JP2001071473A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2001071473A
JP2001071473A JP24861899A JP24861899A JP2001071473A JP 2001071473 A JP2001071473 A JP 2001071473A JP 24861899 A JP24861899 A JP 24861899A JP 24861899 A JP24861899 A JP 24861899A JP 2001071473 A JP2001071473 A JP 2001071473A
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platen
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air flow
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JP24861899A
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Fumihiko Ogasawara
文彦 小笠原
Jun Isozaki
準 磯崎
Yoshihiko Fujimura
義彦 藤村
Yumiko Nanba
由美子 難波
Hisashi Kinoshita
久之 木下
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱輻射エネルギーを大きくすることなく、記
録紙をムラなく乾燥させることができる乾燥装置を得
る。 【解決手段】 リフレクターホルダー34の開口部は、
耐熱ガラスで成形された板材28によって閉塞されてお
り、板材28はプラテン22面に対して平行に配置され
ている。この板材28によって、空気流がリフレクター
32内へ入り込んで、乱流を発生させるということがな
く、リフレクターホルダー34の周りを通過してプラテ
ン22面へ案内される空気流が板材28とプラテン22
とで構成された送風空間50を通り整流される。このた
め、送風空間50内の風速が一定となるので、記録紙P
をムラなく乾燥させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドで印字された記録紙を乾燥処理する乾燥装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式のプリンタでは、吐
出したインクによって記録紙に文字や画像が形成され
る。近年では、高い文字画質を得るため、スロードライ
の黒インクが用いられる反面、印字速度はますます高速
化される。このため、インクの未乾燥が発生しやすくな
るので、乾燥装置でインクを速やかに乾燥させる必要が
ある。
【0003】図6に示すように、特開平8−22487
1号公報に開示された乾燥装置100では、赤外線ヒー
タ102の上面は、ドーム状のフード104で覆われて
おり、赤外線ヒータ102とフード104との間には、
リフレクター106が配置されている。
【0004】また、乾燥装置100には排気ファン10
8が設けられており、フード104の内部は負圧とされ
ている。このフード104には吸気口104Aが形成さ
れており、この吸気口104Aから吸引された外気が記
録紙Pへ向って案内され、赤外線ヒータ102による輻
射熱及び暖められた外気によって記録紙Pを乾燥させる
構成となっている。
【0005】吸気口104Aから吸引された外気は、記
録紙Pへ向って直下した後、記録紙Pの搬送方向の上流
側と下流側に分かれて記録紙Pとハウジング110の内
壁112の下端面112Aとの隙間を通過し、内壁11
2と外壁114との間で構成された送風空間によって排
気ファン108へ案内される。
【0006】しかし、乾燥装置100のハウジング11
0内は、複雑な形状をしており、外気が内壁112の下
端面112Aから記録紙P面上へ案内されるとき、送風
空間の通風面積が極端に変わるので、乱流となり記録紙
P面上での風速分布にバラツキが生じる。
【0007】このため、記録紙P面上の熱輻射エネルギ
ーの分布を一様に設定したとしても、記録紙Pが受ける
エネルギー分布がバラついてしまい、完全に乾燥してい
ない部分が生じてしまう。従って、記録紙Pをムラなく
乾燥させるためには、熱輻射エネルギーを大きくする必
要がある。
【0008】また、乾燥装置内で記録紙Pのつまり等が
発生し、記録紙Pが大きな輻射熱に長時間晒されるよう
