JP3276278B2 - 記録液定着装置およびこれを具備する液体噴射記録装置 - Google Patents

記録液定着装置およびこれを具備する液体噴射記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録液(インク)
を液滴としてオリフィス(吐出口)から吐出し、被記録
媒体(記録紙)に付着させて画像を形成するいわゆるイ
ンクジェット方式のプリンタや複写機等に用いられる記
録液定着装置およびこれを具備する液体噴射記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インク(記録液)を液滴としてオ
リフィス(吐出口)から吐出し、被記録媒体(記録紙)
に付着させて画像を形成するインクジェット方式の液体
噴射記録装置が開発され、高速度で印字できるうえに低
価格であり、さらに普通紙にも記録(印刷)できるとい
う長所に加えてカラー化も容易であるため、将来性が大
きく期待される。
【0003】普通紙に対する記録は、インクの吸収性に
すぐれた専用紙に比べてインクの吸収速度が遅いため、
記録紙等を加熱してインクの定着を促進することが望ま
しい。特に、カラー画像の記録を行なう場合にはモノク
ロ記録の場合と比べてインクの量が多く定着に時間がか
かるため、記録紙を加熱してインクの定着を促進するこ
とが記録時間を短縮するうえで極めて重要である。
【0004】このために用いる記録液定着装置は、記録
紙を熱板に接触させる熱板加熱方式と、記録液に温風を
吹きつける温風加熱方式と、赤外線ヒータの輻射熱によ
って記録紙を加熱する輻射熱方式等が開発されている。
【0005】また、温風加熱方式と輻射加熱方式とを併
用した記録液定着装置としては、米国特許第5,02
0,244号明細書に開示されているものがあった。こ
の装置は、温風のほとんどを加熱素子のある位置と記録
紙搬送路とを通る循環路内を循環させることで、加熱素
子へ加えるエネルギーの低減化を図るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、熱板加熱方式、温風加熱方式または輻
射熱方式のいずれを採用しても、インクの定着促進効果
が不充分であったりコスト高になる等の未解決の課題が
あった。
【0007】すなわち、記録紙を熱板に接触させる熱板
加熱方式は、熱板の温度が高すぎると記録紙が焦げてし
まうおそれがあるため、急速に加熱するのが困難で充分
に定着時間を短縮できない。加えて、熱板と記録紙の接
触が不確実なために定着むらを発生しやすいという問題
があった。
【0008】記録紙に温風を吹きつける温風加熱方式
は、温風に含まれる水蒸気を拡散させて結露の発生を防
ぐ対策が不可欠であり、また、充分な定着促進効果を得
るためには大電力が必要で、極めてコスト高であった。
【0009】赤外線ヒータを用いる輻射熱方式は、赤外
線ヒータの熱量を適切に制御するのが困難で、加熱量が
多すぎて記録紙が焦げたり、逆に加熱量が少なすぎて定
着が不充分になるおそれがあり、また、赤外線ヒータ自
体の過熱を防ぐために冷却手段を設けなければならない
という不都合もあった。
【0010】さらに、温風加熱方式と輻射熱方式を併用
した従来例の場合でも、温風のほとんどを所定の循環路
内で循環させるものであるため、インクの定着に伴って
温風に含まれる湿気は高くなる一方であり、連続使用後
には結露が発生し、結露滴が記録紙に付着して記録画像
を汚染したり、電気部品の破損等のトラブルを招くおそ
れがあった。
【0011】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、速やかにインクを
定着させることができるうえにランニングコストが低
く、しかも記録紙が焦げたり、定着むらや結露等のトラ
ブルを発生するおそれもない記録液定着装置およびこれ
を具備する液体噴射記録装置を提供することを目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の記録液定着装置は、記録液吐出手段を用い
て所定の搬送路に沿って搬送される記録紙の表面に記録
液を吐出して前記記録紙に画像記録を行う液体噴射記録
装置に用いられる記録液定着装置において、前記記録液
吐出手段の前記搬送路下流側に設けられた筐体は、吸気
ダクトと排気ダクトと送風手段とを備え、前記吸気ダク
トは、空気を導入するための第1開口部と、導入された
空気を前記記録紙の表面に吹き付けるために前記記録紙
