JPH05213065A - 車両用ルーフパネル - Google Patents

車両用ルーフパネル

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JPH05213065A
JPH05213065A JP4022596A JP2259692A JPH05213065A JP H05213065 A JPH05213065 A JP H05213065A JP 4022596 A JP4022596 A JP 4022596A JP 2259692 A JP2259692 A JP 2259692A JP H05213065 A JPH05213065 A JP H05213065A
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JP
Japan
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slide plate
vehicle
roof panel
opening
projection part
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JP4022596A
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Koichi Ito
藤 功 一 伊
Mitsuyoshi Masuda
田 光 義 増
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライドプレートの吸い出されを抑える。 【構成】ルーフパネル2は車両1に設けた開口部8に配
設され、スライドプレート3、ウエザストリツプ4、お
よび、インナーパネル5で形成される。スライドプレー
ト3は周縁部前端面3aをテーパ状にし、スライドプレ
ート3の上方断面3bは下方断面3cより小さくする。
また、開口部8には前辺に突起部8aを形成すること
で、スライドプレート3の周縁部前端面3aと突起部8
aとは嵌合可能な構成となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のルーフパネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術として、実開昭
62−95937号公報に開示されたものがある。
【0003】従来のものにおいては、スライドプレート
の周縁部端面とウエザストリツプの周縁部端面とが相互
に凸凹の形状にすることで嵌合しており、また、車両の
開口部は水平な側壁となつている。また、その側壁とウ
エザストリツプとを当接させてシール構造としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術においては、次のような問題点を有する。
【0005】ルーフパネルを配設している車両が走行し
た場合、高速走行時では、スライドプレートが車両の上
方へ吸い出されるため、スライドプレートが振動して異
音を発生する。また、この振動により、スライドプレー
トに取着されたウエザストリツプのシール性が低下して
吸い出され音が発生して耳障りである。
【0006】そこで、本発明は車両の高速走行時におけ
るスライドプレートの吸い出されを抑えることをその技
術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を解
決するために講じた本発明の技術的手段は、車両のルー
フに設けた開口部に配設されるスライドプレートと、ス
ライドプレートの周縁部に取着されたウエザストリツプ
とを有する車両用ルーフパネルにおいて、車両の開口部
の前辺に突起部を設け、その突起部に嵌合するようにス
ライドプレートの周縁部前端面をテーパ状に形成するこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】前述した技術的手段によれば、車両が高速走行
をした場合に、スライドプレートが上方へ吸い出される
現象を生ずる。その時、スライドプレートの周縁部前端
面をテーパ状に形成することで開口部に設けた突出部に
嵌合する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について、添付した図面に基づいて説明する。
【0010】図1はルーフパネルを設けた車両の平面図
を示す。図2は図1のB−B断面図を示す。
【0011】1は車両であり、ルーフパネル2が開口部
8に配設されたものである。図2に示すように、ルーフ
パネル2はスライドプレート3、ウエザストリツプ4、
及び、インナーパネル5によりなり、ウエザストリツプ
4のフランジ部4aを介在させて下方からインナーパネ
ル5をスライドプレート3へ接着材7を塗布することに
よつて確実に固定保持する。ウエザストリツプ4はスラ
イドプレート3の周縁部前端面3aより外周へ突出して
おり、ウエザストリツプ4は開口部8の側壁8bに当接
している。そのため、車両1の開口部8とスライドプレ
ート3の外周との間がシールされる。
【0012】開口部8は車両1に形成される突出部8a
を有する。スライドプレート3の周縁部前端面3aは突
出部8aと嵌合可能な形状にするためにテーパ面が形成
されている。よつて、スライドプレート3の上方断面の
面積は下方断面の面積より小さくなる。そのために、車
両1が高速走行をした場合に、スライドプレート3が車
両1の上方へ吸い出された時、突出部8aと周縁部前端
面3aとが嵌合する。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示す。車両1
に形成された開口部9は突出部を有すことなく側壁9a
にフレーム6が固着されている。フレーム6は上方に突
出部9aが形成され、また、その突出部6aは前述した
実施例の突出部8aと同様にスライドプレート3の周縁
部前端面3aに嵌合するような形状となつている。
【0014】よつて、フレーム6を設けたことでも前述
した実施例と同一の作用を有することができる。
【0015】そして、開口部8に設けた突起部8および
フレーム6に設けた突起部6aにより、ウエザストリツ
プ4によりシールされた部位のシール巾Aは従来の比べ
減少しているため車両1の外観の見栄え向上となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、車両の高速走行時にお
いて、スライドプレートが上方へ吸い出されても突起部
にスライドプレートの周縁部前端面が嵌合するため、異
音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ルーフパネルの平面図を示す。
【図2】本発明の実施例のルーフパネルの断面図を示
す。
【図3】本発明の他の実施例のルーフパネルの断面図を
示す。
【符号の説明】
1 車両 3 スライドプレート 3a 周縁部前端面 4 ウエザストリツプ 8 開口部 8a 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフに設けた開口部に配設され
    るスライドプレートと、該スライドプレートの周縁部に
    取着されたウエザストリツプとを有する車両用ルーフパ
    ネルにおいて、 前記開口部に突起部を設け、該突起部に嵌合可能とする
    よう前記スライドプレートの周縁部端面をテーパ状に形
    成することを特徴とする車両用ルーフパネル。
JP02259692A 1992-02-07 1992-02-07 車両用ルーフパネル Expired - Fee Related JP3289299B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103303111A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 现代自动车株式会社 天窗玻璃防掀装置以及包括该装置的天窗组合件

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