JP3254402B2 - データマージ転送装置 - Google Patents

データマージ転送装置

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JP3254402B2
JP3254402B2 JP3393097A JP3393097A JP3254402B2 JP 3254402 B2 JP3254402 B2 JP 3254402B2 JP 3393097 A JP3393097 A JP 3393097A JP 3393097 A JP3393097 A JP 3393097A JP 3254402 B2 JP3254402 B2 JP 3254402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演算の対象とな
るレコードデータと部分集計演算結果とを合成し最終的
な結果を転送することを目的とする集計演算を行うデー
タ転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開昭64−32367
に示された従来の演算機能付き情報転送方式である。従
来例は下記の構成を有する。基本部分として、一連の指
令からなる転送プログラムを取り出し、解析した指令に
基づき、装置Aと装置Bとの間に介在して情報の転送を
行う情報転送装置において、該転送中のデータに対し
て、特定の演算処理を施す機能指令42〜45を設定
し、上記情報転送装置内に、該機能指令42〜45に後
続する転送指令41を実行中に、該転送指令によって扱
うデータに対して、該機能指令が指示する演算処理を行
う手段31〜35,36a〜36fと、該機能指令42
〜45を実行することによって得られた結果を装置Bに
送出する手段とを設け、上記転送指令41に基づいてデ
ータを転送しながら上記機能指令42〜45が指示する
演算を施して結果を装置Bに転送するように構成する。
【0003】更に、上記機能指令として、機能開始指令
43と、機能終了指令44とを設定し、該機能終結指令
44は、上記機能開始指令43によって指示された演算
を実行して得られた結果を装置Bに送出を指示するよう
に構成する。あるいは、上記機能指令に基づいて、転送
中のデータに対して演算を施す際に、該機能指令43又
は45が指示するフラグ43a又は45bによって該機
能指令43又は45が指示する判定結果が得られる迄
は、該情報転送装置から装置Bへのデータの転送を抑止
するか、又は、該機能指令、43又は45が指示する判
定結果が得られた以降から、装置Bへのデータ転送を抑
止するように制御する。更に、上記機能指令に基づい
て、転送中のデータに対して演算を施す際に、該機能指
令45が指示する判定条件が得られたときのみ、該機能
指令45に定められたデータ値15aを装置Bに送出
し、上記データ値15aを送出した後、再度同じ判定条
件が得られたときには、同様のデータ転送を行うように
構成する。
【0004】更に、上記機能指令に基づいて、転送中の
データに対して演算を施す際に、該機能指令15の、オ
ペランド16にデータの選択指示46bと、該データ選
択指示46bに基づいて選択されたデータに対しての
み、該機能コマンドが指示する演算を施すデータ16a
とを設定し、該機能指令45に基づいて、該情報転送装
置が受け取ったデータから、上記オペランド46が指示
するデータのみを選択し、該選択されたデータに対して
のみ、該機能指示45が指示する演算を施して、該機能
指令45が指示する判定結果が得られたときのみ、該機
能指令45に定められたデータ値45aを装置Bに送出
するように構成する。
【0005】従来技術は、上記構成により以下の動作を
行う。基本的には、一連の指令からなる転送プログラム
を取り出し、解析した指令に基づき、装置Aと装置Bと
の間に介在して、情報の転送を行う情報転送装置、例え
ば、入出力チャネル装置(CHP)において、該転送中
のデータに対して、特定の演算処理を施す機能指令を設
定し、上記情報転送装置内に、該機能指令42に後続す
る転送指令を実行中に、該転送指令によって扱うデータ
に対して、該機能指令が指示する演算処理を行う手段
と、該機能指令を実行することによって得られた結果を
装置Bに送出する手段とを設けてあるので、上記転送指
令に基づいてデータを転送しながら、上記機能指令が指
示する演算を施して、結果を装置Bに転送するように動
作する。
【0006】更に、上記機能指令(コマンド)の中に、
該機能(判定機能)を施す条件が設定されているとき、
例えば「検索機能コマンド(SEARCH)等で、”S
kip Then Start, Start The
n Skip”なる条件」があるとき、該機能指令の上
記の条件に基づいて、判定事象が検出されない時には、
該データ群をI/O⇒CHP迄の転送とし、MSUには
転送しない。そして、上記判定事象が検出されたとき、
それ以降のデータ群をMSUに転送する。または、該判
定事象が検出される迄は、データ群をMSUに転送する
が、該判定事象が検出された以降においては、該データ
群をI/O⇒CHP迄の転送とし、MSUには転送しな
いようにする。上記のデータ転送において、上記判定事
象が検出されたとき、それ以降のデータ群を指定された
データ量だけをMSUに転送するようにする。また更
に、上記のデータ転送において、検索機能の対象となる
データは1レコード(例えば、16バイト)内の特定の
フィールドをマスクデータで指定できるようにし、判定
機能が合致したときのみ、該1レコードのデータのみを
MSUに転送するようにする。
【0007】上記構成の装置でA装置から図9の部分集
計処理をしながらB装置にデータ転送をする動作を考え
る。データベース処理では図9(a)に示すようにレコ
ードのkey1、key2のフィールド毎の区分けによ
り小計を求めるような集計処理を行う。即ち、同一のk
ey組合せ、例えばkey1が0、key2も0のデー
タをF−1フィールドで部分的にいったん合計して、図
9(b)に示すようにその合計を集計処理する。この集
計結果も転送したい場合がある。このとき集計処理の対
象となるレコードデータが配置されている図9(a)の
領域と集計処理の結果得られるデータ領域(図9(b)
の〇印の集計レコード)が処理の都合上異なる場合があ
る。ともかくも集計対象となるレコードデータと部分的
な集計処理の結果データとから図9(b)にしめすよう
な最終処理結果を転送するためには、処理対象となるレ
コードデータ群に、結果データ群を通常は割込ませる必
要がある。また、集計処理の内容は、複数のレコードデ
ータに渡る合計の算出や平均値の算出、値の範囲の算出
等複雑なものがあり、これを従来例で示される方式で実
施する場合、データ転送装置に対する複雑な機能コマン
ド列を作成する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ処理・転
送装置は上記のように構成されており、部分集計や演算
を伴うデータ転送のために複雑な機能コマンド列を作成
する必要があり、また複雑な処理を行うような場合デー
タ転送装置そのものがCPU程度に複雑な構造となると
いった課題があった。
【0009】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたもので、異なる領域に配置された集計対象レ
コードデータと集計結果データとを必要な順に合成して
転送するデータマージ転送装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータマ
ージ転送装置は、転送先に転送すべき主データのアドレ
スを記憶する第1のアドレス記憶部と、転送先に転送す
べき副データのアドレスを記憶する第2のアドレス記憶
部と、転送先のアドレスを記憶する転送先アドレス記憶
部と、第1のアドレス記憶部に記載のデータまたは第2
のアドレス記憶部に記載のデータを上記転送先アドレス
に記載の領域に転送するデータ個数を記憶するデータ個
数記憶部と、所定の順序と数に基づき、第1のアドレス
記憶部に設定された領域のデータと第2のアドレス記憶
部に設定された領域のデータをデータ個数記憶部に設定
された数だけ転送先アドレスに記載の領域に転送制御す
る制御部を備えた。
【0011】また更に、データ個数記憶部に代えて、制
御部にはデータ中の前後のデータ間で差異があることを
示すブレークフラグを検出するブレークフラグ検出機構
を設け、第1のアドレス記憶部または第2のアドレス記
憶部に設定された領域のデータを転送中にこのブレーク