とは所定の間隙を介して対向するよう設けられた第2開
口部と、前記第1開口部から導入された空気が前記第2
開口部へ到る経路の途中に前記記録紙に対向する位置に
設けられた発熱体と、前記発熱体から前記第2開口部の
方向以外の方向に放射した熱を前記第2開口部側へ反射
させる反射体と、を有し、前記排気ダクトは、前記第2
開口部から吹き出された空気を吸い込むために前記第2
開口部に隣接して設けられた第3開口部と、該第3開口
部から吸い込まれた空気を前記排気ダクトから排出する
ための第4開口部と、を有し、前記送風手段は、前記第
1開口部から導入された空気を、前記第2開口部から前
記吸気ダクトと前記排気ダクトを隔てる側板の開口下端
を介して前記第3開口部を経て前記排気ダクトを通り前
記第4開口部へ案内して排出するためのファンを有し、
前記側板の開口下端と前記記録紙の表面との間隔は、前
記排気ダクトの外壁側板の開口下端と前記記録紙の表面
との間隔よりも大きいことを特徴とする。
【0013】発熱体が赤外線ヒータであるとよい。
【0014】
【0015】
【作用】上記の記録液定着装置は、発熱体の輻射熱によ
って記録紙を加熱すると同時に、吸気ダクトに外気を吸
引し、これを発熱体によって加熱して温風を発生し、該
温風を記録紙に吹きつけて加熱する。
【0016】このように、輻射熱と温風の双方を用いて
記録紙を加熱するため、発熱体のエネルギーを有効に利
用して極めて迅速に記録紙を加熱し、記録紙上のインク
を短時間でむらなく定着させることができる。
【0017】発熱体の輻射熱のみによって記録紙を加熱
する場合に比べて、エネルギーロスが少ないうえに大出
力の赤外線ヒータ等を用いても記録紙が焦げるおそれが
ない。
【0018】加えて、温風のみを用いる場合に比べて電
力消費量が少ない。
【0019】また、記録紙に接触した湿気の多い温風を
やかに排出するための排気ダクトを設けることで、記
録紙の表面や周囲の装置を汚染する結露を回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0021】図1は、第1実施例による液体噴射記録装
置の主要部を一部破断した状態で示す斜視図である。こ
れは、記録紙W1 を所定の搬送路に沿って矢印Aで示す
方向に搬送するための送り装置11と、前記搬送路を横
切る一対の案内棒12aからなる案内装置12に沿って
往復移動自在な記録液吐出手段である記録ヘッドユニッ
ト13と、送り装置11と案内装置12の間に配設され
た記録液定着装置である定着促進ユニット20を有し、
送り装置11は、図示しないモータによって駆動される
送りローラ11aと、これに記録紙W1 を押圧する押圧
ローラ11bを備えており、また、記録ヘッドユニット
13は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック4色の
記録ヘッド13a〜13dを有し、これらは、キャリッ
ジ13eに搭載され、キャリッジ13eは図示しない駆
動装置によって案内棒12a上を往復移動し、記録紙W
1 上に各記録ヘッド13a〜13dから吐出される記録
液(インク)によって印字P1 を記録する。
【0022】定着促進ユニット20は、前記印字P1
記録した記録紙W1 を輻射熱と温風の双方によって暖め
て印字P1 の定着を促進するためのもので、輻射熱によ
って記録紙W1 を加熱する発熱体である赤外線ヒータ2
1と、赤外線ヒータ21を包囲する筐体であるフード2
2と、フード22を強制排気する送風手段であるファン
23を有し、ファン23は、第1開口部である吸引口2
2aから赤外線ヒータ21のまわりに外気である空気を
吸引し、これを記録紙W1 に向かって強制流動させて温
風を発生する。
【0023】赤外線ヒータ21は、吸引口22aと対向
しており、赤外線ヒータ21の図示上半部は反射であ
る凹面状の反射板21aによって覆われており、反射板
21aは、例えば、ステンレス鋼板を半円筒状に曲げた
ものの内面を鏡面仕上げしたもの等が用いられる。
【0024】反射板21aの役目は、赤外線ヒータ21
の上方へ放出される輻射熱を記録紙W1 に向かって反射
することと、後述するようにフード22の吸引口22a
からフード22内へ流入する空気が直接、赤外線ヒータ
21に接触してこれを急激に冷却するのを防ぐことにあ
る。
【0025】赤外線ヒータ21としては公知の遠赤外線
を放射するものが最適であるがこれに限定されるもので
はない。また、反射板21aについては、赤外線ヒータ
