JP3264231B2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

Info

Publication number
JP3264231B2
JP3264231B2 JP27080797A JP27080797A JP3264231B2 JP 3264231 B2 JP3264231 B2 JP 3264231B2 JP 27080797 A JP27080797 A JP 27080797A JP 27080797 A JP27080797 A JP 27080797A JP 3264231 B2 JP3264231 B2 JP 3264231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
vertical wall
vehicle
cowl
weir
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27080797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11105639A (ja
Inventor
信浩 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP27080797A priority Critical patent/JP3264231B2/ja
Publication of JPH11105639A publication Critical patent/JPH11105639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3264231B2 publication Critical patent/JP3264231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のカウル上
部側とエンジンルーム側とを仕切る車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車体構造として、従来、例えば
図2に示すように(実公平3−47027号公報参
照)、カウル部100のカウルトップアウタパネル10
1とダッシュパネル102との溶接フランジ部がカウル
部100の前端で縦壁103を形成するものがある。こ
れによれば、上記縦壁103が仕切り壁となってウイン
ドシールドガラスからの雨水等がエンジンルーム側に侵
入するのを防止できて好適である。尚、図中104はカ
ウルトップインナパネルで、105はアッパーフレーム
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の車体構造にあっては、上記縦壁103が車体両側の
アッパーフレーム105の上面まで連続していないこと
から、仕切り壁としての機能はさほど期待できないとい
う問題点があった。
【0004】そのため、上記縦壁103に通常装着され
るエンジンフードとカウル上部間をシールするウェザー
ストリップの両端をアッパーフレーム105の上面まで
延長することが考えられるが、この場合でも、ウェザー
ストリップをアッパーフレーム上面に確実に固定できな
いため、ウェザーストリップの位置が不安定となる上、
ウェザーストリップの端末と車体(フェンダーパネル)
との間に隙間が生じるので、仕切り壁としての機能が不
完全となる問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、カウル上部側と
エンジンルーム側とをより確実に仕切ることができると
共にフードシール用のウェザーストリップを精度良く装
着することができる車体構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、車両のエンジンルームに設け
られたカウルの上端部に形成された車幅方向に延びるフ
ランジ部と、上記エンジンルームの左右上部に設けられ
たアッパーフレームとを備え、同アッパーフレーム上面
に上記フランジ部に略連続する堰を設けると共に、該堰
の外端をフェンダーパネルの縦壁部に形成された切欠き
部を貫通して上記縦壁部よりも車両外側に延出したの
で、車体の全幅に亙ってシールラインが形成され、ウイ
ンドシールドガラス側からの雨水等の水がエンジンルー
ム側に侵入するのを防止することができると共に、外端
末処理の見栄えが向上する。
【0007】本発明の請求項2は、上記フランジ部は板
金製のフランジと同フランジに装着された第1ウェザス
トリップを備え、上記堰は板金製の縦壁と同縦壁に装着
された第2ウェザストリップを有するもので、請求項1
の作用,効果をより一層増大できる。
【0008】本発明の請求項3は、上記第1ウェザスト
リップと第2ウェザストリップは連続して形成されてい
るもので、請求項1の作用,効果をより一層増大できる
と共に、ウェザストリップの装着性が向上する。
【0009】本発明の請求項4は、上記第2ウェザスト
リップの外端が上記切欠き部を貫通して上記縦壁部より
も車両外側に延出して設けられているので、端末処理
の見栄えがより一層良好となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車体構造を実