フラグを検出すると、第2のアドレス記憶部または第1
のアドレス記憶部に設定された領域のデータの転送に切
り替えるようにした。
【0012】また更に、ブレークフラグ検出機構は、ブ
レークフラグ領域に記載された転送量を検出して、他方
のアドレス記憶部に設定された領域のデータのこの検出
した転送量に相当する転送に切り替えるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明によるデータマージ転送
装置の一実施の形態を図について説明する。図1におい
て、1はこの発明によるデータ転送装置である。2は主
転送元アドレスを保持する主転送元アドレス記憶装置、
3は副転送元アドレスを保持する副転送元アドレス記憶
装置、4は転送先アドレスを保持する転送先アドレス記
憶装置、5aは転送データ個数記憶装置、5bは転送デ
ータ個数記憶装置への転送データ個数の書込み/読込み
を行うためのアドレスポインタ、6は転送データ個数記
憶装置から取り出された転送データ個数を保持するデー
タ個数カウンタ、7はデータ転送装置の制御を行う制御
部、8は転送するデータを一時的に保持する転送データ
レジスタ、9は主/副転送元アドレス記憶装置と転送先
アドレス記憶装置と転送データ個数記憶装置に必要な値
を設定するためのパラメータ設定バス、10は主または
副転送元アドレス記憶装置の値を選択した結果のアドレ
ス値を転送元に対して送出する転送元アドレス経路、1
1は転送元から読込んだデータを転送データレジスタに
転送するためのデータ読込み経路、12は転送先に対し
てアドレス値を送出する転送先アドレス経路、13は転
送データレジスタから転送先に対してデータを書込むた
めのデータ書込み経路である。
【0014】図1に示す装置の動作について説明する。
この発明によるデータ転送装置1では、予めパラメータ
設定パスを介して主転送元アドレス記憶装置2に転送元
の第1のアドレスを設定し、副転送元アドレス記憶装置
3に転送元の第2のアドレスを設定し、転送先アドレス
記憶装置4に転送先のアドレスを設定し、転送データ個
数記憶装置5aに転送元の第1および第2のアドレスか
ら転送するデータの個数を設定する。データ転送装置1
は動作を開始すると、転送データ個数記憶装置5aのア
ドレスポインタ5bの値を0とし、転送データ個数記憶
装置5aに転送データ個数が1個書込まれると+1回路
によってアドレスポインタの値がインクリメントされ、
転送データ個数記憶装置5aへの転送データ個数の設定
が終了すると再度0となる。これにより転送データ個数
記憶装置5a上には0番地から順次転送データ個数が設
定される。
【0015】データ転送装置1はデータ転送を開始する
と先ず転送データ個数記憶装置5aから1個の転送デー
タ個数を取り出しデータ個数カウンタ6にセットし、ア
ドレスポインタ5bの値を+1回路によってインクリメ
ントする。次いでデータ転送装置1は、主転送元アドレ
ス記憶装置2の値を転送元アドレス経路10に送出し転
送元から1個のデータを転送データレジスタ8に転送す
ると共に、主転送元アドレス記憶装置2の値を+1回路
によってインクリメントしデータ個数カウンタ6の値を
−1回路によってデクリメントする。データ個数カウン
タ6の値が0でない場合、さらに主転送元アドレス記憶
装置2の値を転送元アドレス経路10に送出し、転送元
から1個のデータを転送データレジスタ8に転送すると
同時に、転送先アドレス記憶装置4の値を転送先アドレ
ス経路12に送出し、その時点で転送データレジスタ8
上にあるデータを転送先に書込み、同時に主転送元アド
レス記憶装置2の値を+1回路によってインクリメント
し、データ個数カウンタ6の値を−1回路によってデク
リメントする。
【0016】データ個数カウンタ6の値が0である時は
転送先アドレス記憶装置4の値を転送先アドレス経路1
2に送出し、転送データ記憶装置上のデータを転送先に
書込み、同時に転送データ個数記憶装置から次の転送デ
ータ個数を取り出しデータ転送個数カウンタ5bにセッ
トし、アドレスポインタの値をインクリメントする。次
いで主転送元アドレスからの転送と同様の手順によって
副転送元アドレスからのデータ転送を行い、データ個数
カウンタの値が0となると再度主転送元アドレスからの
データ転送を行う。このような動作を繰り返し、転送デ
ータ個数記憶装置5aに設定された転送データ個数が終
了するまで、主転送元アドレス記憶装置2の示すアドレ
スと、副転送元アドレス記憶装置3の示すアドレスとか
ら転送データ個数記憶装置5aに設定された転送データ
個数づつを交互に転送先アドレスに転送する。
【0017】上述の構成による装置の転送動作を具体例
を用いて説明する。図2は例として地区名と店舗名と製
品名と売り上げによって構成されるデータから、地区・
店舗の製品毎の売り上げ、店舗毎の売り上げ、地区毎の
売り上げをそれぞれ小計として求めた結果を得る動作を
説明する図である。このように、主転送元である集計処
理対象データのある領域図2(a)と副転送元である集
計結果データのある領域図2(b)とは、処理の都合上
異なる領域(テーブル)にある。このような場合に集計
対象となるレコードデータと集計処理の結果データとか
ら図2(c)に示すような最終的に目的とする処理結果
を得るためには処理対象となるレコードデータと結果デ
ータとを配置し直す必要がある。データ転送装置1はこ
の具体例の場合は、まず主転送元から転送するデータ個
数を2とする。主転送元アドレス領域のデータ2ヶの転
送が終わると、次に副転送元から転送するデータ個数を
2とする。この副転送元アドレス領域からのデータ2ヶ
の転送が終わると、更に主転送元からの転送データ個数
を1と設定し、主転送元アドレス領域からのデータ転送
をする。以降、同様な動作を繰り返すことで図2(c)
の最終結果データが得られる。
【0018】実施の形態2.同一目的を他の構成で実現
したデータソート転送装置を説明する。図3は本実施の
形態における装置の構成を示す図である。図3におい
て、図1と同一の符号を付したものは図1での説明と同
等の機能を有するものであり、新規なものとして、19
は転送データレジスタに保持された転送データの一部で
あるブレークフラグの値を制御部に送る経路であり、2
0aは転送データレジスタに保持された転送データの一
部であるブレークフラグである。この装置では、データ
個数記憶部相当を、転送データレジスタが行い、システ
ムとしての前後のデータの特定領域(キー領域)のコー
ドが変ると変化するブレークフラグを設け、このブレー
クフラグを転送データレジスタが記憶する構成とした。
従って、制御部はこのブレークフラグが変化を示さない
間は、同一の転送元アドレス領域からデータ転送を行
い、ブレークフラグが変化すると転送するデータ個数が
終わったとして他方の転送元アドレス領域からのデータ
転送に切り替わる。
【0019】図3の構成の装置ついて動作を説明する。
この発明によるデータ転送装置1では、予めパラメータ
設定パスを介して主転送元アドレス記憶装置2に転送元
の第1のアドレスを設定し、副転送元アドレス記憶装置
3に転送元の第2のアドレスを設定し、転送先アドレス
記憶装置4に転送先のアドレスを設定する。データ転送
装置1はデータ転送を開始すると、主転送元アドレス記
憶装置2の値を転送元アドレス経路10に送出し、転送
元から1個のデータを転送データレジスタ8に転送する
と共に、主転送元アドレス記憶装置2の値を+1回路に
よってインクリメントする。転送データレジスタに格納
されたデータのブレークフラグ部20aの値が0であり
ブレークでない場合は、さらに主転送元アドレス記憶装
置2の値を転送元アドレス経路10に送出して転送元か
ら1個のデータを転送データレジスタ8に転送すると同
時に、転送先アドレス記憶装置4の値を転送先アドレス
経路12に送出しその時点で転送データレジスタ8上に
あるデータを転送先に書込み、同時に主転送元アドレス
記憶装置2の値を+1回路によってインクリメントす
る。ブレークフラグ部20aの値が1でありブレークで
ある場合は、副転送元アドレス記憶装置3の値を転送元
アドレス経路10に送出して転送元から1個のデータを
転送データレジスタ8に転送すると同時に、転送データ
レジスタ8上の値を転送先に書込んだ後、転送元アドレ
スからのデータ転送を再開する。
【0020】同一目的を更に他の構成で実現するデータ
ソート装置を説明する。図4はその装置の構成である。
図において新規な要素として20bは転送データレジス
タに保持された転送データの一部であるブレークデータ
である。その他の要素は、同一の符号を付した図1また
は図3での要素と同等のものである。本構成において
は、ブレークデータは特定の領域、つまりキーフィール
ドでデータに変化があった場合に値が記入され、その値
が続くデータ転送が必要な転送データ個数を表すものと
する。
【0021】図4の構成の装置について動作を説明す
る。主転送元アドレス記憶装置2への第1のアドレスの
設定と、副転送元アドレス記憶装置3への第2のアドレ
スの設定と、転送先アドレス記憶装置4への転送先のア
ドレスの設定は、先の実施の形態と同様である。データ
転送装置1はデータ転送を開始すると、主転送元アドレ
ス記憶装置2の値を転送元アドレス経路10に送出して
転送元から1個のデータを転送データレジスタ8に転送
すると共に、主転送元アドレス記憶装置2の値を+1回
路によってインクリメントする。転送データレジスタ8
に格納されたデータのブレークデータ部20bの値がブ
レークを示していない場合は、さらに主転送元アドレス
記憶装置2の値を転送元アドレス経路10に送出し転送
元から1個のデータを転送データレジスタ8に転送する
と同時に、転送先アドレス記憶装置4の値を転送先アド
レス経路12に送出し、その時点で転送データレジスタ
8上にあるデータを転送先に書込み、同時に主転送元ア
ドレス記憶装置2の値を+1回路によってインクリメン
トする。
【0022】ブレークデータ部20bの値がブレークで
ある場合には、制御部7はそのブレークデータ部20b
の値に従った転送データ個数をデータ転送個数カウンタ
6に設定する。次いで、副転送元アドレス記憶装置3の
値を転送元アドレス経路10に送出し転送元から1個の
データを転送データレジスタ8に転送すると同時に、転
送先アドレス記憶装置4の値を転送先アドレス経路12
に送出し、その時点で転送データレジスタ8にあるデー
タを転送先に書込み、転送先アドレス記憶装置の値をイ
ンクリメントすると共に転送データ個数カウンタ6の値
をデクリメントする。転送データ個数カウンタ6の値が
0でない場合さらに副転送元アドレスからのデータを転
送し、転送データ個数カウンタ6の値が0になると、転
送元を主転送元アドレスに切り替えて主転送元からのデ
ータ転送を再開する。
【0023】上述のように、ブレークフラグまたはブレ
ークデータによっても主転送元と副転送元とを切り替え
て転送先に所定のマージをしながら集計結果、つまり最
終結果データを簡単に転送できる。
【0024】実施の形態3.主転送元アドレス記憶部、
副転送元アドレス記憶部、及びデータ個数記憶部はまと
めて転送情報記憶部としてもよい。図5は本実施の形態
におけるデータソート転送装置の構成を示す図である。
図において、図1等と同一の符号を付したものは図1等
で説明した要素と同等の機能を有するものである。新規
な要素として21aは転送元のアドレスと転送するデー
タ個数を組にした転送情報を記憶する転送情報記憶装置
であり、21bは転送情報記憶装置への転送情報の書込
み/読込みを行うためのアドレスポインタ、22は転送
元アドレスを保持する転送元アドレス記憶装置である。
【0025】図5の構成の装置について動作を説明す
る。この実施の形態におけるデータ転送装置1では、予
めパラメータ設定パスを介して転送先アドレス記憶装置
4に転送先のアドレスを設定し、転送情報記憶装置21
aに転送元からデータ転送する際の転送元アドレスと転
送データ個数を組にした転送情報を設定する。データ転
送装置1は動作を開始すると、転送情報記憶装置21a
のアドレスポインタ21bの値を0とし、転送情報記憶
装置21aに転送情報が1個書込まれると+1回路によ
ってアドレスポインタの値がインクリメントされ、転送
情報記憶装置21aへの転送情報の設定が終了すると再
度0となる。これにより転送情報記憶装置21a上には
0番地から順次転送情報が設定される。
【0026】データ転送装置1はデータ転送を開始する
と、先ず転送情報記憶装置21aから1個の転送情報を
取り出して転送元アドレス記憶装置22に転送情報のア
ドレス部を格納し、データ個数カウンタ6に転送情報の
転送データ個数部を格納する。次いで、転送元アドレス
の値を転送元アドレス経路10に送出し、転送元から1
個のデータを読込み転送データレジスタ8に書込み、同
時に転送元アドレスの値をインクリメントし、データ個
数カウンタの値をデクリメントする。データ個数カウン
タの値が0意外である場合、さらに転送元から次のデー
タを転送データレジスタ8に転送すると共に、転送先ア
ドレス記憶装置22の値を転送先アドレス経路10に送
出し転送データレジスタ8上のデータを転送先に書込
み、転送先アドレスの値をインクリメントする。データ
個数カウンタの値が0である場合、転送情報記憶装置2
1aから次の転送情報を読み出し転送元アドレス記憶装
置22とデータ個数カウンタ6に設定し、転送情報記憶
装置21aのアドレスポインタをインクリメントし、転
送元からのデータ転送を再開する。上述の構成と動作に
よっても、図2(a)、(b)のデータから図2(c)
の最終結果データを転送することができる。
【0027】主転送元アドレス記憶部と、副転送元アド
レス記憶部とを区別して別に設けなくても、転送順序に
従ってこれらのアドレスが順に得られる場合は、これら
を1つにして転送元アドレス記憶部としてもよい。図6
はこの場合の装置の構成図である。図において、図1等
と同一の符号を付したものは図1等での要素と同等のも
のである。
【0028】図6の構成の要素について発明の動作を説
明する。この構成によるデータ転送装置では、予めパラ
メータ設定パスを介して転送先アドレス記憶装置4に転
送先のアドレスを設定する。データ転送装置1はデータ
転送を開始すると、予め設定された単位転送量の値をデ
ータ個数カウンタ6に設定し、付いでパラメータ設定パ
スを介して転送元アドレス記憶装置22に設定された値
を転送元アドレス経路10に送出して転送元よりデータ
を読込み転送データレジスタ8に書込み、同時に転送元
アドレス記憶装置22の値をインクリメントする。デー
タ個数カウンタの値が0でない場合、さらに転送元から
転送データレジスタ8へのデータ転送を行うと同時に、
転送先アドレス記憶装置4の値を転送先アドレス経路1
2に送出し、転送データレジスタ8上のデータを転送先
に書込みデータ個数カウンタ6の値をデクリメントす
る。データ個数カウンタの値が0である場合、データ個
数カウンタ6に単位転送量の値を再設定すると共に、パ
ラメータ設定パスを介して転送元アドレス記憶装置22
に設定された値によって次のデータ転送を行う。
【0029】実施の形態4.この発明のデータソート転
送装置を用いたデータベース処理装置の実施の形態を図
について説明する。図7は本実施の形態におけるデータ
ベース処理装置の構成を示す図である。図において、1
はデータ転送装置、9はデータ転送装置に対するパラメ
ータ設定バス、10はデータ転送装置からの転送元アド
レス経路11はデータ記憶装置からのデータ読み込み経
路、12はデータ記憶装置からの転送先アドレス経路1
3はデータ転送装置からのデータ経路、14は処理対象
データに対して集計処理を行う演算処理装置、16は処
理対象データと集計処理結果データを収納するデータ記
憶装置、17はデータ記憶装置に各伸された処理対象デ
ータ、18はデータ記憶装置に格納された集計結果デー
タである。図ではデータ転送装置の内部を省略してある
が、データ転送装置内部は図1同様である。
【0030】図7の構成の装置について動作を説明す
る。演算処理装置14は、データ記憶装置16上の処理
対象データ17の領域アドレスをデータ転送装置1の主
転送元アドレス記憶装置2に設定し、集計処理結果デー
タ18の領域アドレスをデータ転送装置の副転送元アド
レス記憶装置3に設定し、転送先で最終結果を収納する
領域のアドレスをデータ転送装置の転送先アドレス記憶
装置4に設定する。演算処理装置14は次いで処理対象
データをデータ記憶装置16から読み込みつつ集計演算
の結果を集計処理結果データの収納領域18に格納して
いく。このとき同時に集計結果が得られるまでの処理デ
ータの数をデータ転送装置1の転送データ個数記憶装置
5aに格納し、得られた集計結果データの数をデータ転
送装置1の転送データ個数記憶装置に格納する。演算処
理装置14は処理対象データがなくなるまで集計結果を
行って集計結果を得ると共に、処理対象データと集計結
果データの個数をデータ転送装置1の転送データ個数記
憶装置5aに設定していき、処理対象データなくなると
データ転送装置1によるデータ転送を起動する。データ