21の出力が充分であり、かつ、フード22内へ流入す
る空気による冷却等に対する対策も充分であれば省略す
ることもできる。
【0026】フード22は、赤外線ヒータ21と反射板
21aを包囲するアーチ型の頂部を有する気ダクト2
2bとその両側に隣接する排気室である一対の排気ダク
ト22cを有し、吸気ダクト22bの両端は半円形の頂
部を有する端板22dによって閉塞されている。なお、
図1のフード22は、吸気ダクト22bと排気ダクト2
2cの図示左側手前の一部分を破断した状態で示されて
いる。
【0027】各排気ダクト22cの図示左側手前の一端
は、吸気ダクト22bの図示左側手前の端板22dと一
体である端板22eによって閉塞され、両排気ダクト2
2cの他端は、吸気ダクト22bの図示右側後方に配設
された共通排気室22fに開口している。
【0028】図2に示すように、吸気ダクト22bの下
端には記録紙W1 に対向する第2開口部が形成されてお
り、両側板22gの開口下端は、記録紙W1 の表面から
所定距離だけ離間し、吸気ダクト22bの下端の前記第
2開口部を両排気ダクト22cの下端の第3開口部と連
通させる間隙を形成している。なお、吸気ダクト22b
の側板22gの開口下端の位置と記録紙W1 表面との間
の間隙は、吸気ダクト22bの端板22dの下端位置お
よび排気ダクト22cの外壁側板22hの開口と記
録紙W1 表面との間の間隙よりも大きい。排気ダクト2
2cの端板22dの下端位置および排気ダクト22cの
外壁側板22hの開口と記録紙表面との間の間隙
は、記録紙W1 の表面に接触しない範囲でできるだけ接
近した位置、例えば、側板22hと記録紙W1 の表面と
の間隙がおよそ10mm以内になるように配設されてい
る。
【0029】共通排気室22fは、フード22の、少な
くとも記録紙W1 と対向する部位から外れた箇所に配設
されていて、吸気ダクト22b内の空気を、吸気ダクト
22bの側板22gの下端と記録紙表面との間の間隙を
通して各排気ダクト22cへ吸い込むための負圧を発生
させる部屋である。その負圧を発生させるために、共通
排気室22fの一壁面には第4開口部である排気用開口
22iが設けられていて、これにファン23が取り付け
られている。排気用開口22iから排気された空気はな
るべく速やかに液体噴射記録装置外へ排出されることが
望ましく、例えば、排気用開口22iの近傍でこれと対
面するように液体噴射記録装置の筐体にも排気用開口部
を設けることが望ましい。
【0030】吸引口22aから吸気ダクト22b内へ吸
引された空気は、赤外線ヒータ21によって暖められな
がら吸気ダクト22bの四方の側面22d,22gに沿
って下方へ案内されて記録紙W1 の表面に略垂直に当た
り、記録紙W1 の表面に付着したインクの定着を促進
し、インクの定着の進行に伴って発生する水蒸気を含有
する。そして、前述の隙間から矢印B3 で示すように排
気ダクト22c内へ吸引され、共通排気室22fの排気
用開口22iからファン23によってフード22の外へ
排気される。このとき、吸気ダクト22bの下方から排
気される空気の大部分は、吸気ダクト22bの側板22
gの下端と記録紙W1 表面との間の間隙、即ち、記録紙
搬送方向の上流側の側板22gの下端の間隙からは記録
紙搬送方向の下流側へ、また、記録紙搬送方向の下流側
の側板22gの下端の間隙からは記録紙搬送方向の上流
側へ、それぞれ吹き出して排気される。また、吸気ダク
ト22bの下方から排気される空気の極く一部分は、吸
気ダクト22bの端板22dの下端の間隙から吸気ダク
ト22b外へ吹き出して排気される。
【0031】このように、記録紙W1 の記録面全面略上
方から赤外線ヒータ21からの輻射熱と温風が発生さ
れ、インクの定着を促進するとともに、定着促進領域か
ら湿気を含んだ空気を速やかに排出することができる。
【0032】一方、排気ダクト22cの外壁側板22h
の下端位置と記録紙W1 表面との間の間隙からも、赤外
線ヒータ21によって暖められていないフード22外の
空気が矢印B4 で示すように、僅かに排気ダクト22c
内へ流入する。この空気流B4 は吸気ダクト22bから
排気ダクト22cへ流入する空気流B3 によって遮られ
て吸気ダクト22b内へは侵入できない。そのために暖
められた吸気ダクト22b内の空気を冷やすことはな
い。
【0033】本実施例によれば、空気(外気)を記録紙
1 と対向する赤外線ヒータ21の位置から記録紙表面
