JPH049266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049266Y2 JPH049266Y2 JP16691486U JP16691486U JPH049266Y2 JP H049266 Y2 JPH049266 Y2 JP H049266Y2 JP 16691486 U JP16691486 U JP 16691486U JP 16691486 U JP16691486 U JP 16691486U JP H049266 Y2 JPH049266 Y2 JP H049266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- rail
- outer panel
- cut out
- center pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、センタピラー上部のシールに改良
を施した自動車のシール構造に関するものであ
る。
を施した自動車のシール構造に関するものであ
る。
[従来の技術]
従来、この種の自動車においては、実開昭54−
147915号公報に開示されているように、ドリツプ
レールとサイドレールのアウタパネルとの接合部
に一本物のリテーナをフロント部からリヤ部に掛
けて連続的に取着しシールしてなるものがある。
147915号公報に開示されているように、ドリツプ
レールとサイドレールのアウタパネルとの接合部
に一本物のリテーナをフロント部からリヤ部に掛
けて連続的に取着しシールしてなるものがある。
このような従来構造のものでは、第5図に例示
するように、通常、車体1のルーフパネル2の側
縁部に沿つて溶接形成されるドリツプレール3と
サイドレール4のアウタパネル5との接合部にウ
エザーストリツプ6を嵌合支持する一本物のリテ
ーナ7をフロント部からリヤ部に掛けて連続的に
添設し、かつ前記アウタパネル5のほぼ水平状態
の接触面5aにビス8により固定することによ
り、シールし得るような構成を有している。
するように、通常、車体1のルーフパネル2の側
縁部に沿つて溶接形成されるドリツプレール3と
サイドレール4のアウタパネル5との接合部にウ
エザーストリツプ6を嵌合支持する一本物のリテ
ーナ7をフロント部からリヤ部に掛けて連続的に
添設し、かつ前記アウタパネル5のほぼ水平状態
の接触面5aにビス8により固定することによ
り、シールし得るような構成を有している。
しかしながら、上記のように、一本物のリテー
ナ7をフロント部からリヤ部に掛けて連続的に添
設したものにあつては、センタピラーの上部相当
部分がリテーナ7と干渉してしまうことから、セ
ンタピラーの上部位置に相当する部分のリテーナ
を切欠く必要がある。
ナ7をフロント部からリヤ部に掛けて連続的に添
設したものにあつては、センタピラーの上部相当
部分がリテーナ7と干渉してしまうことから、セ
ンタピラーの上部位置に相当する部分のリテーナ
を切欠く必要がある。
ところが、このようにリテーナ7を切欠いてし
まうと、センタピラーの上部位置に相当する部分
でのリテーナ7とボデイとの接触面積が少なくな
るため、シール性に大きな問題が発生する。
まうと、センタピラーの上部位置に相当する部分
でのリテーナ7とボデイとの接触面積が少なくな
るため、シール性に大きな問題が発生する。
[考案が解決しようとする問題点]
そこで、上記した問題を解決するために、従
来、第5図2点破線で示すように、リテーナ7を
ドリツプレール3側に拡大することが考えられる
が、これによつて、リテーナ7のビス8止めに必
要なアウタパネル5の寸法幅Aの確保と共にアウ
タパネル5の水平幅Bが拡大し、ドリツプレール
3側に至る寸法Cが大きくなり、デザイン上、好
ましくない結果を生じるといつた問題があつた。
来、第5図2点破線で示すように、リテーナ7を
ドリツプレール3側に拡大することが考えられる
が、これによつて、リテーナ7のビス8止めに必
要なアウタパネル5の寸法幅Aの確保と共にアウ
タパネル5の水平幅Bが拡大し、ドリツプレール
3側に至る寸法Cが大きくなり、デザイン上、好
ましくない結果を生じるといつた問題があつた。
この考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、リテーナのビス止
めに必要なアウタパネルの寸法幅を確保し、かつ
ドリツプレール側に至る寸法を大きくすることな
くシール性を高めることができるようにした自動
車のシール構造を提供することにある。
で、その目的とするところは、リテーナのビス止
めに必要なアウタパネルの寸法幅を確保し、かつ
ドリツプレール側に至る寸法を大きくすることな
くシール性を高めることができるようにした自動
車のシール構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、この考案