施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0011】[実施例]図1は本発明の一実施例を示す
自動車のカウル部とアッパーフレームとの交差部の斜視
図である。
【0012】図に示すように、ダッシュパネル1にカウ
ルトップアウタパネル2とカウルトップインナパネル3
とが溶接されて閉断面構造のカウル部4が形成されると
共に、カウルトップアウタパネル2とカウルトップイン
ナパネル3との溶接フランジ部がカウル部4の前端で縦
壁(上向きフランジ)5を形成している。
【0013】上記カウル部4の端部に直交するようにし
てアッパーフレームアウタパネル6とアッパーフレーム
インナパネル7とからなる閉断面構造のアッパーフレー
ム8が配置され、該アッパーフレーム8上面と上記カウ
ル部4上面とは面一になっている。
【0014】上記アッパーフレーム8(厳密にはアッパ
ーフレームインナパネル7)の上面には、フェンダーパ
ネル9の縦壁部10がアッパーフレームアウタパネル6
とアッパーフレームインナパネル7との溶接フランジ部
(車体の車幅方向の壁)11を乗り越えてネジ結合され
ている。
【0015】また、上記アッパーフレーム8(厳密には
アッパーフレームインナパネル7)の上面にはL字型の
堰12が固着され、この堰12の縦壁(上向きフラン
ジ)13が上記カウル部4前端の縦壁5の延長方向に略
連続して配置される。
【0016】上記堰12の外端は、フェンダーパネル9
の縦壁部10に形成された切欠き部14を貫通して上記
縦壁部10よりも車両外側に達している。
【0017】そして、上記カウル部4前端の縦壁5と堰
12の縦壁13とには、エンジンフードとカウル上部間
をシールするウェザーストリップ15が連続して装着さ
れる。尚、図中16はウインドシールドガラスである。
【0018】このように本実施例では、アッパーフレー
ム8上面に堰12を設けたので、カウル部4前端の縦壁
5と相俟ってフードパネル閉時には、ウインドシールド
ガラス16側からの雨水等の水がエンジンルーム側に侵
入することが防止できる。
【0019】また、本実施例では、上記カウル部4前端
の縦壁5と堰12の縦壁13とに、フードシール用のウ
ェザーストリップ15を連続して装着したので、ウェザ
ーストリップ15が全長に亙って略一定断面形状に保持
され、この結果、上述した作用,効果をより一層増大で
きる。
【0020】更に、本実施例では、上記堰12及びウェ
ザーストリップ15の端部をフェンダーパネル9の縦壁
部10を切り欠いて(切欠き部14参照)上記縦壁部1
0よりも車体外側まで延出したので、左右のフェンダー
パネル9の縦壁部10間全域に渡る堰が形成されると共
に、端末処理の見栄えが良好となる利点がある。
【0021】尚、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、各部材の形状,材質変
更等各種変更が可能であることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、車両のエンジンルームに設けられたカウルの上端
部に形成された車幅方向に延びるフランジ部と、上記エ
ンジンルームの左右上部に設けられたアッパーフレーム
とを備え、同アッパーフレーム上面に上記フランジ部に
略連続する堰を設けると共に、該堰の外端をフェンダー
パネルの縦壁部に形成された切欠き部を貫通して上記縦
壁部よりも車両外側に延出したので、車体の全幅に亙っ
てシールラインが形成され、当該部位でのウインドシー
ルドガラス側からの雨水等の水がエンジンルーム側に侵
入することを防止できると共に、外端末処理の見栄えが
向上する。
【0023】また、請求項2の発明によれば、上記フラ
ンジ部は板金製のフランジと同フランジに装着された第
1ウェザストリップを備え、上記堰は板金製の縦壁と同
縦壁に装着された第2ウェザストリップを有するので、
請求項1の作用,効果をより一層増大できる。
【0024】また、請求項3の発明によれば、上記第1
ウェザストリップと第2ウェザストリップは連続して形
成されているもので、請求項1の作用,効果をより一層
増大できると共に、ウェザストリップの装着性が向上す
る。また、請求項4の発明によれば、上記第2ウェザス
トリップの外端が上記切欠き部を貫通して上記縦壁部よ
りも車両外側に延出して設けられているので、外端末処
理の見栄えがより一層良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車のカウル部とア
ッパーフレームとの交差部の斜視図である。
【図2】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ダッシュパネル 2 カウルトップアウタパネル 3 カウルトップインナパネル 4 カウル部 5 縦壁(上向きフランジ)、カウル上部の堰 6 アッパーフレームアウタパネル 7 アッパーフレームインナパネル 8 アッパーフレーム 9 フェンダーパネル 10 縦壁部 11 溶接フランジ部(車体の車幅方向の壁) 12 堰 13 縦壁(上向きフランジ) 14 切欠き部 15 ウェザーストリップ 16 ウインドシールドガラス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルームに設けられたカウ