に吹き付けるように案内した後に速やかに排気すること
で、輻射熱と温風とによって効率の良いインク定着が行
なえると同時に、湿気を含んだ空気を再びインク定着に
用いることなく排気するので、液体噴射記録装置内にイ
ンク定着に伴って発生した水蒸気が液体噴射記録装置の
運転停止後に冷えてできる結露を防止することができ
る。
【0034】すなわち、赤外線ヒータの輻射熱によって
記録紙を加熱すると同時に赤外線ヒータによって暖めら
れた空気を記録紙に吹きつけることで記録紙を加熱する
ものであるため、赤外線ヒータの出力を極めて効率良く
利用して記録紙を加熱し、インクを速やかに定着させる
ことができる。従って、充分な定着促進効果を得ること
ができるうえにランニングコストが低い。
【0035】また、赤外線ヒータのまわりを流動する空
気によって赤外線ヒータの過熱を防ぐことができるた
め、赤外線ヒータの出力を大きくして定着速度を速くし
ても記録紙が焦げるおそれがない。
【0036】赤外線ヒータのまわりを流動する空気によ
って赤外線ヒータ自体も冷却されるため、赤外線ヒータ
の過熱防止のための冷却手段は不要である。
【0037】さらに、輻射熱方式と温風加熱方式を組み
合わせたものであるため、熱板加熱方式のような定着む
らを発生するおそれはない。
【0038】加えて、前述のように、記録紙W1 に付着
したインクが定着する際に発生する水蒸気が周囲に拡散
することなく、排気ダクトの空気とともに、強制的に排
出されるため、結露によるトラブルも回避できる。
【0039】なお、図3に示すように、フード22の吸
引口22aの上流側に第2のファン24を設けて吸引口
22aから吸気ダクト22bに吸引される空気量を増加
させれば、多量の温風を記録紙W1 に吹きつけることで
定着速度をより一層速くすることができる。この場合は
第1のファン23を省略して第2のファン24のみでも
赤外線ヒータ21から記録紙表面、排気ダクト22cの
排気用開口22iへ温風を流動させることができるが、
両ファン23,24を併用した場合に比べて湿気の排出
効率は若干劣る傾向がある。
【0040】また、図4に示すように、吸気ダクト22
bの片側のみに排気ダクト32cを設けたり、図5に示
すように、開口42cを有する隔壁42dによって吸気
ダクト22bの内部を上流側と下流側に分割し、下流側
を排気ダクトとして用いることでフード22の構造を簡
略化すれば、装置の小型化と低コスト化に大きく役立
つ。
【0041】図6は第2実施例による記録液定着装置で
ある定着促進ユニット60を示す。これは、図1のフー
ド22の吸気ダクト22bと同様の吸気ダクト62b
と、吸気ダクト62bの片側に隣接する排気ダクト62
cと、その反対側で吸気ダクト62bに隣接するカバー
部材である記録ヘッドカバー64を備えたフード62を
有し、排気ダクト62cの後端には排気用開口62iが
設けられこれに強制排気手段であるファン63が取り付
けられている。記録ヘッドカバー64は、一対の案内棒
52aに沿って往復移動する記録ヘッドユニット53を
包囲している。
【0042】フード62の吸気ダクト62b内には発熱
体である赤外線ヒータ61と反射板61aが設けられ、
記録ヘッドユニット53の各記録ヘッドによって記録さ
れた記録紙W2 は、赤外線ヒータ61の輻射熱と、矢印
1 に沿って吸気ダクト62bに吸引され、赤外線ヒー
タ61によって加熱されて矢印C2 に示すように流動す
る温風の双方によって加熱され、インクの定着が促進さ
れる。
【0043】これと同時に、記録ヘッドカバー64内の
雰囲気である空気が記録ヘッドユニット53の発熱によ
って加熱され、矢印C3 で示すように、吸気ダクト62
b内に吸引されて前述の温風とともに記録紙W2 を加熱
し、インクの定着を促進する。
【0044】本実施例は、記録ヘッドから発生する熱を
有効利用できるうえに記録ヘッドを効果的に冷却してそ
の液滴吐出性能を安定させることができるため、特に、
発熱量の大きいバブルジェット方式の記録ヘッドを用い
る場合に好適である。
【0045】その他の点は第1実施例と同様であるので
説明は省略する。
【0046】なお、図7に示すように、フード62の排
気ダクト62cを吸気ダクト62bの上流側に設けると
ともに、記録ヘッドカバー64の替わりに、吸気ダクト
62bと排気ダクト62cを包囲する吸気カバー74を
設け、吸気カバー74の開口74aを記録ヘッドユニッ
ト53に近接して設けてもよい。この場合は、矢印D1
で示すように、吸気カバー74に吸引される空気によっ
て記録ヘッドユニット53を冷却し、これによって加熱
された空気を矢印D2 で示すように吸引口62aから吸
気ダクト62b内に吸引し、矢印D3 で示すように記録
紙W2 に吹きつけたうえで、矢印D4 で示すように排気
ダクト62cに流入させる。その他の点は第1実施例と
同様であるので説明は省略する。
【0047】図8は第3実施例による記録液定着装置で
ある定着促進ユニット90を示すもので、これは、第1
実施例と同様に搬送される記録紙W3 の下方に輻射熱と
温風の双方によって記録紙W3 を下面から加熱する吸引
ダクト92を有し、記録紙W3 の上方にはインクから発
生する水蒸気を強制排気するための排気ダクト95を有
する。
【0048】吸引ダクト92は、その吸引口92aから
空気を送り込むためのファン94を有し、吸引ダクト9
2の内部には第1実施例の赤外線ヒータ21および反射
板21aと同様の発熱体である赤外線ヒータ91および
反射板91aが配設される。
【0049】また、排気ダクト95は、その内部の雰囲
気である空気を排出するための排気用開口92iと強制
排気手段であるファン93を有し、記録ヘッドユニット
83とその下流側の記録紙W3 の印字部分を包囲する。
【0050】矢印E1 で示すように、吸引口92aから
吸引ダクト92内に送り込まれた空気は赤外線ヒータ9
1によって加熱され、矢印E2 で示すように記録紙W3
の裏面に吹きつけられる。
【0051】記録紙W3 はこのようにして発生した温風
と赤外線ヒータ91の輻射熱の双方によって急速に加熱
され、記録紙W3 上のインクは速やかに定着する。
【0052】他方、記録紙W3 の印字から発生する水蒸
気は、排気ダクト95内の空気とともにファン93によ
ってスムーズに排出され、結露のおそれはない。
【0053】本実施例は、記録ヘッドユニットによって
印字中の記録紙をその裏面から加熱することができるた
め、より一層定着速度を速くすることができるうえに、
記録ヘッドユニットの冷却効果がすぐれているという利
点を有する。
【0054】その他の点は第1実施例と同様であるので
説明は省略する。
【0055】上記の実施例による液体噴射記録装置は、
インクジェット方式の記録装置(インクジェット記録装
置)であって、インク吐出口から記録媒体記録紙にイン
クを吐出して記録を行なう記録ヘッドを保持部である
ッド保持部(キャリッジ)に保持して記録を実行するも
のである。そして、このようなインクジェット方式の記
録ヘッドによる記録は、高精細なカラー画像を低騒音か
つ高速でしかも安いランニングコストで得ることができ
るという特徴を備えている。さらに、インクを吐出する
エネルギー発生素子として電気熱変換体や電気機械変換
体が用いられているが、特に電気熱変換体を用いたもの
は、半導体製造プロセスの利用によって一層のコンパク
ト化を図ることができる。
【0056】なお、上記の実施例は、いわゆるシリアル
形式の液体噴射記録装置であるが、この他に、記録紙の
搬送方向と交差する方向、例えば略直交する方向に記録
紙の全幅長にわたって多数のインク吐出口を配したいわ
ゆるフルライン形式のインクジェットヘッドをヘッド保
持部に保持させたもの、さらには、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック各色のインクを吐出するそれぞれ
のフルラインインクジェットヘッドを記録紙の搬送方向
に沿って順に並ぶようにヘッド保持部に保持させたもの
において、本発明は最もその効果を奏するものである。
なぜなら、フルラインインクジェットヘッドによると、
全吐出口からの1度のインク吐出によって記録紙の全幅
長の記録を行ない得るので記録速度が速く、インクの定
着もそれに応じて速やかに為される必要があるからであ
り、さらには、フルカラー画像の場合には、記録紙へ各
色のインクを重ねて吐出するのでインク付着量が多くな
り、カラー記録後のより一層の速やかなインクの定着が
求められるからである。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0058】記録紙を迅速に加熱して速やかにインクを
定着させることができるうえに、ランニングコストが低
く、しかも記録紙が焦げたり、結露や定着むら等のトラ
ブルを発生するおそれもない。このような記録液定着装
置を具備することで、極めて高性能でしかもランニング
コストの低い液体噴射記録装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による液体噴射記録装置の主要部を
示す部分斜視図である。
【図2】図1の装置の定着促進ユニットを示す模式断面
図である。
【図3】図2の装置の一変形例を示す模式断面図であ
る。
【図4】図2の装置の別の変形例を示す模式断面図であ
る。
【図5】図2の装置のさらに別の変形例を示す模式断面
図である。
【図6】第2実施例による液体噴射記録装置の定着促進
ユニットを示す部分断面図である。
【図7】図6の装置の一変形例を示す模式断面図であ
る。
【図8】第3実施例による液体噴射記録装置の定着促進
ユニットを示す模式断面図である。
【符号の説明】
11 送り装置 13,53,83 記録ヘッドユニット 20,60,90 定着促進ユニット 21,61,91 赤外線ヒータ 21a,61a,91a 反射板 22,62 フード 22b,62b 吸気ダクト 22c,32c,62c,95 排気ダクト 23,24,63,93,94 ファン 42d 隔壁 64 記録ヘッドカバー 74 吸気カバー 92 吸引ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 29/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録液吐出手段を用いて所定の搬送路に
    沿って搬送される記録紙の表面に記録液を吐出して前記
    記録紙に画像記録を行う液体噴射記録装置に用いられる
    記録液定着装置において、 前記記録液吐出手段の前記搬送路下流側に設けられた筐
    体は、吸気ダクトと排気ダクトと送風手段とを備え、 前記吸気ダクトは、空気を導入するための第1開口部
    と、導入された空気を前記記録紙の表面に吹き付けるた
    めに前記記録紙とは所定の間隙を介して対向するよう設
    けられた第2開口部と、前記第1開口部から導入された
    空気が前記第2開口部へ到る経路の途中に前記記録紙に
    対向する位置に設けられた発熱体と、前記発熱体から前
    記第2開口部の方向以外の方向に放射した熱を前記第2
    開口部側へ反射させる反射体と、を有し、 前記排気ダクトは、前記第2開口部から吹き出された空
    気を吸い込むために前記第2開口部に隣接して設けられ
    た第3開口部と、該第3開口部から吸い込まれた空気を
    前記排気ダクトから排出するための第4開口部と、を有
    し、 前記送風手段は、前記第1開口部から導入された空気
    を、前記第2開口部から前記吸気ダクトと前記排気ダク
    トを隔てる側板の開口下端を介して前記第3開口部を経
    て前記排気ダクトを通り前記第4開口部へ案内して排出
    するためのファンを有し、 前記側板の開口下端と前記記録紙の表面との間隔は、前
    記排気ダクトの外壁側板の開口下端と前記記録紙の表面
    との間隔よりも大きいことを特徴と する記録液定着装
    置。
  2. 【請求項2】 第2開口部は、記録紙の幅方向全域にわ
    たって位置することを特徴とする請求項1記載の記録液
    定着装置。
  3. 【請求項3】 第3開口部は、記録紙の幅方向全域にわ
    たって位置することを特徴とする請求項1または2記載
    の記録液定着装置。
  4. 【請求項4】 排気ダクトは、記録紙の搬送方向に沿っ
    て吸気ダクトの上流側と下流側とに設けられていること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の記録
    液定着装置。
  5. 【請求項5】 筐体は、記録液吐出手段から発生した熱
    を、記録紙の表面の記録液の定着に用いるためのカバー
    部材を有することを特徴とする請求項1ないしいずれ
    か1項記載の液体噴射記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか1項記載の記
    録液定着装置と、該記録液定着装置の記録紙搬送方向上
    流側に設けられた、前記記録液吐出手段を保持する保持
    部と、を有し、前記記録液吐出手段によって前記記録紙
    の表面に吐出された記録液を前記記録液定着装置によっ
    て定着するように構成されていることを特徴とする液体
    噴射記録装置。
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