は、車体のルーフパネルの側縁部に沿つて形成さ
れるドリツプレールとサイドレールのアウタパネ
ルとの接合部に一本物のリテーナをフロント部か
らリヤ部に掛けて連続的に取着してシールし、か
つこのリテーナのセンタピラーの上部位置に相当
する部分を切欠してなる構成を有し、前記サイド
レールのアウタパネルのリテーナとの接触面形状
をほぼ垂直状態にして前記ドリツプレールとがな
すシール面を断面くの字型の2面に形成するとと
もに、このシール面の前記センタピラーの上部位
置に相当する部分における1面を切欠してなる構
成としたものである。
は、車体のルーフパネルの側縁部に沿つて形成さ
れるドリツプレールとサイドレールのアウタパネ
ルとの接合部に一本物のリテーナをフロント部か
らリヤ部に掛けて連続的に取着してシールし、か
つこのリテーナのセンタピラーの上部位置に相当
する部分を切欠してなる構成を有し、前記サイド
レールのアウタパネルのリテーナとの接触面形状
をほぼ垂直状態にして前記ドリツプレールとがな
すシール面を断面くの字型の2面に形成するとと
もに、このシール面の前記センタピラーの上部位
置に相当する部分における1面を切欠してなる構
成としたものである。
[作用]
すなわち、この考案は、上記の構成とすること
によつて、サイドレールのアウタパネルのリテー
ナとの接触面形状をほぼ垂直状態にしてドリツプ
レールとがなすシール面を断面くの字型の2面に
形成して、このシール面のセンタピラーの上部位
置に相当する部分における1面を切欠くようにし
てなることから、リテーナとドリツプレールであ
るボデイ側との2つのシール面の内、センタピラ
ー上部に相当する位置での切欠かれない一方のシ
ール面による接触面積を広くとることができ、こ
れによつて、リテーナのビス止めに必要なアウタ
パネルの寸法幅を確保しつつ、ドリツプレール側
に至る寸法を大きくする必要がないため、シール
性を高めることができるとともに、デザイン的に
もスツキリし、しかもセンタピラーとルーフサイ
ドレール部との溶接性を向上させることが可能に
なる。
によつて、サイドレールのアウタパネルのリテー
ナとの接触面形状をほぼ垂直状態にしてドリツプ
レールとがなすシール面を断面くの字型の2面に
形成して、このシール面のセンタピラーの上部位
置に相当する部分における1面を切欠くようにし
てなることから、リテーナとドリツプレールであ
るボデイ側との2つのシール面の内、センタピラ
ー上部に相当する位置での切欠かれない一方のシ
ール面による接触面積を広くとることができ、こ
れによつて、リテーナのビス止めに必要なアウタ
パネルの寸法幅を確保しつつ、ドリツプレール側
に至る寸法を大きくする必要がないため、シール
性を高めることができるとともに、デザイン的に
もスツキリし、しかもセンタピラーとルーフサイ
ドレール部との溶接性を向上させることが可能に
なる。
[実施例]
以下、この考案を第1図から第4図に示す一実
施例を参照しながら説明する。なお、この考案の
図示の実施例において、第5図に示す従来構造の
ものと構成が重複する部分は同一符号を用いて説
明する。
施例を参照しながら説明する。なお、この考案の
図示の実施例において、第5図に示す従来構造の
ものと構成が重複する部分は同一符号を用いて説
明する。
すなわち、この考案は、第1図から第4図に示
すように、サイドレール4のアウタパネル5のリ
テーナ7との接触面形状をほぼ垂直状態にし、か
つ前記ドリツプレール3とがなすシール面を断面
くの字型の2面5a,3aに形成する一方、この
シール面5a,3aに対応するリテーナ7との2
面7a,7bの内、前記センタピラー10の上部
位置に相当する部分における1面7aを切欠71
してなる構成を有するもので、これによつて、前
記リテーナ7のビス8止めに必要なアウタパネル
5の寸法A幅を確保しつつ、ドリツプレール側に
至る寸法Cを小さくすることを可能にしてなるも
のである。
すように、サイドレール4のアウタパネル5のリ
テーナ7との接触面形状をほぼ垂直状態にし、か
つ前記ドリツプレール3とがなすシール面を断面
くの字型の2面5a,3aに形成する一方、この
シール面5a,3aに対応するリテーナ7との2
面7a,7bの内、前記センタピラー10の上部
位置に相当する部分における1面7aを切欠71
してなる構成を有するもので、これによつて、前
記リテーナ7のビス8止めに必要なアウタパネル
5の寸法A幅を確保しつつ、ドリツプレール側に
至る寸法Cを小さくすることを可能にしてなるも
のである。
なお、この考案は、上記の実施例には限定され
ないものであり、この考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
ないものであり、この考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、サイドレールのアウタパネルのリテーナと