転送装置が前述の動作を行うことにより転送先に集計結
果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、第1の
アドレス記憶部と第2のアドレス記憶部とデータ個数記
憶部とを設け、所定の順に切り替えて転送制御するよう
にしたので、複雑なコマンド列を作成してこれらの処理
をやらせながら転送を行うといった時間がかかり規模の
大きな装置が不要になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるデータソー
ト転送装置の構成図である。
【図2】 この発明のデータソート転送装置による動作
を説明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるデータソー
ト転送装置の構成図である。
【図4】 実施の形態2の他のデータソート転送装置の
構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3におけるデータソー
ト転送装置の構成図である。
【図6】 実施の形態3の他のデータソート装置の構成
図である。
【図7】 この発明のデータソート転送装置を使用した
データベース処理装置の構成を示す図である。
【図8】 従来のデータ転送装置の構成図である。
【図9】 データソート転送動作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 データ転送装置、2 主転送元アドレス記憶装置、
3 副転送元アドレス記憶装置、4 転送先アドレス記
憶装置、5a 転送データ個数記憶装置、5b転送デー
タ個数記憶装置アドレスポインタ、6 データ個数カウ
ンタ、7 制御部、8 転送データレジスタ、9 パラ
メータ設定パス、10 転送元アドレス経路、11 デ
ータ読込み経路、12 転送先アドレス経路、13 デ
ータ書込み経路、14 演算処理装置、16 データ記
憶装置、17 処理対象データ、18 集計処理結果デ
ータ、19 制御部へのブレークフラグ(ブレークデー
タ)転送経路、20a ブレークフラグ部、20b ブ
レークデータ部、21a転送情報記憶装置、21b 転
送情報記憶装置アドレスポインタ、22 転送元アドレ
ス記憶装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送先に転送すべき主データのアドレス
    記憶する第1のアドレス記憶部と、 上記転送先に転送すべき副データのアドレスを記憶する
    第2のアドレス記憶部と、 上記転送先のアドレスを記憶する転送先アドレス記憶部
    と、 上記第1のアドレス記憶部に記載のデータまたは第2の
    アドレス記憶部に記載のデータを上記転送先アドレスに
    記載の領域に転送するデータ個数を記憶するデータ個数
    記憶部と、 所定の順序と数に基づき、上記第1のアドレス記憶部に
    設定された領域のデータと第2のアドレス記憶部に設定
    された領域のデータを上記データ個数記憶部に設定され
    た数だけ上記転送先アドレスに記載の領域に転送制御す
    る制御部を備えたデータマージ転送装置。
  2. 【請求項2】 データ個数記憶部に代えて、制御部には
    データ中の前後のデータ間で差異があることを示すブレ
    ークフラグを検出するブレークフラグ検出機構を設け、
    第1のアドレス記憶部または第2のアドレス記憶部に設
    定された領域のデータを転送中に上記ブレークフラグを
    検出すると、第2のアドレス記憶部または第1のアドレ
    ス記憶部に設定された領域のデータの転送に切り替える
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータマー
    ジ転送装置。
  3. 【請求項3】 ブレークフラグ検出機構は、ブレークフ
    ラグ領域に記載された転送量を検出して、他方のアドレ
    ス記憶部に設定された領域のデータの上記検出した転送
    量に相当する転送に切り替えるようにしたことを特徴と
    する請求項2記載のデータマージ転送装置。
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