な場合、焦げや発煙などを起すことが懸念される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、熱輻射エネルギーを大きくすることなく、記録紙
をムラなく乾燥させることができることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、乾燥領域を区画するハウジング内には、インクジェ
ットヘッドで印字された記録紙を乾燥させる発熱体が設
けられている。この発熱体の下方には、記録紙が搬送さ
れるプラテンが配置されており、リフレクターによって
発熱体の輻射熱がプラテンへ向けて反射される。
【0011】また、発熱体とプラテン面との間には、空
間が構成されており、空気流生成手段によってこの空間
に空気流が生成される。
【0012】一方、空間にはプラテンと対面して整流手
段が設けられており、この整流手段によって空気流が整
流される。このため、乾燥領域内の風速が一定となるの
で、記録紙をムラなく乾燥させることができる。
【0013】また、空気流生成手段として、例えば、吸
気ファンを設け、吸気した外気をハウジングに当て、ハ
ウジングとリフレクターとの間で構成された空間に外気
を流すことで発熱体の過熱を防止し、乾燥領域内の温度
の上昇を抑制する。また、排気ファンを設けることで、
記録紙の印字面に接触した湿気の多い空気が素早く排気
され、ハウジング内の結露を防止することができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、整流手段によ
って整流される空気流の速度を1m/sec以上とす
る。このように、空気流を1m/sec以上として記録
紙面上を通過させることで、乾燥装置内で記録紙のつま
り等が発生して記録紙が輻射熱に長時間晒されるような
場合が生じても、記録紙が過熱することなく、焦げや発
煙等の発生を防止することができる。
【0015】請求項3に記載の発明では、整流手段とプ
ラテンとの間に構成される送風空間の下流側の通風面積
を上流側より狭くする。
【0016】これによって、例えば、乾燥領域内に配置
されたスターホイール等の抵抗物によって、乾燥領域内
の下流側に行くに従って流体エネルギーの損失があって
も、下流側の通風面積を小さくすることで、空気流の速
度の低下を防止することができる。
【0017】請求項4に記載の発明では、整流手段が、
赤外線の透過率が90%以上の板材である。このため、
記録紙面上への熱輻射エネルギーの損失を抑制すること
ができるので、乾燥のために必要な熱輻射エネルギーを
効率良く用いることができる。
【0018】請求項5に記載の発明では、板材が耐熱ガ
ラスである。耐熱ガラスは熱変形温度が高いので、乾燥
領域内でも割れや変形の問題が生じることはない。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本形態に係る
乾燥装置10が示されている。
【0020】この乾燥装置10は、インクジェットヘッ
ド12と隣接して配置されている。ブラック、マゼン
タ、シアン、イエローのインクを噴射する各インクジェ
ットヘッド12は図示しないキャリッジによって搭載さ
れており、このキャリッジが記録紙Pの搬送方向に対し
て直交する方向へ走査し、記録紙Pへインクが噴射され
る。
【0021】インクジェットヘッド12で高速印字され
た記録紙Pはインクジェットヘッド12のノズル幅(図
示省略)分を逐次搬送されながら乾燥装置10へ移送さ
れる。
【0022】この乾燥装置10は発熱体と搬送路面との
間を記録紙Pが通過することで、発熱体の近赤外光、輻
射熱及び温風により、記録紙Pに着弾されたインクの水
分を蒸発させ、記録紙Pの乾燥を行うものである。
【0023】以下、乾燥装置10について、詳細を述べ
る。
【0024】この乾燥装置10には、底面(乾燥領域)
が開口した箱状のハウジング14が備えられている。こ
のハウジング14は、図3に示すように、長方形の板材
の両端を折り曲げて形成されたハウジング保持部材16
(図1及び図2では図示省略)に保持されている。
【0025】このハウジング保持部材16の一対の側壁
16Aの内側下方には、図示しない載置片が固定されて
おり、この載置片にハウジング14が取付けられる。ま
た、側壁16Aの上端部には鍔16Bが架渡されてお
り、ハウジング保持部材16を持ち易くしている。さら
に、側壁16Aの外側には、略C字型の可動レール18
が記録紙P(図1参照)の搬送方向に沿って設けられて
いる。
【0026】一方、ハウジング保持部材16を装填する