の接触面形状をほぼ垂直状態にしてドリツプレー
ルとがなすシール面を断面くの字型の2面に形成
し、このシール面のセンタピラーの上部位置に相
当する部分における1面を切欠いてなることか
ら、リテーナとドリツプレールであるボデイ側と
の2つのシール面の内、センタピラー上部に相当
する位置での切欠かれない一方のシール面による
接触面積を広くとることができ、これによつて、
リテーナのビス止めに必要なアウタパネルの寸法
幅を確保しつつ、ドリツプレール側に至る寸法を
大きくする必要がないため、シール性を高めるこ
とができるとともに、デザイン的にもスツキリ
し、しかもセンタピラーとルーフサイドレール部
との溶接性を向上させることができるというすぐ
れた効果を奏するものである。
れば、サイドレールのアウタパネルのリテーナと
の接触面形状をほぼ垂直状態にしてドリツプレー
ルとがなすシール面を断面くの字型の2面に形成
し、このシール面のセンタピラーの上部位置に相
当する部分における1面を切欠いてなることか
ら、リテーナとドリツプレールであるボデイ側と
の2つのシール面の内、センタピラー上部に相当
する位置での切欠かれない一方のシール面による
接触面積を広くとることができ、これによつて、
リテーナのビス止めに必要なアウタパネルの寸法
幅を確保しつつ、ドリツプレール側に至る寸法を
大きくする必要がないため、シール性を高めるこ
とができるとともに、デザイン的にもスツキリ
し、しかもセンタピラーとルーフサイドレール部
との溶接性を向上させることができるというすぐ
れた効果を奏するものである。
第1図はこの考案に係るシール構造からなる自
動車の一実施例を示す概略的説明図、第2図は第
1図−線における要部拡大断面図、第3図は
第1図−線における要部拡大横断面図、第4
図は第1図−線における要部拡大断面図、第
5図は従来の自動車のシール構造を示す要部拡大
断面図である。 1……車体、2……ルーフパネル、3……ドリ
ツプレール、3a……シール面、4……サイドレ
ール、5……アウタパネル、5a……シール面、
7……リテーナ、7a,7b……シール面、71
……切欠き部、8……ビス。
動車の一実施例を示す概略的説明図、第2図は第
1図−線における要部拡大断面図、第3図は
第1図−線における要部拡大横断面図、第4
図は第1図−線における要部拡大断面図、第
5図は従来の自動車のシール構造を示す要部拡大
断面図である。 1……車体、2……ルーフパネル、3……ドリ
ツプレール、3a……シール面、4……サイドレ
ール、5……アウタパネル、5a……シール面、
7……リテーナ、7a,7b……シール面、71
……切欠き部、8……ビス。
Claims (1)
- 車体のルーフパネルの側縁部に沿つて形成され
るドリツプレールとサイドレールのアウタパネル
との接合部に一本物のリテーナをフロント部から
リヤ部に掛けて連続的に取着してシールし、かつ
このリテーナのセンタピラーの上部位置に相当す
る部分を切欠してなる構成を有し、前記サイドレ
ールのアウタパネルのリテーナとの接触面形状を
ほぼ垂直状態にして前記ドリツプレールとがなす
シール面を断面くの字型の2面に形成するととも
に、このシール面の前記センタピラーの上部位置
に相当する部分における1面を切欠してなること
を特徴とする自動車のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16691486U JPH049266Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16691486U JPH049266Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372171U JPS6372171U (ja) | 1988-05-14 |
JPH049266Y2 true JPH049266Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=31098347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16691486U Expired JPH049266Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049266Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP16691486U patent/JPH049266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6372171U (ja) | 1988-05-14 |
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