JP3499615B2 - 自動車ドアのグラスラン - Google Patents

自動車ドアのグラスラン

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JP3499615B2
JP3499615B2 JP27987094A JP27987094A JP3499615B2 JP 3499615 B2 JP3499615 B2 JP 3499615B2 JP 27987094 A JP27987094 A JP 27987094A JP 27987094 A JP27987094 A JP 27987094A JP 3499615 B2 JP3499615 B2 JP 3499615B2
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glass run
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車ドアのグラスラ
ンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4及び図5に示す如く自動車のセンタ
ーピラー2の両側縁に、フロントドア1及びリアドア8
が閉止時に当接するが、上記センターピラー2のウエス
ト部W付近ではドアとの間隔が下方に向け広がるため、
それに対応して図6に示す如くフロントドア1のインナ
ーパネル9が下方に向け幅広に形成されている。そし
て、上記ドアに取付けられたグラスラン10は、ドア閉
止時にセンターピラー2に設けたウエザーストリップw
に当接するインナーリップ11を形成している。このイ
ンナーリップ11は上記インナーパネル9をカバーする
ように下方に向け幅広に形成されている。そのため、従
来はグラスラン10の尾根のラインLを境にした上記イ
ンナーリップ11は、押出し成形された本体部12に上
記尾根のラインLに沿い加硫成形により接合されてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記グラス
ラン10は上記ラインLを境に本体部12と型成形され
たインナーリップ11との間に色差を生じ外観上の問題
を発生した。そのため、上記インナーリップ11に粗面
加工やシリコーン塗布を施したり、グラスラン10の外
表面全体に塗装を施したりしてコスト高となり、また型
成形したインナーリップ11を上記ラインLに沿いカッ
トする必要があるため、その設備及び工数に要するコス
トの上昇を招くという課題があった。そこで、本発明は
かかる従来の課題に鑑みて、インナーリップと一体に押
出し成形されかつその先端部に型成形した突起部を接合
し外観の問題を解決してコストの低減を図った自動車ド
アのグラスランを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、自動車
ドア1のインナーパネル1aが下方に向けて幅広に形成
されたドアに取付けられ、ドア閉止時にセンターピラー
2のウエスト部W付近に、インナーパネル1aを覆うよ
うに延びる長さのインナーリップ3aを当接するグラス
ラン3が、上記インナーリップ3aと一体に押出し成形
され、しかも前記下方向に幅広のインナーパネル1aに
対応して該インナーリップ3aの先端部に補足的に型成
形された突起部4〜7を接合し、さらに前記ドア1閉止
時、前記突起部4〜7を屈曲させることなく前記インナ
ーパネル1aに当接させて成るものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、1は図4
及び図5に示すフロントドア、2はセンターピラーで、
そのウエスト部W付近の断面図である。3はドアガラス
Gをガイドするグラスランで、上記フロントドア1のイ
ンナーパネル1aを覆うように延びる長さd1のインナ
ーリップ3aを本体と一体に押出し成形されている。そ
して、該インナーリップ3aの先端部には、下方向に幅
広のインナーパネル1aに対応して、型成形された突起
部4が加硫接合されて長さd2だけ補足されている。従
って、ドア閉止時には上記インナーリップ3aは、セン
ターピラー2の側縁に取付けたウエザーストリップwに
当接し、同時に上記突起部4がインナーパネル1aに当
接する。なお、ウエザーストリップwは中空シール部を
図1のように必ずしも設けたものでなくてもよい。 【0006】つまり、上記インナーリップ3aはドア閉
止時、上記突起部4が無い場合は仮想線で示すように屈
曲してパネルフランジ1b側に寄りインナーパネル1a
が露出するのに対し、突出部4が屈曲することなくイン
ナーパネル1aに当接するため露出することがない。ま
た、上記突起部4は長さd2と短いため、色差があって
も従来のようにインナーリップ全体が型成形のものと異
なり、ウエザーストリップwで隠ぺいされるなどにより
外観は殆ど損なわれない。 【0007】図2は本発明の第2実施例を示し、インナ
ーリップ3aの先端部に、型成形の突起部5が延長方向
でなく内側に向けて突設されており、ドア閉止時に仮想
線で示すように屈曲せず、第1実施例と同様の作用効果
があり、さらにドア開時には突起部5は見えないという
効果がある。図3は本発明の第3実施例を示し、インナ
ーリップ3aの先端部に、延長方向及び内側に向け各々
型成形された突起部6、7が突設されており、ドア閉止
時に仮想線で示すように屈曲せず、第1実施例の剛性不
足を補い、かつ第2実施例のスキ発生にも対応できる効
果がある。 【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車ドア
のグラスランは、インナーリップが本体と一体に押出し
成形されかつ先端部に突起部を接合しているため、従来
のように色差を生じたり或いはインナーパネルを露出し
て外観を損なうことが無い。従って従来の粗面加工やシ
リコーン塗布を廃止でき、またインナーリップをカット
せずに済みコストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の自動車ドアのグラスランの第1実施例
の断面図である。 【図2】同上の自動車ドアのグラスランの第2実施例の
断面図である。 【図3】同上の自動車ドアのグラスランの第3実施例の
断面図である。 【図4】自動車の側面図である。 【図5】同上のA−A線に沿う断面図である。 【図6】従来の自動車ドアのグラスランの斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 フロントドア 1a インナーパネル 2 センターピラー 3 グラスラン 3a インナーリップ 4 突起部 5 突起部 6 突起部 7 突起部 G ドアガラス d1 長さ d2 長さ W ウエスト部 w ウエザーストリップ L ライン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】自動車ドアのインナーパネルが下方に向け
    て幅広に形成されたドアに取付けられ、ドア閉止時にセ
    ンターピラーのウエスト部付近に、上記インナーパネル
    を覆うように延びる長さのインナーリップを当接するグ
    ラスランが、上記インナーリップと一体に押出し成形さ
    れ、しかも前記下方向に幅広のインナーパネルに対応し
    て該インナーリップの先端部に補足的に型成形された突
    起部を接合し、さらに前記ドア閉止時、前記突起部を屈
    曲させることなく前記インナーパネルに当接させて成る
    ことを特徴とする自動車ドアのグラスラン。
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