JPH106772A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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Publication number
JPH106772A
JPH106772A JP8185567A JP18556796A JPH106772A JP H106772 A JPH106772 A JP H106772A JP 8185567 A JP8185567 A JP 8185567A JP 18556796 A JP18556796 A JP 18556796A JP H106772 A JPH106772 A JP H106772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door opening
sealing
weather strip
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP8185567A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hikosaka
篤志 彦坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP8185567A priority Critical patent/JPH106772A/ja
Publication of JPH106772A publication Critical patent/JPH106772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のドアまわりのシール性を向上すると
ともに、シール構造を簡素化すること。 【解決手段】 ドアフレーム11を含む自動車ドアの外
周縁に取付けられるウエザストリップ3Aの取付基部3
04に、車体のドア開口縁2の外端に圧接するリップ状
のシール部305と、ドア開口縁2の角部21に圧接す
る中空状のシール部306と、ドア開口縁2のオープニ
ングトリム4の側面に圧接する中空状のシール部307
を一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアの外
周に装着されて、ドアと車体のドア開口縁との間をシー
ルするウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すようにドアフレーム11を備
えた自動車のドアの外周には全周に、車体のドア開口縁
との間をシールするウエザストリップ3が装着されてい
る。図4はこの種のウエザストリップの代表例を示すも
ので、ドア1の外周(図例はドアフレーム11の部分を
示す)には取付基部301、リップ状のシール部302
および中空状のシール部303を備えたウエザストリッ
プ3Cが取付けられ、両シール部302、303が車体
のドア開口縁2に圧接するようになっている。一方、ド
ア開口縁2の内端縁に沿うフランジ23に取付けたオー
プニングトリム4の側面には、シール性の向上と、ドア
まわりの車内からの見栄えをよくするために、ドアフレ
ーム11の内端面に圧接する中空状のシール部41が形
成してある。5はドアガラスである。ドア外周のウエザ
ストリップとしては、上記中空状のシール部303の内
側に更に、ドア開口縁2に圧接するリップ状のシール部
を付設したものもある(実開昭61−59426号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドアまわり
のシール構造を従来よりも更に簡素にし、かつシール性
および遮音性を向上させることを課題としてなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のウエザストリップは、取付基部と、該基部の車外側
の端部から伸び出して車体のドア開口縁の外端縁に圧接
するリップ状のシール部と、取付基部の車内側の端部か
ら伸び出して上記ドア開口縁のオープニングトリムの側
面に圧接する中空状のシール部と、上記両シール部の中
間位置で上記取付基部から伸び出し上記ドア開口縁の段
状角部に圧接する少なくとも一つの中空状のシール部を
備えている。
【0005】車内側の端部の中空状のシール部は、従
来、オープニングトリムの側面に形成していたシール部
の役割を果たすものであり、中間位置のシール部はドア
開口縁の角部に圧接することで密着性がよい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示す形態において、ウエザ
ストリップ3Aはドアフレーム11からドアパネルの外
周縁へと一連に取付けてある。ウエザストリップ3Aは
スポンジゴムの一体押出成形体で、取付基部304、リ
ップ状の第1のシール部305、中空状の第2のシール
部306および中空状の第3のシール部307を備えて
いる。
【0007】取付基部304はドアフレームの外周面に
設けたリテーナ12および図略のドアパネルの外周縁に
設けたリテーナに取付けられるもので、中央に肉抜きが
形成してある。
【0008】第1のシール部305は取付基部304の
車外側の端部から伸び出しており、ドアフレーム11の
部分では該フレーム11の突縁に沿って伸び先端が車体
のドア開口縁2の外端縁に圧接する。第2のシール部3
06は第1のシール部305に隣接している。そして先
端部が、断面段状をなすドア開口縁2の角部21に圧接
し、これを包んでいる。第3のシール部307は取付基
部304の車内側の端部から車内方向へ伸び出してい
る。一方、ドア開口縁2の車内側の端縁部には全周にフ
ランジ23が形成してあって、これにオープニングトリ
ム4が取付けてあり、第3のシール部307はオープニ
ングトリム4の側面に圧接してトリム4とドアフレーム
11との間の隙間を閉じる。
【0009】上記構造のウエザストリップ3Aによれ
ば、ドア1の外周と車体のドア開口縁2との間はシール
部305、306、307により三重のシールがされ
る。特に第2のシール部306はドア開口縁2の角部2
1を包むように密着するからシール性が良好である。そ
して第2および第3のシール部306、307は中空状
であるから、これ等と第1のシール部305とを合わせ
て車内外は6枚の壁で遮断され、遮音性が良好である。
そして更に第3のシール部307により、従来はウエザ
ストリップとは別にオープニングトリムの側面に形成さ
れていたシール部が不要となる。
【0010】ウエザストリップに形成する中空状のシー
ル部の数は、ドア開口縁の形状に応じて更に増加しても
よい。図2に示す形態ではドア開口縁2は多段階状とな
っている。そしてウエザストリップ3Bの取付基部30
8の車外側の端部からはリップ状の第1のシール部30
9が伸び出している。そしてその内側からは中空状の第
2のシール部310が伸び出し、先端がドア開口縁2の
垂直部に圧接する。更にその内側からは中空状の第3の
シール部311が伸び出しており、先端がドア開口縁の
角部22に圧接する。そして最内端の中空状の第3のシ
ール部312がドアフレーム12の車内端とオープニン
グトリム4の側面に圧接して、これ等の間を閉じるよう
になっている。
【0011】
【発明の効果】本発明のウエザストリップによれば、車
体のドア開口縁とドアの外周との間が複数の中空状のシ
ール部によりシールされるから、シール性、特に遮音性
が良好である。また、オープニングトリムとドア側との
間をシールする中空状のシール部をウエザストリップに
一体に形成したから、ドアまわりのシール構造が簡素化
され、かつ生産性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップの、図1のA−A線
に沿う位置での取付状態断面図である。
【図2】本発明の他のウエザストリップの、図1のA−
A線に沿う位置での取付状態断面図である。
【図3】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の側面図である。
【図4】従来のウエザストリップの、図1のA−A線に
沿う位置での取付状態断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 11 ドアフレーム 2 ドア開口縁 21、22 角部 3、3A、3B、3C ウエザストリップ 301、304、308 取付基部 302、305、309 リップ状のシール部 303、306、307、310、311、312 中
空状のシール部 4 オープニングトリム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアの外周に沿って装着される
    ウエザストリップであって、上記外周に取付けられる取
    付基部と、取付基部の車外側の端部から伸び出して車体
    のドア開口縁の外端縁に圧接するリップ状のシール部
    と、上記取付基部の車内側の端部から伸び出して上記ド
    ア開口縁の内端縁に沿って設けたオープニングトリムの
    側面に圧接する中空状のシール部と、上記両シール部の
    中間位置で上記取付基部から伸び出して上記ドア開口縁
    の段状角部に圧接する少なくとも一つの中空状のシール
    部を具備する自動車用ウエザストリップ。
JP8185567A 1996-06-26 1996-06-26 自動車用ウエザストリップ Pending JPH106772A (ja)

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JP8185567A JPH106772A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 自動車用ウエザストリップ

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JP8185567A JPH106772A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 自動車用ウエザストリップ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119346A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウエザーストリップの取付構造
JP2015107704A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 西川ゴム工業株式会社 ドアウェザーストリップ
CN105015311A (zh) * 2015-07-17 2015-11-04 南京金龙客车制造有限公司 一种客车安全门密封结构

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