーパッキン25の間には組立時寸法公
差を逸脱しても十分シールを可能にしており、風洩れ音
を防止することができる。
【0010】このとき、ドアアウターパネル3の延長部
7aとドアミラーパッキン25との間にラップ代(図2
の符号5)を設けておくと、シールを確実にできる。ま
た、前記ドアアウターパネル3の延長部7aがドアミラ
ーベースカバー先端面13を支持することになるので、
従来構造に比較してさらにドアミラー取付け剛性を大き
くすることができる。
【0011】図2は前記図1C部の詳細図である。図に
示したように、ドアアウターパネル3の延長部7aと前
記ドアミラーベースカバー20との間のシール性能の向
上を図るために前記ドアミラーパッキン25の延長部7
aを押圧する側にリップ11を設けることもできる。
【0012】図3は前記ドアミラーベースカバー先端面
13面上に突起21を設けた実施例で、前記ドアミラー
パッキン25を押圧する力を大きくし、シール性能の向
上と押圧力を強め剛性をドアミラー取り付け部に施した
ものである。尚、突起21は、ドアミラーベースカバー
先端面13の代わりにドアアウターパネル3の延長部7
a側に設けることもできる。また、以上の実施例におい
て、ドアアウターパネル3の延長部7aがドアミラーベ
ースカバー20に対向する部分まで伸びているため、ド
アウエストモール24の上端部は下方に折り曲がってド
アアウターパネル3の延長部7aに略平行に伸びてい
る。そしてドアアウターパネル3とで断面ボックス形状
を形成しているので、ドアミラー取付部の剛性を一層高
めることができる。
【0013】尚、以上の実施例では、ドアアウターパネ
ル3の延長部7aは一体のものとして説明したが、ドア
アウターパネル3と一体的に固着される別部材を延長部
とすることもでき、また、ドアインナーパネル4のドア
ミラー取付部として、ドアインナーパネル4に一体的に
固着されたコーナーピース6としたが、ドアインナーパ
ネル4自身とすることも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、ドアアウター
パネルの開放上端部がドアミラーの下部面に対向するま
で上方に伸びて延長部となり、該延長部と前記ドアミラ
ーの下部面とでドアミラーパッキンを挟持するよう構成
したので、ドアアウターパネルとドアミラーとの間のシ
ールが確実になり、従って風洩れ音を防止することがで
きる。また、ドアミラー下部面に突起又はドアアウター
パネル3の延長部に対向するドアミラーパッキンの面上
にリップを設けることにより、一層シール性を向上し、
かつ押圧力を強くしてドアミラー取付部の剛性を高める
ことができる。また、押圧力を受けるので剛性を更に向
上することが期待でき、又、ドアミラーパッキンにリッ
プを設けてシール性を向上したので風洩れ音の発生を防
止できる極めて優れた効果をもつものである。さらに、
前記ドアウエストモールの上端部を下方へ折り曲げて、
ドアアウターパネルの該延長部に略平行に延ばすこと
で、ドアアウターパネルとドアウエストモールとで断面
ボックス形状を形成するので、ドアミラー取付部の剛性
をより一層向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図4のB−B線断面図で
ある。
【図2】図1のC部詳細図である。
【図3】ドアミラーベースカバー先端面の他の実施例を
示す、図1のC部詳細図である。
【図4】ドアミラー取付部を示す車体の一部側面図であ
る。
【図5】ドアミラー取付部の従来の図4のB−B線断面
相当図である。
【符号の説明】 2 ドアミラー 3 ドアアウターパネル 4 ドアインナーパネル 6 コーナーピース(ドアミラー取付部) 7 開放上端部 7a 延長部 11 リップ 13 ドアミラーベースカバー先端面(ドアミラー下部
面) 15 ナット(締着具) 16 取付ボルト(締着具) 18 ドアミラーベース 20 ドアミラーベースカバー 22 開放端部 25 ドアミラーパッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインナーパネルの開放上端部のドア
    ミラー取付部にドアミラーパッキンを介してドアミラー
    を締着具で締着するとともに、ドアアウターパネルの開
    放上端部がドアミラーの下部面に対向するまで上方に伸
    びて延長部となり、該延長部と前記ドアミラーの下部面
    とで前記ドアミラーパッキンを挟持するよう構成したこ
    とを特徴とするドアミラー取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアミラーパッキンを挟持する前記
    ドアミラーの下部面又は前記ドアアウターパネルの前記
    延長部に突起を設けた請求項1記載のドアミラー取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ドアアウターパネルの前記延長部に
    対向する前記ドアミラーパッキンの面上にリップを一体
    成形する請求項1記載のドアミラー取付構造。
  4. 【請求項4】 ドアアウターパネルのドアミラー取付部
    を第1の折り曲げ点と第2の折り曲げ点を有するクラン
    ク状に折り曲げ、第2の折り曲げ点から略鉛直方向に伸
    びて前記延長部とすると共に、第1の折り曲げ点と第2
    の折り曲げ点の間は略水平な面を形成し、該面上にドア
    ウエストモールが配設され、前記ドアウエストモールの
    上端部を前記ドアアウターパネルの延長部に略平行にな
    るよう下方へ折り曲げる請求項1記載のドアミラー取付
    構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264426A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ishizaki Honten:Kk 車両用サイドミラーのシール構造
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