本体フレーム20には、プラテン22が設けられてい
る。このプラテン22は、記録紙Pの搬送路面を構成し
ており、プラテン22の天面22Cには矩形穴22Aが
形成され、この矩形穴22Aから搬送ロ−ラ26が露出
し、プラテン22上を記録紙Pが搬送される。
【0027】また、プラテン22の天面22Cには、複
数のリブ22Bが記録紙Pの搬送方向に沿って形成され
ており、記録紙Pが静電気などで搬送路面にくっ付いて
ジャミングすることがないようにしている。
【0028】本体フレーム20の内壁には、可動レール
18が係合可能な一対のガイドレール24が設けられて
おり、可動レール18がガイドレール24と係合して記
録紙Pの搬送方向に沿って摺動する。
【0029】このような構成により、ハウジング14は
本体フレーム20に対して記録紙Pの搬送方向に沿って
プラテン22上を引出し可能となっている。このため、
メンテナンスを行うとき、或いは、記録紙Pのジャムが
発生したときに、ユーザーが容易に対応できる。
【0030】一方、図1及び図2に示すように、ハウジ
ング14の側壁14Bには、複数のスターホイール支持
シャフト70が固定されており、このスターホイール支
持シャフト70には、複数のスターホイール74、76
が回転可能に支持されている。
【0031】このスターホイール74、76は薄肉とな
っており、発熱体としてのハロゲンランプ36からの近
赤外光を遮蔽することはなく、また、未乾燥のインクが
再度記録紙Pに転写しないようにしている。
【0032】スターホイール74は搬送ロ−ラ26に対
向して配置されており、搬送ローラ26に追従して記録
紙Pの搬送力を向上させている。また、スターホイール
74と搬送ロ−ラ26とで記録紙Pを挟持搬送すること
で、記録紙Pが変形している場合や記録紙Pの浮き上が
りに対応可能でジャムの発生を防止できる。
【0033】また、スターホイール76はスターホイー
ル74と搬送ローラ26とのニップ点よりも上方に位置
しており、記録紙Pが乾燥し変形して浮き上がりが生じ
たときのみ、記録紙Pが触れるようになっており、なる
べくスターホイール76が記録紙Pに触れないように配
慮されている。
【0034】一方、ハウジング14の底面には、記録紙
Pの幅方向の全域に渡ってガードワイヤー78が配設さ
れており、スターホイール76の機能を補完する。これ
によって、ハウジング14内の記録紙Pのジャムを低減
させることができる。
【0035】また、ハウジング14の中央部には、側面
視にて角部が切られ、台形状とされた略チャンネル状の
リフレクター32が配置されている。リフレクター32
の内部には、2本のハロゲンランプ36が配設されてお
り、ハロゲンランプ36の近赤外光は記録紙Pに向って
反射される。
【0036】このハロゲンランプ36及びリフレクター
32の長さは、印字される記録紙Pの最大紙幅以上とさ
れており、同じ記録紙P内で乾燥ムラが生じないように
している。
【0037】また、ハロゲンランプ36を複数配置する
ことで、単一のハロゲンランプ36で記録紙Pを乾燥す
る場合と比較すると、近赤外光や輻射熱が集中すること
なく、記録紙Pは均等に乾燥される。
【0038】一方、リフレクター32の天面は、プラテ
ン22と平行に配置されており、このリフレクター32
の外側には、チャンネル状のリフレクターホルダー34
が配設され、リフレクター32を支持している。
【0039】リフレクターホルダー34の開口部(乾燥
領域内)は、耐熱ガラスで成形された板材28によって
閉塞されており、板材28はプラテン22面に対して平
行に配置されている。
【0040】この板材28によって、空気流がリフレク
ター32内へ入り込んで、乱流を発生させるということ
がなく、リフレクターホルダー34の周りを通過してプ
ラテン22面へ案内される空気流が、板材28とプラテ
ン22とで構成された送風空間50を通り整流される。
このため、送風空間50内の風速が一定となるので、記
録紙Pをムラなく乾燥させることができる。
【0041】また、板材28が耐熱ガラスで成形されて
いるため、赤外線の透過率が高い。このため、記録紙面
上への熱輻射エネルギーの損失を抑制することができる
ので、乾燥のために必要な熱輻射エネルギーを効率良く
用いることができる。さらに、耐熱ガラスは熱変形温度
が高いので、乾燥領域内でも割れや変形の問題が生じる
ことはない。
【0042】なお、ここでは、板材28として耐熱ガラ
スを用いたが、これに限るものではなく、赤外線の透過
率が90%以上であり、耐熱性を有する材料であれば良
い。
【0043】また、図4に示すように、板材30を傾斜