    ルの上端部に形成された車幅方向に延びるフランジ部
    と、上記エンジンルームの左右上部に設けられたアッパ
    ーフレームとを備え、同アッパーフレーム上面に上記フ
    ランジ部に略連続する堰を設けると共に、該堰の外端を
    フェンダーパネルの縦壁部に形成された切欠き部を貫通
    して上記縦壁部よりも車両外側に延出したことを特徴と
    する車体構造。
  2. 【請求項2】 上記フランジ部は板金製のフランジと同
    フランジに装着された第1ウェザストリップを備え、上
    記堰は板金製の縦壁と同縦壁に装着された第2ウェザス
    トリップを有することを特徴とする請求項1記載の車体
    構造。
  3. 【請求項3】 上記第1ウェザストリップと第2ウェザ
    ストリップは連続して形成されていることを特徴とする
    請求項2記載の車体構造。
  4. 【請求項4】 上記第2ウェザストリップは、該第2ウ
    ェザストリップの外端が上記切欠き部を貫通して上記縦
    壁部よりも車両外側に延出して設けられていることを特
    徴とする請求項2又は3記載の車体構造。
JP27080797A 1997-10-03 1997-10-03 車体構造 Expired - Fee Related JP3264231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27080797A JP3264231B2 (ja) 1997-10-03 1997-10-03 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27080797A JP3264231B2 (ja) 1997-10-03 1997-10-03 車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11105639A JPH11105639A (ja) 1999-04-20
JP3264231B2 true JP3264231B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=17491299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27080797A Expired - Fee Related JP3264231B2 (ja) 1997-10-03 1997-10-03 車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3264231B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030015005A (ko) * 2001-08-14 2003-02-20 현대자동차주식회사 플랜지가 형성된 승용차의 사이드 어퍼 외부 카울
KR100844712B1 (ko) * 2006-12-08 2008-07-07 현대자동차주식회사 차량의 카울 사이드부 보강구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11105639A (ja) 1999-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3264231B2 (ja) 車体構造
JP2000280934A (ja) 自動車の車体構造
JP3666718B2 (ja) ウェザストリップ構造
JPS6088631A (ja) 自動車のフロントドア
JP2572297Y2 (ja) ドアミラーのモール構造
JP2677109B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPS633891Y2 (ja)
JPS6139621Y2 (ja)
JP3129391B2 (ja) ドアのシール構造
JP3030594B2 (ja) マルチプレックスウエザーストリップの固定方法
JPS6012333A (ja) 自動車用ドア配設部のシ−ル構造
JPH0211213Y2 (ja)
JP3122038B2 (ja) ドアウェザーストリップ
JPH0347001Y2 (ja)
JPH078274Y2 (ja) 自動車のサンルーフ構造
JPS6130900Y2 (ja)
JPH0712219Y2 (ja) 車両のル−フサイド部構造
JPH049266Y2 (ja)
JP3626287B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップの取付構造
JPS6056645B2 (ja) ドアのシ−ル構造
JP3519450B2 (ja) ウエザーストリップの取付構造
JPS61220917A (ja) パ−テ−シヨンサツシ上端部のシ−ル構造
JPH0514890Y2 (ja)
JPH0318292Y2 (ja)
JPH065961Y2 (ja) 自動車のフード後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011127

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees