JP6048239B2 - 記録媒体加熱装置及び記録媒体加熱システム - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体加熱装置及び記録媒体加熱システムに関する。
インクジェット方式で記録媒体に画像を記録する際、画質を改善するために事前にインクを凝集させる機能を有する前処理液を塗布する方法が知られている。この方法の場合、前処理液の塗布後、インクを記録媒体に印刷する前に、記録媒体に塗布された前処理液を乾燥させる必要がある。
用紙を加熱して乾燥させる技術としては、例えば、搬送されるシートを加圧ローラによって加熱ローラに押圧して加熱・乾燥させる。そして、加熱によりシート上のインクから発生する水蒸気を加熱ローラの上方に設けられたファンによって加熱ローラの上方に逃がす技術(特許文献1)がある。
しかし、上述した特許文献1の技術では、加熱ローラの周囲から逃された水蒸気が装置内に溜まり、装置内の湿度が上昇し、乾燥効率を低下させるおそれがある。
本発明の一実施形態は、水蒸気を効率的に排出して記録媒体を効率的に乾燥させることが可能な、記録媒体加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、記録媒体加熱装置において、前処理液を記録媒体の両面またはいずれか一方の面に塗布可能な前処理液塗布装置と、前記記録媒体の一方の面に接して回転する、第1の加熱手段を有するハウジングに収容される第1の加熱ローラと、前記記録媒体の他方の面に接して回転する、第2の加熱手段を有する前記ハウジングに収容される第2の加熱ローラと、前記記録媒体の前記他方の面側において、前記第1のローラの回転軸の軸方向と略平行な方向に気流を発生させ、前記気流を前記ハウジングの外に導く、第1の気流発生手段と、前記記録媒体の前記一方の面側において、前記第2のローラの回転軸の軸方向と略平行な方向に気流を発生させ、前記気流を前記ハウジングの外に導く、第2の気流発生手段と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、水蒸気を効率的に排出して記録媒体を効率的に乾燥させることができる。
本発明の実施形態に係る前処理液塗布乾燥装置を有する印刷システムの一例を示す概略図である。 図1の印刷システムの前処理液塗布乾燥装置の概略構成図である。 図2の前処理液塗布乾燥装置に設けられた記録媒体の搬送経路中のパスシャフトとエッジガイドの概略斜視図である。 図2の前処理液塗布乾燥装置に設けられた乾燥ユニットの側面から見た概略構成図である。 図4の乾燥ユニットの開放状態を示す図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図2の前処理液塗布乾燥装置の制御ブロック図である。 乾燥ユニットの変形例を示す図6に対応する図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、印刷システム100は、給紙装置110、前処理液塗布乾燥装置120、第1のインクジェットプリンタ130、反転装置140、第2のインクジェットプリンタ150、後乾燥装置160、巻取装置170を備える。
給紙装置110は、ロール状の長尺の連続紙等の記録媒体10を、記録媒体10の搬送経路の下流に設けられた前処理液塗布乾燥装置120に供給する。記録媒体10の材質としては、紙の他、プラスチックシート等、熱によりシワや変形等のダメージ(損傷)を受けるおそれのあるものでもよい。
前処理液塗布乾燥装置120は、後述するように、記録媒体10上に印刷されるインクジェットインクの滲みや裏写りを抑える前処理液を、記録媒体10に塗布可能であり、その後前処理液が塗布された記録媒体10を乾燥させる。
第1のインクジェットプリンタ130は、前処理液塗布乾燥装置120において前処理液が塗布された記録媒体10の表側にインク滴を吐出して所望の画像を形成する。
反転装置140は、ドライヤ(図示せず)を備え、第1のインクジェットプリンタ130により形成された記録媒体10の表側の画像を乾燥させ、記録媒体10の表裏を反転させる。
第2のインクジェットプリンタ150は、反転装置140で表裏が反転された記録媒体10の表側(反転前の裏側)にインク滴を吐出して所望の画像を形成する。
後乾燥装置160は、両面に画像が形成された記録媒体10を、ドライヤ(図示せず)による熱風等で乾燥する。
巻取装置170は、乾燥された記録媒体10を巻取る。
図2に示すように、前処理液塗布乾燥装置120は、エアループユニット20、前処理液塗布ユニット30、供給ユニット40、乾燥ユニット50、ダンサーユニット90を有する。
エアループユニット20は、回転自在に支持されたガイドローラ21、記録媒体10を弾性的に狭持して回転駆動するFI(フィードイン)ローラ22とFIニップローラ23を備える。エアループユニット20は、給紙装置110からガイドローラ21を経由して搬送される記録媒体10をエアループユニット20内に引き込む。このとき、エアループユニット20は、光学センサ(図示せず)により、弛み量が一定となるようなエアループALを形成するように、FIローラ22の回転を制御する。
エアループALを経た記録媒体10は、図3に示すように2つのエッジガイド24との間を通り、且つ、長手方向が記録媒体10の搬送方向(矢印方向)と直交するように配置された2本のパスシャフト25の間をSの字状に通る。パスシャフト25、25はエッジガイド24、24に支持され、2つのエッジガイド24、24の間の間隔は記録媒体10の幅方向と略同寸にされる。なおエッジガイド24は、パスシャフト25に対して、例えばねじなどの固定手段によって移動可能に固定されており、使用する記録媒体10の幅寸法に応じてエッジガイド24の間の間隔は調整される。これらのパスシャフト25とエッジガイド24の働きにより、記録媒体10の幅方向の走行位置が規制され、安定した走行が可能となる。
パスシャフト25とエッジガイド24との間を通過した記録媒体10は、固定状態にあるテンションシャフト(図示せず)により搬送安定化のための張力が付加される。
前処理液塗布ユニット30は、回転駆動するインフィードローラ31とフィードニップローラ32、裏面塗布ユニット33、表面塗布ユニット34、及び回転駆動するアウトフィードローラ35とアウトフィードローラ35との間で記録媒体10を弾性的に狭持するフィードニップローラ36を有する。
インフィードローラ31とフィードニップローラ32によって搬送される記録媒体10は、スクイーズローラ37、塗布ローラ38及び加圧ローラ39を備えた裏面塗布ユニット33で裏面(一方の面)側に前処理液を塗布される。そして、裏面塗布ユニット33を通過した記録媒体10は、スクイーズローラ47、塗布ローラ48及び加圧ローラ49を備えた表面塗布ユニット34で表面(他方の面)側に前処理液を塗布される。表面塗布ユニット34を通過した記録媒体10は、アウトフィードローラ35とフィードニップローラ36、FIローラ41とFIニップローラ42によって乾燥ユニット50に搬送される。なお、裏面塗布ユニット33及び表面塗布ユニット34は、いずれも選択的に作動するものであり、記録媒体10は、表面又は裏面のいずれか一方、或いは両面に前処理液が塗布される。
供給ユニット40は前処理液を貯留し、随時、裏面塗布ユニット33及び表面塗布ユニット34に前処理液を供給する。
乾燥ユニット50は、後述するように、記録媒体10の搬送方向の上流から下流に並べて配置された、ガイドローラ43、裏面乾燥第1段加熱ローラ51、表面乾燥第1段加熱ローラ52、裏面乾燥第2段加熱ローラ53、表面乾燥第2段加熱ローラ54、裏面乾燥第3段加熱ローラ55、表面乾燥第3段加熱ローラ56、ガイドローラ44を有する。各加熱ローラ51−56は、互いに離間して千鳥状に配置される。例えば、加熱ローラ51、加熱ローラ53、加熱ローラ55それぞれの回転中心を結ぶ線と、加熱ローラ52、加熱ローラ54、加熱ローラ56それぞれの回転中心を結ぶ線とが平行且つ離間するように、配置される。
各加熱ローラ51−56は、それぞれ加熱用のヒータランプ等のヒータ61−66をそれぞれ内蔵する。ヒータ61−66の作動により加熱ローラ51−56は、前処理液が塗布された記録媒体10を加熱して、前処理液の水分を蒸発させることができる。
なお、各加熱ローラ51−56の内部にヒートパイプ(図示せず)が設けられていてもよい。このヒートパイプにより、各加熱ローラの回転軸方向に熱を効率良く伝達し、ローラ表面の温度を均一にすることができ、記録媒体10への効率的な熱供給を行うことができる。なお、各加熱ローラ51−56には、各加熱ローラ51−56の温度を測定するサーミスタ等の温度センサ(図示せず)が設けられる。
また、各加熱ローラ51−56の表面は、必要に応じてフッ素樹脂等、非粘着性の膜でコーティングされる。このコーティングによって、ローラ表面への前処理液等の付着を抑制し、ローラ表面の付着物による記録媒体10への熱伝達効率の低下を抑制することができる。なお、各加熱ローラ51−56は、自由に回転する従動ローラであるが、駆動ローラであってもよい。
加熱ローラ51、53、55に対応する位置の上方には、第1上方排出ファン71、第2上方排出ファン73、第3上方排出ファン75が設けられる。また、加熱ローラ52、54、56に対応する位置の下方には、第1下方排出ファン72、第2下方排出ファン74、第3下方排出ファン76が設けられる。各排出ファン71−76は、各加熱ローラ51−56の回転軸と略平行な方向に気流を発生させる。
なお、加熱ローラの数は、上述のように表面加熱用と裏面加熱用の3段の計6個に限られるものではなく、例えば、2段の計4個、4段の計8或いはそれ以上のものであっても良い。また、この場合、加熱ローラの数に応じて、ヒータ及び排出ファンを増減することができる。
記録媒体10は、各加熱ローラ51−56に順に巻き付けられ、各加熱ローラ51−56をジグザグ状に順に通過する。各加熱ローラ51−56は、記録媒体10が搬送される際に、前処理液が塗布された記録媒体10を加熱して乾燥させる。
また、乾燥ユニット50の外には、回転駆動するフィードローラ59及びフィードローラ59との間で記録媒体10を弾性的に狭持するフィードニップローラ60が設けられる。乾燥ユニット50の外に搬送された記録媒体10は、フィードローラ59とフィードニップローラ60の間を通ってダンサーユニット90に搬送される。
ダンサーユニット90は、2つのガイドローラ91、92、錘93を有する重力方向に移動可能な可動フレーム94、可動フレーム94の位置を検出する位置検出手段(図示せず)、及び可動フレーム94に回転自在に取り付けられた2つのダンサーローラ95、96を有する。記録媒体10は、2つのガイドローラ91、92及び2つのダンサーローラ95、96にW字状に巻き掛けられる。
ダンサーユニット90は、位置検出手段(図示せず)の出力に基づいてフィードローラ59の回転駆動を制御して、可動フレーム94の上下方向の位置を調整する。これにより、前処理液塗布乾燥装置120と第1のインクジェットプリンタ130との間の記録媒体10のバッファー量が確保される。
図4乃至6に示すように、乾燥ユニット50は、上方に位置する表面乾燥ユニット81と下方に位置する裏面乾燥ユニット82とを有する。表面乾燥ユニット81は、裏面乾燥ユニット82に対向する部分を除いて上方ハウジング83により周囲を囲まれる。また、裏面乾燥ユニット82は、表面乾燥ユニット81に対向する部分を除いて下方ハウジング84により周囲を囲まれる。
表面乾燥ユニット81は、上方ハウジング83内に収容された、記録媒体10の表面(上面)85を加熱する表面乾燥第1段加熱ローラ52、表面乾燥第2段加熱ローラ54、及び表面乾燥第3段加熱ローラ56を有する。また、上方ハウジング83内には、第1上方排出ファン71、第2上方排出ファン73、第3上方排出ファン75が設けられる。
裏面乾燥ユニット82は、下方ハウジング84内に収容された、記録媒体10の裏面(下面)87を加熱する裏面乾燥第1段加熱ローラ51、裏面乾燥第2段加熱ローラ53、及び裏面乾燥第3段加熱ローラ55を有する。また、下方ハウジング84内には、第1下方排出ファン72、第2下方排出ファン74、第3下方排出ファン76が設けられる。
図6に示すように、各上方排出ファン71、73、75は、オペレータが通常存在する側とは反対側に位置する(各加熱ローラの一方の端部側の)上方ハウジング83の側壁86に取り付けられる。また、オペレータが通常存在する側(各加熱ローラの他方の端部側)には、吸気口(図示せず)が設けられる。したがって、各上方排出ファン71、73、75は、上方ハウジング83内に加熱ローラの回転軸191と略平行な矢印Aで示される方向にそれぞれ気流を発生させることができる。そして、矢印Bで示すように、上方ハウジング83内の空気を外部に排出することができる。なお、上方排出ファン71、73、75は、図4の状態における加熱ローラ51、53、55の取り付け位置より所定距離上方に取り付けられる。このため、各上方排出ファン71、73、75により発生する気流Aが、各加熱ローラ51、53、55から所定距離離れて生じ、加熱ローラ51、53、55並びに加熱ロータ52、54、56を冷却して無駄なヒータ熱量を発生させること抑制することができる。
各上方排出ファン71、73、75と同様に、各下方排出ファン72、74、76は、オペレータが通常存在する側とは反対側に位置する下方ハウジング84の側壁88に取り付けられる。また、オペレータが通常存在する側には、吸気口(図示せず)が設けられる。したがって、各下方排出ファン72、74、76は、下方ハウジング84内に加熱ローラの回転軸192と略平行な矢印Dで示される方向にそれぞれ気流を発生させることができる。そして、矢印Eで示すように、下方ハウジング84内の空気を外部に排出することができる。なお、下方排出ファン72、74、76は、図4の状態における加熱ローラ52、54、56の取り付け位置より所定距離下方に取り付けられる。このため、各下方排出ファン72、74、76により発生する気流Dが、各加熱ローラ52,54,56から所定距離離れて生じ、加熱ローラ52、54、56並びに加熱ローラ51、53、55を冷却して無駄なヒータ熱量を発生させることを抑制することができる。
各排出ファン71−76が作動する際の回転数は、各ローラの回転軸の軸方向と平行に流れる各気流が安定して生じるように、実験等に基づいて、略各ファンが同じ回転数になるように、ある組合せのファンが同じ回転数になるように、或いは各ファンが別々の回転数になるように設定されるい。
また、表面乾燥ユニット81及び裏面乾燥ユニット82は、相対的に接近又は離間する方向に移動可能に配置される。すなわち、表面乾燥ユニット81及び裏面乾燥ユニット82は、図4に示す閉鎖状態と、図5に示す開放状態との間を移動することができる。
記録媒体10の装填は、図5に示す開放状態で記録媒体10を表面乾燥ユニット81と裏面乾燥ユニット82との間に通す。次に、記録媒体10を通した後、表面乾燥ユニット81と裏面乾燥ユニット82をそれぞれ接近する方向に移動させる。そして、表面乾燥ユニット81と裏面乾燥ユニット82を図4に示す閉鎖状態にする。このため、矢印Cで示される搬送方向に搬送される記録媒体10の装填を容易に行うことができる。
図7に示すように、制御装置180は、各加熱ローラ51−56の温度を検出する温度センサ68、裏面塗布ユニット33、表面塗布ユニット34、第1のインクジェットプリンタ130、第2のインクジェットプリンタ150、各フィードローラ35、59、ダンサーユニット80、エアループユニット20、各加熱ローラ51−56にそれぞれ設けられたヒータ61−66、排出ファン71−76、後乾燥装置160、及び巻取装置170と接続する。
制御装置180は、裏面塗布ユニット33及び表面塗布ユニット34の動作状態を監視し、各加熱ローラ51−56に設けられた各ヒータ61−66、各ファン71−76の動作を制御する。このとき、制御装置180は、記録媒体10の前処理液が塗布された面(表面、裏面、或いは両面)が乾燥するよう、各ヒータ61−66を制御する。なお、制御装置180は、前処理液塗布乾燥装置120から排出された記録媒体10の含水率が、給紙装置110から送り出されたときの記録媒体10の含水率とほぼ同じになるように各ヒータを制御する。
表面塗布ユニット34のみ、裏面塗布ユニット33のみ、又は表面塗布ユニット34及び裏面塗布ユニット33の両方が作動している場合、つまり、記録媒体10の表面、裏面、又は両面に前処理液が塗布される場合、制御装置180は、各加熱ローラ51−56それぞれが設定温度となるように、各ヒータ61−66を作動させる。そして、各加熱ローラ51−56は、記録媒体10の表裏両面を加熱・乾燥させる。
このとき、表面塗布ユニット34及び裏面塗布ユニット33の両方が作動している場合、つまり、記録媒体10の両面に前処理液が塗布される場合、制御装置180は、前処理液が塗布されていない側の面を加熱する加熱ローラの各ヒータの供給熱量を上げる(例えば、ヒータの作動デューティを上げる)。また、表面塗布ユニット34又は裏面塗布ユニット33のみ作動している場合、つまり、記録媒体10の表面側のみ又は裏面側のみに前処理液が塗布される場合、制御装置180は、前処理液が塗布されていない側の面を加熱する加熱ローラの各ヒータの供給熱量を下げる(例えば、ヒータの作動デューティを下げる)。
そして、上方排出ファン71、73、75、下方排出ファン72、74、76は、第1の設定回転数となる回転速度で動作するように制御される。これにより、各排出ファン71−76は、記録媒体10の表面側から発生する前処理液の水蒸気を、各加熱ローラ51−56から所定距離離れた位置で、各加熱ローラ51−56の回転軸それぞれと平行な、矢印A、D方向に流れる複数の気流により側壁86、88側に運び、矢印B、Eで示す方向にハウジング83、84の外に排出することができる。このため、各加熱ローラ51−56から熱を奪うこと無しに(無駄な電力消費を抑えながら)水蒸気をハウジング83、84内から効率的に排出し、ハウジング83、84内の湿度を抑えることができ、記録媒体10を効率的に乾燥させることができる。
なお、各加熱ローラ51−56と各ファン71−76との間の所定距離は、各ファンにより発生する気流により加熱ローラが冷却されない、すなわちヒータの電力消費に影響を与えないような距離となるよう、適宜設定される。
さらに、各排出ファン71−76は、オペレータが通常存在する側とは反対側に配置されるため、水蒸気がオペレータの近くに排出されることを防ぐことができる。したがって、水蒸気中の臭気がオペレータの近くに停留することを抑制することができる。
なお、図8に示すように、オペレータが通常存在する側に位置する(各加熱ローラの他方の端部側の)上方ハウジング83の側壁97に、第1上方吸入ファン171、第2上方吸入ファン173、第3上方吸入ファン175を設けることもできる。この場合、各上方吸入ファン171、173、175は、各上方排出ファン71、73、75に対応する位置に設けられる。すなわち、加熱ローラの回転軸191方向視において、各上方吸入ファン171、173、175は、各上方排出ファン71、73、75と略重なるように配置される。
このため、各上方吸入ファン171、173、175は、矢印Fで示す方向に、外部から上方ハウジング83内に空気を吸引する。そして、各上方吸入ファン171、173、175及び対応する各上方排出ファン71、73、75は、ハウジング83内に、それぞれ矢印Gで示す方向に気流をより安定して発生させることができる。
したがって、各上方吸入ファン171、173、175及び各上方排出ファン71、73、75は、ハウジング83内の水蒸気を、矢印Gの方向に流れる各加熱ローラの回転軸と平行なそれぞれの気流により側壁86側に運び、矢印Bの方向にハウジング83の外に排出することができる。このため、水蒸気をハウジング83内からより効率的に排出し、ハウジング83内の湿度も抑えることができるうえ、記録媒体10をより効率的に乾燥させることができる。
同様に、オペレータが通常存在する側に位置する下方ハウジング84の側壁98に、第1下方吸入ファン172、第2下方吸入ファン174、第3下方吸入ファン176を設けることもできる。この場合、各下方吸入ファン172、174、176は、各下方排出ファン72、74、76に対応する位置に設けられる。すなわち、加熱ローラの回転軸方向192視において、各下方吸入ファン172、174、176は、各下方排出ファン72、74、76と略重なるように配置される。
このため、各下方吸入ファン172、174、176は、矢印Hで示す方向に、外部から下方ハウジング84内に空気を吸引する。そして、各下方吸入ファン172、174、176及び対応する各下方排出ファン72、74、76は、ハウジング84内に、それぞれ矢印Iで示す方向に気流をより安定して発生させることができる。
したがって、各下方吸入ファン172、174、176及び各下方排出ファン72、74、76は、ハウジング84内の水蒸気を、矢印Iで示す気流により側壁88側に運び、矢印Eで示すようにハウジング84の外に排出することができる。このため、水蒸気をハウジング84内からより効率的に排出し、ハウジング84内の湿度も抑えることができるうえ、記録媒体10をより効率的に乾燥させることができる。
なお、各吸入ファン171−176を設ける場合、各吸入ファンは、対応する排出ファンの設定回転数に対応するように(例えば、略同じ回転数或いは吸入ファンと排出ファンが発生する流速が等しくなる回転数等)制御される。
さらに、各吸入ファン171−176及び各排出ファン71−76をそれぞれ逆回転可能なファンとしてもよい。すなわち、各吸入ファン171−176をハウジングから空気を排出するファンとして作動させ、各排出ファン71−76をハウジングに空気を吸入する吸入ファンとして作動させてもよい。この場合、印刷システム100(特に前処理液塗布乾燥装置120)の配置に応じて、オペレータの位置する側を避けるように水蒸気の排出方向を設定することができる。したがって、水蒸気中の臭気がオペレータの近くに停留することを抑制することができる。
なお、裏面塗布ユニット33のみ作動している場合、つまり、記録媒体10の裏面側のみに前処理液が塗布される場合、上方排出ファン71、73、75は、それぞれが第1の設定回転数となる回転数で動作するように制御され、下方排出ファン72、74、76は、第1の設定回転数より低い第2の設定回転数となる回転数で動作する或いは停止するように制御されてもよい。この場合、下方ハウジング84側に発生する水蒸気の量は少ないと考えられことから、第2の設定回転数での動作により電力消費を抑制し、省エネルギ性を向上させることができる。また、下方排出ファン71、73、75を停止する場合には、さらに電力消費を抑制して省エネルギ性を向上させることができる。
また、表面塗布ユニット34のみ作動している場合、つまり、記録媒体10の表面側のみに前処理液が塗布される場合、下方排出ファン72、74、76は、それぞれが第3の設定回転数となる回転速度で動作するように制御され、上方排出ファン71、73、75は、第3の設定回転数より低い第4の設定回転数となる回転速度で動作する或いは停止するように制御されてもよい。この場合、上方ハウジング83側に発生する水蒸気の量は少ないと考えられことから、第4の設定回転数での動作により電力消費を抑制し、省エネルギ性を向上させることができる。また、上方排出ファン71、73、75を停止する場合には、さらに電力消費を抑制して省エネルギ性を向上させることができる。
さらに、表面塗布ユニット34及び裏面塗布ユニット33の両方が作動している場合、つまり、記録媒体10の両面に前処理液が塗布される場合、上方排出ファン71、73、75は、第1の設定回転数となる回転速度で動作するように制御され、下方排出ファン72、74、76は、第1の設定回転数以下の第3の設定回転数となる回転速度で動作するように制御されてもよい。上方の排出ファンの設定回転数を、下方の排出ファンの設定回転数より高く設定することで、加熱されて上昇した水蒸気をより効率的にハウジングの外に排出することが可能となる。
さらに、加熱ローラ51及び加熱ローラ52の設定温度は、これより搬送方向の下流に設けられた各加熱ローラ53−56の設定温度と同じかそれより低い温度に設定される。加えて、加熱ローラ53及び加熱ローラ54の設定温度は、加熱ローラ55及び加熱ローラ56の設定温度と同じかそれより低い温度に設定され、加熱ローラ51及び加熱ローラ52の設定温度が加熱ローラ55及び加熱ローラ56の設定温度より低くされてもよい。これにより、記録媒体10と加熱ローラとの間の温度差を低くして、記録媒体10に与える熱負荷をより効果的に抑えることができ、記録媒体10の熱負荷によるシワや変形等のダメージの発生をより効果的に抑えることができる。
このとき、上方排出ファン71の設定回転数は、上方排出ファン73、75の設定回転数より低く設定されてもよい。また、下方排出ファン72の設定回転数は、下方排出ファン74、76の設定回転数より低く設定されてもよい。すなわち、加熱ローラの設定温度に比例するように、各排出ファンの設定回転数が設定されてもよい。このように設定することで、各加熱ローラ51−56で発生する水蒸気に対応した気流を発生させることができる。このため、水蒸気をハウジング83、84内からより効率的に排出し、ハウジング83、84内の湿度を抑え、記録媒体10をより効率的に乾燥させることができる。
さらに、表面又は裏面のみの乾燥を行う場合、或いは乾燥ユニットの作動を停止する場合、制御装置180は、作動させない各ヒータを完全にOFFにする。また、OFFされるヒータに対応する排出ファン(すなわち、ヒータに対応する位置の上方又は下方にある排出ファン)が作動している場合、制御装置180は、ヒータをOFFにした後所定時間排出ファンの作動を継続させ、その後に排出ファンの作動を停止させる。これにより、加熱ローラの予熱により記録媒体10から発生する水蒸気又はハウジング83、84内に残存する水蒸気をハウジング83、84内から排出させることができ、水蒸気の臭気成分を拡散させることができる。したがって、ハウジング83、84内の湿度を低い状態に維持し、次に記録媒体10の加熱・乾燥を行う際、記録媒体10をより効率的に乾燥させることができるうえ、臭気の停留を効果的に抑えることができる。
また、表面又は裏面のみの乾燥を行う場合、或いは乾燥ユニットの作動を停止する場合、制御装置180は、対応する加熱ローラの各ヒータをOFFにすることの代わりに、対応する加熱ローラの温度が待機温度(第2の温度状態)になるように、各ヒータを作動させても良い。この待機温度は、加熱される加熱ローラの温度(第1の温度状態)、例えば60℃〜120℃程度より低い、例えば40℃〜45℃程度の温度である。なお、45℃を越えると記録媒体10が熱変形を起こし、40℃以下では加熱ローラの保温効果を持続できないため、40〜45℃が最適な待機温度である。
このとき、待機温度のヒータに対応する排出ファンが作動している場合、制御装置180は、ヒータを待機温度にした後、所定時間排出ファンの作動を継続させ、その後に排出ファンの作動を停止させる。或いは、ヒータを待機温度にした後、所定時間排出ファンの作動を継続させた後、第3又は第4の設定回転数より低い第5の設定回転数で排出ファンを作動させても良い。これにより、排出ファンは、ハウジング83、84内に残存する水蒸気をハウジング83、84内から排出させ、水蒸気の臭気成分を拡散させることができる。したがって、ハウジング83、84内の湿度を低い状態に維持し、次に記録媒体10の加熱・乾燥を行う際、記録媒体10をより効率的に乾燥させることができるうえ、臭気の停留を効果的に抑えることができる。
上述したように、本発明の実施形態によれば、印刷システム100は、水蒸気を効率的に排出して記録媒体を効率的に乾燥させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 記録媒体
30 前処理液塗布ユニット(前処理液塗布装置)
33 裏面塗布ユニット(前処理液塗布装置)
34 表面塗布ユニット(前処理液塗布装置)
50 乾燥ユニット
51 裏面乾燥第1段加熱ローラ(第1の加熱ローラ)
52 表面乾燥第1段加熱ローラ(第2の加熱ローラ置)
53 裏面乾燥第2段加熱ローラ(第1の加熱ローラ)
54 表面乾燥第2段加熱ローラ(第2の加熱ローラ)
55 裏面乾燥第3段加熱ローラ(第1の加熱ローラ)
56 表面乾燥第3段加熱ローラ(第2の加熱ローラ)
61、63、65 ヒータ(第1の加熱手段)
62、64、66 ヒータ(第2の加熱手段)
71 第1上方排出ファン(第1の気流発生手段、第1の排出ファン)
72 第1下方排出ファン(第2の気流発生手段、第2の排出ファン)
73 第2上方排出ファン(第1の気流発生手段、第1の排出ファン)
74 第2下方排出ファン(第2の気流発生手段、第2の排出ファン)
75 第3上方排出ファン(第1の気流発生手段、第1の排出ファン)
76 第3下方排出ファン(第2の気流発生手段、第2の排出ファン)
81 表面乾燥ユニット(第2の加熱装置)
82 裏面乾燥ユニット(第1の加熱装置)
83 上方ハウジング(ハウジング)
84 下方ハウジング(ハウジング)
100 印刷システム(記録媒体加熱システム)
110 給紙装置
120 前処理液塗布乾燥装置(記録媒体加熱装置)
130 第1のインクジェットプリンタ(記録装置)
150 第2のインクジェットプリンタ(記録装置)
171 第1上方吸引ファン(第1の気流発生手段、第1の吸入ファン)
172 第1下方吸引ファン(第2の気流発生手段、第2の吸入ファン)
173 第2上方吸引ファン(第1の気流発生手段、第1の吸入ファン)
174 第2下方吸引ファン(第2の気流発生手段、第2の吸入ファン)
175 第3上方吸引ファン(第1の気流発生手段、第1の吸入ファン)
176 第3下方吸引ファン(第2の気流発生手段、第2の吸入ファン)
180 制御装置
191 上方の加熱ローラの回転軸(第1のローラの回転軸)
192 下方の加熱ローラの回転軸(第2のローラの回転軸)
A、D、G、I 気流
特開2002−147952号公報

Claims (9)

  1. 前処理液を記録媒体の両面またはいずれか一方の面に塗布可能な前処理液塗布装置と、
    前記記録媒体の一方の面に接して回転する、第1の加熱手段を有するハウジングに収容される第1の加熱ローラと、
    前記記録媒体の他方の面に接して回転する、第2の加熱手段を有する前記ハウジングに収容される第2の加熱ローラと、
    前記記録媒体の前記他方の面側において、前記第1のローラの回転軸の軸方向と略平行な方向に気流を発生させ、前記気流を前記ハウジングの外に導く、第1の気流発生手段と、
    前記記録媒体の前記一方の面側において、前記第2のローラの回転軸の軸方向と略平行な方向に気流を発生させ、前記気流を前記ハウジングの外に導く、第2の気流発生手段と、を有する、
    記録媒体加熱装置。
  2. 前記第1の気流発生手段は、前記第1の加熱ローラの一方の端部側に配置され、前記ハウジングから空気を排出する、第1の排出ファンを有し、
    前記第2の気流発生手段は、前記第2の加熱ローラの一方の端部側に配置され、前記ハウジングから空気を排出する、第2の排出ファンを有する、
    請求項1に記載の記録媒体加熱装置。
  3. 前記第1の気流発生手段は、前記第1の加熱ローラの他方の端部側に配置され、前記ハウジングに空気を吸入する第1の吸入ファンを有し、
    前記第2の気流発生手段は、前記第2の加熱ローラの他方の端部側に配置され、前記ハウジングに空気を吸入する第2の吸入ファンを有する、
    請求項2に記載の記録媒体加熱装置。
  4. 前記第1の排出ファン及び前記第1の吸入ファンは、前記第1のローラの前記軸方向と略平行に配置され、
    前記第2の排出ファン及び前記第2の吸入ファンは、前記第2のローラの前記軸方向と略平行に配置される、
    請求項3に記載の記録媒体加熱装置。
  5. 前記第1の加熱ローラおよび前記第2の加熱ローラは、相対的に接近または離間移動可能に配置され、
    前記第1の気流発生手段は、前記第2の加熱ローラと共に移動可能に配置され、
    前記第2の気流発生手段は、前記第1の加熱ローラと共に移動可能に配置される、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録媒体加熱装置。
  6. 前記第1の加熱ローラ、前記第2の加熱ローラ、前記第1の気流発生手段、前記第2の気流発生手段がそれぞれ複数設けられ、
    複数の前記第1の加熱ローラ及び前記第2の加熱ローラは、千鳥状に配置される、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録媒体加熱装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記記録媒体の搬送経路の下流に位置する前記第1の加熱ローラの温度が、前記搬送経路の上流に位置する前記第1の加熱ローラの温度より高くなるように、前記第1の加熱手段を作動させ、
    前記下流に位置する前記第2の加熱ローラの温度が、前記上流に位置する前記第2の加熱ローラの温度より高くなるように、前記第2の加熱手段を作動させる、
    請求項6に記載の記録媒体加熱装置。
  8. 前記第1の気流発生手段が発生させる気流の方向と、前記第2の気流発生手段が発生させる気流の方向とが、同じ方向を向く、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録媒体加熱装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録媒体加熱装置と、
    前記記録媒体加熱装置の前記記録媒体の搬送経路の下流に設けられた、前記記録媒体にインクを印刷する記録装置と、を有する、
    記録媒体加熱システム。
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