させ、下流側の通風面積を上流側の通風面積よりも除々
に小さくしても良い。
【0044】これによって、例えば、乾燥領域内に複数
配置されたスターホイール74、76等によって、乾燥
領域内の下流側に行くに従って流体エネルギーの損失が
あっても、下流側の通風面積を小さくすることで、空気
流の速度の低下を防止することができる。
【0045】さらに、板材28(図2参照)の代わり
に、図5に示すように、ハニカム構造の金属性のメッシ
ュ31を用いても良い。このメッシュ31の穴部31A
は、プラテン22面に対して垂直に形成されている。
【0046】このため、ハロゲンランプ36による輻射
熱エネルギーは遮断されないが、この穴部31Aによっ
てリフレクター側への送風通路が構成され、下流側へ行
くに従って多少風速が低下する傾向がある。
【0047】しかし、メッシュ31がない場合と比較す
ると、乱流の発生がはるかに小さい。また、風速の低下
を防ぐためには、メッシュ31を傾斜させ、下流側の通
風面積を上流側の通風面積よりも小さくすることで解決
される。
【0048】ここで、このメッシュ31は、薄肉の金属
で成形されており、記録紙Pを遮蔽する面積を極力小さ
くしている。また、メッシュ31はハロゲンランプ36
の輻射熱を吸収しないよう鏡面処理されていることが望
ましい。
【0049】一方、図1及び図2に示すように、ハウジ
ング14の天井部からリフレクターホルダー34に向っ
て区画壁38が垂れ下がっている。この区画壁38によ
って、ハウジング14の内側が吸気通路40と排気通路
42に区画されている。
【0050】吸気通路40側の天井部には、吸気ファン
44が設けられている。一方、ハウジング14には、こ
の吸気ファン44とリフレクター32との間に、リフレ
クター32に対して平行に仕切り板46が設けられてお
り、吸気ファン44によって吸気された外気を面で受け
ている。
【0051】このため、吸気ファン44によって吸気さ
れた外気が直下して、ハロゲンランプ36の温度を急激
に下げることがない。従って、記録紙Pの乾燥効率が低
下することがない。
【0052】一方、排気通路42の長手方向の端部に
は、排気ファン62が設けられている。このため、記録
紙Pの印字面に接触した湿気の多い空気が素早く排気さ
れ、ハウジング14の結露を防止することができる。
【0053】また、記録紙Pの乾燥によりインキ中の水
分が含まれた空気及びハロゲンランプ36により温度が
上昇した空気を素早く排気することで、乾燥領域82の
空気の湿度及び温度を一定とすることができ、記録紙P
が焦げたりすることがない。
【0054】次に、ハウジング14内を循環する風の流
れについて説明する。
【0055】図2に示すように、ハウジング14の上部
に配置された吸気ファン44によって外気が吸引され、
ハウジング14内に送り込まれる。吸気ファン44によ
って吸気された外気は一旦、仕切り板46に当たった
後、仕切り板46の端部と区画壁38との間を通過す
る。
【0056】このとき、ハウジング14内に送り込まれ
た外気の風速が、ハウジング14の長手方向の全域に渡
って(搬送される記録紙Pの幅方向に対して)平均化さ
れる。
【0057】次に、外気は仕切り板46とリフレクター
ホルダー34との間に設けられた送風空間66を通過
し、リフレクターホルダー34とハウジング14の側壁
14Aとの間を抜ける。この間に外気はリフレクターホ
ルダー34に伝導された熱で若干暖められ温風となって
いる。
【0058】このハウジング14の側壁14Aには、記
録紙Pの搬送方向へ向って屈曲したガイド片58が設け
られており、仕切り板46によって整流され、リフレク
ターホルダー34と側壁14Aとの間を下方へ向って流
れてきた温風をプラテン22上へ記録紙Pの搬送方向へ
案内している。
【0059】このガイド片58により、温風がハウジン
グ14の側壁14Aの下端部からプラテン22上を記録
紙Pの搬送方向へ確実に案内され、ハウジング14の外
側へ漏れ難くなり、乾燥効率が向上する。
【0060】次に、板材28とプラテン22面との間に
構成される送風空間50へ温風は案内される。この温風
は、板材28によって整流となっているため、乾燥領域
内の風速が一定となり、記録紙Pをムラなく乾燥させる
ことができる。
【0061】また、プラテン22上を搬送される記録紙
Pの印字面は、輻射熱と温風の双方によって記録紙Pに
着弾されたインクが短時間でムラなく乾燥される。ま
た、リフレクターホルダー34の周りに外気が流れてく
ることで、ハロゲンランプ36の過熱を防止すると共
に、周辺付近の上昇を抑えることができる。
【0062】次に、プラテン22上を上流側から下流側
へ抜けた温風は、リフレクターホルダー34とハウジン
グ14の側壁との間を抜け、排気通路42を通じて排気
ファン62によって外部に排気される。
【0063】ここで、送風空間50を流れる空気流の速
度を1m/sec以上としている。このように、空気流
を1m/sec以上で記録紙P面上を通過させること
で、乾燥装置10内で記録紙Pのつまり等が発生し、記
録紙が輻射熱に長時間晒されるような場合が生じても、
記録紙Pが過熱することなく、焦げや発煙等の発生を防
止することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、請求項1
に記載の発明では、乾燥領域内の風速が一定となるの
で、記録紙をムラなく乾燥させることができる。請求項
2に記載の発明では、乾燥装置内で記録紙のつまり等が
発生して記録紙が輻射熱に長時間晒されるような場合が
生じても、記録紙が過熱することなく、焦げや発煙等の
発生を防止することができる。請求項3に記載の発明で
は、乾燥領域内に配置されたスターホイール等によっ
て、乾燥領域内の下流側に行くに従って空気流の速度が
低下する場合でも、下流側の通風面積を小さくすること
で、空気流の速度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る乾燥装置を示す斜視図である。
【図2】本形態に係る乾燥装置を示す側断面図である。
【図3】本形態に係る乾燥装置に用いられるハウジング
を本体フレームから引き出した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本形態に係る乾燥装置に用いられる板材の変形
例を示す側断面図である。
【図5】本形態に係る乾燥装置に用いられる板材の他の
変形例を示す側断面図である。
【図6】従来に係る乾燥装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 乾燥装置 22 プラテン 28 板材(整流手段) 30 板材(整流手段) 31 メッシュ(整流手段) 44 吸気ファン(空気流生成手段) 62 排気ファン(空気流生成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 義彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 難波 由美子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 木下 久之 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C056 HA32 HA34 HA46 HA47 HA49 2C061 AQ05 BB17 BB35 CK11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥領域を区画するハウジング内に設け
    られインクジェットヘッドで印字された記録紙を乾燥さ
    せる発熱体と、前記発熱体の下方に配置され前記記録紙
    が搬送されるプラテンと、前記発熱体の輻射熱を前記プ
    ラテンへ向けて反射させるリフレクターと、を備えた乾
    燥装置において、 前記発熱体と前記プラテン面との間に構成された空間に
    空気流を生成させる空気流生成手段と、前記空間に前記
    プラテンと対面して設けられ前記空気流を整流させる整
    流手段と、を有することを特徴とする乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記整流手段によって整流される空気流
    の速度を1m/sec以上としたことを特徴とする請求
    項1に記載の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記整流手段と前記プラテンとの間に構
    成される送風空間の下流側の通風面積を上流側より狭く
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 前記整流手段が、赤外線の透過率が90
    %以上の板材であることを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記板材が耐熱ガラスであることを特徴
    とする請求項4に記載の乾燥装置。
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